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Fターム[2G052FA02]の内容

サンプリング、試料調製 (40,385) | スライド作成関連技術 (504) | 包埋、埋込(樹脂による埋込を含む) (207) | 方法、工程に工夫のあるもの (75)

Fターム[2G052FA02]に分類される特許

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【課題】本体の側面に記録部が設けられたカセットを用いてパラフィンブロック付着体を作成する際に、記録部にパラフィンが付着して該記録部の文字が見え難くなったり、付着したパラフィンを除去する煩雑なトリミング作業を必要としない病理組織検査標本作成用の包埋トレイを提供する。
【解決手段】 パラフィン収容部2は底部3とその周りに立設された側壁4とからなる上面が開口した方形の容器からなり、該収容部2の各上端角部にはカセット支承部5が設けられ、各側壁4の上端からはカセットをパラフィン収容部2上に載置し係止する係止壁6が立設され、少なくともカセットの記録部C3が配置される辺は、隣り合うカセット支承部5,5間が側壁4から係止壁6に渡って略面一に形成されるとともに、係止壁6が実質的に該記録部C3を覆わないように低く形成され、更に、該係止壁の外周に略水平状の額縁部を備えていないことを特徴とする病理組織検査標本作成用の包埋トレイ1である。 (もっと読む)


【課題】本体の側面に記録部が設けられたカセットを用いてパラフィンブロック付着体を作成する際に、記録部にパラフィンが付着して該記録部の文字が見え難くなったり、付着したパラフィンを除去する煩雑な作業を必要としない病理組織検査標本作成用の包埋トレイを提供する。
【解決手段】 側壁4の上端からはカセットをパラフィン収容部上に載置し係止する係止壁6が立設され、側壁4と係止壁6の境界にはカセット支承部5が形成され、カセット支承部5がここにパラフィンを滞留させないように狭く又は斜面状に形成され、係止壁6が実質的にカセットの記録部C3を覆わないように低く形成されるとともに、該係止壁6の外周に略水平状の額縁部を備えていないことを特徴とする病理組織検査標本作成用の包埋トレイ1である。 (もっと読む)


本発明は、例えば、室温で、リンタンパク質を含む試料と接触する際、細胞リンタンパク質を固定および安定化し、細胞形態を保存し、試料を凍結して分子解析に適切なクリオスタット凍結切片の生成を可能にし得る組成物に関する。本組成物は、(1)リンタンパク質の固定に有効であり、安定剤および/または透過性増強剤が可溶となるのに十分な含水量を有する固定剤と、(2)(a)キナーゼ阻害剤および(b)ホスファターゼ阻害剤、ならびに任意で(c)プロテアーゼ(例えば、プロテイナーゼ)阻害剤を含む安定剤と、(3)透過性増強剤(例えば、PEG)と、を含む。そのような組成物を使用して、リンタンパク質を保存するための方法について説明する。翻訳後修飾(リン酸化等)の損失、例えば、それに続く対象からの細胞または組織の採取を含む、タンパク質分解を監視するための内因性代理マーカー、および細胞または組織の集団試料の処理履歴の評価を可能にする外因性分子センチネル(例えば、磁気ナノ粒子に付着したリンタンパク質)についても説明する。 (もっと読む)


【課題】フィルムや紙等の基材上に形成されている有機物からなる有機膜の断面状態を走査電子顕微鏡により明瞭に観察できるようにし、有機膜の膜厚や形状等の情報が正確に得られるようにしたことを特徴とする、走査電子顕微鏡を用いた有機膜の断面観察方法の提供を目的とする。
【解決手段】最表面に位置する有機物からなる有機膜の断面状態を観察する方法であって、有機膜表面に有機膜を構成する有機物よりも電子線照射時に電子線の放出量が多い金属からなる金属膜を形成してから樹脂により包埋し、しかる後に断面出しを行い、その断面を走査電子顕微鏡で観察することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】病理組織のパラフィン包埋ブロックからミクロトームなどにより薄切りされた組織薄切片はその状態で長期間保存すると酸化や湿度等の影響を受け組織構造が変性、劣化して標本として長く保存できない欠点があり、組織観察が長期にわたる場合にはその都度、組織片標本を作成する必要があった。本発明はこの組織片を長期間保存しても組織活性が変性、劣化しない方法、及び装置を提供する。これによりパラフィンブロックから一度にたくさんの組織片標本を作製しても長期間、組織学的な機能解析に使用可能な標本が得られる効果がある。
【解決手段】病理組織のパラフィン包埋ブロックから薄切りされた組織薄切片をガラス基板上に貼り付けた標本の表面を融解パラフィンを表面に保持して回転する転写ロールを用いてパラフィン薄膜で覆い、該標本をパラフィンでマスキングする。 (もっと読む)


