説明

洗濯洗剤のためのポリマー

【課題】アクリル系ポリマーを含む改良された洗剤組成物を提供する。
【解決手段】少なくとも2つの成分を有する洗剤組成物。第1の成分は8〜50重量%の界面活性剤である。第2の成分はアクリル酸C−Cアルキル40〜80重量%、C−Cカルボン酸モノマー20〜52重量%および少なくとも10個の炭素原子を有するアルキル基を有するモノマー0〜10重量%の重合残基を有するポリマー0.05〜4重量%である。好適な重合技術には、乳化重合および溶液重合、好ましくは乳化重合が挙げられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は概してアクリル系ポリマーを含む改良された洗剤組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
アクリル酸から製造されたポリマーが洗濯洗剤のための添加剤として知られている。例えば、米国特許第5,409,629号はアクリル酸およびアクリル酸エチルの重合残基を含むポリマーを開示する。しかし、その先行技術は洗濯洗剤添加剤として優れた結果をもたらす本発明のポリマーを開示していない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】米国特許第5,409,629号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明により解決される課題は、アクリル系ポリマーを含む改良された洗剤組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、(a)8〜50重量%の界面活性剤;並びに(b)0.05〜4重量%の少なくとも1種のポリマーを含む洗剤組成物であって、前記少なくとも1種のポリマーが(i)40〜80重量%のアクリル酸C−Cアルキル、ここで、当該アクリル酸C−Cアルキルの少なくとも4/10がアクリル酸エチルである;(ii)20〜52重量%のC−Cカルボン酸モノマー;および(iii)0〜10重量%の少なくとも10個の炭素原子を有するアルキル基を有するモノマーの重合残基を含む、洗剤組成物に関する。
【発明を実施するための形態】
【0006】
他に示されない限りは、全てのパーセンテージは重量パーセンテージ(重量%)であり、全ての比率は重量比であり、並びに他に示されない限りは全ての温度は℃単位である。「室温」でなされる測定は20〜25℃でなされた。重量平均分子量(Mw)は、当該技術分野において知られている様に、加水分解されたポリマーについて、ポリアクリル酸標準を用いるゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)によって測定される。GPCの技術はModern Size Exclusion Chromatography,W.W.Yau,J.J.Kirkland,D.D.Bly;Wiley−Interscience,1979年およびA Guide to Materials Characterization and Chemical Analysis,J.P.Sibilia;VCH,1988年、第81〜84ページに詳細に論じられている。本明細書において報告される分子量はダルトンの単位である。本明細書において使用される場合、用語「(メタ)アクリル」はアクリルもしくはメタクリルをいう。「C−Cカルボン酸モノマー」は1以上のカルボン酸基を有するモノエチレン性不飽和化合物、例えば、(メタ)アクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、マレイン酸無水物、クロトン酸などである。アルキル基は、直鎖もしくは分岐であり得る飽和ヒドロカルビル基である。アルアルキル基はアリール基で置換されたアルキル基である。アルアルキル基の例には、例えば、ベンジル、2−フェニルエチルおよび1−フェニルエチルが挙げられる。アルアルキルフェニル基は、1以上のアルアルキル置換基を有するフェニル基、例えば、2,4,6−トリス(1−フェニルエチル)フェニルである。
【0007】
好ましくは、ポリマーはアクリル系ポリマー、すなわち、少なくとも50重量%、好ましくは少なくとも70重量%、好ましくは少なくとも80重量%、好ましくは少なくとも90重量%、好ましくは少なくとも95重量%、好ましくは少なくとも98重量%のアクリル系モノマーの重合残基を有するポリマーである。アクリル系モノマーには、(メタ)アクリル酸、およびそのC−C22アルキルもしくはヒドロキシアルキルエステル、例えば、HC=C(R)CO(CHCHO)(CH(R’)CHO)R”のモノマー;クロトン酸、イタコン酸、フマル酸、マレイン酸、マレイン酸無水物、(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリロニトリル、並びにクロトン酸、イタコン酸、フマル酸もしくはマレイン酸のアルキルもしくはヒドロキシアルキルエステルが挙げられる。アクリル系ポリマーは他の重合モノマー残基、例えば、非イオン性(メタ)アクリラートエステル、カチオン性モノマー、HC=C(R)CC(CHNHCO(CHCHO)(CH(R’)CHO)R”、HC=C(R)C(O)X(CHCHO)(CH(R’)CHO)R”、モノ不飽和ジカルボキシラート、ビニルエステル、ビニルアミド(例えば、N−ビニルピロリドンなど)、スルホン化アクリル系モノマー、ビニルスルホン酸、ハロゲン化ビニル、リン含有モノマー、複素環式モノマー、スチレンおよび置換スチレンを含むこともできる。好ましくは、ポリマーは5重量%以下、好ましくは3重量%以下、好ましくは2重量%以下、好ましくは1重量%以下しか硫黄−もしくはリン−含有モノマーを含まない。好ましくは、ポリマーは10,000〜220,000、好ましくは10,000〜190,000、好ましくは15,000〜170,000、好ましくは20,000〜100,000、好ましくは20,000〜60,000の範囲の重量平均分子量(Mw)を有する。
【0008】
好ましくは、洗剤組成物は35〜85重量%の水を含む。好ましくは、洗剤組成物は少なくとも40重量%、好ましくは少なくとも45重量%、好ましくは少なくとも50重量%、好ましくは少なくとも60重量%の水を含む。好ましくは、洗剤組成物は70重量%以下、好ましくは60重量%以下、好ましくは50重量%以下、好ましくは45重量%以下、好ましくは40重量%以下しか水を含まない。好ましくは、洗剤組成物は20℃で液体もしくはゲルである。
【0009】
好ましくは、界面活性剤は、アニオン性および非イオン性界面活性剤から選択される少なくとも1種の界面活性剤を含む。好ましくは、非イオン性界面活性剤は少なくとも10個の炭素原子を有するアルキル基、並びに少なくとも5個の重合されたエチレンオキシドもしくはプロピレンオキシド残基を有する。好ましくは、アニオン性界面活性剤は、少なくとも10個の炭素原子を有するアルキル基およびアニオン性基(好ましくはスルホナートおよびカルボキシラートから選択される)を有する。アニオン性界面活性剤はエチレンオキシドの重合残基を有することができ、および/または芳香環、例えば線状アルキルベンゼンスルホナートを有することができる。あるアニオン性界面活性剤は脂肪酸アルカリ金属塩である。好ましくは、洗剤組成物は少なくとも20重量%、好ましくは少なくとも25重量%、好ましくは少なくとも30重量%、好ましくは少なくとも35重量%、好ましくは少なくとも40重量%の界面活性剤を含む。好ましくは、洗剤組成物は46重量%以下、好ましくは42重量%以下、好ましくは38重量%以下、好ましくは34重量%以下しか界面活性剤を含まない。好ましくは、洗剤組成物は少なくとも6重量%、好ましくは少なくとも8重量%、好ましくは少なくとも10重量%、好ましくは少なくとも12重量%、好ましくは少なくとも14重量%の線状アルキルベンゼンスルホナートを含む。好ましくは、洗剤組成物は20重量%以下、好ましくは18重量%以下、好ましくは16重量%以下しか線状アルキルベンゼンスルホナートを含まない。
【0010】
洗剤組成物は、洗剤の全重量に対するポリマー固形分基準で計算して0.05〜4重量%の少なくとも1種のポリマーを含む。好ましくは、洗剤組成物は、少なくとも0.2重量%、好ましくは少なくとも0.3重量%、好ましくは少なくとも0.4重量%、好ましくは少なくとも0.5重量%、好ましくは少なくとも0.6重量%、好ましくは少なくとも0.8重量%のポリマーを含む。好ましくは、洗剤組成物は3.5重量%以下、好ましくは3重量%以下、好ましくは2.5重量%以下、好ましくは2重量%以下、好ましくは1.5重量%以下のポリマーを含む。1種より多いポリマーが存在する場合には、このポリマーの合計量は上記限度内である。洗剤組成物は5〜30重量%、好ましくは8〜20重量%の他の成分、例えば、溶媒(例えば、プロピレングリコール、エタノール;典型的には4〜8重量%)、香料、酵素、レオロジー調整剤、塩(例えば、クエン酸ナトリウム)、炭酸(水素)および/またはケイ酸(水素)ナトリウム/カリウム、並びに他のキレート剤、例えば、メチルグリシンN,N−二酢酸(MGDA)、グルタミン酸N,N−二酢酸(GLDA)、2−ヒドロキシエチルイミノ二酢酸(HEIDA)またはその塩、例えば、ナトリウム塩も含むことができる。
