説明

PTPase阻害剤としての1−オルトフルオロフェニル置換1,2,5−チアゾリジンジオン誘導体


【化1】


で示される化合物はタンパク質チロシンホスファターゼ(PTPase)の阻害剤であり、したがって、PTPase活性が介在する状態を処置するために使用できる。本発明の化合物は、また、ホスホチロシン結合領域、例えば、SH2ドメインで特徴付けられる他の酵素の阻害剤として使用できる。したがって、式(I)の化合物は肥満と関連するインスリン抵抗性、耐糖能障害、糖尿病、高血圧ならびに大および小血管の虚血性疾患、脂質異常症、例えば、高脂血症および高グリセリド血症を含む2型糖尿病関連状態、アテローム性動脈硬化症、血管再狭窄、過敏性腸症候群、膵炎、脂肪肉腫のような脂肪細胞腫瘍および癌腫、脂質異常症ならびにインスリン抵抗性により示される他の疾患の予防および/または処置のために使用され得る。加えて本発明の化合物は、癌、骨粗鬆症、神経変性症および感染症ならびに炎症および免疫系と関連する疾患の処置のために使用され得る。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】

【化1】

〔式中、
は水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであり、ここで、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたはハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよいアルキルであり;
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたはハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよいアルキルであり;
U、WおよびVは、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、遊離もしくはエステル化カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シクロアルキル、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、アルケニル、アルキニルまたはハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離もしくはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであり;または
UおよびWはそれらが結合している炭素原子と一緒に組み合わさって、所望により置換されていてもよい芳香族環、または部分的にもしくは完全に飽和非芳香族性5から8員炭素環式またはヘテロ環式環を形成するか;または
WおよびVはそれらが結合している炭素原子と一緒に組み合わさって、所望により置換されていてもよい芳香族性、または部分的にもしくは完全に飽和非芳香族性5から8員炭素環式またはヘテロ環式環を形成する〕
で示される化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項2】
UおよびWが、それらが結合している炭素原子と一緒に組み合わさって、所望により置換されていてもよい芳香族環、または部分的にもしくは完全に飽和非芳香族性5から8員炭素環式またはヘテロ環式環を形成し;
Vが水素である、請求項1に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項3】

【化2】

〔式中、
は水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであり、ここで、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたはハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよいアルキルであり;
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたはハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよいアルキルであり;
は結合している炭素原子と一緒に組み合わさって、芳香族環、または部分的にもしくは完全に飽和非芳香族性5から8員炭素環式またはヘテロ環式環を形成し;
2a、R3a、R4aおよびR5aは、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、遊離もしくはエステル化カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アルケニル、アルキニルまたはハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離もしくはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであるか;または
2aおよびR3aはアルキレンであり、それらが結合している環原子と一緒に組み合わさって3から7員環を形成するか;または
2aおよびR3aはアルキレンであり、それらが結合している炭素原子と一緒に組み合わさって、3から7員スピロ環を形成する〕
で示される請求項2に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項4】
が結合している炭素原子と一緒に組み合わさって、芳香族環、または部分的にもしくは完全に飽和5から6員炭素環式環を形成する、請求項3に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項5】

【化3】

〔式中、
は水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであり、ここで、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたはハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよいアルキルであり;
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたはハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよいアルキルであり;
2a、R3a、R4aおよびR5aは、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、遊離もしくはエステル化カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アルケニル、アルキニルまたはハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離もしくはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであるか;または
2aおよびR3aはアルキレンであり、それらが結合している環原子と一緒に組み合わさって5から7員縮合環形成する〕
で示される請求項4に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項6】
4aおよびR5aが水素である、請求項5に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項7】

