説明

電子機器

【課題】所定のスイッチの誤操作を防止することができ、使い勝手にも優れた電子機器を提供する。
【解決手段】斜め方向で隣り合う一対の操作ボタン3a、3bの基部に、夫々他方側へ突出する舌片14を設ける一方、スイッチ基板9上において一対の操作ボタン3a、3bにより操作される2個のキースイッチ7、7間にリセットスイッチ8を設けるとともに、後方への移動によりリセットスイッチ8を操作するリセットスイッチ操作部材11を、本体の内部におけるリセットスイッチ8の前方で、且つ、一対の舌片14、14の後方間に跨るように配置し、一対の操作ボタン3a、3bを同時に押し込み操作することで、リセットスイッチ操作部材11がリセットスイッチ8を操作するように構成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、たとえばテンキーを備えたアクセスコントロール装置等、押し込み操作可能な操作ボタンを複数備えてなる電子機器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、複数の操作ボタンを備えた電子機器において、通常使用しないスイッチを操作する操作ボタン(たとえば、設定スイッチを操作する操作ボタン)は、通常使用する操作ボタンとは異なる位置(たとえば、電子機器本体ケースの側面等)や、たとえば特許文献1に記載されているように通常視認及び操作できない位置(たとえば、本体ケースに設けられた開閉可能なカバー内部)に設けられている。
【0003】
【特許文献1】特開2003−224647号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、通常使用しない操作ボタンを本体ケースの側面等に設けた場合、使用者が本体ケースに触れる等した際に、当該操作ボタンを誤って操作してしまうおそれがあり、不用意に電子機器の各種設定をリセットしてしまうような事態が起こり得る。また、当該操作ボタンをたとえカバー内部等の通常視認及び操作できない位置に設けたとしても、カバーを開放するだけで操作ボタンを容易に操作することができるため、該操作ボタンが電子機器の設定に係るスイッチを操作するような場合には、防犯性に課題が生じる。さらに、カバーに錠を設けるとなると、部材点数が増大する、電子機器が大型化する、施錠/解錠のための鍵の管理が煩わしい等といった問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、所定のスイッチの誤操作を防止することができ、使い勝手にも優れた電子機器を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、複数の第1スイッチを有するスイッチ基板が本体の内部に設置されているとともに、第1スイッチを操作するための複数の操作ボタンが、押し込み操作可能に本体の前面から露出して設けられた電子機器であって、所定方向で隣り合う一対の操作ボタンの本体内部となる位置に、夫々他方側へ突出する舌片を設ける一方、スイッチ基板上において一対の操作ボタンにより操作される2個の第1スイッチ間に第2スイッチを設けるとともに、後方への移動により第2スイッチを操作する操作部材を、本体内部における第2スイッチの前方で、且つ、一対の舌片の後方間に跨るように配置し、一対の操作ボタンを同時に押し込み操作することで、舌片が操作部材を後方へ押圧し、操作部材が第2スイッチを操作することを特徴とする。
この構成によれば、第2スイッチを操作する操作部材を、本体内部に、且つ、操作ボタンの操作に応じて第2スイッチを操作するように設けているため、第2スイッチを操作するための専用の操作ボタンを本体から露出するように設けていた従来の電子機器と比較して、本体の小型化を図ることができる。また、所定方向で隣り合う一対の操作ボタンに、他方側へ突出する舌片を設けるとともに、操作部材を両舌片の後方間に跨るように配置して、一対の操作ボタンを同時に押し込み操作した場合にのみ、操作部材が第2スイッチを操作するように構成しているため、上記従来の電子機器と比較すると、第2スイッチの不用意な誤操作を防止することができる。さらに、誤操作防止のために鍵等も設ける必要がないため、鍵の管理等といった煩わしさがなく、使い勝手が良い。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、不透明な部材により成形されているとともに操作ボタンを露出するボタン窓を開設してなるカバー体を、本体の前面を覆うように取り付け、当該カバー体を取付対象面に固着可能としたことを特徴とする。
この構成によれば、第2スイッチの位置や第2スイッチを操作するための方法が通常の使用者に知られることがない。したがって、当該第2スイッチが電子機器の設定に係るスイッチ等である場合には、防犯性の向上を図ることができる。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、第1スイッチを、複数列複数行に配置するとともに、第2スイッチを、行間と列間とが交わる格子位置に配置したことを特徴とする。
