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Fターム[2E139AA01]の内容

Fターム[2E139AA01]に分類される特許

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【課題】 建築物の基礎部の直下の位置で水が溜まり続ける人工地盤構造を採用することで新たな免震効果を得る。
【解決手段】 基礎部4の上に建物部2が構築されており、基礎部4の直下の位置の地中内には防水層10が埋設されている。防水層10は、底部と底部の端部から上方に延びた側部とを有し、地中水位が上昇した際に側部の内側に水が溜まり、地中水位が下がった後も側部の内側に水が溜まり続ける。溜まり続ける水により、地震が発生した際の建築物の震動が軽減される。 (もっと読む)


【課題】剛性の異なる2つの構造物の間を制振部材で連結することにより制振する制振建物において、風荷重などの静的な荷重が作用する場合であっても低剛性の構造物に大きな変形が生じないようにする。
【解決手段】制振建物10は、異なる固有周期を有する外部構造20及び内部構造30と、一以上の高さ位置において内部構造30と外部構造20とを連結するように設置され、内部構造30と外部構造20との相対変位に応じて、変形することにより振動エネルギーを吸収する制振ダンパー41と、制振ダンパー41の変形を許容した状態と、制振ダンパー41の変形を拘束した状態とを実現しうるロック手段42と、を備える。 (もっと読む)


【課題】上部構造の不均一化による問題点を解決するために、基礎構造として杭基礎を採用し、杭と免震支承とで連成ばねの剛性を調整することで、建物下層の任意階の床レベルが一定となる高品質の免震建物を低コストで提案することを目的とする。
【解決手段】基礎構造の上に免震ばねとして機能する複数の免震支承を介して上部構造を支えてなる免震建物において、基礎構造2を複数の杭6を埋設した杭基礎とするとともに、各杭の上面と上部構造12の底部との間に免震支承10を挿入して、これら杭6と免震支承10とを組み合わせて連成ばねを構成し、各連成ばねの杭の鉛直剛性をK、そのばねの免震支承10の鉛直剛性をKとするとともに、各免震支承10が支える柱の長期軸力をNとするとき、N(K−1+K−1)が全ての連成ばねにおいてほぼ一定となるようにすることで、上部構造12の自重に抗して上部構造の任意の階の床レベルを均一化するように構成している。 (もっと読む)


【課題】原理的にはTMDと同様に機能するものの、従来一般のTMDのように格別の付加質量を必要とせずに、充分な応答低減効果が得られる制振構造とその諸元設定方法を提供する。
【解決手段】建物内の任意の層間(たとえば1階と2階との間)に中段階(たとえば中2階)として使用する中間層5を設置し、中間層の躯体を上層および下層の躯体に対してそれぞれ上下の支持部材(吊り材6および間柱7)を介して水平変位可能に支持し、中間層と上層または下層との間には付加バネ10を介装し、中間層と上下の支持部材と付加バネにより構成される付加振動系を建物内に設ける。中間層の質量mと、中間層と上層との間の層剛性k01と、中間層と下層との間の層剛性k02と、付加バネのバネ定数kとにより定まる付加振動系の固有振動数を、建物の固有振動数に同調させる。 (もっと読む)


【課題】隣り合う柱間の距離に拘わらず、制振装置を容易に取り付けることができる制振壁構造および制振壁構造の施行方法を提供する。
【解決手段】左右一対の柱3,3間に、内部に制振装置6を備えた制振壁体(左右一対の構造材7,7、上壁部8、下壁部9、制振装置6によって構成されている)5が設けられ、この制振壁体5の構造材7の上端部と上壁部が前記横架材1にガセット10によって連結され、制振壁体5の構造材7の下端部が基礎4に連結金物15によって連結されているので、隣り合う柱6,6間の距離に拘わらず、制振装置6を容易に取り付けることができる。 (もっと読む)


