説明

高周波受信部

【課題】高周波受信部内に設けたSAWフィルタの入出力間で発生するクロストークを改善することを目的としたものである。
【解決手段】高周波信号が入力される混合器109と、この混合器109からの中間周波信号が入力されるIF増幅器111と、このIF増幅器111からの出力信号が信号ライン132、114、115を介して入力されるSAWフィルタ119と、このSAWフィルタ119から出力される平衡出力信号が信号ライン125、127を介して供給される平衡型増幅器129と、この平衡型増幅器129からの平衡出力信号が供給される出力端子130、131を備え、信号ライン132、114、115の長さは信号ライン125、127の長さより共に短く設定し、信号ライン132、114、115と、信号ライン125との間にグランドパターン134を設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、テレビジョンの信号を受信する高周波受信部に関するものである。
【背景技術】
【0002】
以下、従来の高周波受信部について説明する。
【0003】
図5は従来の高周波受信部のブロック図である。図5において、従来の高周波受信部1は、アンテナ2からの高周波信号が入力される入力端子3と、この入力端子3に入力された高周波信号が供給される高周波増幅器5と、この高周波増幅器5の出力がその一方の入力に供給されるとともに他方の入力には局部発振器7の出力が供給される混合器9と、この混合器9から出力されるIF信号が供給されるIF増幅器11と、このIF増幅器11からの不平衡出力であるIF信号が共通端子13aに接続されるスイッチ13と、このスイッチ13の一方の出力端子13bが入力端子15に接続されるとともに他方の出力端子13cが入力端子17に接続されるフィルタ19と、このフィルタ19に設けられるとともにグランドに接続されるグランド端子19aと、このフィルタ19の平衡出力である出力端子20、21と、この出力端子20、21からの平衡出力であるIF信号が供給される平衡型増幅器22と、この平衡型増幅器22からの平衡出力であるIF信号が供給される出力端子23、24を有する構成であった。
【0004】
また、IF増幅器11からの不平衡出力であるIF信号は、スイッチ13により、フィルタ19の入力端子15、17のどちらか一方に選択されて入力される。
【0005】
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
【特許文献1】特開2006−352907号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながらこのような従来の高周波受信部において、IF増幅器11からスイッチ13の共通端子13aまでの信号ライン25、スイッチ13の出力端子13b、13cからフィルタ19の入力端子15、17までのそれぞれの信号ライン27、29は配線を簡略化するため不平衡とし、フィルタ19の出力端子20、21から平衡型増幅器22までの信号ライン31、32は外部から流入する妨害信号に強い平衡回路としている。
【0007】
このため、フィルタ19の周辺において、この不平衡の信号ライン25、27、29と、平衡の信号ライン31、32との間には容量結合あるいは誘導結合によるクロストーク(入力出力間の信号漏れ)が発生した。このため、フィルタ19の通過帯域以外の減衰特性が大幅に劣化した。
【0008】
特に、小型サイズ化とした高周波受信部においては、不平衡の信号ライン25、27、29と平衡の信号ライン31、32との間が近接するため、フィルタ19による妨害信号の抑圧が劣化して受信品質の劣化が発生した。
【0009】
そこで本発明は、この問題を解決したもので、フィルタの入出力間のクロストークを改善した高周波受信部を実現することを目的としたものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この目的を達成するために本発明の高周波受信部は、高周波信号が入力される混合器と、この混合器からの中間周波信号が入力されるIF(中間周波)増幅器と、このIF増幅器からの出力信号が第1の信号ラインを介して入力されるフィルタと、このフィルタから出力される平衡出力信号が第2、第3の信号ラインをそれぞれ介して供給される平衡型増幅器と、この平衡型増幅器からの平衡出力信号が供給される出力端子とを備え、前記IF増幅器から前記フィルタの入力までの第1の信号ラインの長さは前記フィルタの出力から前記平衡型増幅器までの第2の信号ラインおよび第3の信号ラインの長さより共に短く設定し、前記第1の信号ラインと、前記第2、第3の信号ラインのうち前記第1の信号ラインに近接する第2の信号ラインとの間に第1のグランドパターンを設けた。
【0011】
これにより、所期の目的を達成することができる。
【発明の効果】
【0012】
以上のように本発明によれば、高周波受信部は、高周波信号が入力される混合器と、この混合器からの中間周波信号が入力されるIF(中間周波)増幅器と、このIF増幅器からの出力信号が第1の信号ラインを介して入力されるフィルタと、このフィルタから出力される平衡出力信号が第2、第3の信号ラインをそれぞれ介して供給される平衡型増幅器と、この平衡型増幅器からの平衡出力信号が供給される出力端子とを備え、前記IF増幅器から前記フィルタの入力までの第1の信号ラインの長さは前記フィルタの出力から前記平衡型増幅器までの第2の信号ラインおよび第3の信号ラインの長さより共に短く設定し、前記第1の信号ラインと、前記第2、第3の信号ラインのうち前記第1の信号ラインに近接する第2の信号ラインとの間に第1のグランドパターンを設けた。
