説明

6−(6−O−シクロアルキル−または6−NH−シクロアルキル−トリアゾロピリダジン−スルファニル)ベンゾチアゾールおよびベンゾイミダゾールの誘導体、この調製、薬物としてのこの使用、ならびにMET阻害薬としてのこの使用

本発明は、新規式(I)の生成物:(式中


は、単結合または2重結合であり;Raは、O−シクロアルキルまたは−NH−シクロアルキルであり;Xは、S、SOまたはSOであり;Aは、NHまたはSであり;WはH、アルキルまたはCORであり、Rは、シクロアルキル;アルキル;アルコキシ;O−フェニル;−O−(CH2)n−フェニル(nは1から4である。);またはNR1R2(R1は、Hまたはalkであり、R2は、H、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルまたはアルキルであり、またはR1、R2はNと共に、O、S、Nおよび/またはNHを任意に含有する環を形成し、前記基のすべては、任意に置換される。)である。)に関し、ならびに前記生成物は、任意の異性異性体または塩形態であり、薬物として、詳細にはMET阻害薬として使用できる。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)の生成物であって、
【化1】

式中
【化2】

は、単結合または2重結合を表し;
Raは、どちらも任意に置換された、基−O−シクロアルキル、または基−NH−シクロアルキルを表し;
Xは、S、SOまたはSO2を表し;
Aは、NHまたはSを表し;
Wは水素原子;アルコキシ、ヘテロシクロアルキルもしくはNR3R4によって任意に置換されたアルキル基;または基CORを表し、ここで、Rは:
− ハロゲン原子またはこれ自体が任意に置換された基シクロアルキル、NR3R4、アルコキシ、ヒドロキシル、フェニル、ヘテロアリールもしくはヘテロシクロアルキルによって任意に置換された、シクロアルキル基もしくはアルキル基;
− NR3R4、アルコキシ、ヒドロキシルもしくはヘテロシクロアルキルによって任意に置換されたアルコキシ基;基−O−フェニルもしくは基O−(CH2)n−フェニル(フェニルが任意に置換され、ならびにnが1から4の整数を表す。);
− または基NR1R2(R1およびR2は、R1およびR2のうち一方が水素原子、シクロアルキル基、ヘテロシクロアルキル基またはアルキル基を表し、およびR1およびR2のうち他方が水素原子、以下の基:任意に置換されたヒドロキシル、アルコキシ、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、NR3R4、フェニルから選択される同じであり得るもしくは異なり得る、1個以上の基によって任意に置換されたシクロアルキル基、もしくはアルキル基を表すものであり、またはR1およびR2は、これらが付着される窒素原子と共に、O、S、NおよびNHから選択され、任意のSがSOもしくはSO2の形であり得る、1個以上の他のヘテロ原子を任意に含有する3から10員環式基を形成し;本基は、本基が含有する可能性のあるNHを含み、任意に置換されるものである。);を表し
同じであり得るもしくは異なり得るR3およびR4は、水素原子、以下の基:任意に置換されたヒドロキシル、アルコキシ、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、NH2、NHAlk、N(Alk)2またはフェニルから選択された、同じであり得るまたは異なり得る1個以上の基によってすべて任意に置換されたアルキル基、シクロアルキル基、ヘテロシクロアルキル基、ヘテロアリール基もしくはフェニル基を表し;またはR3およびR4は、これらが付着される窒素原子と共に、O、S、NおよびNHから選択され、任意のSがSOもしくはSO2の形であり得る、1個以上の他のヘテロ原子を任意に含有する3から10員環式基を形成し;本基は、本基が含有する可能性のあるNHを含み、任意に置換され;
上で定義したすべてのアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールおよびフェニル基、ならびにR1およびR2またはR3およびR4によってこれらが付着される窒素原子と共に形成され得る環式基も、ハロゲン原子および以下の基:ヒドロキシル、オキソ、アルコキシ、−O−CO−R5、−COOH、COOR5、−CONH2、CONHR5、NH2、NHR5、NR5R5’、−NH−CO−R5およびアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、CH2−ヘテロシクロアルキル、フェニル、CH2−フェニル、CO−フェニル、ヘテロアリールおよびS−ヘテロアリール基から選択される1個以上の基によって任意に置換され、後者の基において、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリール基はこれ自体、ハロゲン原子および以下の基:ヒドロキシル、オキソ、1から4個の炭素原子を含有するアルキルおよびアルコキシ、NH2、NHalkおよびN(alk)2から選択される1個以上の基によって任意に置換されるものであり、
上で定義したすべてのシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールおよびフェニル基はさらに、基Si(alk)3によって任意に置換され;
上で定義したすべてのシクロアルキルおよびヘテロシクロアルキル基は、環の炭素のうち1個においてスピロシクロアルキルもしくはスピロヘテロシクロアルキル基によって、または任意に環の炭素のうち2個において縮合シクロアルキルまたはヘテロシクロアルキル基によって任意に置換されることが可能であり;
同じであり得るまたは異なり得るR5およびR5’は、6個以下の炭素原子を含有するアルキルまたはシクロアルキル基を表し;
alkは、4個以下の炭素原子を含有するアルキル基を表し;
AがSを表し、XがSを表し、Raが非置換O−シクロヘキシル基または非置換NH−シクロヘキシル基を表し、および
【化3】

