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Fターム[2G041JA08]の内容

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Fターム[2G041JA08]に分類される特許

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【課題】分析対象物からの情報取得方法に関し、TOF−SIMSにより、分析対象物の種類ごとに空間分解能の高い二次元分布像を得る方法、更には前記対象物の組成分析方法を提供すること。
【解決手段】以下の工程により、分析対象物を構成する構成物の質量に関する情報を、飛行時間型質量分析計を用いて取得し、取得した質量情報に基づいて前記構成物の分布状態に関する情報を得る。
(1)基体上の前記分析対象物に前記構成物のイオン化を促進するために自己反応性の物質を付与する工程。
(2) 前記自己反応性の物質の存在下で、前記分析対象物に一次ビームを照射して該構成物をイオン化して飛翔させる工程。
(3) 前記飛翔したイオンの質量に関する情報を、飛行時間型質量分析計を用いて取得する工程。
(4) 前記質量に関する情報に基づいて、前記構成物の前記基体上での分布状態に関する情報を得る工程。 (もっと読む)


【課題】
サブピコモルオーダの濃度のRNAの質量分析を可能とする質量分析サンプルの調製方法を提供する。
【解決手段】
10乃至50mg/mlの濃度で3-ヒドロキシピコリン酸を含むマトリックス溶液をサンプルプレート上に供給し乾燥させるステップS106、マトリックス溶液が乾燥した部分にマトリックス溶液を更に供給し乾燥させるステップS107、マトリックス溶液が2回供給され乾燥した部分にリボ核酸を含むサンプル溶液を供給し乾燥させるステップS108、及びサンプル溶液が乾燥した部分にクエン酸アンモニウムを含む添加剤溶液を供給し乾燥させるステップS109を含む。 (もっと読む)


【課題】質量分析用デバイスにおいて、測定光の低エネルギー化を可能とし、かつ高感度な質量分析を可能とする。
【解決手段】質量分析用デバイス1は、半透過半反射性を有する第1の反射体10と、透光体20と、反射性を有する第2の反射体30とを順次備えた光共振体を備える。第1の反射体10の表面1sに接触された試料に対して測定光L1を照射することにより、光共振体内に生じる共振によって増強された第1の反射体10の表面1sにおける電場を利用して、試料中に含まれる質量分析の被分析物質Sを脱離させる。 (もっと読む)


【課題】比較的均質な試料−マトリックス混合物の調製が可能で、解析すべき対象の適用範囲の広いMALDI質量分析法を提供する。酸性糖鎖を測定対象とした場合に酸性基あるいは酸性糖の脱離が抑制される高感度のMALDI質量分析法を提供する。
【解決手段】アミンのイオンとp-クマル酸のイオンとを含むイオン性液体からなるMALDI質量分析用液体マトリックス。前記アミンが、1,1,3,3−テトラメチルグアニジンである、前記のMALDI質量分析用液体マトリックス。 (もっと読む)


【課題】比較的均質な試料−マトリックス混合物の調製が可能で、且つ、感度の高い、MALDI質量分析法を提供する。
【解決手段】 解析すべき試料と、マトリックスとしてのイオン性液体とを溶媒中に含む混合液であって、前記混合液中の前記イオン性液体の濃度が20pM〜40mMである混合液の液滴を、ターゲットプレート上に形成する工程と、前記混合液の液滴から前記溶媒を除去して、前記液滴の体積の減少とともに、前記ターゲットプレートと前記混合液の液滴とが接する面積を縮小させることによって、前記混合液中に含まれる前記解析すべき試料と前記イオン性液体とを前記面積の一部へ集め、前記解析すべき試料と前記イオン性液体とを含む混合物のフォーカススポットを得る工程と、前記混合物のフォーカススポットをMALDI質量分析測定に供する工程とを含む、液体マトリックスを用いた高感度MALDI質量分析法。 (もっと読む)


【課題】硫酸化糖鎖のイオン化における脱硫酸化を抑制して、容易かつ正確に硫酸化糖鎖を分析することができる、硫酸化糖鎖の構造解析手法を提供する。
【解決手段】MALDI法により硫酸化糖鎖をイオン化する工程を含む、硫酸化糖鎖の分析方法および配列解析方法。 (もっと読む)


【課題】既存マトリクスの結晶粒径よりも高い空間分解能で以て生細胞や組織などの試料に含まれる分析対象物質の解析を2次元的に行うことができる高解像度イメージング質量分析方法を提供する。
【解決手段】細胞又は組織を含む生体標本に対して、金属酸化物からなるコアにポリマーが被覆された微粒子を付着させることを特徴とする、イメージング質量分析方法。 (もっと読む)


