説明

NOS阻害活性を有するベンゾオキサジン類、ベンゾチアジン類、および関係化合物



式(I)[式中、Qは-O-(CHR6)1-3または-S-(CHR6)1-3-であり;R1およびそれぞれのR6は、H、任意に置換された[C1-6アルキル、C1-4アルカリール、C1-4アルクヘテロシクリル、C2-9ヘテロシクリル、C3-8シクロアルキル、C1-4アルクシクロアルキル]または-(CR1AR1B)nNR1CR1Dであり;R1A、R1B、R1CおよびR1Dは、独立して、水素、任意に置換された[C1-6アルキル、C1-4アルカリール、C1-4アルクヘテロシクリル、C2-9ヘテロシクリル、C3-8シクロアルキルなど]であるか、R1AおよびR1Bは一緒に=Oを形成するか、またはR1CおよびR1Dは一緒に任意に置換されたC2-9ヘテロシクリルもしくはN-保護基を形成し;nは整数1〜6であり;R2およびR3のそれぞれは、H、hal、任意に置換された[C1-6アルキル、C6-10アリール、C1-6アルカリール、C2-9ヘテロシクリル、C1-6アルコキシ、C1-6チオアルコキシ、(CH2)r2NHC(NH)R2A、(CH2)r2NHC(S)NHR2A、C1-4アルクヘテロシクリル]またはヒドロキシであり、ここで、r2は整数0〜2であり、R2Aは任意に置換された[C1-6アルキル、C6-10アリール、C1-4アルカリール、C2-9ヘテロシクリル、C1-4アルクヘテロシクリル、C1-6チオアルコキシ、C1-4チオアルカリール、アリーロイル、C1-4チオアルクヘテロシクリル、またはアミノ]であり;R4およびR5のそれぞれはH、hal、(CH2)r2NHC(NH)R2A、または(CH2)r2NHC(S)NHR2Aであり;Y1およびY2は一緒に=Oであるか、またはY1およびY2は独立してH、任意に置換された[C1-6アルキル、C6-10アリール、C1-6アルカリール、C2-9ヘテロシクリル、C1-6アルコキシ、C1-6チオアルコキシ、またはC1-4アルクヘテロシクリル]またはヒドロキシであり;ここで、R2、R3、R4、およびR5のうちの1つだけは(CH2)r2NHC(NH)R2Aまたは(CH2)r2NHC(S)NHR2Aである]で表されるベンゾオキサジン類、ベンゾチアジン類またはその製薬上許容される塩またはプロドラッグが開示される。当該ベンゾオキサジン類およびベンゾチアジン類は一酸化窒素シンターゼ(NOS)を阻害し、特に他のNOS異性体と比べてニューロンの一酸化窒素シンターゼ(nNOS)を選択的に阻害する。式Iで表されるNOS阻害剤は、単独でまたは他の薬剤と組み合わせて、様々な病状を治療または予防することができる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式:
【化1】

[式中、
Qは-O-(CHR6)1-3または-S-(CHR6)1-3-であり;
R1およびそれぞれのR6は、独立して、H、任意に置換されたC1-6アルキル、任意に置換されたC1-4アルカリール、任意に置換されたC1-4アルクヘテロシクリル、任意に置換されたC2-9ヘテロシクリル、任意に置換されたC3-8シクロアルキル、任意に置換されたC1-4アルクシクロアルキルまたは-(CR1AR1B)nNR1CR1Dであり;
R1AおよびR1Bは、独立して、H、ヒドロキシ、ハロ、任意に置換されたC1-6アルキル、任意に置換されたC1-6アルコキシ、任意に置換されたC1-4アルクシクロアルキル、任意に置換されたC1-4アルカリール、任意に置換されたC1-4アルクヘテロシクリル、任意に置換されたC1-4アルクヘテロアリール、任意に置換されたC3-8シクロアルキル、または任意に置換されたC2-9ヘテロシクリルであるか、またはR1AおよびR1Bは一緒に=Oを形成し;
