説明

電気を消費する装置のエネルギー消費の測定およびエネルギー消費パターンの判別

【課題】エネルギー消費または電気消費パターンを理解する。
【解決手段】ある実施形態では、一つまたは複数の電子装置が、複数の電気消費装置のそれぞれにおけるエネルギー消費データにアクセスする。各電気消費装置におけるエネルギー消費データは、複数の過去の所定の時間期間のそれぞれについて、その時間期間にわたるその電気消費装置による総合的なエネルギー使用を示す。前記電気消費装置による前記総合的なエネルギー消費は、前記電気消費装置におけるエネルギー測定ユニットが、のちのアクセスのために各時間期間について測定および記録したものである。各エネルギー測定ユニットは実質的に一意的な識別子(ID)を有する。各電気消費装置は独自のエネルギー測定ユニットを有する。前記一つまたは複数の電子装置はさらに、前記エネルギー消費データに基づいて、少なくとも前記複数の過去の所定の時間期間にわたる前記複数の電気消費装置にまたがる一つまたは複数のエネルギー消費パターンを決定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は概括的には電気を消費する装置についてのエネルギー消費の管理に関する。
【背景技術】
【0002】
エネルギー節約は環境上その他の観点からますます重要になりつつある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
スマートなエネルギー・ソリューション(たとえば、エネルギー需要を解決するための環境にやさしくかつコスト効率のよいアプローチの採用)では、エネルギーを消費する装置について合理的なモデルおよび消費予測アルゴリズムを設計する前に、エネルギー消費または電気消費パターンを理解することが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【0004】
【図1】いくつかの電気消費装置を含む第一の例示的なシステムを示す図である。
【図2】いくつかの電気消費装置を含む第二の例示的なシステムを示す図である。
【図3】電気消費装置についてのエネルギー消費パターンを判別する例示的な方法を示す図である。
【図4】例示的なネットワーク環境を示す図である。
【図5】例示的なコンピュータ・システムを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0005】
さまざまなエネルギー関係の用途のために、単一の電気消費装置の、または複数の電気消費装置にまたがってのエネルギー消費または電気消費のパターンを理解することが望ましい。現在、電気消費装置のエネルギー消費を測定する方法がある(たとえば、「キル・ア・ワット(Kill-A-Watt)」電気使用モニタ)が、そのような方法はみな特定の電気コンセントに束縛される。これは、装置があるコンセントから外されて別のコンセントに差し込まれると、第一のコンセントから収集された情報はその装置に無関係になってしまうということである。その結果、その装置の電気消費の全体的なマップを得ることは難しくなる。さらに、複数の電気消費装置が同じコンセントに接続される場合(たとえば延長コードやテーブルタップを使って)、個々の装置についての正確な指示値を得ることはできそうもない。
【0006】
個別的実施形態は、各電気消費装置に電気測定ユニットを結合し、それにより電気測定ユニットが、関連付けられた電気消費装置についてのエネルギー消費またはエネルギー使用情報を収集できるようにする。その電気消費装置があるコンセントから別のコンセントに移されると、関連付けられた電気測定ユニットはその装置と一緒に動き、その電気消費装置についてのエネルギー消費情報の収集は中断されない。さらに、個別的実施形態では、電気消費リーダーが複数の電気消費装置のエネルギー消費情報を収集して、個々の装置についてのまたは複数の装置にまたがってのエネルギー消費パターンを判別できる。
【0007】
図1および図2は、それぞれいくつかの電気消費装置110を含む二つの例示的なシステムを示している。システム中には電気消費装置110がいくつあってもよく(たとえば一つまたは複数)、システム中に異なる型の電気消費装置110があってもよい。たとえば、限定するものではないが、電気消費装置110は家庭電気製品(たとえば、テレビ、冷蔵庫、ストーブ、オーブン、トースター、食器洗い機、洗濯機または洗濯乾燥器)、コンピューティング装置もしくは電子装置(たとえばデスクトップ・コンピュータ、ノートブック・コンピュータ、プリンタ、電話またはサーバー)または電気消費システム(たとえば空調システムまたは照明システム)であってもよい。本開示は任意の型の電気消費装置110を考えている。
【0008】
個別的実施形態では、各電気消費装置110は電気測定ユニット120に結合される。電気消費装置110と電気測定ユニット120を結合するには種々の方法がありうる。本開示は任意の好適な結合手段を考えている。図1に示した例示的なシステムでは、電気測定ユニット120は電気消費装置110内に(たとえば電気消費装置110のコンポーネントとして)組み込まれていてもよい。あるいはまた、図2に示した例示的なシステムでは、電気測定ユニット120は独立した装置であってもよく、電気消費装置110に接続される。たとえば、電気測定ユニット120は、関連付けられた電気消費装置110を電源(たとえばコンセント)に接続する電源コードまたはテーブルタップに組み込まれてもよい。個別的実施形態では、電気消費装置110に供給される電気はまず関連付けられた電気測定ユニット120を通る。
【0009】
個別的実施形態では、電気測定ユニット120は電気測定コンポーネント、計算コンポーネント、記憶コンポーネントおよび通信コンポーネントを含む。電気測定コンポーネントは、該コンポーネントを通って関連付けられた電気消費装置110に流れる全電流を記録しうる。ある実装では、電気測定コンポーネントは電力消費または電流センサーを組み込んでいてもよい。計算コンポーネントは、所与の時刻において関連付けられた電気消費装置110についての全エネルギー使用を計算しうる。供給される電気の電圧(たとえば110Vまたは220V)を知ることによって、全エネルギー使用は全電流に基づいて計算されうる。通信コンポーネントは、たとえば限定するものではないが毎分、毎時または毎日など、あらかじめ定義されたまたはユーザーが指定した頻度または時間的周期もしくは時間期間に基づいて、指示値を集計してもよい。たとえば、エネルギー使用はワット時またはキロワット時で測ってもよい。デフォルトの頻度または周期があって、ユーザーがそれをカスタマイズまたは調整できてもよい。関連付けられた電気消費装置110のエネルギー使用情報は記憶コンポーネントに記憶されてもよい。
【0010】
個別的実施形態では、各電気測定ユニット120は一意的なまたは実質的に一意的な識別子(ID)をもつ。たとえば、限定するものではないが、電気測定ユニット120の識別子はそのインターネット・プロトコル(IP: Internet Protocol)アドレスまたは媒体アクセス制御(MAC: Media Access Control)アドレスまたは世界的一意識別子(UUID: Universally Unique Identifier)であってもよい。本開示は電気測定ユニット120を一意的に同定する任意の好適な手段を考えている。各電気測定ユニット120はその一意的なIDによって同定されてもよい(たとえば特に、システム中に複数の電気測定ユニット120があるとき)。
【0011】
