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Fターム[2E139AA01]の内容

Fターム[2E139AA01]に分類される特許

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【課題】地震などの水平外力に対する壁パネルの機能を的確に評価して利用できるようにする建物の補強方法を提供する。
【解決手段】複数の柱とその上下に横架される梁とを接合したラーメン構造体と、上下の梁に端部がそれぞれ連結される複数の間柱4と、間柱4に取り付けるためのフレーム51と硬質木片セメント板52とを備えた外壁パネル5とによって構成される建物の補強方法である。硬質木片セメント板52の外側からフレーム51を貫通して間柱に到達するリベット6を打込むことによって、所定の水平外力より大きな水平外力が作用した際には、フレーム51と硬質木片セメント板52との接合が破壊することなくリベット6を挿通させるフレーム51又は間柱4の孔が塑性変形するように硬質木片セメント板52とフレーム51と間柱4とを接合する。 (もっと読む)


【課題】建造物に地震エネルギーが伝わるのを遮断する層を導入することによって建造物の地震による振動を防止する。
【解決手段】建造物に地面に平行な前記建造物を横断する流動層を導入して地振動を上部の建造物に伝達するのを遮断する為、地震の振動エネルギーを球体1又は円筒体の支柱2の自転エネルギーに変換すると同時にその周辺をフィル4で埋めて全体を流動させ、振動エネルギーが建造物に伝達されるのを遮断する耐震建築層。 (もっと読む)


【課題】長尺体を効率的に用いて大きな減衰力を得るようにして柱梁架構内に収めるようにでき、しかも、極端に狭い隙間にしなくても大きな減衰力を得ることができる結果、コストのかかる高精度な製作が要求されず、粘性体又は粘弾性体の充填、配置も容易に行い得る吸振器及びそれを用いた制震構造を提供すること。
【解決手段】吸振器7は、矩形状である八枚の板状の長尺体11と、長尺体11の夫々を間にして長尺体11に対して隙間12をもってその長手方向Xに可動に配されていると共に矩形状である九枚の板状の長尺体13と、断面矩形状であると共に長尺体11が内部14に配された中空の長尺のハウジング15と、長尺体11及び13の夫々の一端部16及び17に設けられていると共に建物の左右柱2及び3並びに上下水平材4及び5への取り付けのための取り付け手段18及び19と、ハウジング15の内部14に配された粘性体20とを具備している。 (もっと読む)


【課題】本発明は、微振動から大地震まで効率よく振動のエネルギー吸収が可能なコンパクトで軽く、極めて設置が容易である制振装置を提供するものである。
【解決手段】本発明の制振装置は、建物の梁23と柱22とで構成される軸組みフレーム21の上下の仕口部24、25間に斜めに取り付けられる制振装置20であって、上部の仕口部24にターンバックル10、上部取り付け金具26を介して上端側が連結される軸体1と、この軸体1に取り付けた一辺に粘弾性体8を含む軸体1を挟んで対称構造の一対の四辺リンク機構部とを具備し、軸体1の振動に伴う変位に連動して一対の四辺リンク機構部を各々変形させて粘弾性体8にせん断力を作用し、そのせん断変形により振動エネルギーを吸収する制振機構部30と、下部の仕口部25に下部取付金具27を介して下端側を連結し、上端側に内蔵したブッシュにより制振機構部30の軸体1を引張り側、圧縮側にスライド可能に支持する支持パイプ4と、を有するものである。 (もっと読む)


【課題】 製造しやすく且つ効率よく地震の振動を減衰する制震装置を提供する。
【解決手段】 支持体と被支持体の地震により生じた第1の所定方向沿いの相対運動をさせることによって支持体と被支持体の破壊を防ぐ制震装置であって、前記支持体と被支持体の一方に固定することができる上ブラケットと、前記上ブラケットから前記第1の所定方向と垂直面上に直交する第2の所定方向に間を空けて前記支持体と被支持体の他方に固定することができる下ブラケットと、前記上ブラケットと下ブラケットとを連結する連結手段とを備えてなり、前記連結手段は、前記上ブラケットと前記下ブラケットとにそれぞれ対応して前記第2の所定方向沿いに延伸してなり、前記上ブラケットと前記下ブラケットとを連結すると共に、前記上ブラケットと前記下ブラケットの第1の所定方向沿いの相対運動に応じて湾曲変形するように構成される少なくとも1つの支持リンクを有する。 (もっと読む)


【課題】 普通鋼に比べコストが高く溶接の品質確保が難しい高強度鋼を用いることなく、部材を折り返して実質の部材長さを長くすることにより、支点間距離が同じであるにもかかわらず、従来の部材の弾性限変形量を超える弾性限変形量を有する超弾性柔要素部材を提供する。
【解決手段】 内筒および外筒からなる構造部材の軸方向の端部に設けられた折り返し部において一体的に結合することにより、構造部材の長さを設置箇所(支点間距離)より長くして弾性限変形量を拡大させ高強度鋼を用いることなく復元性能に優れた構造部材を提供する。 (もっと読む)