R1CおよびR1Dは、独立して、H、任意に置換されたC1-6アルキル、任意に置換されたC1-6アルコキシ、任意に置換されたC1-4アルクシクロアルキル、任意に置換されたC1-4アルカリール、任意に置換されたC1-4アルクヘテロシクリル、任意に置換されたC1-4アルクヘテロアリール、任意に置換されたC3-8シクロアルキル、任意に置換されたC2-9ヘテロシクリル、もしくはN-保護基であるか、またはR1CおよびR1Dは一緒に任意に置換されたC2-9ヘテロシクリルもしくはN-保護基を形成し;
nは整数1〜6であり;
R2およびR3のそれぞれは、独立して、H、hal、任意に置換されたC1-6アルキル、任意に置換されたC6-10アリール、任意に置換されたC1-6アルカリール、任意に置換されたC2-9ヘテロシクリル、ヒドロキシ、任意に置換されたC1-6アルコキシ、任意に置換されたC1-6チオアルコキシ、(CH2)r2NHC(NH)R2A、または(CH2)r2NHC(S)NHR2A、または任意に置換されたC1-4アルクヘテロシクリルであり、
ここで、r2は整数0〜2であり、R2Aは任意に置換されたC1-6アルキル、任意に置換されたC6-10アリール、任意に置換されたC1-4アルカリール、任意に置換されたC2-9ヘテロシクリル、任意に置換されたC1-4アルクヘテロシクリル、任意に置換されたC1-6チオアルコキシ、任意に置換されたC1-4チオアルカリール、任意に置換されたアリーロイル、任意に置換されたC1-4チオアルクヘテロシクリル、または任意に置換されたアミノであり;
R4およびR5のそれぞれは独立してH、hal、(CH2)r2NHC(NH)R2A、または(CH2)r2NHC(S)NHR2Aであり;
ここで、Y1およびY2はそれぞれHであるかまたはY1およびY2は一緒に=Oであるか、またはY1およびY2は独立してH、任意に置換されたC1-6アルキル、任意に置換されたC6-10アリール、任意に置換されたC1-6アルカリール、任意に置換されたC2-9ヘテロシクリル、ヒドロキシ、任意に置換されたC1-6アルコキシ、任意に置換されたC1-6チオアルコキシ、または任意に置換されたC1-4アルクヘテロシクリルであり;
ここで、R2、R3、R4、およびR5のうちの1つだけは(CH2)r2NHC(NH)R2Aまたは(CH2)r2NHC(S)NHR2Aである]
を有する化合物またはその製薬上許容される塩またはプロドラッグ。
【請求項2】
QはO-(CHR6)1-2またはS-(CHR6)1-2であり;R1およびそれぞれのR6は、独立して、H、任意に置換されたC1-6アルキル、任意に置換されたC1-4アルカリール、任意に置換されたC1-4アルクヘテロシクリル、または任意に置換されたC2-9ヘテロシクリルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
R2、R3、R4、またはR5は式:
【化2】

を有する、請求項1または2に記載の化合物。
【請求項4】
R2Aは式:
【化3】

を有し;かつ
X1、X2、X4、およびX5のそれぞれは独立してO、S、NR7、N、またはCR8から選択され;
X3はNまたはCから選択され;
R7はH、任意に置換されたC1-6アルキルであり;
R8はH、hal、任意に置換されたC1-6アルキル、ヒドロキシ、任意に置換されたC1-6アルコキシ、または任意に置換されたC1-6チオアルコキシであり、
ここで、X1、X2、X4、およびX5の少なくとも1つはCR8でない、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
R2Aは式:
【化4】

を有し;
X1およびX2のそれぞれは独立してO、S、NH、N、またはCHから選択され;
ここでX1およびX2の少なくとも1つはCHでない、請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
【化5】

から選択される構造を有し、かつここで、R4およびR5の1つは次の構造:
【化6】

を有し、ここでX2はOまたはSである、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
【化7】

から選択される構造を有し、かつここで、R4およびR5の1つは次の構造:
