頭部および頸部扁平上皮癌における免疫療法のための標的としてのWntおよびフリズルド受容体
本出願は、Wnt/フリズルドシグナリング経路に関与するタンパク質に関する。さらに詳しくは、本発明は増殖性障害におけるこれらのタンパク質の役割に関する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
乳癌細胞の増殖または生存を阻害する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてWntタンパク質を過剰発現し、Wntタンパク質は、Wnt7b、Wnt-10b、およびWnt-14からなる群より選択される、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項2】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項1記載の方法。
【請求項3】
薬剤が、Wnt-7b、Wnt-10b、またはWnt-14に特異的に結合する抗Wnt抗体である、請求項2記載の方法。
【請求項4】
抗Wnt抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項3記載の方法。
【請求項5】
Wntタンパク質が同一癌細胞における別のWntタンパク質と比較して過剰発現される、請求項1記載の方法。
【請求項6】
Wntタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項1記載の方法。
【請求項7】
乳癌を有する患者を治療する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてWntタンパク質を過剰発現し、Wntタンパク質は、Wnt7b、Wnt8a、およびWnt-14からなる群より選択され、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項8】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項7記載の方法。
【請求項9】
薬剤が、Wnt7b、Wnt-10b、またはWnt-14に特異的に結合する抗Wnt抗体である、請求項8記載の方法。
【請求項10】
抗Wnt抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項9記載の方法。
【請求項11】
Wntタンパク質が同一癌細胞における別のWntタンパク質と比較して過剰発現される、請求項7記載の方法。
【請求項12】
Wntタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項7記載の方法。
【請求項13】
慢性リンパ性白血病細胞の増殖または生存を阻害する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてWntタンパク質を過剰発現し、Wntタンパク質はWnt3およびWnt-16からなる群より選択され、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項14】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項13記載の方法。
【請求項15】
薬剤がWnt3またはWnt-16に特異的に結合する抗Wnt抗体である、請求項14記載の方法。
【請求項16】
抗Wnt抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項15記載の方法。
【請求項17】
Wntタンパク質が同一癌細胞における別のWntタンパク質と比較して過剰発現される、請求項13記載の方法。
【請求項18】
Wntタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項13記載の方法。
【請求項19】
慢性リンパ性白血病を有する患者を治療する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてWntタンパク質を過剰発現し、Wntタンパク質はWnt3およびWnt-16からなる群より選択され、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項20】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項19記載の方法。
【請求項21】
薬剤がWnt3またはWnt-16に特異的に結合する抗Wnt抗体である、請求項20記載の方法。
【請求項22】
抗Wnt抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項21記載の方法。
【請求項23】
Wntタンパク質が同一癌細胞における別のWntタンパク質と比較して過剰発現される、請求項19記載の方法。
【請求項24】
Wntタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項19記載の方法。
【請求項25】
マントルゾーンリンパ腫細胞の増殖または生存を阻害する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてWntタンパク質を過剰発現させ、Wntタンパク質はWnt-16であり、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項26】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項25記載の方法。
【請求項27】
薬剤がWnt-16に特異的に結合する抗Wnt抗体である、請求項26記載の方法。
【請求項28】
抗Wnt抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項27記載の方法。
【請求項29】
Wntタンパク質が同一癌細胞における別のWntタンパク質と比較して過剰発現される、請求項25記載の方法。
【請求項30】
Wntタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項25記載の方法。
【請求項31】
マントルゾーンリンパ腫を有する患者を治療する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてWntタンパク質を過剰発現し、Wntタンパク質はWnt-16であり、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項32】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項31記載の方法。
【請求項33】
薬剤がWnt-16に特異的に結合する抗Wnt抗体である、請求項32記載の方法。
【請求項34】
抗Wnt抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項33記載の方法。
【請求項35】
Wntタンパク質が同一癌細胞における別のWntタンパク質と比較して過剰発現される、請求項31記載の方法。
【請求項36】
Wntタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項31記載の方法。
【請求項37】
乳癌細胞の増殖または生存を阻害する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてFzdタンパク質を過剰発現し、Fzdタンパク質は、Fzd3、Fzd4、Fzd6、Fzd7、またはFzd10からなる群より選択され、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項38】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項37記載の方法。
【請求項39】
薬剤が、Fzd3、Fzd4、Fzd6、Fzd7、またはFzd10に特異的に結合する抗Fzd抗体である、請求項38記載の方法。
【請求項40】
抗Fzd抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項39記載の方法。
【請求項41】
Fzdタンパク質が同一癌細胞における別のFzdタンパク質と比較して過剰発現される、請求項37記載の方法。
【請求項42】
Fzdタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項37記載の方法。
【請求項43】
乳癌を有する患者を治療する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してFzdタンパク質を過剰発現し、Fzdタンパク質は、Fzd3、Fzd4、Fzd6、Fzd7、またはFzd10からなる群より選択され、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤を患者に投与する工程を含む方法。
【請求項44】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項43記載の方法。
【請求項45】
薬剤が、Fzd3、Fzd4、Fzd6、Fzd7、またはFzd10に特異的に結合する抗Fzd抗体である、請求項44記載の方法。
【請求項46】
抗Fzd抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項45記載の方法。
【請求項47】
Fzdタンパク質が同一癌細胞における別のFzdタンパク質と比較して過剰発現される、請求項43記載の方法。
【請求項48】
Fzdタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項43記載の方法。
【請求項49】
慢性リンパ性白血病細胞の増殖または生存を阻害する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてFzdタンパク質を過剰発現し、Fzdタンパク質はFzd3であり、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項50】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項49記載の方法。
【請求項51】
薬剤がFzd3に特異的に結合する抗Fzd抗体である、請求項50記載の方法。
【請求項52】
抗Fzd抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項51記載の方法。
【請求項53】
Fzdタンパク質が同一癌細胞における別のFzdタンパク質と比較して過剰発現される、請求項49記載の方法。
【請求項54】
Fzdタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項49記載の方法。
【請求項55】
慢性リンパ性白血病を有する患者を治療する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてFzdタンパク質を過剰発現し、Fzdタンパク質はFzd3であり、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項56】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項55記載の方法。
【請求項57】
薬剤がFzd3に特異的に結合する抗Fzd抗体である、請求項56記載の方法。
【請求項58】
抗Fzd抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項57記載の方法。
【請求項59】
Fzdタンパク質が同一癌細胞における別のFzdタンパク質と比較して過剰発現される、請求項55記載の方法。
【請求項60】
Fzdタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項55記載の方法。
【請求項61】
癌細胞の増殖または生存を阻害する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWntタンパク質を過剰発現し、また癌細胞は非癌細胞と比較して下流wnt/fzd調節遺伝子産物を過剰発現し、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項62】
Wntタンパク質が同一癌細胞における別のWntタンパク質と比較して過剰発現される、請求項61記載の方法。
【請求項63】
Wntタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項61記載の方法。
【請求項64】
癌が乳癌である、請求項61記載の方法。
【請求項65】
Wntタンパク質が、Wnt7b、Wnt-10b、およびWnt-14からなる群より選択される、請求項61記載の方法。
【請求項66】
下流wnt/fzd調節遺伝子産物が、サイクリンD1、c-myc、およびWISP2からなる群より選択される、請求項61記載の方法。
【請求項67】
癌細胞の増殖または生存を阻害する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してFzdタンパク質を過剰発現し、また癌細胞は下流wnt/fzd調節遺伝子産物を過剰発現し、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項68】
Fzdタンパク質が同一癌細胞における別のFzdタンパク質と比較して過剰発現される、請求項67記載の方法。
【請求項69】
Fzdタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項67記載の方法。
【請求項70】
癌が乳癌である、請求項67記載の方法。
【請求項71】
Fzdタンパク質が、Fzd3、Fzd4、Fzd6、Fzd7、およびFzd10からなる群より選択される、請求項67記載の方法。
【請求項72】
下流wnt/fzd調節遺伝子産物が、サイクリンD1、c-myc、およびWISP2からなる群より選択される、請求項67記載の方法。
【請求項73】
癌を有する患者を治療する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWntタンパク質を過剰発現し、また癌細胞は非癌細胞と比較して下流wnt/fzd調節遺伝子産物を過剰発現し、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤を患者に投与する工程を含む方法。
【請求項74】
Wntタンパク質が同一癌細胞における別のWntタンパク質と比較して過剰発現される、請求項73記載の方法。
【請求項75】
Wntタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項73記載の方法。
【請求項76】
癌が乳癌である、請求項73記載の方法。