個別的実施形態では、電気消費リーダー130は、各電気消費装置110のエネルギー使用情報を、その電気消費装置110に関連付けられた電気測定ユニット120から収集してもよい。特定の電気測定ユニット120から収集されたエネルギー使用情報は、その電気測定ユニット120のIDによって特定でき、そのため電気消費リーダー130はどのエネルギー使用情報がどのエネルギー消費装置110のものかを判別できる。電気使用リーダー130は各電気測定ユニット120と有線または無線接続を通じて通信できる。たとえば、限定するものではないが、電気消費リーダー130は電気測定ユニット120と、ユニバーサル・シリアル・バス(USB: Universal Serial Bus)接続またはWi-Fi、ブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)、ジグビー(Zigbee)(登録商標)または赤外線(IR)接続を通じて通信してもよい。
【0012】
より具体的には、個別的実施形態では、電気測定ユニット120の通信コンポーネントは、電気消費リーダー130と通信するための通信プロトコルを実装できる。電気測定ユニット120の通信コンポーネントは、電気測定ユニット120の記憶コンポーネントからエネルギー使用情報を取得し、それを随時、または要求があったときに電気消費リーダー130に送ってもよい。ある実装では、システム中の電気消費リーダー130と各電気測定ユニット120との間に標準的な通信インターフェースがあってもよい。この場合、電気消費リーダー130は、同じ通信プロトコルまたは方法を使って、各電気測定ユニット120からエネルギー消費情報を取得できる。
【0013】
図1および図2に示した例示的なシステムでは、電気消費リーダー130は、電気消費装置110または電気測定ユニット120とは別個の独立した装置である。この場合、単一の電気消費リーダー130が複数の電気消費装置110のエネルギー使用情報を、それぞれに関連付けられた電気測定ユニット120を通じて収集してもよい。あるいはまた、個別的実施形態では、電気消費リーダー130は電気測定ユニット120または電気消費装置110内に(電気測定ユニット120または電気消費装置110のコンポーネントとして)組み込まれていてもよい。この場合、電気消費リーダー130は関連付けられた電気消費装置110のエネルギー使用情報を、関連付けられた電気測定ユニット120の記憶コンポーネントから直接取得してもよい。
【0014】
個別的実施形態では、電気消費リーダー130は、個々の電気消費装置110のエネルギー消費情報をユーザーに対して表示してもよい。たとえば、電気消費リーダー130は、電気消費装置110のエネルギー消費情報をユーザーに対して直接表示するための表示コンポーネント(たとえば画面)を含んでいてもよい。あるいはまた、電気消費リーダー130は、ネットワーク機能を有し、ネットワークに接続されていて、エネルギー消費情報がユーザーに対して、ウェブ・ベースのサービス(たとえば、グーグル・パワー・メーター・サービス)を通じて間接的に表示されるのでもよい。
【0015】
さらに、個別的実施形態では、電気消費リーダー130は、電気消費装置110のエネルギー消費情報を集計して、単一の電気消費装置についての、または複数の電気消費装置110にわたっての一つまたは複数のエネルギー消費パターンを決定してもよい。エネルギー消費パターンはまた、直接的または間接的にユーザーに対して表示されてもよい。ある実装では、電気消費リーダー130は、エネルギー消費情報を集計し、エネルギー消費パターンを決定するためのソフトウェア・コンポーネントを含んでいてもよい。各電気測定ユニット120に一意的なIDを与えることにより、電気消費リーダー130のソフトウェア・コンポーネントは、エネルギー消費情報のどのセットがどの電気消費装置110に属するかを判別できる。ソフトウェア・コンポーネントは、システム中のどの特定の電気消費装置110の関連付けられた電気測定ユニット120が電気消費リーダー130に接続されているかと、その配置または構成(たとえばシステムのトポロジー)を判別できてもよい。
【0016】
図3は、電気消費装置についてのエネルギー消費パターンを判別する例示的な方法を示している。個別的実施形態では、電気消費リーダーは、ステップ310に示されるように、電気消費装置のエネルギー消費情報を、その電気消費装置に関連付けられているまたは結合されている電気測定ユニットから取得してもよい。複数の電気消費装置がある場合、電気消費リーダーはそれら利用可能な電気消費装置のそれぞれのエネルギー消費情報を取得してもよい。電気消費装置のエネルギー消費情報は特定の時間期間(たとえば分、時間または日)についてであってもよく、その電気消費装置に関連付けられ結合された電気測定ユニットの一意的なIDによって特定されてもよい。
【0017】
個別的実施形態では、電気消費リーダーは、ステップ320に示されるように、電気消費装置のエネルギー消費情報を集計して、単一の電気消費装置についての、または複数の電気消費装置にわたってのエネルギー消費パターンを決定してもよい。たとえば、特定の電気消費装置が与えられたとして、電気消費リーダーは、その電気消費装置のエネルギー消費情報の複数のセット(たとえば、一日のうちの種々の時間帯または一週間のうちの種々の日のエネルギー消費情報)を集計して、その電気消費装置のエネルギー消費パターンを決定してもよい。もう一つの例として、複数の電気消費装置がある場合、電気消費リーダーは、一つまたは複数の利用可能な電気消費装置のエネルギー消費情報の複数のセットを集計して、それら複数の電気消費装置についてのエネルギー消費パターンを決定してもよい。
【0018】
図3に示される方法は、多くの実際的な用途をもつ。たとえば、電気消費装置はデータ・センターまたはサーバー・ファーム(server farm)におけるサーバーであってもよく、その場合、データ・センターまたはサーバー・ファームのエネルギー消費パターンが決定されてもよい。もう一つの例として、電気消費装置は部屋、家、ビルのフロア、ビル全体または近隣にある諸装置であってもよく、その場合、部屋、家、フロア、ビルまたは近隣のエネルギー消費パターンが決定されてもよい。
【0019】
時に、電気消費装置は内部または外部のバッテリーから電力を受け取ることがある。バッテリーの寿命はバッテリーが電気消費装置に電力を供給する時間の全長さ(たとえば時間数)およびバッテリーが保持する電荷量または電流容量に関係する。図3に示す方法は、バッテリーまたは電気消費装置の期待寿命を推定するために使用してもよい。
【0020】
個別的実施形態は、ネットワーク環境において実装されることもある。図4は例示的なネットワーク環境400を示している。ネットワーク環境400は、一つまたは複数のサーバー420および一つまたは複数のクライアント430を互いに結合するネットワーク410を含む。個別的実施形態では、ネットワーク410はイントラネット、エクストラネット、仮想閉域網(VPN: virtual private network)、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN: local area network)、無線LAN(WLAN)、広域ネットワーク(WAN: wide area network)、都市圏ネットワーク(MAN: metropolitan area network)、インターネットの一部または他のネットワーク410またはそれらのネットワークの二つ以上の組み合わせである。本開示は任意の好適なネットワーク410を考えている。
【0021】
一つまたは複数のリンク450がサーバー420またはクライアント430をネットワーク410に結合する。個別的実施形態では、一つまたは複数のリンク450はそれぞれ一つまたは複数の有線、無線または光学式リンク450を含む。個別的実施形態では、一つまたは複数のリンク450はそれぞれイントラネット、エクストラネット、VPN、LAN、WLAN、WAN、MAN、インターネットの一部または他のリンク450または二つ以上のそのようなリンク450の組み合わせを含む。本開示は、サーバー420とクライアント430をネットワーク410に結合する任意の好適なリンク450を考えている。
【0022】
