説明

Fターム[2H052AA08]の内容

顕微鏡、コンデンサー (26,857) | 顕微鏡の種類 (2,684) | 走査顕微鏡 (1,131) | コンフォーカル顕微鏡 (620)

Fターム[2H052AA08]に分類される特許

121 - 140 / 620


【課題】高分解能な多光子励起顕微鏡を提供する。
【解決手段】周期的な光サイクルを有する分子に対して、光サイクルを回すための第1の励起光(λ)と第2の励起光(λ)および信号光(FL)を発生させるための第3の励起光(λ)を照射し、信号光を検出する。ここで、第1または第2の励起光の少なくともいずれかを周波数ωで強度変調し、検出される信号光から周波数nω成分を抽出する。周波数nω成分は光サイクルをn回回った後に信号光が発生する遷移である。このように、励起光の波長を長くすることなく多光子励起の信号光を識別できるので、空間分解能を向上できる。本発明は、蛍光顕微鏡にもラマン散乱顕微鏡にも好適に適用できる。 (もっと読む)


【課題】光の振幅と位相を独立して制御可能な光学素子を走査型顕微鏡に用いる場合に、より画質のよい観察画像を得ることができるようにする。
【解決手段】分散フィルタ62は、入射した赤外光の振幅と位相を独立に制御可能であるが、有効に動作できる期間とできない期間が生じる。そこで、調整部22は、各時刻において、3つの分散フィルタ62のうちの何れかが有効に動作するように、それらの動作を制御し、音響光学素子61は、3つの分散フィルタ62のうち、有効に動作している分散フィルタ62に赤外光を入射させる。合成素子63は、分散フィルタ62からの赤外光が同一光路を通って試料に照射されるように、赤外光を合成する。これにより、常に振幅と位相が適切に調整された赤外光を試料に照射することができ、より画質のよい観察画像を得ることができるようになる。本発明は、走査型顕微鏡に適用することができる。 (もっと読む)


【課題】より正確な解析結果を得る。
【解決手段】コンフォーカル顕微鏡11は、パーソナルコンピュータ12Aに対して、画像取得フェーズでは観察画像の画像信号を出力するとともに、それらの観察画像の画像取得開始時刻及び画像取得終了時刻を含んでいるイベントマーカを通知し(S34A)、光刺激フェーズでは光刺激開始時刻及び光刺激終了時刻を含んでいるイベントマーカを通知する(S34B)。パーソナルコンピュータ12Aは、イベントマーカに含まれる画像取得開始時刻又は画像取得終了時刻を基準として、同一実験フェーズで得られる観察画像の画像信号を構成するフレームの先頭又は末尾を揃えてから、画像の平均化処理を行う(S24)ことで、より正確な解析結果を得ることができる。本発明は、コンフォーカル顕微鏡とパーソナルコンピュータからなる顕微鏡システムに適用することができる。 (もっと読む)


本発明は、2Dピクセルアレイを含むセンサを有するデジタルスキャナにより、サンプルを微視的にイメージングする方法、及びこの方法を実施するためのデジタル走査型顕微鏡に関する。XY座標系の2Dピクセルアレイを含むセンサを有するスキャナによりサンプルを微視的にイメージングする方法であって、Y軸は、走査方向に対し実質的に垂直であり、前記スキャナは、センサがサンプルのオブリーク断面をイメージングすることができるように構成され、方法が、第1のX座標(X1)においてY軸に沿って主に延在する、2Dピクセルアレイの第1のサブアレイを活性化するステップと、ピクセルの第1のサブアレイによってサンプルの第1の領域をイメージングすることによって、第1の画像を生成するステップと、を含む方法が提供される。本発明の見地によれば、この方法を実施し、イメージング及び自動フォーカシングのために同じ2Dアレイセンサを使用するスキャナが更に提案される。
(もっと読む)


【課題】バックグラウンドノイズを抑えることができる共焦点顕微鏡装置を、比較的簡易な構成によって提供する。
【解決手段】共焦点顕微鏡装置100は、光源11と、光源11側から順に、コリメータレンズ12、偏光子13、ハーフミラー14、第一の偏光ビームスプリッター15、共焦点ピンホール16aが複数形成されたニポウディスク16、第二の偏光ビームスプリッター及び共焦点光学系18からなる照明光学系10と、試料側から順に、共焦点光学系18、第二の偏光ビームスプリッター17、ニポウディスク16、第一の偏光ビームスプリッター15、ハーフミラー14及びリレー光学系21からなる測定光学系20と、撮像素子22と、試料が載置されるステージ30と、このステージ30を光軸に沿って移動させるステージ駆動部31と、これらの制御を行う制御部40と、から構成される。 (もっと読む)


