説明

鶏皮まんじゅうの調理方法

【課題】 従来不可能・困難とされていた鶏肉まんじゅうを開発する。
【解決手段】 調理用鶏肉の皮を剥がして調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・ミジンニンニク・しょうが・醤油・玉子・胡麻油・塩・小麦粉・片栗粉とからなり、該鶏皮に調味料・玉子・片栗粉・小麦粉を混ぜ合わせて180度程度の油で揚げてから容器に移しかつ再度180度程度の油で揚げ直し、更に狐色に揚げてから冷却し大きめに刻んで唐揚用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法及び、その他の酒蒸用鶏皮まんじゅう、焼用鶏皮まんじゅう、味噌煮用鶏皮まんじゅう、カレー炒用鶏皮まんじゅう、串焼用鶏皮まんじゅう、団子蒸用鶏皮まんじゅう、ペースト用鶏皮まんじゅう、叉焼用鶏皮まんじゅう等の調理方法の提供。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は豚肉や牛肉などを素材にして調理される肉まんに関するが、詳しくは鶏肉の皮を調理してなる鶏皮まんじゅうの調理方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
いわゆる豚肉まんじゅうなどの肉まんは、古くから中国で調理されており日本でも昔から製造販売されている。しかし、鶏肉については調理方法が困難若しくは不可能とされており、今だ市場化されていないのが現状である。そこで、それに代るものとして鶏ひき肉・木綿豆腐・卵白・山芋・小麦粉などの素材に白だし・水・砂糖・片栗粉・しょうがなどを混ぜ合わせてつくられた「おすいもの」式の鶏肉まんじゅうらしきものが料亭などで作られていた。
【0003】
また、最近では特開2004−008188号で「鶏肉を原料とした新規な食感及び風味を有するスナック食品及びその製造方法」や、特開2002−51737号「つくね・まんじゅう」などが開示されている。
【特許文献1】特開2004−008188号公報
【特許文献2】特開2002−51737号公報 ところで、特許文献1の発明は生鶏肉のむね肉又は/及びささ身を原料とし、油で揚げた極く薄いパリパリした新規な食感及び風味を有するスナック食品を得ることを目的としたものであり、その解決手段は生鶏肉のむね肉又は/及びささ身を原料とした新規なスナック食品において、ミンチ状にした生鶏肉のむね肉又は/及びささ身を厚さ0.2mm〜0.5mmのシート状に成形し、これを急速凍結したものを植物油で揚げたことを特徴とする新規なスナック食品にしたところにある。また特許文献2の発明は、従来から焼き鳥屋で買ったつくねは表面にタレが付いていて、家庭で焼き直すとつくねが温まる前にタレが焦げ煙が出て不便であった。その欠点を補うために表面に付いたタレを内蔵することにより、フライパンやオーブントースターで焼いても煙を出さず調理できるつくねを提供するものであり、その解決手段は味噌・砂糖・クルミ及びゼラチン等を混合物にしたアン主要部の表面を直接火であぶってコゲ目をつくり、つくねの生地で包んだところにある。
【0004】
具体的には図2に示すように、つくねまんじゅう本体11は赤味噌・白味噌等に砂糖・クルミ及びゼラチン等を混合させて適度の粘度になるように調合し、薄くして両表面にコゲ目13をつけてアン主要部12として保有する。少量の場合は、つくねの生地14を手のひらにのばし、その中にアン主要部12を入れて包みこめばよい。大量の場合は、つくねの生地14を形成する上下2枚の型を設けて下の型に入れたつくねの生地14の上にアン主要部12をのせて、上の型につくねの生地14だけを入れて上下の型を圧着する。このような構造から、電子レンジやセイロで蒸す調理から表面にコゲ目13を付けたいならば、フライパンやオーブントースターで焼くこともできる。なお、アン主要部12の混合に酒の肴には香辛料を適度に与え、弁当や食卓の葱材には甘味を加えれば女性や子供にも喜ばれる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このように従来の鶏肉調理には、いわゆる豚まんと同様な鶏まんなるものは開発されておらず、しかも鶏肉の皮部分については焼とりとして市場化されているが鶏皮まんじゅうなるものは今だ市場化されていない。