説明

電子機器の表示装置

【課題】 電子機器に対してユーザが要望する機能を有する変更機器を接続したとき、それらの機能をしめす機種名を表示して機能の把握を容易にする。
【解決手段】 表示部11は、電子的に画像が視覚表示されるとともに電源が切られても当該表示状態が保持する。記憶部7は、電子機器13に接続可能な変更機器A〜Cの固有識別符号を予め記憶する。表示制御部1は、接続された外部装置A〜Cに係る固有識別符号を記憶部7から検索し、固有識別符号を有する機種名を作成するとともに表示部11に書き込み、視覚的に表示制御する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は電子機器の表示装置に係り、例えば複合機(MFP:Multi Function Peripheral)やコンピュータ等の電子機器に適用して好適な表示装置の改良に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、複合機その他電子機器では、当該電子装置の製造メーカ名、当該機器の機種名(モデル名)等を表示した銘板、いわゆるエンブレムを外周に配置することが広く行われている。
【0003】
ところが、それら電子機器は、自社製品として製造販売する以外に、相手先ブランド名で製造販売する場合、機能拡張用機器をオプション接続する場合があるうえ、仕向地向けに種々の表示が必要となる場合もあり、種々のエンブレムを予め用意し、包装して供給する必要があって不経済であった。
【0004】
そこで、例えば特開2006−58689号公報(特許文献1)に示すようなエンブレム収納部や電子機器が提供されている。
【0005】
この特許文献1は、ブランド名や商品名を含む情報が記載されたエンブレムやエンブレムの外観品質を向上するために装着されるエンブレムカバーが、工場からの出荷時は製品に装着されずに同梱され、生産工場とは異なる場所で製品に装着されるエンブレム構体において、同梱されるそれらエンブレムやエンブレムカバーを複数枚収納可能な収納部を備え、エンブレムやエンブレムカバーを製品自体に収納可能に構成し、それらの個別包装等を不要にしたものである。
【特許文献1】特開2006−58689号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述した特許文献1では、依然として対応するモデルやブランド名の数だけエンブレムを複数用意する必要があるし、エンブレムを紛失する心配もあるうえ、エンブレムを収納するのに十分な寸法の開閉カバーを設けられない小型の電子機器にあっては機器の大形化を招き易く、作業も面倒である。
【0007】
さらに、電子機器においては、基本となる本体機能が全く同じで、外部装置をオプション追加することで機能を拡張する場合が多々あり、追加された外部装置の組み合わせで機種名を表示できれば、機種名から機器の仕様が分かり易く、サービスやメンテナンスへの対応が迅速化できる利点がある。
【0008】
このような場合、機種名を変えるためカバーに印刷を行ったりラベルを貼り付けると、製造元側では発注から納期までの時間が長引いて改善が求められていたし、特許文献1では対応困難であった。
【0009】
本発明はそのような課題を解決するためになされたもので、機種名からユーザが要望する機能等が分かり易く、簡単に、その機種名の作成や変更が可能な電子機器の表示装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
そのような課題を解決するために本発明に係る電子機器の表示装置は、電子的に画像が視覚表示されるとともに電源が切られても当該表示状態が保持される表示部と、少なくとも当該電子機器の基本構成を変更するために接続可能な変更機器の固有識別符号を予め記憶した記憶部と、接続された変更機器に係る固有識別符号をその記憶部から検索し組合わせて表示部に書き込んで視覚的に表示制御する表示制御部とを具備している。
【0011】
本発明の電子機器の表示装置では、上記記憶部が当該電子機器の基本構成を示す基本識別符号を予め記憶し、上記表示制御部はその基本識別符号に上記固有識別符号を組合わせてその表示部に表示制御する構成も可能である。
【0012】