【化4】

〔式中、
は水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであり、ここで、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたはハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよいアルキルであり;
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたはハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよいアルキルであり;
2aおよびR3aは、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、遊離もしくはエステル化カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アルケニル、アルキニルまたはハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離もしくはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよい(C1−8)アルキルである〕
で示される請求項6に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項8】
2aが−Y−(CH−CR6a7a−(CH−Xであり、ここで、
が酸素またはS(O)であり、ここで、qは0または1または2の整数であるか;または
がトランスCH=CHであるか;または
が非存在であり;
nが1から6の整数であり;
6aおよびR7aが、互いに独立して、水素または低級アルキルであるか;または
6aおよびR7aがアルキレンであり、それらが結合している炭素原子と一緒に組み合わさって3から7員環を形成し;
mが0または1または2の整数であり;
がヒドロキシ、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、カルバモイル、シアノ、トリフルオロメチル、遊離もしくはエステル化カルボキシ、単環式アリールまたはヘテロシクリルである、請求項7に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項9】
3aが水素である、請求項7または8に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項10】
nが2または3の整数であり;
6aおよびR7aが、互いに独立して、水素または低級アルキルであり;
mが0または1であり;
がヒドロキシ、カルバモイル、シアノ、トリフルオロメチル、遊離もしくはエステル化カルボキシ、単環式アリールまたはヘテロシクリルである、請求項7から9のいずれかに記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項11】
が非存在である、請求項7から10のいずれかに記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項12】
nが3であり;
6aおよびR7aが低級アルキルであり;
mが0または1であり;
がヒドロキシ、シアノまたは遊離もしくはエステル化カルボキシである、請求項7から11のいずれかに記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項13】
6aおよびR7aがメチルである、請求項7から12のいずれかに記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項14】
が水素または−C(O)Rであり、ここで、Rが単環式アリールである、請求項7から13のいずれかに記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項15】

【化5】

〔式中、
は水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであり、ここで、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたはハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよいアルキルであり;
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたはハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよいアルキルであり;
2a、R3a、R4aおよびR5aは、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、遊離もしくはエステル化カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アルケニル、アルキニルまたはハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離もしくはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであるか;または
2aおよびR3aはアルキレンであり、それらが結合している環原子と一緒に組み合わさって、3から7員縮合環を形成するか;または
2aおよびR3aはアルキレンであり、それらが結合している炭素原子と一緒に組み合わさって、3から7員スピロ環を形成し;
pは0または1である〕
で示される請求項4に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項16】
4aおよびR5aが水素である、請求項15に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項17】
2aおよびR3aが、互いに独立して、水素、ハロゲンまたは少なくとも1個のハロゲンにより所望により置換されていてもよい(C1−4)アルキルである、請求項15または16に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項18】
pが1である、請求項15から17のいずれかに記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項19】

【化6】

〔式中、
は水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであり、ここで、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたはハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよいアルキルであり;
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたはハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよいアルキルであり;
2a、R3a、R4aおよびR5aは、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、遊離もしくはエステル化カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アルケニル、アルキニルまたはハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離もしくはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであるか;または
2aおよびR3aはアルキレンであり、それらが結合している炭素原子と一緒に組み合わさって、3から7員スピロ環を形成する〕
で示される請求項18に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項20】
4aおよびR5aが水素である、請求項19に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項21】
2aおよびR3aが、互いに独立して、水素、ハロゲンまたは少なくとも1個のハロゲンにより所望により置換されていてもよい(C1−4)アルキルである、請求項19または20に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項22】
が水素または−C(O)Rであり、ここで、Rが単環式アリールである、請求項21に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項23】
2aおよびR3aがアルキレンであり、それらが結合している炭素原子と一緒に組み合わさって、3から5員スピロ環を形成する、請求項19または20に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項24】
が水素または−C(O)Rであり、ここで、Rが単環式アリールである、請求項23に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項25】
2aが−Y−(CH−CR6a7a−(CH−Xであり、ここで、
が酸素またはS(O)であり、ここで、qが0または1または2の整数であるか;または
がトランスCH=CHであるか;または
が非存在であり;
nが1から6の整数であり;
6aおよびR7aが、互いに独立して、水素または低級アルキルであるか;または
6aおよびR7aがアルキレンであり、それらが結合している炭素原子と一緒に組み合わさって、3から7員環を形成し;
mが0または1または2の整数であり;
がヒドロキシ、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、カルバモイル、シアノ、トリフルオロメチル、遊離もしくはエステル化カルボキシ、単環式アリールまたはヘテロシクリルである、請求項19または20に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項26】
3aが水素である、請求項25に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項27】
nが2または3の整数であり;
6aおよびR7aが、互いに独立して、水素または低級アルキルであり;
mが0または1であり;
がヒドロキシ、カルバモイル、シアノ、トリフルオロメチル、遊離もしくはエステル化カルボキシ、単環式アリールまたはヘテロシクリルである、請求項25から26のいずれかに記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項28】
が非存在である、請求項25から27のいずれかに記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項29】
nが3であり;
6aおよびR7aが低級アルキルであり;
mが0または1であり;
がヒドロキシ、シアノまたは遊離もしくはエステル化カルボキシである、請求項25から28のいずれかに記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項30】
6aおよびR7aがメチルである、請求項25から29のいずれかに記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項31】
が水素または−C(O)Rであり、ここで、Rが単環式アリールである、請求項25から30のいずれかに記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項32】
UおよびVが水素であり;
Wがアリールオキシ、アリールチオまたは単環式アリールで置換されているメチルである、請求項1に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項33】