この鶏皮まんじゅうを開発しようとするところに本発明が解決しようとする課題が有する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は上記の如き課題を解決するために開発したものであって、調理用鶏肉の皮を剥がして調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・ミジンニンニク・しょうが・醤油・玉子・胡麻油・塩・小麦粉・片栗粉とからなり、該鶏皮に調味料・玉子・片栗粉・小麦粉を混ぜ合わせて180度程度の油で揚げてから容器に移しかつ再度180度程度の油で揚げ直し、更に狐色に揚げてから冷却し大きめに刻んで唐揚用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法の提供にあり、また調理用鶏肉の皮を剥して調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・酒・塩・キーパー・コショウ・しょうが・ねぎ及び、玉ねぎ・筍・椎茸・醤油・砂糖・キーパー・コショウ・パン粉とからなり、該鶏皮に調味料を合わせてねぎとタタキしょうがとを鶏皮の上に乗せてから蒸器で25分位蒸らし、かつ冷却した鶏皮を別容器に入れ水切りし、更に肉挽器で挽いてから前記以外の調理材料に調味料を混ぜ合わせてまんじゅうの餡レシピで酒蒸用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法の提供にあり、また調理用鶏肉の皮を剥して調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・酒・カキソース・醤油・ミリン・オロシしょうが・一味唐辛子・キーパー・胡麻油とからなり、該鶏皮と調味料とを混ぜ合わせて一晩漬けかつオーブンで加熱して数10分位焼いてから再度胡麻油を表面に塗いて焼き、更に焼けた後に冷却してから適宜大きさに切り丸めて冷凍し、かつ冷凍の鶏皮のまま皮でレシピ包み数10分位蒸してから焼用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法の提供にあり、また、調理用鶏肉の皮を剥して調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・椎茸・酒・ミリン・甘味噌・白味噌・キーパー・砂糖・浮粉・水・しょうが汁とからなり、該鶏皮を熱湯で茹てから容器に移し水切りして冷却し適宜大きさに切り、かつ調味料を入れ火にかけ煮詰てから椎茸・鶏皮・しょうが汁とを入れて冷却し、更に冷めた味噌と鶏皮を皮レシピで包み数10分位蒸して味噌煮用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法の提供にあり、また調理用鶏肉の皮を剥して調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・ミジン玉ねぎ・ミジン人参・ミジンセロリ・塩・カレー粉・醤油・砂糖・ミジンニンニク・水・浮粉・キーパーとからなり、該ミジンのニンニク・玉ねぎ・人参・セロリを混ぜ合わせ炒めてからカレー粉を入れ狐色になった後に一度茹てから適宜大きさに切った鶏皮を一緒に炒め、かつ各調味料で味付けして最後に水溶き浮粉で固めてカレー炒用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法の提供にあり、また調理用鶏肉の皮を剥して調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・長ねぎ・オロシしょうが・白コショウ・岩塩・酒とからなり、該鶏皮を茹てからミンチにしかつオロシしょうがと塩とを混ぜ合わせてから長ねぎと一緒に串で刺し塩を振り、焼鳥器で水と酒を混ぜたスプレーで霧吹きをして焦がさないように焼き鳥にし、更に冷めたら大きなミジンにしてからミンチにした鶏皮と混ぜて塩とコショウで味を調えてから冷やして皮レシピで包み数10分位蒸して串焼用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法の提供にあり、また調理用鶏肉の皮を剥して調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・中華スープ・片栗粉・砂糖・塩・キーパー・コショウ・団子付粉とからなり、該中華スープとを調味料を入れ沸騰させて水溶き片栗粉で固めかつ適宜大きさに切った鶏皮と固めた中華スープと混ぜて所望の大きさの団子にし、