【課題】 定着支持剤を安定してゲル化することが可能となる生検試料の定着支持剤、生検試料の定着支持剤の製造方法、及び生検試料の定着支持方法を提供すること。
【解決手段】 生検試料の定着支持剤は、アルキルオキシダイズドグルコマンナンと、防腐剤とを有する。このような定着支持剤を用いて生検試料を支持することにより、生検試料及び定着支持剤にゲル化剤を添加した際に安定したゲル化を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】包埋ブロックから作製された薄切片を、予め定められた向きに整えながら基板で掬い取る位置まで搬送することができ、作業者にかかる負担を極力減らすこと。
【解決手段】包埋ブロックを薄切して作製された矩形状の薄切片Mを、薄切片が搬送されてきた搬送ポイントP1から、基板Gに掬い取られて処理される処理ポイントP2まで搬送する装置であって、底面2aと対向する2つの側面2bとで囲まれた空間に液体Waが貯留され、搬送ポイント及び処理ポイントを通過するように配置された水路2と、貯留された液体を水路に沿って搬送ポイントから処理ポイントに向けて流動させ、薄切片を液体の流れに乗せて移動させる流動手段3とを備え、水路が、薄切片が処理ポイントに達したときに、薄切片の向きが予め定められた向きとなるように姿勢を調整しながら移動させる薄切片搬送装置1を提供する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高分子材料からなる基材上の検体から透過型電子顕微鏡観察用の試料を調製する場合において、基材である高分子材料が溶出しない処理方法で検体を処理して、試料を調製する方法を提供することを課題とする。すなわち、高分子材料が溶出しない方法による透過型電子顕微鏡観察用試料の調製方法を提供することを課題とする。
【解決手段】プロピレンオキサイド処理を含まない方法で基材上の検体を処理して試料を調製することによる。かかる処理方法により、基材である高分子材料が溶出しないで試料を調製することができる。エポキシ樹脂処理手順において、エタノールのエポキシ樹脂への置換効率を高めるために、各工程の処理時間を見直し、適切な処理時間を決定した。 (もっと読む)


【課題】検体をカセットからトレイに移し替えることなく自動的又は半自動的にパラフィンブロックを形成することが可能で、更に、カセット(検体収容部)ごとミクロトームでスライスして顕微鏡標本の作成が可能な医療検査用カセットを提供する。
【解決手段】耐薬品性材料からなるカセット本体31と蓋32とを具備してなり、カセット本体31が、上面を開放した、検体を収容し得る方形の容器で、多数の透孔33を有し、蓋32が、カセット本体31に着脱可能で、多数の透孔37を設けてなる医療検査用カセットにおいて、前記カセット本体31が軟質材料からなる検体収容部35と、該検体収容部35の少なくとも1対の対向する側壁34に設けた硬質材料からなるアダプター固定部36とからなることを特徴とする医療検査用カセットである。 (もっと読む)


【課題】繊維シート上にパラフィン包埋された哺乳類のパラフィン組織切片が固着されてなるパラフィン切片保存シートを提供する。
【解決手段】スライドガラスに代えて繊維シートを用いることにより、その保存時の取り扱いを簡便にするとともに、必要な場合に、この繊維シート上にパラフィン組織切片を固定したまま、水に戻し、再度スライドガラスですくい上げることにより、従来と全く同様に組織を貼り付けたスライドガラスとすることができる。パラフィン切片保存シートには、繊維シートの片面に厚さが3〜20μmのパラフィン包埋された哺乳類のパラフィン組織切片を固着して、5〜20秒間ろ過することを特徴とする。このろ過時間は、フィルターホルダー(IWAKI:GFH−47)を使用し、径47mmの円状ろ紙面において、100mlの蒸留水を真空ポンプ(BIO CRAFT BC−651)により50mmHgで吸引しろ過するに要する時間である。 (もっと読む)


