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Fターム[2E139BB36]の内容

異常な外部の影響に耐えるための建築物 (12,908) | 付加重錘を用いた制振装置(質量ダンパ) (528) | 付加重錘の支持手段 (218) | 付加重錘を回転可能に支持するもの (36)

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【課題】従来の制振装置に較べて減衰量を増大して、制振効果を向上させる建築物の制振装置を実現する。
【解決手段】ワイヤ6、建築物4に設けられた減衰器7及び2組の滑車群11、12を備え、ワイヤ6の途中にワイヤ6と建築物4の相対的な移動量に応じた減衰力を生じる減衰器7を介装し、ワイヤ6の両端側を、それぞれ滑車群11、12を介して張設し、両端部は、建築物4の左右に固定し、ワイヤ6の両端側は、それぞれ固定した端部から、滑車群11、12を構成する複数の滑車16〜18間を蛇行するように往復して張設され、減衰器7に向けて延びている。 (もっと読む)


【課題】一構面内に複数のダンパーを2段にわたって設置する場合において、各ダンパーを効率的に作動させ得る有効適切な制震構造を提供する。
【解決手段】構面内にV形ないしΛ形のブレース3を設け、第1のダンパーをその軸線がブレースの頂点Oを通る状態で接合部材4に対して接続する。第2のダンパーを接合部材に対してブレースの頂点の位置で鉛直面内において相対回転可能にピン接合するとともに、構面に対して面内水平方向にスライド可能かつ鉛直方向に変位不能に支持して設置する。第1のダンパーをオイルダンパー7aとし、第2のダンパーを慣性質量ダンパー7bとしてそれに付加ばね8を直列にかつ鉛直面内において相対回転可能にピン接続する。 (もっと読む)


【課題】付加バネを一体に組み込むことによってそれ自体で優れた性能を確保し得る有効適切な慣性質量ダンパーを提供する。
【解決手段】外装シリンダー11内にダンパー本体20と付加バネとしてのバネ部材30とを直列に接続して一体に組み込む。ダンパー本体は外装シリンダー内において軸方向に変位可能かつ回転不能に支持されたボールネジ軸21と、ボールネジ軸に螺着されて外装シリンダー内において回転可能かつ軸方向に変位不能に保持されたボールナット22と、ボールナットの回転により回転せしめられる回転錘23とを有する。付加バネとしてのバネ部材30は複数の皿バネ40が積層された1組の皿バネ群を有し、その皿バネ群の全体が外装シリンダーの軸方向に相対変位可能な状態で弾性的に伸縮可能に組み込まれて圧縮および引張の双方に対応する構成とする。 (もっと読む)


【課題】小型でかつ加えられた振動をフライホイールによる慣性モーメントと磁気粘性流体で調整可能な抵抗力とで減衰でき、更に磁気粘性流体攪拌用の振動を与えなくても磁性粘性流体が機能を発揮するようにする。
【解決手段】減衰装置1は、第1のシリンダー10と第2のシリンダー20とで形成されたケーシング30を備える。第1のシリンダー10に進退動できるスリーブ40が配置され、スリーブ40にはボールナット42が取り付けられ、スリーブ40の進退動はボールねじ43で回転運動に変換され第2のシリンダー20内のフライホイール50を回転させる。フライホイール50と第2のシリンダー20の内面と間に密閉領域46が形成され、磁気粘性流体49が封入されている。第2のシリンダー20の内周にはフライホイール50を磁気回路の一部として密閉領域46を横切る強度調整可能な磁場Mを形成する磁場形成手段60が配置されている。 (もっと読む)