更に該団子の回りに粉を付けてから油で揚げ、冷却して鶏皮の団子を皮レシピで包み数10分位して団子蒸用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法の提供にあり、また調理用の鶏肉皮を剥して調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮挽・鶏挽肉・玉子・鶏油・パン粉・塩・黒コショウ・牛乳・砂糖・カキソース及び春雨・醤油・砂糖・酒とからなり、該鶏皮挽・鶏挽肉調味料を混ぜてバットに伸ばしてオーブンで数10分焼いてから冷却し、更に冷めた鶏肉のペーストを粗挽にして春雨と混ぜてから、皮レシピで包み数10分蒸してペースト用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法の提供にあり、また調理用鶏肉の皮を剥して調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・酒・醤油・砂糖・水飴・五香粉・ニンニク・しょうが・キーパー・長ねぎ・食紅とかなり、該ニンニク・しょうが・長ねぎと鶏皮とを調味料を混ぜて一晩寝かしてから、味付けした鶏皮を叉焼き串に刺しオーブンに吊るして数10分焼いて冷却し、更に所望の大きさに細切れにして皮レシピで包み数10分位蒸して叉焼用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法の提供にある。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、調理用鶏肉の皮を剥がして調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・ミジンニンニク・しょうが・醤油・玉子・胡麻油・塩・小麦粉・片栗粉とからなり、該鶏皮に調味料・玉子・片栗粉・小麦粉を混ぜ合わせて180度程度の油で揚げてから容器に移しかつ再度180度程度の油で揚げ直し、更に狐色に揚げてから冷却し大きめに刻んで唐揚用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法であるから、従来困難若しくは不可能とされていた唐揚用の鶏皮まんじゅうを簡単容易につくることができる。
【0008】
また本発明は、調理用鶏肉の皮を剥して調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・酒・塩・キーパー・コショウ・しょうが・ねぎ及び、玉ねぎ・筍・椎茸・醤油・砂糖・キーパー・コショウ・パン粉とからなり、該鶏皮に調味料を合わせてねぎとタタキしょうがとを鶏皮の上に乗せてから蒸器で25分位蒸らし、かつ冷却した鶏皮を別容器に入れ水切りし、更に肉挽器で挽いてから前記以外の調理材料に調味料を混ぜ合わせてまんじゅうの餡レシピで酒蒸用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法であるから、従来困難若しくは不可能とされていた酒蒸用の鶏皮まんじゅうを簡単容易につくることができる。
【0009】
また本発明は、調理用鶏肉の皮を剥して調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・酒・カキソース・醤油・ミリン・オロシしょうが・一味唐辛子・キーパー・胡麻油とからなり、該鶏皮と調味料とを混ぜ合わせて一晩漬けかつオーブンで加熱して数10分位焼いてから再度胡麻油を表面に塗いて焼き、更に焼けた後に冷却してから適宜大きさに切り丸めて冷凍し、かつ冷凍の鶏皮のまま皮でレシピ包み数10分位蒸してから焼用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法であるから、従来困難若しくは不可能とされていた焼用の鶏皮まんじゅうを簡単容易につくることができる。
【0010】
また本発明は、調理用鶏肉の皮を剥して調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・椎茸・酒・ミリン・甘味噌・白味噌・キーパー・砂糖・浮粉・水・しょうが汁とからなり、該鶏皮を熱湯で茹てから容器に移し水切りして冷却し適宜大きさに切り、かつ調味料を入れ火にかけ煮詰てから椎茸・鶏皮・しょうが汁とを入れて冷却し、更に冷めた味噌と鶏皮を皮レシピで包み数10分位蒸して味噌煮用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法であるから、従来困難若しくは不可能とされていた味噌煮用の鶏皮まんじゅうを簡単容易につくることができる。