【化7】

〔式中、
は水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであり、ここで、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたはハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよいアルキルであり;
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたはハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよいアルキルであり;
2b、R3bおよびR4bは、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、遊離もしくはエステル化カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アルケニル、アルキニルまたはハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離もしくはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであるか;または
2bおよびR3bはアルキレンであり、それらが結合している環原子と一緒に組み合わさって、5から7員縮合環を形成するか(ただし、RおよびRは互いに隣接している炭素原子に結合している);または
2bおよびR3bはそれらが結合している炭素原子と一緒に組み合わさって、縮合5から6員芳香族またはヘテロ芳香環を形成し(ただし、RおよびRは互いに隣接している炭素原子に結合している);
は水素、フルオロ、シアノまたは遊離もしくはエステル化カルボキシであるか;または
は−NR5bC(O)R6b、−NR5bC(O)OR7b、−NR5bS(O)8b、−(CHS(O)9b、−OS(O)10bまたは−OC(O)NR11b12bであり、ここで、
5bは水素、低級アルキル、アシル、アルコキシカルボニルまたはスルホニルであり;
6b、R7b、R8b、R9bおよびR10bは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたはハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離もしくはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであるか;または
6b、R8bおよびR9bは、互いに独立して、−NR13b14bであり、ここで、
13bおよびR14bは、互いに独立して、水素、アルキル、シクロアルキル、アラルキル、アリールまたはヘテロシクリルであるか;または
13bおよびR14bはアルキレンであり、それらが結合している窒素原子と一緒に組み合わさって、4から7員環を形成し;
11bおよびR12bは、互いに独立して、水素、アルキル、シクロアルキル、アラルキル、アリールまたはヘテロシクリルであるか;または
11bおよびR12bはアルキレンであり、それらが結合している窒素原子と一緒に組み合わさって、4から7員環を形成し;
rおよびsは、互いに独立して、0または1の整数であるか;または
C−Xは窒素により置き換わっており;
はO、SまたはCHである〕
で示される請求項32に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項34】
がCHである、請求項33に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項35】

