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Fターム[2G085BC04]の内容

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Fターム[2G085BC04]に分類される特許

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【課題】荷電粒子加速器のビームラインを長くすることなく、ビームラインの直線部から放射光を発生することができること。
【解決手段】荷電粒子加速器のビームラインに設置される2極以上の超電導電磁石に用いられる超電導コイル装置20において、主磁場コイル12の周囲に独立して、荷電粒子のビームから放射光を発生させるための磁場を形成可能な放射光発生用磁場コイル21が配置されたものであり、この放射光発生用磁場コイルは、双極交番磁場コイル22またはヘリカルダイポールコイル23である。 (もっと読む)


【課題】小型であり設置コストや運用コストが低廉でありながら、重粒子につきがん治療等に利用可能なエネルギーを有するまで加速が可能であり、特に粒子加速面の中心領域における初期の加速がスムーズであるような磁場分布を形成することができる空芯型サイクロトロンを提供する。
【解決手段】空芯型サイクロトロンのコイルシステム1にあって、軸方向に対向し、半径方向に等時性磁場を形成する一対のメインコイルユニット2と、軸方向に対向し、円周方向に強弱のある磁場を形成する一対のスパイラルセクターコイルユニット4と、軸方向に対向する一対のセンターコイル6を設ける。各センターコイル6は、酸化物超電導導体を巻いた空芯のコイルであり、前記半径方向の中央に配置されている。 (もっと読む)


【課題】小型であり設置コストや運用コストが低廉でありながら、重粒子につきがん治療を可能とする程の十分なエネルギーを有するまで加速可能となるような磁場分布を形成することができる空芯型サイクロトロンを提供する。
【解決手段】空芯型サイクロトロンのコイルシステム1にあって、軸方向に対向し、半径方向に等時性磁場を形成する一対のメインコイルユニット2と、軸方向に対向し、円周方向に強弱のある磁場を形成する一対のスパイラルセクターコイルユニット4を設ける。スパイラルセクターコイルユニット4は、複数のスパイラルセクターコイル41を含む。各スパイラルセクターコイル41は、酸化物超電導導体を、螺旋状に湾曲する扇形に沿うように巻いた空芯のコイルとし、互いに回転対称となるように配置する。 (もっと読む)


【課題】偏向電磁石に荷電粒子加速機能を付加させることにより、円形粒子加速器などで使用される加速機器の数を大幅に低減させることによって円形粒子加速器などの低価格化、小型化を可能にする。
【解決手段】偏向用励磁電流によって、第1偏向磁場用励磁コイル16、第2偏向磁場用励磁コイル17を励磁させて、磁性体15のギャップ14内に偏向磁力線20を生成させ、磁性体15のギャップ14に配置された真空空洞パイプ10中を通過する荷電粒子を偏向させながら、加速用励磁電流によって、加速用励磁コイル22を励磁させて、磁性体15内に加速用磁力線23を生成させるとともに、この加速用磁力線23によって磁性体15の両端部間に誘導電圧Vaを生成させ、磁性体15のギャップ14に配置された真空空洞パイプ4中を通過する荷電粒子を加速させる。 (もっと読む)


【課題】荷電粒子の軌道を調整する磁力線の磁場分布を変化させ、各種偏向機能、各種収束機能、他の機能などを持たせることにより、荷電粒子加速器のリングで使用される電磁石の種類数を大幅に低減させ、加速器の低価格化、小型化を達成する。
【解決手段】励磁電源4によって、第1励磁ユニット2の励磁方向、励磁量、第2励磁ユニット3の励磁方向、励磁量を各々、制御させて、第1励磁ユニット2に、指定された磁場分布パターンの第1ギャップ内磁力線16を生成させるとともに、第2励磁ユニット3に、指定された磁場分布パターンの第2ギャップ内磁力線17を生成させ、指定された磁場分布パターンのギャップ内磁力線18を生成させる。 (もっと読む)


【課題】加速器において、エネルギーの異なる複数のビームを短時間で取り出す。
【解決手段】本発明の加速器の制御装置は、磁場基準発生部と電流基準変換部とを備える。磁場基準発生部は、磁束密度が初期値から初期加速完了レベルまで増加する初期上げパターンと、所定の減少幅で磁束密度が減少する減少パターンと、磁束密度が終了値まで減少する終了パターンとを記憶しており、初期上げ指令を受けた場合には初期上げパターンに従った磁束密度情報を、初期上げパターンに従った磁束密度情報の出力後に減少指令を受けた場合には減少パターンに従った磁束密度情報を、終了指令を受けた場合には終了パターンに従った磁束密度情報を、経過時間に応じて出力する。電流基準変換部は、更新された磁束密度情報に応じた磁場を発生させるコイル電流値を求めて、これを加速器の磁場コイルの電源供給部に入力する。 (もっと読む)