【0011】
また本発明は、調理用鶏肉の皮を剥して調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・ミジン玉ねぎ・ミジン人参・ミジンセロリ・塩・カレー粉・醤油・砂糖・ミジンニンニク・水・浮粉・キーパーとからなり、該ミジンのニンニク・玉ねぎ・人参・セロリを混ぜ合わせ炒めてからカレー粉を入れ狐色になった後に一度茹てから適宜大きさに切った鶏皮を一緒に炒め、かつ各調味料で味付けして最後に水溶き浮粉で固めてカレー炒用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法であるから、従来困難若しくは不可能とされていたカレー味用の鶏皮まんじゅうを簡単容易につくることができる。
【0012】
また本発明は、調理用鶏肉の皮を剥して調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・長ねぎ・オロシしょうが・白コショウ・岩塩・酒とからなり、該鶏皮を茹てからミンチにしかつオロシしょうがと塩とを混ぜ合わせてから長ねぎと一緒に串で刺し塩を振り、焼鳥器で水と酒を混ぜたスプレーで霧吹きをして焦がさないように焼き鳥にし、更に冷めたら大きなミジンにしてからミンチにした鶏皮と混ぜて塩とコショウで味を調えてから冷やして皮レシピで包み数10分位蒸して串焼用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法であるから、従来困難若しくは不可能とされていた串焼用の鶏皮まんじゅうを簡単容易につくることができる。
【0013】
また本発明は、調理用鶏肉の皮を剥して調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・中華スープ・片栗粉・砂糖・塩・キーパー・コショウ・団子付粉とからなり、該中華スープとを調味料を入れ沸騰させて水溶き片栗粉で固めかつ適宜大きさに切った鶏皮と固めた中華スープと混ぜて所望の大きさの団子にし、更に該団子の回りに粉を付けてから油で揚げ、冷却して鶏皮の団子を皮レシピで包み数10分位して団子蒸用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法であるから、従来困難若しくは不可能とされていた団子専用の鶏皮まんじゅうを簡単容易につくることができる。
【0014】
また本発明は、調理用の鶏肉皮を剥して調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮挽・鶏挽肉・玉子・鶏油・パン粉・塩・黒コショウ・牛乳・砂糖・カキソース及び春雨・醤油・砂糖・酒とからなり、該鶏皮挽・鶏挽肉調味料を混ぜてバットに伸ばしてオーブンで数10分焼いてから冷却し、更に冷めた鶏肉のペーストを粗挽にして春雨と混ぜてから、皮レシピで包み数10分蒸してペースト用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法であるから、従来困難若しくは不可能とされていたペースト用の鶏皮まんじゅうを簡単容易につくることができる。
【0015】
また本発明は、調理用鶏肉の皮を剥して調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・酒・醤油・砂糖・水飴・五香粉・ニンニク・しょうが・キーパー・長ねぎ・食紅とかなり、該ニンニク・しょうが・長ねぎと鶏皮とを調味料を混ぜて一晩寝かしてから、味付けした鶏皮を叉焼き串に刺しオーブンに吊るして数10分焼いて冷却し、更に所望の大きさに細切れにして皮レシピで包み数10分位蒸して叉焼用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法でるあるから、従来困難若しくは不可能とされていた叉焼用の鶏皮まんじゅうを簡単容易につくることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