【課題】同位体標識率が50atom%以下の低濃度に標識されたアミノ酸等の難揮発性物質の同位体濃度の決定に有効な安定同位体濃度の分析方法を提供する。
【解決手段】低濃度標識試料の同位体濃度を分析する際に、FAB法のマトリックス溶液として、酸水溶液及びアルカリ金属イオン含有水溶液を添加したマトリックス溶液を使用し、このマトリックス溶液と試料とを混合して質量分析を行い、得られたマススペクトル中で、最も存在確率が高い分子にアルカリ金属が付加したアルカリ金属イオン付加分子イオンの第1のピークと、その次に存在確率が高いアルカリ金属イオン付加分子イオンのピークであって、かつ、前記第1のピークの1質量数だけ高質量数側に出現する第2のピークとの強度比から安定同位体濃度を算出する。 (もっと読む)


【解決手段】質量分析を行なう前に、固相及び/又はマイクロ波同位体比平衡及び測定を用いて、濃縮同位体種及び天然同位体種を平衡化する方法である。 (もっと読む)


【課題】生体分子配列を構成する基本単位分子の組合せ計算により導出すること、また導出した配列が質量分析された場合のフラグメントイオンの質量電荷比をコンピュータ計算によって推定することにより、質量分析を用いた生体分子の同定において必要となるデータを導出し、既知、未知を問わす生体分子配列を決定すること。
【解決手段】生体分子配列を構成する単位分子の取り得る組合せの検討することで、既知未知を問わず生体分子配列を計算し、その生体分子配列が質量分析により測定された場合に検出される質量電荷比を算出する。算出した質量電荷比と質量分析値を、質量分析におけるフラグメントイオンの検出量に従うイオン強度と生体分子配列を構成する単位分子間の特定の結合が切れやすいことを評価する全く新しい照合方法を利用することにより、本課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】
汎用性の高いLDIプレート等を提供する。
【解決手段】
本発明の第1の側面は、レーザー脱離イオン化質量分析法の分析対象となる試料を支持するためのLDIプレートであって、基板と、前記基板上に塗布され、レーザーが照射されることによって分析対象となる試料のイオン化を補助するイオン化補助粒子とを有することを特徴とするLDIプレートにある。本構成によれば、容易に製造でき、汎用性の高いLDIプレートが得られる。本発明の第2の側面は、レーザーが照射されることによって分析対象となる試料のイオン化を補助する白金粒子を有することを特徴とするLDIプレートにある。本構成によれば、広範囲の波長のレーザー光を吸収できる白金粒子が基板上に担持されているため、様々な種類の試料をレーザー脱離イオン化質量分析法の対象とすることができる。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、多数の試料を迅速に質量分析する手段を提供し、核酸及びタンパク質等の生体分子の解析を迅速に実施する方法を提供することである。
【解決手段】表面にカーボン層が形成された固体支持体、及び試料中の物質をゲル電気泳動で分離後、ゲル中に分離された物質を該固体支持体上に転写し、該固体支持体上の物質を脱離/イオン化することにより複数の物質を質量分析する方法。 (もっと読む)


【課題】尿中タンパク質分子の検出・定量による新規な糖尿病性腎症の検査法を提供する。
【解決手段】糖尿病性腎症患者の尿中で、I期からII期へ、II期からIII期へと病期が進行するにつれて、その濃度が徐々に減少する分子量約9,700のタンパク質分子を発見した。この分子は、サポシンBと呼称されている分子である。また、別途、糖尿病性腎症患者の尿中で、II期からIII期へ、III期からIV期へと病期が進行するにつれて、その濃度が増大するという分子量約13,800のタンパク質分子も発見し、この分子はトランスサイレチン(別称 プレアルブミン)と呼称されているものであることを見いだした。これらの2種類のタンパク質分子の、尿中における濃度測定は、糖尿病性腎症診断を目的とした新規な尿中マーカーとして臨床応用可能である。 (もっと読む)


【課題】既存マトリクスを用いずに分析対象物質を効率よくイオン化することができる質量分析法、また既存マトリクスの結晶粒径よりも高い空間分解能で以て生細胞や組織などの試料に含まれる分析対象物質の解析を行うことができる質量分析方法を提供する。
【解決手段】レーザー光を試料に照射してイオン化を行うイオン源となる金属酸化物がポリマーで被覆された微粒子を用いる質量分析法。 (もっと読む)


