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Fターム[2G017AA10]の内容

磁気的変量の測定 (8,145) | 測定磁気量 (1,849) | 磁気抵抗 (272)

Fターム[2G017AA10]に分類される特許

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【課題】非線形性やヒステリシスを低減することのできる磁気センサおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】複数の磁気抵抗素子13を備える。各磁気抵抗素子13は楕円形状を有し、異方性軸およびそれに応じた異方性磁界Hk を有する。共通の上部電極21にリセット電流Ir を流し、各磁気抵抗素子13に対してリセット磁界Hr を印加する。リセット磁界Hr の方向は各素子の異方性軸に垂直であり、その大きさは異方性磁界Hk よりも大きい。フリー層の磁化方向はその異方性軸(長軸)に沿った優先方向に落ち着く。複数のMTJ素子13の半分では長軸方向のうち右向きが優先方向となり、残りの半分では左向きが優先方向となる。その結果、応答信号の非線形性やヒステリシスの主原因がなくなる。 (もっと読む)


【課題】検出対象物質を高精度に検出することができる磁気センサ素子を提供する。
【解決手段】複数の磁区が一方向に連なり、且つ隣り合う該磁区同士が互いに反対方向の磁化容易軸を有する多磁区構造体を備えている磁気センサ素子であって、前記多磁区構造体は表面領域を有し、該表面領域の内、前記多磁区構造体の一方の端から数えて2n−1番目(nは自然数)の磁区と2n番目の磁区との境界に位置する第1の表面部と、2n番目の磁区と2n+1番目の磁区との境界に位置する第2の表面部とは、磁性粒子あるいは該磁性粒子に固定可能な物質に対する親和性が互いに異なることを特徴とする磁気センサ素子。 (もっと読む)


【課題】歯状磁性体の位置及び移動方向を正確に検出できる磁気検出装置を得る。
【解決手段】移動方向判定手段13から得られる歯状磁性体の移動方向に基づき、第1信号について歯状磁性体の各歯における所定位置に対応する部分を磁性体位置として判定する磁性体位置判定手段14と、磁性体位置判定手段14から得られる磁性体位置と移動方向判定手段13から得られる歯状磁性体の移動方向の情報を含む移動状態信号を出力する移動状態出力手段15とを備え、移動状態信号は、3レベルの信号であり、レベルが変化する際のエッジ及びそのエッジにおける変化後レベルに、磁性体位置及び移動方向情報が対応している。 (もっと読む)


【課題】360度の測定範囲にわたって磁場角を精度良く測定可能であり、1チップ化も可能な磁場角測定装置を提供する。
【解決手段】磁場角測定装置は、第1ホイートストンブリッジ200A,第2ホイートストンブリッジ200B、第1アンプ43A,第2アンプ43Bおよびマイクロコントローラ44を備える。各ブリッジ200A,200Bは3つのタイプ(A〜C)のGMR素子により構成される。磁場角θは、マイクロコントローラ44において、第1アンプ43Aの出力(ΔU1=A1sinθ)および第2アンプ43Bの出力(ΔU2=A2cosθ,A1=A2)を基に、式θ=arctan(ΔU1/ΔU2)により決定される。 (もっと読む)


【課題】誤検出することなく磁性移動体の移動方向を検出することができる磁気検出装置を得る。
【解決手段】被検出対象の正方向への移動に基づく、第1磁電変化出力回路の出力と第2磁電変化出力回路の出力の相互の位相により、第1信号を出力し、ハイレベル1とローレベル1のパルスを発生し、被検出対象の逆方向への移動に基づく、第1磁電変化出力回路の出力と第2磁電変化出力回路の出力の相互の位相により、第2信号を出力し、ハイレベル2とローレベル2のパルスを発生する出力信号処理回路を備え、ハイレベル1とローレベル1のパルスが他方の比較レベルと交差しないようにすると共に、ハイレベル2とローレベル2のパルスが一方の比較レベルと交差しないようにする。 (もっと読む)


【課題】より高分解能で小型である磁気式エンコーダ用の磁気センサを提供すること。
【解決手段】本発明の磁気センサは、電子素子231上に実装されており、磁気抵抗効果素子を一対の軟磁性体で挟持してなる複数の磁気検出部232を備えた磁気センサであって、前記磁気検出部232は、磁界が通過する方向に沿って並設するA相用の磁気検出部232aと、磁界が通過する方向に沿って並設するB相用の磁気検出部232bとを有し、前記磁気検出部232a及び前記磁気検出部232bは、隣接する磁気検出部が磁気的に干渉を及ぼさない距離だけ離した状態で、交互に配設される。 (もっと読む)


