説明

食道障害の治療方法および治療用組成物

本明細書に開示されるのは、上部胃腸管障害を治療または予防し、かつ重層扁平上皮が有害物質によって傷つかないように保護するための新規な組成物および方法である。この方法は通常、単独または少なくとも1種のプロトンポンプ阻害薬との組み合わせでの少なくとも1種の胆汁酸捕捉剤と、任意に、制酸薬、ヒスタミンH受容体拮抗薬、γ−アミノ酪酸−b(GABA−B)作動薬、GABA−B作動薬のプロドラッグ、およびプロテアーゼ阻害剤から選択される1種以上種の作用剤とを含む医薬組成物を、それを必要とする患者に治療有効量で投与することを含む。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
治療有効量の少なくとも1種の胆汁酸捕捉剤を含む、上部胃腸管障害の治療又は予防用組成物。
【請求項2】
薬学的に許容される賦形剤、希釈剤または担体をさらに含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記少なくとも1種の胆汁酸捕捉剤が、コレスチラミン、コレセベラム、コレセベラム塩酸塩、ウルソデオキシコール酸、コレスチポール、セベラマー、架橋デキストランのジアルキルアミノアルキル誘導体、およびN−(シクロアルキル)アルキルアミンのうちの1つ以上から選択される、請求項1または2に記載の組成物。
【請求項4】
前記少なくとも1種の胆汁酸捕捉剤がコレスチラミンである、請求項3に記載の組成物。
【請求項5】
前記少なくとも1種の胆汁酸捕捉剤がコレセベラムである、請求項3に記載の組成物。
【請求項6】
前記少なくとも1種の胆汁酸捕捉剤がコレセベラム塩酸塩である、請求項3に記載の組成物。
【請求項7】
前記少なくとも1種の胆汁酸捕捉剤がコレスチポールである、請求項3に記載の組成物。
【請求項8】
前記少なくとも1種の胆汁酸捕捉剤がセベラマーである、請求項3に記載の組成物。
【請求項9】
治療有効量の少なくとも1種のプロトンポンプ阻害薬をさらに含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項10】
前記少なくとも1種のプロトンポンプ阻害薬が、オメプラゾール、エソメプラゾール、ランソプラゾール、パントプラゾール、ラベプラゾール、テナトプラゾール、レミノプラゾール、ドントプラゾール、およびランソプラゾールから選択される、請求項9に記載の組成物。
【請求項11】
前記少なくとも1種のプロトンポンプ阻害薬がオメプラゾールである、請求項10に記載の組成物。
【請求項12】
前記少なくとも1種のプロトンポンプ阻害薬がエソメプラゾールである、請求項10に記載の組成物。
【請求項13】
前記少なくとも1種のプロトンポンプ阻害薬がランソプラゾールである、請求項10に記載の組成物。
【請求項14】
前記少なくとも1種のプロトンポンプ阻害薬がパントプラゾールである、請求項10に記載の組成物。
【請求項15】
前記少なくとも1種のプロトンポンプ阻害薬がラベプラゾールである、請求項10に記載の組成物。
【請求項16】
前記少なくとも1種のプロトンポンプ阻害薬がテナトプラゾールである、請求項10に記載の組成物。
【請求項17】
前記少なくとも1種のプロトンポンプ阻害薬がレミノプラゾールである、請求項10に記載の組成物。
【請求項18】
前記少なくとも1種のプロトンポンプ阻害薬がドントプラゾールである、請求項10に記載の組成物。
【請求項19】
前記少なくとも1種のプロトンポンプ阻害薬がランソプラゾールである、請求項10に記載の組成物。
【請求項20】
場合により少なくとも1種の胆汁酸捕捉剤との組み合わせで処方される、制酸薬、ヒスタミンH受容体拮抗薬、γ−アミノ酪酸−b(GABA−B)作動薬、GABA−B作動薬のプロドラッグ、およびプロテアーゼ阻害剤から選択される治療有効量の少なくとも1つの作用剤をさらに含む、請求項1〜19のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項21】