【0011】
好ましくは、ポリマーは少なくとも42重量%、好ましくは少なくとも44重量%、好ましくは少なくとも46重量%、好ましくは少なくとも48重量%、好ましくは少なくとも50重量%、好ましくは少なくとも52重量%、好ましくは少なくとも55重量%、好ましくは少なくとも60重量%のアクリル酸C−Cアルキルの重合残基を含む。好ましくは、ポリマーは78重量%以下、好ましくは76重量%以下、好ましくは74重量%以下、好ましくは72重量%以下、好ましくは70重量%以下、好ましくは68重量%以下のアクリル酸C−Cアルキルの重合残基を含む。好ましくは、アクリル酸C−Cアルキル残基はアクリル酸C−Cアルキル残基、好ましくはアクリル酸エチル(EA)である。好ましくは、アクリル酸C−Cアルキルの重量で少なくとも5/10、好ましくは少なくとも6/10、好ましくは少なくとも7/10、好ましくは少なくとも8/10、好ましくは少なくとも9/10はアクリル酸エチルであり;アクリル酸C−Cアルキルの残部はアクリル酸n−ブチル(BA)および/またはアクリル酸メチル(MA)である。好ましくは、ポリマーはアクリル酸C−Cアルキルではない(メタ)アクリラートエステルの重合残基を15重量%以下、好ましくは10重量%以下、好ましくは7重量%以下、好ましくは4重量%以下しか含まない。
【0012】
好ましくは、ポリマーは少なくとも22重量%、好ましくは少なくとも24重量%、好ましくは少なくとも26重量%、好ましくは少なくとも28重量%、好ましくは少なくとも30重量%、好ましくは少なくとも32重量%のC−Cカルボン酸モノマーの重合残基を含む。好ましくは、ポリマーは50重量%以下、好ましくは48重量%以下、好ましくは45重量%以下、好ましくは40重量%以下のC−Cカルボン酸モノマーの重合残基を含む。好ましくは、C−Cカルボン酸モノマーはC−Cカルボン酸モノマーであり、好ましくは(メタ)アクリル酸、好ましくはメタクリル酸(MAA)である。好ましくは、ポリマーは30重量%以下、好ましくは28重量%以下、好ましくは26重量%以下のアクリル酸(AA)の重合残基を含む。
【0013】
好ましくは、ポリマーが少なくとも50重量%のアクリル酸C−Cアルキルの重合残基を含む場合には、このポリマーは少なくとも8重量%のAAの重合残基、好ましくは少なくとも10重量%のAAの重合残基、好ましくは少なくとも12重量%のAAの重合残基、好ましくは少なくとも15重量%のAAの重合残基も含む。好ましくは、ポリマーが少なくとも55重量%のアクリル酸C−Cアルキルの重合残基を含む場合には、このポリマーは少なくとも10重量%のAAの重合残基、好ましくは少なくとも12重量%のAAの重合残基、好ましくは少なくとも15重量%のAAの重合残基、好ましくは少なくとも20重量%のAAの重合残基も含む。好ましくは、ポリマーが少なくとも50重量%のアクリル酸C−Cアルキルの重合残基を含む場合には、このアクリル酸C−Cアルキルの少なくとも7/10(好ましくは少なくとも8/10)はEAであり、このポリマーは少なくとも8重量%のAAの重合残基、好ましくは少なくとも10重量%のAAの重合残基、好ましくは少なくとも12重量%のAAの重合残基、好ましくは少なくとも15重量%のAAの重合残基も含む。
【0014】
好ましくは、ポリマーが40〜60重量%(好ましくは42〜55重量%)のアクリル酸C−Cアルキルの重合残基を含む場合には、このポリマーは28重量%以下のAAの重合残基、好ましくは25重量%以下のAAの重合残基、好ましくは22重量%以下のAAの重合残基、好ましくは19重量%以下のAAの重合残基、好ましくは15重量%以下のAAの重合残基も含む。
【0015】
好ましくは、ポリマーは、少なくとも10個の炭素原子を有するアルキル基を有するモノマーの重合残基を8重量%以下、好ましくは6重量%以下、好ましくは3重量%以下、好ましくは1重量%以下しか含まない。好ましくは、ポリマーは、少なくとも8個の炭素原子を有するアルキル基、好ましくは少なくとも6個の炭素原子を有するアルキル基、好ましくは少なくとも4個の炭素原子を有するアルキル基を有するモノマーの重合残基を7重量%以下、好ましくは5重量%以下、好ましくは3重量%以下、好ましくは1重量%以下しか含まない。このようなモノマーの例は(メタ)アクリル酸アルキルおよび以下の構造のモノマーである:
C=C(R)C(O)X(CHCHO)(CH(R’)CHO)R”または、
C=C(R)CC(CHNHCO(CHCHO)(CH(R’)CHO)R”;
式中、XはOもしくはNHであり、RはHもしくはCHであり、R’はC−Cアルキルであり;R”はC−C22アルキル、C−C16アルキルフェニル、もしくはC13−C36アルアルキルフェニルであり;nは平均数で6〜100であり、mは平均数で0〜50であり、ただしn≧mかつm+nは6〜100である。好ましい(メタ)アクリル酸C10−C22アルキルは(メタ)アクリル酸C10−C18アルキル、好ましくは(メタ)アクリル酸C12−C18アルキルである。典型的には、構造:HC=C(R)C(O)X(CHCHO)(CH(R’)CHO)R”を有するモノマーにおいては、XはOであり;R”はC−C22アルキル、同様にC10−C22アルキル、同様にC12−C20アルキルであり;nは15〜30であり、かつmは0〜5であり;同様にnは18〜25であり、かつmは0〜3であり;同様にnは18〜25であり、かつmは0〜2であり;並びにR’およびRはメチルである。好ましくは、ポリマーはアクリル系モノマーではないモノマーの重合残基を10重量%以下、好ましくは7重量%以下、好ましくは5重量%以下、好ましくは2重量%以下しか含まない。
【0016】
ポリマーは架橋ポリマーであることができ、すなわち、架橋剤、例えば、2以上の非共役エチレン性不飽和基を有するモノマーが重合中にコポリマー成分と共に含まれる。このようなモノマーの好ましい例には、例えば、ジもしくはトリアリルエーテル、およびジオールもしくはポリオールのジもしくはトリ−(メタ)アクリリルエステル(例えば、トリメチロールプロパンジアリルエーテル、エチレングリコールジメタクリラート)、ジ−もしくはトリ−酸のジもしくはトリ−アリルエステル、(メタ)アクリル酸アリル、ジビニルスルホン、トリアリルホスファート、ジビニル芳香族(例えば、ジビニルベンゼン)が挙げられる。好ましくは、ポリマー中に重合された架橋剤残基の量は0.3重量%以下、好ましくは0.2重量%以下、好ましくは0.1重量%以下、好ましくは0.05重量%以下、好ましくは0.02重量%以下、好ましくは0.01重量%以下である。
【0017】
好ましくは、ポリマーは、水性媒体中に分散された離散粒子としてポリマーを含む水性組成物として提供される。この水性分散物においては、ポリマー粒子の平均粒子直径は典型的には、20〜1,000nmの範囲内、好ましくは50〜500nmの範囲内、より好ましくは75〜350nmの範囲内である。本明細書において粒子サイズはニューヨーク州ホルツビルのブルックハーベンインスツルメンツコーポレーションによって製造されたブルックハーベンモデルBI−90粒子サイズ測定装置を用いて決定される「有効直径」として報告されるものである。水性分散物中のポリマー粒子の量は、典型的には、水性分散物の重量を基準にして15〜60重量%、好ましくは20〜50重量%の範囲内である。
【0018】
好ましくは、液体洗濯洗剤組成物のpHは7〜11、好ましくは8〜10、好ましくは8〜9.5の範囲に調節される。配合物のpHを調節するのに好適な塩基には、無機塩基、例えば、水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウム;水酸化アンモニウム;並びに有機塩基、例えば、モノ−、ジ−もしくはトリ−エタノールアミンが挙げられる。塩基の混合物が使用されうる。水性媒体のpHを調節するのに好適な酸には、無機酸、例えば、塩酸、リン酸および硫酸;並びに有機酸、例えば、酢酸が挙げられる。酸の混合物が使用されうる。
【0019】
本発明の方法に使用するのに好適な重合技術には、乳化重合および溶液重合、好ましくは乳化重合が挙げられる。水性乳化重合プロセスは典型的には、水性反応混合物中で行われ、この水性反応混合物は、水性反応媒体中に少なくとも1種のモノマー、および様々な合成アジュバント、例えば、フリーラジカル源、緩衝剤、および還元剤を含む。好ましくは、分子量を制限するために、連鎖移動剤、好ましくはメルカプタン、好ましくはC−C12アルキルメルカプタンが使用される。水性反応媒体は水性反応混合物の連続流体相であり、かつ水性反応媒体の重量を基準にして50重量%を超える水および場合によっては1種以上の水混和性溶媒を含む。好適な水混和性溶媒には、メタノール、エタノール、プロパノール、アセトン、エチレングリコールエチルエーテル、プロピレングリコールプロピルエーテルおよびジアセトンアルコールが挙げられる。好ましくは、水性反応媒体は、水性反応媒体の重量を基準にして90重量%を超える水、より好ましくは95重量%を超える水を含む。最も好ましいのは、水性反応媒体の重量を基準にして98〜100重量%の水を含む水性反応媒体である。
【実施例】
【0020】
【表1】