が2重結合を表すときにWはHを表さないことが理解され、
式(I)の前記生成物は、考えられるあらゆるラセミ、エナンチオマーまたはジアステレオ異性異性体形、ならびに式(I)の前記生成物の、無機酸および有機酸によるまたは無機塩基および有機塩基による付加塩でもある、式(I)の生成物。
【請求項2】
請求項1に定義した式(I)の生成物であって、式中
【化4】

は、単結合または2重結合を表し;
Raは、任意に置換された、基−O−シクロアルキル、または基−NH−シクロアルキルを表し;
Xは、、SOまたはSOを表し;
Aは、NHまたはを表し;
Wは水素原子、アルコキシ、ヘテロシクロアルキルもしくはNR3R4によって任意に置換されたアルキル基;または基CORを表し、ここで、Rは:
− ハロゲン原子またはこれ自体が任意に置換された基シクロアルキル、NR3R4、アルコキシ、ヒドロキシル、フェニル、ヘテロアリールもしくはヘテロシクロアルキルによって任意に置換された、シクロアルキル基もしくはアルキル基;
− NR3R4、アルコキシ、ヒドロキシルもしくはヘテロシクロアルキルによって任意に置換されたアルコキシ基;基−O−フェニルもしくは基O−(CH2)n−フェニル(フェニルが任意に置換され、ならびにnが1から4の整数を表す。);
− または基NR1R2(R1およびR2は、R1およびR2のうち一方が水素原子、シクロアルキル基またはアルキル基を表し、およびR1およびR2のうち他方が水素原子、以下の基:任意に置換されたヒドロキシル、アルコキシ、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、NR3R4、フェニルから選択される同じであり得るもしくは異なり得る、1個以上の基によって任意に置換されたシクロアルキル基、ヘテロシクロアルキル基もしくはアルキル基を表すものであり、またはR1およびR2は、これらが付着される窒素原子と共に、O、S、NおよびNHから選択され、任意のSがSOもしくはSO2の形であり得る、1個以上の他のヘテロ原子を任意に含有する3から10員環式基を形成し、本基は、本基が含有する可能性のあるNHを含み、任意に置換されるものである。);を表し
同じであり得るもしくは異なり得るR3およびR4が、水素原子、以下の基:任意に置換されたヒドロキシル、アルコキシ、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、NH2、NHAlk、N(Alk)2またはフェニルから選択された、同じであり得るまたは異なり得る1個以上の基によってすべて任意に置換されたアルキル基、シクロアルキル基、ヘテロシクロアルキル基、ヘテロアリール基もしくはフェニル基を表し;またはR3およびR4は、これらが付着される窒素原子と共に、O、S、NおよびNHから選択され、任意のSがSOもしくはSO2の形であり得る、1個以上の他のヘテロ原子を任意に含有する3から10員環式基を形成し;本基は、本基が含有する可能性のあるNHを含み、任意に置換され;
上で定義したすべてのアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールおよびフェニル基、ならびにR1およびR2またはR3およびR4によってこれらが付着される窒素原子と共に形成され得る環式基も、ハロゲン原子および以下の基:ヒドロキシル、オキソ、アルコキシ、−O−CO−R5、NH2、NHalk、N(alk)2およびアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、CH2−ヘテロシクロアルキル、フェニル、CH2−フェニル、CO−フェニル、ヘテロアリールおよびS−ヘテロアリール基から選択される1個以上の基によって任意に置換され、後者の基において、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリール基はこれ自体、ハロゲン原子および以下の基:ヒドロキシル、オキソ、1から4個の炭素原子を含有するアルキルおよびアルコキシ、NH2、NHalkおよびN(alk)2から選択される1個以上の基によって任意に置換されるものであり;
R5は、6個以下の炭素原子を含有するアルキルまたはシクロアルキル基を表し;
式(I)の前記生成物は、考えられるあらゆるラセミ、エナンチオマーまたはジアステレオ異性異性体形、ならびに式(I)の前記生成物の、無機酸および有機酸によるまたは無機塩基および有機塩基による付加塩でもある、請求項1に定義した式(I)の生成物。
【請求項3】
請求項のいずれか一項に定義された式(I)の生成物であって、式中
【化5】