【課題】 C型肝炎患者におけるインターフェロン療法の有効性を事前に判定する。
【解決手段】 C型肝炎患者の体液中におけるマーカー物質の濃度を指標として、前記C型肝炎患者に対してインターフェロン療法が有効であるか否かを判定する。マーカー物質の濃度を測定する方法としては、イオン交換体や金属キレート体を固定化した基板等の担体にマーカー物質を捕捉し、質量分析により行なうことができる。前記マーカー物質に対する親和性を有する物質を固定化した担体を含むインターフェロン療法の有効性判定用キットによれば、より簡便かつ迅速に、C型肝炎患者に対してインターフェロン療法が有効であるか否かを判定することができる。 (もっと読む)


【課題】レーザ脱離装置、マススペクトロメトリー組立、及び大気圧下で液体試料を直接、質量分析することができる質量分析法を提供する。
【解決手段】ノズルを有するエレクトロスプレーユニット、前記ノズルとレシービングユニットとの間に、前記ノズルで形成されるエレクトロスプレー用溶媒の液滴が帯電し、移動経路に沿ってノズルから前記レシービングユニットに強制的に向かうような電位差を生じさせる電圧供給部、試料にレーザーを照射するために設けられたエレクトロスプレー支援レーザー脱離ユニットであって、レーザー照射時に前記試料に含まれる分析物が脱離し、前記移動経路と交差する飛行経路に沿って飛行することにより前記多価帯電液滴に閉じ込められ、前記移動経路に沿って移動し液滴のサイズがだんだん小さくなり、前記液滴の電荷が前記液滴に閉じ込められた分析物の少なくとも一つに移動してイオン化分析物を形成するレーザー脱離ユニット。 (もっと読む)


本発明は、液体の試料における少なくとも一つの分析物を分離すること及びさらにレーザー脱離/イオン化(LDI)質量分析法によって前記の分析物を分析することのためのデバイスに関係する。当該発明は、さらに、液体の試料における少なくとも一つの分析物を分離すること及びLDI質量分析法による前記の少なくとも一つの分析物の存在及び/又は量のその後の決定のためのデバイスの使用に関心がもたれたものである。当該発明は、また、液体の試料における少なくとも一つの分析物を分離すること及びLDI質量分析法による前記の少なくとも一つの分析物の存在及び/又は量のその後の決定のための方法に関心がもたれたものである。
(もっと読む)


【課題】広範囲な分子量の物質を高精度で簡単に質量分析することができる質量分析用基板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】レーザー脱離イオン化質量分析に用いる質量分析用の基板であって、基板上に配列したワイヤ状の金属からなるワイヤ状金属層を有する質量分析用基板。基板上に、チューブ状のメソ細孔が実質的に一方向に配向して設けられているメソポーラスシリカ薄膜を形成する工程と、該チューブ状の細孔内に金属を導入する工程と、金属を導入しら後にシリカを除去する工程とを有する質量分析用基板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
レーザー光照射により分析対象物をイオン化し質量分析を行う質量分析用試料台において、微小且つ微量試料の質量情報を感度よく、高い空間分解能を有するデータを得るための質量分析用試料台を提供することを目的とする。
【解決手段】
逆ペロフスカイト構造を持つ結晶体を基材と分析対象物の間に設けることにより、イオン化効率を高くすることができ、微量試料でも検出が可能となる。また、分析後の洗浄が容易であるため、試料台の再利用が可能であり、ランニングコストを低くできる。 (もっと読む)


【課題】本願発明の目的は、これら表面プラズモンによる表面増強効果をイオン化に利用することにより、高感度(電磁効果)でソフト(化学効果)なイオン化を行うことである。
【解決手段】本願発明においては、試料に金のコロイドを混合し、乾燥させ、その状態において、レーザー光を照射し、金の粒子の表面にプラズモンを励起し、そこに生じた電場により、金に付着した試料をイオン化して、質量分析を行うものである。また、用いる基板は、金コロイドを用いているため、平滑基板である必要はなく、どんな角度でも一様に表面プラズモンを励起できる。入射レーザーの条件は、レーザーを当てることが出来ればどんな入射でも問題はない。金コロイドの場合、520nm付近に表面プラズモン吸収波長があるが、その付近(本件では532nm)のレーザー光を当てさえすれば励起可能である。 (もっと読む)


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