【課題】小型化できる偏向電磁石装置及び挿入光源装置を提供する。
【解決手段】挿入光源装置は、ビーム軌道に沿って第一の偏向電磁石装置、第二の偏向電磁石装置及び第三の偏向電磁石装置をこの順に配置している。第二の偏向電磁石装置14では、リターンポール7A,メインポール11A及びリターンポール7Bがこの順序でビーム進行方向の上流側から連結部材9Aに設置され、リターンポール7C,メインポール1B及びリターンポール7Dがこの順序でビーム進行方向の上流側から連結部材9Bに設置される。対向するリターンポール7Aとリターンポール7Cの間、対向するメインポール11Aとメインポール11Bの間、及び対向するリターンポール7Bとリターンポール7Dの間に、荷電粒子ビームが内部を通過するビームダクトが配置される。連結部材9Aと連結部材9Bが非磁性体の支持部材で連結される。 (もっと読む)


サイクロトロンが、荷電粒子を所望の経路に沿って導くように磁場を発生する磁石アセンブリを含んでいる。このサイクロトロンはまた、加速室を包囲するヨーク本体を有する磁石ヨークを含んでいる。磁石アセンブリはヨーク本体に位置する。ヨーク本体は、加速室に流体結合されているポンプ収容(PA)窩を形成する。このサイクロトロンはまた、加速室に真空を導入するように構成されている真空ポンプを含んでいる。真空ポンプはPA窩に配置される。 (もっと読む)


【課題】小型であり設置コストや運用コストが低廉でありながら、重粒子につきがん治療等に利用可能なエネルギーまで加速が可能となるような高磁場並びに磁場分布を形成することができ、エネルギーの増大に伴う相対論効果のための質量増加に対応するための径方向の磁気勾配を有する高磁場並びにビーム(放射線)収束のための周方向磁場の強弱を形成することができる磁場形成装置を提供する。
【解決手段】酸化物超電導導体を巻いて成る扇形形状のコイル若しくは扇形形状の酸化物超電導バルク体が複数周方向に並べられたコイル群あるいは超電導バルク体群を、互いに向き合った状態で2組配置する。 (もっと読む)


【課題】小型であり設置コストや運用コストが低廉でありながら、重粒子につきがん治療を可能とする程の十分なエネルギーを有するまで加速可能となるような高磁場を形成することができるコイルシステムや、これを組み込んだ粒子加速器を提供する。
【解決手段】コイルユニット1にあって、酸化物超電導導体を巻いて成る環状のコイル(主コイル3,補正コイル4,6)が複数軸方向に並べられたコイルユニット2を、互いに向き合った状態で2組備えており、一方のコイルユニット2における各コイルと、他方のコイルユニット2における対応するコイルを鏡面対称に配置する。 (もっと読む)


【課題】小型であり設置コストや運用コストが低廉でありながら、重粒子につきがん治療を可能とする程の十分なエネルギーを有するまで加速可能となるような高磁場を形成することができ、しかも磁場の高さが調整可能であるコイルシステムや、これを組み込んだ粒子加速器を提供する。
【解決手段】酸化物超電導導体を巻いて成る環状のコイルが複数軸方向に並べられたコイルユニット2を、互いに向き合った状態で2組備えており、一方のコイルユニット2における各コイルと、他方のコイルユニット2における対応するコイルが、鏡面対称に配置されていると共に、各コイルの電流値を制御する制御装置を備えており、制御装置がコイルの電流値を変更することで、各コイルユニットにより形成される磁場を変化させる。 (もっと読む)


【課題】テープ状の超電導線を巻回した超電導コイルにおいて立体的な屈曲部を設ける。
【解決手段】テープ状の超電導線を巻回された超電導コイルであって、コイル軸線方向が超電導線の幅方向両側端縁のエッジ面の垂線となる本体部と、前記本体部の周方向の一部に連続させて設けた三次元形状の立体屈曲部とを備え、前記立体屈曲部は、前記超電導の幅方向面をコイル軸線方向に対して傾斜させて捻りながら前記本体部に対して長さ方向で傾斜させる捻り区間を設けて形成していることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】冷却時の熱応力によって鞍形コイルのコイル端部が破損することなく、安定したコイル支持を維持することのできる超電導マグネット装置を提供する。
【解決手段】超電導導体が長円形の渦巻き状に巻線され鞍形に形成されてボア7の周囲に配置された複数の超電導コイル1a,1bと、筒状をなし超電導コイル1a,1bを収容するシェル4とボア7に対応する中心孔を有する盤状をなしシェル4の端部に取り付けられ超電導コイル1a,1bのコイル端部10をコイル長手方向外側より押圧するエンドプレート5とを備え、エンドプレート5は、前記中心孔に近い部分が外周部より薄く形成されている構成とする。 (もっと読む)


【課題】誤差磁場を解消して、荷電粒子加速器のビームラインを流れる荷電粒子のビームの発散を確実に防止できること。
【解決手段】荷電粒子加速器のビームラインに設置される2極以上の超電導電磁石に用いられる超電導コイル装置10において、主磁場コイル12の外側周囲に独立して、この主磁場コイル12を含む電磁石により生じた誤差磁場を打ち消すための磁場を形成可能な補正磁場コイル13が配置されたものであり、この補正磁場コイル13は、主磁場コイル12を含む電磁石により生じた誤差磁場に対応して、コイルの極数、形状、ターン数、設置位置の少なくとも一つが設定されるものである。 (もっと読む)