【0021】
ここで言及されるアクリル系モノマーには、アクリル酸(AA)、メタクリル酸(MAA)、アクリル酸エチル(EA)、アクリル酸n−ブチル(BA)、アクリル酸メチル(MA)、メタクリル酸ラウリル(LMA)、MA−23(ラウリルアルコールの23モルエトキシ化物のメタクリラートエステル)が挙げられる。n−ドデシルメルカプタン(nDDM)が多くの場合連鎖移動剤として使用される。各モノマーの量は全モノマー(nDDMを含まない)量のパーセントとして計算され、nDDMの量も全モノマーのパーセントとして示され、すなわち、モノマーパーセンテージはnDDM抜きで合計100になる。
【0022】
Witco90フレーク=アニオン性ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(線状アルキルベンゼンスルホン酸塩)、90%活性;
NEODOL25−7アルコールエトキシラート=アルコール1分子あたり平均約7モルのエチレンオキシドを有する非イオン性C12−C15アルコール(100%活性);
WITCOLATE LES−60C=アニオン性C12−C14(3モルEO)硫酸ナトリウム、60%活性;
EMPICOL ESB70=アニオン性C12−C14(2モルEO)硫酸ナトリウム、70%活性;
ACUSOL 820=疎水性に改質されたアルカリ可溶性アクリル系ポリマーエマルション(HASE)、これはアルカリを添加することによりpHが7を超えるまで中和される場合に、すぐに増粘する;
PRIFAC7908はCroda Coatings&Polymersによる。
【0023】
再沈着防止試験に使用される配合物
再沈着防止洗濯試験に使用される10.5%界面活性剤配合物。
【表2】

最終配合物のpHを8.8に調節した。
【0024】
再沈着防止洗濯試験に使用される26.0%界面活性剤配合物。
【表3】

最終配合物のpHを8.8に調節した。
【0025】
再沈着防止洗濯試験のための37.4%界面活性剤/石けん配合物。
【表4】

最終配合物のpHを8.5に調節した。
【0026】
再沈着防止洗濯試験のためのレオロジー調整剤を伴う35.6%界面活性剤/石けん配合物。
【表5】

SXSは固体粉体であった。
【0027】
再沈着防止洗濯結果
実験571
当初洗濯条件:
1リットルの合計水体積。1.0グラムの37.4%界面活性剤添加(1.0グラム/リットル)、1.0グラムの1%活性ポリマー溶液添加(10ppm濃度)、20℃洗濯条件、300ppm合計水硬度(2/1、Ca+2/Mg+2)、US Testing Tergotometer、60分間洗浄、3分間すすぎ(冷水道水)、回転式乾燥機で乾燥、2枚の8.9×11.4cmの綿、2枚の8.9×11.4cmのPE/綿、2枚の8.9×11.4cmのポリエステル、および2枚の8.9×11.4cmの綿インターロック(全てテストファブリックスから)。各洗浄の開始時に2.5グラムのダスト皮脂エマルション(コーテシーサイエンティフィックサービシーズ;courtesy Scientific Services)および2.5グラムの25%ビッグオーククレイスラリーを添加(ビックオーククレイはペンシルベニアで局所的に認められる橙色で高含量鉄クレイである)。全ての布はこの実験の前にPUREX FREE CLEAR洗剤ベース中で3回洗浄することによりストリップされた。
【0028】
合計16サイクル後の白色度−WIE313(ハンターLab比色計からの4つの値の平均):
【表6】

C−52.2%EA/47.8%MAA w/2%nDDM、33,360Mw、5,800Mn;
I−50%EA/50%MAA w/3.0%nDDM、24,506Mw、4,450Mn;
J−65%EA/35%MAA w/3.0%nDDM、22,897Mw、4,124Mn;
K−28.3%EA/28.3%BA/43.3%MAA w/3.0%nDDM、21,929Mw、4,001Mn;
比較AA−100%AA、7,500Mw、2,297Mn(比較)。
【0029】
レオロジー調整剤(ACUSOL820)を伴う35.6%界面活性剤配合物
実験574
当初洗濯条件:
1リットルの合計水体積。1.0グラムの35.6%界面活性剤添加(1.0グラム/リットル)、1.0グラムの1%活性ポリマー溶液添加(10ppm濃度)、20℃洗濯条件、300ppm合計水硬度(2/1、Ca+2/Mg+2)、US Testing Tergotometer、60分間洗浄、3分間すすぎ(冷水道水)、回転式乾燥機で乾燥、2枚の8.9×11.4cmの綿、2枚の8.9×11.4cmのPE/綿、2枚の8.9×11.4cmのポリエステル、および2枚の8.9×11.4cmの綿インターロック(全てテストファブリックスから)。各洗浄の開始時に2.5グラムのダスト皮脂エマルション(コーテシーサイエンティフィックサービシーズ)および2.5グラムの25%ビッグオーククレイスラリーを添加。全ての布はこの実験の前にPUREX FREE CLEAR洗剤ベース中で3回洗浄することによりストリップされた。
【0030】
合計3サイクル後の白色度−WIE313(ハンターLab比色計からの4つの値の平均):
【表7】

C−52.2%EA/47.8%MAA w/2%nDDM、33,360Mw;
E−28.3%EA/28.3%BA/43.3%MAA w/1.25%nDDM、54,472Mw;
F−50%EA/50%MAA w/1.5%nDDM、51,080Mw。
G−65%EA/35%MAA w/1.3%nDDM、56,101Mw。
【0031】
レオロジー調整剤(ACUSOL820)を伴う35.6%界面活性剤配合物
実験575
当初洗濯条件:
1リットルの合計水体積。1.0グラムの35.6%界面活性剤添加(1.0グラム/リットル)、1.0グラムの1%活性ポリマー溶液添加(10ppm濃度)、20℃洗濯条件、300ppm合計水硬度(2/1 Ca+2/Mg+2)、US Testing Tergotometer、60分間洗浄、3分間すすぎ(冷水道水)、回転式乾燥機で乾燥、2枚の8.9×11.4cmの綿、2枚の8.9×11.4cmのPE/綿、2枚の8.9×11.4cmのポリエステル、および2枚の8.9×11.4cmの綿インターロック(全てテストファブリックスから)。各洗浄の開始時に2.5グラムのダスト皮脂エマルション(コーテシーサイエンティフィックサービシーズ)および2.5グラムの25%ビッグオーククレイスラリーを添加。全ての布はこの実験の前にPUREX FREE CLEAR洗剤ベース中で3回洗浄することによりストリップされた。
【0032】
合計3サイクル後の白色度−WIE313(ハンターLab比色計からの4つの値の平均):
【表8】