個別的実施形態では、各サーバー420は、単体のサーバーであってもよいし、あるいは複数のコンピュータまたは複数のデータ・センターにまたがる分散型のサーバーであってもよい。サーバー420はさまざまな型のものであってもよく、たとえば、限定するものではないが、ウェブ・サーバー、ニュース・サーバー、メール・サーバー、メッセージ・サーバー、広告サーバー、ファイル・サーバー、アプリケーション・サーバー、交換サーバー、データベース・サーバーまたはプロキシ・サーバーなどでもよい。個別的実施形態では、各サーバー420は、サーバー420によって実装またはサポートされる適切な機能を実行するための、ハードウェア、ソフトウェアまたは組み込み論理コンポーネントまたは二つ以上のそのようなコンポーネントの組み合わせを含んでいてもよい。たとえば、ウェブ・サーバーは一般にウェブ・ページまたはウェブ・ページの個々の要素を含むウェブサイトをホストする機能をもつ。より具体的には、ウェブ・サーバーはHTMLファイルまたは他の型のファイルをホストしてもよく、あるいは要求があったときに動的にファイルを生成または構成して、クライアント430からのHTTPまたは他の要求に応答してそれをクライアント430に通信してもよい。メール・サーバーは一般にさまざまなクライアント430に電子メール・サービスを提供する機能をもつ。データベース・サーバーは一般に、一つまたは複数のデータ記憶部に記憶されたデータを管理するためのインターフェースを提供する機能をもつ。
【0023】
個別的実施形態では、一つまたは複数のデータ記憶装置440が一つまたは複数のサーバー420に一つまたは複数のリンク450を介して通信上リンクされてもよい。個別的実施形態では、データ記憶装置440はさまざまな型の情報を記憶するために使われてもよい。個別的実施形態では、データ記憶装置440に記憶された情報は、特定のデータ構造に従って編成されていてもよい。個別的実施形態では、各データ記憶装置440はリレーショナル・データベースであってもよい。個別的実施形態は、サーバー420またはクライアント430が、データ記憶装置440に記憶された情報を管理する、たとえば取得、修正、追加または削除することをできるようにするインターフェースを提供してもよい。
【0024】
個別的実施形態では、各クライアント430は、クライアント430によって実装またはサポートされる適切な機能を実行する機能をもつ、ハードウェア、ソフトウェアまたは組み込み論理コンポーネントまたは二つ以上のそのようなコンポーネントの組み合わせを含んでいてもよい。たとえば、限定するものではないが、クライアント430はデスクトップ・コンピュータ・システム、ノートブック・コンピュータ・システム、ネットブック・コンピュータ・システム、ハンドヘルド電子装置または携帯電話であってもよい。本開示は任意の好適なクライアント430を考えている。クライアント430は、クライアント430のところにいるネットワーク・ユーザーがネットワーク430にアクセスできるようにしてもよい。クライアント430は、そのユーザーが、他のクライアント430のところにいる他のユーザーと通信できるようにしてもよい。
【0025】
クライアント430はマイクロソフト・インターネット・エクスプローラー、グーグル・クロームまたはモジラ・ファイアフォックスといったウェブ・ブラウザ432を有していてもよく、一つまたは複数のアドオン、プラグインまたはツールバーまたはヤフー・ツールバーといった他の拡張を有していてもよい。クライアント430のところにいるユーザーは、ウェブ・ブラウザ432をサーバー420に差し向ける一様リソース位置指定子(URL: Uniform Resource Locator)または他のアドレスを入力してもよく、ウェブ・ブラウザ432はハイパー・テキスト転送プロトコル(HTTP: Hyper Text Transfer Protocol)要求を生成し、該HTTP要求をサーバー420に通信してもよい。サーバー420はHTTP要求を受け容れ、該HTTP要求に応答して、クライアント430に一つまたは複数のハイパーテキスト・マークアップ言語(HTML: Hyper Text Markup Language)ファイルを通信してもよい。クライアント430は、ユーザーへの提示のためにサーバー420からのHTMLファイルに基づいてウェブ・ページをレンダリングしてもよい。本開示は任意の好適なウェブ・ページ・ファイルを考えている。一例として、限定するわけではないが、ウェブ・ページは、個別のニーズに応じて、HTMLファイル、拡張可能ハイパーテキスト・マークアップ言語(XHTML: Extensible Hyper Text Markup Language)ファイルまたは拡張可能マークアップ言語(XML: Extensible Markup Language)ファイルからレンダリングされてもよい。そのようなページはまた、限定するものではないがたとえば、ジャバスクリプト、ジャバ、マイクロソフト・シルヴァーライト(SILVERLIGHT)で書かれているようなスクリプトやAJAX(Asynchronous JAVASCRIPT(登録商標) and XML[非同期ジャバスクリプトおよびXML])のようなマークアップ言語とスクリプトの組み合わせなどを実行してもよい。ここで、適切な場合には、ウェブ・ページへの言及は、(該ウェブ・ページを表現するためにブラウザーが使用しうる)一つまたは複数の対応するウェブ・ページ・ファイルを包含し、逆もまたしかりである。
【0026】
個別的実施形態は、一つまたは複数のコンピュータ・システム上で実装されてもよい。図5は、例示的なコンピュータ・システム500を示している。たとえば、システム500は、図1および図2に示される電気消費リーダーであってもよい。個別的実施形態では、一つまたは複数のコンピュータ・システム500が、本稿で記載または図示される一つまたは複数の方法の一つまたは複数のステップを実行する。個別的実施形態では、一つまたは複数のコンピュータ・システム500は本稿で記載または図示される機能を提供する。個別的実施形態では、一つまたは複数のコンピュータ・システム500上で走るソフトウェアが本稿で記載または図示される一つまたは複数の方法の一つまたは複数のステップを実行し、あるいは本稿で記載または図示される機能を提供する。個別的実施形態は、一つまたは複数のコンピュータ・システム500の一つまたは複数の部分を含む。
【0027】
本開示は、任意の好適な数のコンピュータ・システム500を考えている。本開示は、任意の好適な物理的形態を取るコンピュータ・システム500を考えている。例として、限定するわけではないが、コンピュータ・システム500は組み込みコンピュータ・システム、システム・オン・チップ(SOC: system-on-chip)、単一ボード・コンピュータ・システム(SBC: single-board computer system)(たとえばコンピュータ・オン・モジュール(COM: computer-on-module)またはシステム・オン・モジュール(SOM: system-on-module)のような)、デスクトップ・コンピュータ・システム、ラップトップまたはノートブック・コンピュータ・システム、対話的キオスク、メインフレーム、コンピュータ・システムのメッシュ、携帯電話、携帯情報端末(PDA: personal digital assistant)、サーバーまたはこれらの二つ以上の組み合わせであってもよい。適宜、コンピュータ・システム500は一つまたは複数のコンピュータ・システム500を含んでいてもよいし、単体でも分散式でもよいし、複数の位置にまたがってもよいし、複数の機械にまたがってもよいし、クラウドに存在してもよい。クラウドは、一つまたは複数のネットワークにおける一つまたは複数のクラウド・コンポーネントを含んでいてもよい。適宜、一つまたは複数のコンピュータ・システム500は、実質的な空間的または時間的制約なしに、本稿で記載または図示される一つまたは複数の方法の一つまたは複数のステップを実行してもよい。一例として、限定するわけではないが、一つまたは複数のコンピュータ・システム500は、リアルタイムで、あるいはバッチ・モードで、本稿で記載または図示される一つまたは複数の方法の一つまたは複数のステップを実行してもよい。一つまたは複数のコンピュータ・システム500は、本稿で記載または図示される一つまたは複数の方法の一つまたは複数のステップを、適切な場合には、異なる複数の時間に、あるいは異なる複数の位置で、実行してもよい。