この構成によれば、本体内部の限られたスペースの中で、第2スイッチの設置や操作部材の配置に係るスペースを比較的広く確保することができ、第2スイッチや操作部材の設置が容易となるし、第2スイッチが小さ過ぎることによる接触不良等も生じにくい。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、操作ボタン及び操作部材とスイッチ基板との間に、弾性を有する合成樹脂からなるスイッチカバーを介在させるとともに、スイッチカバーに、操作ボタンの押し込み操作及び操作部材の後方への移動に伴い、第1スイッチ及び第2スイッチを操作するよう動作する操作突起を設けたことを特徴とする。
この構成によれば、スイッチカバーによってスイッチ基板への防水性を向上することができる上、操作部材が直接第2スイッチを操作する電子機器と比較すると、舌片が設けられた操作ボタンを1つだけ押し込み操作した際に第2スイッチが誤操作される事態を防止することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、所定方向で隣り合う一対の操作ボタンの本体内部となる位置に、夫々他方側へ突出する舌片を設ける一方、スイッチ基板上において一対の操作ボタンにより操作される2個の第1スイッチ間に第2スイッチを設けるとともに、後方への移動により第2スイッチを操作する操作部材を、本体内部における第2スイッチの前方で、且つ、一対の舌片の後方間に跨るように配置しており、一対の操作ボタンを同時に押し込み操作することで、舌片が操作部材を後方へ押圧し、操作部材が第2スイッチを操作するように構成しているため、第2スイッチの誤操作防止、本体の小型化等を図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の一実施形態となるアクセスコントロール装置(電子機器)について、図面をもとに説明する。
【0012】
図1は、アクセスコントロール装置1の外観を示した斜視説明図であり、図2は、アクセスコントロール装置1の本体2を示した斜視説明図、図3は、本体2を分解して示した斜視説明図である。尚、図3では、各操作ボタン3前面の表示(0〜9、A、及びB)を省略している。
アクセスコントロール装置1は、テンキーを含む12個の操作ボタン3、3・・を備えた本体2と、本体2の前面を覆うように組み付けられるカバー体4とからなり、後面に本体2が組み付けられたカバー体4を壁面等の取付対象面に固着して使用される。カバー体4は、金属や不透明な合成樹脂等の部材からなり、正面略中央には、本体2に設けられた操作ボタン3、3・・を露出するためのボタン窓5、5・・が開設されている。
【0013】
本体2は、カバー体4の後面に組み付けるためのケース体6と、ケース体6内部に設置され、通常使用するキースイッチ7及び通常使用しないリセットスイッチ8が設けられたスイッチ基板9と、スイッチ基板9の前面を覆うように配置されるスイッチカバー10と、スイッチカバー10の前面に配置され、スイッチカバー10越しにキースイッチ7を操作する12個の操作ボタン3、3・・と、スイッチカバー10の前面に配置され、後述の如くしてスイッチカバー10越しにリセットスイッチ8を操作するリセットスイッチ操作部材11とからなる。尚、12は、ケース体6に開設され、操作ボタン3、3・・を露出するための丸孔である。
【0014】
スイッチ基板9は、基板前面に合計12個のキースイッチ7、7・・が上下方向へ4行、及び左右方向へ3列に並設されてなる。そして、キースイッチ7、7・・の1行目と2行目との行間、及びキースイッチ7、7・・の1列目と2列目との列間が交わる位置にはリセットスイッチ8が設けられている。さらに、キースイッチ7、7・・の1行目と2行目との行間、及びキースイッチ7、7・・の2列目と3列目との列間が交わる位置にもリセットスイッチ8が設けられている。
また、スイッチカバー10は、弾性を有する合成樹脂により成形されたシート状部材であって、キースイッチ7、7・・及びリセットスイッチ8、8の前方となる位置には、操作ボタン3の押し込み操作に応じて前後移動する操作突起13a、13bが前方へ突設されている。当該操作突起13a、13bは、通常、前方へ突出した状態となっており、操作ボタン3の押し込み操作に伴って後方へ押し込まれ、後端部がキースイッチ7又はリセットスイッチ8と接触して各スイッチを操作するようになっている。尚、操作ボタン3の押し込み操作を解除すると、操作突起13a、13bは自身の弾性により前方へ突出する通常の状態へ復帰する。
【0015】
さらに、スイッチカバー10の前方には、カバー状の操作ボタン3、3・・が各操作突起13aの前面を覆うように配置されている。ここで、操作ボタン3、3・・のうち、斜め方向で隣り合う1行1列目の操作ボタン3a及び2行2列目の操作ボタン3bの基部(本体2の組み立て時にケース体6の内部に位置する)には、対向側へ突出する舌片14が一体的に設けられている。また、斜め方向で隣り合う1行2列目の操作ボタン3c及び2行3列目の操作ボタン3dの基部にも、同様の舌片14が対向側へ突設されている。
