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Fターム[2G001NA10]の内容

Fターム[2G001NA10]に分類される特許

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【課題】 本発明では、複数の素材からなる部品のいずれの素材に、環境負荷物質など特定物質が含有されているかについての判定をより簡易に行う方法、装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 本発明の特定物質の含有判定方法は、複数素材が層状に形成された判定対象物(106)において、特定物質を含有する素材を判定する方法であり、照射工程(ステップS201)と、検出工程(ステップS202)と、判定工程(ステップS204)とを備える。照射工程(ステップS201)は、判定対象物(106)に対して、照射条件を変化させてX線を照射する。検出工程(ステップS202)は、判定対象物(106)より放射する蛍光X線を検出する。判定工程(ステップS204)は、特定物質とほぼ同期的に検出される素材を、特定物質を含有する素材として判定する。 (もっと読む)


【課題】 重金属で汚染された土壌の汚染度検出及び検出にあたっての前処理をオンラインで正確に行うとともに、検出結果に正確に対応して汚染土壌を仕分けることができる汚染度樹仕分け装置を提供する。
【解決手段】 間欠して所定の角度ずつ回転するターンテーブル10上に、複数の容器11を周方向に配列する。これらの容器にホッパー12から重金属で汚染された土壌の所定量を順次に投入する。前記土壌の投入位置の下流側で停止する位置には前処理装置13が設けられ、容器内で堆積する土壌の高さを調整し、その下流側で蛍光X線分析装置14により汚染度を検出する。さらに下流側には複数の停止位置に対応して、それぞれにベルトコンベア16,17,18が設けられ、制御装置15が上記蛍光X線分析装置の検出結果に基づいて移載するコンベアを選択し、対応するコンベアが設けられた位置で停止したときに容器内の土壌を移載する。 (もっと読む)


【課題】 分析時間が短い蛍光X線分析方法および装置を提供する。
【解決手段】 蛍光X線分析方法は、試料にX線を照射して、試料から発生した蛍光X線を検出することで複数の元素の含有量を測定する蛍光X線分析方法であって、以下のステップを備えたことを特徴とする。
◎特定の元素を測定するためのX線照射ステップ(S6)
◎X線照射ステップ同士の間に、検出器に蛍光X線が検出されていない状態にして複数のX線照射条件を変更するステップ(S3,S4) (もっと読む)


【課題】 非破壊で、試料中に存在する特定の化学結合状態をもつ元素と、その深さ方向への濃度分布を分析する。
【解決手段】 X線を試料に照射して、試料から発生する蛍光X線のX線吸収端スペクトルを測定し、吸収端の低エネルギー側に現われるプリエッジピークから、前記試料中に存在する元素の化学結合状態を特定する。そして、プリエッジピークの蛍光強度から、前記化学結合状態が特定された元素の含有濃度を求める。好ましくは、前記X線を、プリエッジピークの波長において、試料に対して2以上の異なる入射角で照射し、異なる入射角の各々で、プリエッジピークの蛍光強度を測定する。前記異なる入射角でのプリエッジピークの蛍光強度に基づいて、前記化学結合状態が特定された元素の深さ分布を求める。 (もっと読む)


【課題】気相分解−全反射蛍光X線法における分析精度、感度を高める。
【解決手段】複数の波長を用いた気相分解−全反射蛍光X線分析において、あらかじめ校正用試料の乾燥痕に対して求められた複数の内標準元素の定量値の相関関係である感度校正直線を利用することによって、被測定試料の乾燥痕中に添加される内部標準用元素を1種類とした場合においても、高い精度で被測定試料の乾燥痕中の元素の定量分析を可能とするものである。 (もっと読む)


【課題】被検査液体中に含まれている重金属イオンを簡単に定性分析および定量分析が可能な分析方法を提供することにある。
【解決手段】 被検査液体を、重金属イオン吸着剤を充填したケースに通し、被検査液体中に含まれている重金属陽イオンや重金属陰イオンなどの重金属イオンを重金属イオン吸着剤に吸着させ、重金属イオンが吸着した上記吸着剤を乾燥することなくケースごと蛍光X線分析装置にかけて、被検査液体中の重金属イオンの種類および含有量を分析する。 (もっと読む)


【課題】連続的に水をサンプリングする際に動力を用いることなく、工場排水路や下水路等の任意箇所において水中の重金属を捕集して測定する、水中重金属のモニタリング方法を提供する。
【解決手段】端部に重金属フィルターを取り付けたシリンダーと、このシリンダー内を摺動するピストンと、このピストンの重金属フィルターから遠い側の面に接続されたバネとを有するサンプリング容器を用い、ピストンを任意の位置に保持しながらバネを延伸する第一ステップと、バネの延伸状態を保持しながらサンプリング容器を水中に投下する第二ステップと、所定時間後にサンプリング容器を水中から引上げてシリンダーから重金属フィルターを取り外す第三ステップと、この重金属フィルターへの重金属付着量とシリンダー内の水量とから水中の重金属濃度を求める第四ステップとを備えるようにした。 (もっと読む)