【課題】観察者が煩わしい確認作業を行うことなく、全反射照明観察と透過光観察とを容易に切り替える。
【解決手段】標本Aに対向して配置される対物レンズ35と、その入射瞳位置に、略平行光からなる照明光を入射させかつ対物レンズ35によって標本A上に集光して走査させる走査照明光学系6と、標本Aにエバネッセント光を入射させる全反射照明光学系5と、いずれかの光学系5,6を介した照明光の対物レンズ35への入射を切り替える入射切替手段7と、走査照明光学系6により走査され標本Aを透過した照明光を検出する透過用検出光学系37と、標本Aを挟んで対物レンズ35とは反対側に配置された開閉可能なカバー部材43と、その開閉を検出する開閉センサ44,45と、カバー部材43の開状態が検出されたときに、全反射照明光学系5を介した照明光の対物レンズ35への入射を遮断するシャッタ8とを備える顕微鏡装置1を提供する。 (もっと読む)


【課題】煩雑な調整作業を要することなく、超解像効果を容易に誘導できる超解像顕微鏡を提供する。
【解決手段】2以上の励起量子状態をもつ物質を含む試料70を観察する超解像顕微鏡であって、前記物質を安定状態から第1量子状態に励起するための第1照明光、および、前記物質を更に他の量子状態に遷移させるための第2照明光を射出する光源部(61,62)と、該光源部から射出された第1照明光および第2照明光を試料70に一部重ね合わせて集光する、顕微鏡対物レンズ68を含む光学系と、第1照明光および第2照明光の集光により試料70から発光する光応答信号を検出する検出部78と、第1照明光または第2照明光の偏光状態を変換する偏光部材72、および偏光部材72に一体に形成されて第2照明光の位相を空間変調する位相変調部73を有する偏光制御素子71と、を備える。 (もっと読む)


【課題】試料表面を正確に検出することができるレーザ共焦点顕微鏡及び表面検出方法を提供する。
【解決手段】照明光を射出するレーザ光源2と、試料11に照明光を照射する対物レンズ10と、対物レンズ10の焦点位置と試料11の間の距離を変化させるステージ17と、レーザ光源2と対物レンズ10の間に配置され光を偏光特性で分離する偏光ビームスプリッタ3と、偏光ビームスプリッタ3と対物レンズ10の間に固定されたλ/4板7と、偏光ビームスプリッタ3と対物レンズ10の間で挿脱可能なλ/4板8と、焦点位置と光学的に共役な位置に配置された共焦点絞り13と、共焦点絞り13を通過した試料11からの検出光の強度に応じた信号を出力する光検出器14と、を含んでレーザ共焦点顕微鏡を構成する。多重反射試料を観察する場合にλ/4板8を偏光ビームスプリッタ3と対物レンズ10の間に挿入して観察する。 (もっと読む)


【課題】例えば明視野観察、暗視野観察又は微分干渉観察などの光学顕微鏡系の観察法の少なくとも2種の観察法を切り替え可能とすること。
【解決手段】試料の共焦点画像を取得する共焦点レーザスキャニング顕微鏡は、前記試料の共焦点画像を取得するレーザ光学系と、前記試料からの測定光を検出して前記試料の非共焦点画像を取得する光学顕微鏡光学系と、前記光学顕微鏡光学系に配置された第1のフィールドレンズと、 前記レーザ光学系に配置された第2のフィールドレンズと、を具備し、前記第1及び第2のフィールドレンズは、前記非共焦点画像及び前記共焦点画像を結像する各後側焦点距離を短くする。 (もっと読む)


【課題】装置の小型化を図った、共焦点顕微鏡と全反射顕微鏡とを切り換えて使用可能な顕微鏡装置を提供する。
【解決手段】二次元スキャナ34と、正の屈折力を有する集光レンズ203とを備え、集光レンズ203が光軸から外されている場合に、二次元スキャナ34により標本12の走査照明が可能であり、集光レンズ203を光軸に挿入した場合に、標本12の全反射照明が可能である顕微鏡装置1において、集光レンズ203を光軸に挿入した場合に光軸に対して垂直移動可能に構成し、標本12の全反射照明時において、集光レンズ203に入射させるレーザ光源からのレーザ光束を二次元スキャナ34により偏向させるか、または、光軸に挿入した集光レンズ203を光軸に対して垂直移動させるかにより、集光レンズ203を通過したレーザ光束の主光線を光軸に対して垂直方向に移動させ、対物レンズ16の瞳位置Pにおける集光位置を調整可能にした。 (もっと読む)


