説明

2−カルボキサミド−7−ピペラジニル−ベンゾフラン誘導体774

この発明は、R1は、場合により、置換されていることもあるヘテロアリール又はヘテロシクリルであり;R2は、C1-4アルキル、ヘテロシクリル、C1-4アルキルアリール、C1-4アルキルヘテロアリール、カルボシクリル、C1-4アルキルヘテロシクリル、ヘテロシクリルヘテロアリール、アリールヘテロシクリル、カルボシクリルヘテロアリール、ヘテロシクリルアリール(上記は、場合により、置換されていることもある)であり;R3は、水素又はC1-4アルキルであるか、又はR2及びR3は、窒素原子と一緒になって、4、5又は6個の環形成原子を含む飽和環系を形成し(そして上記は、場合により、置換されていることもある);R4は、水素、ハロゲン、メチル又はメトキシである、式(I)の化合物、前記化合物を含む医薬組成物、並びに治療、例えば、認知障害の処置における前記化合物の使用に関する。更に、この発明は、その製造において有用な新規な中間体に関する。
【化1】



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】

[式中、
1は、ヘテロアリール又はヘテロシクリルであり、上記において、前記のヘテロアリール又はヘテロシクリルは、場合により、C1-4アルキル、ハロゲン、CF3、CN、C1-4アルコキシ、C(O)C1-4アルキル、NC1-4アルキルC(O)C1-4アルキル、NHC(O)C1-4アルキル、C(O)HN(C1-4アルキル)及びC(O)N(C1-4アルキル)2から選択される1つ又は複数の置換基で置換されていることもあり;
2は、C1-4アルキル、ヘテロシクリル、C1-4アルキルアリール、C1-4アルキルヘテロアリール、カルボシクリル、C1-4アルキルヘテロシクリル、ヘテロシクリル−ヘテロアリール、アリール−ヘテロシクリル、カルボシクリル−ヘテロアリール、ヘテロシクリル−アリールであり、上記において、前記の基において、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール又はカルボシクリルモイエティは、場合により、ハロゲン、C1-4アルコキシ、C(O)C1-4アルキル、C0-4アルキルSO21-4アルキル、シアノ、ヒドロキシ、及びC1-4アルキルから選択される1つ又は複数の置換基で置換されていてもよく;
3は、水素又はC1-4アルキルであるか、
又は
2及びR3は、窒素原子と一緒になって、炭素又は窒素から選択される4、5又は6個の環形成原子を含む飽和環系を形成していてもよく、そして上記において、前記の環系は、場合により、ハロゲン、C1-4アルキル及びC1-4アルコキシ、O−ヘテロアリールから選択される1つ又は複数の置換基で置換されていることもあり;
4は、水素、ハロゲン、メチル又はメトキシである]
の化合物又はその製薬学的に許容される塩。
【請求項2】
1がヘテロアリールである、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
前記のヘテロアリールがピリジニルである、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
前記のヘテロアリールがインドリルである、請求項2に記載の化合物。
【請求項5】
2及びR3が、窒素原子と一緒になってアゼチジンを形成してもよい、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項6】
1は、場合により、C1-4アルキル、ハロゲン、CF3、CN、C1-4アルコキシ、C(O)C1-4アルキル、NHC(O)C1-4アルキル、C(O)HN(C1-4アルキル)及びC(O)N(C1-4アルキル)2から選択される1つ又は複数の置換基で置換されていることもある、ピリジン−2−イルであり;
2は、C1-4アルキル、ヘテロシクリル、C1-4アルキルアリール、C1-4アルキルヘテロアリール、カルボシクリル、C1-4アルキルヘテロシクリル、ヘテロシクリル−ヘテロ
アリール、アリール−ヘテロシクリル、カルボシクリル−ヘテロアリール、ヘテロシクリル−アリールであり、上記において、前記の基、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール又はカルボシクリルモイエティは、場合により、ハロゲン、C1-4アルコキシ、C(O)C1-4アルキル、C0-4アルキルSO21-4アルキル、CN、ヒドロキシ、及びC1-4アルキルから選択される1つ又は複数の置換基で置換されていてもよく;
3は、水素又はC1-4アルキルであるか、
又は
2及びR3は、窒素原子と一緒になって、炭素又は窒素原子から選択される4、5又は6個の環形成原子を含む飽和環系を形成していてもよく、そして上記において、前記の環系は、場合により、ハロゲン、C1-4アルキル及びC1-4アルコキシ及びO−ヘテロアリールから選択される1つ又は複数の置換基で置換されていることもあり;
4は、水素、ハロゲン、又はメトキシである、
請求項1に記載の式(I)の化合物又はその製薬学的に許容される塩。
【請求項7】
1が、場合により、C1-4アルキル、ハロゲン、CF3、CN、C1-4アルコキシ、C(O)C1-4アルキル及びNHC(O)C1-4アルキルから選択される1つ又は複数の置換基で置換されていることもある、ピリジン−2−イルである、
請求項6に記載の式(I)の化合物。
【請求項8】
4が水素である、請求項6または7に記載の化合物。
【請求項9】