サンプル組成:
B−28.3%EA/28.3%BA/43.3%MAA w/2%nDDM、35,152Mw;
C−52.2%EA/47.8%MAA w/2%nDDM、33,360Mw;
D−65%EA/35%MAA w/2%nDDM、31,771Mw。
H−40%EA/50%MAA/10%LMA w/2%nDDM、103,790Mw。
【0033】
レオロジー調整剤(ACUSOL820)を伴う35.6%界面活性剤配合物
実験576
当初洗濯条件:
1リットルの合計水体積。1.0グラムの35.6%界面活性剤添加(1.0グラム/リットル)、1.0グラムの1%活性ポリマー溶液添加(10ppm濃度)、20℃洗濯条件、300ppm合計水硬度(2/1 Ca+2/Mg+2)、US Testing Tergotometer、60分間洗浄、3分間すすぎ(冷水道水)、回転式乾燥機で乾燥、2枚の8.9×11.4cmの綿、2枚の8.9×11.4cmのPE/綿、2枚の8.9×11.4cmのポリエステル、および2枚の8.9×11.4cmの綿インターロック(全てテストファブリックスから)。各洗浄の開始時に2.5グラムのダスト皮脂エマルション(コーテシーサイエンティフィックサービシーズ)および2.5グラムの25%ビッグオーククレイスラリーを添加。全ての布はこの実験の前にPUREX FREE CLEAR洗剤ベース中で3回洗浄することによりストリップされた。
【0034】
合計3サイクル後の白色度−WIE313(ハンターLab比色計からの4つの値の平均):
【表9】

I−50%EA/50%MAA w/3.0%nDDM、24,506Mw;
J−65%EA/35%MAA w/3.0%nDDM、22,897Mw;
比較A−80%AA/20%EA、21,000Mw(比較)。
比較B−90%AA/10%EA、18,929Mw(比較)。
【0035】
実験577
当初洗濯条件:
1リットルの合計水体積。1.0グラムの35.6%界面活性剤添加(1.0グラム/リットル)、1.0グラムの1%活性ポリマー溶液添加(10ppm濃度)、20℃洗濯条件、300ppm合計水硬度(2/1 Ca+2/Mg+2)、US Testing Tergotometer、60分間洗浄、3分間すすぎ(冷水道水)、回転式乾燥機で乾燥、2枚の8.9×11.4cmの綿、2枚の8.9×11.4cmのPE/綿、2枚の8.9×11.4cmのポリエステル、および2枚の8.9×11.4cmの綿インターロック(全てテストファブリックスから)。各洗浄の開始時に2.5グラムのダスト皮脂エマルション(コーテシーサイエンティフィックサービシーズ)および2.5グラムの25%ビッグオーククレイスラリーを添加。全ての布はこの実験の前にPUREX FREE CLEAR洗剤ベース中で3回洗浄することによりストリップされた。
【0036】
合計2サイクル後の白色度−WIE313(ハンターLab比色計からの4つの値の平均):
【表10】

C−52.2%EA/47.8%MAA w/2%nDDM、33,360Mw;
I−50%EA/50%MAA w/3.0%nDDM、24,506Mw;
J−65%EA/35%MAA w/3.0%nDDM、22,897Mw;
K−28.3%EA/28.3%BA/43.3%MAA w/3.0%nDDM、21,929Mw。
【0037】
レオロジー調整剤(ACUSOL820)を伴う35.6%界面活性剤配合物
実験578
当初洗濯条件:
1リットルの合計水体積。1.0グラムの35.6%界面活性剤添加(1.0グラム/リットル)、1.0グラムの1%活性ポリマー溶液添加(10ppm濃度)、20℃洗濯条件、300ppm合計水硬度(2/1 Ca+2/Mg+2)、US Testing Tergotometer、60分間洗浄、3分間すすぎ(冷水道水)、回転式乾燥機で乾燥、2枚の8.9×11.4cmの綿、2枚の8.9×11.4cmのPE/綿、2枚の8.9×11.4cmのポリエステル、および2枚の8.9×11.4cmの綿インターロック(全てテストファブリックスから)。各洗浄の開始時に2.5グラムのダスト皮脂エマルション(コーテシーサイエンティフィックサービシーズ)および2.5グラムの25%ビッグオーククレイスラリーを添加。全ての布はこの実験の前にPUREX FREE CLEAR洗剤ベース中で3回洗浄することによりストリップされた。
【0038】
合計2サイクル後の白色度−WIE313(ハンターLab比色計からの4つの値の平均):
【表11】

B−28.3%EA/28.3%BA/43.3%MAA w/2%nDDM、35,152Mw;
C−52.2%EA/47.8%MAA w/2%nDDM、33,360Mw;
D−65%EA/35%MAA w/2%nDDM、31,771Mw。
H−40%EA/50%MAA/10%LMA w/2%nDDM、103,790Mw。
【0039】
実験579
1%ポリマー固形分を伴う10.0%界面活性剤配合物についての配合物安定性実験。最終配合物はpH8.5に等しい。
【0040】
配合物安定性試験に使用された10%界面活性剤配合物
【表12】

配合物のpHは10%NaOHで8.5に調節された。
注:当初の観察は、上記16サンプルは黄色の色合いを伴って透明および安定に見えることを示す。
【0041】
表に記載される条件での2週間後の安定性データ
【表13】

安定=沈殿もしくは不均一性なく観察される単一の透明相。
相分離:容器の底に第2の液相が観察され、これは成分間の相不適合性を示す。
【0042】
表に記載される条件での4週間後の安定性データ
【表14】

安定=沈殿もしくは不均一性なく観察される単一の透明相。
相分離:容器の底に第2の液相が観察され、これは成分間の相不適合性を示す。
NTU=HFインスツルメンツモデルDRt100で測定されるネフェロメトリック濁度単位(Nephelometric Turbidity Units)。
【0043】
サンプルキー:
B−28.3%EA/28.3%BA/43.3%MAA w/2%nDDM、35,152Mw;
C−52.2%EA/47.8%MAA w/2%nDDM、33,360Mw;
D−65%EA/35%MAA w/2%nDDM、31,771Mw;
E−28.3%EA/28.3%BA/43.3%MAA w/1.25%nDDM、54,472Mw;
F−50%EA/50%MAA w/1.5%nDDM、51,080Mw;
G−65%EA/35%MAA w/1.3%nDDM、56,101Mw。
H−40%EA/50%MAA/10%LMA w/2%nDDM、103,790Mw;
I−50%EA/50%MAA w/3.0%nDDM、24,506Mw;
J−65%EA/35%MAA w/3.0%nDDM、22,897Mw。
K−28.3%EA/28.3%BA/43.3%MAA w/3%nDDM、21,929Mw;
比較A−80%AA/20%EA、21,000Mw;
比較B−90%AA/10%EA、18,929Mw;
比較C−80%AA/20%EA、25,372Mw;
比較D−90%AA/10%EA、27,935Mw。
【0044】
実験580
1%ポリマー固形分を伴う24.7%界面活性剤配合物についての配合物安定性実験。最終配合物はpH8.5に等しい。
注:当初の観察は、サンプル1、および3〜12がわずかな黄色の色合いを伴って透明および安定であることを示す。サンプル2は最初は曇っていたが、24時間以内に透明になった。サンプル13〜16はわずかに曇っている。
【0045】
配合物安定性試験に使用された24.7%界面活性剤配合物
【表15】

配合物のpHは10%NaOHで8.5に調節された。
【0046】
表に記載される条件での2週間後の安定性データ
【表16】

安定=沈殿もしくは不均一性なく観察される単一の透明相。
相分離:容器の底に第2の液相が観察され、これは成分間の相不適合性を示す。
【0047】
表に記載される条件での4週間後の安定性データ
【表17】

安定=沈殿もしくは不均一性なく観察される単一の透明相。
相分離:容器の底に第2の液相が観察され、これは成分間のいくつかの相不適合性を示す。
N/A=適用不可能
【0048】
サンプルキー:
B−28.3%EA/28.3%BA/43.3%MAA w/2%nDDM、35,152Mw;
C−52.2%EA/47.8%MAA w/2%nDDM、33,360Mw;
D−65%EA/35%MAA w/2%nDDM、31,771Mw;
E−28.3%EA/28.3%BA/43.3%MAA w/1.25%nDDM、54,472Mw;
F−50%EA/50%MAA w/1.5%nDDM、51,080Mw;
G−65%EA/35%MAA w/1.3%nDDM、56,101Mw;
H−40%EA/50%MAA/10%LMA w/2%nDDM、103,790Mw;
I−50%EA/50%MAA w/3.0%nDDM、24,506Mw;
J−65%EA/35%MAA w/3.0%nDDM、22,897Mw。
K−28.3%EA/28.3%BA/43.3%MAA w/3%nDDM、21,929Mw;
比較A−80%AA/20%EA、21,000Mw;
比較B−90%AA/10%EA、18,929Mw;
比較C−80%AA/20%EA、25,372Mw;
比較D−90%AA/10%EA、27,935Mw。
【0049】
実験581
配合物安定性試験のためのレオロジー調整剤を伴う32.3%界面活性剤/石けん配合物。
【表18】