【請求項77】
Wntタンパク質が、Wnt7b、Wnt-10b、およびWnt-14からなる群より選択される、請求項73記載の方法。
【請求項78】
下流wnt/fzd調節遺伝子産物が、サイクリンD1、c-myc、およびWISP2からなる群より選択される、請求項73記載の方法。
【請求項79】
癌を有する患者を治療する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してFzdタンパク質を過剰発現し、また癌細胞は非癌細胞と比較して下流wnt/fzd調節遺伝子産物を過剰発現し、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤を患者に投与する工程を含む方法。
【請求項80】
Fzdタンパク質が同一癌細胞における別のFzdタンパク質と比較して過剰発現される、請求項79記載の方法。
【請求項81】
Fzdタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項79記載の方法。
【請求項82】
癌が乳癌である、請求項79記載の方法。
【請求項83】
Fzdタンパク質が、Fzd3、Fzd4、Fzd6、Fzd7、およびFzd10からなる群より選択される、請求項79記載の方法。
【請求項84】
下流wnt/fzd調節遺伝子産物が、サイクリンD1、c-myc、およびWISP2からなる群より選択される、請求項79記載の方法。
【請求項85】
Wnt-1をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項86】
生物学的試料中のWnt-1をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料中に存在するWnt-1をコードする核酸と請求項85記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項87】
Wnt-2をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項88】
生物学的試料中のWnt-2をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料中に存在するWnt-2をコードする核酸と請求項87記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項89】
Wnt-2bをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項90】
生物学的試料中のWnt-2bをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-2bをコードする核酸と請求項87記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項91】
Wnt-3をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項92】
生物学的試料中のWnt-3をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-3をコードする核酸と請求項91記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項93】
Wnt-3aをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項94】
生物学的試料中のWnt-3aをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-3aをコードする核酸と請求項93記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項95】
Wnt-4をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項96】
生物学的試料中のWnt-4をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-4をコードする核酸と請求項95記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項97】
Wnt-5aをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項98】
生物学的試料中のWnt-5aをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-5aをコードする核酸と請求項97記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項99】
Wnt-5bをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項100】
生物学的試料中のWnt-5bをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-5bをコードする核酸と請求項99記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項101】
Wnt-6をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項102】
生物学的試料中のWnt-6をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-6をコードする核酸と請求項101記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項103】
Wnt-7aをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項104】
生物学的試料中のWnt-7aをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-7aをコードする核酸と請求項103記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項105】
Wnt-7bをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項106】
生物学的試料中のWnt-7bをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-7bをコードする核酸と請求項105記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項107】
Wnt-8aをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項108】
生物学的試料中のWnt-8aをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-8aをコードする核酸と請求項107記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項109】
Wnt-8bをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項110】
生物学的試料中のWnt-8bをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-8bをコードする核酸と請求項109記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項111】
Wnt-10aをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項112】
生物学的試料中のWnt-10aをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-10aをコードする核酸と請求項111記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項113】
Wnt-10bをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項114】
生物学的試料中のWnt-10bをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-10bをコードする核酸と請求項113記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項115】
Wnt-11をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項116】
生物学的試料中のWnt-11をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-11をコードする核酸と請求項115記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項117】
Wnt-14をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項118】
生物学的試料中のWnt-14をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-14をコードする核酸と請求項117記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項119】
Wnt-16をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項120】
生物学的試料中のWnt-16をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-16をコードする核酸と請求項119記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項121】
Fzd1をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項122】
生物学的試料中のFzd1をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd1をコードする核酸と請求項121記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項123】
Fzd2をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項124】
生物学的試料中のFzd2をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd2をコードする核酸と請求項123記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項125】
Fzd3をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項126】
生物学的試料中のFzd3をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd3をコードする核酸と請求項125記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項127】
Fzd4をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項128】
生物学的試料中のFzd4をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd4をコードする核酸と請求項127記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項129】
Fzd5をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項130】
生物学的試料中のFzd5をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd5をコードする核酸と請求項129記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項131】
Fzd6をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項132】
生物学的試料中のFzd6をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd6をコードする核酸と請求項131記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項133】
Fzd7をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項134】
生物学的試料中のFzd7をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd7をコードする核酸と請求項133記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項135】
Fzd8をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項136】
生物学的試料中のFzd8をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd8をコードする核酸と請求項135記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項137】
Fzd9をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項138】
生物学的試料中のFzd9をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd9をコードする核酸と請求項137記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項139】
Fzd10をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項140】
生物学的試料中のFzd10をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd10をコードする核酸と請求項139記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
乳癌細胞の増殖または生存を阻害する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてWntタンパク質を過剰発現し、Wntタンパク質は、Wnt7b、Wnt-10b、およびWnt-14からなる群より選択される、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項2】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項1記載の方法。