【課題】光学系に発生する歪みを抑制するとともに、外来光によるノイズの増加を防止して、精度の高い観察を行う。
【解決手段】標本を収容して恒温恒湿を維持しつつ培養する培養部3と、該培養部3を保持するステージ4と、光源2からの照明光を標本に集光する第1の集光光学系5と、標本を透過した透過光を集光する第2の集光光学系6と、標本における照明光の集光位置と光学的に共役な位置に配置され、第2の集光光学系6により集光された透過光の一部を遮断する透過用ピンホール7と、透過用ピンホール7を通過した透過光を検出する透過用光検出器8と、これらとステージ4とを相対的に移動させる移動機構と、これらを取り囲み外光を遮断する筐体9と、筐体9内の温度を制御する温度制御部10,11,12とを備える顕微鏡装置1を提供する。 (もっと読む)


【課題】共焦点絞りを励起光及び蛍光に作用させながら、自家蛍光による蛍光画像の画質の劣化を抑制することができる共焦点走査型顕微鏡を提供する。
【解決手段】共焦点走査型顕微鏡1は、光源部2から射出された励起光を光分離手段3により対物光学系6へ導き、対物光学系6の試料12側の焦点位置に配置された試料12に照射する。共焦点走査型顕微鏡1は、試料12から生じた蛍光を、対物光学系6を介して光分離手段3へ入射させ励起光から分離し、撮像光学系13を介して撮像素子19で検出する。共焦点走査型顕微鏡1は、光源部2と対物光学系6の間で、且つ、対物光学系6の試料12側の焦点位置と光学的に共役な位置に配置されたラインスリット部材5aにより共焦点効果を生じさせ、撮像光学系13内でラインスリット部材5aと光学的に共役な位置に配置されたラインスリット部材15aにより自家蛍光を遮断する。 (もっと読む)


【課題】信号分解能を多次元において高める方法を有する非線形顕微鏡システムを提供する。
【解決手段】レーザと、シングル・モード・ファイバ、モード変換器、及び高次モード・ファイバを備える光伝送システムとを備え、光源から光を受けて構造化された自由空間ビームを供給する光伝送システムが、埋め込みガウス・ビームを有する、非線形光システムを使用する方法及びシステムが説明される。光伝送システムは、試料の一領域に光を当てて、埋め込みガウス・ビームの幅に相当する幅を有するガウス・ビームに関連する空間領域より小さい空間領域において非線形応答を生成するように機能する。他の態様では、光伝送システムが、試料の一領域に光を当てて、放射の非線形放出を生成することが、叙述される。この実施形態の他の態様は、非線形放出を検出し、検出された放出から導き出された信号を使用して、試料の顕微鏡画像を生成するための、画像化組立体を含む。 (もっと読む)


【課題】装置の小型化を図った、共焦点顕微鏡と全反射顕微鏡とを切り換えて使用可能な顕微鏡装置を提供する。
【解決手段】レーザ光源(不図示)と、レーザ光源から射出したレーザ光束を対物レンズ16を介して標本12に照射する共焦点走査観察系(照明光学系)31と、標本12からの蛍光を検出する撮像素子23を備えた顕微鏡装置1において、レーザ光源と対物レンズ16との間の光路上に挿脱可能に液体レンズ62を設け、液体レンズ62を前記光路上に挿入したときに、レーザ光源から射出したレーザ光束の主光線を共焦点走査観察系31の光軸に対して略平行にするとともに、前記レーザ光束を対物レンズ16の瞳位置Pの所定領域内に集光し、標本12の全反射照明を可能にする。 (もっと読む)