、RaおよびXは他の請求項のいずれか一項に定義された値を有し、ならびに:
Aは、NHまたはSを表し;
Wは水素原子;アルコキシ、ヘテロシクロアルキルもしくはNR3R4によって任意に置換されたアルキル基;または基CORを表し、ここで、Rは:
−ハロゲン原子またはこれ自体が任意に置換された基シクロアルキル、NR3R4、アルコキシ、ヒドロキシル、フェニルもしくはヘテロシクロアルキルによって任意に置換されたシクロアルキル基またはアルキル基;
−NR3R4、アルコキシ、ヒドロキシルもしくはヘテロシクロアルキルによって任意に置換されたアルコキシ基;基−O−フェニルもしくは基O−(CH2)n−フェニル(フェニルが任意に置換され、ならびにnが1から4の整数を表す。);
−または基NR1R2(R1およびR2は、R1およびR2のうち一方が水素原子もしくはアルキル基を表し、およびR1およびR2のうち他方が水素原子、アルコキシもしくはヘテロシクロアルキル基、またはNR3R4によって任意に置換されたシクロアルキル基、ヘテロシクロアルキル基もしくはアルキル基を表すものであり、またはR1およびR2は、これらが付着される窒素原子と共に、O、S、NおよびNHから選択される、1個以上の他のヘテロ原子を任意に含有する3から10員環式基を形成し;本基は、本基が含有する可能性のあるNHを含み、任意に置換されるものである。);を表し
−NR3R4は、同じであり得るもしくは異なり得るR3およびR4が水素原子、またはアルコキシもしくはヘテロシクロアルキル基、NH2、NHAlk、もしくはN(Alk)2から選択された、同じであり得るまたは異なり得る1個以上の基によってすべて任意に置換されたアルキル基もしくはヘテロシクロアルキル基を表し;またはR3およびR4が、これらが付着される窒素原子と共に、O、S、NおよびNHから選択される、1個以上の他のヘテロ原子を任意に含有する3から10員環式基を形成し;本基は、本基が含有する可能性のあるNHを含み、任意に置換されるものであり;
上で定義したすべてのシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびフェニル基、ならびにR1およびR2またはR3およびR4によってこれらが付着される窒素原子と共に形成され得る環式基も、ハロゲン原子および以下の基:ヒドロキシル、アルコキシ、NH2、NHalk、N(alk)2およびアルキル、ヘテロシクロアルキル、CH2−ヘテロシクロアルキル、フェニル、CH2−フェニル、およびヘテロアリール基から選択される1個以上の基によって任意に選択され、後者の基において、アルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリール基はこれ自体、ハロゲン原子ならびにヒドロキシル、1から4個の炭素原子を含有するアルキルおよびアルコキシ基、NH2、NHalkおよびN(alk)2から選択される1個以上の基によって任意に置換されるものであり;
式(I)の前記生成物は、考えられるあらゆるラセミ、エナンチオマーまたはジアステレオ異性異性体形、ならびに式(I)の前記生成物の、無機酸および有機酸によるまたは無機塩基および有機塩基による付加塩でもある、請求項のいずれか一項に定義された式(I)の生成物。
【請求項4】
他の請求項のいずれか一項に定義された式(I)の生成物であって、式中、
【化6】

