説明

電熱ヒーター

【課題】配管を加熱するテープ状の電熱ヒーターであって、容易に、見栄え良く取り付け施工を行うことができ、放熱を低減することができる。
【解決手段】電熱ヒーター10を幅方向に区分し、ヒーター線30を含む加熱帯60とヒーター線30を含まない非加熱帯70とする。非加熱帯70は切り込み可能とする。加熱帯60は、長手方向両端にコネクターを備え、2以上を連結して使用可能であり、また、連結した全ての電熱ヒーター10が、100Vでも200Vでも、1つの電源で使用可能とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、配管を加熱するために使用するテープ状の電熱ヒーターに関し、特に、現場での取り付け施工を簡略化することができる電熱ヒーターに関する。
【背景技術】
【0002】
電熱ヒーターは、高温を必要とする機器や配管を加熱又は保温するために使用されるものであり、マントルヒーター、リボンヒーター又はジャケットヒーター等と呼ばれている。そして、最近では非常に多くの分野で使用されるようになり、半導体製造装置等においては非常に高度な要求がされるようになった。
【0003】
特許文献1には、被覆ヒーター線に関する発明が記載され、ニクロム線等の表面にセラミック繊維からなるフェルト状の被覆層を形成し、また、さらにその上にセラミック繊維の編物等からなる第2の被覆層を形成することにより、柔軟性に優れて緻密に配列することが可能な被覆ヒーター線が記載されている。
【0004】
特許文献2には、配管、継手、弁等の加熱や保温を目的として、対象物の外観形状に対応する形状に加工した電熱ヒーターが記載されている。例えば、図7に示す電熱ヒーター110は配管用であり、基材120にヒーター線130を取り付けて断熱材140と共にカバー部材150に納められている。そして、電源に接続するためにコネクター180が設けられている。この電熱ヒーター110は、全体が配管の形状に対応しており、配管全体を完全に覆うように取り付けることができる。
【0005】
しかしながら、このような電熱ヒーター110を製作するためには、予め対象となる配管の正確な寸法に基づく図面が必要となる。半導体製造装置等における配管は、通常、狭い空間に複雑に入り込んだ配管であり、正確な配管図面が存在しない場合が多い。このために、設計者が現場に赴いて複雑な配管をスケッチして、詳細な採寸を行わなければならない。特に、配管の途中にある継手、バルブ等の位置を正確に採寸すると共に、ステー等の障害物についても入念に採寸する必要がある。この結果、電熱ヒーターの設計段階で多大な費用が発生することになる。
【0006】
特許文献3には、各種管類の保温もしくは加熱に用いるテープ状の電熱ヒーターが記載されている。図8に示すように、この電熱ヒーター210は、基材220及び発熱体230をカバー部材250で包み込んで形成したものである。そして、テープ状の一端には電源に接続するためにコネクター280が設けられている。
【0007】
テープ状の電熱ヒーター210は、これを配管の加熱に適用する場合、配管の表面に螺旋状に巻き付けて使用するか、或いは配管に沿わせて使用する。そして、テープ状であるために、配管の途中に継手類やバルブ等が設けられている場合でも、これらに巻き付ける等して施工することができる。また、配管の途中にステー等の障害物がある場合には、これらを簡単に回避して施工することができる。したがって、テープ状の電熱ヒーター210は、図7に示す電熱ヒーター110と比較して、設計段階での作業を低減することができる。
【0008】
しかしながら、テープ状の電熱ヒーター210は、図7に示す電熱ヒーター110の場合よりも、取り付け作業が面倒であり手間の掛かる作業となる。また、配管を完全に覆うように取り付けることが難しく、隙間を生じて放熱による熱損失を生じることになる。また、施工後の外観を滑らかに仕上げることが難しく、見栄えが悪くなることも多い。
【0009】
例えば、2本のテープ状の電熱ヒーターを配管の長手方向に沿わせ、結束バンドで固定した場合には、各ヒーター間に隙間を生じて配管が露出し易く、熱損失を生じ、見栄えも悪くなる。これを改善するために、その上をテープ状の保温材などで覆うことも考えられるが、面倒で手間の掛かる作業となる。或いは、電熱ヒーターの幅を広めにして隙間を無くすことも考えられるが、ヒーターが重なり合うと、局部的な高温を生じてトラブルを生じることになる。
【0010】
また、配管に対してテープ状の電熱ヒーターを使用する場合、実際に必要な長さを正確に把握することが非常に困難である。そして、1本の配管に対して、複数の電熱ヒーターを使用することが多くなる。この場合、電熱ヒーターと同じ数だけ電源が必要となる。したがって、配管の周囲に複雑な配線が付き纏うことになり、結線を間違える等のトラブルが起こり易くなる。また、作業環境が悪化して安全性が損なわれることになる。さらに、使用する電源が100Vであったり、200Vであったりするので、取り付け時に混乱を起こすことも少なくない。
【0011】
