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Fターム[2G088KK03]の内容

放射線の測定 (34,480) | 検出回路又は信号の処理 (4,721) | 波形整形 (37)

Fターム[2G088KK03]に分類される特許

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【課題】従来のNaI(Tl)検出器のようにγ線のスペクトルを分析できる上に、速中性子の測定も可能であり、また、検出器の価格が、NaI(Tl)検出器に比較して安価であり、軽量大型の検出器を提供する。
【解決手段】検出部は、PS31・36と、ライトガイド33a・33bと、PM部35a・35bと、プリアンプ部37a・37bと、を有している。PS(プラスチックシンチレータ)31・36は、それぞれγ線と中性子とを光エネルギーに変換する。ライトガイド33a・33bは、検出された光を光電子増倍管35a・35bへと導く機能を有する。光電子増倍管35a・35bは、光信号を電気信号に変換する。プリアンプ部37a・37bは、光電子増倍管からの電気信号を増幅する機能を有する。ホウ素入りパラフィン32は、5mm検出器36を通過した中性子を吸収させる機能を有する。 (もっと読む)


【課題】放射能の測定時間をさらに短縮することができる燃料集合体放射能測定装置を提供する。
【解決手段】燃料集合体放射能測定装置は、LaBr(Ce)シンチレータ4を含む放射線信号発生装置3、AD変換器12、デジタル信号処理器13およびデータ解析装置18を有する。デジタル信号処理器13はFPGA14およびCPU17を有する。燃料プールの水中に配置された燃料集合体から放出されたγ線を入射したLaBr(Ce)シンチレータ4はシンチレータ光を発し、光電子増倍管5がこの光を電気信号である放射線検出信号に変換する。FPGA14の波高解析装置15が、AD変換器12で生成されたデジタル波形を有する放射線検出信号を入力し、このデジタル波形を台形波形に変換して最大波高値を求める。データ解析装置18が、入力した複数の最大波高値を用いてターゲット核種を定量し、燃焼度を求める。 (もっと読む)


【課題】放射線のエネルギーを精度良く検出することができる放射線検出装置を提供する。
【解決手段】実施の形態に係る放射線検出装置1は、放射線4の入射を検出して放射線検出信号を出力するCdTe素子20と、取得したパラメータに基づいて、放射線4の入射によりCdTe素子20に生じたキャリアが再結合することによって低下した放射線検出信号の波高を補正する補正処理に用いる補正パラメータを生成する補正パラメータ生成部311と、生成された補正パラメータに基づいて補正処理を行う補正処理部312と、を備える。 (もっと読む)


【課題】半導体検出器において、エネルギー測定範囲が広く、エネルギー分解能を向上させた放射線計測装置を提供する。
【解決手段】半導体検出器から得られる信号波形を2系統の波形変形回路で変形し、一方の比較的長い時定数を有する変換回路8から得られる波高値をHs、もう一方の比較的時定数の短い変換回路9から得られHsに対して規格化された波高値をHf、kを測定系に依存して最適化すべき係数であるとしたとき、波高値Hを、H=Hs+k×(Hs−Hf)とする、または、H=Hs+k×(Hs−Hf)×Hs/HfあるいはH=Hs×exp(k×(Hs−Hf)/Hf)とすることでエネルギー分解能が向上する。 (もっと読む)


本発明は、電離放射線検出器による信号出力のオンライン測定と関連した平滑化方法であって
前記信号の連続したサンプルに含まれるパルスを検出し、
検出したパルスの数Nを計数し、
非破壊のフィルタリングを可変的な検出閾値を用いて前記信号に適用し、
適応可能な平滑化を前記パルスのために平滑化された計数率を得るために前記信号の変化の状態の関数として非線形処理を用いるフィルタリングされた信号に適用することを備える方法に関する。 (もっと読む)


【課題】同定された相互作用ロケーションに関する時間補正を行うことで、従来に比して時間分解能が改善されたガンマ線検出器等を提供すること。
【解決手段】ガンマ線の到達に応答して発生するシンチレーションイベントに基づいて、シンチレーション光を放出する少なくとも一つのクリスタルエレメントと、少なくとも一つのクリスタルエレメント上に配置され、シンチレーション光を検出する複数の光検出器と、複数のサンプラーを用いて、検出されたシンチレーション光に基づく複数の波形をサンプリングするサンプル取得手段と、少なくとも一つのクリスタルエレメント内におけるシンチレーションイベントのロケーションを同定する同定手段と、同定されたシンチレーションイベントのロケーションに基づいて、各波形の補正時間を判定する判定手段と、補正時間を用いて、各波形を補正する補正手段と、補正された波形に基づいて、少なくとも一つのクリスタルエレメントにおけるガンマ線の到達時刻を推定する推定手段と、を具備するガンマ線検出器である。 (もっと読む)