3が水素である、請求項6〜8のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項10】
2がC1-4アルキルヘテロアリールである、請求項6〜9のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項11】
前記のヘテロアリールが、ピリジニル、ピリミジニル、イミダゾリル、ピラゾリル又はベンゾジオキソリルである、請求項10に記載の化合物。
【請求項12】
2がC1-4アルキルアリールである、請求項6〜9のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項13】
前記のアリールがフェニルである、請求項12に記載の化合物。
【請求項14】
2又はR3の少なくとも1つが、C1-4アルキルである、請求項6〜9のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項15】
2及びR3が、C1-4アルキルである、請求項14に記載の化合物。
【請求項16】
1は、ピリジン−2−イルであり;
2は、C1-4アルキル、ヘテロシクリル、C1-4アルキルアリール、C1-4アルキルヘテロアリール、カルボシクリル、C1-4アルキルヘテロシクリル、ヘテロシクリル−ヘテロアリール、アリール−ヘテロシクリル、カルボシクリル−ヘテロアリール、ヘテロシクリル−アリール及びヘテロシクリル−O−ヘテロアリールであり、上記において、前記の基、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール又はカルボシクリルモイエティは、場合により、ハロゲン、C1-4アルコキシ、C(O)C1-4アルキル、C0-4アルキルSO21-4アルキル、シアノ、ヒドロキシ、及びC1-4アルキルから選択される1つ又は複数の置換基で置換されていてもよく;
3は、水素又はC1-4アルキルであるか、
又は
2及びR3は、窒素原子と一緒になって、炭素又は窒素から選択される4、5又は6個の環形成原子を含む飽和環系を形成し;
4は、水素である、
請求項6に記載の式(I)の化合物又はその製薬学的に許容される塩。
【請求項17】
3が水素である、請求項16に記載の化合物。
【請求項18】
2がC1-4アルキルヘテロアリールである、請求項16に記載の化合物。
【請求項19】
前記のヘテロアリールが、ピリジニル、ピリミジニル、イミダゾリル、ピラゾリル又はベンゾジオキソリルである、請求項18に記載の化合物。
【請求項20】
2がC1-4アルキルアリールである、請求項16に記載の化合物。
【請求項21】
前記のアリールがフェニルである、請求項20に記載の化合物。
【請求項22】
2又はR3の少なくとも1つが、C1-4アルキルである、請求項16〜21のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項23】
2及びR3が、C1-4アルキルである、請求項16及び18〜21のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項24】
2が、水素又はC1-4アルキルであり、そしてR3がC1-4アルキルである、請求項16に記載の式(I)の化合物。
【請求項25】
1がピリジン−2−イルであり;
2及びR3が、C1-4アルキルであり;
4が水素である、
請求項16に記載の式(I)の化合物、又はその製薬学的に許容される塩。
【請求項26】
N,N−ジメチル−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミドである、化合物又はその製薬学的に許容される塩。
【請求項27】
実質的に結晶形態のN,N−ジメチル−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミドである、化合物。
【請求項28】
XRDPでの゜2θ(Cu Kα)値が5.48及び9.36であることによって特徴付けられる、請求項27に記載の化合物。
【請求項29】
7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)−N−(ピリジン−2−イルメチル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
N−(4−モルホリノフェニル)−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
N−(1−フェニルピペリジン−4−イル)−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
N−(4−(メチルスルホニル)ベンジル)−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
N−((1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)メチル)−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
N−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
N−(1−(ピリジン−2−イル)エチル)−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
N−(1−(3−クロロピリジン−2−イル)ピペリジン−4−イル)−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