【課題】冷却効率が高く、且つ冷媒の取り替えが容易なパラフィンブロック冷却具を提供する。
【解決手段】平板状のパラフィンブロック載置部2と、上面が開放された容器状の蓄冷剤収容部3とからなり、前記パラフィンブロック載置部2を前記蓄冷剤収容部3の上面に着脱自在に取り付けるとともに、該蓄冷剤収容部3に容器又は袋内に充填された蓄冷剤11を収容したことを特徴とするパラフィンブロック冷却具である。 (もっと読む)


【課題】試料ブロックの既切削面を傷つけるおそれが少なく、従前にセットした装置と異なる装置に試料ブロックをセットする場合であっても、試料ブロックの既切削面をナイフの仮想切削面に非接触状態でかつ容易に平行となるよう配置できる。
【解決手段】傾斜角可変手段により既切削面B2の傾斜角を調整可能な状態で試料ブロックBを支持する試料ブロックステージ10と、ダミーブロックDを支持するダミーブロックステージ11と、試料ブロックステージに支持された試料ブロックとダミーブロックステージに支持されたダミーブロックに対して相対移動されて、試料ブロック及びダミーブロックをそれぞれ切削可能なナイフ12と、試料ブックステージに支持された試料ブロックの既切削面B2とダミーブロックステージに支持されたダミーブロックのナイフによる切削面D2との傾斜角のずれを検知するオートコリメータ13とを備える。 (もっと読む)


【課題】従来のパラフィン浸透処理方法では、組織標本内にパラフィンを充分に浸透し難い組織標本でも、充分にパラフィンを浸透し得る組織標本のパラフィン浸透処理方法を提供する。
【解決手段】脱水及び脱脂処理が施された組織標本をパラフィン溶融液に浸漬して、前記組織標本内にパラフィンを浸透処理する際に、該組織標本をパラフィン溶融液に浸漬して、前記組織標本の組織内に溶融パラフィンを浸透した後、前記組織標本を冷却して浸透した溶融パラフィンを固化し、次いで、前記組織標本をパラフィン溶融液に再浸漬して、組織標本の内部に浸透している固化パラフィンを再溶融する固化・再溶融処理を、同一組織標本に対して少なくとも一回施すことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】染色貼着作業の一層の軽減化を図ることのでき且つ小型化できる染色貼着システムを提供する。
【解決手段】検体標本付きのスライドガラスが収容されているバスケットを、前記検体標本の染色に用いる複数の槽に順次浸漬し、前記検体標本に所定の染色を施す染色装置10と、染色装置10から搬送手段で搬送されてきたバスケットから取り出されたスライドガラスの染色された検体標本上に、カバーフィルム片を貼着する貼着装置12とから成る染色貼着システムであって、染色装置12の染色側制御部10Aと貼着装置12の貼着側制御部12Aとが相互に通信可能に接続され、染色側制御部10Aにバスケットと対応して入力された染色条件データと貼着条件データとのうち、染色装置から供給されるバスケットに対応する貼着条件データを、染色側制御部10Aから貼着側制御部12Aに移送して貼着装置12によるカバーフィルム片の貼着を行う。 (もっと読む)


【課題】従来の方法に比して前処理を大幅に簡素化して測定に要する時間を大幅に短縮化することのできるアスベストの測定方法を提供する。
【解決手段】捕集容器1内に放電電極3と、透光性があり、かつ、少なくとも表面が導電性を有する集塵電極4を配置し、これらの両電極間に電位差を付与した状態で、捕集容器1内に雰囲気を吸引し、その雰囲気中のアスベストを含む浮遊物質Pを、放電電極3で発生させた単極イオンで帯電させて集塵電極4上に捕集し、その集塵電極4上の浮遊物質Pを分散染色分析法を適用して顕微鏡観察し、アスベストを弁別計数する。フィルタを用いた従来の方法に比して、フィルタの灰化処理等の前処理を不要とし、測定に要する時間の短縮化を達成する。 (もっと読む)