【0013】
このように、IF増幅器からフィルタの入力までの第1の信号ラインの長さはフィルタの出力から平衡型増幅器までの第2の信号ラインおよび第3の信号ラインの長さより共に短く設定することにより、第1の信号ラインからのIF(中間周波)信号の輻射を最小限とできる。
【0014】
さらに、第1の信号ラインと、第2、第3の信号ラインのうち第1の信号ラインに近接する信号ラインとの間にグランドパターンを設けることにより、クロストークを低減することができる。
【0015】
従って、第1の信号ラインと第2の信号ラインの間隔、あるいは第1の信号ラインと第3の信号ラインとの間隔を近接して配置することができるので、小型化サイズの高周波受信部を実現することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における高周波受信部のブロック図である。なお、フィルタ119として、例えばSAWフィルタを用いた場合を以下説明する。
【0017】
この図1において、高周波受信部101は、アンテナ102からの高周波信号が入力される入力端子103と、この入力端子103に入力された信号が供給される高周波増幅器105と、この高周波増幅器105の出力がその一方の入力に供給されるとともに他方の入力には局部発振器107の出力が供給される混合器109と、この混合器109からの不平衡出力であるIF信号が供給されるIF増幅器111と、このIF増幅器111からの不平衡出力であるIF信号が共通端子113aに供給されるスイッチ113と、このスイッチ113の出力端子113b、113cが入力端子116、117をそれぞれ介して接続されるSAWフィルタ119と、このSAWフィルタ119からの平衡出力であるIF信号が出力される出力端子123、124と、この出力端子123、124からのIF信号が供給される平衡型増幅器129と、この平衡型増幅器129からの平衡出力であるIF信号が供給される出力端子130、131から構成されている。
【0018】
また、IF増幅器111とスイッチ113の共通端子113aの間は信号ライン132で接続され、スイッチ113の出力端子113bとSAWフィルタ119の入力端子116の間は信号ライン114により接続され、スイッチ113の出力端子113cとSAWフィルタ119の入力端子117の間は信号ライン115により接続されている。
【0019】
さらに、SAWフィルタ119にはグランドに接続するためのグランド端子133が設けられ、このグランド端子133にはグランドパターン134、135が接続されている。
【0020】
また、集積回路137は、高周波増幅器105、混合器109と、局部発振器107と、IF増幅器111と、平衡型増幅器129とを有している。なお、高周波増幅器105は外付けとしてもよい。
【0021】
このように構成された高周波受信部101の動作について図1を用いて説明する。
【0022】
高周波信号は、高周波増幅器105により利得制御されたのち混合器109に供給される。この混合器109では、局部発振器107の発振信号によりIF(中間周波)信号に変換される。
【0023】
このIF信号は、IF増幅器111により増幅されたのち、スイッチ113によりSAWフィルタ119の入力端子116、117のどちらか一方に入力される。
【0024】
この入力端子116または117に入力される不平衡信号であるIF信号は、SAWフィルタ119により妨害信号が抑圧されるとともに希望信号が選択される。
【0025】
この希望信号を含むIF信号は、平衡信号として出力端子123、124から出力され、信号ライン125、127を介して平衡型増幅器129に入力される。この平衡型増幅器129により増幅された平衡信号であるIF信号は、出力端子130、131から出力される。
【0026】
また、グランドパターン134は、信号ライン132、114、115と信号ライン125の間に配置されている。また、グランドパターン135は、信号ライン127に近接して信号ライン125と反対側に配置されている。
【0027】
このようにして、信号ライン125、127は、それぞれの電気長を同じにし、かつグランドパターン134、135を対称に配置している。これにより、信号ライン125、127を互いに平衡とできるので、例えば外部から妨害信号が流入した場合には、平衡型増幅器により位相キャンセルできる。
【0028】
ところが、この信号ライン125、127あるいはグランドパターン134、135は完全に対称の配置にできない。この場合には、信号ライン132、114、115からのIF信号が信号ライン125、127に飛び込んだ場合には、通過帯域外の選択特性が劣化することになる。
【0029】
次に、SAWフィルタ119の入力から出力までの選択特性を劣化させるクロストーク(入出力間の信号漏れ)について以下説明する。
【0030】
図2(a)は、SAWフィルタ119の入力から出力までの選択特性を示す図である。図2(a)において、横軸151は周波数を表し、縦軸152は損失を表す。また、従来例における選択特性154を破線で表し、本実施形態における選択特性156を実線で表している。