【課題】画像の取得し直しを回避し作業効率の向上を図る。
【解決手段】同一の標本Sの画像を取得可能な複数の共焦点観察ユニット、撮影ユニットと、共焦点観察ユニットまたは撮影ユニットにより取得される参照用画像171上で他方の撮影ユニットまたは共焦点観察ユニットにより取得する観察用画像のROI170を指定する領域指定部と、参照用画像171上に他方の撮影ユニットまたは共焦点観察ユニットの最大視野範囲を表す最大制限表示F1を重ね合わせて表示する視野範囲表示部とを備える顕微鏡装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】例えば明視野観察、暗視野観察又は微分干渉観察などの光学顕微鏡系の観察法の少なくとも2種の観察法を切り替え可能とすること。
【解決手段】試料の共焦点画像を取得する共焦点レーザスキャニング顕微鏡は、前記試料の共焦点画像を取得するレーザ光学系と、前記試料からの測定光を検出して前記試料の非共焦点画像を取得する光学顕微鏡光学系とを備え、前記レーザ光学系及び前記光学顕微鏡光学系の光軸上にそれぞれ挿脱可能で、前記試料からの測定光を検出して前記試料の微分干渉画像を取得する微分干渉用の複数の光学素子とを具備する。 (もっと読む)


【課題】標本へのダメージおよび蛍光の退色を抑制しつつ、環境光による影響を排除して安定した観察を行うことができるレーザ走査型顕微鏡を提供する。
【解決手段】標本Aを収容し、内部の温度および湿度を維持可能な培養容器6と、培養容器6に隣接して配置され、培養容器6と光学的に接続された光学系空間5とを備え、光学系空間5に、極短パルスレーザ光を標本A上で2次元的に走査するスキャナ22と、走査された極短パルスレーザ光を標本Aに集光させる一方、標本Aからの光を集光する対物レンズ15と、スキャナ22と対物レンズ15との間に設けられ、標本Aからの光とレーザ光とを分岐するダイクロイックミラー53と、分岐された標本Aからの光を検出する光検出器55と、光学系空間5を囲うように設けられ、光学系空間5の外部からの光を遮断する外装カバー2とが備えられているレーザ走査型顕微鏡1を採用する。 (もっと読む)


【課題】非線形光学効果を有する観察試料の内部構造を高精度に観察することが可能な構成の顕微鏡装置を提供する。
【解決手段】顕微鏡装置1は、レーザ光源10と、レーザ光源10からの光を波長変換して相互に角振動数の異なる2以上の光として射出する波長変換光学素子12,14と、波長変換光学素子12,14から射出された各々の光を観察試料31が受光することで生じる2次の非線形光学効果によって発生する所定角振動数ωの光を集めるコンデンサレンズ32と、2次の非線形光学効果によって発生する光の中から所定角振動数ωの光を抽出する分光器34と、分光器34により抽出された光を結像させる結像レンズ35と、結像レンズ35により結像された所定角振動数ωの光の強度を検出する光検出器37とを備えて構成される。 (もっと読む)


【課題】試料スライド上に配置され、2つの異なる蛍光色素を用いて処理した蛍光サンプルを画像化するための代替のレーザスキャナ装置を提案する。
【解決手段】レーザスキャナ装置1は、サンプルテーブル2と、異なる波長のレーザビーム54,55を供給するレーザ51,52および第1光学系53と、レーザビームを偏向する光学偏向素子56と、レーザビームをサンプルに集光する第1対物レンズ57と、サンプルからの発光ビーム束59,60を検出器61,61’へ伝送する第2光学系58と、発光ビーム束を検出する2つの検出器とを備える。光学偏向素子は、介在角度(β)で配置された前側および後側のダイクロイック面63,64を持つウェッジ形状のダイクロイックミラー62を備える。該ミラーは、2つのレーザビームが一方の表面63,64でそれぞれ反射するように調整され、2つの焦光ポイント65および2つの発光ビーム束の空間分離を生じさせる。 (もっと読む)


【課題】高い光の利用効率で所望のパターンの光を対象物に照射し、且つ、光の照射に伴って生じる対象物の動的な変化を高い時間分解能で観測する技術を提供することを課題とする。
【解決手段】レーザ光源(2、14)から射出された照明光を、対物レンズ(12)の瞳位置と光学的に共役な位置に配置された位相変調型空間光変調器(5)と、空間光変調器(5)とは異なる照明光路上に配置された標本(13)を走査する2次元走査手段(16)へ同時に入射させる。そして、空間光変調器(5)で変調された照明光と2次元走査手段(16)で偏向された照明光とを光路合成手段(8)で合成し、対物レンズ(12)により標本(13)に照射する。 (もっと読む)


121 - 140 / 620