【0028】
個別的実施形態では、コンピュータ・システム500はプロセッサ502、メモリ504、記憶装置506、入出力(I/O)インターフェース508、通信インターフェース510およびバス512を含む。本開示は具体的な数の具体的なコンポーネントを具体的な構成で有する具体的なコンピュータ・システムを記載および図示しているが、本開示は任意の好適な数の任意の好適なコンポーネントを任意の好適な構成で有する任意の好適なコンピュータ・システムを考えている。
【0029】
個別的実施形態では、プロセッサ502は、コンピュータ・プログラムをなす命令のような命令を実行するためのハードウェアを含む。一例として、限定するわけではないが、命令を実行するために、プロセッサ502は内部レジスタ、内部キャッシュ、メモリ504または記憶装置506から命令を取得(またはフェッチ)し、それらの命令をデコードおよび実行し、次いで一つまたは複数の結果を内部レジスタ、内部キャッシュ、メモリ504または記憶装置506に書き込んでもよい。個別的実施形態では、プロセッサ502はデータ、命令またはアドレスのための一つまたは複数の内部キャッシュを含んでいてもよい。本開示は、適宜、任意の好適な数の任意の好適な内部キャッシュを含むプロセッサ502を考えている。一例として、限定するわけではないが、プロセッサ502は一つまたは複数の命令キャッシュ、一つまたは複数のデータ・キャッシュおよび一つまたは複数のトランスレーション・ルックアサイド・バッファ(TLB: translation lookaside buffer)を含んでいてもよい。命令キャッシュ中の命令は、メモリ504または記憶装置506中の命令のコピーであってもよく、命令キャッシュはプロセッサ502によるそれらの命令の取得を高速化しうる。データ・キャッシュ中のデータはプロセッサ502で実行中の命令が作用するメモリ504または記憶装置506中のデータのコピーであってもよく、プロセッサ502で実行されるその後の命令によるアクセスのためまたはメモリ504もしくは記憶装置506への書き込みのための、プロセッサ502で実行された前の命令の結果であってもよく、あるいは他の好適なデータであってもよい。データ・キャッシュは、プロセッサ502による読み出しまたは書き込み動作を高速化しうる。TLBは、プロセッサ502のための仮想アドレス変換を高速化しうる。個別的実施形態では、プロセッサ502は、データ、命令またはアドレスのための一つまたは複数の内部レジスタを含んでいてもよい。本開示は、適宜、任意の好適な数の任意の好適な内部レジスタを含むプロセッサ502を考えている。適切な場合には、プロセッサ502は、一つまたは複数の算術論理ユニット(ALU: arithmetic logic unit)を含んでいてもよく、マルチコア・プロセッサであってもよく、あるいは一つまたは複数のプロセッサ502を含んでいてもよい。本開示は具体的なプロセッサを記載および図示しているが、本開示は任意の好適なプロセッサを考えている。
【0030】
個別的実施形態では、メモリ504は、プロセッサ502が実行するための命令およびプロセッサ502が作用するためのデータを記憶するためのメイン・メモリを含む。一例として、限定するわけではないが、コンピュータ・システム500は記憶装置506または他の源(たとえば別のコンピュータ・システム500のような)から命令をメモリ504にロードしてもよい。プロセッサ502は次いでメモリ504からの命令を内部レジスタまたは内部キャッシュにロードしてもよい。命令を実行するために、プロセッサ502は内部レジスタまたは内部キャッシュから命令を取得し、それをデコードしてもよい。命令の実行中または実行後に、プロセッサ502は一つまたは複数の結果(これは中間結果であってもよいし、最終結果であってもよい)を内部レジスタまたは内部キャッシュに書き込んでもよい。プロセッサ502は次いでそれらの結果のうちの一つまたは複数をメモリ504に書き込んでもよい。個別的実施形態では、プロセッサ502は、(記憶装置506やその他の箇所ではなく)一つまたは複数の内部レジスタまたは内部キャッシュ内またはメモリ504内の命令のみを実行し、(記憶装置506やその他の箇所ではなく)一つまたは複数の内部レジスタまたは内部キャッシュ内またはメモリ504内のデータに対してのみ演算する。一つまたは複数のメモリ・バス(これはそれぞれアドレス・バスおよびデータ・バスを含んでいてもよい)がプロセッサ502をメモリ504に結合してもよい。バス512は後述するように一つまたは複数のメモリ・バスを含んでいてもよい。個別的実施形態では、一つまたは複数のメモリ管理ユニット(MMU: memory management unit)がプロセッサ502とメモリ504との間に存在し、プロセッサ502によって要求されるメモリ504へのアクセスを容易にする。個別的実施形態では、メモリ504はランダム・アクセス・メモリ(RAM)を含む。このRAMは適切であれば揮発性メモリであってもよい。適切であれば、このRAMは動的RAM(DRAM)または静的RAM(SRAM)であってもよい。さらに、適切であれば、このRAMは単一ポートまたはマルチポートのRAMであってもよい。本開示は任意の好適なRAMを考えている。メモリ504は適宜一つまたは複数のメモリ504を含んでいてもよい。本開示は具体的なメモリを記述および図示しているが、本開示は任意の好適なメモリを考えている。
【0031】
個別的実施形態では、記憶装置506はデータまたは命令についての大容量記憶装置を含む。一例として、限定するわけではないが、記憶装置506はHDD、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、フラッシュ・メモリ、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープまたはユニバーサル・シリアル・バス(USB: Universal Serial Bus)ドライブまたはこれらのうち二つ以上の組み合わせを含んでいてもよい。記憶装置506は、適宜、リムーバブルまたは非リムーバブルな(すなわち固定式の)メディアを含んでいてもよい。記憶装置506は適宜コンピュータ・システム500の内部または外部であってもよい。個別的実施形態では、記憶装置506は不揮発性の半導体メモリであってもよい。個別的実施形態では、記憶装置506は読み出し専用メモリ(ROM)を含む。適切であれば、このROMはマスク・プログラムされたROM、プログラム可能型ROM(PROM)、消去可能型PROM(EPROM)、電気的消去可能型EPROM(EEPROM)、電気的変更可能型ROM(EAROM)またはフラッシュ・メモリまたはこれらのうち二つ以上の組み合わせであってもよい。本開示は、任意の好適な物理的形態を取る大容量記憶装置506を考えている。記憶装置506は、適宜、プロセッサ502と記憶装置506の間の通信を容易にする一つまたは複数の記憶装置制御ユニットを含んでいてもよい。適切であれば、記憶装置506は一つまたは複数の記憶装置506を含んでいてもよい。本開示は具体的な記憶装置を記載および図示するが、本開示は任意の好適な記憶装置を考えている。
【0032】