【化8】

を有し、ここでX2はOまたはSである、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
Y1およびY2はそれぞれHであり、かつQはO-CHR6である、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
Y1およびY2はそれぞれHであり、かつQはS-CHR6である、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
Y1およびY2は一緒に=Oであり、かつQはO-CHR6である、請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
Y1およびY2は一緒に=Oであり、かつQはS-CHR6である、請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
Y1およびY2は一緒に=Oであり、かつQはO-(CHR6)2である、請求項1に記載の化合物。
【請求項13】
Y1およびY2はそれぞれHであり、かつQはS-(CHR6)2である、請求項1に記載の化合物。
【請求項14】
Y1およびY2は一緒に=Oであり、かつQはS-(CHR6)2である、請求項1に記載の化合物。
【請求項15】
Y1およびY2はそれぞれHであり、かつQはO-(CHR6)2である、請求項1に記載の化合物。
【請求項16】
Y1およびY2は一緒に=Oであり、かつQはO-(CHR6)3である、請求項1に記載の化合物。
【請求項17】
Y1およびY2はそれぞれHであり、かつQはS-(CHR6)3である、請求項1に記載の化合物。
【請求項18】
Y1およびY2は一緒に=Oであり、かつQはS-(CHR6)3である、請求項1に記載の化合物。
【請求項19】
Y1およびY2はそれぞれHであり、かつQはO-(CHR6)3である、請求項1に記載の化合物。
【請求項20】
R1が任意に置換されたC1-6アルキル、任意に置換されたC2-9ヘテロシクリル、または任意に置換されたC1-4アルクヘテロシクリルである、請求項1〜19に記載の化合物。
【請求項21】
R1が任意に置換されたアミノC1-6アルキルである、請求項20に記載の化合物。
【請求項22】
R1が任意に置換されたC1-4アルクヘテロシクリルであり、前記ヘテロシクリルが5または6員の環状アミンである、請求項20に記載の化合物。
【請求項23】
前記環状アミンがカルボン酸、C1-6エステル、またはアミドで置換されている、請求項26に記載の化合物。
【請求項24】
R1が任意に置換されたC2-9ヘテロシクリルである、請求項20に記載の化合物。
【請求項25】
前記ヘテロシクリルが任意に置換されたピロリジニルまたは任意に置換されたピペリジニルである、請求項24に記載の化合物。
【請求項26】
R1
【化9】

であり、ここでR9はH、任意に置換されたC1-6アルキル、または任意に置換されたC1-4アルカリールである、請求項25に記載の化合物。
【請求項27】
R9がHである、請求項26に記載の化合物。
【請求項28】
R1が任意に置換されたC3-C8シクロアルキルまたは-(CR1AR1B)nNR1CR1Dである、請求項1および請求項3〜19のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項29】
R1が-(CR1AR1B)nNR1CR1Dである、請求項28に記載の化合物。
【請求項30】
R1AおよびR1BがそれぞれHであり、かつnが2または3である、請求項29に記載の化合物。
【請求項31】
NR1CがHでありかつNR1Dが-CH3、-CH2CH3、-(CH2)2OH、または-CH2CO2Hである、請求項29に記載の化合物。
【請求項32】
R1が-CH2CH2N(CH3)2または-CH2CH2NHCH3である、請求項29に記載の化合物。
【請求項33】
前記C3-C8シクロアルキルがアミノにより置換されている、請求項28に記載の化合物。