【化8】

〔式中、
は水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであり、ここで、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたはハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよいアルキルであり;
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたはハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよいアルキルであり;
2b、R3bおよびR4bは、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、遊離もしくはエステル化カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アルケニル、アルキニルまたはハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離もしくはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであるか;または
2bおよびR3bはアルキレンであり、それらが結合している環原子と一緒に組み合わさって、5から7員縮合環を形成するか;または
2bおよびR3bはそれらが結合している炭素原子と一緒に組み合わさって、縮合5から6員芳香族またはヘテロ芳香環を形成し;
はシアノであるか;または
は−NR5bC(O)R6b、−NR5bC(O)OR7b、−NR5bS(O)8b、−(CHS(O)9bまたは−OS(O)10bであり、ここで、
5bは水素または低級アルキルであり;
6b、R7b、R8b、R13およびR10bは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたはハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離もしくはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであるか;または
6b、R8bおよびR9bは、互いに独立して、−NR13b14bであり、ここで、
13bおよびR14bは、互いに独立して、水素、アルキル、シクロアルキル、アラルキル、アリールまたはヘテロシクリルであるか;または
13bおよびR14bはアルキレンであり、それらが結合している窒素原子と一緒に組み合わさって、4から7員環を形成し;
rは0であるか;または
C−Xは窒素により置き換わっている〕;
で示される請求項34に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項36】
がシアノであるか;または
が−NR5bS(O)8bまたは−OS(O)10bであり、ここで、
5bが水素または低級アルキルであり;
8bおよびR10bが、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたはハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離もしくはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよい(C1−8)アルキルである、請求項35に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項37】
5bが水素である、請求項36に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項38】
8bおよびR10bが、互いに独立して、単環式アリールまたはC(1−4)アルキルである、請求項37に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項39】
が水素または−C(O)Rであり、ここで、Rが単環式アリールである、請求項37または38に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項40】
2b、R3bおよびR4bが、互いに独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、単環式アリール、C(1−4)アルコキシまたは少なくとも1個のハロゲンで所望により置換されていてもよいC(1−4)アルキルである、請求項36に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項41】
5bが水素である、請求項40に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項42】
8bおよびR10bが、互いに独立して、単環式アリールまたはC(1−4)アルキルである、請求項40または41に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項43】
が水素または−C(O)Rであり、ここで、Rが単環式アリールである、請求項40から42のいずれかに記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項44】
が水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであり、ここで、
およびRが、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたはハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよいアルキルであり;
およびRが、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたはハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよいアルキルであり;
Uがアルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、シクロアルキル、アリール、アリールオキシ、ヘテロシクリル、アルケニル、アルキニルまたはハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、所望により置換されていてもよいアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離もしくはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであり;
WおよびVが、互いに独立して、水素、ハロゲン、(C1−3)アルキルまたは(C1−3)アルコキシである、請求項1に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項45】
Uが−Y−(CH−CR2c3c−(CH−Xであり、ここで、
が酸素またはS(O)であり、ここで、vが0または1または2の整数であるか;または
がC≡Cであるか;または
が非存在であり;
pおよびtが、互いに独立して、0または1から8の整数であり;
2cおよびR3cが、互いに独立して、水素または低級アルキルであるか;または
2cおよびR3cがアルキレンであり、それらが結合している炭素原子と一緒に組み合わさって、3から7員環を形成し;
がヒドロキシ、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、カルバモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シアノ、トリフルオロメチル、遊離もしくはエステル化カルボキシ、ヘテロシクリル、単環式アリールまたは単環式アリールオキシである、請求項44に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項46】
2cおよびR3cが水素である、請求項45に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項47】
pが0または1から3の整数であり;
tが0または1であり;
2cおよびR3cが、互いに独立して、水素または低級アルキルであり;
がヒドロキシ、カルバモイル、シアノ、トリフルオロメチル、遊離もしくはエステル化カルボキシ、ヘテロシクリル、単環式アリールまたは単環式アリールオキシである、請求項46に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項48】
がC≡Cであるか;または
が非存在である、請求項47に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項49】
が非存在であり;
pが5または6の整数であり;
tが0または1であり;
2cおよびR3cが低級アルキルであり;
がヒドロキシ、シアノまたは遊離もしくはエステル化カルボキシである、請求項48に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項50】
2cおよびR3cがメチルである、請求項48または49に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項51】
が水素または−C(O)Rであり、ここで、Rが単環式アリールである、請求項48から50のいずれかに記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項52】
が非存在であり;
pが4または5の整数であり;
tが0であり;
2cおよびR3cが水素であり;
が単環式アリールオキシである、請求項48に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項53】
が水素または−C(O)Rであり、ここで、Rが単環式アリールである、請求項52に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項54】
がC≡Cであり;
pが2または3の整数であり;
tが0であり;
2cおよびR3cが水素であり;
がヒドロキシ、シアノまたは遊離もしくはエステル化カルボキシである、請求項48に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項55】
が水素または−C(O)Rであり、ここで、Rが単環式アリールである、請求項54に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項56】
i)Uが単環式アリールまたは5から6員ヘテロ環式環であるか、または
ii)Xが単環式アリールまたは5から6員ヘテロ環式環である、請求項44または45に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項57】
2cおよびR3cが水素である、請求項56に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項58】