、RaおよびXは他の請求項のいずれか一項に定義された値を有し、ならびに:
Aは、NHまたはSを表し;
Wは水素原子;ヘテロシクロアルキルもしくはNR3R4によって任意に置換されたアルキル基;または基CORを表し、ここで、Rは:
−基NR3R4、もしくはアルコキシによって任意に置換された、シクロアルキル基もしくはアルキル基;
−基−O−フェニルもしくはO−(CH2)n−フェニル(フェニルが任意に置換され、ならびにnが1から2の整数を表す。);
−または基NR1R2(R1およびR2は、R1およびR2のうち一方が水素原子、シクロアルキル基もしくはアルキル基を表し、およびR1およびR2のうち他方が水素原子、複素環式基またはNR3R4によって任意に置換されたアルキル基を表すものであり、またはR1およびR2は、これらが付着される窒素原子と共に、O、S、NおよびNHから選択される、1個以上の他のヘテロ原子を任意に含有する環式基を形成し、本基は、本基が含有する可能性のあるNHを含み、任意に置換されるものである。);を表し
NR3R4は、同じであり得るもしくは異なり得るR3およびR4が、水素原子もしくはアルキル基を表し、またはR3およびR4が、これらが付着される窒素原子と共に、O、S、NおよびNHから選択される、1個以上の他のヘテロ原子を任意に含有する環式基を形成するものであり、本基は、本基が含有する可能性のあるNHを含み、任意に置換され;
上で定義したすべてのシクロアルキル、複素環式およびフェニル基、ならびにR1およびR2またはR3およびR4によってこれらが付着される窒素原子と共に形成され得る環式基も、ハロゲン原子および以下の基:ヒドロキシル、アルコキシ、NH2、NHalk、N(alk)2ならびにアルキルおよびフェニル基から選択される1個以上の基によって任意に置換され、後者の基はこれ自体、ハロゲン原子ならびにヒドロキシル、1から4個の炭素原子を含有するアルキルおよびアルコキシ基、NH2、NHalkおよびN(alk)2から選択される1個以上の基によって任意に置換され;
式(I)の前記生成物は、考えられるあらゆるラセミ、エナンチオマーまたはジアステレオ異性異性体形、ならびに式(I)の前記生成物の、無機酸および有機酸によるまたは無機塩基および有機塩基による付加塩でもある、他の請求項のいずれか一項に定義された式(I)の生成物。
【請求項5】
他の請求項のいずれか一項に定義された式(I)の生成物であって、式中、AはNHを表し、置換基
【化7】

、Ra、XおよびWは、他の請求項のいずれか一項でこれらの基に定義されたすべての値から選択され、式(I)の前記生成物は、考えられるあらゆるラセミ、エナンチオマーまたはジアステレオ異性異性体形、ならびに式(I)の前記生成物の、無機酸および有機酸によるまたは無機塩基および有機塩基による付加塩でもある、他の請求項のいずれか一項に定義された式(I)の生成物。
【請求項6】
他の請求項のいずれか一項に定義された式(I)の生成物であって、式中、AはSを表し、置換基
【化8】

、Ra、XおよびWは、他の請求項のいずれか一項でこれらの基に定義されたすべての値から選択され、式(I)の前記生成物は、考えられるあらゆるラセミ、エナンチオマーまたはジアステレオ異性異性体形、ならびに式(I)の前記生成物の、無機酸および有機酸によるまたは無機塩基および有機塩基による付加塩でもある、他の請求項のいずれか一項に定義された式(I)の生成物。
【請求項7】
式(Ia)または(Ib)に対応する、他の請求項のいずれか一項に定義された式(I)の生成物であって:
【化9】

式中、
【化10】

、RaおよびWは、他の請求項のいずれか一項で指摘された意味から選択され、
式(Ia)および(Ib)の前記生成物は、考えられるあらゆるラセミ、エナンチオマーまたはジアステレオ異性異性体形、ならびに式(Ia)および(Ib)の前記生成物の、無機酸および有機酸によるまたは無機塩基および有機塩基による付加塩でもある、他の請求項のいずれか一項に定義された式(I)の生成物。
【請求項8】
式(I”)の生成物に対応する、
【化11】