【課題】耐震要素としても制震要素としても機能することができる耐震制震機構を提供する。
【解決手段】筒状の外軸材1の内部に内軸材2が挿入されると共に、外軸材の内周部と内軸材の外周部との間に粘弾性体3が接着状態に介設され、外軸材1の内周部に凸部4が一体的に設けられると共に、内軸材2の外周部に溝部5が設けられ、溝部5は、軸材軸線方向に延びる直線状溝部6と、周方向に延びる分岐溝部7とを備え、粘弾性体3が復元状態にあるとき、凸部4は分岐溝部7内に位置して耐震状態を形成し、凸部と分岐溝部との係合を解除する大きさの軸材軸線方向の震動が作用したとき、凸部4は直線状溝部6に誘導され、粘弾性体3が軸材軸線方向にせん断変形を行い震動エネルギーを吸収するようになされている。 (もっと読む)


【課題】耐震要素としても制震要素としても機能し、しかも、耐震状態から制震状態への切換えに特別な操作を必要としない耐震制震機構を提供する。
【解決手段】 対の係合部と、突出部と、付勢力と、摩擦係合とによって耐震状態を形成して耐力要素として機能し、これに遊びと、係合解除機能が加えられ、遊び方向への変位動作によって、制震状態を形成して耐力要素から制震要素に変化するようになされている。遊び方向への変位動作は地震等による震動によってパッシブに行われるようになされている。 (もっと読む)


【課題】従来の免震工法では、建築基準法の基準が厳しく開発費用と工費がかさむこと。既設家屋に免震装置を設置する工法は、家屋の基礎と土台を切り離し土台固定用の架台を設けねばならないこと。免震装置用の基礎を新たに設けたり、工事中は、家主も仮住まいする必要などがあり、それらの問題を解決する既設家屋に対応する耐震工法の提供。
【解決手段】免震装置用アダプターは、L型アダプターにフレームと免震装置固定用ネコ6を設けた上部免震装置用アダプターと、プレート型アダプターに基礎固定用ネコと免震装置固定用ネコ6を設けた下部免震装置用アダプターと、免震装置固定用ネコ6とベースプレートを設けたポスト11によるサポートで構成する免震装置用アダプターに、市販既成免震装置をセットし上下アダプター部位を既設家屋の基礎21と土台22の隙間に挿入してボルト5C、8C、13Cやラグスクリューで固定し免震効果を発現させる。 (もっと読む)


【課題】 現場作業を少なくして短期間で効率良く上部躯体と免震装置の接合ができるとともに、免震装置の免震性能が充分に発揮できる免震建物構造を提供することである。
【解決手段】 上部躯体2と下部躯体3との間に免震装置4が設置された免震建物構造1であり、下部躯体3に設置された免震装置4の上面に上部躯体2の最下階のプレキャストコンクリートの梁5が現場打ち鉄筋コンクリートの連結部6を介して一体接合されるとともに、プレストレス導入用の緊張材35によって緊結されたことである。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で壁内に筋交い状に又は柱に該柱と略平行であって略鉛直方向に伸びて設置できて価格を低減でき、しかも、揺動において異音の発生のない吸振器を提供すること。
【解決手段】吸振器7は、円筒部材からなる中空の外側の長尺体21と、同じく円筒部材からなる中空の内側の長尺体22と、長尺体21の内面23と長尺体22の外面24との間の円筒状の隙間25に、これら長尺体21及び22の内面23及び外面24に夫々接触して配された粘性体26と、開口端27側の一端部28を有する長尺体21の軸方向Xの閉塞側の他端部29及び長尺体22の閉塞側の一端部30の夫々に固着された矩形状の取付板部材31及び32と、長尺体21の一端部28における長尺体21の内面23と長尺体22の外面24との間の隙間25を保持する保持手段33とを具備している。 (もっと読む)


【課題】効率良く振動のエネルギー吸収が可能で、建物の剛性を高める耐震機能を併せ持つ制振装置を提供する。
【解決手段】建物の軸組みフレームに取り付けられる制振装置20であって、上部取付金具を用いて軸組みフレームの上部仕口部に連結された一対構成のブレース9と、軸組みフレームの下部に設置された箱型状のケース1と、このケース1に設けた一対の軸2により隅部を回動可能に支持された一対構成の可動プレート8と、粘弾性材14とこの粘弾性材14を挟んだケース取付板13、プレート取付板12とを具備し、ケース1と可動プレート8との間に介在配置した粘弾性体4と、可動プレート8の他端側に配置した前記可動プレート8を介してブレース9に張力を作用する張力付与機構部17とを具備し、軸2とプレート取付板12の可動プレート8に対する取り付け位置との寸法を、軸2と前記隅部との寸法より大きく設定する制振機構部を有する。 (もっと読む)