【化9】

〔式中、
は水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであり、ここで、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたはハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよいアルキルであり;
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたはハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよいアルキルであり;
4c、R5cおよびR6cは、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、遊離もしくはエステル化カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アルケニル、アルキニルまたはハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、所望により置換されていてもよいアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離もしくはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであるか;または
C−R4c、C−R5cおよびC−R6cは、互いに独立して、窒素により置き換わっている〕
の請求項57に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項59】
4cおよびR5cが水素である、請求項58に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項60】
が水素または−C(O)Rであり、ここで、Rが単環式アリールである、請求項58または59に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項61】

【化10】

〔式中、
は水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであり、ここで、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたはハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよいアルキルであり;
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたはハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよいアルキルであり;
7cは水素、スルホニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリルまたはハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、所望により置換されていてもよいアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離もしくはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであり;
8cおよびR9cは、互いに独立して、水素または低級アルキルであるか;または
C−R8cおよびC−R9cは、互いに独立して、窒素により置き換わっている〕
の請求項57に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項62】
C−R8cが窒素により置き換わっており;
9cが水素である、請求項61に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項63】

【化11】

〔式中、
は水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであり、ここで、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたはハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよいアルキルであり;
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたはハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよいアルキルであり;
7cは水素、スルホニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリルまたはハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、所望により置換されていてもよいアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離もしくはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシからなる群から選択される1から4個の置換基で所望により置換されていてもよい(C1−8)アルキルである〕
の請求項62に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項64】
7cが−(CH−CR10c11c−(CH−Zであり、ここで、
pおよびtが、互いに独立して、0または1から6の整数であり;
10cおよびR11cが、互いに独立して、水素または低級アルキルであるか;または
10cおよびR11cがアルキレンであり、それらが結合している炭素原子と一緒に組み合わさって、3から7員環を形成し;
がヒドロキシ、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、カルバモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シアノ、トリフルオロメチル、遊離もしくはエステル化カルボキシ、ヘテロシクリル、単環式アリールまたは単環式アリールオキシである、請求項63に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項65】
pが1から3の整数であり;
tが0または1であり;
10cおよびR11cが、互いに独立して、水素または低級アルキルであり;
がヒドロキシ、カルバモイル、シアノ、トリフルオロメチル、遊離もしくはエステル化カルボキシ、ヘテロシクリル、単環式アリールまたは単環式アリールオキシである、請求項63または64に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項66】
10cおよびR11cが水素であり;
がヒドロキシ、シアノまたは遊離もしくはエステル化カルボキシである、請求項63から65のいずれかに記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項67】