個別的実施形態では、I/Oインターフェース508は、コンピュータ・システム500と一つまたは複数のI/O装置との間の通信のための一つまたは複数のインターフェースを提供するためのハードウェア、ソフトウェアまたはその両方を含む。コンピュータ・システム500は適宜、これらのI/O装置の一つまたは複数を含んでもよい。これらのI/O装置の一つまたは複数は、人とコンピュータ・システム500の間の伝達を可能にしうる。一例として、限定するわけではないが、I/O装置はキーボード、キーパッド、マイクロホン、モニタ、マウス、プリンタ、スキャナ、スピーカー、スチール・カメラ、スタイラス、タブレット、タッチスクリーン、トラックボール、ビデオ・カメラ、他の好適なI/O装置またはこれらのうちの二つ以上の組み合わせを含んでいてもよい。I/O装置は一つまたは複数のセンサーを含んでいてもよい。本開示は任意の好適なI/O装置およびそのための任意の好適なI/Oインターフェース508を考えている。適切であれば、I/Oインターフェース508は、プロセッサ502がこれらのI/O装置の一つまたは複数を駆動できるようにする一つまたは複数の装置またはソフトウェア・ドライバを含んでいてもよい。I/Oインターフェース508は、適宜、一つまたは複数のI/Oインターフェース508を含んでいてもよい。本開示は具体的なI/Oインターフェースを記載および図示しているが、本開示は任意の好適なI/Oインターフェースを考えている。
【0033】
個別的実施形態では、通信インターフェース510は、コンピュータ・システム500と一つまたは複数の他のコンピュータ・システム500または一つまたは複数のネットワークとの間の通信(たとえばパケット・ベースの通信)のための一つまたは複数のインターフェースを提供するハードウェア、ソフトウェアまたはその両方を含む。一例として、限定するわけではないが、通信インターフェース510は、イーサネット(登録商標)または他の有線ベースのネットワークと通信するためのネットワーク・インターフェース・コントローラ(NIC: network interface controller)またはネットワーク・アダプター、あるいはWI-FIネットワークのような無線ネットワークと通信するための無線NIC(WNIC)または無線アダプターを含んでいてもよい。本開示は任意の好適なネットワークおよびそのための任意の好適な通信インターフェース510を考えている。一例として、限定するわけではないが、コンピュータ・システム500はアドホック・ネットワーク、パーソナル・エリア・ネットワーク(PAN)、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)、都市圏ネットワーク(MAN)またはインターネットの一つまたは複数の部分またはこれらのうちの二つ以上の組み合わせと通信してもよい。これらのうち一つまたは複数のネットワークの一つまたは複数の部分は有線または無線であってもよい。一例として、コンピュータ・システム500は無線PAN(WPAN)(たとえばブルートゥースWPANのような)、WI-FIネットワーク、WI-MAXネットワーク、携帯電話ネットワーク(たとえばグローバル移動通信システム(GSM(登録商標): Global System for Mobile Communications)ネットワーク)または他の好適な無線ネットワークまたはこれらのうちの二つ以上の組み合わせと通信してもよい。コンピュータ・システム500は、適宜、これらのネットワークのうちの任意のネットワークのために、任意の好適な通信インターフェース510を含んでいてもよい。通信インターフェース510は、適宜、一つまたは複数の通信インターフェース510を含んでいてもよい。本開示は具体的な通信インターフェースを記載および図示するが、本開示は任意の好適な通信インターフェースを考えている。
【0034】
個別的実施形態では、バス512は、コンピュータ・システム500のコンポーネントを互いと結合するハードウェア、ソフトウェアまたはその両方を含む。一例として、限定するわけではないが、バス512は、加速グラフィクス・ポート(AGP: Accelerated Graphics Port)または他のグラフィクス・バス、向上業界標準アーキテクチャ(EISA: Enhanced Industry Standard Architecture)バス、フロントサイド・バス(FSB: front-side bus)、ハイパートランスポート(HT: HYPERTRANSPORT)相互接続、業界標準アーキテクチャ(ISA: Industry Standard Architecture)バス、インフィニバンド(INFINIBAND)相互接続、低ピン数(LPC: low-pin-count)バス、メモリ・バス、マイクロチャネル・アーキテクチャ(MCA: Micro Channel Architecture)バス、周辺コンポーネント相互接続(PCI: Peripheral Component Interconnect)バス、PCIエクスプレス(PCI-X: PCI-Express)バス、シリアル先進技術アタッチメント(SATA: serial advanced technology attachment)バス、ビデオ電子標準協会ローカル(VLB)バス(Video Electronics Standards Association local bus)または他の好適なバスまたはこれらのうち二つ以上の組み合わせを含んでいてもよい。バス512は適宜一つまたは複数のバス512を含んでいてもよい。本開示は具体的なバスを記載および図示しているが、本開示は任意の好適なバスまたは相互接続を考えている。
【0035】
本稿において、コンピュータ可読記憶媒体への言及は、構造を有する一つまたは複数の非一時的な有形のコンピュータ可読記憶媒体を包含する。一例として、限定するわけではないが、コンピュータ可読記憶媒体は、適宜、半導体ベースのまたは他の集積回路(IC)(たとえば、現場プログラム可能なゲート・アレイ(FPGA: field-programmable gate array)または特定用途向けIC(ASIC: application-specific IC))、ハードディスク、HDD、ハイブリッド・ハードドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスクドライブ(ODD)、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピーディスク、フロッピーディスクドライブ(FDD)、磁気テープ、ホログラフィー記憶媒体、固体式ドライブ(SSD: solid-state drive)、RAMドライブ、セキュア・デジタル(SECURE DIGITAL)カード、セキュア・デジタル(SECURE DIGITAL)ドライブまたは他の好適なコンピュータ可読記憶媒体またはこれらのうちの二つ以上の組み合わせを含んでいてもよい。本稿では、コンピュータ可読記憶媒体への言及は、特許法のもとでの特許保護の資格のない媒体は除外する。本稿では、コンピュータ可読記憶媒体への言及は、信号伝達の一時的な形(伝搬する電気または電磁信号自身のような)は、それが特許法のもとでの特許保護の対象でない限りにおいて、除外する。コンピュータ可読な非一時的な記憶媒体は適宜、揮発性、不揮発性または揮発性と不揮発性の組み合わせであってもよい。
【0036】
本開示は、任意の好適な記憶を実装する一つまたは複数のコンピュータ可読記憶媒体を考えている。個別的実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体は、適宜、プロセッサ502の一つまたは複数の部分(たとえば一つまたは複数の内部レジスタまたはキャッシュのような)、メモリ504の一つまたは複数の部分、記憶装置506の一つまたは複数の部分またはこれらの組み合わせを実装する。個別的実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体はRAMまたはROMを実装する。個別的実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体は揮発性または持続性メモリを実装する。個別的実施形態では、一つまたは複数のコンピュータ可読記憶媒体がソフトウェアを具現する。本稿において、ソフトウェアへの言及は、適宜、一つまたは複数のアプリケーション、バイトコード、一つまたは複数のコンピュータ・プログラム、一つまたは複数の実行可能形式、一つまたは複数の命令、論理、機械コード、一つまたは複数のスクリプトまたはソース・コードを包含し、逆もまたしかりである。個別的実施形態では、ソフトウェアは一つまたは複数のアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)を含む。本開示は、任意の好適なプログラミング言語またはプログラミング言語の組み合わせで書かれたまたは他の仕方で表現された任意の好適なソフトウェアを考えている。個別的実施形態では、ソフトウェアはソース・コードまたはオブジェクト・コードとして表現される。個別的実施形態では、ソフトウェアはたとえばC、Perlまたはそれらの好適な拡張のような高レベル・プログラミング言語で表現される。個別的実施形態では、ソフトウェアは、アセンブリ言語(または機械コード)のような低レベル・プログラミング言語で表現される。個別的実施形態では、ソフトウェアはジャバ、CまたはC++で表現される。個別的実施形態では、ソフトウェアはハイパーテキスト・マークアップ言語(HTML)、拡張可能マークアップ言語(XML)または他の好適なマークアップ言語で表現される。