N−(4−シアノベンジル)−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
N−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イルメチル)−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
N−メチル−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
N−シクロプロピル−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
N−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
アゼチジン−1−イル(7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−イル)メタノン;
(7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−イル)(ピロリジン−1−イル)メタノン;
N−(4−(メチルスルホニルメチル)ベンジル)−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
N−(3−メトキシフェネチル)−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
N−メチル−N−(3−(メチルスルホニル)ベンジル)−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
N−((6−シアノピリジン−3−イル)メチル)−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
N−メチル−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)−N−(ピリジン−3−イルメチル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
N−(3−シアノベンジル)−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
(7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−イル)(4−(チアゾール−2−イル)ピペラジン−1−イル)メタノン;
N−(1−(3−メトキシピリジン−2−イル)ピペリジン−4−イル)−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
N−メチル−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)−N−(ピリジン−2−イルメチル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
N−(3−メトキシベンジル)−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
N−(1−(ピリジン−2−イル)シクロプロピル)−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
N−(4−メトキシベンジル)−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
N−(2−(4−メチルピリミジン−2−イル)エチル)−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
N−(2−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)エチル)−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)−N−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メチル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
N−(1−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エチル)−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
N−(1−(6−メチルピリジン−3−イル)エチル)−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
N−((2−メチルピリミジン−5−イル)メチル)−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)−N−(ピリジン−3−イルメチル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
(7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−イル)(3−(ピリジン−3−イルオキシ)アゼチジン−1−イル)メタノン;
N−(3−ヒドロキシベンジル)−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
7−(4−(2−(4−メトキシピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルベンゾフラン−2−カルボキサミド;
