説明

IP電話システム及びこのIP電話システムを利用した内線サービス提供方法

【課題】IP公衆網上の任意のIP公衆電話機にて、特番発信サービス、転送サービス、Return Callサービス等の内線サービスを利用できるようにしたIP電話システムを提供する。
【解決手段】WAN2上のIP公衆電話機T21にてIP内線電話機T11のユーザにより入力されたIDナンバーをID認証サーバSVにて取得し、このIDナンバーとID認証サーバSV内のデータベース上の登録IDナンバーとを比較することでIP内線電話機T11のユーザの認証を行うようにしている。そして、認証OKの場合に、IP公衆電話機T21をIP内線電話機T11として交換機EXにログインさせるようにしている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、ID認証サーバからIP(Internet Protocol)公衆網上のIP公衆電話機のユーザに対し電話交換機にログインさせて電話交換機における内線サービスを提供するIP電話システム及びこのIP電話システムを利用した内線サービス提供方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、IP網を介して、双方向に画像や音声をパケットデータとして、リアルタイムに送受信するIP電話システムが普及し始めている。このIP電話システムでは、IP網に接続される各交換機ごとに内線間通信や外線発着信を行えることは勿論のこと、IP網を経由した交換機間での内線通信や外線発着信を行うことができる。
【0003】
ところで、IP電話システムでは、IP公衆網上の携帯電話機にて交換機に収容される内線IP電話機の機能を利用できるようにした手法も考えられている(例えば、特許文献1)。
【特許文献1】特開2004−180122号公報。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記手法では、交換機に収容されている内線IP電話機とユーザが所持する携帯電話機とを対応付けて交換機内の電話帳で管理する必要がある。また、上記IP電話システムでは、例えば電話交換機単体で実施されている特番発信や転送、Return Call等の内線サービスについても、IP公衆網上のどのIP公衆電話機でも利用できるようにしたシステムが強く要望されている。しかし、これら内線サービスについては、まだ検討段階であって実現されていないのが現状である。
【0005】
さらに、IP電話システムでは、例えば複数の企業や個人が共用する場合があり、このため、同一条件で内線サービスを許可することができない。
【0006】
そこで、この発明の目的は、IP公衆網上の任意のIP公衆電話機にて、特番発信サービス、転送サービス、Return Callサービス等の内線サービスを利用でき、これによりユーザの利便性を高めたIP電話システム及びこのIP電話システムを利用した内線サービス提供方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、この発明に係わるIP電話システムは、複数のIP電話端末をIP内線網を介して収容すると共に、IP内線網に比して広域に配置されるIP公衆網を接続可能な電話交換機と、この電話交換機に接続され、複数のIP電話端末をIP内線網上で識別するための端末IDを記録媒体に記憶し、この記録媒体上の複数の端末IDに基づいて該当する複数のIP電話端末間を接続して通信を行なわせるサーバ装置とを備えたIP電話システムを対象にしている。
【0008】
サーバ装置は、IP内線網上の複数のIP電話端末のうちの一つである第1のIP電話端末のユーザが該第1のIP電話端末の端末IDと同一の端末IDをIP公衆網上の第2のIP電話端末に入力したときに、第2のIP電話端末から入力端末IDを取得する取得手段と、この取得手段により得られる端末IDと記録媒体上の第1のIP電話端末の端末IDとを比較し、この比較結果に基づいて、第2のIP電話端末を第1のIP電話端末として電話交換機にログインさせるログイン制御手段とを備え、電話交換機は、ログイン制御手段によりログインがなされた第2のIP電話端末に対しIP内線網上の複数のIP電話端末間の交換処理に係わる機能の少なくとも一部を実行するための内線サービスを提供するサービス提供手段を備えるようにしたものである。
【0009】
なお、サービス提供手段は、第2のIP電話端末にて少なくとも1つの操作キーが操作されたときに通信相手先を特定する短縮キー操作がなされた場合に、内線サービスとして当該短縮キーによって特定される通信相手先への発信処理を実行することを特徴とする。
【0010】
この構成によれば、IP公衆網上の第2のIP電話端末にて第1のIP電話端末のユーザにより入力された端末IDがサーバ装置にて取得され、この端末IDと記録媒体上の第1の電話端末に対応する端末IDとを比較することで第1の電話端末のユーザの認証がなされる。そして、認証がなされた場合に、第2のIP電話端末が第1のIP電話端末として電話交換機にログインされる。
【0011】