【課題】パラフィンブロックへの組織コアの簡単かつ確実な挿入が可能な組織アレイ作製装置の提供。
【解決手段】少なくとも1つの受容体ブロック(1)と、被検組織(3)を含む少なくとも1つの供与体ブロック(2)とを用いると共に、前記受容体ブロック(1)に中空空間を形成するための第1中空ニードル(4)と、前記組織(3)から試料を採取しかつ該試料を該受容体ブロック(1)の該中空空間に挿入するための第2中空ニードル(5)とを含んで構成される、組織アレイ作製装置において、前記第1及び/又は前記第2中空ニードル(4;5)を前記受容体ブロック(1)の上方において位置決めするために、パンタグラフ(6)を有することを特徴とする。 (もっと読む)


組織標本の加工及び包埋を行うための支持部と位置決め部とを備えている組織処理装置が提供される。支持部及びカバーは、チャンバーを形成し、チャンバー内では、加工前に組織標本が方向付けされる。加工後、チャンバー内の組織標本が包埋され、位置決め部が離脱されると、組織標本は、包埋剤内に正確に方向付けされた状態で、支持部に載置されており、ミクロトームによる切断準備ができている。
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【課題】ブロック(複数)の夫々の上方における中空ニードル(複数)の夫々の簡単かつ確実な位置決め(特定)が可能な組織アレイ作製装置の提供。
【解決手段】受容体ブロックに中空空間を形成するための第1中空ニードルと、供与体ブロックに含まれる被検組織から試料を採取しかつ該試料を該受容体ブロックの該中空空間に挿入するための第2中空ニードルとを含んで構成される、組織アレイ作製装置において、前記第1及び/又は前記第2中空ニードル(4;5)を前記受容体ブロック(1)及び/又は前記供与体ブロック(2)の上方において位置決めするために、所定のマーキング(複数)を備える位置決めアレイ(11)と、該マーキング(複数)の夫々の位置を前記供与体ブロック(2)上の対応する部位に及び/又は前記受容体ブロック(1)上の対応する部位に伝達するための可動に支承されるレバー装置とを含んで構成されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】過去試料も含め多数の病理細胞組織試料や生物学的研究細胞組織試料を診断や治療の決定や研究の為に新しく採取した試料とも含めた観察決定の為に縦横整然と配列されたテッシュアレイヤーやセルアレイヤーを作製するにおいて、従来は高価な機器を使用して熟練技術を必要としていたが、それらの機器や熟練を必要としない、縦横のインデックスが定まった試料挿入孔を配列している方形のアレイヤーゲルと前記アレイヤーを成形する容器固定ゼリーゲル化槽装置の機能性に関すること。
【解決手段】試料の包埋支持剤を種々の形状に成形できる容器でもある固定ゼリーゲル化槽装置の各パーツの機能構造の交換による種々の形状の生物試料を変形破壊することなく包埋保持させる。またこの容器固定ゼリーゲル化槽装置を使用して生物試料のアレイヤースライドを作製するアレイヤーゲルを包埋支持剤から成形する。
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【課題】生体材料の薄切片の作製や染色処理を行う際の操作性を向上させる。
【解決手段】試料薄片を接着させる粘着フイルムの粘着面の周囲を囲む 窓枠状ガイドを設ける。このガイドは非粘着部を持ち、粘着フイルムを保持するホルダーと合わせて、前記ガイドによって囲まれる開口に対応する粘着部を有するガイド付き粘着フィルムとする。ガイドは各種の可撓性を有するプラスチックで構成し、薄片試料よりも厚く設定する。ホルダの形状は粘着フイルムの固定・保護を目的とするので寸法は限定されず、粘着フイルムに合わせて設計する。 (もっと読む)


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