【0037】
本願において、「または」/「もしくは」は、そうでないことが明示的に示されているかコンテキストから示されているのでない限り、包含的であって、排他的ではない。したがって、本稿において、「AまたはB」は、そうでないことが明示的に示されているかコンテキストから示されているのでない限り、「A、Bまたは両方」を意味する。さらに、「および」/「ならびに」は、そうでないことが明示的に示されているかコンテキストから示されているのでない限り、合同および各個の両方である。したがって、本稿において、「AおよびB」は、そうでないことが明示的に示されているかコンテキストから示されているのでない限り、「AおよびBが合同して、または各個に」を意味する。
【0038】
本開示は、当業者が把握するような本稿に記載される例示的実施形態へのあらゆる変更、置換、変形、改変および修正を包含する。同様に、適切であれば、付属の請求項は、当業者が把握するような本稿に記載される例示的実施形態へのあらゆる変更、置換、変形、改変および修正を包含する。さらに、付属の請求項における、装置もしくはシステムまたは装置もしくはシステムのコンポーネントがある特定の機能を実行するよう適応されている、構成されている、機能を与えられている、構成設定されている、できるようにされている、動作可能である、動作するという言及は、その装置、システム、コンポーネントが、それ自身や該特定の機能がアクティブ化されたり、オンにされたり、アンロックされたりするかどうかによらず、その装置、システムまたはコンポーネントがそのように適応されている、構成されている、機能を与えられている、構成設定されている、できるようにされている、動作可能である、あるいは動作することを包含する。
【0039】
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
一つまたは複数のコンピューティング装置が、複数の電気消費装置のそれぞれにおけるエネルギー消費データにアクセスし、各電気消費装置におけるエネルギー消費データは、複数の過去の所定の時間期間のそれぞれについて、その時間期間にわたるその電気消費装置による総合的なエネルギー使用を示し、前記電気消費装置による前記総合的なエネルギー消費は、前記電気消費装置におけるエネルギー測定ユニットが、のちのアクセスのために各時間期間について測定および記録したものであり、各エネルギー測定ユニットは実質的に一意的な識別子(ID)を有しており、各電気消費装置は独自のエネルギー測定ユニットを有しており、
前記一つまたは複数のコンピューティング装置がさらに、前記エネルギー消費データに基づいて、少なくとも前記複数の過去の所定の時間期間にわたる前記複数の電気消費装置にまたがる一つまたは複数のエネルギー消費パターンを決定する、
方法。
(付記2)
前記エネルギー消費データにアクセスにアクセスする処理が、前記電気消費装置とは別個の電気消費リーダーが前記エネルギー測定ユニットから前記エネルギー消費データを読むことを含む、付記1記載の方法。
(付記3)
前記電気消費リーダーが、前記エネルギー測定ユニットから前記エネルギー消費データを無線で読むよう動作可能である、付記2記載の方法。
(付記4)
前記電気消費リーダーが、WI-FI接続、ブルートゥース接続、ジグビー接続および赤外線接続のうちの一つまたは複数を使って、前記エネルギー測定ユニットから前記エネルギー消費データを無線で読むよう動作可能である、付記3記載の方法。
(付記5)
前記エネルギー測定ユニットの一つまたは複数がそれぞれ、前記電気消費装置の一つの一部である、付記1記載の方法。
(付記6)
前記エネルギー測定ユニットの一つまたは複数がそれぞれ、前記電気消費装置とは別個であるが前記電気消費装置の一つに接続されている、付記1記載の方法。
(付記7)
前記電気消費装置とは別個であるが前記電気消費装置の一つに接続されている前記エネルギー測定ユニットの一つまたは複数がそれぞれ、前記電気消費装置を電源に接続する電源コードの一部である、付記6記載の方法。
(付記8)
前記実質的に一意的なIDがインターネット・プロトコル(IP)アドレスまたは世界的一意識別子(UUID)である、付記1記載の方法。
(付記9)
所定の時間期間について電気消費装置による総合的なエネルギー使用を測定する処理が、その所定の時間期間について前記電気消費装置による総合的なエネルギー使用を計算することを含む、付記1記載の方法。
(付記10)
前記総合的なエネルギー使用がワット時またはキロワット時の単位で測られる、付記1記載の方法。
(付記11)
前記所定の時間期間のそれぞれが、1分、1時間または1日の長さをもつ、付記1記載の方法。
(付記12)
前記所定の時間期間のそれぞれが、ユーザーによって調整されることのできる長さをもつ、付記1記載の方法。
(付記13)
前記電気消費装置がデータ・センターにあるサーバーである、付記1記載の方法。
(付記14)
一つまたは複数のプロセッサと、
前記一つまたはプロセッサによって実行可能な命令を含む、前記一つまたは複数のプロセッサに結合されたメモリとを有するシステムであって、
前記命令は、前記一つまたは複数のプロセッサに、
複数の電気消費装置のそれぞれにおけるエネルギー消費データにアクセスする処理を実行させ、各電気消費装置におけるエネルギー消費データは、複数の過去の所定の時間期間のそれぞれについて、その時間期間にわたるその電気消費装置による総合的なエネルギー使用を示し、前記電気消費装置による前記総合的なエネルギー消費は、前記電気消費装置におけるエネルギー測定ユニットが、のちのアクセスのために各時間期間について測定および記録したものであり、各エネルギー測定ユニットは実質的に一意的な識別子(ID)を有しており、各電気消費装置は独自のエネルギー測定ユニットを有しており、
前記命令はさらに、前記一つまたは複数のプロセッサに、
前記エネルギー消費データに基づいて、少なくとも前記複数の過去の所定の時間期間にわたる前記複数の電気消費装置にまたがる一つまたは複数のエネルギー消費パターンを決定する処理を実行させる、
システム。
(付記15)
前記エネルギー消費データにアクセスにアクセスする処理が、前記電気消費装置とは別個の電気消費リーダーが前記エネルギー測定ユニットから前記エネルギー消費データを読むことを含む、付記14記載のシステム。
(付記16)
前記電気消費リーダーが、前記エネルギー測定ユニットから前記エネルギー消費データを無線で読むよう動作可能である、付記15記載のシステム。
(付記17)
前記電気消費リーダーが、WI-FI接続、ブルートゥース接続、ジグビー接続および赤外線接続のうちの一つまたは複数を使って、前記エネルギー測定ユニットから前記エネルギー消費データを無線で読むよう動作可能である、付記16記載のシステム。
(付記18)
前記エネルギー測定ユニットの一つまたは複数がそれぞれ、前記電気消費装置の一つの一部である、付記14記載のシステム。
(付記19)