加えて、スイッチカバー10の前方には、リセットスイッチ8を操作するためのリセットスイッチ操作部材11、11も配置されている。当該リセットスイッチ操作部材11は、板状に形成され、且つ、中央に前方へ突出するカバー部11aが設けられた合成樹脂製部材である。そして、該リセットスイッチ操作部材11は、図4に示す如く、カバー部11aにより各操作突起13bの前面を覆った状態で、且つ、長手方向の両端部11b、11bが対向する舌片14、14の下面間に跨る(すなわち、操作ボタン3aと操作ボタン3bとの舌片14、14下面間、及び操作ボタン3cと操作ボタン3dとの舌片14、14下面間に跨る)ように配置されている。
尚、スイッチカバー10の前面は、操作ボタン3、3・・を取り外すと図5に示すような状態となり、リセットスイッチ操作部材11、11をも取り外すと図6に示すような状態となる。
【0016】
ここで、上記アクセスコントロール装置1の使用について説明する。
アクセスコントロール装置1は、上述したようカバー体4を取付対象面に固着して設置されており、通常、使用者はテンキーを含む12個の操作ボタン3、3・・を所定の順番に押し込み操作して、暗証番号の入力等を行う。このとき、たとえ操作ボタン3a〜3dが個々に押し込み操作されたとしても、リセットスイッチ操作部材11は、カバー部11aを支点として押し込み操作された操作ボタン側へ傾くにすぎず、操作突起13bが後方へ押し込まれる、すなわちリセットスイッチ8が操作されることはない。尚、本体2はカバー体4によって覆われているため、リセットスイッチ操作部材11が使用者に視認されることはない。
【0017】
一方、たとえばアクセスコントロール装置1を含んだシステムを管理する管理者等がアクセスコントロール装置1の設定をリセットしたい場合、一対の操作ボタン3a、3b(又は操作ボタン3c、3d)を同時に押し込み操作すればよい。すると、リセットスイッチ操作部材11が舌片14、14によって後方へ押圧され、ひいては操作突起13bが後方へ押し込まれてリセットスイッチ8が操作され、アクセスコントロール装置1の設定がリセットされる。
【0018】
以上のような構成を有するアクセスコントロール装置1によれば、リセットスイッチ8をキースイッチ7、7・・間に設け、通常1つずつ押し込み操作する操作ボタン3、3・・のうち所定の一対の操作ボタン3、3を同時に操作した場合にのみ、リセットスイッチ8が操作されるように構成している。したがって、リセットスイッチ8を操作するための専用の操作ボタンを備えたアクセスコントロール装置と比較して、装置の小型化等を図ることができる。さらに、該専用の操作ボタンを、たとえ側面等であっても外部に露出して設けられているアクセスコントロール装置と比較すると、リセットスイッチ8の誤操作を防止することができ、誤って設定がリセットされてしまうような事態が生じない。加えて、誤操作を防止するための鍵等を利用する必要がないため、施錠/解錠操作や鍵の管理等といった煩わしさがなく、使い勝手が良い。
また、本体2を覆うように取り付けられたカバー体4を取付対象面に固着して使用するため、リセットスイッチ8の位置やリセットスイッチ8を操作するための方法が通常の使用者に知られることがなく、防犯性の向上を図ることができる。
【0019】
さらに、斜め方向で隣り合う操作ボタン3a〜3dの基部に他方側へ突出する舌片14を設けるとともに、カバー部11aを有する板状のリセットスイッチ操作部材11を、カバー部11aが操作突起13bの前面を覆った状態で、且つ、長手方向の両端部11b、11bが1組の舌片14、14の下面間に跨るように配置するといった比較的単純な構成により、1組の操作ボタン3a、3b(又は操作ボタン3c、3d)が操作された場合にのみリセットスイッチ8を操作可能としている。したがって、複雑な形状や構造を有する部材を用いる必要がなく、低コスト化、組み立て作業の容易化を図ることができる。
さらにまた、リセットスイッチ8が、キースイッチ7、7・・の1行目と2行目との行間及びキースイッチ7、7・・の1列目と2列目との列間が交わる位置や、キースイッチ7、7・・の1行目と2行目との行間及びキースイッチ7、7・・の2列目と3列目との列間に設けられている。したがって、ケース体6内部の限られたスペースの中で、リセットスイッチ8やリセットスイッチ操作部材11の設置に係るスペースとして比較的広いスペースを確保することができ、リセットスイッチ8やリセットスイッチ操作部材11の設置が容易となるし、リセットスイッチ8が小さ過ぎることによる接触不良等も生じない。
加えて、スイッチ基板9の前面に弾性を有する合成樹脂からなるスイッチカバー10を配置して、当該スイッチカバー10に設けられた操作突起13a、13bが前後移動して各スイッチを操作するように構成しているため、スイッチ基板9への防水性の向上を図ることができるのは勿論のこと、リセットスイッチ操作部材の後方に突起を設けて当該突起が直接リセットスイッチを操作するような構造と比較して、たとえば操作ボタン3aのみが押し込み操作された場合におけるリセットスイッチ8の誤操作を確実に防止することができる。
【0020】
