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Fターム[2D118JA07]の内容

護岸 (9,935) | 防波、消波のための構造 (396) | 波を減衰させる面を持つもの (143) | 鉛直面 (56)

Fターム[2D118JA07]に分類される特許

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【課題】連続的に到来する津波の第一波、第二波に対して破壊されることなく、設備の保護を図ることが可能な防波堤を提供する。
【解決手段】津波の進行方向に交差する方向に延在するように立設される第一壁部20と、該第一壁部20よりも津波の進行方向前方側に、第一壁部20と対向するように立設される第二壁部30と、第一壁部20と第二壁部30との間の空間に充填された貯水(液体)50とから防波堤100を構成する。 (もっと読む)


【課題】津波が発生してもその波力と衝撃と分散させることで構造物を保護できる。
【解決手段】沿岸部に冷却水タンク1を設置する。タンク1に対して津波が到来する方向にタンク1に対向して二面の分散壁3からなる波力防護構造体2を設けた。波力防護構造体2は分散壁3を平面視略V字状に配設した。 (もっと読む)


【課題】想定規模を超える津波に対しても破壊されてしまうことなく可及的に粘り強く防波機能を発揮し得るようなフェイルセーフ機能を備えた有効適切な防波構造物を提供する。
【解決手段】複数の杭体11を間隔をおいて海底面に打ち込んで自立状態で設置し、杭体11相互間に鋼板からなる版状の堤体12を設置する。杭体11は波高が想定規模を超えた際の波圧に抗しても自立状態を維持可能とする。堤体12は想定規模の波高に対しては杭体11相互間を締め切って防波機能を維持し、波高が想定規模を超えた際にはその波圧により陸側に開かれるとともに津波終息後には自ずと閉じられるように弾性的に開閉可能に設置する。 (もっと読む)


【課題】波浪や津波が押し寄せた際に、電源を必要とせず迅速に機能してその波を防波すると共に、押し寄せる波の外力及び波が引く際の外力によって押し倒されることのない防波装置を得る。
【解決手段】波浪、津波の際に防波構造体2の上端側から突出して防波する複数の浮上管部材3を、取水口8、流通路4を通じて各浮上管部材3の内周面3a側に流入させた海水の水圧及びこの浮上管部材3に発生する浮力により、収容孔5内をガイド管部材6に沿って上昇して防波構造体2の上端側から突出すると共に、各浮上管部材3の内周面3a側の海水が流通路4を通じて流出させることにより収容孔5内をガイド管部材に沿って下降して該収容孔5内に収容される構成とし、上記ガイド管部材6を、上記防波構造体2を上下方向に貫通し、上部側において上記浮上管部材3の昇降をガイドし、下端側が海底の地盤1まで打ち込まれているものとする。 (もっと読む)


【課題】被災後に発生する大量の瓦礫の処理を可能とすると共に被災後に建設材料の確保が容易な防液堤を提供する。
【解決手段】防液堤であって、内部に収容物を収容可能なプレキャストコンクリートの収容容器3を複数備え、各収容容器3同士が水平方向及び鉛直方向に接続されて一体化されて形成されている。 (もっと読む)


【課題】大量の越波が生じるような大波浪の来襲に際しても耐えうる堅牢な構造のケーソン防波堤が低コストで構築でき、越波による背面側の洗掘が抑制される転倒防止補強付ケーソン防波堤の提供。
【解決手段】水底面に造成した捨石マウンド1上にケーソン3を並べて設置することによって堤体Aを構成し、ケーソン3の背面側に、捨石を積み上げた背面支持部5を備えるとともにケーソン3の背面に、ケーソンと一体化させて突出させた転倒防止用張り出し部6を備え、その張り出し部6の下面を背面支持部5に支持させる。 (もっと読む)


【課題】想定外の津波来襲のような想定を超える外力の作用により防波堤のケーソンが滑働したとしても、転倒破壊までには至り難い粘り強い防波堤構造、防波堤用ケーソンおよび防波堤の補強方法を提供する。
【解決手段】この防波堤構造は、ケーソン11を上部工とし、捨石STによる基礎マウンドMを下部工とする防波堤構造であって、ケーソンの背面下部にケーソンの底面に向けて傾斜するように切り欠かれた切欠面13を備え、切欠面は、ケーソンが前面からの外力により滑動したとき、切欠面の背後で地盤および/または捨石による盛り上がりの形成を助長するとともに、盛り上がりがケーソンの移動に抵抗する。 (もっと読む)


