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Fターム[2G040EC09]の内容

Fターム[2G040EC09]に分類される特許

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【課題】 測定が困難なγ-Fe2O3を精度良く定量する鉄鉱石中のγ-Fe2O3量の測定方法を提供する。
【解決手段】 (1)鉄鉱石の示差走査熱量測定または示差熱分析により測定された温度-示差熱曲線における650〜750℃の温度範囲で観測された発熱ピークの面積を基に、鉄鉱石中のγ-Fe2O3量を求める、(2)先ず、鉄鉱石のX線回折分析により測定されたX線回折パターンにおける回折角29.8〜30.5゜または42.9〜43.7゜で観測される回折ピークの強度からFe3O4及びγ-Fe2O3の総量を求め、次に、JIS M8213に準じて測定された前記鉄鉱石中の酸可溶性鉄(II)からFe3O4量を求め、前記Fe3O4及びγ-Fe2O3の総量と前記Fe3O4量から鉄鉱石中のγ-Fe2O3量を求める、または、(3)鉄鉱石を大気中で400〜650℃の温度で加熱処理した後、該鉄鉱石のX線回折分析により測定されたX線回折パターンにおける回折角29.8〜30.5゜または42.9〜43.7゜で観測される回折ピークの強度からγ-Fe2O3の総量を求める。 (もっと読む)


【課題】基板から熱分離した熱容量が極めて小さな薄膜に温度センサと試料ホルダを形成して、消費電力が小さく、高速応答の外部からの加熱手段で、少なくとも試料ホルダを均一な温度分布にする熱分析センサを実現し、これを用いた熱分析装置を提供する。
【解決手段】SOI層などをカンチレバ状に形成した薄膜の先端部を試料ホルダとして利用し、この領域に薄膜温度センサを形成する。このSOI層のカンチレバの上側と下側に空隙を介して薄膜を挟むダイアフラムに加熱手段としての薄膜ヒータを形成するか、または薄膜を囲む薄膜ヒータを形成して試料ホルダを一様に加熱できるように加熱手段を有する熱分析センサを構成する。 (もっと読む)


本発明は、物質が励起に晒されそれに対応する応答が観察される物質を分析するための方法に関するものである。次いで、励起と応答の間の相関についてのパラメトリックモデルを前もって決定するように評価が行われる。モデルパラメータが、時間領域において、励起の値および応答の観測値から決定される。これらのモデルパラメータから、周波数範囲において、伝達関数が計算され、これらの伝達関数から、物質の特徴的な量が直接に計算されるようになっている。 (もっと読む)


【課題】相変化物質を利用して外部環境の温度変化による材料の温度変化を緩和するための温度調節材料を評価するのに特に適した、温度調節材料の温度特性または熱量移動特性の評価を、簡便、迅速かつ再現性良く評価することができる温度調節材料の熱特性試験方法および装置を提供する。
【解決手段】入力エネルギーをコンピュータ制御されたヒータと相変化物質の相変化温度以下の一定温度に調節されたクーラとの間に試験片を把持し、上記ヒータの入力エネルギーを増加あるいは減少させ、上記ヒータ温度を相変化物質の相変化温度の下方あるいは上方から相変化温度の上方あるいは下方へと変化させ、入力エネルギー、試験片のヒータ側温度、試験片のクーラ側温度を非定常状態で測定する。 (もっと読む)


【課題】低露点時の応答性、高露点時の整定性を確保し、全ての露点温度範囲において、短時間で正確な露点(本露点)を計測する。
【解決手段】実験により求めた露点温度と最適な制御パラメータとの関係を示す近似式f1をメモリ26に格納しておく。受光素子9が受光する反射光の光量が冷却開始後に最初に大きく変化した時の鏡面3−1の温度を仮露点として検出し、この検出した仮露点を近似式f1に代入して制御パラメータを求め、この求めた制御パラメータをペルチェ出力制御部23に設定する。 (もっと読む)


【課題】 熱分析装置において温度センサの取付け方法の改善により熱分析の精度を向上する。
【解決手段】 熱を試料Sの方向へ伝える金属ブロック4と、この金属ブロック4からの熱を受ける伝熱側受熱部分14aと試料Sからの熱を受ける試料側受熱部分14bとを有する温度センサ8a,8bと、温度センサ8a,8bの伝熱側受熱部分14aと金属ブロック4との間に設けられた介在部材12とを有する熱分析装置である。温度センサ8a,8bは、伝熱側受熱部分14aと試料側受熱部分14bとの温度差に応じた信号を出力する。介在部材12は結晶構造内にすべり面を有する熱伝導性に優れた材料、例えば黒鉛構造を有する炭素やBNによって形成される。伝熱側受熱部分14aと金属ブロック4との熱膨張量が異なるとき、介在部材12はすべり面でズレ移動して両部材の自由な熱膨張を確保する。 (もっと読む)