【課題】個々の動吸振器における質量体の重量が小さくなっても従来の動吸振器と同等以上の振動吸収効果を発揮でき、かつ既存の鉄骨建造物への設置が容易である分散型動吸振機構およびその設置方法を提供する。
【解決手段】鉄骨建造物1に設けられる動吸振機構であって、質量体13を有し、質量体13が鉄骨建造物1に対して振動エネルギが加わると運動するように設けられている複数の動吸振器10を備えており、全ての動吸振器10における質量体13の合計重量が、動吸振機構を設ける鉄骨建造物1の重量の1%以上である。複数の動吸振器10の質量体13を合計した合計重量と同じ重量の質量体を有する従来の動吸振器と同等以上の振動吸収効果を得ることができる。しかも、個々の動吸振器10における質量体13はその重量が軽くてもよいので、所望の場所に設置することができ、設置作業も容易になる。 (もっと読む)


【課題】 支持部材と被支持部材との間で生じた圧縮力及び引張力に対して必要な耐力を維持することができる防振部材を提供する。
【解決手段】 本発明の防振部材20は、躯体11および天井仕上材12を連結する防振部材20であって、躯体11と天井仕上材12との間で生じた引張力および圧縮力を吸収する弾性体22を備えている。この構成により、弾性体22が、躯体11と天井仕上材12との間で生じた引張力および圧縮力を吸収することができるので、防振部材20が、躯体11と天井仕上材12との間で生じた圧縮力及び引張力に対して必要な耐力を維持することができる。 (もっと読む)


【課題】従来に比して、より効果的に建物躯体の補強を行うことが可能な建物躯体の補強構造を提供することを目的とする。
【解決手段】上下の構造材1aと左右の構造材1bとで形成されたフレーム1内に制振補強体2が組み込まれ、この制振補強体2は、上部補強部2aと下部補強部2b、これら上部補強部2aおよび下部補強部2bの互いに対向する上下端面間に設けられる制振部材2cとを備えており、上部補強部2aおよび下部補強部2bは、フレーム1内に、このフレーム1と平行に設けられ、多角形状に形成された板材3と、この板材3の両面の少なくとも周縁部に取り付けられ、複数の枠材4a,4b,4c,4dを多角形状に枠組みしてなる枠体4とをそれぞれ有することを特徴とする建物躯体の補強構造。これにより、制振機能を十分かつ確実に発揮できるとともに、上部補強部および下部補強部自体の強度を向上できる。 (もっと読む)


【課題】滑り材を均等に圧着できる摩擦ダンパー及び摩擦ダンパーユニットを得る。
【解決手段】摩擦ダンパー10は、板材20〜38と、板材20〜38に固定された滑り材68と、滑り材68に当接する相手板44〜60と、板材20〜38の最外部に一対設けられた締付板65、66と、を有している。ここで、滑り材68が、貫通孔72の穴芯を中心とした所定の範囲を被っており、この貫通孔72を貫通するPC鋼棒74と締付板65、66の組合せによって、摩擦面が均等かつ有効に押圧される範囲を特定できるので、摩擦力および滑り材68の耐久性を管理することができる。また、滑り材と相手板材が複数あり、摩擦面が多段となっているので、滑り材68の面積を小さくして摩擦ダンパー10の形状を小さくしても、全体の摩擦面積を減少させなくて済む。このため、摩擦ダンパー10の形状をコンパクト化することができる。 (もっと読む)


【課題】構造物に発生するせん断変形及び曲げ変形を抑制し、かつ、せん断変形を抑制する効果を曲げ変形によって低下させない制振構造物を提供する。
【解決手段】構造物12の複数階層に跨ってダンパー部材16と剛性部材18を備えた制振機構14を配置する。ダンパー部材16は下部梁24と中間部材26の間に配置され構造物12にせん断変形が発生したときに変形し、剛性部材18は上部梁22と中間部材26の間に配置されている。剛性部材18は、構造物12にせん断変形が発生したときのダンパー部材16の変形方向と構造物12に曲げ変形が発生して支持部材28が軸方向に変形したときのダンパー部材16の変形方向とが同じになるように配置されている。よって、構造物12に発生するせん断変形及び曲げ変形を抑制することができ、かつ構造物12に発生するせん断変形を抑制するダンパー部材16の効果を曲げ変形によって低下させない。 (もっと読む)