が2重結合を表す、他の請求項のいずれか一項に定義された式(I)の生成物であって:
【化12】

式中、置換基Ra、X、AおよびWは、他の請求項のいずれか一項で指摘された意味を有し、
式(I)の前記生成物は、考えられるあらゆるラセミ、エナンチオマーまたはジアステレオ異性異性体形、ならびに式(I)の前記生成物の、無機酸および有機酸によるまたは無機塩基および有機塩基による付加塩でもある、他の請求項のいずれか一項に定義された式(I)の生成物。
【請求項9】
式(I“a)の生成物に対応する、
【化13】

が2重結合を表す、他の請求項のいずれか一項に定義された式(Ia)の生成物であって:
【化14】

式中、RaおよびWは、他の請求項のいずれか一項で指摘された意味から選択され、
式(I”a)の前記生成物は、考えられるあらゆるラセミ、エナンチオマーまたはジアステレオ異性異性体形、ならびに式(I”a)の前記生成物の、無機酸および有機酸によるまたは無機塩基および有機塩基による付加塩でもある、他の請求項のいずれか一項に定義された式(Ia)の生成物。
【請求項10】
式(I”b)の生成物に対応する、
【化15】

が2重結合を表す、他の請求項のいずれか一項に定義された式(Ib)の生成物であって:
【化16】

式中、RaおよびWは、他の請求項のいずれか一項で指摘された意味から選択され、
式(I”b)の前記生成物は、考えられるあらゆるラセミ、エナンチオマーまたはジアステレオ異性異性体形、ならびに式(I”b)の前記生成物の、無機酸および有機酸によるまたは無機塩基および有機塩基による付加塩でもある、他の請求項のいずれか一項に定義された式(Ib)の生成物。
【請求項11】
他の請求項のいずれか一項に定義された式(I)の生成物であって、式中
【化17】