【特許文献1】特開2003−347017号公報
【特許文献2】特開2002−295783号公報
【特許文献3】実開平7−18396号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
本発明は、配管を加熱するために使用するテープ状の電熱ヒーターであって、取り付け作業を容易に行うことができる電熱ヒーターを提供することを目的としている。また、放熱による熱損失を低減することができる電熱ヒーターを提供することを目的としている。また、施工後の外観を滑らかに仕上げることができ、見栄えが良くなる電熱ヒーターを提供することを目的としている。さらに、電気配線を簡略化することができる電熱ヒーターを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0013】
上記のような課題を解決するために、本発明の請求項1に係る電熱ヒーターは、配管を加熱するために使用するテープ状の電熱ヒーターであって、幅方向にヒーター線を含む加熱帯とヒーター線を含まない非加熱帯とに区分され、前記非加熱帯が、切り込み可能である手段を採用している。
【0014】
また、本発明の請求項2に係る電熱ヒーターは、請求項1に記載の電熱ヒーターにおいて、一つの前記加熱帯と一つの前記非加熱帯とで構成される手段を採用している。また、本発明の請求項3に係る電熱ヒーターは、請求項1又は2に記載の電熱ヒーターにおいて、前記ヒーター線が、その表面にセラミック繊維からなるフェルト状の被覆層を備えている手段を採用している。また、本発明の請求項4に係る電熱ヒーターは、請求項1乃至3の何れかに記載の電熱ヒーターにおいて、前記非加熱帯が、シート状のフッ素樹脂からなる手段を採用している。
【0015】
また、本発明の請求項5に係る電熱ヒーターは、請求項1乃至4の何れかに記載の電熱ヒーターにおいて、前記加熱帯の加熱密度が、1平方センチメートル当たり0.3ワット以下である手段を採用している。また、本発明の請求項6に係る電熱ヒーターは、請求項1乃至5の何れかに記載の電熱ヒーターにおいて、前記加熱帯が、長手方向両端にコネクターを備え、2以上を連結して使用可能である手段を採用している。また、本発明の請求項7に係る電熱ヒーターは、請求項6に記載の電熱ヒーターにおいて、前記2以上を連結して使用する際に、連結した全てが、1つの電源で使用可能である手段を採用している。
【発明の効果】
【0016】
本発明の電熱ヒーターはテープ状であって、ヒーター線を含まない非加熱帯を備えているので、非加熱帯を保温部として使用することができる。そして、全体に柔軟性の高い状態として配管に馴染ませることができるので、配管に加熱帯を沿わせる形態で取り付け、更にその上に非加熱体を巻き付ける形態とすることができる。そして、これらを結束バンドで簡単に固定することができる。したがって、施工後の外観は滑らかとなり、見栄えの良い仕上がりとすることができる。
【0017】
また、非加熱帯が切り込み可能であるので、配管の途中に継手やバルブ等が設けられている場合には、これらを完全に包み込んで取り付けることができる。また、配管の途中にステー等の障害物がある場合には、これらを切り込みで回避して取り付けることができる。そして、継手やバルブ等を含む配管全体を、非加熱部を含む電熱ヒーターで包み込むことになるので、放熱による熱損失を低減することができる。
【0018】
また、取り付け作業が非常に簡略化されるので、施工対象となる配管の周囲に充分な空間がない場合であっても、容易に取り付け施工を行うことができる。また、配管に沿わせて取り付けるので、取り外しと取り付けを繰り返し行っても、ヒーターを破損させることが少ない。さらに、長手方向両端にコネクターを備えているので、2以上の電熱ヒーターを連結して使用可能であり、連結された複数の電熱ヒーターを1つの電源で使用することができる。このため、作業環境を良好に維持することができ、安全性を高めることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本発明の電熱ヒーター10は、配管を加熱するために使用するテープ状の電熱ヒーターであって、幅方向にヒーター線30を含む加熱帯60と、ヒーター線30を含まない非加熱帯70とに区分されている。ここでは、一つの加熱帯60と一つの非加熱帯70で構成される例を示している。
【0020】
加熱帯60は、基材20の面上に配列されたヒーター線30を、カバー部材50で被覆して形成されている。非加熱帯70は、ヒーター線30を含まず、カバー部材50又はこれに類似の材質で形成されている。加熱帯60は、ヒーター線30を含んでいるので鋏やカッターで切り込むことができない。非加熱帯70は、ヒーター線30を含んでいないので、鋏やカッターを用いて切り込むことができる。すなわち、非加熱帯70は切り込み可能となっている。
【0021】