【課題】通常は防波、防潮の機能を発揮し、想定以上の津波が来襲した場合に、津波による流体力・波力を低減可能な回動式パラペットおよびそれを備えた津波防災構造物を提供する。
【解決手段】この回動式パラペット10は、防波堤または防潮堤の上部工22に設置され、上部工の陸側に設けられて直立する直立壁11と、上部工に設けられかつ直立壁を回動可能とするヒンジ部13と、を備え、直立壁は、通常、上部工に直立し、津波による流体力・波力が作用したとき、ヒンジ部を支点として陸側へ回動する。 (もっと読む)


【課題】従来の複数のケーソンなどの重力式構造物よりなる防波堤は、想定した設計外力を上回る波浪や津波が来襲した場合、防波堤全体、または重力式構造物が連続して破壊してしまい、背後域の防災施設としての機能が全く期待できなくなってしまうという欠点があった。
【解決手段】本発明の防波堤は、連続して配置した複数の普通函と補助函とよりなり、上記補助函は上記普通函間に配置され、上記補助函の安全性能は上記普通函の安全性能よりも低いことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】津波を完全に防ぐためには、防波堤は巨大な構造物となり、景観面でも、技術面でも、経済面でも実現が困難である。津波を完全に防ぐのではなく、津波を和らげる防波構造を提供する。
【解決手段】陸側の防波堤の海側に、陸側の防波堤から一定の距離だけ離間させ陸側の防波堤よりも高さの低い海側の防波堤を設置する。海側の防波堤の下部には、海側の防波堤を乗り越えてきた海水を海側へ環流するための穴を設ける。 (もっと読む)


【課題】津波の水平方向エネルギーあるいは水流を変流し、湾内あるいは海岸線に達する以前に分散させる防波堤を提供する。
【解決手段】人工島4の形状は外洋(津波の接近方向)に向かって凸であり、下部よりも上部の水平断面積が小さい。防波堤全体は湾口部に設置されるものであり、人工島4の下部は海底と強固に結合していることが必要である。外洋に突出して設けられた人工島4で津波1の水流を二分し、引き続く雁行堤5によって水流方向を海岸線3と並行するように近づける。これによって湾口部に向かう津波1の水平方向エネルギーは分散され過流を形成して源弱する。 (もっと読む)


【課題】損傷しにくく維持管理が容易なうえに、非常時に確実に防波堤間の開口を塞ぐことが可能な移動式防波体を提供する。
【解決手段】防波堤8,8間の開口82を塞ぐための自航式防波堤1である。そして、開口の幅と同程度の長さに形成されるとともに、開口に面した防波堤の端面81に対面させる側面21が傾斜面に成形された中空の本体部2と、本体部の側面において高さ方向に連続して延設される可撓性又は弾性のゴムガスケット3と、本体部の内部2aと外部の水域とを連通又は遮蔽自在に仕切る注水ゲート部4と、本体部の内部に貯留された水を排水させる排水装置6とを備えている。 (もっと読む)


【課題】津波等の発生時にのみ防波機能を発揮し、且つ施工やメンテナンスが簡便で低コストな防波堤を提供すること。
【解決手段】浮上式防波堤であって、水底に間隔を設けて収納し、上下に摺動して水底上に突出可能な一組の支柱と、前記支柱間に敷設し、水底で畳まれた状態から展開可能な敷設体と、前記支柱及び敷設体のうち少なくとも何れかに取り付けた浮体と、からなり、前記浮体に気体を導入することにより、支柱及び敷設体を浮上させて壁体を構築することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】開口部を有する透過型の堤体から構成される透過型海域制御構造物を大型の起重機船を使用せずに安全面及び経済面で有利に構築可能な透過式海域制御構造物の構築方法を提供する。
【解決手段】この透過式海域制御構造物の構築方法は、内部の空洞に連通するように上面、底面、前面及び後面に開口部をそれぞれ有し消波性能を備える透過型の堤体11と、堤体を支持する複数本の基礎杭を備える基礎構造と、から構成される透過式海域制御構造物を構築する方法であって、基礎杭の少なくとも一部53を打設し、堤体を沈下可能な補助浮体Jに載せて設置対象の水域まで運搬し、補助浮体とともに堤体を水中へ沈下させて打設された基礎杭に設置し、補助浮体をさらに沈下させて堤体から離してから移動させ、複数の基礎杭のうちで打設が完了していない基礎杭がある場合、その打設を行う。 (もっと読む)