【課題】構造物の振動を適切に抑制できるとともに、構造物、マスダンパ、第1および第2ケーブルに過大な応力が発生するのを防止することができる振動抑制装置を提供する。
【解決手段】振動抑制装置1は、一端部が構造物2の第1部位に接続された第1および第2ケーブル11,12の他端部と、構造物の第2部位とに、両ケーブルの反力が互いに反対方向に作用するように接続されたマスダンパ5を備えており、第1ケーブルの所定のプレテンションは、構造物の振動に伴って第2部位が第1部位に対して所定方向のうちの一方の方向に第1所定値よりも大きく相対変位したときに、第1ケーブルの伸びがなくなるように設定されており、第2ケーブルの所定のプレテンションは、構造物の振動に伴って第2部位が第1部位に対して所定方向のうちの他方の方向に第2所定値よりも大きく相対変位したときに、第2ケーブルの伸びがなくなるように設定されている。 (もっと読む)


【課題】簡略な構成で梁貫通孔も支障なく確保し得る有効適切な梁の振動低減機構を提供する。
【解決手段】本体梁2が接合されている柱1または本体梁の端部に対して基端が固定され先端が自由端とされた短スパンの片持ち梁8を設けて、該片持ち梁を本体梁の側部において本体梁に対して上下方向に相対振動可能に並設する。片持ち梁の先端と本体梁との間に回転慣性質量ダンパー3を介装し、回転慣性質量ダンパーと片持ち梁とにより構成される付加振動系の固有振動数を主振動系としての本体梁の固有振動数に同調させる。片持ち梁をトラス材により構成する。回転慣性質量ダンパーと本体梁または片持ち梁との間に、片持ち梁とともに付加振動系の固有振動数を調整するための付加ばねとしての板ばね11を介装する。 (もっと読む)


【課題】既存建物を対象とする有効適切な制震補強構造を提供する。
【解決手段】既存建物1の外部に増築部5を増築し、増築部の屋根部を既存建物の躯体と一体に挙動する水平架構8により構成し、水平架構の下部に水平架構と一体に挙動するトラス架構10を設け、トラス架構と増築部の床部との間に、既存建物の振動が水平架構およびトラス架構を介して伝達されて作動する回転慣性質量ダンパー6を介装する。既存建物の振動が水平架構およびトラス架構を介して伝達されて作動するオイルダンパー13を回転慣性質量ダンパーと並設する。 (もっと読む)


【課題】様々な規模、形態の建物に広く適用可能な3次元免震システムを実現する。
【解決手段】免震ピット1内に免震基礎2を上下免震装置としての空気バネ3により上下方向に免震支持し、免震基礎上に建物5を積層ゴム4等の水平免震装置により水平方向に免震支持する。免震基礎と免震ピットの側壁との間に、免震基礎の水平変位拘束機構としての積層ゴム6を介装する。免震基礎の周縁部と免震ピットの底面との間に、建物のロッキングを抑制するためのロッキング抑制装置として、免震基礎の上下振動によって作動する回転慣性質量ダンパー8と板バネ9等の付加バネとからなるTMD機構7を介装し、その固有周期をロッキング周期に同調させる。 (もっと読む)


【課題】構造物への取り付け場所の自由度が大きい制振装置を提供する。
【解決手段】制振装置10は、第1連結部22で回転可能に連結された第1アーム12、14と、第2連結部26で回転可能に連結された第2アーム16、18を有している。第1アーム12と第2アーム18の他端は、構造物の第1固定部と固定される第1取付金具21とそれぞれ回転可能にピン接合20されている。第1アーム14と第2アーム16の他端は、構造物の第2固定部と固定される第2取付金具25とそれぞれ回転可能にピン接合24されている。第1連結部22と第2連結部26の間には、第1連結部22と第2連結部26を外側に押し広げて、回転ダンパー100が取り付けられている。回転ダンパー100の両端部は、第1アーム12の先端部36、及び第2アーム12の先端部38とそれぞれピン接合37、39されている。 (もっと読む)


