説明

Fターム[3G002HA13]の内容

タービンロータ・ノズル・シール (8,739) | シール構造 (1,414) | シール部材の材料 (197) | 摩耗し易い材料 (96)

Fターム[3G002HA13]に分類される特許

1 - 20 / 96


【課題】各構成要素の製作誤差、および組立誤差により、回転軸の軸線方向に対して傾いたとしても、薄板まわりの圧力分布を良好な状態に保ち、薄板まわりの圧力分布の不良による薄板の摩耗を防止すること。
【解決手段】薄板12の側面と対向する低圧側側板18の内壁面18cが、前記低圧側側板18の半径方向内側から半径方向外側に向かって、前記薄板12との隙間が漸次小さくなるようにして、回転軸の軸線方向と交差する方向に沿って形成されている。 (もっと読む)


【課題】回転部と固定部の間のシール性能を向上し、フィンの破損を防止し、さらにアブレイダブル材が快削されて増加したクリアランスからの蒸気の漏れ量増加を防止できる。
【解決手段】シール基板25側の快削性スペーサ28とロータ18側のシールフィン24が対向するように構成されるシール構造であって、シール基板25は、ロータ18の軸方向に移動可能に備わっている。蒸気タービンの負荷が増大すると、受圧ヘッド30はロータ径方向押し込み力を受け、ロータ径方向押し込み力は傾斜面によりロータ軸方向の押圧力に変換される。ロータ軸方向の押圧力を受けて移動サポート40がロータ軸方向に移動し、移動サポート40に支持されるシール基板25が、ロータ軸方向に従動する。移動後のシールフィン24位置に対向する位置にある快削性スペーサ28は未接触状態が保たれており、シールフィン24と快削性スペーサ28の間のクリアランスが最小状態になる。 (もっと読む)


【課題】回転部と固定部の間のシール性能を向上できるとともに、フィンの破損を防止し、さらにアブレイダブル材が快削されて、増加したクリアランスからの蒸気の漏れ量増加を防止できるシール構造とその制御方法を提供することを課題とする。
【解決手段】シール基板25側の快削性スペーサ28とロータ18側のシールフィン24が対向するように構成されるシール構造であって、シール基板25は、ロータ18の軸方向に移動可能に備わっている。蒸気タービン3の負荷が増大すると、受圧ヘッド30はロータ18の蒸気の負荷圧軸方向に移動し、受圧ヘッド30と接続されるシール基板25が、蒸気の負荷圧軸方向に移動する。移動後のシールフィン24位置に対抗する位置にある快削性スペーサ28は未接触状態が保たれているため、シールフィン24と快削性スペーサ28の間のクリアランスが最小状態になる。 (もっと読む)


【課題】シール性の低下を抑止すると共に、薄板シール片と回転軸との接触磨耗を抑止する軸シール装置を得る。
【解決手段】回転軸5の周囲に沿って周方向に多数枚の薄板シール片20が積層され、これら多数枚の薄板シール片20の径方向外方端20a側が互いに連結されると共に径方向内方端20bが自由端とされた軸シール装置11の製造方法であって、多数枚の薄板シール片20を一方向に積層する積層工程S12と、積層された多数枚の薄板シール片20の外方端20a側を互いに連結してシール片積層体12´を形成する連結工程S13と、シール片積層体12´のうち、薄板シール片20の自由端20a側における幅方向両側端部20c,20dがそれぞれ多数集合してなる二つの小口側面12c,12dの一方12cを外部の平面33bに当接させると共に、他方12dを平滑加工する第一平滑加工工程S14とを有する。 (もっと読む)


【課題】シュラウド温度を下げ、バケット寿命を高める。
【解決手段】機械ロータ上に支持されたバケット列112と、周囲の固定ケーシング又はステータとの間のシールシステムは、各々のバケットの半径方向外側先端に固定され、半径方向突出レール116が形成された先端シュラウド114を含む。セル状シール構造体120は、先端シュラウド及びレールと半径方向反対に固定ステータ内に支持される。シール構造体120は、その実質的に全軸方向長さ寸法に沿っていかなる半径方向障害もない連続的な略水平方向流路を提供して、先端シュラウドの周囲の流れが半径方向内方に向きを変えるのが妨げられるように形成された個別セルの環状配列を有する。 (もっと読む)