本発明の電子機器の表示装置では、上記変更機器が当該電子装置に接続されたか否かを検出する接続検出部を有し、上記表示制御部がその接続検出部が変更機器を検出したとき当該変更機器の固有識別符号をその記憶部から検索して表示制御する構成も可能である。
【0013】
本発明の電子機器の表示装置では、上記変更機器が当該電子装置に接続されるとともに接続された当該変更機器からの固有情報を通信入力する通信部を有し、上記表示制御部が入力されたその固有情報に該当する固有識別符号をその記憶部から検索して表示制御する構成も可能である。
【0014】
本発明の電子機器の表示装置では、当該電子装置に接続される変更機器に係る固有情報の入力を受ける操作入力部を有し、上記表示制御部が入力された固有情報に該当する固有識別符号をその記憶部から検索して表示制御する構成も可能である。
【発明の効果】
【0015】
このような本発明に係る電子機器の表示装置では、当該電子機器に変更機器が接続されると、表示制御部がその変更機器に係る固有識別符号を記憶部から検索して表示制御するから、ユーザの要望によって接続された変更機器に係る固有識別符号がその表示部に視覚的に表示されるとともに電源が切られても当該表示状態が保持され、機種名からユーザの要望する機能等が分かり易く、その機種名の作成や変更も容易である。
【0016】
本発明の電子機器の表示装置において、上記記憶部が当該電子機器の基本構成を示す基本識別符号を予め記憶し、上記表示制御部はその基本識別符号に上記固有識別符号を組合わせてその表示部に表示制御する構成では、変更機器を接続した当該電子機器全体の機能把握が可能である。
【0017】
本発明の電子機器の表示装置において、上記変更機器が当該電子装置に接続されたか否かを検出する接続検出部を有し、上記表示制御部がその接続検出部が変更機器を検出したとき当該変更機器の固有識別符号をその記憶部から検索して表示制御する構成では、単に、変更機器を電子装置に接続しただけで、自動的に機能把握が可能である。
【0018】
本発明の電子機器の表示装置において、上記変更機器が当該電子装置に接続されるとともに接続された当該変更機器からの固有情報を通信入力する通信部を有し、上記表示制御部が入力されたその固有情報に該当する固有識別符号をその記憶部から検索して表示制御する構成では、単に、変更機器を電子装置に接続しただけで、自動的に機能把握が可能である。
【0019】
本発明の電子機器の表示装置において、当該電子装置に接続される変更機器に係る固有情報の入力を受ける操作入力部を有し、上記表示制御部が入力された固有情報に該当する固有識別符号をその記憶部から検索して表示制御する構成では、変更機器を電子装置に接続して自動的に固有情報が取り込まれなくとも、機能把握が可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る電子機器の表示装置の実施の形態を画像形成装置に搭載した状態で示す概略ブロック図である。
【0021】
図1において、本発明に係る表示装置は、主制御部1を中心にして接続検出部3、通信部5、記憶部7、操作パネル部9および表示部11を有して構成され、画像形成装置13例えば複合機の一部を構成している。主制御部1は、接続検出部3、通信部5、記憶部7、操作パネル部9および表示部11を制御するものであるが、詳細は後述する。
【0022】
画像形成装置13には、この電子機器の基本構成を拡張変更するための変更機器、例えば、外部装置Aとして多数の封筒を供給する封筒フィーダ、外部装置Bとしてパンチやステッピング等の後処理用フィニッシャー、外部装置Cとして外部記憶用ICメモリカード等が着脱自在に接続可能になっている。画像形成装置13にはコンピュータ15も接続されるが、この詳細は後述する。
【0023】
接続検出部3は、外部装置Bとしてのフィニッシャーが接続されたか否か検出する例えば機械的なオンオフスイッチであり、画像形成装置13に外部装置Bが接続されたとき、この接続オン信号(検出信号)を接続検出部3の固有情報として主制御部1に出力する機能を有している。
【0024】
画像形成装置13と外部装置Bとの電子的な接続は、図示しないコネクタによって別途なされる。外部装置Aと画像形成装置13との電子的な接続も、同様に、図示しないコネクタによってなされる。
【0025】