前記エネルギー測定ユニットの一つまたは複数がそれぞれ、前記電気消費装置とは別個であるが前記電気消費装置の一つに接続されている、付記14記載のシステム。
(付記20)
前記電気消費装置とは別個であるが前記電気消費装置の一つに接続されている前記エネルギー測定ユニットの一つまたは複数がそれぞれ、前記電気消費装置を電源に接続する電源コードの一部である、付記19記載のシステム。
(付記21)
前記実質的に一意的なIDがインターネット・プロトコル(IP)アドレスまたは世界的一意識別子(UUID)である、付記14記載のシステム。
(付記22)
所定の時間期間について電気消費装置による総合的なエネルギー使用を測定する処理が、その所定の時間期間について前記電気消費装置による総合的なエネルギー使用を計算することを含む、付記14記載のシステム。
(付記23)
前記総合的なエネルギー使用がワット時またはキロワット時の単位で測られる、付記14記載のシステム。
(付記24)
前記所定の時間期間のそれぞれが、1分、1時間または1日の長さをもつ、付記14記載のシステム。
(付記25)
前記所定の時間期間のそれぞれが、ユーザーによって調整されることのできる長さをもつ、付記14記載のシステム。
(付記26)
前記電気消費装置がデータ・センターにあるサーバーである、付記14記載のシステム。
(付記27)
コンピュータ・プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記コンピュータ・プログラムは、一つまたは複数のコンピュータ・システムに、
複数の電気消費装置のそれぞれにおけるエネルギー消費データにアクセスする処理を実行させ、各電気消費装置におけるエネルギー消費データは、複数の過去の所定の時間期間のそれぞれについて、その時間期間にわたるその電気消費装置による総合的なエネルギー使用を示し、前記電気消費装置による前記総合的なエネルギー消費は、前記電気消費装置におけるエネルギー測定ユニットが、のちのアクセスのために各時間期間について測定および記録したものであり、各エネルギー測定ユニットは実質的に一意的な識別子(ID)を有しており、各電気消費装置は独自のエネルギー測定ユニットを有しており、
前記コンピュータ・プログラムはさらに、前記一つまたは複数のコンピュータ・システムに、
前記エネルギー消費データに基づいて、少なくとも前記複数の過去の所定の時間期間にわたる前記複数の電気消費装置にまたがる一つまたは複数のエネルギー消費パターンを決定する処理を実行させる、
記録媒体。
(付記28)
前記エネルギー消費データにアクセスにアクセスする処理が、前記電気消費装置とは別個の電気消費リーダーが前記エネルギー測定ユニットから前記エネルギー消費データを読むことを含む、付記27記載の記録媒体。
(付記29)
前記電気消費リーダーが、前記エネルギー測定ユニットから前記エネルギー消費データを無線で読むよう動作可能である、付記28記載の記録媒体。
(付記30)
前記電気消費リーダーが、WI-FI接続、ブルートゥース接続、ジグビー接続および赤外線接続のうちの一つまたは複数を使って、前記エネルギー測定ユニットから前記エネルギー消費データを無線で読むよう動作可能である、付記29記載の記録媒体。
(付記31)
前記エネルギー測定ユニットの一つまたは複数がそれぞれ、前記電気消費装置の一つの一部である、付記27記載の記録媒体。
(付記32)
前記エネルギー測定ユニットの一つまたは複数がそれぞれ、前記電気消費装置とは別個であるが前記電気消費装置の一つに接続されている、付記27記載の記録媒体。
(付記33)
前記電気消費装置とは別個であるが前記電気消費装置の一つに接続されている前記エネルギー測定ユニットの一つまたは複数がそれぞれ、前記電気消費装置を電源に接続する電源コードの一部である、付記32記載の記録媒体。
(付記34)
前記実質的に一意的なIDがインターネット・プロトコル(IP)アドレスまたは世界的一意識別子(UUID)である、付記27記載の記録媒体。
(付記35)
所定の時間期間について電気消費装置による総合的なエネルギー使用を測定する処理が、その所定の時間期間について前記電気消費装置による総合的なエネルギー使用を計算することを含む、付記27記載の記録媒体。
(付記36)
前記総合的なエネルギー使用がワット時またはキロワット時の単位で測られる、付記27記載の記録媒体。
(付記37)
前記所定の時間期間のそれぞれが、1分、1時間または1日の長さをもつ、付記27記載の記録媒体。
(付記38)
前記所定の時間期間のそれぞれが、ユーザーによって調整されることのできる長さをもつ、付記27記載の記録媒体。
(付記39)
前記電気消費装置がデータ・センターにあるサーバーである、付記27記載の記録媒体。
(付記40)
システムであって、
複数の電気消費装置のそれぞれにおけるエネルギー消費データにアクセスする手段を有し、各電気消費装置におけるエネルギー消費データは、複数の過去の所定の時間期間のそれぞれについて、その時間期間にわたるその電気消費装置による総合的なエネルギー使用を示し、前記電気消費装置による前記総合的なエネルギー消費は、前記電気消費装置におけるエネルギー測定ユニットが、のちのアクセスのために各時間期間について測定および記録したものであり、各エネルギー測定ユニットは実質的に一意的な識別子(ID)を有しており、各電気消費装置は独自のエネルギー測定ユニットを有しており、
当該システムはさらに、
前記一つまたは複数のコンピューティング装置がさらに、前記エネルギー消費データに基づいて、少なくとも前記複数の過去の所定の時間期間にわたる前記複数の電気消費装置にまたがる一つまたは複数のエネルギー消費パターンを決定する手段を有する、
システム。
(付記41)
一つまたは複数のコンピューティング装置が、複数の電気消費装置のそれぞれにおけるエネルギー測定ユニットに記録された、その電気消費装置のエネルギー消費データを読み取り、各電気消費装置のエネルギー消費データは、複数の過去の所定の時間期間のそれぞれについて、その時間期間にわたるその電気消費装置による総合的なエネルギー使用を示し、
前記一つまたは複数のコンピューティング装置がさらに、前記エネルギー消費データに基づいて、少なくとも前記複数の過去の所定の時間期間にわたる前記複数の電気消費装置にまたがる一つまたは複数のエネルギー消費パターンを決定する、
方法。
(付記42)
前記エネルギー消費データを読み取る処理が、前記エネルギー測定ユニットから前記エネルギー消費データを、電気消費リーダーを介して無線で読み取ることを含む、付記41記載の方法。
(付記43)
各エネルギー測定ユニットが、前記電気消費装置の一つの一部である、または
各エネルギー測定ユニットが、前記電気消費装置とは別個であるが前記電気消費装置の一つに接続されている、付記41または42記載の方法。
(付記44)
前記電気消費装置とは別個であるが前記電気消費装置の一つに接続されている前記エネルギー測定ユニットが、前記電気消費装置の前記一つを電源に接続する電源コードの一部である、付記43記載の方法。
【符号の説明】
【0040】
110 電気消費装置
120 電気測定ユニット
130 電気消費リーダー
310 電気消費リーダーが、各電気消費装置のエネルギー消費データを、その電気消費装置に結合された電気測定ユニットから取得
320 電気消費リーダーが、複数の電気消費装置からのエネルギー消費データを集計して、複数の電器消費装置にわたるエネルギー消費パターンを決定
400 ネットワーク環境
410 ネットワーク
420 サーバー
430 クライアント
432 ウェブ・ブラウザ
500 コンピュータ・システム
502 プロセッサ
504 メモリ
506 記憶装置
508 I/Oインターフェース
510 通信インターフェース


【特許請求の範囲】
【請求項1】
一つまたは複数のコンピューティング装置が、複数の電気消費装置のそれぞれにおけるエネルギー測定ユニットに記録された、その電気消費装置のエネルギー消費データを読み取り、各電気消費装置のエネルギー消費データは、複数の過去の所定の時間期間のそれぞれについて、その時間期間にわたるその電気消費装置による総合的なエネルギー使用を示し、