配合物のpHは10%NaOHで8.5に調節された。
【0050】
1%ポリマー固形分を伴う32.3%界面活性剤+脂肪石けん配合物についての配合物安定性実験。最終配合物はpH8.5に等しい。
注:当初の観察は、サンプル1、および3〜12が実験0579および0580よりも強い黄色であって、透明および安定であることを示す。サンプル2、および13〜16は非常に曇っている。
【0051】
表に記載される条件での2週間後の安定性データ
【表19】

安定=沈殿もしくは不均一性なく観察される単一の透明相。
相分離:容器の底に第2の液相が観察され、これは成分間のいくつかの相不適合性を示す。
【0052】
表に記載される条件での4週間後の安定性データ
【表20】

安定=沈殿もしくは不均一性なく観察される単一の透明相。
相分離:容器の底に第2の液相が観察され、これは成分間のいくつかの相不適合性を示す。
【0053】
サンプルキー:
B−28.3%EA/28.3%BA/43.3%MAA w/2%nDDM、35,152Mw;
C−52.2%EA/47.8%MAA w/2%nDDM、33,360Mw;
D−65%EA/35%MAA w/2%nDDM、31,771Mw;
E−28.3%EA/28.3%BA/43.3%MAA w/1.25%nDDM、54,472Mw;
F−50%EA/50%MAA w/1.5%nDDM、51,080Mw;
G−65%EA/35%MAA w/1.3%nDDM、56,101Mw。
H−40%EA/50%MAA/10%LMA w/2%nDDM、103,790Mw;
I−50%EA/50%MAA w/3.0%nDDM、24,506Mw;
J−65%EA/35%MAA w/3.0%nDDM、22,897Mw。
K−28.3%EA/28.3%BA/43.3%MAA w/3%nDDM、21,929Mw;
比較A−80%AA/20%EA、21,000Mw;
比較B−90%AA/10%EA、18,929Mw;
比較C−80%AA/20%EA、25,372Mw;
比較D−90%AA/10%EA、27,935Mw。
【0054】
実験588
合計2サイクル後の白色度−WIE313(ハンターLab比色計からの4つの値の平均):
当初洗濯条件:
1リットルの合計水体積。1.0グラムの10.5%界面活性剤添加(1.0グラム/リットル)、1.0グラムの1%活性ポリマー溶液添加(10ppm濃度)、20℃洗濯条件、300ppm合計水硬度(2/1 Ca+2/Mg+2)、US Testing Tergotometer、12分間洗浄、3分間すすぎ(冷水道水)、回転式乾燥機で乾燥、2枚の8.9×11.4cmの綿、2枚の8.9×11.4cmのPE/綿、2枚の8.9×11.4cmのポリエステル、および2枚の8.9×11.4cmの綿インターロック(全てテストファブリックスから)。各洗浄の開始時に2.5グラムのダスト皮脂エマルション(コーテシーサイエンティフィックサービシーズ)および2.5グラムの25%ビッグオーククレイスラリーを添加。全ての布はこの実験の前にPUREX FREE CLEAR洗剤ベース中で3回洗浄することによりストリップされた。
注:以下の結果はハンターLab比色計からから得られた。
【0055】
【表21】

サンプル組成:
B−28.3%EA/28.3%BA/43.3%MAA w/2%nDDM、35,152Mw;
C−52.2%EA/47.8%MAA w/2%nDDM、33,360Mw;
D−65%EA/35%MAA w/2%nDDM、31,771Mw;
H−40%EA/50%MAA/10%LMA w/2%nDDM、103,790Mw。
【0056】
実験589
当初洗濯条件:
1リットルの合計水体積。1.0グラムの10.5%界面活性剤添加(1.0グラム/リットル)、1.0グラムの1%活性ポリマー溶液添加(10ppm濃度)、20℃洗濯条件、300ppm合計水硬度(2/1 Ca+2/Mg+2)、US Testing Tergotometer、12分間洗浄、3分間すすぎ(冷水道水)、回転式乾燥機で乾燥、2枚の8.9×11.4cmの綿、2枚の8.9×11.4cmのPE/綿、2枚の8.9×11.4cmのポリエステル、および2枚の8.9×11.4cmの綿インターロック(全てテストファブリックスから)。各洗浄の開始時に2.5グラムのダスト皮脂エマルション(コーテシーサイエンティフィックサービシーズ)および2.5グラムの25%ビッグオーククレイスラリーを添加。全ての布はこの実験の前にPUREX FREE CLEAR洗剤ベース中で3回洗浄することによりストリップされた。
【0057】
合計2サイクル後の白色度−WIE313(ハンターLab比色計からの4つの値の平均):
【表22】

サンプル組成:
E−28.3%EA/28.3%BA/43.3%MAA w/1.25%nDDM、54,472Mw;
F−52.2%EA/47.8%MAA w/1.5%nDDM、51,080Mw;
G−65%EA/35%MAA w/1.3%nDDM、56,101Mw;
A−45%EA/10%MA−23/45%MAA/ w/1%nDDM、65,873Mw。
【0058】
実験590B
白色度−WIE313(ハンターLab比色計からの4つの値の平均)、合計10サイクル:
当初洗濯条件:
1リットルの合計水体積。1.0グラムの26.0%界面活性剤添加(1.0グラム/リットル)、1.0グラムの1%活性ポリマー溶液添加(10ppm濃度)、20℃洗濯条件、300ppm合計水硬度(2/1 Ca+2/Mg+2)、US Testing Tergotometer、60分間洗浄、3分間すすぎ(冷水道水)、回転式乾燥機で乾燥、2枚の8.9×11.4cmの綿、2枚の8.9×11.4cmのPE/綿、2枚の8.9×11.4cmのポリエステル、および2枚の8.9×11.4cmの綿インターロック(全てテストファブリックスから)。各洗浄の開始時に2.5グラムのダスト皮脂エマルション(コーテシーサイエンティフィックサービシーズ)および2.5グラムの25%ビッグオーククレイスラリーを添加。全ての布はこの実験の前にPUREX FREE CLEAR洗剤ベース中で3回洗浄することによりストリップされた。
【0059】
【表23】

サンプル組成:
C−52.2%EA/47.8%MAA w/2%nDDM、33,360Mw;
E−28.3%EA/28.3%BA/43.3%MAA w/1.25%nDDM、54,472Mw;
F−52.2%EA/47.8%MAA w/1.5%nDDM、51,080Mw;
G−65%EA/35%MAA w/1.3%nDDM、56,101Mw。
【0060】
実験592
合計8サイクル後の白色度−WIE313(ハンターLab比色計からの4つの値の平均):
当初洗濯条件:
1リットルの合計水体積。1.0グラムの26.0%界面活性剤添加(1.0グラム/リットル)、1.0グラムの1%活性ポリマー溶液添加(10ppm濃度)、20℃洗濯条件、300ppm合計水硬度(2/1 Ca+2/Mg+2)、US Testing Tergotometer、60分間洗浄、3分間すすぎ(冷水道水)、回転式乾燥機で乾燥、2枚の8.9×11.4cmの綿、2枚の8.9×11.4cmのPE/綿、2枚の8.9×11.4cmのポリエステル、および2枚の8.9×11.4cmの綿インターロック(全てテストファブリックスから)。各洗浄の開始時に2.5グラムのダスト皮脂エマルション(コーテシーサイエンティフィックサービシーズ)および2.5グラムの25%ビッグオーククレイスラリーを添加。全ての布はこの実験の前にPUREX FREE CLEAR洗剤ベース中で3回洗浄することによりストリップされた。
【0061】
【表24】