本発明の最良な実施形態は、調理用鶏肉の皮を剥がして調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・ミジンニンニク・しょうが・醤油・玉子・胡麻油・塩・小麦粉・片栗粉とからなり、該鶏皮に調味料・玉子・片栗粉・小麦粉を混ぜ合わせて180度程度の油で揚げてから容器に移しかつ再度180度程度の油で揚げ直し、更に狐色に揚げてから冷却し大きめに刻んで唐揚用鶏皮をつくる調理方法であり、また前記調理方法において前記調理材料が鶏皮・酒・塩・キーパー・コショウ・しょうが・ねぎ及び、玉ねぎ・筍・椎茸・醤油・砂糖・キーパー・コショウ・パン粉とからなり、該鶏皮に調味料を合わせてねぎとタタキしょうがとを鶏皮の上に乗せてから蒸器で25分位蒸らし、かつ冷却した鶏皮を別容器に入れ水切りし、更に肉挽器で挽いてから前記以外の調理材料に調味料を混ぜ合わせてまんじゅうの餡レシピで酒蒸用鶏皮をつくる調理方法であり、また前記調理方法において前記調理材料が鶏皮・酒・カキソース・醤油・ミリン・オロシしょうが・一味唐辛子・キーパー・胡麻油とからなり、該鶏皮と調味料とを混ぜ合わせて一晩漬けかつオーブンで加熱して数10分位焼いてから再度胡麻油を表面に塗いて焼き、更に焼けた後に冷却してから適宜大きさに切り丸めて冷凍し、かつ冷凍の鶏皮のまま皮でレシピ包み数10分位蒸してから焼用鶏皮をつくる調理方法であり、また前記調理方法において前記調理材料が鶏皮・椎茸・酒・ミリン・甘味噌・白味噌・キーパー・砂糖・浮粉・水・しょうが汁とからなり、該鶏皮を熱湯で茹てから容器に移し水切りして冷却し適宜大きさに切り、かつ調味料を入れ火にかけ煮詰てから椎茸・鶏皮・しょうが汁とを入れて冷却し、更に冷めた味噌と鶏皮を皮レシピで包み数10分位蒸して味噌煮用鶏皮をつくる調理方法であり、また前記調理方法において前記調理材料が鶏皮・ミジン玉ねぎ・ミジン人参・ミジンセロリ・塩・カレー粉・醤油・砂糖・ミジンニンニク・水・浮粉・キーパーとからなり、該ミジンのニンニク・玉ねぎ・人参・セロリを混ぜ合わせ炒めてからカレー粉を入れ狐色になった後に一度茹てから適宜大きさに切った鶏皮を一緒に炒め、かつ各調味料で味付けして最後に水溶き浮粉で固めてカレー炒用鶏皮をつくる調理方法であり、また前記調理方法において前記調理材料が鶏皮・長ねぎ・オロシしょうが・白コショウ・岩塩・酒とからなり、該鶏皮を茹てからミンチにしかつオロシしょうがと塩とを混ぜ合わせてから長ねぎと一緒に串で刺し塩を振り、焼鳥器で水と酒を混ぜたスプレーで霧吹きをして焦がさないように焼き鳥にし、更に冷めたら大きなミジンにしてからミンチにした鶏皮と混ぜて塩とコショウで味を調えてから冷やして皮レシピで包み数10分位蒸して串焼用鶏皮をつくる調理方法であり、また前記調理方法において前記調理材料が鶏皮・中華スープ・片栗粉・砂糖・塩・キーパー・コショウ・団子付粉とからなり、該中華スープとを調味料を入れ沸騰させて水溶き片栗粉で固めかつ適宜大きさに切った鶏皮と固めた中華スープと混ぜて所望の大きさの団子にし、更に該団子の回りに粉を付けてから油で揚げ、冷却して鶏皮の団子を皮レシピで包み数10分位して団子蒸用鶏皮をつくる調理方法であり、また前記調理方法において前記調理材料が鶏皮挽・鶏挽肉・玉子・鶏油・パン粉・塩・黒コショウ・牛乳・砂糖・カキソース及び春雨・醤油・砂糖・酒とからなり、該鶏皮挽・鶏挽肉調味料を混ぜてバットに伸ばしてオーブンで数10分焼いてから冷却し、更に冷めた鶏肉のペーストを粗挽にして春雨と混ぜてから、皮レシピで包み数10分蒸してペースト用鶏皮をつくる調理方法であり、また前記調理方法において前記調理材料が鶏皮・酒・醤油・砂糖・水飴・五香粉・ニンニク・しょうが・キーパー・長ねぎ・食紅とかなり、該ニンニク・しょうが・長ねぎと鶏皮とを調味料を混ぜて一晩寝かしてから、味付けした鶏皮を叉焼き串に刺しオーブンに吊るして数10分焼いて冷却し、更に所望の大きさに細切れにして皮レシピで包み数10分位蒸して叉焼用鶏皮をつくる調理方法であるから、従来の鶏肉調理方法でもって各種の鶏皮まんじゅうを調理することが可能となった。
【実施例1】
【0017】
本発明は、調理用鶏肉の皮を剥がして調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・ミジンニンニク・しょうが・醤油・玉子・胡麻油・塩・小麦粉・片栗粉とからなり、該鶏皮に調味料・玉子・片栗粉・小麦粉を混ぜ合わせて180度程度の油で揚げてから容器に移しかつ再度180度程度の油で揚げ直し、更に狐色に揚げてから冷却し大きめに刻んで唐揚用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法であるから、従来の唐揚用鶏皮と同様は風味の鶏皮まんじゅうを提供することができる。