従って、第2のIP電話端末のユーザは、電話交換機にログインされている状態で、希望の内線サービスを起動するためのキー操作を行なうだけで、希望の内線サービスを要求し実行することが可能となる。このため、外出先においても第2のIP電話端末にて内線サービスを利用することが可能となり、これによりユーザの利便性は大幅に改善される。さらに、内線サービスの利用に先立ち、端末IDを利用してユーザの認証が行われるので、内線サービスの利用に対するセキュリティも強化することができる。
【0012】
取得手段は、第1のIP電話端末のユーザが該第1のIP電話端末の端末IDと同一の端末IDを記憶した可搬型記憶媒体を所持し、第2のIP電話端末へ移動したとき、この第2のIP電話端末にて可搬型記憶媒体から端末IDを取得することを特徴とする。
【0013】
この構成によれば、第1のIP電話端末の端末IDと同一の端末IDが可搬型記憶媒体に記憶されており、第1のIP電話端末のユーザがIP公衆網上の第2のIP電話端末へ移動して可搬型記憶媒体を第2のIP電話端末へかざすだけでこの可搬型記憶媒体から第1のIP電話端末の端末IDが取得されることになる。
【0014】
従って、ユーザによる手操作を要することなくユーザが第2のIP電話端末へ移動するだけで自動的に電話交換機にログインされることになり、これによりユーザの利便性は大幅に改善される。
【発明の効果】
【0015】
以上詳述したようにこの発明によれば、IP公衆網上の任意のIP公衆電話機にて、特番発信サービス、転送サービス、Return Callサービス等の内線サービスを利用できるようにしたIP電話システム及びこのIP電話システムを利用した内線サービス提供方法を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、この発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明に係わる内線サービス提供方法の一実施形態を実施するためのIP電話システムの概略構成図であり、T11〜T1i(iは自然数)はIP内線電話機、SVはID認証サーバ、EXはPBX(Private Branch Exchange)やIP−PBXといった交換機をそれぞれ示し、互いにIP内線網としてのLAN(Local Area Network)1に接続されている。
【0017】
IP内線電話機T11〜T1iには、固定電話機、携帯電話機、パーソナル・コンピュータ等がある。
【0018】
交換機EXは、LAN1及びルータRT1を介してIP内線電話機T11〜T1iを内線として収容している。また、交換機EXは公衆網/専用線網PNWに接続されている。さらに、交換機EXはルータRT2を介してIP公衆網としてのWAN(Wide Area Network)2に接続されている。WAN2には、複数のIP公衆電話機T21〜T2j(jは自然数)が接続される。
【0019】
そして、交換機EXは、IP内線電話機T11〜T1i相互間、もしくはIP内線電話機T11〜T1iとWAN2上のIP公衆電話機T21〜T2jとの間、もしくはIP内線電話機T11〜T1iと公衆網/専用線網PNW上の電話機TT1〜TT3との間の交換処理を実行する。
【0020】
図2は、上記ID認証サーバSVの機能構成を示すブロック図である。
ID認証サーバSVは、データベース11と、ID取得部12と、ログイン制御部13とを備えている。このうち、データベース11には、図3に示すように、IP内線電話機T11〜T1iを示す情報と、各IP内線電話機T11〜T1iに割り当てられたIDナンバーとの対応関係を表すデータが記憶されている。
【0021】
ID取得部12は、例えばIP内線電話機T11のユーザが可搬型記憶媒体としてIDナンバー「abab」が記憶されたIDカードをIP公衆電話機T21にかざした場合に、IDカードに記憶されたIDナンバー「abab」を取得する。
【0022】
ログイン制御部13は、上記ID取得部12により得られるIDナンバーとデータベース11上のIP内線電話機T11のIDナンバーとを比較し、この比較結果からIP内線電話機T11のユーザの認証が得られた場合に、IP公衆電話機T21をIP内線電話機T11として交換機EXにログインさせる。
【0023】
次に、以上のように構成されたIP電話システムにおける内線サービス提供方法を説明する。図4は、内線サービスを提供するためにユーザ認証を行う際のID認証サーバSVの動作手順とその内容を示すフローチャートである。
【0024】
例えばIP内線電話機T11のユーザが社員証といったIDカードを所持してWAN2上のIP公衆電話機T21へ移動してIDカードをかざしたとする。そうすると、IP公衆電話機T21は、ID認証サーバSVへIDナンバーを送る。
【0025】
ID認証サーバSVは、ステップST4aからステップST4bに移行してここでIP公衆電話機T21から送られてくるIDナンバーを受信し、この受信IDナンバーと上記データベース11に登録されているIDナンバーとを比較し、これにより認証OKか否かを判定する(ステップST4c)。
【0026】
ここで、認証OKの場合、ID認証サーバSVはIP公衆電話機T21を交換機EXにログインさせる(ステップST4d)。一方、認証NGである場合には、ID認証サーバSVはIP公衆電話機T21へ認証NGの旨のメッセージを送出しディスプレイ(図示せず)に表示させる(ステップST4e)。