【請求項34】
R4またはR5の1つがHまたはFである、請求項1〜33のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項35】
前記化合物が次の化合物:
【化10】



またはその製薬上許容される塩から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項36】
前記化合物が次の化合物:
【化11】

またはその製薬上許容される塩である、請求項31に記載の化合物。
【請求項37】
前記化合物が次の化合物:
【化12】

またはその製薬上許容される塩である、請求項31に記載の化合物。
【請求項38】
請求項1〜37のいずれか1項に記載の化合物、またはその製薬上許容される塩もしくはプロドラッグ、および製薬上許容される賦形剤を含むものである医薬組成物。
【請求項39】
一酸化窒素シンターゼ(NOS)の作用により引き起こされる哺乳動物における症状を治療または予防する方法であって、請求項1〜37のいずれか1項に記載の化合物、またはその製薬上許容される塩もしくはプロドラッグの有効量を前記哺乳動物に投与するステップを含むものである前記方法。
【請求項40】
前記哺乳動物がヒトである、請求項39に記載の方法。
【請求項41】
前記症状が頭痛、神経因性疼痛、慢性炎症性疼痛、内臓疼痛、神経炎症、薬物誘発性痛覚過敏および/またはアロディニア、急性疼痛、慢性疼痛、骨癌疼痛;化学物質依存症または嗜癖、CNS障害、神経変性疾患または神経傷害、心血管関連症状、または消化器障害である、請求項39に記載の方法。
【請求項42】
前記頭痛が片頭痛頭痛(前兆を伴うまたは伴わない)、慢性緊張型頭痛(CTTH)、アロディニアを伴う片頭痛、薬物乱用頭痛、群発性頭痛、慢性頭痛、または変容性片頭痛である、請求項41に記載の方法。
【請求項43】
前記頭痛が中枢感作の根底をなす機構に伴う頭痛である、請求項41に記載の方法。
【請求項44】
前記慢性疼痛が中枢感作の成分を有する、請求項41に記載の方法。
【請求項45】
前記慢性疼痛が神経因性疼痛である、請求項44に記載の方法。
【請求項46】
前記神経因性疼痛がAIDS関連有痛性ニューロパチー、中枢性卒中後痛(CPSP)、糖尿病性ニューロパチー、化学療法誘発性神経因性疼痛、帯状疱疹後神経痛、または三叉神経の神経痛である、請求項45に記載の方法。
【請求項47】
前記神経因性疼痛が帯状疱疹後神経痛である、請求項43に記載の方法。
【請求項48】
前記慢性炎症性疼痛が骨関節炎、慢性関節リウマチ、強直性脊椎炎、乾癬性関節炎、未分化脊椎関節症、または反応性関節炎から生じる、請求項41に記載の方法。
【請求項49】
前記薬物誘発性痛覚過敏またはアロディニアがオピオイド誘発性痛覚過敏/アロディニアまたはトリプタン(5-HT1D/1Bアゴニスト)誘発性痛覚過敏またはアロディニアである、請求項41に記載の方法。
【請求項50】
前記化学療法誘発性神経因性疼痛がパクリタキセル、シスプラチン、またはドキソルビシンにより誘発される、請求項41に記載の方法。
【請求項51】
前記化学物質依存症または嗜癖が薬物嗜癖、コカイン嗜癖、ニコチン嗜癖、メタンフェタミン誘発性神経毒性、エタノール耐性、依存、または離脱、あるいはモルヒネ/オピオイド誘発性耐性、依存、痛覚過敏、または離脱である、請求項41に記載の方法。
【請求項52】
前記CNS障害が癲癇、不安、うつ病、注意欠陥機能亢進障害(ADHD)、精神病、または認知症である、請求項41に記載の方法。
【請求項53】
前記神経変性疾患または神経傷害が急性脊椎損傷、AIDS関連認知症、パーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、ハンチントン舞踏病、多発性硬化症、神経毒性、または頭部外傷である、請求項41に記載の方法。
【請求項54】
前記心血管関連症状が脳卒中、冠動脈バイパス移植(CABG)関連神経障害、低体温心停止(HCA)、卒中後痛、心原性ショック、再灌流傷害、または血管性認知症である、請求項41に記載の方法。