が水素または−C(O)Rであり、ここで、Rが単環式アリールである、請求項63から66のいずれかに記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項68】
メタンスルホン酸2−[3−フルオロ−5−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−4−メチルフェニルエステル;
メタンスルホン酸2−[3−フルオロ−5−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−5−メチルフェニルエステル;
メタンスルホン酸2−[3−フルオロ−5−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−6−メチルフェニルエステル;
メタンスルホン酸2−[3−フルオロ−5−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニルエステル;
N−{2−[3−フルオロ−5−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−5−メチルフェニル}−メタンスルホンアミド;
N−{2−[3−フルオロ−5−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−4−メチルフェニル}−メタンスルホンアミド;
N−{2−[3−フルオロ−5−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−メタンスルホンアミド;
5−(4−ベンジル−2−フルオロ−6−ヒドロキシ−フェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(2−フルオロ−6−ヒドロキシ−4−メチルフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
安息香酸5−ベンジル−3−フルオロ−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
安息香酸3−フルオロ−5−メチル−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
5−(4−シクロブチルメチル−2−フルオロ−6−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オンカリウム塩;
5−(4−シクロヘキシルメチル−2−フルオロ−6−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
7−[2−フルオロ−4−ヒドロキシ−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−2,2−ジメチルヘプタンニトリル;
5−(2,4−ジフルオロ−6−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(1−フルオロ−3−ヒドロキシ−7−メチルナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(1−フルオロ−3−ヒドロキシナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(7−エチル−1−フルオロ−3−ヒドロキシ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[1−フルオロ−3−ヒドロキシ−7−(5−ヒドロキシ−4,4−ジメチルペンチル)−ナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[8−フルオロ−6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−2,2−ジメチル−ペンタン酸;
安息香酸4−フルオロ−6−メチル−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イルエステル;
安息香酸6−エチル−4−フルオロ−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イルエステル;
安息香酸4−フルオロ−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イルエステル;
安息香酸4−フルオロ−6−(5−ヒドロキシ−4,4−ジメチルペンチル)−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イルエステル;
安息香酸3−フルオロ−5−(2−メタンスルホニルオキシ−5−メチルベンジル)−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
安息香酸3−フルオロ−5−(2−メタンスルホニルオキシ−4−メチルベンジル)−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
安息香酸4−(6−シアノ−6,6−ジメチルヘキシル)−3−フルオロ−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
安息香酸3−フルオロ−5−(2−メタンスルホニルアミノ−5−メチルベンジル)−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
安息香酸3−フルオロ−5−(2−メタンスルホニルアミノ−4−メチルベンジル)−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
安息香酸3−フルオロ−5−(2−メタンスルホニルオキシ−3−メチルベンジル)−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
5−(4−エチル−2−フルオロ−6−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1−[1,2,5]チアジアゾリジン−3−オン;
5−(4−シクロペンチルメチル−2−フルオロ−6−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1−[1,2,5]チアジアゾリジン−3−オン;
5−(2,3−ジフルオロ−6−ヒドロキシ−4−メチルフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5]チアジアゾリジン−3−オン;
5−(2,3−ジフルオロ−6−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5]チアジアゾリジン−3−オン;
1,1−ジオキソ−5−(2,3,5−トリフルオロ−6−ヒドロキシ−フェニル)−1,2,5]チアジアゾリジン−3−オンカリウム塩;