前記少なくとも1つの作用剤が制酸薬である、請求項20に記載の組成物。
【請求項22】
前記制酸薬が、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、および水酸化アルミニウムのうちの1つ以上から選択される、請求項21に記載の組成物。
【請求項23】
前記少なくとも1つの作用剤がヒスタミンH受容体拮抗薬である、請求項20に記載の組成物。
【請求項24】
前記ヒスタミンH受容体拮抗薬が、シメチジン、ファモチジン、ニザチジン、およびラニチジンのうちの1つ以上から選択される、請求項23に記載の組成物。
【請求項25】
前記少なくとも1つの作用剤がGABA−B作動薬である、請求項20に記載の組成物。
【請求項26】
前記GABA−B作動薬がR−バクロフェンである、請求項25に記載の組成物。
【請求項27】
前記少なくとも1つの作用剤がGABA−B作動薬プロドラッグである、請求項20に記載の組成物。
【請求項28】
前記GABA−B作動薬プロドラッグがXP19986である、請求項27に記載の組成物。
【請求項29】
前記作用剤が、アスパルチルプロテアーゼ阻害剤、キモトリプシン阻害剤、およびトリプシン阻害剤から選択されるプロテアーゼ阻害剤である、請求項20に記載の組成物。
【請求項30】
前記アスパルチルプロテアーゼ阻害剤がペプスタチン阻害剤である、請求項29に記載の組成物。
【請求項31】
前記アスパルチルプロテアーゼ阻害剤がペプシン阻害剤である、請求項29に記載の組成物。
【請求項32】
前記プロテアーゼ阻害剤がキモトリプシン阻害剤である、請求項29に記載の組成物。
【請求項33】
前記プロテアーゼ阻害剤がトリプシン阻害剤である、請求項29に記載の組成物。
【請求項34】
前記上部胃腸管障害が、胃腸障害、胸焼け、びらん性食道炎、GERD、消化性潰瘍、食道炎、バレット食道、食道腺癌、咽頭炎、およびGERD関連肺機能障害から選択される、請求項1〜33のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項35】
請求項1〜33のいずれか一項に記載の組成物と、1種以上のハイドロゲルを含む胃内滞留型ビヒクル組成物とを含み、胃液(gastric fluid)との接触時に剤形が膨脹する、徐放性医薬剤形を必要とする被検体への経口投与用の徐放性医薬剤形。
【請求項36】
摂取を必要とする人が摂取した後、前記胃内滞留型ビヒクル組成物が膨脹し、3時間以上にわたって剤形をその人の胃に保持する、請求項35に記載の徐放性医薬剤形。
【請求項37】
摂取を必要とする人が摂取した後、前記胃内滞留型ビヒクル組成物が膨脹し、8時間以上にわたって剤形をその人の胃に保持する、請求項35に記載の徐放性医薬剤形。
【請求項38】
摂取を必要とする人が摂取した後、前記胃内滞留型ビヒクル組成物が膨脹し、24時間以上にわたって剤形をその人の胃に保持する、請求項35に記載の徐放性医薬剤形。
【請求項39】
前記胃内滞留型ビヒクル組成物が、少なくとも1種の結合剤と少なくとも1種の発泡剤とをさらに含む、請求項35に記載の徐放性医薬剤形。
【請求項40】
前記結合剤が、ポロキサマー、ポリエチレングリコール、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、グリセリルパルミトステアラート、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ベヘン酸グリセリル、ステアロイルマクロゴール−32−グリセリド、ポリオキシエチレンひまし油誘導体、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸誘導体、ステアリン酸ポリオキシエチレン、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンコポリマー、デンプン、ゼラチン、糖類、例えばラクトース、スクロース、ブドウ糖および糖蜜、天然ゴムおよび合成ゴム、例えばアカシア、アルギン酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ポリビニルピロリドン、エチルセルロースおよびワックス、のうちの1つ以上から選択される、請求項39に記載の徐放性医薬剤形。