【請求項3】
薬剤が、Wnt-7b、Wnt-10b、またはWnt-14に特異的に結合する抗Wnt抗体である、請求項2記載の方法。
【請求項4】
抗Wnt抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項3記載の方法。
【請求項5】
Wntタンパク質が同一癌細胞における別のWntタンパク質と比較して過剰発現される、請求項1記載の方法。
【請求項6】
Wntタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項1記載の方法。
【請求項7】
乳癌を有する患者を治療する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてWntタンパク質を過剰発現し、Wntタンパク質は、Wnt7b、Wnt8a、およびWnt-14からなる群より選択され、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項8】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項7記載の方法。
【請求項9】
薬剤が、Wnt7b、Wnt-10b、またはWnt-14に特異的に結合する抗Wnt抗体である、請求項8記載の方法。
【請求項10】
抗Wnt抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項9記載の方法。
【請求項11】
Wntタンパク質が同一癌細胞における別のWntタンパク質と比較して過剰発現される、請求項7記載の方法。
【請求項12】
Wntタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項7記載の方法。
【請求項13】
慢性リンパ性白血病細胞の増殖または生存を阻害する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてWntタンパク質を過剰発現し、Wntタンパク質はWnt3およびWnt-16からなる群より選択され、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項14】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項13記載の方法。
【請求項15】
薬剤がWnt3またはWnt-16に特異的に結合する抗Wnt抗体である、請求項14記載の方法。
【請求項16】
抗Wnt抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項15記載の方法。
【請求項17】
Wntタンパク質が同一癌細胞における別のWntタンパク質と比較して過剰発現される、請求項13記載の方法。
【請求項18】
Wntタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項13記載の方法。
【請求項19】
慢性リンパ性白血病を有する患者を治療する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてWntタンパク質を過剰発現し、Wntタンパク質はWnt3およびWnt-16からなる群より選択され、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項20】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項19記載の方法。
【請求項21】
薬剤がWnt3またはWnt-16に特異的に結合する抗Wnt抗体である、請求項20記載の方法。
【請求項22】
抗Wnt抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項21記載の方法。
【請求項23】
Wntタンパク質が同一癌細胞における別のWntタンパク質と比較して過剰発現される、請求項19記載の方法。
【請求項24】
Wntタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項19記載の方法。
【請求項25】
マントルゾーンリンパ腫細胞の増殖または生存を阻害する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてWntタンパク質を過剰発現させ、Wntタンパク質はWnt-16であり、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項26】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項25記載の方法。
【請求項27】
薬剤がWnt-16に特異的に結合する抗Wnt抗体である、請求項26記載の方法。
【請求項28】
抗Wnt抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項27記載の方法。
【請求項29】
Wntタンパク質が同一癌細胞における別のWntタンパク質と比較して過剰発現される、請求項25記載の方法。
【請求項30】
Wntタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項25記載の方法。
【請求項31】
マントルゾーンリンパ腫を有する患者を治療する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてWntタンパク質を過剰発現し、Wntタンパク質はWnt-16であり、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項32】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項31記載の方法。
【請求項33】
薬剤がWnt-16に特異的に結合する抗Wnt抗体である、請求項32記載の方法。
【請求項34】
抗Wnt抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項33記載の方法。
【請求項35】
Wntタンパク質が同一癌細胞における別のWntタンパク質と比較して過剰発現される、請求項31記載の方法。
【請求項36】
Wntタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項31記載の方法。
【請求項37】
乳癌細胞の増殖または生存を阻害する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてFzdタンパク質を過剰発現し、Fzdタンパク質は、Fzd3、Fzd4、Fzd6、Fzd7、またはFzd10からなる群より選択され、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項38】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項37記載の方法。
【請求項39】
薬剤が、Fzd3、Fzd4、Fzd6、Fzd7、またはFzd10に特異的に結合する抗Fzd抗体である、請求項38記載の方法。
【請求項40】
抗Fzd抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項39記載の方法。
【請求項41】
Fzdタンパク質が同一癌細胞における別のFzdタンパク質と比較して過剰発現される、請求項37記載の方法。
【請求項42】
Fzdタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項37記載の方法。
【請求項43】
乳癌を有する患者を治療する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してFzdタンパク質を過剰発現し、Fzdタンパク質は、Fzd3、Fzd4、Fzd6、Fzd7、またはFzd10からなる群より選択され、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤を患者に投与する工程を含む方法。
【請求項44】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項43記載の方法。
【請求項45】
薬剤が、Fzd3、Fzd4、Fzd6、Fzd7、またはFzd10に特異的に結合する抗Fzd抗体である、請求項44記載の方法。
【請求項46】
抗Fzd抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項45記載の方法。
【請求項47】
Fzdタンパク質が同一癌細胞における別のFzdタンパク質と比較して過剰発現される、請求項43記載の方法。
【請求項48】
Fzdタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項43記載の方法。
【請求項49】
慢性リンパ性白血病細胞の増殖または生存を阻害する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてFzdタンパク質を過剰発現し、Fzdタンパク質はFzd3であり、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項50】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項49記載の方法。
【請求項51】
薬剤がFzd3に特異的に結合する抗Fzd抗体である、請求項50記載の方法。
【請求項52】
抗Fzd抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項51記載の方法。
【請求項53】
Fzdタンパク質が同一癌細胞における別のFzdタンパク質と比較して過剰発現される、請求項49記載の方法。
【請求項54】
Fzdタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項49記載の方法。
【請求項55】
慢性リンパ性白血病を有する患者を治療する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてFzdタンパク質を過剰発現し、Fzdタンパク質はFzd3であり、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項56】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項55記載の方法。
【請求項57】
薬剤がFzd3に特異的に結合する抗Fzd抗体である、請求項56記載の方法。
【請求項58】
抗Fzd抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項57記載の方法。
【請求項59】
Fzdタンパク質が同一癌細胞における別のFzdタンパク質と比較して過剰発現される、請求項55記載の方法。
【請求項60】
Fzdタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項55記載の方法。
【請求項61】
癌細胞の増殖または生存を阻害する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWntタンパク質を過剰発現し、また癌細胞は非癌細胞と比較して下流wnt/fzd調節遺伝子産物を過剰発現し、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項62】
Wntタンパク質が同一癌細胞における別のWntタンパク質と比較して過剰発現される、請求項61記載の方法。
【請求項63】
Wntタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項61記載の方法。
【請求項64】
癌が乳癌である、請求項61記載の方法。
【請求項65】
Wntタンパク質が、Wnt7b、Wnt-10b、およびWnt-14からなる群より選択される、請求項61記載の方法。
【請求項66】
下流wnt/fzd調節遺伝子産物が、サイクリンD1、c-myc、およびWISP2からなる群より選択される、請求項61記載の方法。
【請求項67】
癌細胞の増殖または生存を阻害する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してFzdタンパク質を過剰発現し、また癌細胞は下流wnt/fzd調節遺伝子産物を過剰発現し、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項68】
Fzdタンパク質が同一癌細胞における別のFzdタンパク質と比較して過剰発現される、請求項67記載の方法。
【請求項69】
Fzdタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項67記載の方法。
【請求項70】
癌が乳癌である、請求項67記載の方法。
【請求項71】
Fzdタンパク質が、Fzd3、Fzd4、Fzd6、Fzd7、およびFzd10からなる群より選択される、請求項67記載の方法。
【請求項72】
下流wnt/fzd調節遺伝子産物が、サイクリンD1、c-myc、およびWISP2からなる群より選択される、請求項67記載の方法。
【請求項73】
癌を有する患者を治療する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWntタンパク質を過剰発現し、また癌細胞は非癌細胞と比較して下流wnt/fzd調節遺伝子産物を過剰発現し、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤を患者に投与する工程を含む方法。
【請求項74】
Wntタンパク質が同一癌細胞における別のWntタンパク質と比較して過剰発現される、請求項73記載の方法。
【請求項75】
Wntタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項73記載の方法。
【請求項76】
癌が乳癌である、請求項73記載の方法。
【請求項77】
Wntタンパク質が、Wnt7b、Wnt-10b、およびWnt-14からなる群より選択される、請求項73記載の方法。
【請求項78】
下流wnt/fzd調節遺伝子産物が、サイクリンD1、c-myc、およびWISP2からなる群より選択される、請求項73記載の方法。
【請求項79】
癌を有する患者を治療する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してFzdタンパク質を過剰発現し、また癌細胞は非癌細胞と比較して下流wnt/fzd調節遺伝子産物を過剰発現し、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤を患者に投与する工程を含む方法。