は、単結合または2重結合を表し;
Raは、ヒドロキシル、アルコキシまたは−O−CO−R5基によって任意に置換された基−O−シクロアルキル、または基−NH−シクロアルキルを表し;
XはSを表し;
AはSを表し;
Wは水素原子またはヘテロシクロアルキルによって任意に置換されたアルキル基または基CORを表し、ここで、Rは:
−基NR3R4、もしくはアルコキシによって任意に置換された、シクロアルキル基もしくはアルキル基;
−基O−フェニル;
−または基NR1R2(R1およびR2は、一方が水素を表し、ならびに他方はヘテロシクロアルキル基によって任意に置換されたアルキル基を表すものである。);
を表し、
NR3R4は、同じであり得るもしくは異なり得るR3およびR4が水素原子またはアルキル基を表すものであり;
R5は、最大で6個の炭素原子を含有するアルキルまたはシクロアルキル基を表し;
式(I)の前記生成物は、考えられるあらゆるラセミ、エナンチオマーまたはジアステレオ異性異性体形、ならびに式(I)の前記生成物の、無機酸および有機酸によるまたは無機塩基および有機塩基による付加塩でもある、他の請求項のいずれか一項に定義された式(I)の生成物。
【請求項12】
請求項1から11のいずれか一項に定義された式(I)の生成物であって、以下の式:
− N−(6−{[6−(シクロヘキシルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)シクロプロパンカルボキサミド
− 1−(6−{[6−(シクロヘキシルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)−3−[2−モルホリン−4−イル)エチル]尿素
− 1−(6−{[6−(シクロペンチルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)−3−[2−モルホリン−4−イル)エチル]尿素
− 1−(6−{[6−(シクロヘプチルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)−3−[2−モルホリン−4−イル)エチル]尿素
− N−(6−{[6−(シクロヘキシルアミノ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アセトアミド
− 1−(6−{[6−(シクロヘキシルアミノ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)−3−[2−ピロリジン−1−イル)エチル]尿素
− N−(6−{[6−(シクロヘキシルアミノ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)シクロプロパンカルボキサミド
− N−[6−({6−(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)アミノ][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル}スルファニル)−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル]シクロプロパンカルボキサミド
− N−(6−{[6−(シクロプロピルアミノ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)シクロプロパンカルボキサミド
− 1−(6−{[6−(シクロヘキシルアミノ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)−3−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]尿素
− 1−(6−{[6−(シクロプロピルアミノ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)−3−[2−モルホリン−4−イル)エチル]尿素
− N−(6−{[6−(シクロヘキシルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アセトアミド
− フェニル (6−{[6−(シクロヘキシルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)カルバメート
− 1−(6−{[6−(シクロヘキシルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)−3−[2−(ピロリジン−1−イル)エチル]尿素
− 6−{[6−(シクロヘキシルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−N−[2−ピロリジン−1−イル)エチル]−1,3−ベンゾチアゾール−2−アミン
− N−(6−{[6−(シクロヘキシルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)−2−メトキシアセトアミド
− N−(6−{[6−(シクロヘキシルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)−N,N−ジメチルグリシンアミド
− N−(6−{[6−(シクロヘキシルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)−3−メチルブタンアミド
− N−(6−{[6−(シクロヘキシルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)−3−メトキシプロパンアミド
− 6−{[6−(シクロペンチルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−アミン
− N−(6−{[6−(シクロペンチルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)シクロプロパンカルボキサミド
− N−(6−{[6−(シクロペンチルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アセトアミド
− 6−{[6−(シクロヘプチルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−アミン
− N−(6−{[6−(シクロヘプチルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アセトアミド
− トランス−4−{[3−({2−[(シクロプロピルカルボニル)アミノ]−1,3−ベンゾチアゾール−6−イル}スルファニル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]アミノ}シクロヘキシルシクロプロパンカルボキシラート
− N−[6−({6−(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)アミノ][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル}スルファニル)−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル]アセトアミド
− 3−[(2−アミノ−1,3−ベンゾチアゾール−6−イル)スルファニル]−N−シクロプロピル[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−アミン
− N−(6−{[6−(シクロプロピルアミノ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アセトアミド
− N−(6−{[6−(シクロプロピルアミノ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)−3−メトキシプロパンアミド
− N−(6−{[6−(シクロプロピルアミノ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)−N,N−ジメチルグリシンアミド
− 3−[(2−アミノ−1,3−ベンゾチアゾール−6−イル)スルファニル]−N−シクロヘキシル−7,8−ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−アミン
− エチル (6−{[6−(シクロヘキシルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)カルバメート
− 2−クロロ−N−(6−{[6−(シクロヘキシルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アセトアミド
− N−(6−{[6−(シクロヘキシルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)−N−シクロプロピルグリシンアミド