通信部5は、外部装置CとしてICメモリカードが接続されるものであり、外部装置Cを識別する固有ID等の固有情報を主制御部1に入力する他、外部装置Cと主制御部1との間で送受信する種々のデータを入出力する機能を有している。
【0026】
記憶部7は、主制御部1の制御の下、当該画像形成装置13の基本構成を変更するために接続可能な外部装置A〜Cの機能を示す各固有識別符号をテーブル状にまとめた管理データを予め記憶する他、画像データ、主制御部1の動作プログラムを格納する例えばハードディスク(HDD)等である。
【0027】
管理データは、例えば図2に示すように、画像形成装置13に係る基本識別符号(123−456)に対して外部装置Aに係る固有識別符号が「a」であり、外部装置Bに係る固有識別部号が「b」、外部装置Cに係る固有識別符号が「c」であるとした一覧であり、後述する操作パネル部9等から設定変更が可能である。
【0028】
操作パネル部9は、例えば図3に示すように、装置本体ケース17の上部に配置され、主制御部1の制御の下、画像形成装置13の動作状態を表示する例えば液晶タイプの表示パネル等と、この表示パネルに重ねられ、画像形成の開始や終了、画像形成に係る設定の他、上述した管理データの設定変更、更に、外部装置Aの固有情報を受付けるタッチスイッチ入力部を有している。すなわち、操作パネル部9は、外部装置Aの固有情報を受付ける操作入力部としての機能を有している。
【0029】
図1に戻って、表示部11は、電子泳動方法や帯電粒子を用いたいわゆる電子ペーパからなるエンブレムであり、駆動電源を印加して視覚的な画像表示状態を形成した後に電源を遮断してもその表示状態が保持され、駆動電源を印加して画像表示状態を変更して再利用可能な機能を有し、主制御部1によって読み書き制御され、上述した図3中の本体ケース17の上部に配置されている。
【0030】
コンピュータ15は、画像形成装置13にネットワーク19を介して接続された従来公知のものであり、例えば上述した外部装置Aに係る固有情報をキーボード15aから入力して画像形成装置13の主制御部1に出力する機能を有している。すなわち、キーボード15aも、外部装置Aに係る固有情報の入力を受ける操作入力部としての機能を有している。
【0031】
なお、コンピュータ15は種々の機能を有するが、本発明の要部ではないので詳細な説明および図示を省略する。
【0032】
主制御部1は、CPU、このCPUの動作プログラムを格納したメモリ部、入出力インターフェース(いずれも図示せず。)を有し、接続検出部3、通信部5、記憶部7、操作パネル部9および表示部11を制御し、それらの機能の一部を担う他、以下の機能を有している。
【0033】
すなわち、主制御部1は、操作パネル部9からの入力指示に基づき、記憶部7に記憶した管理データを作成および変更制御する管理機能を有するとともに、当該画像形成装置13に接続された外部装置A〜Cに係る固有識別符号を記憶部7から検索し、当該画像形成装置13の基本識別符号に外部装置A、B、Cの固有識別符号を組合せて機種名を作成し、これを表示部11に書き込んで視覚的に表示制御する表示制御部として機能している。
【0034】
主制御部1は、外部装置Bが当該画像形成装置13に接続されたと接続検出部3が検出したとき、接続検出部3に該当する固有情報を外部装置Bのものとして対応する固有識別符号を記憶部7から検索し、基本識別符号にそれを組合せ、例えば「123−456−b」といった機種名を形成して表示部11に表示制御し、外部装置Cが当該画像形成装置13に接続されると、通信部5からの外部装置Cに係る固有情報に基づき、外部装置Cに係る固有識別符号を記憶部7から検索して基本識別符号と組合せ、例えば「123−456−c」といった機種名を形成して表示部11に表示制御する。
【0035】
主制御部1は、外部装置Aが当該画像形成装置13に接続され、操作パネル部9又はコンピュータ15からの外部装置Aに係る固有情報に基づき、外部装置Aに係る固有識別符号を記憶部7から検索して基本識別符号と組合せ、例えば「123−456−a」といった機種名を形成して表示部11に表示制御する。
【0036】
主制御部1は、当該画像形成装置13への外部装置A〜Cの接続態様に従って「123−456−ab」、「123−456−bc」、「123−456−abc」のような識別符号を形成し、表示部11に表示制御する(後述する図4参照)。