【課題】板壁、特に伝統的な木造軸組による板壁を対象として、その減衰性能を向上させ得る構造を提供する。
【解決手段】木造建物における左右の柱間に横長帯板状の壁板2を多段に積み重ねて装着し、それら壁板間に形成される各段の横目地にダボを介装し、そのダボの全てもしくは一部を木製ダボ4に比較して減衰性能に優れる制震ダボ5とする。制震ダボ5は木材からなる本体部材と減衰材料からなる減衰部材とを組み合わせて一体化した構造とすることが好ましく、本体部材と減衰部材とをいずれも板状として減衰部材の両面に本体部材を一体に固着するか、柱状の本体部材に中心孔を設けて棒状の減衰部材を嵌入すると良い。制震ダボ5を耐震板壁全体に均等に分散配置するか、あるいは制震ダボ5を所定段の横目地にのみ集中配置して他の段の横目地には木製ダボ4を配置すると良い。 (もっと読む)


【課題】地震発生時、下部構造体に作用する地震力が上部構造体へ直接伝達されるのを抑制し、強風が上部構造体に作用した場合、上部構造体の風揺れを抑制し、上部構造体の水平方向への変位を比較的短時間で減衰させることの可能な免震用すべり支承装置。
【解決手段】構造物Bの下部構造体B1への下方取付け部11と上部構造体B2への上方取付け部14を備え、上下の取付け部11,14間にすべり支承機構10を備えていて、下部構造体B1と上部構造体B2との水平方向への相対変位を許容しながら、上部構造体B2の荷重を下部構造体B1に伝達して支持する免震用すべり支承装置で、すべり支承機構10と上方取付け部14の間に水平方向へ変位可能な弾塑性体8を介在し、すべり支承機構10による水平方向への相対変位が生じない状況下で、弾塑性体8による水平方向への相対変位が生じるように設定してある。 (もっと読む)


【課題】開口部の変形抑制効果を高めることのできる建物を得る。
【解決手段】開口部フレーム21は、離間対向して配される一対の縦桟22,23と、その一対の縦桟22,23との間に設けられる横桟24とを備えている。縦桟22,23は、その上端部と天井大梁12との間に所定の隙間が形成された状態で、その下端部が床大梁13に連結されている。横桟24は、そのような一対の縦桟22,23の間において上部位置に連結されている。一対の縦桟22,23と横桟24と床大梁13とにより囲まれた空間が開口部25となっている。縦桟22の上端部近傍には、その側面部と天井大梁12とを連結するオイルダンパ等のダンパ26が取り付けられている。開口部フレーム21を支持するために開口部フレーム21に対して高剛性フレーム31が連結されている。 (もっと読む)


【課題】相手板材の錆による摩擦係数の変動を抑制できる摩擦ダンパーを得る。
【解決手段】摩擦ダンパー10は、主に、板材12と、滑り材14と、相手板18、22と、保護板16、20と、で構成されている。地震等の揺れが生じると、滑り材14と保護板16、20との界面で摩擦力が発生し、揺れの振動エネルギーが徐々に減衰され、建物100の制震が行われる。ここで、保護板16、20がステンレス板であり、相手板18、22の表面が保護板16、20で防錆されている。このため、保護板16、20と滑り材14との間の摩擦面において、錆による摩擦力F1又はF2の変化が起こりにくく、摩擦ダンパー10の制震効果を維持できる。また、相手板18、22の表面に防錆のための表面処理を施す必要がなく、保護板16、20を貼り付けるのみでよいので、摩擦ダンパー10の施工が容易となる。 (もっと読む)


【課題】滑り材の熱を逃がすことができる摩擦ダンパーを得る。
【解決手段】摩擦ダンパー10は、主に、板材12と、滑り材14と、相手板16、18とで構成されている。地震等の揺れが生じると、滑り材14と相手板16、18との界面で摩擦力が発生し、揺れの振動エネルギーが徐々に減衰され、建物100の制震が行われる。ここで、摩擦力が発生するとき、滑り材14又は相手板16、18が発熱するが、相手板16、18は、熱伝導率が80W/m・K・秒以上の鉄板を用いており、局部的な熱拡散の程度が平均的な熱拡散の程度に比して十分大きくなっているので、発生した熱が建物100の躯体へ速やかに放散する。このため、短時間の地震応答に対しては摩擦力が低下せず、長時間の地震応答に対しては滑り材14が溶融したり破壊したりすることがないので、摩擦ダンパー10の制震効果を維持できる。 (もっと読む)


