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Fターム[2G001NA10]の内容

Fターム[2G001NA10]に分類される特許

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【解決課題】散乱法や遮光法における気泡による計測誤差、異種元素によるカウントロス、乳化による計測不能などの問題を解決し、低コストで簡易に、流体中の微粒子の数量及び粒子径などを正確に測定できる方法及び装置を提供することを目的とする。
【解決手段】流体を流すフローセル10と、フローセル10の側面からX線を照射するX線源20と、X線源20から照射されたX線が流体中の微粒子によって減弱された透過X線量を検出するX線検出器30と、X線源から照射されたX線により流体中の微粒子によって放出される蛍光X線を検出する蛍光X線検出器40と、透過X線量及び蛍光X線量の各基準量からの変動量に基づいて流体中の微粒子及び気泡を識別して微粒子の量及び粒径を算出する演算処理装置と、を具備する流体中微粒子の検出装置。 (もっと読む)


【課題】4以上の多数の元素の中から相解析を行う3元素を簡便に且つ的確に選択できるようにする。
【解決手段】分析者により指定された6元素をx、y、z軸の原点を中心とする+x、+y、+z、−x、−y、−zの各方向に割り当て、8個の象限の各空間に、分析した各微小領域の3元素のX線強度データをプロットした3次元散布図(XYZ表示)を表示部の画面上に表示させる。3次元散布図上で分析者が任意の位置をクリック操作すると、その位置に応じた3元素が選択され、3次元散布図は、選択された3元素の3元散布図を底面としそれに直交する方向に3元素の強度和をとった三角柱状のグラフ(トライアングル表示)に変更される。同時に、相解析画面には選択された3元素の3元散布図が表示され、該散布図を用いて相解析が可能となる。これにより、簡便な操作で6元素中の任意の3元素の組み合わせを選択することができる。 (もっと読む)


【課題】フライアッシュ、シリカフューム等の混和材や石灰岩からなる骨材が含まれている可能性のあるセメント系硬化体であっても、結合材全体の化学組成を高い精度で簡易に推定することのできる方法を提供する。
【解決手段】(A)セメント系硬化体において適宜定めた二次元領域をピクセル単位に区画した後、電子線マイクロアナライザーを用いて、ピクセル毎に化学組成を分析する工程と、(B)工程(A)で得られた分析結果に基いて、上記二次元領域内のピクセルから、特定のしきい値を基準として、結合材に相当するピクセル群を選択する工程と、(C)工程(B)で得られた、結合材に相当するピクセル群を対象として、該ピクセル群に属するピクセルの化学組成の平均値を算出することによって、セメント系硬化体中の結合材の化学組成の推定値を得る工程と、を含むセメント系硬化体中の結合材の化学組成の推定方法。 (もっと読む)


【課題】従来の三元散布図では表現できなかった3元素の強度の絶対値情報を併せて表示することにより、相解析の効率化や精度向上を図る。
【解決手段】
3元素の強度を強度和で規格化した相対値を表す軸(A軸、B軸、C軸)を正三角形の三辺に割り当て、その三角形が載る平面に直交する方向に3元素の強度の和を表す軸(D軸)を追加した、三角柱状の3次元空間を、マッピング分析において1箇所の微小領域で得られたデータ点をプロットする空間として設定する。そして、この3次元的なグラフを平面化して表示部の画面上に描画する。3次元的なグラフを見る方向を任意に変化可能とすることにより、従来の三元散布図上でのデータ点の位置も把握可能であるとともに、三元素の強度の絶対値も容易に知ることができる。 (もっと読む)


【課題】優れた測定精度を有するとともに、耐久性および保守性に優れた蛍光X線液分析計を提供する。
【解決手段】一次X線31を発生するX線発生部26と、一次X線31が入射する部分に装着されるセル窓25aを有する測定セル25と、測定セル25からの蛍光X線32を検出するX線検出部27と、水頭差を利用した測定セル25への液体試料の供給、および測定セル25からの液体試料の排出を行う液体試料供給系35とを備える蛍光X線液分析計21である。X線発生部26と測定セル25との位置関係、および測定セル25とX線検出部27との位置関係はいずれも不変である。セル窓25aは親水処理されたポリエチレンテレフタレート製の膜からなり、X線発生部26に装着される、ポリイミド製の膜からなる保護膜26aを備えるとともに、X線検出部27に装着される、ポリエチレンテレフタレート製の膜からなる保護膜27aを備える。さらに、液体試料供給系35における液体試料の排出側が大気開放される。 (もっと読む)


【課題】被検体に含まれる異物に対する感度を向上させ、被検体が移動する場合であっても異物検知が充分に行える蛍光X線検査装置及び蛍光X線検査方法を提供する。
【解決手段】移動する被検体100に含まれる異物110を検出し、かつ被検体を構成する1つの元素の原子番号が異物を構成する1つの元素の原子番号より大きい場合に適用され、被検体に1次放射線を照射する放射線源10と、1次放射線の照射によって異物を構成する1つの元素から放出される蛍光X線を検出する検出器12とを備え、被検体を構成する1つの元素のK吸収端のエネルギーをE1、異物を構成する1つの元素のK吸収端のエネルギーをE2としたとき、1次放射線がエネルギーピークEPを持ち、E2<EP<E1
である蛍光X線検査装置1である。 (もっと読む)