サンプル組成:
C−52.2%EA/47.8%MAA w/2%nDDM、33,360Mw;
O−52.2%EA/47.8%MAA w/3%nDDM、24,506Mw;
J−65%EA/35%MAA w/3.0%nDDM、22,897Mw。
K−28.3%EA/28.3%BA/43.3%MAA w/3.0%nDDM、21,929Mw。
【0062】
実験598
当初洗濯条件:
1リットルの合計水体積。1.0グラムの10.5%界面活性剤添加(1.0グラム/リットル)、1.0グラムの1%活性ポリマー溶液添加(10ppm濃度)、20℃洗濯条件、300ppm合計水硬度(2/1 Ca+2/Mg+2)、US Testing Tergotometer、12分間洗浄、3分間すすぎ(冷水道水)、回転式乾燥機で乾燥、2枚の8.9×11.4cmの綿、2枚の8.9×11.4cmのPE/綿、2枚の8.9×11.4cmのポリエステル、および2枚の8.9×11.4cmの綿インターロック(全てテストファブリックスから)。各洗浄の開始時に2.5グラムのダスト皮脂エマルション(コーテシーサイエンティフィックサービシーズ)および2.5グラムの25%ビッグオーククレイスラリーを添加。全ての布はこの実験の前にPUREX FREE CLEAR洗剤ベース中で3回洗浄することによりストリップされた。
【0063】
合計3サイクル後の白色度−WIE313(ハンターLab比色計からの4つの値の平均):
【表25】

C−52.2%EA/47.8%MAA w/2%nDDM、33,360Mw;
D−65%EA/35%MAA w/2%nDDM、31,771Mw;
Q−26.1%EA/26.1%BA/47.8%MAA w/2%nDDM、33,422Mw。
比較E−52.2%BA/47.8%MAA w/2%nDDM、31,852Mw。
【0064】
実験599
白色度−WIE313(ハンターLab比色計からの4つの値の平均)、合計10サイクル:
当初洗濯条件:
1リットルの合計水体積。1.0グラムの26.0%界面活性剤添加(1.0グラム/リットル)、1.0グラムの1%活性ポリマー溶液添加(10ppm濃度)、20℃洗濯条件、300ppm合計水硬度(2/1 Ca+2/Mg+2)、US Testing Tergotometer、60分間洗浄、3分間すすぎ(冷水道水)、回転式乾燥機で乾燥、2枚の8.9×11.4cmの綿、2枚の8.9×11.4cmのPE/綿、2枚の8.9×11.4cmのポリエステル、および2枚の8.9×11.4cmの綿インターロック(全てテストファブリックスから)。各洗浄の開始時に2.5グラムのダスト皮脂エマルション(コーテシーサイエンティフィックサービシーズ)および2.5グラムの25%ビッグオーククレイスラリーを添加。全ての布はこの実験の前にPUREX FREE CLEAR洗剤ベース中で3回洗浄することによりストリップされた。
【0065】
【表26】

サンプル組成:
C−52.2%EA/47.8%MAA w/2%nDDM、33,360Mw;
D−65%EA/35%MAA w/2%nDDM、31,771Mw;
Q−26.1%EA/26.1%BA/47.8%MAA w/2%nDDM、33,422Mw。
比較E−52.2%BA/47.8%MAA w/2%nDDM、31,852Mw。
【0066】
実験604
白色度−WIE313(ハンターLab比色計からの4つの値の平均)、合計10サイクル:
当初洗濯条件:
1リットルの合計水体積。1.0グラムの26.0%界面活性剤添加(1.0グラム/リットル)、1.0グラムの1%活性ポリマー溶液添加(10ppm濃度)、20℃洗濯条件、300ppm合計水硬度(2/1 Ca+2/Mg+2)、US Testing Tergotometer、60分間洗浄、3分間すすぎ(冷水道水)、回転式乾燥機で乾燥、2枚の8.9×11.4cmの綿、2枚の8.9×11.4cmのPE/綿、2枚の8.9×11.4cmのポリエステル、および2枚の8.9×11.4cmの綿インターロック(全てテストファブリックスから)。各洗浄の開始時に2.5グラムのダスト皮脂エマルション(コーテシーサイエンティフィックサービシーズ)および2.5グラムの25%ビッグオーククレイスラリーを添加。全ての布はこの実験の前にPUREX FREE CLEAR洗剤ベース中で3回洗浄することによりストリップされた。
【0067】
【表27】

サンプル組成:
F−52.2%EA/47.8%MAA w/1.5%nDDM、51,080Mw;
G−65%EA/35%MAA w/1.3%nDDM、56,101Mw;
R−26.1%EA/26.1%BA/47.8%MAA w/1.25%nDDM、56,281Mw;
比較F−52.2%BA/47.8%MAA w/1.25%nDDM、53,286Mw。
【0068】
レオロジー調整剤(ACUSOL820)を伴う35.6%界面活性剤配合物
実験605
当初洗濯条件:
1リットルの合計水体積。1.0グラムの35.6%界面活性剤添加(1.0グラム/リットル)、1.0グラムの1%活性ポリマー溶液添加(10ppm濃度)、20℃洗濯条件、300ppm合計水硬度(2/1、Ca+2/Mg+2)、US Testing Tergotometer、60分間洗浄、3分間すすぎ(冷水道水)、回転式乾燥機で乾燥、2枚の8.9×11.4cmの綿、2枚の8.9×11.4cmのPE/綿、2枚の8.9×11.4cmのポリエステル、および2枚の8.9×11.4cmの綿インターロック(全てテストファブリックスから)。各洗浄の開始時に2.5グラムのダスト皮脂エマルション(コーテシーサイエンティフィックサービシーズ)および2.5グラムの25%ビッグオーククレイスラリーを添加。全ての布はこの実験の前にPUREX FREE CLEAR洗剤ベース中で3回洗浄することによりストリップされた。
【0069】
合計2サイクル後の白色度−WIE313(ハンターLab比色計からの4つの値の平均):
【表28】

F−52.2%EA/47.8%MAA w/1.5%nDDM、51,080Mw;
G−65%EA/35%MAA w/1.3%nDDM、56,101Mw;
R−26.1%EA/26.1%BA/47.8%MAA w/1.25%nDDM、56,281Mw;
比較E−52.2%BA/47.8%MAA w/1.25%nDDM、53,286Mw。
【0070】
レオロジー調整剤(ACUSOL820)を伴う35.6%界面活性剤配合物
実験606
当初洗濯条件:
1リットルの合計水体積。1.0グラムの35.6%界面活性剤添加(1.0グラム/リットル)、1.0グラムの1%活性ポリマー溶液添加(10ppm濃度)、20℃洗濯条件、300ppm合計水硬度(2/1、Ca+2/Mg+2)、US Testing Tergotometer、60分間洗浄、3分間すすぎ(冷水道水)、回転式乾燥機で乾燥、2枚の8.9×11.4cmの綿、2枚の8.9×11.4cmのPE/綿、2枚の8.9×11.4cmのポリエステル、および2枚の8.9×11.4cmの綿インターロック(全てテストファブリックスから)。各洗浄の開始時に2.5グラムのダスト皮脂エマルション(コーテシーサイエンティフィックサービシーズ)および2.5グラムの25%ビッグオーククレイスラリーを添加。全ての布はこの実験の前にPUREX FREE CLEAR洗剤ベース中で3回洗浄することによりストリップされた。
【0071】
合計2サイクル後の白色度−WIE313(ハンターLab比色計からの4つの値の平均):
【表29】

サンプル組成:
O−52.2%EA/47.8%MAA w/3.0%nDDM、24,506Mw;
C−52.2%EA/47.8%MAA w/2%nDDM、33,360Mw;
F−52.2%EA/47.8%MAA w/1.5%nDDM、51,080Mw;
U−52.2%EA/47.8%MAA w/0.5%nDDM、161,160Mw;
T−52.2%EA/47.8%MAA w/nDDMなし、1,914,900Mw。
【0072】
レオロジー調整剤(ACUSOL820)を伴う35.6%界面活性剤配合物
実験607
当初洗濯条件:
1リットルの合計水体積。1.0グラムの35.6%界面活性剤添加(1.0グラム/リットル)、1.0グラムの1%活性ポリマー溶液添加(10ppm濃度)、20℃洗濯条件、300ppm合計水硬度(2/1、Ca+2/Mg+2)、US Testing Tergotometer、60分間洗浄、3分間すすぎ(冷水道水)、回転式乾燥機で乾燥、2枚の8.9×11.4cmの綿、2枚の8.9×11.4cmのPE/綿、2枚の8.9×11.4cmのポリエステル、および2枚の8.9×11.4cmの綿インターロック(全てテストファブリックスから)。各洗浄の開始時に2.5グラムのダスト皮脂エマルション(コーテシーサイエンティフィックサービシーズ)および2.5グラムの25%ビッグオーククレイスラリーを添加。全ての布はこの実験の前にPUREX FREE CLEAR洗剤ベース中で3回洗浄することによりストリップされた。
【0073】
合計2サイクル後の白色度−WIE313(ハンターLab比色計からの4つの値の平均):
【表30】