【請求項55】
前記消化器障害が回腸造瘻術に関連する下痢、またはダンピング症候群である、請求項41に記載の方法。
【請求項56】
前記症状が内臓疼痛である、請求項41に記載の方法。
【請求項57】
前記症状が脳卒中、再灌流傷害、神経変性、頭部外傷、CABG、アロディニアを伴う片頭痛、中枢性卒中後痛(CPSP)、モルヒネ/オピオイド誘導性痛覚過敏または慢性疼痛である、請求項41に記載の方法。
【請求項58】
前記哺乳動物にさらにオピオイドを投与するステップを含む、請求項39に記載の方法。
【請求項59】
前記オピオイドが、アルフェンタニル、ブトルファノール 、ブプレノルフィン、デキストロモラミド、デゾシン、デキストロプロポキシフェン、コデイン、ジヒドロコデイン、ジフェノキシレート、エトルフィン、フェンタニル、ヒドロコドン、ヒドロモルフォン、ケトベミドン、ロペラミド、レボルファノール、レボメタドン、メペリジン、メプタジノール、メタドン、モルヒネ、モルヒネ-6-グルクロニド、ナルブフィン、ナロキソン、オキシコドン、オキシモルフォン、ペンタゾシン、ペチジン、ピリトラミド、プロポキシルフェン、レミフェンタニル、スルフェンタニル、チリジン、またはトラマドールである、請求項58に記載の方法。
【請求項60】
前記哺乳動物にさらに抗うつ薬を投与するステップを含む、請求項39に記載の方法。
【請求項61】
前記抗うつ薬が選択的なセロトニン再取込み阻害剤、ノルエピネフリン再取込み阻害剤、デュアルセロトニン/ノルエピネフリン再取込み阻害剤、モノアミンオキシダーゼ阻害剤、可逆的モノアミンオキシダーゼA型阻害剤、または三環系である、請求項60に記載の方法。
【請求項62】
前記選択的セロトニン再取込み阻害剤がシタロプラム、エスシタロプラム、フルオキセチン、フルボキサミン、パロキセチン、またはセルトラリンである、請求項61に記載の方法。
【請求項63】
前記ノルエピネフリン再取込み阻害剤がアミトリプチリン、アトモキセチン、ブプロピオン、デスメチルアミトリプチリン、クロミプラミン、ドキセピン、イミプラミン、イミプラミンオキシド、トリミプラミン;アジナゾラム、アミルトリプチルイノキシド、アモキサピン、デシプラミン、マプロチリン、ノルトリプチリン、プロトリプチリン、アミネプチン、ブトリプチリン、デメキシプチリン、ジベンゼピン、ジメタクリン、ドチエピン、フルアシジン、イプリンドール、ロフェプラミン、メリトラセン、メタプラミン、ノルクロリプラミン、ノキシプチリン、オピプラモール、ペルラピン、ピゾチリン、プロピゼピン、キヌプラミン、レボキセチン、チアネプチン、またはトモキセチンである、請求項61に記載の方法。
【請求項64】
前記デュアルセロトニン/ノルエピネフリン再取込み阻害剤がデュロキセチン、ミルナシプラン、ミルタザピン、ネファゾドン、ベンラファキシン、またはデスベンラファキシンである、請求項61に記載の方法。
【請求項65】
前記モノアミンオキシダーゼ阻害剤がアミフラミン、イプロニアジド、イソカルボキサジド、M-3-PPC(Draxis)、モクロベミド、パルギリン、フェネルジン、トラニルシプロミン、またはバノキセリンである、請求項61に記載の方法。
【請求項66】
前記可逆的モノアミンオキシダーゼA型阻害剤がバジナプリン、ベフロキサトン、ブロファロミン、シモキサトン、またはクロルジリンである、請求項61に記載の方法。
【請求項67】
前記三環系がアミトリプチリン、クロミプラミン、デシプラミン、ドキセピン、イミプラミン、マプロチリン、ノルトリプチリン、プロトリプチリン、またはトリミプラミンである、請求項61に記載の方法。
【請求項68】
