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Fターム[2G001NA10]の内容

Fターム[2G001NA10]に分類される特許

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【課題】減衰特性が未知の物質であっても、短時間にその材質を識別することができ、かつ予めX線の検出出力と対象物の厚みとの特性データを求める必要がない高速材質識別検査装置および方法を提供する。
【解決手段】被検査物5に2以上の異なる方向から複数の強度の入射X線7を照射するX線照射装置14と、被検査物を透過した透過X線8の強度と複数のX線透過画像から被検査物の厚さxを検出するX線検出装置16と、複数の強度、透過X線の強度、および厚さから被検査物の原子番号Zと電子密度ρを算出し、これから被検査物の材質を識別する演算装置18とを備える。比例定数A,Bに少なくとも一方を、原子番号が4から30の物質においてX線の減弱係数の線形性を利用して近似的に解く。 (もっと読む)


【課題】両眼立体視・マルチエネルギー透過画像を用いて材料を識別する方法を提供する。
【解決手段】両眼立体視・マルチエネルギー透過画像を用いて、放射線方向に重なっている物体に対して、その中で放射線吸収の主要成分である障害物を剥離し、本来放射線吸収の副次成分であるため明らかでなかった物体を明らかになるようにし、その材料属性(例えば有機物、混合物、金属等)が識別できる。本発明の方法によれば、放射線方向における非主要成分に対して材料識別ができ、これはコンテナに遮られている爆発物、麻薬等その他の有害物を自動識別することの基礎となる。 (もっと読む)


【課題】廃棄物における特定の材質部分を迅速かつ分かり易く表示することにより、密閉装置内で行わなければならない有害廃棄物の弁別処理を迅速かつ正確に行うことができるようにする。
【解決手段】被検体に放射線を照射し、透視画像データを撮影する工程と、被検体容器の個体ナンバーと撮影方向とを特定する工程と、前記被検体から除去すべき材質部分を透視画像データより自動的に認識する工程と、前記被検体の撮影方向と測定結果とを同時に保存する工程と、前記被検体の個体ナンバーに対応する測定結果を適宜呼び出し、参照しながら前記被検体を分解処理する工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】有害物質の含有量調査において目的とする有害物質の存在が確認できなかった場合でも、その含有量が規制値・管理値を超えている可能性があるか否かを分かり易く提示する。
【解決手段】目的元素が入力設定されると(S1)、各目的元素の特性X線位置におけるバックグラウンド強度から理論計算により検出下限が算出される(S11〜S14)。一方、蛍光X線スペクトルに対するピークサーチ処理から得られるピーク位置、ピーク強度に基づいて含有元素が同定され(S5)同定された元素が定量される(S6)。目的元素が同定されなかった場合(S7でN)、理論計算により求められた該当元素の検出下限が呼び出され(S8)、元素と定量値(又は検出下限)とが対応付けて表示される(S9)。これにより、存在が確認されなかった元素についての検出下限が規制値・管理値を超えているか否かを容易に確認することができる。 (もっと読む)


【課題】ピーク測定条件で測定したネット強度とバックグラウンド測定条件で測定したバックグラウンド強度との強度比を用いて、測定値の統計変動を小さくし、分析を精度よく行うことができる蛍光X線分析装置およびその方法を提供する。
【解決手段】試料Sに1次X線2を照射するX線源1と、試料Sから発生する2次X線4の強度を測定する検出器8A、8Bと、測定条件設定手段91と、ピーク測定条件で測定したネット強度Inを記憶するネット強度測定手段92と、バックグラウンド測定条件で測定したバックグラウンド強度Ibxを記憶するバックグラウンド強度測定手段93と、ネット強度Inとバックグラウンド強度Ibxとの強度比を演算する強度比演算手段94と、演算された演算値In/Ibxにより試料Sを定量分析する定量分析手段95とを有する蛍光X線分析装置10。 (もっと読む)