【請求項41】
前記発泡剤が、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、および炭酸グリシンナトリウムのうちの1つ以上から選択される、請求項39に記載の徐放性医薬剤形。
【請求項42】
前記胃内滞留型ビヒクル組成物が超崩壊剤をさらに含む、請求項35に記載の徐放性医薬剤形。
【請求項43】
前記超崩壊剤が、クロスポビドン、クロスカルメロースナトリウム、およびデンプングリコール酸ナトリウムのうちの1つ以上から選択される、請求項42に記載の徐放性医薬剤形。
【請求項44】
前記ハイドロゲルが、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、寒天、アガロース、ローカストビーンガム、カラギーナン、アルギン酸、コンニャクガム、グアーガム、およびキサンタンガムのうちの1つ以上から選択される、請求項35に記載の徐放性医薬剤形。
【請求項45】
前記有効成分の割合が総重量に対して10%〜約75%の量にある、請求項35〜44のいずれか一項に記載の徐放性医薬剤形。
【請求項46】
前記有効成分の割合が総重量に対して15%である、請求項45に記載の徐放性医薬剤形。
【請求項47】
前記有効成分の割合が総重量に対して40%である、請求項45に記載の徐放性医薬剤形。
【請求項48】
前記胆汁酸捕捉剤の治療有効量が0.01g〜300gの範囲である、請求項1〜33のいずれか一項または請求項35〜47のいずれか一項に記載の医薬剤形。
【請求項49】
前記胆汁酸捕捉剤の治療有効量が1g〜30gの範囲である、請求項48に記載の医薬剤形。
【請求項50】
前記胆汁酸捕捉剤の治療有効量が0.2g〜6gの範囲である、請求項48に記載の医薬剤形。
【請求項51】
前記胆汁酸捕捉剤の治療有効量が0.1g〜3gの範囲である、請求項48に記載の医薬剤形。
【請求項52】
前記胆汁酸捕捉剤の治療有効量が0.02g〜0.6gの範囲である、請求項48に記載の医薬剤形。
【請求項53】
前記胆汁酸捕捉剤の治療有効量が0.01g〜0.3gの範囲である、請求項48に記載の医薬剤形。
【請求項54】
前記胆汁酸捕捉剤の治療有効量が2g〜60gの範囲である、請求項48に記載の医薬剤形。
【請求項55】
前記胆汁酸捕捉剤の治療有効量が5g〜150gの範囲である、請求項48に記載の医薬剤形。
【請求項56】
前記胆汁酸捕捉剤の治療有効量が10g〜300gの範囲である、請求項48に記載の医薬剤形。
【請求項57】
前記少なくとも1種のプロトンポンプ阻害薬の治療有効量が1mg〜200mgの範囲である、請求項9〜33のいずれか一項または請求項35〜56のいずれか一項に記載の医薬剤形。
【請求項58】
前記少なくとも1種のプロトンポンプ阻害薬の治療有効量が5mg〜100mgの範囲である、請求項57に記載の医薬剤形。
【請求項59】
前記少なくとも1種のプロトンポンプ阻害薬の治療有効量が10mg〜120mgの範囲である、請求項57に記載の医薬剤形。
【請求項60】
前記少なくとも1種のプロトンポンプ阻害薬の治療有効量が20mg〜100mgの範囲である、請求項57に記載の医薬剤形。
【請求項61】
前記少なくとも1種のプロトンポンプ阻害薬の治療有効量が40mg〜100mgの範囲である、請求項57に記載の医薬剤形。
【請求項62】
前記少なくとも1種のプロトンポンプ阻害薬の治療有効量が5mg〜80mgの範囲である、請求項57に記載の医薬剤形。