− 6−[(6−{[4−(トリフルオロメチル)シクロヘキシル]オキシ}[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル)スルファニル]−1,3−ベンゾチアゾール−2−アミン
− N−(6−{[6−(シクロブチルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)−2−(4−エチルピペラジン−1−イル)アセトアミド
− N−(6−{[6−(シクロブチルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)−N,N−ジエチルグリシンアミド
− N−(6−{[6−(シクロヘプチルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)シクロプロパンカルボキサミド
− 1−(6−{[6−(シクロヘキシルアミノ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)−3−[3−モルホリン−4−イル)プロピル]尿素
− 1−(6−{[6−(シクロヘキシルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)−3−[3−モルホリン−4−イル)プロピル]尿素
− 1−(6−{[6−(シクロブチルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)−3−[2−モルホリン−4−イル)エチル]尿素
− 1−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]−3−{6−[(6−{[4−(トリフルオロメチル)シクロヘキシル]オキシ}[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル)スルファニル]−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル}尿素
− N−(6−{[6−(シクロヘキシルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)−2−シクロプロピルアセトアミド
− N−(6−{[6−(シクロブチルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)シクロプロパンカルボキサミド
− rac−シス/トランス−N−{4−[(3−{[2−({[2−(モルホリン−4−イル)エチル]カルバモイル}アミノ)−1,3−ベンゾチアゾール−6−イル]スルファニル}[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)オキシ]シクロヘキシル}アセトアミド
− N−{6−[(6−{[4−(トリフルオロメチル)シクロヘキシル]オキシ}[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル)スルファニル]−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル}シクロプロパンカルボキサミド
− 1−[6−({6−[(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)オキシ][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル}スルファニル)−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル]−3−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]尿素
− 6−{[6−(ビシクロ[3.1.0]ヘキサ−3−イルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−アミン
− 3−[(2−アミノ−1,3−ベンゾチアゾール−6−イル)スルファニル]−N−シクロブチル[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−アミン
− N−(6−{[6−(ビシクロ[3.1.0]ヘキサ−3−イルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)シクロブタンカルボキサミド
− rac−6−({6−[(トランス−2−フルオロシクロヘキシル)オキシ][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル}スルファニル)−1,3−ベンゾチアゾール−2−アミン
− rac−N−{6−[(6−{[(トランス−2−フルオロシクロヘキシル]オキシ}[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル)スルファニル]−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル}シクロプロパンカルボキサミド
− N−(6−{[6−(シクロブチルアミノ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)シクロプロパンカルボキサミド
− N−(6−{[6−(ビシクロ[3.1.0]ヘキサ−3−イルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)シクロプロパンカルボキサミド
− rac−N,N−ジエチル−N−[6−({6−[(トランス−2−フルオロシクロヘキシル)オキシ][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル}スルファニル)−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル]グリシンアミド
− rac−2−(4−エチルピペラジン−1−イル)−N−{6−[(6−{[トランス−2−フルオロシクロヘキシル]オキシ}[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル)スルファニル]−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル}アセトアミド
− rac−N−{6−[(6−{[トランス−2−フルオロシクロヘキシル]オキシ}[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル)スルファニル]−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル}−2−(モルホリン−4−イル)アセトアミド
− N−(6−{[6−(シクロブチルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)−2−(モルホリン−4−イル)アセトアミド
− rac−2−(4−シクロプロピルピペラジン−1−イル)−N−{6−[(6−{[トランス−2−フルオロシクロヘキシル]オキシ}[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル)スルファニル]−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル}アセトアミド
− N−(6−{[6−(シクロブチルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)−2−(4−シクロプロピルピペラジン−1−イル)アセトアミド
− N−(6−{[6−(シクロブチルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)−2−(1,1−ジオキシドチオモルホリン−4−イル)アセトアミド
− N−(6−{[6−(シクロブチルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)−2−(1,4−オキサゼパン−4−イル)アセトアミド
− N−(6−{[6−(シクロブチルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)−3−メトキシプロパンアミド
− N−(6−{[6−(シクロブチルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)−2−(3,3−ジフルオロピペリジン−1−イル)アセトアミド
− rac−シス/トランス−1−{6−[(6−{[3−メチルシクロヘキシル]オキシ}[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル)スルファニル]−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル}−3−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]尿素