前記抗うつ薬がアジナゾラム、アラプロクラート、アミネプチン、アミトリプチリン/クロルジアゼポキシドの組合わせ、アチパメゾール、アザミアンセリン、バジナプリン、ベフラリン、ビフェメラン、ビノダリン、ビペナモール、ブロファロミン、カロキサゾン、セリクラミン、シアノプラミン、シモキサトン、シタロプラム、クレメプロール、クロボキサミン、ダゼピニル、デアノール、デメキシプチリン、ジベンゼピン、ドチエピン、ドロキシドパ、エネフェキシン、エスタゾラム、エトペリドン、フェモキセチン、フェンガビン、フェゾラミン、フルオトラセン、イダゾキサン、インダルピン、インデロキサジン、イプリンドール、レボプロチリン、リチウム、リトキセチン、ロフェプラミン、メジホキサミン、メタプラミン、メトラリンドール、ミアンセリン、ミルナシプラン、ミナプリン、ミルタザピン、モンチレリン、ネブラセタム、ネホパム、ニアラミド、ノミフェンシン、ノルフルオキセチン、オロチレリン、オキサフロザン、ピナゼパム、ピルリンドン、ピゾチリン、リタンセリン、ロリプラム、セルクロレミン、セチプチリン、シブトラミン、スルブチアミン、スルピリド、テニロキサジン、トザリノン、チモリベリン、チアネプチン、チフルカルビン、トラゾドン、トフェナシン、トフィソパム、トロキサトン、トモキセチン、ベラリプリド、ビロキサジン、ビクアリン、ジメリジン、またはゾメタピンである、請求項60に記載の方法。
【請求項69】
さらに前記哺乳動物に抗てんかん薬を投与するステップを含む、請求項39に記載の方法。
【請求項70】
前記抗てんかん薬がカルバマゼピン、フルピルチン、ガバペンチン、ラモトリジン、オクスカルバゼピン、フェニトイン、レチガビン、トピラメート、またはバルプロエートである、請求項69に記載の方法。
【請求項71】
さらに前記哺乳動物に非ステロイド抗炎症性薬物(NSAID)またはアセトアミノフェンを投与するステップを含む、請求項39に記載の方法。
【請求項72】
前記NSAIDがアセメタシン、アスピリン、セレコキシブ、デラコキシブ、ジクロフェナク、ジフルニサル、エテンザミド、エトフェナマート、エトリコキシブ、フェノプロフェン、フルフェナム酸、フルビプロフェン、ロナゾラク、ロルノキシカム、イブプロフェン、インドメタシン、イソキシカム、ケブゾン、ケトプロフェン、ケトロラク、ナプロキセン、ナブメトン、ニフルム酸、スリンダク、トルメチン、ピロキシカム、メクロフェナム酸、メフェナム酸、メロキシカム、メタミゾール、モフェブタゾン、オキシフェンブタゾン、パレコキシブ、フェニジン、フェニルブタゾン、ピロキシカム、プロパセタモール、プロピフェナゾン、ロフェコキシブ、サリチルアミド、スプロフェン、チアプロフェン酸、テノキシカム、バルデコキシブ、4-(4-シクロヘキシル-2-メチルオキサゾール-5-イル)-2-フルオロベンゼンスルホンアミド、N-[2-(シクロヘキシルオキシ)-4-ニトロフェニル]メタンスルホンアミド、2-(3,4-ジフルオロフェニル)-4-(3-ヒドロキシ-3-メチルブトキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェニル]-3(2H)-ピリダジノン、および2-(3,5-ジフルオロフェニル)-3-[4-(メチルスルホニル)フェニル]-2-シクロペンテン-1-オン)である、請求項71に記載の方法。
【請求項73】
さらに前記哺乳動物に抗不整脈薬、GABA-Bアンタゴニスト、またはα-2-アドレナリン受容体アゴニストを投与するステップを含む、請求項39に記載の方法。
【請求項74】
さらに前記哺乳動物にセロトニン5HT1B/1Dアゴニストを投与するステップを含む、請求項39に記載の方法。
【請求項75】
前記セロトニン5HT1B/1Dアゴニストがエレトリプタン、フロバトリプタン、ナラトリプタン、リザトリプタン、スマトリプタン、ドニトリプタン、またはゾルミトリプタンである、請求項74に記載の方法。
【請求項76】
さらに前記哺乳動物にN-メチル-D-アスパラギン酸アンタゴニストまたはグルタミン酸受容体アンタゴニストを投与するステップを含む、請求項39に記載の方法。
【請求項77】