【請求項80】
Fzdタンパク質が同一癌細胞における別のFzdタンパク質と比較して過剰発現される、請求項79記載の方法。
【請求項81】
Fzdタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項79記載の方法。
【請求項82】
癌が乳癌である、請求項79記載の方法。
【請求項83】
Fzdタンパク質が、Fzd3、Fzd4、Fzd6、Fzd7、およびFzd10からなる群より選択される、請求項79記載の方法。
【請求項84】
下流wnt/fzd調節遺伝子産物が、サイクリンD1、c-myc、およびWISP2からなる群より選択される、請求項79記載の方法。
【請求項85】
Wnt-1をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項86】
生物学的試料中のWnt-1をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料中に存在するWnt-1をコードする核酸と請求項85記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項87】
Wnt-2をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項88】
生物学的試料中のWnt-2をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料中に存在するWnt-2をコードする核酸と請求項87記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項89】
Wnt-2bをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項90】
生物学的試料中のWnt-2bをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-2bをコードする核酸と請求項89記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項91】
Wnt-3をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項92】
生物学的試料中のWnt-3をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-3をコードする核酸と請求項91記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項93】
Wnt-3aをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項94】
生物学的試料中のWnt-3aをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-3aをコードする核酸と請求項93記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項95】
Wnt-4をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項96】
生物学的試料中のWnt-4をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-4をコードする核酸と請求項95記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項97】
Wnt-5aをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項98】
生物学的試料中のWnt-5aをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-5aをコードする核酸と請求項97記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項99】
Wnt-5bをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項100】
生物学的試料中のWnt-5bをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-5bをコードする核酸と請求項99記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項101】
Wnt-6をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項102】
生物学的試料中のWnt-6をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-6をコードする核酸と請求項101記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項103】
Wnt-7aをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項104】
生物学的試料中のWnt-7aをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-7aをコードする核酸と請求項103記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項105】
Wnt-7bをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項106】
生物学的試料中のWnt-7bをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-7bをコードする核酸と請求項105記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項107】
Wnt-8aをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項108】
生物学的試料中のWnt-8aをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-8aをコードする核酸と請求項107記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項109】
Wnt-8bをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項110】
生物学的試料中のWnt-8bをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-8bをコードする核酸と請求項109記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項111】
Wnt-10aをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項112】
生物学的試料中のWnt-10aをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-10aをコードする核酸と請求項111記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項113】
Wnt-10bをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項114】
生物学的試料中のWnt-10bをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-10bをコードする核酸と請求項113記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項115】
Wnt-11をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項116】
生物学的試料中のWnt-11をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-11をコードする核酸と請求項115記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項117】
Wnt-14をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項118】
生物学的試料中のWnt-14をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-14をコードする核酸と請求項117記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項119】
Wnt-16をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項120】
生物学的試料中のWnt-16をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-16をコードする核酸と請求項119記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項121】
Fzd1をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項122】
生物学的試料中のFzd1をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd1をコードする核酸と請求項121記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項123】
Fzd2をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項124】
生物学的試料中のFzd2をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd2をコードする核酸と請求項123記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項125】
Fzd3をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項126】
生物学的試料中のFzd3をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd3をコードする核酸と請求項125記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項127】
Fzd4をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項128】
生物学的試料中のFzd4をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd4をコードする核酸と請求項127記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項129】
Fzd5をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項130】
生物学的試料中のFzd5をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd5をコードする核酸と請求項129記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項131】
Fzd6をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項132】
生物学的試料中のFzd6をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd6をコードする核酸と請求項131記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項133】
Fzd7をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項134】
生物学的試料中のFzd7をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd7をコードする核酸と請求項133記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項135】
Fzd8をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項136】
生物学的試料中のFzd8をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd8をコードする核酸と請求項135記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項137】
Fzd9をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項138】
生物学的試料中のFzd9をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd9をコードする核酸と請求項137記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項139】
Fzd10をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項140】
生物学的試料中のFzd10をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd10をコードする核酸と請求項139記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項1】
乳癌細胞の増殖または生存を阻害する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてWntタンパク質を過剰発現し、Wntタンパク質は、Wnt7b、Wnt-10b、およびWnt-14からなる群より選択される、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項2】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項1記載の方法。
【請求項3】
薬剤が、Wnt-7b、Wnt-10b、またはWnt-14に特異的に結合する抗Wnt抗体である、請求項2記載の方法。
【請求項4】
抗Wnt抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項3記載の方法。
【請求項5】
Wntタンパク質が同一癌細胞における別のWntタンパク質と比較して過剰発現される、請求項1記載の方法。