【課題】
バターワースフィルターを初めとするローパスフィルタの推奨カットオフ周波数を自動で決定するためのより簡便な方法、当該方法を実施するためのコンピュータプログラム、当該方法を実施するための画像処理装置を提供する。
【解決手段】
核医学画像データを取得する画像データ取得部と、取得した前記画像データから画像収集パラメータを抽出する画像収集パラメータ抽出部と、予め作成された推奨カットオフ周波数算出式を格納した推奨カットオフ周波数算出式データベースと、抽出された前記画像収集パラメータを推奨カットオフ周波数算出式データベースから選択された推奨カットオフ周波数算出式に代入して推奨カットオフ周波数を算出するカットオフ周波数算出部と、を備える画像処理用ローパスフィルタのカットオフ周波数の決定装置。 (もっと読む)


【課題】X線放射器/検出器システム内の信号雑音を低減する。
【解決手段】共通クロックが、X線放射器/検出器システムの少なくとも2つのサブシステムに接続され、X線放射器/検出器システム内の少なくとも2つのサブシステムに関連付けられる複数の雑音源が共通クロックと相関できるようになる。複数のタップを有する少なくとも1つの適応フィルタが、所望の信号及び相関雑音推定信号を受信すると共に誤差信号を出力するように構成される。更新アルゴリズムが、出力される誤差信号を最小にするように複数のタップの値を更新するために用いられ、それにより、X線放射器/検出器システム内の少なくとも1つの可変フィルタのそれぞれにおいて複数の雑音源のうちの少なくとも1つが実質的に除去され、X線放射器/検出器システムの出力のより正確な表示が与えられる。 (もっと読む)


【課題】
パルス型放射線検出器の交換時期を延ばすことを目的とする。
【解決手段】
計数率測定装置は、放射線を測定するパルス型放射線検出器1と、パルス型放射線検出器1の出力信号の不要な信号を減衰する帯域フィルタ2と、帯域フィルタの出力信号を増幅する増幅器3と、増幅器3の出力信号を計数して放射線量を演算する演算処理部6とを備え、帯域フィルタ2は、パルス型放射線検出器1の周波数成分のゲインを高周波数側より低周波数側を大きくすることを特徴とする。 (もっと読む)


パルス成形器124は、前記検出された光子を示す電荷パルスの積分された電荷を記憶する帰還キャパシタ208を有する積分器202を備える。積分器の出力パルスは、検出された光子を示すピーク振幅を有する。エンドパルス識別器214は、電荷パルスのエンドを識別する。コントローラ216は、パルスのエンドが識別されると、積分器202のリセットを駆動する制御信号を生成する。エネルギー弁別器128は、直列接続された比較器のチェーン132を有する。比較器702、704の各々の出力は、当該比較器702、704の直前の比較器の出力によって影響を及ぼされる。決定コンポーネント706は、比較器702、704の出力を決定し、コントローラコンポーネント708は、電荷収集時間の経過の後、比較器702、704の出力を記憶するように、決定コンポーネント706をトリガする。
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【課題】 入力信号のパルス測定前に入力信号から適切なパラメータを算出し、そのパラメータを使用することによりフィルタ特性を向上させたパルス計測用デジタルフィルタを提供する。
【解決手段】 指数関数で近似される入力信号からサンプリングした信号を保持する回路と、保持信号のピーク値を検出する回路と、そのピーク値を含むパルス値と当該パルス値の位置から入力信号の仮数部を計算する回路と、複数の入力信号の各々から計算した仮数部の平均値を取る回路とを有し、前記平均値を入力信号の仮数部とするパラメータ算出手段を備える。パラメータ算出手段は、入力信号の立ち上がり時間を計算する回路と、複数の入力信号の各々から計算した立ち上がり時間の平均値を取る回路とを有し、前記平均値を遅延量とするとともに、前記仮数部及び前記遅延量からデジタルフィルタ係数を算出する回路を有する。 (もっと読む)


【課題】放射線計測時におけるパイルアップの判定精度を向上させることにより、放射線の誤計測を無くし、且つそのエネルギーを正確に測定する放射線計測用パルスプロセッサを提供する。
【解決手段】イベント信号に基づいたタイミング信号を出力する時定数の異なる複数のイベント検出回路15a、15b、15cの後段にその出力を遮断するディスエーブル手段16と、各イベント検出回路15a、15b、15cがイベント信号を入力した時からそのイベント信号に基づくタイミング信号がパイルアップ検出回路19に入力されるまでの期間を一定にするように、タイミング信号を遅延させる遅延手段17を設け、このタイミング信号を用いてパイルアップ判定とベースライン補正を行う。また、イベント信号に基づいたパルス信号を遅延させる遅延回路20を設ける。 (もっと読む)