【0031】
この従来例における選択特性154では、図5において入力側の信号ライン25、27、29と、出力側の信号ライン31、32の間に浮遊容量が発生してクロストークが大きくなって、帯域外選択特性159となり例えば60dBとなって劣化する。
【0032】
これに対して、本実施の形態では、図1に示すように入力側の信号ライン132、114、115と、出力側の信号ライン125、127の間に発生する浮遊容量を小さくするために、両者の間にグランドパターン134を設けている。
【0033】
また、クロストークは、入出力間の浮遊容量だけでなく、入力側の信号ライン132、114、115から輻射されたIF信号が出力側の信号ライン125、127に直接飛び込むことが考えられる。
【0034】
すなわち、IF増幅器111から信号ライン132、114、115に入力される不平衡であるIF信号は、高周波増幅器105、混合器109、IF増幅器111により増幅されているので大きな信号レベルに利得制御されている。
【0035】
これに対して、SAWフィルタ119の出力端子123、124から信号ライン125、127に入力される平衡のIF信号は、SAWフィルタの挿入損失により例えば20dB程度減衰されている。
【0036】
このように、入力側の信号ライン132、114、115からはIF信号レベルが輻射され、信号ライン125、127に飛び込むことが発生する。この信号ライン125、127への飛び込み量を小さくするためには、IF増幅器111の出力とSAWフィルタ119の入力端子116、117までの信号長をできるだけ短くすればよい。
【0037】
すなわち、IF増幅器111の出力端子111aにSAWフィルタ119の入力端子116、117を近接して配置すればよい。これにより、IF増幅器111の出力とSAWフィルタ119の入力端子116、117までの信号長は、SAWフィルタ119の出力端子123、124から平衡型増幅器129の入力までの信号長より短くなる。
【0038】
このようにして、グランドパターン134を設け、またIF増幅器111の出力とSAWフィルタ119の入力端子116、117までの信号長をできるだけ短くする。これにより、クロストークを小さくできるので、選択特性161として帯域外の選択特性を例えば80dB以上とできる。
【0039】
以上のように、IF増幅器111からSAWフィルタ119の入力端子116または117までの信号ライン132、114の長さ、あるいは信号ライン132、115の長さは、SAWフィルタ119の出力端子123または124から平衡型増幅器129の入力までの信号ライン125または127の長さより短く配置することにより、信号ライン132、114、115からのIF信号の輻射を最小限とできる。
【0040】
さらに、信号ライン125と、この信号ライン125に近接する信号ライン132、114、115との間にグランドパターン134を設けることにより、クロストークを低減することができる。
【0041】
これにより、信号ライン132、114、115と信号ライン125、127との間隔を近接して配置することができるので、小型化サイズの高周波受信部101を実現することができる。
【0042】
なお、SAWフィルタ119を基板の一方の面から挿入し、集積回路137を基板の他方の面に装着し、信号ライン132、114、115、125、127を基板の他方の面に形成することができる。
【0043】
また、SAWフィルタ119を基板の他方の面に装着し、集積回路137を基板の他方の面に装着し、信号ライン132、114、115、125、127を基板の他方の面に形成することができる。
【0044】
これにより、他方の面にのみ銅箔パターンが形成されたプリント基板を用いることになり、より安価な高周波受信部101を実現できる。
【0045】
さらに、IF増幅器111は削除してもよい。この場合には、混合器109の出力がスイッチ113に直接接続される。
【0046】
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における高周波受信部153のブロック図である。実施の形態1の高周波受信部101に対して、本実施の形態では、グランドパターン134と135の間にインピーダンス素子としてのチップ部品155を装着している点が異なる。なお、図3で使用した部品について、図1と同じものについては同一の番号を付して説明を簡略化している。
【0047】
図3において、グランドパターン134と135の間であって、信号ライン125および127に対して直角であって、また近接してチップ部品155を装着することにより、SAWフィルタ119の入出力選択特性をさらに改善できる。
【0048】
例えば、チップ部品155に0Ωのショート抵抗を用いることにより、図2(b)の入出力選択特性167とできる。
【0049】
この理由は、信号ライン125、127を0Ωのショート抵抗によりグランドパターンによるシールド効果が改善され、信号ライン132、114、115から信号ライン125、127への飛び込み量を抑えることができたと考えられる。
【0050】
また、チップ部品155を0Ωのショート抵抗の代わりに任意の値のコンデンサとした場合には、図2(b)の入出力選択特性167となって吸収型のトラップを帯域外に形成することができる。このコンデンサの容量値は、例えば1200pFを用いている。
【0051】