【請求項6】
Wntタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項1記載の方法。
【請求項7】
乳癌を有する患者を治療する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてWntタンパク質を過剰発現し、Wntタンパク質は、Wnt7b、Wnt8a、およびWnt-14からなる群より選択され、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項8】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項7記載の方法。
【請求項9】
薬剤が、Wnt7b、Wnt-10b、またはWnt-14に特異的に結合する抗Wnt抗体である、請求項8記載の方法。
【請求項10】
抗Wnt抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項9記載の方法。
【請求項11】
Wntタンパク質が同一癌細胞における別のWntタンパク質と比較して過剰発現される、請求項7記載の方法。
【請求項12】
Wntタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項7記載の方法。
【請求項13】
慢性リンパ性白血病細胞の増殖または生存を阻害する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてWntタンパク質を過剰発現し、Wntタンパク質はWnt3およびWnt-16からなる群より選択され、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項14】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項13記載の方法。
【請求項15】
薬剤がWnt3またはWnt-16に特異的に結合する抗Wnt抗体である、請求項14記載の方法。
【請求項16】
抗Wnt抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項15記載の方法。
【請求項17】
Wntタンパク質が同一癌細胞における別のWntタンパク質と比較して過剰発現される、請求項13記載の方法。
【請求項18】
Wntタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項13記載の方法。
【請求項19】
慢性リンパ性白血病を有する患者を治療する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてWntタンパク質を過剰発現し、Wntタンパク質はWnt3およびWnt-16からなる群より選択され、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項20】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項19記載の方法。
【請求項21】
薬剤がWnt3またはWnt-16に特異的に結合する抗Wnt抗体である、請求項20記載の方法。
【請求項22】
抗Wnt抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項21記載の方法。
【請求項23】
Wntタンパク質が同一癌細胞における別のWntタンパク質と比較して過剰発現される、請求項19記載の方法。
【請求項24】
Wntタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項19記載の方法。
【請求項25】
マントルゾーンリンパ腫細胞の増殖または生存を阻害する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてWntタンパク質を過剰発現させ、Wntタンパク質はWnt-16であり、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項26】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項25記載の方法。
【請求項27】
薬剤がWnt-16に特異的に結合する抗Wnt抗体である、請求項26記載の方法。
【請求項28】
抗Wnt抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項27記載の方法。
【請求項29】
Wntタンパク質が同一癌細胞における別のWntタンパク質と比較して過剰発現される、請求項25記載の方法。
【請求項30】
Wntタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項25記載の方法。
【請求項31】
マントルゾーンリンパ腫を有する患者を治療する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてWntタンパク質を過剰発現し、Wntタンパク質はWnt-16であり、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項32】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項31記載の方法。
【請求項33】
薬剤がWnt-16に特異的に結合する抗Wnt抗体である、請求項32記載の方法。
【請求項34】
抗Wnt抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項33記載の方法。
【請求項35】
Wntタンパク質が同一癌細胞における別のWntタンパク質と比較して過剰発現される、請求項31記載の方法。
【請求項36】
Wntタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項31記載の方法。
【請求項37】
乳癌細胞の増殖または生存を阻害する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてFzdタンパク質を過剰発現し、Fzdタンパク質は、Fzd3、Fzd4、Fzd6、Fzd7、またはFzd10からなる群より選択され、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項38】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項37記載の方法。
【請求項39】
薬剤が、Fzd3、Fzd4、Fzd6、Fzd7、またはFzd10に特異的に結合する抗Fzd抗体である、請求項38記載の方法。
【請求項40】
抗Fzd抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項39記載の方法。
【請求項41】
Fzdタンパク質が同一癌細胞における別のFzdタンパク質と比較して過剰発現される、請求項37記載の方法。
【請求項42】
Fzdタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項37記載の方法。
【請求項43】
乳癌を有する患者を治療する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してFzdタンパク質を過剰発現し、Fzdタンパク質は、Fzd3、Fzd4、Fzd6、Fzd7、またはFzd10からなる群より選択され、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤を患者に投与する工程を含む方法。
【請求項44】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項43記載の方法。
【請求項45】
薬剤が、Fzd3、Fzd4、Fzd6、Fzd7、またはFzd10に特異的に結合する抗Fzd抗体である、請求項44記載の方法。
【請求項46】
抗Fzd抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項45記載の方法。
【請求項47】
Fzdタンパク質が同一癌細胞における別のFzdタンパク質と比較して過剰発現される、請求項43記載の方法。
【請求項48】
Fzdタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項43記載の方法。
【請求項49】
慢性リンパ性白血病細胞の増殖または生存を阻害する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてFzdタンパク質を過剰発現し、Fzdタンパク質はFzd3であり、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項50】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項49記載の方法。
【請求項51】
薬剤がFzd3に特異的に結合する抗Fzd抗体である、請求項50記載の方法。
【請求項52】
抗Fzd抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項51記載の方法。
【請求項53】
Fzdタンパク質が同一癌細胞における別のFzdタンパク質と比較して過剰発現される、請求項49記載の方法。
【請求項54】
Fzdタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項49記載の方法。
【請求項55】
慢性リンパ性白血病を有する患者を治療する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてFzdタンパク質を過剰発現し、Fzdタンパク質はFzd3であり、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項56】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項55記載の方法。
【請求項57】
薬剤がFzd3に特異的に結合する抗Fzd抗体である、請求項56記載の方法。
【請求項58】
抗Fzd抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項57記載の方法。
【請求項59】
Fzdタンパク質が同一癌細胞における別のFzdタンパク質と比較して過剰発現される、請求項55記載の方法。
【請求項60】
Fzdタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項55記載の方法。
【請求項61】
癌細胞の増殖または生存を阻害する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWntタンパク質を過剰発現し、また癌細胞は非癌細胞と比較して下流wnt/fzd調節遺伝子産物を過剰発現し、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項62】
Wntタンパク質が同一癌細胞における別のWntタンパク質と比較して過剰発現される、請求項61記載の方法。
【請求項63】
Wntタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項61記載の方法。
【請求項64】
癌が乳癌である、請求項61記載の方法。
【請求項65】
Wntタンパク質が、Wnt7b、Wnt-10b、およびWnt-14からなる群より選択される、請求項61記載の方法。
【請求項66】
下流wnt/fzd調節遺伝子産物が、サイクリンD1、c-myc、およびWISP2からなる群より選択される、請求項61記載の方法。
【請求項67】
癌細胞の増殖または生存を阻害する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してFzdタンパク質を過剰発現し、また癌細胞は下流wnt/fzd調節遺伝子産物を過剰発現し、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項68】
Fzdタンパク質が同一癌細胞における別のFzdタンパク質と比較して過剰発現される、請求項67記載の方法。
【請求項69】
Fzdタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項67記載の方法。
【請求項70】
癌が乳癌である、請求項67記載の方法。
【請求項71】
Fzdタンパク質が、Fzd3、Fzd4、Fzd6、Fzd7、およびFzd10からなる群より選択される、請求項67記載の方法。
【請求項72】
下流wnt/fzd調節遺伝子産物が、サイクリンD1、c-myc、およびWISP2からなる群より選択される、請求項67記載の方法。
【請求項73】
癌を有する患者を治療する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWntタンパク質を過剰発現し、また癌細胞は非癌細胞と比較して下流wnt/fzd調節遺伝子産物を過剰発現し、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤を患者に投与する工程を含む方法。
【請求項74】
Wntタンパク質が同一癌細胞における別のWntタンパク質と比較して過剰発現される、請求項73記載の方法。
【請求項75】
Wntタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項73記載の方法。
【請求項76】
癌が乳癌である、請求項73記載の方法。
【請求項77】
Wntタンパク質が、Wnt7b、Wnt-10b、およびWnt-14からなる群より選択される、請求項73記載の方法。
【請求項78】
下流wnt/fzd調節遺伝子産物が、サイクリンD1、c-myc、およびWISP2からなる群より選択される、請求項73記載の方法。
【請求項79】
癌を有する患者を治療する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してFzdタンパク質を過剰発現し、また癌細胞は非癌細胞と比較して下流wnt/fzd調節遺伝子産物を過剰発現し、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤を患者に投与する工程を含む方法。
【請求項80】
Fzdタンパク質が同一癌細胞における別のFzdタンパク質と比較して過剰発現される、請求項79記載の方法。
【請求項81】
Fzdタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項79記載の方法。
【請求項82】
癌が乳癌である、請求項79記載の方法。
【請求項83】
Fzdタンパク質が、Fzd3、Fzd4、Fzd6、Fzd7、およびFzd10からなる群より選択される、請求項79記載の方法。
【請求項84】