【課題】 多量の反応ガスを流しながらX線回折で試料(亜鉛フェライト脱硫剤)の反応過程(炭素析出)をその場で観察する。
【解決手段】 試料を流通する前と流通した後の反応ガスの組成が変化しない状態に試料21を保持する微分反応評価試料保持部15を備え、検証条件を保持した状態でX線回折装置(X線発生手段25、二次元X線検出手段26)により試料21の組成の形態変化をその場で直接解析し、炭素の析出が生じる過程での形態変化を検証する。 (もっと読む)


【課題】 難燃剤などの由来の無機成分に含まれる微量な成分であっても、その組成分析を迅速かつ高精度に定量分析することによって、金型成形用のハロゲン系難燃剤含有樹脂を選択する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 ハロゲン系難燃剤を含有する樹脂を凍結粉砕して微粒化する工程と、前記微粒化された樹脂に対して、加圧成形して無機成分の定性分析、および純水と混合して得られる抽出液のイオン成分の濃度の測定を行う工程とを含んでなり、前記無機成分の定性分析および前記イオン成分の濃度の測定結果に基づき、前記無機成分および/または前記イオン成分の濃度が低い樹脂を選択する、金型成形用のハロゲン系難燃剤含有樹脂を選択する方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】 異物起因のコントラストのみを明確に判別して過検出及び誤検出を防ぐこと。
【解決手段】 測定試料に含まれる一つの元素のX線吸収端より低く、かつ、検出元素のX線吸収端より高いエネルギーの特性X線を試料に照射するX線管球11と、X線が試料を透過した際の透過X線を検出するX線検出器13と、透過X線の透過像からコントラスト像を得る演算部15と、を備えたX線透過装置及びX線透過方法とする。 (もっと読む)


【課題】 異物起因のコントラストのみを明確に判別して過検出及び誤検出を防ぐことができるX線透過検査装置及びX線透過検査方法を提供すること。
【解決手段】 測定対象の元素のX線吸収端より低いエネルギーの第1の特性X線を試料Sに照射する第1のX線管球11と、元素のX線吸収端より高いエネルギーの第2の特性X線を試料Sに照射する第2のX線管球12と、第1の特性X線が試料Sを透過した際の第1の透過X線を受けてその強度を検出する第1のX線検出器13と、第2の特性X線が試料Sを透過した際の第2の透過X線を受けてその強度を検出する第2のX線検出器14と、検出された第1の透過X線の強度の分布を示す第1の透過像と検出された第2の透過X線の強度の分布を示す第2の透過像とを作成し、第1の透過像と第2の透過像との差分からコントラスト像を得る演算部15と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】 異物起因のコントラストのみを明確に判別して過検出及び誤検出を防ぐこと。
【解決手段】 測定対象元素のX線吸収端より低いエネルギーの第1の特性X線を試料Sに照射する第1のX線管球11と、元素のX線吸収端より高いエネルギーの第2の特性X線を試料に照射する第2のX線管球12と、第1の特性X線及び第2の特性X線が試料を透過した際の第1の透過X線及び第2の透過X線を検出する第1のX線検出器13及び第2のX線検出器14と、第1の透過X線の第1の透過像と第2の透過X線の第2の透過像との差分からコントラスト像を得る演算部15と、を備え、試料と第1のX線管球との間に第1の特性X線よりも高いエネルギーのX線吸収端を有する元素の第1のフィルタF1を配すると共に、試料と第2のX線管球との間に第2の特性X線よりも高いエネルギーのX線吸収端を有する元素の第2のフィルタF2を配する。 (もっと読む)


【課題】窒素濃度の高精度な分析を可能にする金属材料の窒素濃度分析方法および窒素濃度分析装置を提供する。
【解決手段】窒素濃度分析装置10は、収容室11、一次イオン照射装置12、中和電子照射装置13、連通管14、飛行室15および二次イオン検出装置16を有する。収容室11には、金属試料17が収容される。金属試料17の表面には、炭素系物質が付着している。一次イオン照射装置12から金属試料17の表面に向けてパルス状の一次イオンが照射される。これにより、金属試料17からシアン化物イオンが放出される。金属試料17から放出されたシアン化物イオンは、二次イオン検出装置16において二次イオンとして検出される。 (もっと読む)


【課題】試料ホルダの形状や搭載状態を、ステージマップ上に表示できる表面分析装置を提供する。
【解決手段】複数の試料ホルダを搭載可能な試料ステージ19、試料ステージ19を駆動するステージ駆動手段11、複数の試料ホルダにそれぞれ収納された試料に対して、逐次測定をする測定手段12を有する測定ユニット1と、ホルダベース、複数の試料ホルダの装着位置座標及び複数の試料ホルダの形状に関する表示情報を生成するマップ表示情報生成手段231、複数の試料ホルダの装着位置及び複数の試料ホルダの種類の情報を含む配置情報を生成するホルダ配置情報生成手段222、配置情報からホルダ配置図を生成するホルダ配置図生成手段223、ホルダ配置図をステージマップ図に合成するステージマップ表示手段226を有する演算処理装置22aと、ステージマップ図を表示する表示装置26とを備える。 (もっと読む)