【課題】 ナノグラムオーダーの微量な試料を高速かつ高分解能で熱分析できる微小熱分析用プローブおよび微小熱分析装置ならびに微小熱分析方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 基板と、前記基板上に微細加工法によって形成された熱分析部を備える微小熱分析用プローブであって、前記熱分析部は、前記基板上に形成された試料加熱部と、前記試料加熱部に近接して形成された薄膜状発熱体からなる主加熱ヒータ部と、前記試料加熱部と主加熱ヒータ部との間に介設された薄膜状熱電対からなる温度測定部と、を含むことを特徴とする微小熱分析用プローブ。 (もっと読む)


【課題】 試料からの電磁波データを、より少ない記憶容量で取りこぼしなく取得し、電磁波検出結果と熱分析結果の関連付けが容易に行える熱分析装置を提供する。
【解決手段】 電磁波データ取得トリガ設定手段7により設定されたトリガ条件に合致するかを電磁波データ取得制御手段6にて判定し、合致する時電磁波データを取得する。トリガが発生した時の熱分析データ上の位置と電磁波データを電磁波データ関連付け手段10が関連付けを行い、その結果を使用して指定された熱分析データ上の位置に対応する電磁波データを電磁波データ特定手段14が特定し、熱分析データ近傍に電磁波データを出力する。 (もっと読む)


【課題】 液化窒素を用いた冷却装置と電気冷却装置の接続機構を共有化し、冷却装置の切替えを簡便化し、温度範囲を容易に切り替えられる示差走査熱量計を提供することを課題とする。
【解決手段】 測定試料と基準物質を収納するヒートシンク1と、ヒートシンク1を加熱するヒーター4と、ヒートシンク1の底板上に固定されている示差熱流検出器とを有する示差走査熱量計において、ヒートシンク1の底板下に固定された冷却機構51を有し、冷却機構51には冷却ガス導入用の冷却ヘッドあるいは電気冷却ヘッドを装着するための挿入穴7と、挿入穴7と導通する冷却ガスのガス流路10を設ける。 (もっと読む)


本発明は石油製品の結晶消失温度の量定方法に関するものであり、分析される試料を低温槽内に準備された測定室(4)に導入する段階、分析される試料に光線ビームが通過するようレーザー放射体(6)と連携する光受信体(7)を連結する段階、受信体(7)により受けた光度を記録する段階、低温槽(1)の温度を徐々に下降させ次いで再度徐々に上昇させる段階、と同時に受信体(7)により受けた光度の、温度を基にした変化を表す曲線を記録し、前記曲線より結晶消失温度を量定する段階、より成ることを特徴とする。
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【課題】 プラスチック製品の形状保持特性を評価方法であって、少量のサンプルで正確かつ迅速に測定することで評価できるという優れた効果を有するプラスチック製品の形状保持特性の評価方法を提供する。
【解決手段】 プラスチック製品の形状保持特性を評価する方法であって、プラスチック製品を形成するプラスチックをDSC法(示差走査熱量分析法)による測定に付し、該測定結果によりプラスチック製品中の歪応力を測定するプラスチック製品の形状保持特性の評価方法。DSC法に内でも、温度変調DSC法を用い、不可逆的吸熱を測定することが、評価の正確性の観点から好ましい。ここで、温度変調DSC法とは、通常のリニアー昇温の上にサイン波状あるいはステップ状に温度変調を加えて昇温する測定法であり、不可逆的吸熱とは歪による応力緩和である。 (もっと読む)


【課題】新しい断熱技術を利用した、向上した熱量計を開発する。
【解決手段】新しい断熱走査熱量計は、テスト時に動的に報償される高圧反応容器の熱質量を許容する。これは、複合圧力バランス装備の利用無しに1.0に減少される実験の効果的なcD要素を許容する。吸熱の結果は、定量化され得り、サンプル比熱が測定され得る。テスト完了のために要求される時間は、通常的な断熱熱量計で更に短いため、装置の生産性を非常に向上させる。発熱検出感度は、少なくともHeat-Wait-Search方法を採用する現存する断熱熱量計ほど少なくとも良好であるが、温度走査速度に依存する。また、反応熱は、サンプルの熱容量に関係なく得られ、圧力は連続的に測定され、反応物は、テスト容器内に注入され得り、サンプルはテスト時に混合され得る。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】
分析炉(12)、1対の温度センサを使用することによって分析中のるつぼ(24)温度をモデル化するようにトレーニングされる予測的温度制御を含み、一方のセンサ(130)は、炉内に固定関係で取り付けられ、他方のセンサ(140)は、るつぼ温度プロファイルをトレーニングし調整するようにるつぼ内に位置決めされ、その結果、試料を入れるるつぼ温度をモデル化することができ、炉の動的熱特性に従った炉(12)へのエネルギー投入への応答が分かる。るつぼ(24)の中の温度プロファイルをモデル化することによって、より高速でより正確な分析を可能にし、所望の温度プラトーに近づいたときの温度の過剰なオーバーシュートを防ぐように炉を制御することができる。 (もっと読む)


【課題】 液体試料を加圧下で測定できる液体試料用示差走査熱量測定装置を提供する。
【解決手段】 試料容器及びリファレンス容器が少なくとも10MPaの耐圧性を有し、該2つの耐圧容器に同時に、且つ同様に加圧するための高圧コネクター及びそれに接続する高圧ポンプを有する。 (もっと読む)


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