N,N−ジメチル−7−(4−(2−(5−メチルピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
7−(4−(2−(4−シアノピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルベンゾフラン−2−カルボキサミド;
N,N−ジメチル−7−(4−(2−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
7−(4−(2−(5−アセチルピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルベンゾフラン−2−カルボキサミド;
7−(4−(2−(5−アセトアミドピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルベンゾフラン−2−カルボキサミド;
アゼチジン−1−イル(7−(4−(2−(6−メトキシピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−イル)メタノン;
7−(4−(2−(6−メトキシピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルベンゾフラン−2−カルボキサミド;
7−(4−(2−(5−フルオロピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルベンゾフラン−2−カルボキサミド;
7−(4−(2−(3−メトキシ−2−ピリジル)エチル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルベンゾフラン−2−カルボキサミド;
1−(5−(2−(4−(2−(アゼチジン−1−カルボニル)ベンゾフラン−7−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)インドリン−1−イル)エタノン;
5−フルオロ−N,N−ジメチル−7−(4−(2−ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド;
7−(4−(2−(1−アセチルインドリン−5−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)−5−フルオロ−N,N−ジメチルベンゾフラン−2−カルボキサミド;
5−メトキシ−N,N−ジメチル−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド及び
4−ブロモ−N,N−ジメチル−7−(4−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド
である、化合物又はその製薬学的に許容される塩。
【請求項30】
7−(4−(2−(1−アセチルインドリン−5−イル)エチル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルベンゾフラン−2−カルボキサミドである、化合物又はその製薬学的に許容される塩。
【請求項31】
活性成分として、治療的に有効な量の請求項1〜30のいずれか1項に記載の式(I)の化合物を、製薬学的に許容される賦形剤、担体又は希釈剤と共に含んでなる、医薬組成物。
【請求項32】
治療に使用するための、請求項1〜30のいずれか1項に記載の式(I)の化合物又はその製薬学的に許容される塩。
【請求項33】
認知症;下記のものを含んで、初老期認知症(早期発症型アルツハイマー病);老人性認知症(アルツハイマー型認知症);アルツハイマー病(AD);家族性アルツハイマー病;早期アルツハイマー病;軽度〜中等度アルツハイマー型認知症;アルツハイマー病疾患進行の遅延;アルツハイマー病、軽度認知障害(MCI)に関連する神経変性;健忘型軽度認知障害(aMCI);加齢関連性記憶障害(AAMI);レビー小体型認知症;脳血管性認知症(VD);HIV認知症;AIDS認知症複合;エイズ−神経学的合併症;前頭側頭型認知症(FTD);パーキンソン型前頭側頭認知症(FTDP);ボクシング認知症;感染性物質又は代謝障害による認知症;変性由来の認知症;多発梗塞性認知症;記憶喪失;パーキンソン病における認知障害;多発性硬化症における認知障害;化学療法に関連する認知障害;統合失調症の認知障害(CDS);統合失調症を含む分裂情動性障害;加齢関連認知機能低下(ARCD);認知症を伴わない認知障害(CIND);脳卒中又は脳虚血から発生する認知障害;先天性及び/又は発達障害;進行性核上性麻痺(PSP);筋萎縮性側索硬化症(ALS);大脳皮質基底核変性症(CBD);外傷性脳損傷(TBI);脳炎後パーキンソニズム;ピック病;ニーマン・ピック病;ダウン症候群;ハンチントン病;クロイツフェルト−ヤコブ病;プリオン病;多発性硬化症(MS);運動ニューロン病(MND);パーキンソン病(PD);β−アミロイドアンギオパチー;脳アミロイドアンギオパチー;トリヌクレオチド反復障害;脊髄性筋萎縮症;フリードライヒ運動失調症;視神経脊髄炎;多系統萎縮症;伝達性海綿状脳症;注意欠陥障害(ADD);注意欠陥・多動性障害(ADHD);急性躁病、双極性うつ病、双極性維持を含む双極性障害(BD);うつ病、大うつ病、気分障害(安定化)、ディスチミアを含む大うつ病性障害(MDD);失認症;失語症;失行症;感情鈍麻などの、認知障害、又は認知欠如を伴う症状を処置する際に使用するための、請求項1〜30のいずれか1項に記載の式(I)の化合物又はその製薬学的に許容される塩。