【請求項63】
前記少なくとも1種のプロトンポンプ阻害薬の治療有効量が10mg〜40mgの範囲である、請求項57に記載の医薬剤形。
【請求項64】
前記少なくとも1種のプロトンポンプ阻害薬の治療有効量が10mg〜60mgの範囲である、請求項57に記載の医薬剤形。
【請求項65】
上部胃腸管障害を予防または治療する必要のある患者に、請求項1〜33のいずれか一項に記載の組成物または請求項35〜64のいずれか一項に記載の医薬剤形を治療有効量で投与することを含む、上部胃腸管障害の予防又は治療方法。
【請求項66】
上部胃腸管障害を予防または治療する必要のある患者に、請求項1に記載の組成物を治療有効量で投与することを含む、上部胃腸管障害の予防又は治療方法。
【請求項67】
前記少なくとも1種の胆汁酸捕捉剤が、コレスチラミン、コレセベラム、コレセベラム塩酸塩、ウルソデオキシコール酸、コレスチポール、セベラマー、架橋デキストランのジアルキルアミノアルキル誘導体、およびN−(シクロアルキル)アルキルアミンのうちの1つ以上から選択される、請求項66に記載の方法。
【請求項68】
前記少なくとも1種の胆汁酸捕捉剤がコレスチラミンである、請求項67に記載の方法。
【請求項69】
前記少なくとも1種の胆汁酸捕捉剤がコレセベラムである、請求項67に記載の方法。
【請求項70】
前記少なくとも1種の胆汁酸捕捉剤がコレセベラム塩酸塩である、請求項67に記載の方法。
【請求項71】
前記少なくとも1種の胆汁酸捕捉剤がコレスチポールである、請求項67に記載の方法。
【請求項72】
前記少なくとも1種の胆汁酸捕捉剤がセベラマーである、請求項67に記載の方法。
【請求項73】
前記少なくとも1種のプロトンポンプ阻害薬を、同時に、別々に、あるいは順次投与することをさらに含む、請求項66〜72のいずれか一項に記載の方法。
【請求項74】
前記少なくとも1種のプロトンポンプ阻害薬が、オメプラゾール、エソメプラゾール、ランソプラゾール、パントプラゾール、ラベプラゾール、テナトプラゾール、レミノプラゾール、ドントプラゾール、およびランソプラゾールのうちの1つ以上から選択される、請求項73に記載の方法。
【請求項75】
前記少なくとも1種のプロトンポンプ阻害薬がオメプラゾールである、請求項74に記載の方法。
【請求項76】
前記少なくとも1種のプロトンポンプ阻害薬がエソメプラゾールである、請求項74に記載の方法。
【請求項77】
前記少なくとも1種のプロトンポンプ阻害薬がランソプラゾールである、請求項74に記載の方法。
【請求項78】
前記少なくとも1種のプロトンポンプ阻害薬がパントプラゾールである、請求項74に記載の方法。
【請求項79】
前記少なくとも1種のプロトンポンプ阻害薬がラベプラゾールである、請求項74に記載の方法。
【請求項80】
前記少なくとも1種のプロトンポンプ阻害薬がテナトプラゾールである、請求項74に記載の方法。
【請求項81】
前記少なくとも1種のプロトンポンプ阻害薬がレミノプラゾールである、請求項74に記載の方法。
【請求項82】
前記少なくとも1種のプロトンポンプ阻害薬がドントプラゾールである、請求項74に記載の方法。
【請求項83】
前記少なくとも1種のプロトンポンプ阻害薬がランソプラゾールである、請求項74に記載の方法。
【請求項84】
場合により少なくとも1種の胆汁酸捕捉剤との組み合わせで処方される、制酸薬、ヒスタミンH受容体拮抗薬、γ−アミノ酪酸−b(GABA−B)作動薬、GABA−B作動薬のプロドラッグ、およびプロテアーゼ阻害剤から選択される少なくとも1種の作用剤を、治療有効量で、同時に、別々に、あるいは順次投与することをさらに含む、請求項66〜83のいずれか一項に記載の方法。
【請求項85】
前記少なくとも1つの作用剤が制酸薬である、請求項84に記載の方法。
【請求項86】