前記N-メチル-D-アスパラギン酸アンタゴニストまたはグルタミン酸受容体アンタゴニストが、アマンタジン;アプチガネル;ベソンプロジル;ブジピン;コナントキンG;デルセミン;デキサナビノール;デキストロメトルファン;デキストロプロポキシフェン;フェルバメート;フルオロフェルバメート;ガシクリジン;グリシン;イペノキサゾン;カイトセファリン;ケタミン;ケトベミドン;ラニセミン;リコスチネル;ミダホテル;メマチン;D-メタドン;D-モルヒネ;ミルナシプラン;ネラメキサン;オルフェナドリン;レマセミド;スルファゾシン;FPL-12,495(ラセミド代謝物);トピラメート;(αR)-α-アミノ-5-クロロ-1-(ホスホノメチル)-1H-ベンゾイミダゾール-2-プロパン酸;1-アミノシクロペンタン-カルボン酸;[5-(アミノメチル)-2-[[[(5S)-9-クロロ-2,3,6,7-テトラヒドロ-2,3-ジオキソ-1H-,5H-ピリド[1,2,3-de]キノキサリン-5-イル]アセチル]アミノ]フェノキシ]-酢酸;α-アミノ-2-(2-ホスホノエチル)-シクロヘキサンプロパン酸;α-アミノ-4-(ホスホノメチル)-ベンゼン酢酸;(3E)-2-アミノ-4-(ホスホノメチル)-3-ヘプテン酸;3-[(1E)-2-カルボキシ-2-フェニルエテニル]-4,6-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボン酸;8-クロロ-2,3-ジヒドロピリダジノ[4,5-b]キノリン-1,4-ジオン5-オキシドの2-ヒドロキシ-N,N,N-トリメチル-エタンアミニウムとの塩;N'-[2-クロロ-5-(メチルチオ)フェニル]-N-メチル-N-[3-(メチルチオ)フェニル]-グアニジン;N'-[2-クロロ-5-(メチルチオ)フェニル]-N-メチル-N-[3-[(R)-メチルスルフィニル]フェニル]-グアニジン;6-クロロ-2,3,4,9-テトラヒドロ-9-メチル-2,3-ジオキソ-1H-インデノ[1,2-b]ピラジン-9-酢酸;7-クロロチオキヌレン酸;(3S,4aR,6S,8aR)-デカヒドロ-6-(ホスホノメチル)-3-イソキノリンカルボン酸;(-)-6,7-ジクロロ-1,4-ジヒドロ-5-[3-(メトキシメチル)-5-(3-ピリジニル)-4-H-1,2,4-トリアゾール-4-イル]-2,3-キノキサリンジオン;4,6-ジクロロ-3-[(E)-(2-オキソ-1-フェニル-3-ピロリジニリデン)メチル]-1H-インドール-2-カルボン酸;(2R,4S)-rel-5,7-ジクロロ-1,2,3,4-テトラヒドロ-4-[[(フェニルアミノ)カルボニル]アミノ]-2-キノリンカルボン酸;(3R,4S)-rel-3,4-ジヒドロ-3-[4-ヒドロキシ-4-(フェニルメチル)-1-ピペリジニル]-2H-1-ベンゾピラン-4,7-ジオール;2-[(2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-イル)アミノ]-アセトアミド;1,4-ジヒドロ-6-メチル-5-[(メチルアミノ)メチル]-7-ニトロ-2,3-キノキサリンジオン;[2-(8,9-ジオキソ-2,6-ジアザビシクロ[5.2.0]ノン-1(7)-エン-2-イル)エチル]-ホスホン酸;(2R,6S)-1,2,3,4,5,6-ヘキサヒドロ-3-[(2S)-2-メトキシプロピル]-6,11,11-トリメチル-2,6-メタノ-3-ベンゾアゾシン-9-オール;2-ヒドロキシ-5-[[(ペンタフルオロフェニル)メチル]アミノ]-安息香酸;1-[2-(4-ヒドロキシフェノキシ)エチル]-4-[(4-メチルフェニル)メチル]-4-ピペリジノール;1-[4-(1H-イミダゾール-4-イル)-3-ブチニル]-4-(フェニルメチル)-ピペリジン;2-メチル-6-(フェニルエチニル)-ピリジン;3-(ホスホノメチル)-L-フェニルアラニン;または3,6,7-テトラヒドロ-2,3-ジオキソ-N-フェニル-1H,5H-ピリド[1,2,3-de]キノキサリン-5-アセトアミドである、請求項76に記載の方法。
【請求項78】
さらに前記哺乳動物にコレシストキニンBアンタゴニストを投与する、請求項39に記載の方法。
【請求項79】