【解決手段】各々が個々のフォトンに対応している複数のステップエッジを有するプリアンプ信号の傾きに基づいて、FIRフィルタのような、パルスプロセッサのエネルギー測定フィルタの応答を調整する方法が提供され、当該方法は、各々がデジタル値を有する連続的な複数のデジタルサンプルを含むプリアンプ信号のデジタルバージョンを受信する工程を含んでおり、プリアンプ信号は、複数のステップエッジの中の第1ステップエッジと、複数のステップエッジの第1ステップエッジの直後に続く、複数のステップエッジの中の第2ステップエッジとで規定される部分を有している。当該方法は、当該部分に関するデジタルサンプルの各々のデジタル値を用いて、当該部分の長さで規格化された当該部分の傾きの平均値を決定する工程と、エネルギー測定フィルタの応答を補正するために当該部分の長さで規格化された当該部分の傾きの平均値を用いる工程とを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】核種に関係なくβ線量を確実に計測することである。
【解決手段】β線検出器2からの出力信号に基づいてβ線量を測定するβ線量測定方法であって、前記出力信号により整形されたパルス信号を波高値に応じて弁別して計数し、前記波高値とその計数値とを掛け合わせて得られた値を積算し、その積算値に基づいてβ線量を測定する。 (もっと読む)


【課題】リアルタイムで高品質な画像を出力できるようにする。
【解決手段】入射した放射線を電荷に変換する複数の変換素子と当該各変換素子を動作させる複数のスイッチ素子とを備えるセンサー172と、前記複数のスイッチ素子のうちの第1のスイッチ素子群(T11〜T33)を第1の駆動配線(Vg1〜Vf3)を介して駆動させる第1の駆動回路部173Aと、前記第1のスイッチ素子群と異なる第2のスイッチ素子群(T11a〜T33a)を介して駆動させる第2の駆動回路部173Bと、各駆動回路部173A及び173Bから供給する駆動信号の波形をそれぞれ整形する波形整形部177及び178を具備するようにする。 (もっと読む)


【課題】
撮像中に異常な放射線検出器を判定し、放射線検出器からのノイズ信号による生成画像への悪影響をなくすことができる核医学診断装置を提供できる。
【解決手段】
PET装置は、周方向に複数の検出器ユニットを備え、検出器ユニット内に複数のユニット基板を有し、前記ユニット基板が、γ線を入射する複数の検出器、および検出器のそれぞれが出力するγ線検出信号を処理するアナログASIC24とデジタルASIC26を含んでいる。アナログASIC24は時定数の異なる2つのスロー系を有し、それぞれ波高値VE1,VE2を出力する。デジタルASIC26のノイズ判定部36eは、波高値VE1,VE2の相関関係から本来のγ線検出信号かノイズかを判定し、ノイズカウント部36fでノイズ判定の計数を行い、検出器出力信号処理制御部36gで前記計数にもとづき当該の検出器からの出力信号に対する信号処理を制御する。 (もっと読む)


本発明は、特にコンピュータ断層撮影における光子(32、34)であるX線光子を検出する装置(10)、撮像装置、及び方法に関する。光子(32、34)は、電気パルスに変換され、弁別器(20)を用いて閾値と比較される。これらの機能を実行する電気回路網(12)は、処理信号が進行する電気経路(22)を変更することが可能なスイッチング素子(28)を有する。スイッチング素子(28)を作動させるためのトリガー信号(V)は、電気経路(22)の電気的な状態から得られる。光子(32、34)に関するパルスが検出されると、第1の光子(32)に由来する電荷パルスの処理が後続の第2の光子(34)によって影響されることを回避するよう、スイッチング素子(28)が作動される。
(もっと読む)


【課題】入射する放射線の輝度の大幅な変化に対しても平均直流レベルが変動しないシンチレーション検出器を提供すること。
【解決手段】光電子増倍管2の陽極Aをゼロ電位とするため、光電陰極Kに対してバイアス電源端子6から負のバイアス電圧を印加する。光電子増倍管2の出力部と直流型波形整形増幅器3の入力部との間、及び、直流型波形整形増幅器3の出力部とシンチレーション検出器出力端5との間の信号経路においては、コンデンサーによる交流結合でなく直流結合とした。 (もっと読む)


【課題】 検出系が持つ複数の時定数を補償し、信号ベースラインの変動を防止することにより、高速・高精度の計測をバランスよく実現し得るパルス計測用ディジタルフィルタを提供する。
【解決手段】検出信号を、第1の差分処理回路10のレジスタ11で遅延させるとともに、乗算器12で係数kLを掛け、さらに、減算器13で、検出信号と前記乗算器12出力との差分を求める。同様にして、第2、第3の差分処理回路20,30においても、減算器23,33で、それぞれ、前段の減算器13,23の出力と自回路の乗算器22,32の出力との差分を求め、3回の差分処理により、検出信号(入力信号)の時定数を補償し、信号ベースラインを‘0’とする。 (もっと読む)


【課題】10keV〜150keVという領域の低エネルギー光子に対して検出精度を高めたシンチレーション検出器およびシンチレーション式低エネルギー光子1cm線量当量計を提供する。
【解決手段】入射窓15と、シンチレータ12と、光電子増倍管13と、を備え、20keV以下におけるエネルギーに対する入射窓の透過率の特性を20keV以下の1cm線量当量換算係数曲線に近似させることで、10keVから150keVまでの低エネルギー光子が入射したときのエネルギーレスポンスの平坦化を図るシンチレーション検出器10とした。また、このシンチレーション検出器10を搭載したシンチレーション式低エネルギー光子1cm線量当量計とした。 (もっと読む)


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