サンプル組成:
J−65%EA/35%MAA w/3.0%nDDM、22,897Mw;
D−65%EA/35%MAA w/2%nDDM、31,771Mw;
G−65%EA/35%MAA w/1.3%nDDM、56,101Mw;
P−65%EA/35%MAA w/0.5%nDDM、226,770Mw;
L−65%EA/35%MAA w/nDDMなし、2,702,200Mw。
【0074】
レオロジー調整剤(ACUSOL820)を伴う35.6%界面活性剤配合物
実験608
当初洗濯条件:
1リットルの合計水体積。1.0グラムの35.6%界面活性剤添加(1.0グラム/リットル)、1.0グラムの1%活性ポリマー溶液添加(10ppm濃度)、20℃洗濯条件、300ppm合計水硬度(2/1、Ca+2/Mg+2)、US Testing Tergotometer、60分間洗浄、3分間すすぎ(冷水道水)、回転式乾燥機で乾燥、2枚の8.9×11.4cmの綿、2枚の8.9×11.4cmのPE/綿、2枚の8.9×11.4cmのポリエステル、および2枚の8.9×11.4cmの綿インターロック(全てテストファブリックスから)。各洗浄の開始時に2.5グラムのダスト皮脂エマルション(コーテシーサイエンティフィックサービシーズ)および2.5グラムの25%ビッグオーククレイスラリーを添加。全ての布はこの実験の前にPUREX FREE CLEAR洗剤ベース中で3回洗浄することによりストリップされた。
【0075】
合計2サイクル後の白色度−WIE313(ハンターLab比色計からの4つの値の平均):
【表31】

サンプル組成:
D−65%EA/35%MAA w/2%nDDM、31,771Mw;
N−65%EA/20%MAA/15%AA w/2%nDDM、39,995Mw;
M−45%EA/35%MAA/20%MA w/2%nDDM、37,808Mw。
【0076】
レオロジー調整剤(ACUSOL820)を伴う35.6%界面活性剤配合物
実験609
当初洗濯条件:
1リットルの合計水体積。1.0グラムの35.6%界面活性剤添加(1.0グラム/リットル)、可変量のポリマー(0.5グラム、1.0グラム、および2.0グラム)の1%活性ポリマー溶液添加(5ppm、10ppm、および20ppm濃度)、20℃洗濯条件、300ppm合計水硬度(2/1、Ca+2/Mg+2)、US Testing Tergotometer、60分間洗浄、3分間すすぎ(冷水道水)、回転式乾燥機で乾燥、2枚の8.9×11.4cmの綿、2枚の8.9×11.4cmのPE/綿、2枚の8.9×11.4cmのポリエステル、および2枚の8.9×11.4cmの綿インターロック(全てテストファブリックスから)。各洗浄の開始時に2.5グラムのダスト皮脂エマルション(コーテシーサイエンティフィックサービシーズ)および2.5グラムの25%ビッグオーククレイスラリーを添加。全ての布はこの実験の前にPUREX FREE CLEAR洗剤ベース中で3回洗浄することによりストリップされた。
【0077】
合計3サイクル後の白色度−WIE313(ハンターLab比色計からの4つの値の平均):
【表32】

サンプル組成:
D−65%EA/35%MAA w/2%nDDM、31,771Mw。
【0078】
レオロジー調整剤(ACUSOL820)を伴う35.6%界面活性剤配合物
実験610
当初洗濯条件:
1リットルの合計水体積。1.0グラムの35.6%界面活性剤添加(1.0グラム/リットル)、可変量のポリマー(0.5グラム、1.0グラム、および2.0グラム)の1%活性ポリマー溶液添加(5ppm、10ppm、および20ppm濃度)、20℃洗濯条件、300ppm合計水硬度(2/1、Ca+2/Mg+2)、US Testing Tergotometer、60分間洗浄、3分間すすぎ(冷水道水)、回転式乾燥機で乾燥、2枚の8.9×11.4cmの綿、2枚の8.9×11.4cmのPE/綿、2枚の8.9×11.4cmのポリエステル、および2枚の8.9×11.4cmの綿インターロック(全てテストファブリックスから)。各洗浄の開始時に2.5グラムのダスト皮脂エマルション(コーテシーサイエンティフィックサービシーズ)および2.5グラムの25%ビッグオーククレイスラリーを添加。全ての布はこの実験の前にPUREX FREE CLEAR洗剤ベース中で3回洗浄することによりストリップされた。
【0079】
合計3サイクル後の白色度−WIE313(ハンターLab比色計からの4つの値の平均):
【表33】

サンプル組成:
C−52.2%EA/47.8%MAA w/2%nDDM、33,360Mw。
【0080】
レオロジー調整剤(ACUSOL820)を伴う35.6%界面活性剤配合物
実験612
当初洗濯条件:
1リットルの合計水体積。1.0グラムの35.6%界面活性剤添加(1.0グラム/リットル)、可変量のポリマー(0.5グラム、1.0グラム、および2.0グラム)の1%活性ポリマー溶液添加(5ppm、10ppm、および20ppm濃度)、20℃洗濯条件、300ppm合計水硬度(2/1、Ca+2/Mg+2)、US Testing Tergotometer、60分間洗浄、3分間すすぎ(冷水道水)、回転式乾燥機で乾燥、2枚の8.9×11.4cmの綿、2枚の8.9×11.4cmのPE/綿、2枚の8.9×11.4cmのポリエステル、および2枚の8.9×11.4cmの綿インターロック(全てテストファブリックスから)。各洗浄の開始時に2.5グラムのダスト皮脂エマルション(コーテシーサイエンティフィックサービシーズ)および2.5グラムの25%ビッグオーククレイスラリーを添加。全ての布はこの実験の前にPUREX FREE CLEAR洗剤ベース中で3回洗浄することによりストリップされた。
【0081】
合計3サイクル後の白色度−WIE313(ハンターLab比色計からの4つの値の平均):
【表34】

サンプル組成:
S−58.6%EA/41.4%MAA w/2%nDDM、31,610Mw。
【0082】
レオロジー調整剤(ACUSOL820)を伴う35.6%界面活性剤配合物
実験613
当初洗濯条件:
1リットルの合計水体積。1.0グラムの35.6%界面活性剤添加(1.0グラム/リットル)、3.0グラムの1%活性ポリマー溶液添加(30ppm濃度)、20℃洗濯条件、300ppm合計水硬度(2/1、Ca+2/Mg+2)、US Testing Tergotometer、60分間洗浄、3分間すすぎ(冷水道水)、回転式乾燥機で乾燥、2枚の8.9×11.4cmの綿、2枚の8.9×11.4cmのPE/綿、2枚の8.9×11.4cmのポリエステル、および2枚の8.9×11.4cmの綿インターロック(全てテストファブリックスから)。各洗浄の開始時に2.5グラムのダスト皮脂エマルション(コーテシーサイエンティフィックサービシーズ)および2.5グラムの25%ビッグオーククレイスラリーを添加。全ての布はこの実験の前にPUREX FREE CLEAR洗剤ベース中で3回洗浄することによりストリップされた。
【0083】
合計9サイクル後の白色度−WIE313(ハンターLab比色計からの4つの値の平均):
【表35】

サンプル組成:
C−52.2%EA/47.8%MAA w/2%nDDM、33,360Mw;
D−65%EA/35%MAA w/2%nDDM、31,771Mw;
N−65%EA/20%MAA/15%AA w/2%nDDM、39,995Mw;
S−58.6%EA/41.4%MAA w/2%nDDM、31,610Mw。
【0084】
実験614
1%および3%ポリマー固形分を伴う25.1%界面活性剤配合物についての配合物安定性実験。最終配合物はpH8.8に等しい。
【0085】
1%活性ポリマーを伴い配合物安定性試験に使用された25.1%界面活性剤配合物
【表36】