ヒーター線30は、ニクロム線等をそのまま使用することもできるが、安全性の高い電熱ヒーター10とするために、線材の表面に絶縁材の被覆層を形成した被覆ヒーター線を用いることが好ましい。特に、特許文献1に記載されているように、柔軟性が高く相互に近接して使用することができるヒーター線30が好ましい。すなわち、セラミック繊維からなるフェルト状の被覆層を備えているものが好ましい。さらに、セラミック繊維からなるフェルト状の被覆層の上にセラミック繊維の編物等からなる第2の被覆層を形成したものが好ましい。
【0022】
ヒーター線30は、シート状の基材20の表面に配列され、固定糸により固定されている。基材20とカバー部材とは縫い糸21により縫合されるが、図1に示すように、非加熱帯70に近い1箇所のみで縫合されることが好ましい。これにより、基材20とカバー部材50とが相互に自由に動けることになり、配管に沿わせるときに柔軟に馴染むことになる。基材20及び固定糸は、電気絶縁性と耐熱性を備えた素材であることが好ましく、例えば、ガラス繊維等の織物及び糸を使用することができる。或いは、次に記載するカバー部材50と同じ素材とすることもできる。
【0023】
カバー部材50には、電気絶縁性及び耐熱性に優れると共に、低発塵性に優れた素材を用いることが好ましい。具体的には、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)に代表されるフッ素樹脂、ケブラー、ノーメックス又はコーネックス等の商標で市販されている芳香族ナイロン(アラミド)、或いはザイロン等の商標で市販されているPBO繊維、すなわちポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール繊維等が好ましい。
【0024】
非加熱帯70は、加熱帯60のカバー部材50を延長して加熱帯60と一体に形成することが好ましい。非加熱帯70は、電気絶縁性及び耐熱性に優れる素材を用いることが好ましく、また、鋏やカッターを用いて切り込むことを要件としているので、特に低発塵性に優れた素材が好ましいからである。これらの素材の中でも、シート状のフッ素樹脂は取り扱い易く、非加熱帯70の素材として好適である。
【0025】
加熱帯60及び非加熱帯70は、カバー部材50の内部に適宜断熱材を含めることもできる。但し、電熱ヒーター10全体の柔軟性が保持され、配管に馴染ませることができる範囲とすることが好ましい。断熱材には、一般的に使用されているガラスフェルト等のフェルト状断熱材を用いることができる。また、発塵性の低い芳香族ナイロン繊維を素材とするフェルト状断熱材を用いることもできる。非加熱帯70に用いる場合には、特に、発塵性の低い素材とすることが好ましい。
【0026】
本発明の電熱ヒーター10は、図2に示すように、配管90に加熱帯60を沿わせる形態で取り付けて、更にその上に非加熱帯70を巻き付ける形態として、施工することができる。加熱帯60の幅は、配管90の外周に対して50%以上となることが好ましく、70〜100%となることがより好ましい。また、非加熱帯70の幅は、配管90の外周に対して20%以上となることが好ましい。
【0027】
そして、加熱部60の幅と非加熱部70の幅の合計した長さが、配管90の外周に対して120〜200%となる長さであることが好ましい。図2(a)は、配管90に対して、加熱部60が3/4周、非加熱部70が1/2周している例であり、図2(b)は、加熱部60が1周、非加熱部70が1周している例である。
【0028】
本発明の電熱ヒーター10は、配管90に取り付けた後に、結束バンド95で固定することができる。また、継手やバルブ等がある場合でも、加熱部60又は非加熱部70で全体を包み込んでしまうことができる。このため、従来の方法と比較して、簡単に、見栄え良く施工することができると共に、放熱による熱損失を低減することができる。
【0029】
図3は、配管90の途中に枝配管91がある場合に、本発明の電熱ヒーター10を適用した例を示している。非加熱帯70に切込71を設けることにより、枝配管91を回避して取り付けることが可能であり、他の部分と同様に、簡単に、見栄え良く取り付けることができる。また、配管の途中にステー等の障害物がある場合でも、非加熱帯70に切込71を設けることにより、これらを回避して簡単に取り付けることができる。
【0030】
本発明の電熱ヒーターは、加熱帯60又は非加熱帯70の数を複数とすることができる。図4には、二つの加熱帯60と二つの非加熱帯70を備えた電熱ヒーター11を例示している。特に、直径の大きな配管90に適用する場合には、複数の加熱帯60に分割しても、全体を非加熱帯70で保温することにより加熱の均一性を保つことができる。
【0031】
本発明の電熱ヒーター10における、ヒーター線30の配列について図5に示す。電熱ヒーター10の加熱帯60は、長手方向両端にコネクター80、81を備え、両コネクターが3本の導線31によって結線されている。3本の導線31は、ヒーター線30と同様に、絶縁材の被覆層を備えていることが好ましい。そして、一方のコネクター80(又は81)を電源に接続することにより、導線31間に電圧を掛けることができる。
【0032】