− rac−シス/トランス−N−{6−[(6−{[3−メチルシクロヘキシル]オキシ}[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル)スルファニル]−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル}シクロプロパンカルボキサミド
− rac−シス/トランス−1−[6−({6−[4−メチルシクロヘキシル)オキシ][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル}スルファニル)−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル}−3−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]尿素
− N−(6−{[6−(シクロヘキシルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)−3−(ピペリジン−1−イル)アゼチジン−1−カルボキサミド
− rac−シス/トランス−N−[6−({6−[(4−メチルシクロヘキシル)オキシ][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル}スルファニル)−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル]シクロプロパンカルボキサミド
− N−(6−{[6−(シクロヘキシルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)−2−オキサ−6−アザスピロ[3.3]ヘプタン−6−カルボキサミド
− N−(6−{[6−(シクロヘキシルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)−3−(モルホリン−4−イル)アゼチジン−1−カルボキサミド
− rac−N−{6−[(6−{[トランス−2−メチルシクロペンチル]オキシ}[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル)スルファニル]−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル}シクロプロパンカルボキサミド
− rac−1−{6−[(6−{[トランス−2−メチルシクロペンチル]オキシ}[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル)スルファニル]−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル}−3−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]尿素
− N−(6−{[6−(シクロヘキシルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)−3−メトキシアゼチジン−1−カルボキサミド
− 1−(6−{[6−(シクロヘキシルオキシ)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル]スルファニル}−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)−3−オキセタン−3−イル尿素
− rac−シス/トランス−1−{6−[(6−{[3−メチルシクロペンチル]オキシ}[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル)スルファニル]−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル}−3−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]尿素
− rac−シス/トランス−N−{6−[(6−{[3−メチルシクロペンチル]オキシ}[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−イル)スルファニル]−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル}シクロプロパンカルボキサミド
に対応する、他の請求項のいずれか一項に定義された式(I)の生成物ならびに式(I)の前記生成物の、無機酸および有機酸または無機塩基および有機塩基による付加塩。
【請求項13】
他の請求項のいずれか一項に定義された式(I)の生成物を調製するための方法。
【請求項14】
AがNHを表す、他の請求項のいずれか一項に定義された式(I)の生成物を調製するための方法。
【請求項15】
AがSを表す、他の請求項のいずれか一項に定義された式(I)の生成物を調製するための方法。
【請求項16】
薬剤としての、請求項1から12のいずれか一項に定義された式(I)の生成物、およびまた式(I)の前記生成物の、医薬的に許容される無機酸および有機酸または医薬的に許容される無機塩基および有機塩基による付加塩。
【請求項17】
薬剤としての、請求項12に定義された式(I)の生成物、およびまた式(I)の前記生成物の、医薬的に許容される無機酸および有機酸または医薬的に許容される無機塩基および有機塩基による付加塩。
【請求項18】
活性成分として請求項1から12のいずれか一項に定義された式(I)の生成物の少なくとも1つ、または本生成物の医薬的に許容される塩もしくは本生成物のプロドラッグおよび医薬的に許容される担体を含有する、医薬組成物。
【請求項19】
キナーゼタンパク質METおよびこの突然変異形の活性を阻害する薬剤の調製のための、請求項1から12のいずれか一項に定義された式(I)の生成物の、またはこれらの生成物の医薬的に許容される塩の使用。
【請求項20】
キナーゼタンパク質が細胞培養物中にある、請求項19に定義された使用。
【請求項21】
キナーゼタンパク質が哺乳動物中にある、請求項19または20に定義された使用。
【請求項22】
以下の群:血管増殖障害、線維性障害、「メサンギウム」細胞増殖障害、代謝性障害、アレルギー、喘息、血栓症、神経系疾患、網膜症、乾癬、関節リウマチ、糖尿病、筋肉変性および癌から選択される疾患を処置または予防する薬剤の調製のための、請求項1から12のいずれか一項に定義された式(I)の生成物の使用。
【請求項23】
癌を処置する薬剤の調製のための、請求項1から12のいずれか一項に定義された式(I)の生成物の使用。
【請求項24】
固形または液体腫瘍を処置するための、請求項23に記載の使用。
【請求項25】
細胞傷害剤に抵抗性である癌を処置するための、請求項23または24に記載の使用。
【請求項26】
特に胃、肝臓、腎臓、卵巣、腸または前立腺癌、肺癌(NSCLCおよびCLC)、神経膠芽腫、甲状腺、膀胱または乳癌、黒色腫、リンパまたは骨髄造血性腫瘍、肉腫、脳腫瘍、喉頭癌、リンパ系の癌、骨癌および膵臓癌における、原発性腫瘍および/または転移を処置するための、請求項23および24の一項以上に記載の使用。
【請求項27】
癌化学療法用の薬剤の調製のための、請求項1から12に定義された式(I)の生成物の使用。
【請求項28】
単独または併用での癌化学療法用の薬剤の調製のための、請求項1から12に定義された式(I)の生成物の使用。
【請求項29】
キナーゼ阻害薬としての、請求項1から12のいずれか一項に定義された式(I)の生成物。
【請求項30】
MET阻害薬としての、請求項1から12のいずれか一項に定義された式(I)の生成物。
【請求項31】
新規工業生成物としての、式E’、M1、M2、M3およびNの合成中間体:
【化18】

(式中、R6は、NR3R4(−(CH2)n−NR3R4基)、アルコキシ、ヒドロキシル、ヘテロシクロアルキル、フェニルまたは−(CH2)n−フェニル基によって任意に置換されたアルキル基を表し、フェニルは任意に置換され、およびnは1から4の整数を表し、OR6が上で定義したようなRの対応する値を表すものであり;R7は、NR3R4、アルコキシもしくはヒドロキシル基によって任意に置換されたシクロアルキルまたはアルキル基、またはこれ自体が請求項1で指摘されたように任意に置換されたフェニル、ヘテロアリールもしくはヘテロシクリルアルキル基を表し;ならびにRa、R1、R2、R3およびR4は、請求項1で指摘された意味を有する。)。

【公表番号】特表2012−517407(P2012−517407A)
【公表日】平成24年8月2日(2012.8.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−548750(P2011−548750)
【出願日】平成22年2月4日(2010.2.4)
【国際出願番号】PCT/FR2010/050177
【国際公開番号】WO2010/089506
【国際公開日】平成22年8月12日(2010.8.12)
【出願人】(504456798)サノフイ (433)
【Fターム(参考)】