【0018】
また本発明の最良な実施形態は、調理用鶏肉の皮を剥して調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・酒・塩・キーパー・コショウ・しょうが・ねぎ及び、玉ねぎ・筍・椎茸・醤油・砂糖・キーパー・コショウ・パン粉とからなり、該鶏皮に調味料を合わせてねぎとタタキしょうがとを鶏皮の上に乗せてから蒸器で25分位蒸らし、かつ冷却した鶏皮を別容器に入れ水切りし、更に肉挽器で挽いてから前記以外の調理材料に調味料を混ぜ合わせてまんじゅうの餡レシピで酒蒸用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法であるから、従来の酒蒸用鶏皮と同様な風味の鶏皮まんじゅうを提供することができる。
【0019】
また本発明の最良な実施形態は、調理用鶏肉の皮を剥して調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・酒・カキソース・醤油・ミリン・オロシしょうが・一味唐辛子・キーパー・胡麻油とからなり、該鶏皮と調味料とを混ぜ合わせて一晩漬けかつオーブンで加熱して数10分位焼いてから再度胡麻油を表面に塗いて焼き、更に焼けた後に冷却してから適宜大きさに切り丸めて冷凍し、かつ冷凍の鶏皮のまま皮でレシピ包み数10分位蒸してから焼用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法であるから、従来の焼用鶏皮と同様な風味の鶏皮まんじゅうを提供することができる。
【0020】
また本発明の最良な実施形態は、調理用鶏肉の皮を剥して調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・椎茸・酒・ミリン・甘味噌・白味噌・キーパー・砂糖・浮粉・水・しょうが汁とからなり、該鶏皮を熱湯で茹てから容器に移し水切りして冷却し適宜大きさに切り、かつ調味料を入れ火にかけ煮詰てから椎茸・鶏皮・しょうが汁とを入れて冷却し、更に冷めた味噌と鶏皮を皮レシピで包み数10分位蒸して味噌煮用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法であるから、従来の味噌煮用鶏皮と同様な風味の鶏皮まんじゅうを提供することができる。
【0021】
また本発明の最良は実施形態は、調理用鶏肉の皮を剥して調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・ミジン玉ねぎ・ミジン人参・ミジンセロリ・塩・カレー粉・醤油・砂糖・ミジンニンニク・水・浮粉・キーパーとからなり、該ミジンのニンニク・玉ねぎ・人参・セロリを混ぜ合わせ炒めてからカレー粉を入れ狐色になった後に一度茹てから適宜大きさに切った鶏皮を一緒に炒め、かつ各調味料で味付けして最後に水溶き浮粉で固めてカレー炒用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法であるから、従来のカレー炒用鶏皮と同様な鶏皮まんじゅうを提供することができる。
【0022】
また本発明の最良な実施形態は、調理用鶏肉の皮を剥して調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・長ねぎ・オロシしょうが・白コショウ・岩塩・酒とからなり、該鶏皮を茹てからミンチにしかつオロシしょうがと塩とを混ぜ合わせてから長ねぎと一緒に串で刺し塩を振り、焼鳥器で水と酒を混ぜたスプレーで霧吹きをして焦がさないように焼き鳥にし、更に冷めたら大きなミジンにしてからミンチにした鶏皮と混ぜて塩とコショウで味を調えてから冷やして皮レシピで包み数10分位蒸して串焼用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法であるから、従来の串焼用鶏皮と同様な風味の鶏皮まんじゅうを提供することができる。
【0023】
また本発明の最良な実施形態は、調理用鶏肉の皮を剥して調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・中華スープ・片栗粉・砂糖・塩・キーパー・コショウ・団子付粉とからなり、該中華スープとを調味料を入れ沸騰させて水溶き片栗粉で固めかつ適宜大きさに切った鶏皮と固めた中華スープと混ぜて所望の大きさの団子にし、更に該団子の回りに粉を付けてから油で揚げ、冷却して鶏皮の団子を皮レシピで包み数10分位して団子蒸用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法であるから、従来の団子蒸用鶏皮と同様な風味の鶏皮まんじゅうを提供することができる。