下流wnt/fzd調節遺伝子産物が、サイクリンD1、c-myc、およびWISP2からなる群より選択される、請求項79記載の方法。
【請求項85】
Wnt-1をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項86】
生物学的試料中のWnt-1をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料中に存在するWnt-1をコードする核酸と請求項85記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項87】
Wnt-2をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項88】
生物学的試料中のWnt-2をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料中に存在するWnt-2をコードする核酸と請求項87記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項89】
Wnt-2bをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項90】
生物学的試料中のWnt-2bをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-2bをコードする核酸と請求項87記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項91】
Wnt-3をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項92】
生物学的試料中のWnt-3をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-3をコードする核酸と請求項91記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項93】
Wnt-3aをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項94】
生物学的試料中のWnt-3aをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-3aをコードする核酸と請求項93記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項95】
Wnt-4をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項96】
生物学的試料中のWnt-4をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-4をコードする核酸と請求項95記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項97】
Wnt-5aをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項98】
生物学的試料中のWnt-5aをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-5aをコードする核酸と請求項97記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項99】
Wnt-5bをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項100】
生物学的試料中のWnt-5bをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-5bをコードする核酸と請求項99記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項101】
Wnt-6をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項102】
生物学的試料中のWnt-6をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-6をコードする核酸と請求項101記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項103】
Wnt-7aをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項104】
生物学的試料中のWnt-7aをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-7aをコードする核酸と請求項103記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項105】
Wnt-7bをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項106】
生物学的試料中のWnt-7bをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-7bをコードする核酸と請求項105記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項107】
Wnt-8aをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項108】
生物学的試料中のWnt-8aをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-8aをコードする核酸と請求項107記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項109】
Wnt-8bをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項110】
生物学的試料中のWnt-8bをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-8bをコードする核酸と請求項109記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項111】
Wnt-10aをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項112】
生物学的試料中のWnt-10aをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-10aをコードする核酸と請求項111記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項113】
Wnt-10bをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項114】
生物学的試料中のWnt-10bをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-10bをコードする核酸と請求項113記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項115】
Wnt-11をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項116】
生物学的試料中のWnt-11をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-11をコードする核酸と請求項115記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項117】
Wnt-14をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項118】
生物学的試料中のWnt-14をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-14をコードする核酸と請求項117記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項119】
Wnt-16をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項120】
生物学的試料中のWnt-16をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-16をコードする核酸と請求項119記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項121】
Fzd1をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項122】
生物学的試料中のFzd1をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd1をコードする核酸と請求項121記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項123】
Fzd2をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項124】
生物学的試料中のFzd2をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd2をコードする核酸と請求項123記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項125】
Fzd3をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項126】
生物学的試料中のFzd3をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd3をコードする核酸と請求項125記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項127】
Fzd4をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項128】
生物学的試料中のFzd4をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd4をコードする核酸と請求項127記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項129】
Fzd5をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項130】
生物学的試料中のFzd5をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd5をコードする核酸と請求項129記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項131】
Fzd6をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項132】
生物学的試料中のFzd6をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd6をコードする核酸と請求項131記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項133】
Fzd7をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項134】
生物学的試料中のFzd7をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd7をコードする核酸と請求項133記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項135】
Fzd8をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項136】
生物学的試料中のFzd8をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd8をコードする核酸と請求項135記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項137】
Fzd9をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項138】
生物学的試料中のFzd9をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd9をコードする核酸と請求項137記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項139】
Fzd10をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項140】
生物学的試料中のFzd10をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd10をコードする核酸と請求項139記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
乳癌細胞の増殖または生存を阻害する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてWntタンパク質を過剰発現し、Wntタンパク質は、Wnt7b、Wnt-10b、およびWnt-14からなる群より選択される、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項2】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項1記載の方法。
【請求項3】
薬剤が、Wnt-7b、Wnt-10b、またはWnt-14に特異的に結合する抗Wnt抗体である、請求項2記載の方法。
【請求項4】
抗Wnt抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項3記載の方法。
【請求項5】
Wntタンパク質が同一癌細胞における別のWntタンパク質と比較して過剰発現される、請求項1記載の方法。
【請求項6】
Wntタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項1記載の方法。
【請求項7】
乳癌を有する患者を治療する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてWntタンパク質を過剰発現し、Wntタンパク質は、Wnt7b、Wnt8a、およびWnt-14からなる群より選択され、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項8】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項7記載の方法。