【課題】陸側の視線を遮らず、補修が簡単で、瞬時に陸側と海側を遮断できる構造物を提供する。
【解決手段】複数本の支柱1と複数段の遮水パネル2とより構成する。この支柱1の海側に複数段に取り付けた水平ピン3と、各水平ピン3を介して基端側を回転自在に取り付けた遮水パネル2と、この遮水パネル2の自由端を吊りあげるメインワイヤ12とで構成する。 (もっと読む)


【課題】耐波設計や現地施工をより簡略化させることにより開発から製造に至るまでの労力をより低減させるとともに、沖側から岸側へ向けて平均流を引き起こさせることに特化することが可能な海水交換促進型消波堤を提供する。
【解決手段】沖側のカーテン壁2の吃水が岸側の不透過堤体3の底面よりも浅くなるようにして、カーテン壁2並びに不透過堤体3を互いに間隔を空けて配置し、カーテン壁2と不透過堤体3との間に遊水室10を形成し、不透過堤体3の底面と海底部との間に海水透過用の下部通水路6が形成されてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】堤体の天端を開放した状態で、堤体の安全性を確保できる壁体を提供する。
【解決手段】堤体の斜面に沿って寝かした板状の壁体、あるいは堤体の天端に水平方向にスライド自在に寝かした板状の壁体である。この壁体を、必要に応じてほぼ鉛直状態まで引き起こすことが可能であるように構成する。 (もっと読む)


【課題】可能最大降水量の増加による洪水とかんばつに対処するために、既存ダムや堤防の頂上部にクラウン(crown)型のコンクリート構造物を追加設置する。
【解決手段】ダム20の天端高Hを高くすることができる上部コンクリート構造物に関するものであり、天端に安着した基底部10と、この基底部10の上部からダム20の長方向に沿って伸びている2つの側壁11,12と、傾斜基底部10a,10c及び側壁11,12の間に配置された1つ以上の内・外側隔壁13,14と、2つの側壁11,12及び基底部10により形成された空間部と、基底部10の下部から垂直に下方に向かって伸び、ダムの内部コアに挿入されるシートパイル15とを備えている。 (もっと読む)


【課題】波浪エネルギーを減衰させると共に、港内外での海水循環を可能とし、防波堤付近への漁船の接近を可能とする防波堤を提供する。
【解決手段】本防波堤1は、海底に造成した基礎マウンド2上に、各側壁部14a、14bに横長開口部10及び縦長開口部11を設けると共に、上面に全面開放の開口部12を設けたブロック本体13を備えた中空消波型被覆ブロック3を、波浪方向と、該波浪方向に対して直交する方向とに夫々複数列敷設し、且つ海面上まで複数積み上げて構成した。これにより、波浪エネルギーを減衰させると共に、港内外での海水循環が可能で、港内の水質が向上され、しかも、防波堤1付近への漁船の接近が可能になる。 (もっと読む)


【課題】平常時にあっては美観上、また交通上の自由度を損なうことなく、且つ緊急時には容易に設置可能な可搬式越水防止装置を提供することである。
【解決手段】本発明は、可搬式越水防止装置において、地中に埋設され地上に開口を有し、所定間隔で配置される複数のポストホールと、平常時は前記ポストホールに収納され、緊急時に前記ポストホールから引き上げ可能な親杭と、前記ポストホールから引き上げた親杭と該ポストホールの隣のポストホールから引き上げた親杭との間に張る横矢板と、を備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


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