【0024】
また本発明の最良な実施形態は、調理用の鶏肉皮を剥して調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮挽・鶏挽肉・玉子・鶏油・パン粉・塩・黒コショウ・牛乳・砂糖・カキソース及び春雨・醤油・砂糖・酒とからなり、該鶏皮挽・鶏挽肉調味料を混ぜてバットに伸ばしてオーブンで数10分焼いてから冷却し、更に冷めた鶏肉のペーストを粗挽にして春雨と混ぜてから、皮レシピで包み数10分蒸してペースト用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法であるから、従来のペースト用鶏皮と同様な風味の鶏皮まんじゅうを提供することができる。
【0025】
また本発明の最良な実施形態は、調理用鶏肉の皮を剥して調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・酒・醤油・砂糖・水飴・五香粉・ニンニク・しょうが・キーパー・長ねぎ・食紅とかなり、該ニンニク・しょうが・長ねぎと鶏皮とを調味料を混ぜて一晩寝かしてから、味付けした鶏皮を叉焼き串に刺しオーブンに吊るして数10分焼いて冷却し、更に所望の大きさに細切れにして皮レシピで包み数10分位蒸して叉焼用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法であるから、従来の叉焼用鶏皮と同様な風味の鶏皮まんじゅうを提供することができる。
【0026】
【表1−1】

【0027】
【表1−2】

【0028】
【表1−3】

【0029】
【表1−4】

なお、本実施例では鶏皮を材料とした鶏まんについて説明されていたが、鶏皮以外の幼卵・砂ぎも・つくねなどの内蔵についても本発明と同様な調理方法により、鶏皮まんと同様な効果が得られる鶏まんを調理することができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の調理方法によりつくられた鶏皮まんじゅうを示した断面図。
【図2】従来の鶏肉を使用してつくられたつくねまんじゅうを示した断面図。
【符号の説明】
【0031】
1 鶏肉まんじゅう本体 2 餡レシピ
3 皮レシピ
11 つくねまんじゅう本体 12 アン主要部
13 コゲ目 14 つくね生地

【特許請求の範囲】
【請求項1】
調理用鶏肉の皮を剥がして調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・ミジンニンニク・しょうが・醤油・玉子・胡麻油・塩・小麦粉・片栗粉とからなり、該鶏皮に調味料・玉子・片栗粉・小麦粉を混ぜ合わせて180度程度の油で揚げてから容器に移しかつ再度180度程度の油で揚げ直し、更に狐色に揚げてから冷却し大きめに刻んで唐揚用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法。
【請求項2】
調理用鶏肉の皮を剥して調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・酒・塩・キーパー・コショウ・しょうが・ねぎ及び、玉ねぎ・筍・椎茸・醤油・砂糖・キーパー・コショウ・パン粉とからなり、該鶏皮に調味料を合わせてねぎとタタキしょうがとを鶏皮の上に乗せてから蒸器で25分位蒸らし、かつ冷却した鶏皮を別容器に入れ水切りし、更に肉挽器で挽いてから前記以外の調理材料に調味料を混ぜ合わせてまんじゅうの餡レシピで酒蒸用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法。
【請求項3】
調理用鶏肉の皮を剥して調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・酒・カキソース・醤油・ミリン・オロシしょうが・一味唐辛子・キーパー・胡麻油とからなり、該鶏皮と調味料とを混ぜ合わせて一晩漬けかつオーブンで加熱して数10分位焼いてから再度胡麻油を表面に塗いて焼き、更に焼けた後に冷却してから適宜大きさに切り丸めて冷凍し、かつ冷凍の鶏皮のまま皮でレシピ包み数10分位蒸してから焼用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法。