【請求項9】
薬剤が、Wnt7b、Wnt-10b、またはWnt-14に特異的に結合する抗Wnt抗体である、請求項8記載の方法。
【請求項10】
抗Wnt抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項9記載の方法。
【請求項11】
Wntタンパク質が同一癌細胞における別のWntタンパク質と比較して過剰発現される、請求項7記載の方法。
【請求項12】
Wntタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項7記載の方法。
【請求項13】
慢性リンパ性白血病細胞の増殖または生存を阻害する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてWntタンパク質を過剰発現し、Wntタンパク質はWnt3およびWnt-16からなる群より選択され、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項14】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項13記載の方法。
【請求項15】
薬剤がWnt3またはWnt-16に特異的に結合する抗Wnt抗体である、請求項14記載の方法。
【請求項16】
抗Wnt抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項15記載の方法。
【請求項17】
Wntタンパク質が同一癌細胞における別のWntタンパク質と比較して過剰発現される、請求項13記載の方法。
【請求項18】
Wntタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項13記載の方法。
【請求項19】
慢性リンパ性白血病を有する患者を治療する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてWntタンパク質を過剰発現し、Wntタンパク質はWnt3およびWnt-16からなる群より選択され、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項20】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項19記載の方法。
【請求項21】
薬剤がWnt3またはWnt-16に特異的に結合する抗Wnt抗体である、請求項20記載の方法。
【請求項22】
抗Wnt抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項21記載の方法。
【請求項23】
Wntタンパク質が同一癌細胞における別のWntタンパク質と比較して過剰発現される、請求項19記載の方法。
【請求項24】
Wntタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項19記載の方法。
【請求項25】
マントルゾーンリンパ腫細胞の増殖または生存を阻害する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてWntタンパク質を過剰発現させ、Wntタンパク質はWnt-16であり、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項26】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項25記載の方法。
【請求項27】
薬剤がWnt-16に特異的に結合する抗Wnt抗体である、請求項26記載の方法。
【請求項28】
抗Wnt抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項27記載の方法。
【請求項29】
Wntタンパク質が同一癌細胞における別のWntタンパク質と比較して過剰発現される、請求項25記載の方法。
【請求項30】
Wntタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項25記載の方法。
【請求項31】
マントルゾーンリンパ腫を有する患者を治療する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてWntタンパク質を過剰発現し、Wntタンパク質はWnt-16であり、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項32】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項31記載の方法。
【請求項33】
薬剤がWnt-16に特異的に結合する抗Wnt抗体である、請求項32記載の方法。
【請求項34】
抗Wnt抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項33記載の方法。
【請求項35】
Wntタンパク質が同一癌細胞における別のWntタンパク質と比較して過剰発現される、請求項31記載の方法。
【請求項36】
Wntタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項31記載の方法。
【請求項37】
乳癌細胞の増殖または生存を阻害する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてFzdタンパク質を過剰発現し、Fzdタンパク質は、Fzd3、Fzd4、Fzd6、Fzd7、またはFzd10からなる群より選択され、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項38】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項37記載の方法。
【請求項39】
薬剤が、Fzd3、Fzd4、Fzd6、Fzd7、またはFzd10に特異的に結合する抗Fzd抗体である、請求項38記載の方法。
【請求項40】
抗Fzd抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項39記載の方法。
【請求項41】
Fzdタンパク質が同一癌細胞における別のFzdタンパク質と比較して過剰発現される、請求項37記載の方法。
【請求項42】
Fzdタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項37記載の方法。
【請求項43】
乳癌を有する患者を治療する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してFzdタンパク質を過剰発現し、Fzdタンパク質は、Fzd3、Fzd4、Fzd6、Fzd7、またはFzd10からなる群より選択され、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤を患者に投与する工程を含む方法。
【請求項44】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項43記載の方法。
【請求項45】
薬剤が、Fzd3、Fzd4、Fzd6、Fzd7、またはFzd10に特異的に結合する抗Fzd抗体である、請求項44記載の方法。
【請求項46】
抗Fzd抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項45記載の方法。
【請求項47】
Fzdタンパク質が同一癌細胞における別のFzdタンパク質と比較して過剰発現される、請求項43記載の方法。
【請求項48】
Fzdタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項43記載の方法。
【請求項49】
慢性リンパ性白血病細胞の増殖または生存を阻害する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてFzdタンパク質を過剰発現し、Fzdタンパク質はFzd3であり、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項50】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項49記載の方法。
【請求項51】
薬剤がFzd3に特異的に結合する抗Fzd抗体である、請求項50記載の方法。
【請求項52】
抗Fzd抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項51記載の方法。
【請求項53】
Fzdタンパク質が同一癌細胞における別のFzdタンパク質と比較して過剰発現される、請求項49記載の方法。
【請求項54】
Fzdタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項49記載の方法。
【請求項55】
慢性リンパ性白血病を有する患者を治療する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWnt/Fzdシグナリング経路においてFzdタンパク質を過剰発現し、Fzdタンパク質はFzd3であり、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項56】
薬剤がWnt/Fzdシグナリング経路のアンタゴニストである、請求項55記載の方法。
【請求項57】
薬剤がFzd3に特異的に結合する抗Fzd抗体である、請求項56記載の方法。
【請求項58】
抗Fzd抗体が補体による細胞毒性または殺傷を促進する、請求項57記載の方法。
【請求項59】
Fzdタンパク質が同一癌細胞における別のFzdタンパク質と比較して過剰発現される、請求項55記載の方法。
【請求項60】
Fzdタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項55記載の方法。
【請求項61】
癌細胞の増殖または生存を阻害する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWntタンパク質を過剰発現し、また癌細胞は非癌細胞と比較して下流wnt/fzd調節遺伝子産物を過剰発現し、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項62】
Wntタンパク質が同一癌細胞における別のWntタンパク質と比較して過剰発現される、請求項61記載の方法。
【請求項63】
Wntタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項61記載の方法。
【請求項64】
癌が乳癌である、請求項61記載の方法。
【請求項65】
Wntタンパク質が、Wnt7b、Wnt-10b、およびWnt-14からなる群より選択される、請求項61記載の方法。
【請求項66】
下流wnt/fzd調節遺伝子産物が、サイクリンD1、c-myc、およびWISP2からなる群より選択される、請求項61記載の方法。
【請求項67】
癌細胞の増殖または生存を阻害する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してFzdタンパク質を過剰発現し、また癌細胞は下流wnt/fzd調節遺伝子産物を過剰発現し、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤と癌細胞とを接触させる工程を含む方法。
【請求項68】
Fzdタンパク質が同一癌細胞における別のFzdタンパク質と比較して過剰発現される、請求項67記載の方法。
【請求項69】
Fzdタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項67記載の方法。
【請求項70】
癌が乳癌である、請求項67記載の方法。
【請求項71】
Fzdタンパク質が、Fzd3、Fzd4、Fzd6、Fzd7、およびFzd10からなる群より選択される、請求項67記載の方法。
【請求項72】
下流wnt/fzd調節遺伝子産物が、サイクリンD1、c-myc、およびWISP2からなる群より選択される、請求項67記載の方法。
【請求項73】
癌を有する患者を治療する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してWntタンパク質を過剰発現し、また癌細胞は非癌細胞と比較して下流wnt/fzd調節遺伝子産物を過剰発現し、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤を患者に投与する工程を含む方法。
【請求項74】
Wntタンパク質が同一癌細胞における別のWntタンパク質と比較して過剰発現される、請求項73記載の方法。
【請求項75】
Wntタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項73記載の方法。
【請求項76】
癌が乳癌である、請求項73記載の方法。
【請求項77】
Wntタンパク質が、Wnt7b、Wnt-10b、およびWnt-14からなる群より選択される、請求項73記載の方法。
【請求項78】
下流wnt/fzd調節遺伝子産物が、サイクリンD1、c-myc、およびWISP2からなる群より選択される、請求項73記載の方法。
【請求項79】
癌を有する患者を治療する方法であって、癌細胞は非癌細胞と比較してFzdタンパク質を過剰発現し、また癌細胞は非癌細胞と比較して下流wnt/fzd調節遺伝子産物を過剰発現し、癌細胞においてWnt/Fzdシグナリング経路を阻害する薬剤を患者に投与する工程を含む方法。
【請求項80】
Fzdタンパク質が同一癌細胞における別のFzdタンパク質と比較して過剰発現される、請求項79記載の方法。
【請求項81】
Fzdタンパク質が癌細胞の増殖または生存に必要である、請求項79記載の方法。
【請求項82】
癌が乳癌である、請求項79記載の方法。
【請求項83】
Fzdタンパク質が、Fzd3、Fzd4、Fzd6、Fzd7、およびFzd10からなる群より選択される、請求項79記載の方法。
【請求項84】
下流wnt/fzd調節遺伝子産物が、サイクリンD1、c-myc、およびWISP2からなる群より選択される、請求項79記載の方法。
【請求項85】
Wnt-1をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項86】
生物学的試料中のWnt-1をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料中に存在するWnt-1をコードする核酸と請求項85記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項87】
Wnt-2をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項88】
生物学的試料中のWnt-2をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料中に存在するWnt-2をコードする核酸と請求項87記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項89】