【課題】大きな磁気抵抗素子に掛かる応力を緩和し、性能低下を防ぐ磁気センサを提供する。
【解決手段】MRセンサ1は、基板2と、第1のMR素子30が直列に接続された第1、第2、第5、第6のMR素子群3A、3B、3E、3Fと、第2のMR素子31が直列に接続された第3、第4、第7、第8のMR素子群3C、3D、3G、3Hと、パッド4a〜4dとで構成され、第1〜第8のMR素子群3A〜3Hの周囲には、第1〜第8のMR素子群3A〜3Hに掛かる応力を緩和するための応力緩和用開口5が設けられている。第1〜第8のMR素子群3A〜3Hは、コモンセントロイド配置されており、MRセンサ1のオフセット電圧の低減を可能にしている。 (もっと読む)


【課題】製造工数が少なく、同時に複数の軸を有する磁気センサ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】複数のセンサブリッジ回路における一対の検知部を傾斜の法線方向が三次元的に交差する傾斜斜面上にそれぞれ配し、同一センサブリッジ回路内の一対の検知部は傾斜斜面の法線方向が同一である斜面上に配しているので、一方向の磁界を付与しながらの磁場中熱処理を1回行うだけで、同一ブリッジ内検知部のピンド層は同一方向に着磁でき、かつ各座標系のピンド層の磁化方向を三次元的に交差する三つの磁化方向に着磁できるため、製造工程の低減ができ、製造歩留まりの向上に繋がる。 (もっと読む)


【課題】接続ワイヤーを用いることなく、磁気センサの出力信号を生成することが可能な単一チップの磁気センサを提供すること。
【解決手段】磁気センサ10は、単一の基板10a、複数の磁気抵抗効果素子11〜18、複数の磁気抵抗効果素子を接続する配線部19、及び、制御回路部31を含む。制御回路部は、複数の磁気抵抗効果素子の抵抗値に基く物理量を配線部を介して取得し、且つ、その物理量を処理することにより外部に出力する出力信号を生成する。磁気センサは、基板上に積層された複数の層を含む。磁気抵抗効果素子はその複数の層の一つの層の上面に形成される。配線部及び制御回路部は、基板及び複数の層内に形成される。磁気抵抗効果素子と配線部と制御回路部とは、その複数の層内にてそれらの層の層面に交差する方向に伸びる導電性物質からなる接続部により互いに接続されている。 (もっと読む)


【課題】実施例は、複数の磁気抵抗(magnetoresistive)(MR)センサを有する無線周波数(radio frequency)(RF)センサシステムを含み、各MRセンサは、MR素子の構成を含み、経時変化する外部磁場に応答して経時変化出力電圧を発生させるように適合される。
【解決手段】RFセンサシステムは、複数のMRセンサに電気的に結合され、かつ、複数のMRセンサからの複数の経時変化出力電圧を受取り、組合せて、センサ出力電圧を生成するように適合されたコンバイナ回路も含む。別の実施例は、複数のMRセンサがアレイの構成で配置された電磁センサアレイを含み、各MRセンサは、ホイートストンブリッジ回路を形成する複数のMR素子を含み、各MRセンサは、経時変化する外部磁場に応答して経時変化出力電圧を発生させるように適合される。さらに別の実施例は、電磁センサアレイの製造方法を含む。 (もっと読む)


本発明は第1の磁化が固定された磁気層(410)と磁気脱共役のために第1の分離層(420)によって分離されている高感度層である第2のフリー磁化磁気層(430)とを備える磁気抵抗センサに関する。前記センサは磁気脱共役のために第2分離層(440)によって前記高感度層から分離された第2の磁化が固定された磁気層(450)を更に備え、前記第1および第2の分離層は前記高感度層の両側に位置し、外部磁場がない場合、前記第1の磁化が固定された磁気層および前記高感度層の各磁化は実質的に垂直である。前記第2ピン層の磁化配向は選択される。 (もっと読む)


本発明は、ピン層である第1の磁化が固定された磁気層(410)と、外部磁場がない場合、前記ピン層の磁化に対して実質的に垂直な磁化を有し、磁気脱共役のために第1の分離層(420)によって前記ピン層から分離されている高感度層であるフリー磁化磁気層(430)とを備える磁気抵抗センサに関する。前記センサは、横方向のスピン移動を制御する役割を果たし、前記分離層の反対側で前記高感度層の横に位置する横結合層(440)を更に備える。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で紙葉類の厚みと磁気インク含有量とを同時に検出する技術を提供する。
【解決手段】紙葉類識別装置10のセンサ部100は、紙葉類の厚みと磁気インクの含有量に応じてインダクタンスが変化する可変インダクタンス部110と、可変インダクタンス部110のインダクタンスに応じて出力信号を生成する出力信号生成部120とを備えている。可変インダクタンス部110は、磁歪特性を有する接触端子112とその外周に設けられたコイル113とを備えている。接触端子112は、補助ローラ630を介してスプリング632から押圧力を受けるように配置されている。紙幣BLの厚みtに応じてスプリング632から受ける押圧力が変化すると、接触端子112の透磁率が変化して可変インダクタンス部110のインダクタンスが変化する。同時に、紙幣BLの磁気インクの磁気量によっても可変インダクタンス部110のインダクタンスは変化する。 (もっと読む)