【0037】
画像形成装置13には、主制御部1の制御の下、印刷された原稿から画像を光学的に読み込んで電子的画像データを印刷ジョブとして生成する公知のスキャナ、印刷用紙に画像データを印刷して排紙する白黒又はカラー印刷する印刷部を有するが、公知のものであるから詳細な説明および図示は省略する。
【0038】
次に、このような本発明の表示装置の動作を説明する。
まず、画像形成装置13に外部装置Aが接続された場合を説明する。
外部装置Aが接続された場合、自動的に外部装置Aに係る固有情報が主制御部1に取込まれないので、操作パネル部9又はコンピュータ15のキーボード15aから外部装置Aに係る固有情報を入力して画像形成装置13の主制御部1に出力すると、主制御部1がその固有情報に基づき外部装置Aに係る固有識別符号を記憶部7から検索し、基本識別符号と組合せ、図4Bのような「123−456−a」といった機種名を形成して表示部11に表示制御する。なお、外部装置A〜Cが接続されない場合の機種名は図4Aのようになる。
【0039】
次に、画像形成装置13に外部装置Bが接続された場合を説明する。
画像形成装置13に外部装置Bが接続されると、接続検出部3が外部装置Bの検出信号を主制御部1に出力するから、主制御部1が検出信号を固有情報として外部装置Bに係る固有識別符号を記憶部7から検索し、基本識別符号と組合せて「123−456−b」といった機種名を形成して表示部11に表示制御する。
【0040】
さらに、画像形成装置13に外部装置Cが接続された場合を説明する。
画像形成装置13に外部装置Cが接続されると、通信部5から外部装置Cの固有情報が主制御部1に出力され、主制御部1がその固有情報に基づき外部装置Cに係る固有識別符号を記憶部7から検索し、基本識別符号と組合せ「123−456−c」といった機種名を形成して表示部11に表示制御する。
【0041】
そして、画像形成装置13に外部装置A〜Cの接続態様に応じて、「123−456−ab」、「123−456−bc」、又は図4Cのような「123−456−abc」といった機種名が表示部11に表示される。
【0042】
なお、図4では、画像形成装置13に接続された外部装置A〜Cの名称や製造販売元のメーカ名を含めた画像が表示されている。
【0043】
このような本発明の電子機器の表示装置では、電子的に画像が視覚表示されるとともに電源が切られても当該表示状態が保持される表示部11と、画像形成装置(電子機器)13の基本構成を示す基本識別符号と当該画像形成装置13の基本構成を変更するために接続可能な外部装置(変更機器)A〜Cの固有識別符号とを予め記憶した記憶部7と、その基本識別符号および接続された外部装置A〜Cに係る固有識別符号とを記憶部7から検索し、その基本識別符号に固有識別符号を組合わせて機種名を作成して表示部11に書き込み、視覚的に表示制御する主制御部(表示制御部)1とを具備している。
【0044】
そのため、ユーザの要望によって接続された外部装置A〜Cに係る固有識別符号を含む機種名が作成されて表示部11に視覚的に表示され、電源が切られても当該表示状態が保持されるうえ、新たに外部装置A〜Cが増設されたり取り外されると、これに従った機種名に変更されるから、機種名に基づきユーザの要望する機能等が分かり易く、その機種名の作成や変更も容易である。
【0045】
また、外部装置Bが接続検出部3を介して当該画像形成装置13に接続されたとき、主制御部1がその接続検出部3に係る固有情報から当該外部装置Bの固有識別符号を記憶部7から検索して機種名を作成表示制御するから、単に、外部装置Bを画像形成装置13に接続しただけで自動的に機種名の作成表示が可能で、機能の把握が容易となる。
【0046】
さらに、外部装置が通信部5を介して当該画像形成装置13に接続されたとき、主制御部1がその固有情報に該当する固有識別符号を記憶部7から検索して機種名を作成表示制御するから、単に、外部装置Cを画像形成装置13に接続しただけで、自動的に機種名機能の作成表示が可能で、機能の把握が容易となる。
【0047】