1,1−ジオキソ−5−(2,3,5−トリフルオロ−6−ヒドロキシ−フェニル)−1,2,5]チアジアゾリジン−3−オン;
5−(2−フルオロ−6−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジオキソ−[1,2,5]チアジアゾリジン−3−オンカリウム塩;
5−(2−フルオロ−6−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジオキソ−[1,2,5]チアジアゾリジン−3−オン;
2−(4−{3−[3−フルオロ−5−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1−[1,2,5]チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピオニルアミノ}−ブトキシ)−6−ヒドロキシ−安息香酸メチルエステルカリウム塩;
2−(4−{3−[3−フルオロ−5−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1−[1,2,5]チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピオニルアミノ}−ブトキシ)−6−ヒドロキシ−安息香酸メチルエステル;
7−[2−フルオロ−4−ヒドロキシ−3−(1,1,4−トリオキソ−1−[1,2,5]チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−2,2−ジメチルヘプタン酸二カリウム塩;
7−[2−フルオロ−4−ヒドロキシ−3−(1,1,4−トリオキソ−1−[1,2,5]チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−2,2−ジメチルヘプタン酸;
5−(7−ブロモ−1−フルオロ−3,6−ジヒドロキシナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−[1,2,5]チアジアゾリジン−3−オン;
5−[8−フルオロ−6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1−[1,2,5]チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−2,2−ジメチルペンタン酸イソプロピルエステルカリウム塩;
5−[8−フルオロ−6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1−[1,2,5]チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−2,2−ジメチルペンタン酸イソプロピルエステル;
5−[8−フルオロ−6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−[1,2,5]チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−2,2−ジメチル−ペンタン酸メチルエステル;
5−[8−フルオロ−6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−[1,2,5]チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−2,2−ジメチル−ペンタン酸エチルエステル;
5−[8−フルオロ−6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−[1,2,5]チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−2,2−ジメチル−ペンタン酸ブチルエステル;
(S)−5−[8−フルオロ−6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−[1,2,5]チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−2−メチル−ペンタン酸;
(R)−5−[8−フルオロ−6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−[1,2,5]チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−2−メチル−ペンタン酸;
5−[1−フルオロ−3−ヒドロキシ−7−(4−ヒドロキシ−4−メチル−ペンチル)−ナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−[1,2,5]チアジアゾリジン−3−オン;
5−[8−フルオロ−6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−[1,2,5]チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−ペンタン酸;
4−[8−フルオロ−6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−[1,2,5]チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−酪酸;
5−[8−フルオロ−6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−[1,2,5]チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−ペンタン酸エチルエステル;
3−{3−[8−フルオロ−6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−[1,2,5]チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−フェニル}−プロピオン酸エチルエステル;
3−{3−[8−フルオロ−6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−[1,2,5]チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−フェニル}−プロピオン酸;
3−[8−フルオロ−6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−[1,2,5]チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−ベンゾニトリル;
3−[8−フルオロ−6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−[1,2,5]チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−安息香酸;および