本発明は、癌腫瘍の多軸荷電粒子照射治療の一部として使用される荷電粒子ビーム加速方法及び装置を有する。加速器は、方向転換磁石、エッジ・フォーカス磁石、磁場収束磁石、及び抽出の利点を有するシンクロトロン、及び、シンクロトロンの全体のサイズを最小にし、厳しく制御された陽子ビームを供給し、必要な磁場のサイズを直接低減し、必要な動作電力を直接低減し、及びシンクロトロンから陽子を抽出する処理中であってもシンクロトロンにおける陽子の連続的な加速を可能にし、抽出された荷電粒子ビームのエネルギー及び強度を独立して制御する制御要素を備えている。 (もっと読む)


ベータトロンは、第1磁極面を有する第1ガイド磁石および第2磁極面を有する第2ガイド磁石を備えたベータトロン磁石を含む。第1および第2ガイド磁石は、中心配置のアパーチャを有し、第1磁極面は、ガイド磁石ギャップによって第2磁極面から分離している。コアは、両ガイド磁石と当接(abut)する関係で、中心配置のアパーチャ内に配置される。コアは、少なくとも1つのコアギャップを有する。駆動コイルは、両方のガイド磁石磁極面の周りに巻回される。軌道制御コイルは、コアギャップの周りに巻回された収縮(contraction)コイル部分と、ガイド磁石磁極面の周りに巻回されたバイアス制御部分とを有する。収縮コイル部分およびバイアス制御部分は、反対の極性で接続される。コアおよびガイド磁石内の磁束は、ベータトロン磁石の周辺部分を通って戻る。
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アンデュレータから放射されるX線ビームを電気的に360°完全に偏光するための平面ヘリカル形アンデュレータが、相互に同じ2つのコイル、または同構造の2つのコイルから形成され、これらのコイルはそれぞれ平面セクションとヘリカルセクションを有する。各巻線チャンバの底部セクションは外から見て凸形であり、巻線底部の個所または領域は最大の曲率半径を以て、軸平面に対して中央でアンデュレータ軸にもっとも接近する。1つのコイルの両セクションは同じ数、または異なる数の巻線チャンバを有する。2つのセクションの長手領域は一致するか、または比較的に小さい方は完全に比較的大きい方の中にある。1つのコイルの2つのセクションの長さが同じであり、平面セクションの巻線チャンバが円環形であり、かつ2つのセクションでの巻回数がそれぞれ一定の場合、平面セクションはヘリカルセクションの周囲に配置される。1つのコイルの2つのセクションの長さが同じ場合、コイルの少なくとも1つのセクションでは巻線チャンバ内の巻回数が一定ではなく、巻回数はセクションの全長にわたり、そのセクションの中央に対して対称に変化する。2つのセクションの長さが異なる場合、巻線チャンバ内の巻回数は一定であるか、またはコイルの少なくとも1つのセクションでは巻線チャンバ内の巻回数が一定ではなく、そのセクションの全長にわたり、そのセクションの中央に対して対称に変化する。1つのコイルの平面セクションの巻線チャンバ数は≧2であり、ヘリカルセクションの巻線チャンバ数は≧2かつ偶数である。
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本発明は、ゼーマン減速装置と、このゼーマン減速装置用のコイルと、原子ビームを冷却する方法とに関する。長手軸(L)に沿って広がる内部通路(230)を備える冷却部(212)を有するゼーマン減速器が開示され、内部通路(230)は、長手軸(L)に垂直な断面を有し、内部通路(230)の断面積は、冷却部(212)の少なくとも一部において長手軸(L)に沿って単調増加する。 (もっと読む)


【課題】渦電流損失を増大させることなく、従来に比較して構成が簡単で製作等も容易に行える各種の交流電磁石を提供する。
【解決手段】偏向電磁石102は、真空ダクト101を挟んだ状態で磁極110aが対向する鉄心110と、その磁極110aとなる片部に巻回された励磁コイル111と、この励磁コイル111の長手方向端部での接続を行う渡りブスバー150とを有している。励磁コイル111に多数の素線を撚り合わせたストランド線を用い、磁極長手方向端部位置で各ストランド線を渡りブスバー150にて接続した。 (もっと読む)


磁石構造体によって画定される加速チャンバ内の磁場は、中央加速面内に、中心軸からの半径方向距離を増大させるにつれて減少する磁場を生じさせるために、磁石ヨークの極を形作ることによって、および/またはさらなる磁石コイルを提供することによって形作られる。磁石構造体は、したがって、シンクロサイクロトロン内における荷電粒子の加速に適したものとなる。中央加速面内の磁場は「コイル支配的」であり、これは、中央加速面内の大多数の磁場が、加速チャンバの周囲に配置された1対の1次磁石コイル(例えば、超伝導コイル)によって直接生成され、磁石構造体が加速チャンバ内に弱収束および位相安定性の両方を提供するように構造化されることを意味する。磁石構造体は、極めて小型であってもよく、特に高い磁場を生じさせることができる。
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