【課題】電算センターなどの建物の床梁の構造として適用してその上下動を効果的に抑制可能な有効適切なトラス梁の構造を提供する。
【解決手段】上弦材1としての床梁を本体部1Aとその両端部のブラケット部1Bとにより構成し、柱5に対して剛接合したブラケット部に対して本体部を上下方向に相対回転可能にピン接合する。下弦材2としての下階の床梁の両端を柱に対して剛接合し、束材3としての間柱および斜材4としてのブレースを下弦材とブラケット部との間に設置して、それら下弦材と束材と斜材とブラケット部とにより主架構6を構成する。本体部と下弦材との間に、回転慣性質量ダンパー8と同調ばね9とが直列に接続されて本体部の主架構に対する上下方向の相対振動を制御するTMD機構7を介装する。 (もっと読む)


【課題】固有周期が異なる複数の構造物に対して共通の屋根となる一体型の大屋根を設置する際に、当該大屋根を活用して、これら複数の構造物の応答を効果的に低減させることが可能になる大屋根を用いた複数構造物の制震システムを提供する。
【解決手段】固有周期が異なる複数の構造物A、Bの上部に、支持材13を介して一体の大屋根10を水平方向に相対変位可能に設置するとともに、構造物A、Bと大屋根10との間に、互いの上記相対変位により回転して付加質量を付与する回転慣性質量ダンパ17と上記相対変位により伸縮するバネ材18とを直列に接続し、かつ上記相対変位を減衰させる減衰要素19を上記回転慣性質量ダンパまたは上記バネ材と並列に配置してなる複合ダンパ16を設置した。 (もっと読む)


【課題】高さおよび固有周期が実質的に同等である複数の建物への適用を可能とする連結制震構造を提供する。
【解決手段】高さおよび固有周期が実質的に同等である複数の建物A,Bを対象とする連結制震構造であって、いずれかの建物Aに対して回転慣性質量ダンパー3を付加することにより当該建物Aを制震構造建物としてその建物A全体の固有周期を他の建物Bの固有周期よりも長周期化せしめたうえで、当該建物Aと他の建物Bとをダンパー1により連結する。 (もっと読む)


【課題】ケーブルに付与されるプレテンションが比較的小さい場合でも、構造物の振動中に回転マスの回転慣性効果を適切に得られ、それにより、構造物の振動を抑制することができる振動抑制装置を提供する。
【解決手段】振動抑制装置では、構造物5に連結されたケーブル31,31に、テンションがあらかじめ付与されており、構造物5の振動により発生し、ケーブル31,31を介して伝達された構造物5の変位が、変換機構によって回転体の回転運動に変換される。また、構造物の振動中、回転体から回転マスへの回転力の伝達に伴って発生する回転マスからの反力が、ケーブル31,31のテンションを増大させる方向に作用するときには、伝達機構によって、回転体から回転マスへの回転力の伝達が許容され、回転マスからの反力がケーブル31,31のテンションを低減させる方向に作用するときには、回転体から回転マスへの回転力の伝達が遮断される。 (もっと読む)


【課題】構造体が損傷することを回避することが可能な接合部の制振構造を提供する。
【解決手段】互いに接合しようとする2つの部材、及び、前記2つの部材を重ね合わせた部位を圧接する圧接力を付勢する圧接力付勢部材を有し、前記2つの部材が相対移動するときに発生する第1の減衰力により前記相対移動を抑制する相対移動抑制機構と、前記相対移動に係る直線移動動作を、回転動作に変換して前記第1減衰力を打ち消す方向に力を付与する運動変換機構と、を有する。 (もっと読む)


【課題】鉄骨造の山形ラーメン架構に適用する有効適切な制振システムを提供する。
【解決手段】山形ラーメン架構1における柱3と梁2との剛接合点の近傍位置に回転慣性質量ダンパー7を設置し、その回転慣性質量ダンパーに対して山形ラーメン架構の振動を伝達するための線状体8を柱および梁に沿って配設して、その線状体を柱の脚部および梁の中央部と回転慣性質量ダンパーとの間に張設し、回転慣性質量ダンパーと線状体とにより構成される制振機構6の固有振動数を制振対象の山形ラーメン架構の固有振動数に同調させる。 (もっと読む)