【0027】
図5は、公衆網PNWとIP公衆電話機T21との通信から別の内線への転送動作を示すシーケンス図である。
【0028】
まず、交換機EXにログインされたIP公衆電話機T21にて公衆網/専用線網PNWへの電話機TT1(03−35××−△△□□)に対する特番発信操作「*11」が行われたとする(図5(1))。そうすると、交換機EXはIP公衆電話機T21からWAN2を介して送られてくる「*11」から電話番号(03−35××−△△□□)を特定し、この電話番号(03−35××−△△□□)から公衆網/専用線網PNWを捕捉して電話機TT1を呼び出し、電話機TT1の応答により電話機TT1とIP公衆電話機T21との間に通信リンクを確立する(図5(2))。
【0029】
電話機TT1とIP公衆電話機T21との間で通話が行われている状態で、IP公衆電話機T21においてユーザが、IP公衆電話機T21から他のIP内線電話機T12へ通話の転送を要求する操作を行なったとする(図5(3))。そうすると、IP公衆電話機T21から予め設定された転送特番と転送先内線番号を示す情報が交換機EXに送られる。
【0030】
転送特番と転送先内線番号を示す情報を受信すると交換機EXは、公衆網/専用線網PNWとの間の通信リンクを保留とした上で、転送先内線番号に対応するIP内線電話機T12の空塞状態を判定し、着信可能と判断した場合にはIP内線電話機T12に対して着信信号を送信する。
【0031】
IP内線電話機T12が着信に応答すると、交換機EXはIP公衆電話機T21の通信リンクを開放した上で、IP内線電話機T12と保留中の公衆網/専用線網PNWの通信リンクとの間を接続する(図5(4))。
【0032】
かくして、電話機TT1の通信先がIP公衆電話機T21からIP内線電話機T12へ切り替わり、以後電話機TT1のユーザは引き続きIP内線電話機T12のユーザとの間で通話を行うことが可能となる。
【0033】
図6は、Return Call動作を示すシーケンス図である。
まず、交換機EXにログインされたIP公衆電話機T21にてIP内線電話機T13に対する発信操作が行われたとする(図6(1))。そうすると、交換機EXはIP公衆電話機T21からWAN2を介して送られてくる電話番号からIP内線電話機T13を呼び出す(図6(2))。
【0034】
一方、IP内線電話機T13が話中である場合に(図6(3))、IP公衆電話機T21のユーザがIP内線電話機T13に対するReturn Callを要求する操作を行なったとする。そうすると、IP公衆電話機T21から予め設定されたReturn Call特番を示す情報が交換機EXに送られる(図6(4))。
【0035】
交換機EXは、Return Call特番を分析し、IP内線電話機T13が着信可能と判断した場合にはIP内線電話機T13に対して着信信号を送信すると共に、IP公衆電話機T21へ着信信号を送信する。
【0036】
以後、IP内線電話機T13が着信に応答し、IP公衆電話機T21が応答すると、交換機EXはIP公衆電話機T21とIP内線電話機T13との間に通信リンクを形成する(図6(5))。
【0037】
以上のように上記実施形態では、WAN2上のIP公衆電話機T21にてIP内線電話機T11のユーザにより入力されたIDナンバーをID認証サーバSVにて取得し、このIDナンバーとデータベース11上の登録IDナンバーとを比較することでIP内線電話機T11のユーザの認証を行うようにしている。そして、認証OKの場合に、IP公衆電話機T21をIP内線電話機T11として交換機EXにログインさせるようにしている。
【0038】
従って、IP公衆電話機T21のユーザは、交換機EXにログインされている状態で、特番発信、転送、Return Callといった希望の内線サービスを起動するためのキー操作を行なうだけで、希望の内線サービスを要求し実行することが可能となる。このため、外出先においてもIP公衆電話機T21にて内線サービスを利用することが可能となり、これによりユーザの利便性は大幅に改善される。さらに、内線サービスの利用に先立ち、IDナンバーを利用してユーザの認証が行われるので、内線サービスの利用に対するセキュリティも強化することができる。
【0039】
なお、この発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば上記実施形態では、IP公衆電話機からの要求操作に応じて特番発信制御、通信転送制御、Return Call制御等の内線サービスに係わる種々制御を実行する場合を例にとって説明したが、例えば特番発信制御、通信転送制御、Return Call制御以外の内線サービスに係わる種々制御を実行するようにしてもよい。
【0040】
その他、IP電話システムの構成、ID認証サーバの機能構成、特番発信制御、通信転送制御、Return Call制御の各々の手順とその内容等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】この発明に係わる内線サービス提供方法が実施されるIP電話システムの一実施形態を示す概略構成図。
【図2】図1に示したID認証サーバの機能構成を示すブロック図。
【図3】図2に示したデータベースの記憶内容の一例を示す図。