【請求項34】
アルツハイマー病を処置する際に使用するための、請求項1〜30のいずれか1項に記載の式(I)の化合物又はその製薬学的に許容される塩。
【請求項35】
急性躁病、双極性うつ病、双極性維持を含む双極性障害(BD);うつ病、大うつ病及び気分障害(安定化)を含む大うつ病性障害(MDD)を処置する際に使用するための、請求項1〜30のいずれか1項に記載の式(I)の化合物又はその製薬学的に許容される塩。
【請求項36】
認知症;下記のものを含んで、初老期認知症(早期発症型アルツハイマー病)を含む;老人性認知症(アルツハイマー型認知症);アルツハイマー病(AD);家族性アルツハイマー病;早期アルツハイマー病;軽度〜中等度アルツハイマー型認知症;アルツハイマー病疾患進行の遅延;アルツハイマー病、軽度認知障害(MCI)に関連する神経変性;健忘型軽度認知障害(aMCI);加齢関連性記憶障害(AAMI);レビー小体型認知症;脳血管性認知症(VD);HIV認知症;AIDS認知症複合;エイズ−神経学的合併症;前頭側頭型認知症(FTD);パーキンソン型前頭側頭認知症(FTDP);ボクシング認知症;感染性物質又は代謝障害による認知症;変性由来の認知症;多発梗塞性認知症;記憶喪失;パーキンソン病における認知障害;多発性硬化症における認知障害;化学療法に関連する認知障害;統合失調症の認知障害(CDS);統合失調症を含む分裂情動性障害;加齢関連認知機能低下(ARCD);認知症を伴わない認知障害(CIND);脳卒中又は脳虚血から発生する認知障害;先天性及び/又は発達障害;進行性核上性麻痺(PSP);筋萎縮性側索硬化症(ALS);大脳皮質基底核変性症(CBD);外傷性脳損傷(TBI);脳炎後パーキンソニズム;ピック病;ニーマン・ピック病;ダウン症候群;ハンチントン病;クロイツフェルト−ヤコブ病;プリオン病;多発性硬化症(MS);運動ニューロン病(MND);パーキンソン病(PD);β−アミロイドアンギオパチー;脳アミロイドアンギオパチー;トリヌクレオチド反復障害;脊髄性筋萎縮症;フリードライヒ運動失調症;視神経脊髄炎;多系統萎縮症;伝達性海綿状脳症;注意欠陥障害(ADD);注意欠陥・多動性障害(ADHD);急性躁病、双極性うつ病、双極性維持を含む双極性障害(BD);うつ病、大うつ病、気分障害(安定化)、ディスチミアを含む大うつ病性障害(MDD);失認症;失語症;失行症;感情鈍麻などの、認知障害、又は認知欠如を伴う症状を処置する方法であって、治療的に有効な量の請求項1〜30のいずれか1項に記載の式(I)の化合物を、そのような処置を必要とする患者に投与することを含んでなる、上記方法。
【請求項37】
アルツハイマー病を処置する方法であって、治療的に有効な量の請求項1〜30のいずれか1項に記載の式(I)の化合物又はその製薬学的に許容される塩を、そのような処置を必要とする患者に投与することを含んでなる、上記方法。
【請求項38】
急性躁病、双極性うつ病、双極性維持を含む双極性障害(BD);うつ病、大うつ病及び気分障害(安定化)を含む大うつ病性障害(MDD)を処置する方法であって、治療的に有効な量の請求項1〜30のいずれか1項に記載の式(I)の化合物又はその製薬学的に許容される塩を、そのような処置を必要とする患者に投与することを含んでなる、上記方法。
【請求項39】
式(VII):
【化2】

[式中、
2は、C1-4アルキル、ヘテロシクリル、C1-4アルキルアリール、C1-4アルキルヘテロアリール、カルボシクリル、C1-4アルキルヘテロシクリル、ヘテロシクリル−ヘテロアリール、アリール−ヘテロシクリル、カルボシクリル−ヘテロアリール、ヘテロシクリル−アリールであり、上記において、前記の基、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール又はカルボシクリルモイエティは、場合により、ハロゲン、C1-4アルコキシ、C(O)C1-4アルキル、C0-4アルキルSO21-4アルキル、シアノ、ヒドロキシ、及びC1-4アルキルから選択される1つ又は複数の置換基で置換されていてもよく;
3は、水素又はC1-4アルキルであるか、
又は
2及びR3は、窒素原子と一緒になって、炭素又は窒素から選択される4、5又は6個の環形成原子を含む飽和環系を形成していてもよく、そして上記において、前記の環系は、場合により、ハロゲン、C1-4アルキル及びC1-4アルコキシ、O−ヘテロアリールから選択される1つ又は複数の置換基で置換されていることもあり;
4は、水素、ハロゲン、メチル又はメトキシである]
による化合物。
【請求項40】
2が、水素又はC1-4アルキルであり;R3がC1-4アルキルであり、そしてR4が水素である、請求項39に記載の化合物。
【請求項41】
7−ブロモ−N,N−ジメチル−ベンゾフラン−2−カルボキサミドである化合物。

【公表番号】特表2012−532125(P2012−532125A)
【公表日】平成24年12月13日(2012.12.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−518512(P2012−518512)
【出願日】平成22年6月29日(2010.6.29)
【国際出願番号】PCT/SE2010/050747
【国際公開番号】WO2011/002405
【国際公開日】平成23年1月6日(2011.1.6)
【出願人】(391008951)アストラゼネカ・アクチエボラーグ (625)
【氏名又は名称原語表記】ASTRAZENECA AKTIEBOLAG
【Fターム(参考)】