なお、本発明に係る電子機器は、上記実施形態に記載の態様に何ら限定されるものではなく、操作ボタン3、スイッチカバー10、リセットスイッチ操作部材11、及びカバー体4等に係る構成を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更することができる。
【0021】
たとえば、上記実施形態では電子機器の一例であるアクセスコントロール装置1について説明しているが、本発明は、アクセスコントロール装置1に何ら限定されることはなく、操作ボタン3を複数備えたもの(たとえば、集合住宅インターホンシステムにおける集合玄関機や管理室親機)であってもよい。
また、操作ボタン3、3・・やリセットスイッチ8の数、配置、及び形状も上記実施形態に記載の態様に限定されることはなく、たとえば操作ボタン3、3・・が一直線に複数個(たとえば5個)配置されており、その所定の操作ボタン3、3間(2個目の操作ボタン3と3個目の操作ボタン3との間)にリセットスイッチ8が配置され、当該一組の操作ボタン3、3を同時に押し込み操作することでリセットスイッチ8を操作するように構成しても何ら問題はない。
【0022】
さらに、キースイッチ7、7・・間に配置する第2スイッチは、リセットスイッチ8に何ら限定されることはなく、電子機器の設定に係るスイッチ(所謂、設定スイッチ)であればよい。
加えて、取付対象面内に埋設するタイプの電子機器であれば、カバー体4をフラット状に形成しても何ら問題はない。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】アクセスコントロール装置の外観を示した斜視説明図である。
【図2】アクセスコントロール装置の本体を示した斜視説明図である。
【図3】本体を分解して示した斜視説明図である。
【図4】リセットスイッチ操作部材近傍を拡大して示した斜視説明図である。
【図5】図4中の操作ボタンを取り外した状態を示した斜視説明図である。
【図6】図5中のリセットスイッチ操作部材を取り外した状態を示した斜視説明図である。
【符号の説明】
【0024】
1・・アクセスコントロール装置(電子機器)、2・・本体、3、3a、3b、3c、3d・・操作ボタン、4・・カバー体、5・・ボタン窓、6・・ケース体、7・・キースイッチ(第1スイッチ)、8・・リセットスイッチ(第2スイッチ)、9・・スイッチ基板、10・・スイッチカバー、11・・リセットスイッチ操作部材(操作部材)、11a・・カバー部、11b・・端部、12・・丸孔、13a、13b・・操作突起、14・・舌片。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の第1スイッチを有するスイッチ基板が本体の内部に設置されているとともに、前記第1スイッチを操作するための複数の操作ボタンが、押し込み操作可能に前記本体の前面から露出して設けられた電子機器であって、
所定方向で隣り合う一対の操作ボタンの前記本体内部となる位置に、夫々他方側へ突出する舌片を設ける一方、
前記スイッチ基板上において前記一対の操作ボタンにより操作される2個の第1スイッチ間に第2スイッチを設けるとともに、後方への移動により前記第2スイッチを操作する操作部材を、前記本体内部における前記第2スイッチの前方で、且つ、一対の前記舌片の後方間に跨るように配置し、
前記一対の操作ボタンを同時に押し込み操作することで、前記舌片が前記操作部材を後方へ押圧し、前記操作部材が前記第2スイッチを操作することを特徴とする電子機器。
【請求項2】
不透明な部材により成形されているとともに前記操作ボタンを露出するボタン窓を開設してなるカバー体を、前記本体の前面を覆うように取り付け、当該カバー体を取付対象面に固着可能としたことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記第1スイッチを、複数列複数行に配置するとともに、前記第2スイッチを、行間と列間とが交わる格子位置に配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記操作ボタン及び前記操作部材と前記スイッチ基板との間に、弾性を有する合成樹脂からなるスイッチカバーを介在させるとともに、前記スイッチカバーに、前記操作ボタンの押し込み操作及び前記操作部材の後方への移動に伴い、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチを操作するよう動作する操作突起を設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の電子機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−205925(P2009−205925A)
【公開日】平成21年9月10日(2009.9.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−46735(P2008−46735)
【出願日】平成20年2月27日(2008.2.27)
【出願人】(000100908)アイホン株式会社 (777)
【Fターム(参考)】