さらに前記哺乳動物にサブスタンスPアンタゴニストを投与する、請求項39に記載の方法。
【請求項80】
さらに前記哺乳動物に抗炎症性化合物を投与する、請求項39に記載の方法。
【請求項81】
前記抗炎症性化合物がアスピリン、セレコキシブ、コルチゾン、デラコキシブ、ジフルニサル、エトリコキシブ、フェノプロフェン、イブプロフェン、ケトプロフェン、ナプロキセン、プレドニゾロン、スリンダク、トルメチン、ピロキシカム、メフェナム酸、メロキシカム、フェニルブタゾン、ロフェコキシブ、スプロフェン、バルデコキシブ、4-(4-シクロヘキシル-2-メチルオキサゾール-5-イル)-2-フルオロベンゼンスルホンアミド、N-[2-(シクロヘキシルオキシ)-4-ニトロフェニル]メタンスルホンアミド、2-(3,4-ジフルオロフェニル)-4-(3-ヒドロキシ-3-メチルブトキシ)-5-[4-(メチルスルホニル)フェニル]-3(2H)-ピリダジノン、または 2-(3,5-ジフルオロフェニル)-3-[4-(メチルスルホニル)フェニル]-2-シクロペンテン-1-オンである、請求項80に記載の方法。
【請求項82】
さらに前記哺乳動物に、DHP感受性L型カルシウムチャネルアンタゴニスト、ω-コノトキシン感受性N型カルシウムチャネルアンタゴニスト、P/Q型カルシウムチャネルアンタゴニスト、アデノシンキナーゼアンタゴニスト、アデノシン受容体A1アゴニスト、アデノシン受容体A2aアンタゴニスト、アデノシン受容体A3アゴニスト、アデノシンデアミナーゼ阻害剤、アデノシンヌクレオシド輸送阻害剤、バニロイドVR1受容体アゴニスト、カンナビノイドCB1/CB2アゴニスト、AMPA受容体アンタゴニスト、カイニン酸受容体アンタゴニスト、ナトリウムチャネル遮断剤、ニコチン性アセチルコリン受容体アゴニスト、KATPカリウムチャネル-、Kv1.4カリウムチャネル-、Ca2+-活性化カリウムチャネル-、SKカリウムチャネル-、BKカリウムチャネル-、IKカリウムチャネル-、またはKCNQ2/3カリウムチャネル開放剤、ムスカリン性M3アンタゴニスト、ムスカリン性M1アゴニスト、ムスカリン性M2/M3部分アゴニスト/アンタゴニスト、または抗酸化剤を投与するステップを含む、請求項39に記載の方法。
【請求項83】
さらに前記哺乳動物に抗精神病薬を投与するステップを含む、請求項39に記載の方法。
【請求項84】
前記抗精神病薬がプロマジン、クロルプロマジン、クロルプロチキセン、
チオリダジン、アセトフェナジン、メソリダジン、ドロペリドール、ロキサピン、モリンドン、ペルフェナジン、プロクロルフェナジン、チオチキセン、トリフルオペリジン、フルフェナジン、ピモジド、フルペンチキソール、メトトリメプラジン、ピポチアジン、セルチンドール、クロザピン、オランザピン、リスペリドン、アリピプラゾール、クエチアピン、ハロペリドール、ジプラシドン、またはイロペリドンである、請求項83に記載の方法。
【請求項85】
さらに前記哺乳動物にドーパミン受容体パーキンソン病薬を投与するステップを含む、請求項39に記載の方法。
【請求項86】
前記パーキンソン病薬がレボドパまたはプラミペキソールである、請求項85に記載の方法。
【請求項87】
さらに前記哺乳動物に脂肪酸アミド加水分解酵素(FAAH)阻害剤を投与するステップを含む、請求項39に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公表番号】特表2011−526251(P2011−526251A)
【公表日】平成23年10月6日(2011.10.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−515041(P2011−515041)
【出願日】平成21年7月3日(2009.7.3)
【国際出願番号】PCT/CA2009/000923
【国際公開番号】WO2010/000073
【国際公開日】平成22年1月7日(2010.1.7)
【出願人】(511004612)ニューラクソン,インコーポレーテッド (1)
【Fターム(参考)】