配合物のpHは10%NaOHで8.8に調節された。
【0086】
3%活性ポリマーを伴い配合物安定性試験に使用された25.1%界面活性剤配合物
【表37】

配合物のpHは10%NaOHで8.8に調節された。
【0087】
1週間での配合物安定性の結果
【表38】

【0088】
4週間での配合物安定性の結果
【表39】

C−52.2%EA/47.8%MAA w/2%nDDM、33,360Mw;
D−65%EA/35%MAA w/2%nDDM、31,771Mw;
N−65%EA/20%MAA/15%AA w/2%nDDM、39,995Mw。
S−58.6%EA/41.4%MAA w/2%nDDM、31,610Mw;
M−45%EA/35%MAA/20%MA w/2%nDDM、37,808Mw;
O−52.2%EA/47.8%MAA w/3%nDDM、24,096Mw。
Q−26.1%EA/26.1%BA/47.8%MAA w/2%nDDM、33,422Mw。
T−52.2%BA/47.8%MAA w/2%nDDM、31,852Mw。
【0089】
実験615
1%および3%ポリマー固形分を伴う35.5%界面活性剤/脂肪酸石けん配合物についての配合物安定性実験。最終配合物はpH8.8に等しい。
【0090】
1%活性ポリマーを伴う35.5%界面活性剤配合物のための配合
【表40】

【0091】
3%活性ポリマーを伴う35.5%界面活性剤配合物のための配合
【表41】

【0092】
1週間での配合物安定性の結果
【表42】

【0093】
4週間での配合物安定性の結果
【表43】

C−52.2%EA/47.8%MAA w/2%nDDM、33,360Mw;
D−65%EA/35%MAA w/2%nDDM、31,771Mw;
N−65%EA/20%MAA/15%AA w/2%nDDM、39,995Mw;
S−58.6%EA/41.4%MAA w/2%nDDM、31,610Mw;
M−45%EA/35%MAA/20%MA w/2%nDDM、37,808Mw;
O−52.2%EA/47.8%MAA w/3%nDDM、24,096Mw;
Q−26.1%EA/26.1%BA/47.8%MAA w/2%nDDM、33,422Mw。
T−52.2%BA/47.8%MAA w/2%nDDM、31,852Mw。
【0094】
実験623
4.18%活性ポリマー固形分を伴う45.03%界面活性剤配合物についての配合物安定性実験。最終配合物はpH8.8に等しい。
【0095】
【表44】

【0096】
【表45】

【0097】
1および3週間での配合物安定性の結果
【表46】

【0098】
実験625
レオロジー調整剤(ACUSOL820)を伴う35.0%界面活性剤配合物
当初洗濯条件:
1リットルの合計水体積。1.0グラムの35.6%界面活性剤添加(1.0グラム/リットル)、1グラムポリマーの1%活性ポリマー溶液添加(10ppm濃度)、20℃洗濯条件、300ppm合計水硬度(2/1、Ca+2/Mg+2)、US Testing Tergotometer、60分間洗浄、3分間すすぎ(冷水道水)、回転式乾燥機で乾燥、2枚の8.9×11.4cmの綿、2枚の8.9×11.4cmのPE/綿、2枚の8.9×11.4cmのポリエステル、および2枚の8.9×11.4cmの綿インターロック(全てテストファブリックスから)。各洗浄の開始時に2.5グラムのダスト皮脂エマルション(コーテシーサイエンティフィックサービシーズ)および2.5グラムの25%ビッグオーククレイスラリーを添加。全ての布はこの実験の前にPUREX FREE CLEAR洗剤ベース中で3回洗浄することによりストリップされた。
【0099】
合計3サイクル後の白色度−WIE313(ハンターLab比色計からの4つの値の平均):
【表47】

サンプル組成:
D−65%EA/35%MAA w/2%nDDM、31,771Mw;
V−75%EA/25%MAA w/2%nDDM、37,403Mw;
W−58%EA/15%AA/27%MAA w/2%nDDM、37,878Mw。
X−40%EA/60%MAA w/2%nDDM、52,545Mw。
【0100】
【表48】

【0101】
実験626
レオロジー調整剤(ACUSOL820)を伴う35.0%界面活性剤配合物
当初洗濯条件:
1リットルの合計水体積。1.0グラムの35.6%界面活性剤添加(1.0グラム/リットル)、1グラムポリマーの1%活性ポリマー溶液添加(10ppm濃度)、20℃洗濯条件、300ppm合計水硬度(2/1、Ca+2/Mg+2)、US Testing Tergotometer、60分間洗浄、3分間すすぎ(冷水道水)、回転式乾燥機で乾燥、2枚の8.9×11.4cmの綿、2枚の8.9×11.4cmのPE/綿、2枚の8.9×11.4cmのポリエステル、および2枚の8.9×11.4cmの綿インターロック(全てテストファブリックスから)。各洗浄の開始時に2.5グラムのダスト皮脂エマルション(コーテシーサイエンティフィックサービシーズ)および2.5グラムの25%ビッグオーククレイスラリーを添加。全ての布はこの実験の前にPUREX FREE CLEAR洗剤ベース中で3回洗浄することによりストリップされた。
【0102】
合計3サイクル後の白色度−WIE313(ハンターLab比色計からの4つの値の平均):
【表49】

サンプル組成:
D−65%EA/35%MAA w/2%nDDM、31,771Mw;
比較C−80%AA/20%EA 25,372Mw;
W−58%EA/15%AA/27%MAA w/2%nDDM、37,878Mw。
Y−75%EA/25%AA w/2%nDDM、41,450Mw。
【0103】
【表50】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)8〜50重量%の界面活性剤;並びに(b)0.05〜4重量%の少なくとも1種のポリマーを含む洗剤組成物であって、前記少なくとも1種のポリマーが(i)40〜80重量%のアクリル酸C−Cアルキル、ここで、当該アクリル酸C−Cアルキルの重量で少なくとも4/10がアクリル酸エチルである;(ii)20〜52重量%のC−Cカルボン酸モノマー;および(iii)0〜10重量%の少なくとも10個の炭素原子を有するアルキル基を有するモノマー;の重合残基を含む、洗剤組成物。
【請求項2】
前記少なくとも1種のポリマーが15,000〜170,000のMwを有する、請求項1に記載の洗剤組成物。
【請求項3】
前記ポリマーが(i)45〜78重量%のアクリル酸C−Cアルキル;(ii)22〜52重量%の(メタ)アクリル酸モノマー;および(iii)0〜8重量%の少なくとも10個の炭素原子を有するアルキル基を有するモノマーの重合残基;の重合残基を含む、請求項2に記載の洗剤組成物。
【請求項4】
アクリル酸C−Cアルキルの少なくとも6/10がアクリル酸エチルである、請求項3に記載の洗剤組成物。
【請求項5】
0.3〜3.5重量%の前記ポリマーを含む請求項4に記載の洗剤組成物。
【請求項6】
前記ポリマーが(i)50〜78重量%のアクリル酸C−Cアルキル;(ii)22〜50重量%の(メタ)アクリル酸モノマー;および(iii)0〜6重量%の少なくとも10個の炭素原子を有するアルキル基を有するモノマーの重合残基;の重合残基を含む、請求項5に記載の洗剤組成物。
【請求項7】
アクリル酸C−Cアルキルの少なくとも8/10がアクリル酸エチルである、請求項6に記載の洗剤組成物。
【請求項8】
前記ポリマーが少なくとも8重量%のアクリル酸の重合残基を含む、請求項7に記載の洗剤組成物。
【請求項9】
前記ポリマーが、少なくとも6個の炭素原子を有するアルキル基を有するモノマーの重合残基を3重量%以下しか含まない、請求項8に記載の洗剤組成物。
【請求項10】
前記ポリマーが少なくとも10重量%のアクリル酸の重合残基を含む、請求項9に記載の洗剤組成物。

【公開番号】特開2012−25952(P2012−25952A)
【公開日】平成24年2月9日(2012.2.9)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2011−153396(P2011−153396)
【出願日】平成23年7月12日(2011.7.12)
【出願人】(590002035)ローム アンド ハース カンパニー (524)
【氏名又は名称原語表記】ROHM AND HAAS COMPANY
【Fターム(参考)】