ヒーター線30は、3本の導線31間に設けられ、加熱帯60内に自由に配列することができる。配列方法は自由であるが、ヒーター線30が導線31と並行するように、長手方向に配列することが好ましい。図5(1)は、導線31の片側に、ヒーター線30が2往復する配列を示し、図5(2)は、導線31の両側に、ヒーター線30が夫々1往復する配列を示している。もちろん、ヒーター線30が、1往復半や3往復以上となる配列をすることもできる。
【0033】
このような配線は、一つの電熱ヒーター10を100V電源にも200V電源にも使用可能とすることができる。図6に示すように、コネクター80の端子を端子X、端子Y及び端子Zとすると、端子Xと端子Yとの間に200V電圧を掛けると、R1及びR2は直列に接続されたことになり、R1=R2の場合、夫々に100Vが負荷される。また、端子X及び端子Yを短絡して端子XYとし、端子XYと端子Zの間に100V電圧を掛けると、抵抗R1と抵抗R2とは並列の関係となり、夫々に100Vが負荷される。したがって、何れの場合も同じ発熱量とすることができる。
【0034】
両コネクター80、81は、雌雄一対に形成して結合可能とすることが好ましい。このような形態とすることにより、2以上の電熱ヒーター10を簡単に連結して使用することができる。しかも、連結した全ての電熱ヒーター10を、1つの電源で使用することができる。また、連結した全ての電熱ヒーター10を、同一の加熱密度とすることができる。そして、配線が簡単となるために、周囲を良好な作業環境に保持することができる。
【0035】
加熱帯60は、任意の加熱密度とすることができる。例えば、単純な保温を目的とする場合には、1平方センチメートル当たり0.3ワット以下の加熱密度で充分な場合が多く、1平方センチメートル当たり0.1ワット以上の加熱密度であることが好ましい。この場合も、発熱量の小さいヒーター線を長く、緻密に配列して、均一な加熱密度とすることが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の電熱ヒーターの構成を示す説明図である。
【図2】電熱ヒーターの取り付け形態を示す説明図である。
【図3】配管の途中に障害物がある場合の取り付け形態を示す説明図である。
【図4】加熱帯と非加熱帯の配置を示す説明図である。
【図5】ヒーター線の配列を示す説明図である。
【図6】ヒーター線の結線方法を示す説明図である。
【図7】従来の配管用電熱ヒーターを示す説明図である。
【図8】従来のリボンヒーターを示す説明図である。
【符号の説明】
【0037】
10、11、110、210 電熱ヒーター
20、120、220 基材
21 縫い糸
30、130 ヒーター線
31 導線
50、150、250 カバー部材
60 加熱帯
70 非加熱帯
71 切込
80、81、180、280 コネクター
90 配管
91 枝配管
95 結束バンド
140 断熱材
230 発熱体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
配管を加熱するために使用するテープ状の電熱ヒーターであって、
幅方向にヒーター線を含む加熱帯とヒーター線を含まない非加熱帯とに区分され、
前記非加熱帯が、切り込み可能であることを特徴とする電熱ヒーター。
【請求項2】
一つの前記加熱帯と一つの前記非加熱帯とで構成されることを特徴とする請求項1に記載の電熱ヒーター。
【請求項3】
前記ヒーター線が、その表面にセラミック繊維からなるフェルト状の被覆層を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電熱ヒーター。
【請求項4】
前記非加熱帯が、シート状のフッ素樹脂からなることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電熱ヒーター。
【請求項5】
前記加熱帯の加熱密度が、1平方センチメートル当たり0.3ワット以下であることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の電熱ヒーター。
【請求項6】
前記加熱帯が、長手方向両端にコネクターを備え、2以上を連結して使用可能であることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の電熱ヒーター。
【請求項7】
前記2以上を連結して使用する際に、連結した全てが、1つの電源で使用可能であることを特徴とする請求項6に記載の電熱ヒーター。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−270661(P2009−270661A)
【公開日】平成21年11月19日(2009.11.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−123061(P2008−123061)
【出願日】平成20年5月9日(2008.5.9)
【出願人】(508057265)
【Fターム(参考)】