【課題】素子抵抗が低く、MR比の高いトンネル磁気抵抗効果素子(TMR素子)を提供すること。
【解決手段】基板11の上方に下地層12、反強磁性層13、ピンド層14、非磁性結合層15、リファレンス層16、トンネルバリア層17、フリー強磁性層18、及びキャップ層19が順に形成されたトンネル磁気抵抗効果素子(TMR素子10)において、トンネルバリア層17を、MgO膜等の結晶性酸化物膜を低酸素分圧(例えば10-7Pa程度の高真空下)下で形成し、その後結晶性酸化物膜を酸素ガス又は酸素を含むガスと接触させる。このようにして形成された結晶性酸化物膜を備えたTMR素子10によれば、従来よりも高いMR比が得られる。 (もっと読む)


【課題】磁界の印加方向が磁気抵抗効果膜からなるセンサ素子の磁化容易方向に磁界を印加し、軟磁性の磁性粒子を容易に検出する検出装置を提供する。
【解決手段】第1の磁性膜(検出層)、非磁性膜、及び、第2の磁性膜(磁化固定層)がこの順に積層されたセンサ素子と、センサ素子に電流を供給する電源と、センサ素子の電圧を検出する電圧検出手段と、検出層の磁化容易方向に磁界を印加する磁気発生手段とを具備し、センサ素子に印加された磁界の強度とセンサ素子の電圧の大きさとから、磁性粒子を検出する検出装置であって、第2の磁性膜の磁化方向が磁気発生手段から印加される磁界の方向と平行であり、第1の磁性膜が、100Oe以上で磁化反転する磁性膜であり、磁気発生手段から印加される磁界が、第2の磁性膜の一方向異方性の向きであることを特徴とする検出装置である。 (もっと読む)


【課題】ヒステリシス特性に優れた磁気センサ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】GMR素子とCVD酸化膜11oとの間には,GMRバー12a−2の表面を覆うように、基板11の全面に亘って非酸化性雰囲気で成膜したPVD絶縁膜11rが形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、マイクロマシニング技術で作製したマイクロメカニカル構造体において、その可動部に磁気センサを設けて磁気情報を得る磁気センシング装置を提供する。
【解決手段】基板100に連結された可動部101の表面に磁気センサ102およびアクチュエータ103が設けられ、磁気センサ102は、検知した信号を読み取るための配線104、電極パッド105が接続されている。アクチュエータ103の作用により、可動部101が下方に反り、可動部先端に設けられた磁気センサ102が、基板100の基準面に対してある角度をもって傾斜している。 (もっと読む)


【課題】ヒステリシス特性に優れた磁気センサ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】GMR素子とCVD酸化膜11oとの間には、GMR素子における少なくともフリー層FをGMRバー12a−2毎に覆う非磁性膜が形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 磁石とこの磁石に対向して移動する検知器を用いて、位置検知を正確にできるようにした磁気抵抗効果素子を用いた位置検知装置を提供する。
【解決手段】 磁石2の円形の表面2aがN極に着磁され、背面2bがS極に着磁されている。検知器10は、磁石2の表面2aから離れた位置でX−Y平面内で移動する。検知器10内にはX方向検知素子20xとY方向検知素子20yが設けられている。X方向検知素子20xとY方向検知素子20yは、それぞれ磁気抵抗効果素子である。磁石2の表面2aを中心Oが突出するテーパ形状とすることにより、X方向検知素子20xとY方向検知素子20yとで、中心Oからの距離を正確に得ることができる。 (もっと読む)


【課題】センサを小型化でき、印加磁界の制御が容易な磁気近接スイッチを提供することを課題とする。
【解決手段】スイッチング動作を行う集積回路素子を備えた半導体基板11と、半導体基板11の一方の面上に設けられ、かつ面内方向に感磁方向を持つ磁気抵抗素子12と、磁気抵抗素子12にバイアス磁界を印加するためのコイル13を少なくとも備え、コイル13は、外部磁界が印加されていない状態では、磁気抵抗素子12が形成された面内方向にバイアス磁界を印加するものであることを特徴とする磁気近接スイッチ10。 (もっと読む)


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