【課題】 本発明の課題は、微小ビームで励起した蛍光X線を用いて、実装はんだ及びプリント板実装部品の鉛の含有可能性を判定するための検査方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 上記課題は、蛍光X線測定装置を用いて部品又は材料中の指定元素の含有可能性を検査する検査方法において、指定元素毎に、蛍光X線測定装の測定結果によって示されるX線強度を測定された測定エリアにおける位置情報に対応させたマッピングデータを生成し、検出されたX線強度と部品又は材料上の照射位置までの距離との関係に基づいて、マッピングデータによって示されるX線強度を補正し、所定X線強度に基づいて該指定元素の含有可能性有りと判断した照射位置を検出位置情報として生成し、指定元素毎の検出位置情報を2つ以上の指定元素について合成することによって指定物質が含有される可能性を示す画像データを生成し表示ユニットに表示させることによって達成される。 (もっと読む)


【課題】化学結合状態に起因するケミカルシフトの影響を受けにくい分析手法を用いて、一つの分析対象元素について一つの標準試料で定量分析を可能とすることにより、標準試料の変更等の手間を省くことのできる試料分析方法及び試料分析装置を提供する。
【解決手段】試料5に電子線12を照射し、これにより試料5から発生する特性X線13を検出して、試料5中の特定の元素についての定量分析を行う際に、当該元素に対応する特性X線13における複数のL線の検出強度に基づいて定量分析を行う。 (もっと読む)


【課題】外観からは表裏判別が困難または不可能な元素組成が表裏で異なる積層体の表裏を容易に判別できる方法を提供すること。
【解決手段】シート状非金属基材の片面上に第1の層を、その反対面上に第2の層を有する積層体の表裏を判別する方法であって、第1の層と第2の層は元素組成が相違しており、第1の層側と第2の層側とからそれぞれX線を少なくとも1回照射する蛍光X線分析(XRF)を実施するに際し、第1の層と第2の層のいずれか一方にのみ含まれる元素に由来するX線スペクトル強度に、第1の層側からX線を照射して測定した場合と第2の層側からX線を照射して測定した場合とで有意差が生じるようなエネルギーレベルのX線を照射することを特徴とする、積層体の表裏を判別する方法。 (もっと読む)


【課題】 XAFSを用いて、結晶性アルミノシリケート中のFeの分散性を評価する新たな方法を提供する。
【解決手段】 Feを含有する結晶性アルミノシリケートのFeのXAFSスペクトルを測定し、FeのK−吸収端よりも3〜7eV低エネルギー側の吸光度から、Feを含有する結晶性アルミノシリケート中のFeの分散性を評価する方法。 (もっと読む)


【課題】原子価を高精度で且つ非破壊で求めることができる原子価分析装置を提供する。
【解決手段】本発明の原子価分析装置は、試料に対してX線管1から放射されるX線をエネルギーを走査させながら照射するX線照射手段と、X線が照射されることにより前記試料について得られるX線吸収スペクトルを解析して前記試料に含まれる目的元素のX線吸収端エネルギーを求めるスペクトル解析手段と、前記X線管1のターゲット材由来の或いはターゲット材に含まれる不純物由来の特性X線のピークエネルギーに基づき前記X線吸収端エネルギーを補正する補正手段と、標準試料及び分析試料それぞれの補正後のX線吸収端エネルギーの比較により原子価が未知の目的元素の原子価を算出する原子価算出手段とを備える。 (もっと読む)


【課題】引け巣を鋳造金型内の所望位置に容易に発生させ、該引け巣の挙動を観察することのできる引け巣発生方法及び引け巣観察方法を提供する。
【解決手段】本引け巣発生方法及び引け巣観察方法によれば、鋳造金型2内に予め引け巣の発生源3を配置することにより、溶湯の流入後に引け巣を容易に発生させて、その後引け巣の挙動を観察することができる。 (もっと読む)


【課題】溶融排ガスから集塵手段にて捕集された飛灰を容易に無害化できる飛灰処理装置の提供を目的とする。
【解決手段】飛灰にCr(VI)用重金属溶出防止薬剤を供給して混練する手段と、飛灰中のCr含有量を測定する手段と、飛灰からの溶出液のpHを測定する手段と、予め用意した溶出液のpHとCr含有量に対するCr(VI)溶出量の比率との相関関係に基づいて、測定したpHにおけるCr含有量に対するCr(VI)溶出量の比率を算出し、算出された比率をCr含有量の測定値に乗ずることによって、飛灰からのCr(VI)溶出量の予想値を演算し、かつ、その予想値に基づき、Cr(VI)用重金属溶出防止薬剤の適切な供給量を目標値として演算する手段と、その目標値となるように供給量を調整する手段とを備え、Cr含有量を測定する手段が、蛍光X線分析装置である飛灰処理装置を用いる。 (もっと読む)


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