【課題】従来一般のTMDのように大きな付加質量を必要とすることなく、優れた振動低減効果が得られる有効適切な機構を提供する。
【解決手段】梁1の長さ方向中間部に回転慣性質量タンパー5を設置し、梁の側部に張設した斜材6により梁の曲げ変形を回転慣性質量ダンパーに伝達し、回転慣性質量ダンパーと斜材と付加バネ7とにより構成される付加振動系の固有振動数を梁の固有振動数に同調させる。梁の端部に対する斜材の両端部の連結点Pを梁端よりも梁中央側にずらした位置として、連結点と梁端との間に所定の離間距離Lを確保する。付加振動系の全てを梁の梁成の範囲に納まるように設置する。 (もっと読む)


【課題】ワイヤー等の曲げ剛性のない吊り材により吊り支持されて振り子として振動する吊り構造物の振動を速やかに減衰させる。
【解決手段】重心位置を揺動中心8とするロッキング揺動体6を吊り元7に回転支承9を介して揺動自在に設置する。ロッキング揺動体6の揺動により抵抗力を生じてその揺動を減衰せしめる減衰機構10を付加する。ロッキング揺動体6の重心位置8の直下を吊り点11としてそこから質量体2を吊り材1により吊り下げ、吊り材1の長さL1により定まる質量体2の固有振動数と、揺動中心8から吊り点11までの距離L2により定まるロッキング揺動体6の揺動における固有振動数とを同調させる。 (もっと読む)


【課題】回転慣性質量ダンパーを備える制震装置の性能を向上させて、構造物を効果的に制震する。
【解決手段】ω/ωd<1.0とし、且つ倍率αmが1よりも大きくなるように、回転慣性質量ダンパー200及びバネ400の諸元を設定することで、回転慣性質量mdが増幅される。言い換えると、回転慣性質量による外力に対する抵抗(ダイナミックマス効果)が増幅される。よって、小さな質量体178で大きな回転慣性質量が得れるので、構造物10が効果的に制震される。 (もっと読む)


【課題】ピロティ形式の建物の長所を損なうことなくその耐震性を充分に確保し得る有効適切な構造を実現する。
【解決手段】ピロティ形式の建物の主体構造1に対して独立に挙動して付加バネとして機能する付加ラーメン架構2をピロティ階の床面上に設置し、付加ラーメン架構と主体構造との間に慣性質量ダンパー4を備えた制振機構3を介装して応答低減機構として機能する付加振動系を構成し、その固有振動数f0を主体構造の1次固有振動数f1に同調させる。あるいは付加ラーメン架構を主体構造と一体に挙動するように設置して、付加ラーメン架構とピロティ階の床面との間に制振機構を介装する。制振機構に慣性質量ダンパー4と並列に付加減衰要素5を備える。付加ラーメン架構の水平剛性(付加バネ)k0をピロティ階の層剛性k1の0.05〜0.30倍の範囲に設定する。 (もっと読む)


【課題】 入力削減機構による絶対応答が制振対象構造物の固有振動数より高い周波域で一定値に収束しないようにする。
【解決手段】 基礎4上の剛柱5の頂部に設けたブラケット6に、梃子7の上端部を支点となるピン8で揺動可能に連結する。梃子7の支点近くに、制振対象構造物mに設けたブラケット9をピン10で揺動可能に連結する。梃子7の下端部に所要の質量mを取り付けて、入力削減機構を形成する。更に、基礎4上に設けたアクチュエータ11により所要の質量mと一緒に梃子7を揺動させることができるようにする。地震発生時に基礎4の変位に伴って制振対象構造物mが揺れるときに、梃子7の作用により入力を削減すると共に振動の長周期化を図り、更に、アクチュエータ11の制御力により所要の質量mと一緒に梃子7を揺動させて、入力削減機構が有する制振対象構造物の固有振動数より高い周波域での入力削減特性を打ち消させる。 (もっと読む)


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