【課題】構造物の揺れを検知したときに速やかに制振を行うことができ、且つ、大きな揺れを十分に低減させることができる制振機構を提供することを目的とする。
【解決手段】構造物1の揺れを制御する制御力Fを加えることで構造物1の揺れを低減させる制振機構において、互いに直列に連結される油圧式加力装置6及び電磁式加力装置7と、構造物1の揺れを検知する振動センサ4と、振動センサ4からのセンサ信号に基づき油圧式加力装置6及び電磁式加力装置7の駆動を制御する制御手段5と、が備えられ、振動センサ4により構造物1の揺れを検知したとき、制御手段5により油圧式加力装置6及び電磁式加力装置7が起動するとともに油圧式加力装置6がロックされ、油圧式加力装置6のアイドリング終了後に、油圧式加力装置6のロックが解除される。 (もっと読む)


【課題】鉄塔や照明柱など上下方向に長い塔状構造物の制振方法および装置に関する。
【解決手段】制振しようとする塔状部材の上端部に制振装置を取り付ける塔状部材の制振方法であって、前記制振装置は、取り付け個所を支点とする、力学的に単振り子に置換することが可能な部材で、例えば、底部が開放されている傘状部材で、その頂部には、制振しようとする塔状部材が挿通する開口部と、前記開口部の外周部に取り付けられ、前記傘状部材を前記塔状部材の材軸中心まわりに回転可能とし、且つ、前記頂部を支点とする力学的な単振り子運動を可能とする環状の回転機構を有し、前記塔状部材に回転可能に取り付けられている。 (もっと読む)


【課題】小から大にわたる広い変形領域において制震効果を発揮することができ、しかも、構造計算上の耐力の評価が容易で、加えて、大変形時の残留変形を抑制ないしはなくすことができる制震機構を提供する。
【解決手段】粘弾性体4に変形を行わせて震動エネルギーを吸収する粘弾性体制震機構11と、金属5に塑性変形を行わせて震動エネルギーを吸収する履歴型制震機構12とが組み合わされ、金属5が粘弾性体制震機構11の粘弾性体4の変形を抑制する働きをし、粘弾性体4が変形後の金属5を復元させる働きをするようになされている。 (もっと読む)


【解決手段】構造枠材用のブレース構造体のブレース部材と関連して使用される降伏ヒューズが提供されている。この装置は、ブレース構造体が引張力荷重下または圧縮力荷重下にあり、ブレース部材が軸方向に移動したときに撓降伏するアームまたは要素を含んでいる。本発明の装置は、特に大量受注製鋳造装置に利用することができる。この装置は、地震の際のブレース利用に適している。
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【課題】温度によって性状が変化する温度依存性のある粘弾性体や粘性体を震動エネルギーの吸収要素として用いるものでありながら、年間を通じて安定した効果的な制震作用を行うことができる制震機構を提供する。
【解決手段】粘弾性体6が複数備えられ、そのうちの全部又は一部に震動エネルギーの吸収を行わせる第1の状態と、それよりも少ない一部に震動エネルギーの吸収を行わせる第2の状態とに切り換える切換え機構11が備えられると共に、一定温度以上で第1の状態を形成し、その温度を下回る温度で第2の状態を形成すべく、前記切換え機構11に状態の切換えを行わせる形状記憶バネなどによる制御機構12,13が備えられている。 (もっと読む)


【課題】部材数を少なくして、振動エネルギーを吸収することが可能な制振構造体及び金属構造部材を提供すること。
【解決手段】建築物に設置される板状の板部材110、510と、建築物にかかる荷重を支持し、板部材と対向する対向面を有する金属製の構造部材120、520と、板部材と構造部材の対向面との間に配設され、板部材と構造部材の対向面とを相互に接続するシール材140とを備え、シール材は、板部材と構造部材との間の変位に依存する弾性力及び板部材と構造部材との間の相対移動速度に依存する粘性力のうち少なくともいずれかによって、板部材と構造部材によって生じる振動エネルギーを吸収することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】橋脚やビルディング等の建造物において、簡易な構造で大きな制振効果を得ることが出来る制振構造を提供する。
【解決手段】コンクリート基礎50に立設されてベースプレート40を貫通するアンカーボルト20と、アンカーボルト20の先端部に螺合するナット30とによって、コンクリート基礎50上にベースプレート40を締結した建造物において、アンカーボルト20を包囲してナット30とベースプレート40との間に介在する筒状のダンパー部材10が配備される。そして、ダンパー部材10の一方の開口端部がナット30に対してアンカーボルト20の長手方向の接近離間が不能に連結されると共に、ダンパー部材10の他方の開口端部をベースプレート40に対してアンカーボルト20の長手方向の接近離間が不能に連結されている。 (もっと読む)


【課題】小さい幅寸法で高い剛性をもたせることができて、制震材に効率良く震動エネルギーを吸収させることができる制震構造を提供する。
【解決手段】複数本の鋼管3…が縦向きで隣接並列状態に配置され接合一体化された鋼管剛体パネル1を剛体要素とし、該鋼管剛体パネル1の動きを制震材2に伝え、該制震材2に震動エネルギーの吸収を行わせるようになされている。制震材2は、粘弾性体ダンパー10と保持材11,12とをスライド嵌合させたものからなっているとよい。 (もっと読む)


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