この理由は、グランドパターン134及び135によるインダクタンスと、コンデンサにより吸収型のトラップを形成できることが考えられる。
【0052】
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3における高周波受信部201のブロック図である。実施の形態1の高周波受信部101では、異なる種類の帯域を有するSAWフィルタ119をスイッチ113により選択できる構成としたが、本実施の形態では一種類の帯域を有するSAWフィルタ219を用いている点が異なる。
【0053】
なお、図4で使用した部品について、図1と同じものについては同一の番号を付して説明を簡略化している。
【0054】
図4において、IF増幅器111とSAWフィルタ219は、信号ライン233により接続できるので、さらに短くすることができる。
【0055】
この場合においても、信号ライン233と信号ライン225、227の関係は実施の形態1と同様である。
【0056】
すなわち、IF増幅器111からSAWフィルタ219の入力端子216までの信号ライン233の長さは、SAWフィルタ219の出力端子223または224から平衡型増幅器129の入力までの信号ライン225または信号ライン227の長さより短く配置することにより、第1の信号ラインからのIF信号の輻射を最小限とできる。
【0057】
さらに、信号ライン233と信号ライン233に近接する信号ライン225の間にグランドパターン134を設けることにより、クロストークを低減することができる。
【0058】
これにより、信号ライン233と信号ライン225、227との間隔を近接して配置することができるので、小型化サイズの高周波受信部201を実現することができる。
【産業上の利用可能性】
【0059】
本発明にかかる高周波受信部は、小型化サイズとできるので、例えば携帯電話用のテレビ受信装置に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【0060】
【図1】本発明の実施の形態1における高周波受信部のブロック図
【図2】(a)同、SAWフィルタの入出力選択特性図、(b)同、SAWフィルタの入出力選択特性図
【図3】本発明の実施の形態2における高周波受信部のブロック図
【図4】本発明の実施の形態3における高周波受信部のブロック図
【図5】従来の高周波受信部のブロック図
【符号の説明】
【0061】
101 高周波受信部
109 混合器
111 IF増幅器
114 信号ライン
115 信号ライン
119 SAWフィルタ
129 平衡型増幅器
130 出力端子
131 出力端子
132 信号ライン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
高周波信号が入力される混合器と、この混合器からのIF(中間周波)信号が入力されるIF増幅器と、このIF増幅器からの出力信号が第1の信号ラインを介して入力されるフィルタと、このフィルタから出力される平衡出力信号が第2、第3の信号ラインをそれぞれ介して供給される平衡型増幅器と、この平衡型増幅器からの平衡出力信号が供給される出力端子とを備え、前記IF増幅器から前記フィルタの入力までの第1の信号ラインの長さは前記フィルタの出力から前記平衡型増幅器までの第2の信号ラインおよび第3の信号ラインの長さより共に短く設定し、前記第1の信号ラインと、前記第2、第3の信号ラインのうち前記第1の信号ラインに近接する第2の信号ラインとの間に第1のグランドパターンを設けた高周波受信部。
【請求項2】
前記フィルタは2種類の異なる帯域特性を有する帯域選択型フィルタとし、前記帯域選択型フィルタの第1、第2の入力と前記IF増幅器との間には、前記第1、第2の入力の選択が可能なスイッチを設けた請求項1に記載の高周波受信部。
【請求項3】
前記第3の信号ラインに近接して前記第2の信号ラインと反対側の第2のグランドパターンを設け、前記第2のグランドパターンと第3のグランドパターンの間にインピーダンス素子を接続した請求項1に記載の高周波受信部。
【請求項4】
前記インピーダンス素子には、ショート抵抗のチップ部品を用いた請求項1に記載の高周波受信部。
【請求項5】
前記インピーダンス素子には、コンデンサのチップ部品を用いた請求項1に記載の高周波受信部。
【請求項6】
前記フィルタを基板の一方の面から挿入し、少なくとも前記混合器、前記IF増幅器、前記平衡型増幅器からなる集積回路を他方の面に装着し、前記第1、第2、第3の信号ラインを前記基板の他方の面に形成した請求項1に記載の高周波受信部。
【請求項7】
前記フィルタを基板の他方の面に装着し、少なくとも前記混合器、前記IF増幅器、前記平衡型増幅器からなる集積回路を基板の他方の面に装着し、前記第1、第2、第3の信号ラインを前記基板の他方の面に形成した請求項1に記載の高周波受信部。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−183403(P2010−183403A)
【公開日】平成22年8月19日(2010.8.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−25737(P2009−25737)
【出願日】平成21年2月6日(2009.2.6)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】