【課題】 蛍光X線分析装置による半導体封止樹脂中の有害元素管理方法において、誤差の少ない測定方法を用いて管理を行なう。
【解決手段】 本発明は、半導体封止樹脂中の有害元素管理方法であって、蛍光X線分析装置により定性分析を行ない含有判定する工程と、試料の上下面を一致させてX線照射面全体に試料を並べる試料準備工程と、試料の一方面およびその対向面を蛍光X線分析装置により測定し定量分析を行なう工程と、前記定量分析工程から得られた2つのデータのうち共存元素の影響が少ない方の定量結果を用いて閾値判定をする工程、を有することを特徴とする有害元素管理方法である。この方法によれば、半導体製品の封止樹脂中の有害元素を精度よく測定・管理することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】検査対象を破壊することなく、従来に比べてより簡易に被検体の材料を識別することのできる非破壊識別方法及び非破壊識別装置を提供する。
【解決手段】非破壊識別装置は、既知の材質からなる標準試料5及び被検体3にX線2を放射する線源1と、これらを透過した放射線を検出するセンサ4と、センサ4の信号を画像に変換する信号処理装置7と、得られた画像における標準試料5部分の輝度値或いは輝度値と標準試料5の厚みの関係が、線源1のエネルギーを第1のエネルギーとした場合の第1の画像と、第2のエネルギーとした場合の第2の画像とにおいて同じになるように当該第2の画像全体に調整を施し、調整を施した第2の画像と第1の画像との差分或いは比を取る演算処理を行う画像演算処理装置8と、画像を表示する表示装置9とを具備している。 (もっと読む)


【課題】 大気中の浮遊粒子状物質を構成する元素種類を連続自動的に分析する装置を提供する。
【解決手段】 分級器2によって粒径2.5μmを超える粗大粒子CPの全量を含む空気と、PM2.5以下の微小粒子FPを含む空気とに分級し、分級された空気中の浮遊粒子状物質をフィルタ3の第1および第2の位置3a,3bに捕集する。これらを各別に蛍光X線分析器13によって元素分析する。 (もっと読む)


X線蛍光(XRF)分光計は、結合現象を検出し、化学物質と受容体の間の結合選択性を測定するために使用されてきた。XRFは、化学物質の治療指数を推測するために、化学物質対化学物質類縁体の結合選択性を推測するために、タンパク質の翻訳後修飾を測定するために、及び薬物の製造のためにも使用することができる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、蛍光X線分析(XRF)装置に関する。
【解決手段】 XRF装置は、アナライザ結晶(6)とシリコンドリフト検出器(34)の両方を用いる。この組み合わせを利用することにより、バックグラウンド及びピークの重なりに関する問題を緩和することができる。 (もっと読む)


【課題】多孔性シリコンからなる光線力学的療法用製剤及びそれから発生する活性酸素の定量的測定方法を提供する。
【解決手段】多孔性シリコン(PSi)が熱または爆発によって癌細胞を殺す新しいPDTでのナノ爆弾剤に使用される場合、活性酸素の放出がほとんどないのに十分な熱を発生させて癌細胞を殺すことができる安全で信頼性ある新しい癌治療剤としてPSiを提案することで、副作用がない癌治療法の開発に寄与する。また、本発明は、その時に発生する微量の活性酸素をX線回折分析で定量して、信頼性及び再現性ある活性酸素発生量の測定技術を提供する。 (もっと読む)


【課題】めっき膜の元素分析を行うのに際し、金属母材上に形成されためっき膜のみを分離するのに適した方法を提供すること。
【解決手段】本発明のめっき膜の分離方法においては、表面の一部にめっき膜が形成された金属母材を所定の溶解液に浸漬し、上記金属母材を溶解除去する工程(S4)を有する。
【効果】本分析方法によれば、めっき膜のみに由来する含有元素濃度の直接測定が可能になるので、鉛などの微量の含有物質濃度についても高い精度で測定することができる。 (もっと読む)


【課題】X線を照射して、鋳造時、溶湯内の微小な欠陥の挙動を観察することのできる鋳型及び鋳型内観察方法を提供する。
【解決手段】本鋳型5aは、X線が照射される部位9の、鋳型5aの対向する壁部6、6のそれぞれに、X線透過に優れたX線透過材7a、7aを配設しているので、X線を鋳型5aのX線透過材7a、7aが配置された部位9に照射すると、溶湯内の引け巣等の微小な欠陥の挙動を観察することができる。 (もっと読む)


手持ち型自蔵式蛍光X線(XRF)分析装置(200)が、ミリメートルサイズの特性寸法の試料(604)領域の元素組成を問い合わせるために試料(604)上に小さなX線スポットを生じさせる。分析装置(200)は、X線ビーム(304)を試料(604)上の所望の場所に向かって照準合わせするX線源を有する。分析装置(200)は、分析装置(200)を照準合わせしやすいようX線スポットによって問い合わせされる又は問い合わせされそうである試料(604)の部分の方へ差し向けられたディジタルカメラ(316)を有するのが良い。分析装置は、X線ビーム(304)によって照明される又は照明されそうである試料(604)の部分を指示するよう表示画像中にレチクル(908,910)を発生させるのが良い。分析装置(200)は、スポットと検出器(314)との間の光路に沿って位置決めされた検出器用コリメータ(1200)を有するのが良い。分析装置(200)は、ビーム(304)及び応答信号(312)が通過するチャンバと、パージガスをチャンバに提供するためのパージガスタンク(2502)の端部を受け入れる継手とを有するのが良い。分析装置(200)は、チャンバ内に存在している周囲ガスの量を検出するよう動作するセンサを有するのが良い。分析装置(200)内におけるレチクルの存在場所を較正する較正用標的(2200)及び方法(2300〜2308)が提供される。 (もっと読む)