【課題】構成元素に関する情報が得られる蛍光X線分光分析装置と、原子の結合に関する情報が得られるラマン分光分析装置との組み合わせ方に工夫を凝らした新しい分光分析装置を提供する。
【解決手段】試料中の元素分析と分子結合情報を試料の同一場所で同時に測定することのできる分光分析装置であって、
(a)試料面に対して垂直方向に光軸を有する観測カメラと同軸方向にレーザー光を入射させ、該カメラと同軸方向に試料のラマン散乱光を取り出すラマンプローブを備えたラマン分光分析装置、
(b)ラマン分光分析装置の光軸と試料面との交点位置に対して、斜め方向からX線を入射させ、該交点位置で反射したX線を斜め方向に置かれたX線検知器で受光する蛍光X線分光分析装置、
を備えた。 (もっと読む)


複数の個別のコンポーネントを有するプリント配線アセンブリにおいてマイクロ蛍光X線分光分析法を用いて有害物質を識別する方法に関する。検出分析計としてマイクロ蛍光X線分光分析法(μ−XRF)及びX線吸収微細構造(XAFS)分光を用いて、電子デバイスにおいて問題の材料を識別する。検査されるデバイス又はアセンブリは、参照データベースにおける情報に応じて、プローブ下、そのデバイス又はアセンブリをX,Y,Z方向へ移動させ、アセンブリ上の選択された位置の元素組成を決定することによって分析される。プローブは分析のための各選択位置から最適な分析距離に位置する。各選択位置の決定された元素組成は参照データベースと関連付けられ、検出された元素はアセンブリにおける様々なコンポーネントに対し割り当てられる。
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【課題】 本発明の課題は、金属系材料及び非金属系材料の有害元素の定量分析において、分析作業の生産性及び信頼性を高めることが可能なインテリジェント化された分析装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 上記課題は、部品又は材料中の有害元素の検出を支援する分析装置において、前記分析装置での処理を制御する制御手段と、前記制御手段からの測定条件に従って蛍光X線測定装置に型蛍光X線分析法による定量測定を実行させた結果を取得する測定結果取得手段とを有し、前記制御手段は、前記部品又は材料の素材を判定する素材判定手段と、前記素材判定手段の結果に基づいて、前記素材の蛍光X線スペクトルに基づいて特定される測定条件に従って前記蛍光X線測定装置に定量測定を実行させ、その定量測定結果に基づいて、前記指定元素を含む物質の有無を判定する物質含有判定手段と更にを有する分析装置によって達成される。 (もっと読む)


【課題】試料の表面分析方法を提供する。
【解決手段】(イ)N個の相異なる元素を含む試料表面のM個の相異なるデータポイントを設定し、各データポイントでの元素成分比を測定するステップと、(ロ)測定された元素成分比からデータポイント間の濃度距離値を計算するステップと、(ハ)計算されたデータポイント間の濃度距離値を利用し、試片表面の相分布を決定するステップとを含む試料表面での構成元素の成分比を利用した相分布を決定する試料表面の分析方法である。 (もっと読む)


【課題】 固体の高分子材料中に含まれる微量な金属、特に、クロム、カドミウム、鉛、水銀の分析において、精度良く、しかも短時間で分析する方法を得ることである。
【解決手段】 ホットプレートにセットされた試料台に固体高分子材料の試料片を接触して載置し、上記試料台の試料片の近傍に、硝酸水溶液または硝酸と塩酸との混酸水溶液からなる抽出用酸水溶液を滴下し、上記試料片の表面に接触させるとともに、上記ホットプレートにて加熱して、上記試料片から金属成分を抽出する。上記抽出後に、上記試料台から試料片を取り除き上記試料台の表面に残留した抽出成分を含有する抽出用酸水溶液を、上記ホットプレートによる加熱を継続し、液成分を蒸発させて、上記試料台の表面に抽出成分を乾固させる。最後に、上記試料台上に乾固した抽出成分を飛行時間型二次イオン質量分析装置にて分析する。 (もっと読む)


本明細書の開示は、原油の分析方法である。本方法は、各技術はそれぞれの特性を予測する少なくとも2種の異なる技術を用いる1種以上の研究室独立型装置(laboratory−independent device)で、原油の少なくとも2種の選択された特性を計測すること、計測した特性から原油の同定分析を再構築することができるプロセッサに計測した特性を伝達すること、及び計測した特性から原油の同定分析を再構築することを含む。開示された方法は、たとえば生成物の販売を交渉する業者が、生成物を販売又は購入するか否かを決定するための正確な分析情報を有するように、精油所供給原料のリアルタイム情報を提供する。 (もっと読む)