【図4】同実施形態において、内線サービスを提供するためにユーザ認証を行う際のID認証サーバの動作手順とその内容を示すフローチャート。
【図5】同実施形態において、公衆網とIP公衆電話機との通信から別の内線への転送動作を示すシーケンス図。
【図6】同実施形態におけるReturn Call動作を示すシーケンス図。
【符号の説明】
【0042】
1…LAN、2…WAN、11…データベース、12…ID取得部、13…ログイン制御部、EX…交換機、SV…ID認証サーバ、T11〜T1i…IP内線電話機、T21〜T2j…IP公衆電話機、PNW…公衆網/専用線網、RT1,RT2…ルータ、TT1〜TT3…電話機。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のIP電話端末をIP内線網を介して収容すると共に、前記IP内線網に比して広域に配置されるIP公衆網を接続可能な電話交換機と、この電話交換機に接続され、前記複数のIP電話端末を前記IP内線網上で識別するための端末IDを記録媒体に記憶し、この記録媒体上の複数の端末IDに基づいて該当する複数のIP電話端末間を接続して通信を行なわせるサーバ装置とを備えたIP電話システムにおいて、
前記サーバ装置は、
前記IP内線網上の複数のIP電話端末のうちの一つである第1のIP電話端末のユーザが該第1のIP電話端末の端末IDと同一の端末IDを前記IP公衆網上の第2のIP電話端末に入力したときに、前記第2のIP電話端末から入力端末IDを取得する取得手段と、
この取得手段により得られる端末IDと前記記録媒体上の第1のIP電話端末の端末IDとを比較し、この比較結果に基づいて、前記第2のIP電話端末を前記第1のIP電話端末として前記電話交換機にログインさせるログイン制御手段とを備え、
前記電話交換機は、
前記ログイン制御手段によりログインがなされた前記第2のIP電話端末に対し前記IP内線網上の複数のIP電話端末間の交換処理に係わる機能の少なくとも一部を実行するための内線サービスを提供するサービス提供手段を備えたことを特徴とするIP電話システム。
【請求項2】
前記取得手段は、第1のIP電話端末のユーザが該第1のIP電話端末の端末IDと同一の端末IDを記憶した可搬型記憶媒体を所持し、前記第2のIP電話端末へ移動したとき、この第2のIP電話端末にて前記可搬型記憶媒体から前記端末IDを取得することを特徴とする請求項1記載のIP電話システム。
【請求項3】
前記サービス提供手段は、前記第2のIP電話端末にて少なくとも1つの操作キーが操作されたときに通信相手先を特定する短縮キー操作がなされた場合に、前記内線サービスとして当該短縮キーによって特定される通信相手先への発信処理を実行することを特徴とする請求項1記載のIP電話システム。
【請求項4】
前記サービス提供手段は、前記第2のIP電話端末にて通信中に転送操作がなされた場合に、前記内線サービスとして通信の通信相手先を、他の通信相手先に切り替えることを特徴とする請求項1記載のIP電話システム。
【請求項5】
前記サービス提供手段は、前記第2のIP電話端末にて通信相手先に対する折り返し呼び出し操作がなされ、かつ前記通信相手先が呼び出し可能である場合に、前記内線サービスとして前記通信相手先の呼び出しを行なって前記第2のIP電話端末と通信相手先との間を接続することを特徴とする請求項1記載のIP電話システム。
【請求項6】
複数のIP電話端末をIP内線網を介して収容すると共に、前記IP内線網に比して広域に配置されるIP公衆網を接続可能な電話交換機と、この電話交換機に接続され、前記複数のIP電話端末を前記IP内線網上で識別するための端末IDを記録媒体に記憶し、この記録媒体上の複数の端末IDに基づいて該当する複数のIP電話端末間を接続して通信を行なわせるサーバ装置とを備えたIP電話システムを利用した内線サービス提供方法において、
前記IP内線網上の複数のIP電話端末のうちの一つである第1のIP電話端末のユーザが該第1のIP電話端末の端末IDと同一の端末IDを前記IP公衆網上の第2のIP電話端末に入力したときに、前記サーバ装置にて前記第2のIP電話端末から入力端末IDを取得し、
前記サーバ装置において、取得した端末IDと前記記録媒体上の第1のIP電話端末の端末IDとを比較し、この比較結果に基づいて、前記第2のIP電話端末を前記第1のIP電話端末として前記電話交換機にログインさせ、
電話交換機において、ログインがなされた前記第2のIP電話端末に対し前記IP内線網上の複数のIP電話端末間の交換処理に係わる機能の少なくとも一部を実行するための内線サービスを提供するようにしたことを特徴とするIP電話システムを利用した内線サービス提供方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−306686(P2008−306686A)
【公開日】平成20年12月18日(2008.12.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−154485(P2007−154485)
【出願日】平成19年6月11日(2007.6.11)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】