【課題】導体ウェハ収納容器内の付着物を十分に回収することができ、かつ気泡の影響を受けずに高精度に半導体ウェハ収納パーティクルの測定を行うことのできる半導体ウェハ収納容器の清浄度評価方法の提供。
【解決手段】半導体ウェハ収納容器の清浄度評価方法は、半導体ウェハ収納容器内に液体を注入して前記半導体ウェハ収納容器を撹拌し、容器内付着物を液体中に回収する手順S3と、付着物が回収された回収液体中に最終洗浄を行った半導体ウェハを浸漬する手順S4と、浸漬された半導体ウェハの表面を上向きにして一定時間静置し、前記回収液体中の付着物を前記半導体ウェハ表面に転写させる手順S5と、前記付着物が転写された半導体ウェハを乾燥させる手順S6と、乾燥した半導体ウェハ表面の前記付着物を、ウェハ用パーティクル測定装置にて測定する手順S7とを実施する。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、食品等に残存する包装材片をX線検査装置によって検出可能とすると共に、残存包装材片がそのまま消費者の口に入ったとしても消費者に健康上の影響を及ぼさないようにすることにある。
【解決手段】発明に係る食品包装材は、本体及び低X線透過率物質を備える。低X線透過率物質は、本体の単位物理量当たりのX線透過率よりも低いX線透過率を有すると共に人体に対して無害であり、本体の表面に付されるか本体中に含有される。 (もっと読む)


【課題】 鉄鋼製造過程からの還元鉄ペレット中に含まれる鉄メタルを、比較的容易な操作で短時間にて分析でき、コスト面でも有利な鉄メタルの定量分析法を提供する。
【解決手段】 還元鉄ペレット中に含まれる鉄メタルを、臭素−メタノール混合液で完全に溶解し、得られた溶解液をろ紙に滴下して乾燥した後、ろ紙の溶解液滴下部分を蛍光X線分析装置により測定して鉄メタルを定量する。臭素−メタノール混合液への還元鉄ペレットの添加量は0.08g以上0.3g未満とし、少なくとも20分間撹拌して、鉄メタルを完全に溶解することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】高強度化、高導電率化とともに、優れた曲げ加工性を兼備した銅合金を提供することを目的とする。
【解決手段】強度と導電率とのバランスからNi、Si、Tiを各々特定量含有する銅合金組織の、50〜200nmの特定サイズの析出物の数密度を保証した上で、この範囲のサイズの析出物に含まれるTiの平均原子濃度を一定範囲に制御して、一定量のTi含有析出物を存在させ、このTi含有析出物による結晶粒成長抑制のピン止め効果によって、平均結晶粒径を20μm 以下に微細化させ、前記銅合金に高強度、高導電率および曲げ加工性を兼備させる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、簡便に粉砕した熱可塑性の廃プラスチックに含まれる有害物質含有量の測定を行い、粉砕した熱可塑性の廃プラスチックの有害物質含有量基準が存在するプラスチック製品への再利用方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は、粉砕した熱可塑性の廃プラスチック中に含まれる微量成分の測定方法であり、
・粉砕した廃プラスチックを均質化する工程(b)、
・均質化した粉砕廃プラスチックより一部を抜き出し、加熱溶融混練して固形粒状物に変換する工程(c)、
・固形粒状物より一部を抜き出し、固形粒状物に含まれる微量成分を分析する工程(e1)、
を有することを特徴とする廃プラスチック中に含まれる微量成分の測定方法である。 (もっと読む)


【課題】高強度化、高導電率化とともに、優れた曲げ加工性を兼備した銅合金を提供することを目的とする。
【解決手段】強度と導電率とのバランスからNi、Si、Crを各々特定量含有する銅合金組織の、50〜200nmの特定サイズの析出物の数密度を保証した上で、この範囲のサイズの析出物に含まれるCrの平均原子濃度を一定範囲に制御して、一定量のCr含有析出物を存在させ、このCr含有析出物による結晶粒成長抑制のピン止め効果によって、平均結晶粒径を30μm 以下に微細化させ、前記銅合金に高強度、高導電率および曲げ加工性を兼備させる。 (もっと読む)


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