Wnt-2bをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項90】
生物学的試料中のWnt-2bをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-2bをコードする核酸と請求項89記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項91】
Wnt-3をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項92】
生物学的試料中のWnt-3をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-3をコードする核酸と請求項91記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項93】
Wnt-3aをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項94】
生物学的試料中のWnt-3aをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-3aをコードする核酸と請求項93記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項95】
Wnt-4をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項96】
生物学的試料中のWnt-4をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-4をコードする核酸と請求項95記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項97】
Wnt-5aをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項98】
生物学的試料中のWnt-5aをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-5aをコードする核酸と請求項97記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項99】
Wnt-5bをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項100】
生物学的試料中のWnt-5bをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-5bをコードする核酸と請求項99記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項101】
Wnt-6をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項102】
生物学的試料中のWnt-6をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-6をコードする核酸と請求項101記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項103】
Wnt-7aをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項104】
生物学的試料中のWnt-7aをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-7aをコードする核酸と請求項103記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項105】
Wnt-7bをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項106】
生物学的試料中のWnt-7bをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-7bをコードする核酸と請求項105記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項107】
Wnt-8aをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項108】
生物学的試料中のWnt-8aをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-8aをコードする核酸と請求項107記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項109】
Wnt-8bをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項110】
生物学的試料中のWnt-8bをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-8bをコードする核酸と請求項109記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項111】
Wnt-10aをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項112】
生物学的試料中のWnt-10aをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-10aをコードする核酸と請求項111記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項113】
Wnt-10bをコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項114】
生物学的試料中のWnt-10bをコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-10bをコードする核酸と請求項113記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項115】
Wnt-11をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項116】
生物学的試料中のWnt-11をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-11をコードする核酸と請求項115記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項117】
Wnt-14をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項118】
生物学的試料中のWnt-14をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-14をコードする核酸と請求項117記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項119】
Wnt-16をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項120】
生物学的試料中のWnt-16をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するWnt-16をコードする核酸と請求項119記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項121】
Fzd1をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項122】
生物学的試料中のFzd1をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd1をコードする核酸と請求項121記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項123】
Fzd2をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項124】
生物学的試料中のFzd2をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd2をコードする核酸と請求項123記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項125】
Fzd3をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項126】
生物学的試料中のFzd3をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd3をコードする核酸と請求項125記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項127】
Fzd4をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項128】
生物学的試料中のFzd4をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd4をコードする核酸と請求項127記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項129】
Fzd5をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項130】
生物学的試料中のFzd5をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd5をコードする核酸と請求項129記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項131】
Fzd6をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項132】
生物学的試料中のFzd6をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd6をコードする核酸と請求項131記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項133】
Fzd7をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項134】
生物学的試料中のFzd7をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd7をコードする核酸と請求項133記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項135】
Fzd8をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項136】
生物学的試料中のFzd8をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd8をコードする核酸と請求項135記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項137】
Fzd9をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項138】
生物学的試料中のFzd9をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd9をコードする核酸と請求項137記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【請求項139】
Fzd10をコードする核酸に特異的にハイブリダイズする約100ヌクレオチド未満の単離されたポリヌクレオチドであって、
からなる群より選択されるポリヌクレオチドと同一の配列に特異的にハイブリダイズする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項140】
生物学的試料中のFzd10をコードする核酸の存在または非存在を特異的に検出する方法であって、試料に存在するFzd10をコードする核酸と請求項139記載のポリヌクレオチドとの間の特異的ハイブリダイゼーションを可能とする条件下で試料とポリヌクレオチドとを接触させる工程と、特異的ハイブリダイゼーションが起こるか否かを検出する工程とを含む方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図5】
【図6】
【図7A】
【図7B】
【図8A】
【図8B】
【図9A】
【図9B】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13A】
【図13B】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図2】
【図3】
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図5】
【図6】
【図7A】
【図7B】
【図8A】
【図8B】
【図9A】
【図9B】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13A】
【図13B】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【公表番号】特表2006−517390(P2006−517390A)
【公表日】平成18年7月27日(2006.7.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−550450(P2004−550450)
【出願日】平成15年11月3日(2003.11.3)
【国際出願番号】PCT/US2003/035026
【国際公開番号】WO2004/042028
【国際公開日】平成16年5月21日(2004.5.21)
【出願人】(505006585)ザ レジェンツ オブ ザ ユニバーシティー オブ カリフォルニア (16)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成18年7月27日(2006.7.27)
【国際特許分類】
【出願日】平成15年11月3日(2003.11.3)
【国際出願番号】PCT/US2003/035026
【国際公開番号】WO2004/042028
【国際公開日】平成16年5月21日(2004.5.21)
【出願人】(505006585)ザ レジェンツ オブ ザ ユニバーシティー オブ カリフォルニア (16)
【Fターム(参考)】
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