さらにまた、画像形成装置13に接続される外部装置Aに係る固有情報の入力を受ける操作入力部を有し、入力された固有情報に該当する固有識別符号を主制御部1が記憶部7から検索して機種名を作成表示制御するから、外部装置Aを画像形成装置13に接続して固有情報が取り込まれなくとも、当該外部装置A〜C機能の把握が可能である。
【0048】
ところで、本発明の表示装置においては、必ずしも画像形成装置13の基本識別符号に外部装置A〜Cの固有識別符号とを組合わせて表示部11に表示する構成に限らず、少なくとも接続された外部装置A〜Cの固有識別符号とを組合わせて表示部11に表示すれば、本発明の目的達成が可能であるが、画像形成装置13の基本識別符号に外部装置A〜Cの固有識別符号とを組合わせて機種名として表示すれば、当該画像形成装置13全体の機能把握が可能である。
【0049】
また、本発明の表示装置は、画像形成装置13に限らず、複合機、ファクシミリ機、コンピュータその他電子機器において搭載実施すれば、本発明の効果が得られるし、接続する外部機器A〜CもフィニッシャーやICメモリカードに限らず、内蔵又は外部接続する種々の電子機器において実施可能である。
【0050】
しかも、それら接続機器は、画像形成装置13の基本構成を拡張する拡張機器に限らず、画像形成装置13の基本構成を変更するために接続される変更機器であれば良い。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】本発明に係る表示装置の実施の形態を画像形成装置とともに示す概略ブロック図である。
【図2】本発明の表示装置における管理データ例を示す図である。
【図3】本発明の表示装置を搭載した画像形成装置の外観を説明する外観図である。
【図4】本発明の表示装置における表示態様を説明する図である。
【符号の説明】
【0052】
1 主制御部(表示制御部)
3 接続検出部
5 通信部
7 記憶部
9 操作パネル部(操作入力部)
11 表示部(エンブレム)
13 画像形成装置(電子機器)
15 画像処理装置(コンピュータ)
15a キーボード(操作入力部)
17 本体ケース
19 ネットワーク
A、B、C 外部装置(変更機器)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子的に画像が視覚表示されるとともに電源が切られても当該表示状態が保持される表示部と、
少なくとも当該電子機器の基本構成を変更するために接続可能な変更機器の固有識別符号を予め記憶した記憶部と、
接続された前記変更機器に係る前記固有識別符号を前記記憶部から検索し組合せて前記表示部に書き込んで視覚的に表示制御する表示制御部と、
を具備することを特徴とする電子機器の表示装置。
【請求項2】
前記記憶部は当該電子機器の基本構成を示す基本識別符号を予め記憶し、前記表示制御部は前記基本識別符号に前記固有識別符号を組合わせて前記表示部に表示制御する請求項1記載の電子機器の表示装置。
【請求項3】
前記変更機器が当該電子装置に接続されたか否かを検出する接続検出部を有し、前記表示制御部は前記接続検出部が前記変更機器を検出したとき当該変更機器の前記固有識別符号を前記記憶部から検索して前記表示部に表示制御する請求項1又は2記載の電子機器の表示装置。
【請求項4】
前記変更機器が当該電子装置に接続されるとともに接続された当該変更機器からの固有情報を通信入力する通信部を有し、前記表示制御部は入力された前記固有情報に該当する前記固有識別符号を前記記憶部から検索して前記表示部に表示制御する請求項1〜3いずれか1記載の電子機器の表示装置。
【請求項5】
当該電子装置に接続される前記変更機器に係る固有情報の入力を受ける操作入力部を有し、前記表示制御部は入力された前記固有情報に該当する前記固有識別符号を前記記憶部から検索して前記表示部に表示制御する請求項1〜4いずれか1記載の電子機器の表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−110340(P2009−110340A)
【公開日】平成21年5月21日(2009.5.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−282813(P2007−282813)
【出願日】平成19年10月31日(2007.10.31)
【出願人】(000006150)京セラミタ株式会社 (13,173)
【Fターム(参考)】