【課題】建築物に設置し、地震、風等の外力に対する建築物の応答を低減させる、履歴ダンパーと粘弾性ダンパーを組合わせた複合ダンパーを提供する。
【解決手段】建物の柱梁架構を構成する構面内に配置される履歴ダンパーと粘弾性ダンパーを備え,前記履歴ダンパーは前記構面を構成する左右の柱間に配置するエネルギー吸収部位と柱材からなる間柱型ダンパーであり,前記履歴ダンパーのエネルギー吸収部位は前記履歴ダンパーの一方の端部側に配置され,前記粘弾性ダンパーは,前記履歴ダンパーと前記構面を形成する左側柱または右側柱の間の少なくとも一方に,前記履歴ダンパーのエネルギー吸収部位と直列で、かつ前記履歴ダンパーの柱材とは別系統の力学的経路を有するように配置する。 (もっと読む)


【課題】 建物内に組込まれる塔状構造体が、通常時は剛構造で、大地震時には自動的に柔構造に変換される立体駐車装置を提供すること。
【解決手段】 鉛直方向に設けた主柱10と水平方向に設けた梁11とによって形成された立駐塔2が建物B内に組込まれ、この立駐塔2の少なくとも1面が建物躯体Fから外部に面しており、前記立駐塔2の横剛性を高めるための架設構造部材に、この立駐塔2が大きく揺れても破壊されない高剛性斜材41と、立駐塔2が大きく揺れると破壊される低剛性斜材42とを混在させて配設する。 (もっと読む)


【課題】軸組と壁の両方を制震化することにより、古民家の耐震性を向上させることができる木造建物の制震化工法を提供する。
【解決手段】軸組を構成する各柱2と足固め5の仕口部に制震ダンパー6を取り付ける。軸組の構面に構造用合板10を取り付ける。構造用合板10は軸組を構成する柱2,2、桁3、足固め5および間柱7の各側面部にテープ状に成形した粘弾性体11によって取り付ける。粘弾性体11は建物の小変形に対して作用し、制震ダンパー6は建物の大変形に対して作用するように取り付ける。 (もっと読む)


【課題】硬化性充填材を均一な状態に注入することでベースプレート支持力のバラツキを抑え、且つ、全体工程として効率よく作業を実施できるようにする。
【解決手段】基礎コンクリート1上に、ベースプレート4を介して設置対象物2を設置するに当たり、前記基礎コンクリート1と、前記ベースプレート4との隙間空間Vに、硬化性充填材7を注入して前記基礎コンクリート1と前記ベースプレート4との一体化を図るベースプレート設置方法において、前記基礎コンクリート1のコンクリート打設に先だって、コンクリート打設空間に、複数のベースプレート取付用アンカー5を埋設する状態に配置しておくと共に、前記基礎コンクリート1中を通して前記隙間空間Vへ硬化性充填材7を注入する為の注入孔確保部材8を、ベースプレート設置平面範囲の中央部に少なくとも一つの注入孔出口が位置する埋設状態に配置しておき、前記コンクリート打設空間にコンクリートを打設する。 (もっと読む)


【課題】ビル、集合住宅等において地震波を緩衝させる技術を提供する。
【解決手段】ボーリングにより岩盤に到達した穴に鋼管12を差込み、鋼管12の上端を地中に設けられた基礎鉄骨13に溶接接合する。基礎鉄骨13にウルトラスーパースチールパイプ1を立設する。ウルトラスーパースチールパイプ1は建物の周囲に垂直に設置される。建物は上下方向に4分割され、第1スラスト区分10、第2スラスト区分7、第3スラスト区分5、第4スラスト区分4とされる。各スラスト間に設けられる上下スラスト研磨鋼板をスラストさせることにより地震波を緩衝させる。各スラストはウルトラスーパースチールパイプ間繋ぎ鋼線ワイヤー2と鉄骨繋ぎ鋼線ワイヤーにより接合される。 (もっと読む)


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