前記制酸薬が、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、および水酸化アルミニウムのうちの1つ以上から選択される、請求項85に記載の方法。
【請求項87】
前記少なくとも1つの作用剤がヒスタミンH受容体拮抗薬である、請求項84に記載の方法。
【請求項88】
前記ヒスタミンH受容体拮抗薬が、シメチジン、ファモチジン、ニザチジン、およびラニチジンのうちの1つ以上から選択される、請求項87に記載の方法。
【請求項89】
前記少なくとも1つの作用剤がGABA−B作動薬である、請求項84に記載の方法。
【請求項90】
前記GABA−B作動薬がR−バクロフェンである、請求項89に記載の方法。
【請求項91】
前記少なくとも1つの作用剤がGABA−B作動薬プロドラッグである、請求項84に記載の方法。
【請求項92】
前記GABA−B作動薬プロドラッグがXP19986である、請求項91に記載の方法。
【請求項93】
前記作用剤が、アスパルチルプロテアーゼ阻害剤、キモトリプシン阻害剤、およびトリプシン阻害剤から選択されるプロテアーゼ阻害剤である、請求項84に記載の方法。
【請求項94】
前記アスパルチルプロテアーゼ阻害剤がペプスタチン阻害剤である、請求項93に記載の方法。
【請求項95】
前記アスパルチルプロテアーゼ阻害剤がペプシン阻害剤である、請求項93に記載の方法。
【請求項96】
前記プロテアーゼ阻害剤がキモトリプシン阻害剤である、請求項93に記載の方法。
【請求項97】
前記プロテアーゼ阻害剤がトリプシン阻害剤である、請求項93に記載の方法。
【請求項98】
前記上部胃腸管障害が、胃腸障害、胸焼け、びらん性食道炎、GERD、消化性潰瘍、食道炎、バレット食道、食道腺癌、咽頭炎、およびGERD関連肺機能障害からなる群から選択される、請求項65〜97のいずれか一項に記載の方法。
【請求項99】
前記上部胃腸管障害がGERDである、請求項98に記載の方法。
【請求項100】
前記GERDが不応答性GERDである、請求項99に記載の方法。
【請求項101】
前記上部胃腸管障害が消化性潰瘍である、請求項98に記載の方法。
【請求項102】
前記消化性潰瘍が食道潰瘍である、請求項101に記載の方法。
【請求項103】
前記上部胃腸管障害がバレット食道である、請求項98に記載の方法。
【請求項104】
前記上部胃腸管障害が食道腺癌である、請求項98に記載の方法。
【請求項105】
前記上部胃腸管障害が咽頭炎である、請求項98に記載の方法。
【請求項106】
前記上部胃腸管障害が、喘息および咳から選択されるGERD関連肺機能障害である、請求項98に記載の方法。
【請求項107】
重層扁平上皮が有害物質によって傷つかないように保護する必要のある患者に、請求項1〜33のいずれか一項に記載の組成物または請求項35〜64のいずれか一項に記載の医薬剤形を治療有効量で投与することを含む、重層扁平上皮が有害物質によって傷つかないように保護するための方法。
【請求項108】
1つ以上の容器に、治療有効量の請求項1〜33のいずれか一項に記載の組成物または請求項35〜64のいずれか一項に記載の医薬剤形と、取扱説明書を含むラベルまたは能書とが入った、上部胃腸管障害を治療するためのキット。

【公表番号】特表2010−514702(P2010−514702A)
【公表日】平成22年5月6日(2010.5.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−543271(P2009−543271)
【出願日】平成19年12月21日(2007.12.21)
【国際出願番号】PCT/US2007/088624
【国際公開番号】WO2008/080092
【国際公開日】平成20年7月3日(2008.7.3)
【出願人】(509175403)アイロンウッド ファーマシューティカルズ,インコーポレーテッド (2)
【氏名又は名称原語表記】Ironwood Pharmaceuticals, Inc.
【Fターム(参考)】