5−[1−フルオロ−3−ヒドロキシ−7−(4−ホルミル−4−メチル−ペンチル)−ナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−[1,2,5]チアジアゾリジン−3−オンからなる群から選択される請求項1に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
【請求項69】
PTPase活性を阻害するための方法であって、それを必要とする哺乳動物に治療有効量の請求項1の化合物を投与することを含む方法。
【請求項70】
PTPase活性が介在する状態を処置するための方法であって、それを必要とする哺乳動物に治療有効量の請求項1の化合物を投与することを含む方法。
【請求項71】
治療有効量の該化合物および抗糖尿病剤、脂質低下剤、抗肥満剤または抗高血圧剤の組合せを投与することを含む、請求項70に記載の方法。
【請求項72】
哺乳動物のPTP−1B活性が介在する状態を処置するための方法であって、それを必要とする哺乳動物に治療有効量の請求項1の化合物を投与することを含む方法。
【請求項73】
哺乳動物のグルコースレベルを調節するための方法であって、それを必要とする哺乳動物に治療有効量の請求項1の化合物を投与することを含む方法。
【請求項74】
インスリン抵抗性、耐糖能障害、2型糖尿病、腎不全(糖尿病のおよび非糖尿病の)、糖尿病性腎症、糸球体腎炎、糸球体硬化症、原発性腎疾患のタンパク尿症、糖尿病性網膜症、肥満、急性および慢性うっ血性心不全を含むすべての型の心不全、左心室機能障害および肥大型心筋症、糖尿病性心筋症、上室性および心室性不整脈、心房細動および心房粗動、高血圧、原発性および二次性肺高血圧、腎血管性高血圧、脂質異常症、アテローム性動脈硬化症、大および小血管の虚血性疾患、狭心症(不安定型または安定型)、心筋梗塞およびその後遺症、虚血/再潅流傷害、血管再狭窄を含む有害な血管リモデリング、偏頭痛、末梢血管障害およびレイノー病を含む他の血管疾患の管理、過敏性腸症候群、膵炎、癌、骨粗鬆症、多発性硬化症、卒中、脊髄損傷、アルツハイマー病、パーキンソン病ならびにハンチントン病および脊髄小脳失調症のようなポリグルタミン病のような神経変性疾患、感染症、炎症および免疫系に関する疾患ならびに筋肉変性に関連する疾患を処置するための方法であって、それを必要とする哺乳動物に治療有効量の請求項1の化合物を投与することを含む方法。
【請求項75】
治療有効量の請求項1から68のいずれかに記載の化合物を1種またはそれ以上の薬学的に許容される担体と組み合わせて含む医薬組成物。
【請求項76】
インスリン抵抗性、耐糖能障害、2型糖尿病、腎不全(糖尿病のおよび非糖尿病の)、糖尿病性腎症、糸球体腎炎、糸球体硬化症、原発性腎疾患のタンパク尿症、糖尿病性網膜症、肥満、急性および慢性うっ血性心不全を含むすべての型の心不全、左心室機能障害および肥大型心筋症、糖尿病性心筋症、上室性および心室性不整脈、心房細動および心房粗動、高血圧、原発性および二次性肺高血圧、腎血管性高血圧、脂質異常症、アテローム性動脈硬化症、大および小血管の虚血性疾患、狭心症(不安定型または安定型)、心筋梗塞およびその後遺症、虚血/再潅流傷害、血管再狭窄を含む有害な血管リモデリング、偏頭痛、末梢血管障害およびレイノー病を含む他の血管疾患の管理、過敏性腸症候群、膵炎、癌、骨粗鬆症、多発性硬化症、卒中、脊髄損傷、アルツハイマー病、パーキンソン病ならびにハンチントン病および脊髄小脳失調症のようなポリグルタミン病のような神経変性疾患、感染症、炎症および免疫系に関する疾患ならびに筋肉変性に関連する疾患の処置のための請求項75に記載の医薬組成物。
【請求項77】
治療有効量の請求項1から68のいずれかに記載の化合物を抗糖尿病剤、脂質低下剤、抗肥満剤または抗高血圧剤と組み合わせて含む医薬組成物。
【請求項78】
インスリン抵抗性、耐糖能障害、2型糖尿病、腎不全(糖尿病のおよび非糖尿病の)、糖尿病性腎症、糸球体腎炎、糸球体硬化症、原発性腎疾患のタンパク尿症、糖尿病性網膜症、肥満、急性および慢性うっ血性心不全を含むすべての型の心不全、左心室機能障害および肥大型心筋症、糖尿病性心筋症、上室性および心室性不整脈、心房細動および心房粗動、高血圧、原発性および二次性肺高血圧、腎血管性高血圧、脂質異常症、アテローム性動脈硬化症、大および小血管の虚血性疾患、狭心症(不安定型または安定型)、心筋梗塞およびその後遺症、虚血/再潅流傷害、血管再狭窄を含む有害な血管リモデリング、偏頭痛、末梢血管障害およびレイノー病を含む他の血管疾患の管理、過敏性腸症候群、膵炎、癌、骨粗鬆症、多発性硬化症、卒中、脊髄損傷、アルツハイマー病、パーキンソン病ならびにハンチントン病および脊髄小脳失調症のようなポリグルタミン病のような神経変性疾患、感染症、炎症および免疫系に関する疾患ならびに筋肉変性に関連する疾患の処置のための請求項77に記載の医薬組成物。
【請求項79】
薬剤として使用するための請求項75または77に記載の医薬組成物。
【請求項80】
PTPase活性が介在する状態の処置のための薬剤の製造のための請求項75または77に記載の医薬組成物の使用。
【請求項81】
PTPase活性が介在する状態の処置のための医薬組成物の製造のための請求項1から68のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項82】
PTPase活性が介在する状態がインスリン抵抗性、耐糖能障害、2型糖尿病、腎不全(糖尿病のおよび非糖尿病の)、糖尿病性腎症、糸球体腎炎、糸球体硬化症、原発性腎疾患のタンパク尿症、糖尿病性網膜症、肥満、急性および慢性うっ血性心不全を含むすべての型の心不全、左心室機能障害および肥大型心筋症、糖尿病性心筋症、上室性および心室性不整脈、心房細動および心房粗動、高血圧、原発性および二次性肺高血圧、腎血管性高血圧、脂質異常症、アテローム性動脈硬化症、大および小血管の虚血性疾患、狭心症(不安定型または安定型)、心筋梗塞およびその後遺症、虚血/再潅流傷害、血管再狭窄を含む有害な血管リモデリング、偏頭痛、末梢血管障害およびレイノー病を含む他の血管疾患の管理、過敏性腸症候群、膵炎、癌、骨粗鬆症、多発性硬化症、卒中、脊髄損傷、アルツハイマー病、パーキンソン病ならびにハンチントン病および脊髄小脳失調症のようなポリグルタミン病のような神経変性疾患、感染症、炎症および免疫系に関する疾患ならびに筋肉変性に関連する疾患から選択される、請求項80または81に記載の使用。
【請求項83】
薬剤として使用するための請求項1から68のいずれかに記載の化合物。

【公表番号】特表2009−518419(P2009−518419A)
【公表日】平成21年5月7日(2009.5.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−544464(P2008−544464)
【出願日】平成18年12月6日(2006.12.6)
【国際出願番号】PCT/US2006/046542
【国際公開番号】WO2007/067612
【国際公開日】平成19年6月14日(2007.6.14)
【出願人】(597011463)ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト (942)
【Fターム(参考)】