説明

Streptococcuspneumoniaeのポリヌクレオチドおよび配列

【課題】S.pneumoniaeのゲノムを特徴付ける必要性およびこの生物のポリヌクレオチドの提供。
【解決手段】単離された核酸。ならびに、コンピュータ読み出し可能な媒体であって、特定の配列で表記されたヌクレオチド配列、その代表的なフラグメント、または特定の配列に表記されたヌクレオチド配列と少なくとも95%同一なヌクレオチド配列を、該媒体上に記録されて有する、媒体;またはコンピュータ読み出し可能な媒体であって、特定の配列のフラグメントのいずれかひとつ、またはその縮重変異体を、該媒体上に記録されて有する、媒体。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
単離された核酸分子であって、
(a)表1に示されたポリヌクレオチドのアミノ酸の配列のいずれかをコードするヌクレオチド配列;または
(b)(a)のヌクレオチド配列のいずれかに相補的なヌクレオチド配列
からなる群より選択される配列と少なくとも95%同一である核酸配列を有するポリヌクレオチド
を含む、核酸分子。
【請求項2】
単離された核酸分子であって、請求項1の(a)または(b)のヌクレオチド配列に同一であるヌクレオチド配列を有するポリヌクレオチドにストリンジェントなハイブリダイゼーション条件下でハイブリダイズするポリヌクレオチドを含み、
ここで、該ポリヌクレオチドは、A残基のみまたはT残基のみからなるヌクレオチド配列を有するポリヌクレオチドにストリンジェントなハイブリダイゼーション条件でハイブリダイズしない、核酸分子。
【請求項3】
請求項1の(a)におけるアミノ酸を有するポリペプチドのエピトープ保有部分のアミノ酸配列をコードするポリヌクレオチドを含む単離された核酸分子。
【請求項4】
請求項3に記載の単離された核酸分子であって、前記ポリペプチドのエピトープ保有部分が、表2に列挙されたアミノ酸配列を有する、核酸分子。
【請求項5】
請求項1に記載の単離された核酸分子をベクターに挿入する工程を包含する、組換えベクターを作製するための方法。
【請求項6】
請求項5に記載される方法によって生成される組換えベクター。
【請求項7】
請求項6に記載される組換えベクターを宿主細胞に導入する工程を包含する、組換え宿主細胞を作製する方法。
【請求項8】
請求項7に記載の方法によって作製される組換え宿主細胞。
【請求項9】
請求項1に記載の核酸分子によってコードされるポリペプチドを生成するための方法であって、その異種ポリペプチドを発現するのに好ましい条件下で請求項8に記載の宿主細胞を培養する工程を包含する、方法。
【請求項10】
請求項9に記載される方法により作製されるポリペプチド。
【請求項11】
単離されたポリペプチドであって、表1に記載されるポリペプチドのいずれかのアミノ酸配列からなる群より選択される配列に少なくとも70%同一であるアミノ酸配列を含む、ポリペプチド。
【請求項12】
表2に示されたS.pneumoniaeのエピトープのアミノ酸配列を含む単離されたポリペプチド抗原。
【請求項13】
請求項9に記載のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を有するポリヌクレオチドを含む、単離された核酸分子。
【請求項14】
請求項11に記載のポリペプチドに特異的に結合する単離された抗体。
【請求項15】
請求項14に記載の抗体を産生するハイブリドーマ。
【請求項16】
ワクチンであって、
(1)表1で同定されるアミノ酸配列またはそのフラグメントを含むポリペプチドからなる群より選択される
1以上のS.pneumoniaeポリペプチド;および
(2)薬学的に受容可能である、希釈剤、担体、または賦形剤
を含み、ここで、該ポリペプチドが、Streptococcus属にメンバーに対し、動物において防御抗体を惹起するのに十分な量で存在する、
ワクチン。
【請求項17】
Streptococcus属にメンバーにより動物において引き起こされる感染を予防するかまたは弱毒化する方法であって、
請求項11に記載のポリペプチドを該動物に投与する工程
を包含し、ここで、該ポリペプチドは、該感染を予防または弱毒化するのに効果的な量で投与される、方法。
【請求項18】
Streptococcusペプチドをコードするサンプル中における1以上の核酸配列をアッセイにするのに関連して、生物学的サンプルにおいてStreptococcusの核酸を検出するための方法であって、
(a)ハイブリダイゼーションが生じるような条件下で該サンプルを1以上の上述したような核酸プローブと接触させる工程;および
(b)該生物学的サンプルにおいて存在する1以上のStreptococcus核酸配列に対する該1以上の核酸プローブのハイブリダイゼーションを検出する工程
を包含する、方法。
【請求項19】
動物から得た生物学的サンプル中でStreptococcus核酸を検出する方法であって、
(a)ポリメラーゼ連鎖反応を使用して該サンプル中の1以上のStreptococcus核酸配列を増幅する工程;および
(b)該増幅したStreptococcus核酸を検出する工程
を包含する、方法。
【請求項20】
動物から得た生物学的サンプル中でStreptococcus抗体を検出するためのキットであって、
(a)固体支持体に結合している請求項12に記載のポリペプチド;および
(b)検出手段
を備える、キット。
【請求項21】
動物から得た生物学的サンプル中でStreptococcus抗体を検出するための方法であって、
(a)請求項12に記載のポリペプチドと該サンプルを接触させる工程;および
(b)抗体−抗原複合体を検出する工程
を包含する、方法。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2008−35865(P2008−35865A)
【公開日】平成20年2月21日(2008.2.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−211171(P2007−211171)
【出願日】平成19年8月13日(2007.8.13)
【分割の表示】特願平10−520718の分割
【原出願日】平成9年10月30日(1997.10.30)
【出願人】(597018381)ヒューマン ジノーム サイエンシーズ, インコーポレイテッド (44)
【氏名又は名称原語表記】Human Genome Sciences, Inc.
【住所又は居所原語表記】9410 Key West Avenue, Rockville, Maryland 20850, United States of America
【Fターム(参考)】