【課題】分析対象の元素を小液滴に濃縮して分析用試料板上で蒸発乾固し、全反射蛍光X線分析を行なう高感度化に関して、試料板由来のSiエネルギーピークを避けるために使用する高温でのガス処理純化を経たアモルファスカーボンウェーハ試料板の清浄度をさらに向上させ、半導体用高純度シリコンウェーハのレベルまで純化することを課題としている。
【解決手段】純化対象のアモルファスカーボンウェーハを三酸化二ホウ素ガラスの熔融液に接触させて、該ウェーハの表面並びに表面近くの浅い層にある分析を妨害する元素を液に吸出させ、冷却後加熱した超純水でリンスして純化し、分析面を疎水性化する。要すれば酸化性処理液で該純化ウェーハを洗浄して表面を一旦親水性化し、これに対して再度前記の熔融液の接触による純化を追加する。 (もっと読む)


【課題】 試料2である半導体基板上のハフニウム含有膜に、不純物として含まれる鉄、銅などの遷移金属を、正確に分析すること。
【解決手段】 イリジウムを含む陽極11を持つX線管10から発生したX線3の中からの分光手段13によって選択分離したIr−Lα線4を、試料2のハフニウム膜上で全反射する方向で照射し、全反射方向以外の方向5に発生した蛍光X線を、検出器20で検出する。これによってFe−Kα線が検出されるだけでなく、Cu−K線の検出の妨害となるHf−Lα線の発生を抑制し、Raman散乱の上端エネルギーを小さく移動させて、Cu−K線との重なりを解消することができる。 (もっと読む)


【課題】 測定試料中の重金属元素分析で、1ppm以下の微量元素を分析可能とする小型蛍光X線分析装置を提供する。
【解決手段】Siなどの軽元素から構成される1次フィルタで測定元素帯域のエネルギを吸収し、励起エネルギ帯域のエネルギを透過させ、励起X線強度を高める。また、測定元素毎に選択されるTe,Mo,Coなどから構成される2次ターゲットを1次フィルタの周囲に配置し、2次ターゲットで発生した蛍光X線を励起線とする。また、試料から発生したバックグラウンド成分を2次フィルタで吸収し、測定領域のエネルギを透過させる。 (もっと読む)


【課題】 本発明の課題は、購入または販売する材料や部品中の有害元素の有無を蛍光X線によって分析する分析装置に係り、特に、材料に関する専門的知識を必要とすることなく、有害物質の有無を効率的に検査可能とする分析装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 上記課題は、元素を測定する測定器と、
製品の構成素材毎に、該構成素材に含まれる元素の使用実態に基づく含有可能性の度合いを対応させたデータ構成による第一の対応表と、所定濃度以上を含有する可能性の度合いを示す構成素材に含まれる元素毎に、分析方法と測定条件とを対応付けたデータ構成による第二の対応表と、前記分析方法に対応するプログラムを実行することによって、前記測定条件に従って前記測定器に前記元素を測定させて分析をする分析手段とを有する分析装置によって達成される。 (もっと読む)


【課題】 土壌処理現場等での分析が可能である一方で分析能が十分でない蛍光X線分析方法において、極めて微量の有害金属元素等の分析を可能とする方法、および当該方法で用いるカラムとシステムを提供する。
【解決手段】 本発明に係る水中微量元素の蛍光X線分析方法は、(1)金属および/または類金属とのキレート形成能を有する官能基を側鎖に有するキレート高分子が充填されたカラムに被分析液を通液させることによって、被分析液中の金属および/または類金属をキレート高分子に吸着させる工程;(2)金属および/または類金属を吸着したキレート高分子に蛍光X線を照射して蛍光X線元素分析を行なう工程;および(3)得られた元素分析値を、被分析液中の元素濃度に換算する工程;を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 核種を同定できると共に含有量を定量化できるようにする。
【解決手段】 分析対象試料18に、外部中性子源からパルス中性子を照射し、透過する中性子のエネルギー分布を中性子検出器22で検出し、飛行時間測定法によって核種毎に依存する中性子共鳴ピークの凹みを観測することにより、前記試料中に含まれる核種の同定と含有量の定量を行う。分析対象試料を1次元あるいは2次元の試料駆動台16に載せて、試料を移動してコリメートされたパルス中性子を照射し、遮蔽体によりバックグラウンドを除去した状態で透過中性子を中性子検出器によって測定すると、試料中に含まれる核種の種類と含有量の位置依存性も求めることができる。 (もっと読む)


本発明は、核燃料棒上のクラッドの分析を遂行する方法及び道具を提供する。該方法は、核燃料棒の外面上にクラッドの層を有する核燃料棒を用意し、この燃料棒から該クラッドをクラッド掻取り道具で掻き取り、そしてこのクラッド掻取り道具からクラッドフレークを採集すると述べられる。該方法はまた、該クラッドフレークを粒子画分に分別し、そして走査電子顕微鏡で該クラッドを分析することを備え、しかも該掻取り道具は、クラッド付着物の予想剪断強さに合っている剛性を備えたブレードを有する。 (もっと読む)


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