【請求項4】
調理用鶏肉の皮を剥して調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・椎茸・酒・ミリン・甘味噌・白味噌・キーパー・砂糖・浮粉・水・しょうが汁とからなり、該鶏皮を熱湯で茹てから容器に移し水切りして冷却し適宜大きさに切り、かつ調味料を入れ火にかけ煮詰てから椎茸・鶏皮・しょうが汁とを入れて冷却し、更に冷めた味噌と鶏皮を皮レシピで包み数10分位蒸して味噌煮用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法。
【請求項5】
調理用鶏肉の皮を剥して調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・ミジン玉ねぎ・ミジン人参・ミジンセロリ・塩・カレー粉・醤油・砂糖・ミジンニンニク・水・浮粉・キーパーとからなり、該ミジンのニンニク・玉ねぎ・人参・セロリを混ぜ合わせ炒めてからカレー粉を入れ狐色になった後に一度茹てから適宜大きさに切った鶏皮を一緒に炒め、かつ各調味料で味付けして最後に水溶き浮粉で固めてカレー炒用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法。
【請求項6】
調理用鶏肉の皮を剥して調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・長ねぎ・オロシしょうが・白コショウ・岩塩・酒とからなり、該鶏皮を茹てからミンチにしかつオロシしょうがと塩とを混ぜ合わせてから長ねぎと一緒に串で刺し塩を振り、焼鳥器で水と酒を混ぜたスプレーで霧吹きをして焦がさないように焼き鳥にし、更に冷めたら大きなミジンにしてからミンチにした鶏皮と混ぜて塩とコショウで味を調えてから冷やして皮レシピで包み数10分位蒸して串焼用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法。
【請求項7】
調理用鶏肉の皮を剥して調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・中華スープ・片栗粉・砂糖・塩・キーパー・コショウ・団子付粉とからなり、該中華スープとを調味料を入れ沸騰させて水溶き片栗粉で固めかつ適宜大きさに切った鶏皮と固めた中華スープと混ぜて所望の大きさの団子にし、更に該団子の回りに粉を付けてから油で揚げ、冷却して鶏皮の団子を皮レシピで包み数10分位して団子蒸用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法。
【請求項8】
調理用の鶏肉皮を剥して調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮挽・鶏挽肉・玉子・鶏油・パン粉・塩・黒コショウ・牛乳・砂糖・カキソース及び春雨・醤油・砂糖・酒とからなり、該鶏皮挽・鶏挽肉調味料を混ぜてバットに伸ばしてオーブンで数10分焼いてから冷却し、更に冷めた鶏肉のペーストを粗挽にして春雨と混ぜてから、皮レシピで包み数10分蒸してペースト用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法。
【請求項9】
調理用鶏肉の皮を剥して調理する鶏皮まんじゅうの調理方法において、前記調理材料が鶏皮・酒・醤油・砂糖・水飴・五香粉・ニンニク・しょうが・キーパー・長ねぎ・食紅とかなり、該ニンニク・しょうが・長ねぎと鶏皮とを調味料を混ぜて一晩寝かしてから、味付けした鶏皮を叉焼き串に刺しオーブンに吊るして数10分焼いて冷却し、更に所望の大きさに細切れにして皮レシピで包み数10分位蒸して叉焼用鶏皮をつくることを特徴とする鶏皮まんじゅうの調理方法。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2006−158290(P2006−158290A)
【公開日】平成18年6月22日(2006.6.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−354082(P2004−354082)
【出願日】平成16年12月7日(2004.12.7)
【出願人】(504449974)
【Fターム(参考)】