前記一つまたは複数のコンピューティング装置がさらに、前記エネルギー消費データに基づいて、少なくとも前記複数の過去の所定の時間期間にわたる前記複数の電気消費装置にまたがる一つまたは複数のエネルギー消費パターンを決定する、
方法。
【請求項2】
前記エネルギー消費データを読み取る処理が、前記エネルギー測定ユニットから前記エネルギー消費データを、電気消費リーダーを介して無線で読み取ることを含む、請求項1記載の方法。
【請求項3】
各エネルギー測定ユニットが、前記電気消費装置の一つの一部である、または
各エネルギー測定ユニットが、前記電気消費装置とは別個であるが前記電気消費装置の一つに接続されている、請求項1または2記載の方法。
【請求項4】
前記電気消費装置とは別個であるが前記電気消費装置の一つに接続されている前記エネルギー測定ユニットが、前記電気消費装置の前記一つを電源に接続する電源コードの一部である、請求項3記載の方法。
【請求項5】
一つまたは複数のプロセッサと、
前記一つまたはプロセッサによって実行可能な命令を含む、前記一つまたは複数のプロセッサに結合されたメモリとを有するシステムであって、
前記命令は、前記一つまたは複数のプロセッサに、
複数の電気消費装置のそれぞれにおけるエネルギー消費データにアクセスする処理を実行させ、各電気消費装置におけるエネルギー消費データは、複数の過去の所定の時間期間のそれぞれについて、その時間期間にわたるその電気消費装置による総合的なエネルギー使用を示し、前記電気消費装置による前記総合的なエネルギー消費は、前記電気消費装置におけるエネルギー測定ユニットが、のちのアクセスのために各時間期間について測定および記録したものであり、各エネルギー測定ユニットは実質的に一意的な識別子(ID)を有しており、各電気消費装置は独自のエネルギー測定ユニットを有しており、
前記命令はさらに、前記一つまたは複数のプロセッサに、
前記エネルギー消費データに基づいて、少なくとも前記複数の過去の所定の時間期間にわたる前記複数の電気消費装置にまたがる一つまたは複数のエネルギー消費パターンを決定する処理を実行させる、
システム。
【請求項6】
前記エネルギー消費データにアクセスにアクセスする処理が、前記電気消費装置とは別個の電気消費リーダーが前記エネルギー測定ユニットから前記エネルギー消費データを読むことを含む、請求項5記載のシステム。
【請求項7】
前記電気消費リーダーが、前記エネルギー測定ユニットから前記エネルギー消費データを無線で読むよう動作可能である、請求項6記載のシステム。
【請求項8】
前記電気消費リーダーが、WI-FI接続、ブルートゥース接続、ジグビー接続および赤外線接続のうちの一つまたは複数を使って、前記エネルギー測定ユニットから前記エネルギー消費データを無線で読むよう動作可能である、請求項7記載のシステム。
【請求項9】
前記エネルギー測定ユニットの一つまたは複数がそれぞれ、前記電気消費装置の一つの一部である、請求項5記載のシステム。
【請求項10】
前記エネルギー測定ユニットの一つまたは複数がそれぞれ、前記電気消費装置とは別個であるが前記電気消費装置の一つに接続されている、請求項5記載のシステム。
【請求項11】
前記電気消費装置とは別個であるが前記電気消費装置の一つに接続されている前記エネルギー測定ユニットの一つまたは複数がそれぞれ、前記電気消費装置を電源に接続する電源コードの一部である、請求項10記載のシステム。
【請求項12】
前記実質的に一意的なIDがインターネット・プロトコル(IP)アドレスまたは世界的一意識別子(UUID)である、請求項5記載のシステム。
【請求項13】
所定の時間期間について電気消費装置による総合的なエネルギー使用を測定する処理が、その所定の時間期間について前記電気消費装置による総合的なエネルギー使用を計算することを含む、請求項5記載のシステム。
【請求項14】
前記総合的なエネルギー使用がワット時またはキロワット時の単位で測られる、請求項5記載のシステム。
【請求項15】
前記所定の時間期間のそれぞれが、1分、1時間または1日の長さをもつ、請求項5記載のシステム。
【請求項16】
前記所定の時間期間のそれぞれが、ユーザーによって調整されることのできる長さをもつ、請求項5記載のシステム。
【請求項17】
前記電気消費装置がデータ・センターにあるサーバーである、請求項5記載のシステム。
【請求項18】
コンピュータ・プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記コンピュータ・プログラムは、一つまたは複数のコンピュータ・システムに、
複数の電気消費装置のそれぞれにおけるエネルギー消費データにアクセスする処理を実行させ、各電気消費装置におけるエネルギー消費データは、複数の過去の所定の時間期間のそれぞれについて、その時間期間にわたるその電気消費装置による総合的なエネルギー使用を示し、前記電気消費装置による前記総合的なエネルギー消費は、前記電気消費装置におけるエネルギー測定ユニットが、のちのアクセスのために各時間期間について測定および記録したものであり、各エネルギー測定ユニットは実質的に一意的な識別子(ID)を有しており、各電気消費装置は独自のエネルギー測定ユニットを有しており、
前記コンピュータ・プログラムはさらに、前記一つまたは複数のコンピュータ・システムに、
前記エネルギー消費データに基づいて、少なくとも前記複数の過去の所定の時間期間にわたる前記複数の電気消費装置にまたがる一つまたは複数のエネルギー消費パターンを決定する処理を実行させる、
記録媒体。
【請求項19】
システムであって、
複数の電気消費装置のそれぞれにおけるエネルギー消費データにアクセスする手段を有し、各電気消費装置におけるエネルギー消費データは、複数の過去の所定の時間期間のそれぞれについて、その時間期間にわたるその電気消費装置による総合的なエネルギー使用を示し、前記電気消費装置による前記総合的なエネルギー消費は、前記電気消費装置におけるエネルギー測定ユニットが、のちのアクセスのために各時間期間について測定および記録したものであり、各エネルギー測定ユニットは実質的に一意的な識別子(ID)を有しており、各電気消費装置は独自のエネルギー測定ユニットを有しており、
当該システムはさらに、
前記一つまたは複数のコンピューティング装置がさらに、前記エネルギー消費データに基づいて、少なくとも前記複数の過去の所定の時間期間にわたる前記複数の電気消費装置にまたがる一つまたは複数のエネルギー消費パターンを決定する手段を有する、
システム。
【請求項20】
一つまたは複数のコンピューティング装置が、複数の電気消費装置のそれぞれにおけるエネルギー消費データにアクセスし、各電気消費装置におけるエネルギー消費データは、複数の過去の所定の時間期間のそれぞれについて、その時間期間にわたるその電気消費装置による総合的なエネルギー使用を示し、前記電気消費装置による前記総合的なエネルギー消費は、前記電気消費装置におけるエネルギー測定ユニットが、のちのアクセスのために各時間期間について測定および記録したものであり、各エネルギー測定ユニットは実質的に一意的な識別子(ID)を有しており、各電気消費装置は独自のエネルギー測定ユニットを有しており、
前記一つまたは複数のコンピューティング装置がさらに、前記エネルギー消費データに基づいて、少なくとも前記複数の過去の所定の時間期間にわたる前記複数の電気消費装置にまたがる一つまたは複数のエネルギー消費パターンを決定する、
方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−222821(P2012−222821A)
【公開日】平成24年11月12日(2012.11.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−86275(P2012−86275)
【出願日】平成24年4月5日(2012.4.5)
【出願人】(000005223)富士通株式会社 (25,993)
【Fターム(参考)】