【課題】薄板シール片の磨耗を抑止することができる軸シール装置及びこの軸シール装置を備える回転機械を提供する。
【解決手段】回転軸の周囲に沿って周方向に多数枚の薄板シール片20が積層され、これら多数枚の薄板シール片20の径方向外方端側が互いに連結されると共に径方向内方端20bが自由端とされて、相互に隣接する二つの薄板シール片20毎に微小間隙sが形成されていると共に回転軸に対して微小隙間sを形成するシール片積層体12を備えた軸シール装置であって、薄板シール片20には、内方端20b側の表面に耐磨耗処理層25が形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】流体機械において、ブレード先端にとって好適とされるアブレイダブル被膜を提供する。
【解決手段】流体機械でアブレイダブル被膜として摩耗表面が使用される。ブレード先端の移動で材料が除去されて形成される摩耗表面10が生じる。この表面は、空所状の陥凹部11を囲むリブ15によって形成される。アブレイダブル被膜はストリップ状の構成要素5で構成されたパターンを形成し、基準格子40における屈曲位置41,42の間を結ぶ線45上をリブ方向に沿って位置する。摩耗表面10の各位置における大部分、すなわち摩耗表面の少なくとも80〜90%を超える部分で、リブ方向はブレード先端2の移動方向vと相違される。摩耗表面の2/3で、移動方向はリブ方向から30゜よりも大きな角度、45゜よりも大きな角度でずれている。摩耗表面のストリップ状の構成要素5は、湾曲、分離および(または)部分的に連結されたストリップとして形成される。 (もっと読む)


【課題】タービン又は圧縮機のロータと固定構成要素との境界面に適用するための漸進的クリアランスラビリンスシールを提供すること。
【解決手段】固定ハウジングの内部表面に結合された少なくとも1つの弓形プレート44と、ロータ20及びプレート44の中間に円周方向にセグメント化されるパッキングリング46と、パッキングリング46及びロータ20の中間に配置された複数の弓形歯状部とを備え、歯状部のクリアランスが、ターボ機械の上流側部34から下流側部36まで漸進的に減少し、歯状部のクリアランスの漸進的減少によって、先端クリアランスが減少するにつれて、パッキングリング46をロータ20から離れて移動させ、先端クリアランスが増大するにつれて、パッキングリング46をロータ20に向けて移動させるようになり、更に、弓形プレート44及びパッキングリング46の中間に配置され且つこれら両方に結合された付勢部材を備える。 (もっと読む)


【課題】隙間から漏出する流体を低減し、タービン効率を向上できる間隙調整部品に用いるセラミックアブレーダブルコーテイングを有するガスタービン用シュラウドを提供する。
【解決手段】ガスタービン用セラミックアブレーダブルコーテイングは、ボンド層,遮熱セラミック層,多孔質セラミックアブレーダブル層(硬さRC15Y:80±3)で構成され、多孔質セラミックアブレーダブル層に機械加工にてスリット溝を設け、スリット溝で分割したセラミックアブレーダブル層の矩形断面の幅が2〜7mmの範囲に設定する。 (もっと読む)


【課題】リーフシールにおける隙間の変化を満足のいくものとする。
【解決手段】第1部材と第2部材10との間にシールを提供するためのリーフシールアッセンブリ20を提供する。リーフシールアッセンブリ20は、複数のリーフエレメント22と、実質的に平らな第1カバープレート24aとを含む。リーフエレメントはパックをなして配置され、各リーフエレメントの第1縁部が第1カバープレートと隣接している。各リーフエレメントの第1縁部には、各リーフエレメントの第1縁部と第1カバープレートとの間に第1縁部の一部に亘って第1隙間28aを形成するように構成された、第1肩部30aが設けられている。 (もっと読む)


【課題】アブレイダブル部材を利用した回転機械のシール装置において、起動時及び停止時の効率向上とともに起動及び停止時間の短縮化を図ること。
【解決手段】タービンロータ1の外周に位置するようにケーシング2に保持されたリング部材10と、このリング部材10又はタービンロータ1においてリング部材10と対向する部分のいずれか一方に取り付けられたシールフィン6と、リング部材10又はタービンロータ1のいずれか一方においてシールフィン6と対向する部分に設置されたアブレイダブル部材4とを備え、リング部材10をロータ軸方向に移動可能にケーシング2に保持する。 (もっと読む)


【課題】板ブラシシールとロータとの間隙が開いてもシール効果を向上させる。更に、回転軸からの押圧力に対する板ブラシシールの弾性変形を向上させ、板ブラシシールが回転軸により摩耗させられるのを低減する。又、板ブラシシールの回転軸の外周面との変動に対応する追随性を良好にしてシール能力を向上させる。
【解決手段】薄板の他方の部品の相対面側にスリットを設けてブラシ部分に形成された板ブラシ部と共に、板ブラシ部と反対側に一方の部品に固着される基部から成る取付部を有する板ブラシシール単板が積層された板ブラシシール2を有する板ブラシシール装置1である。被封流体の圧力方向へ内径の異なる寸法の凹層13と凸層12の板ブラシシール単板を積層して、凹層13が凸層12で挟まれるように、自由端面に凹凸部を形成した。 (もっと読む)


【課題】タービンの静止部と回転部の間隔を小さくできるシール装置に用いられるメタルシール材。
【解決手段】タービンの静止部と回転部のシール装置に用いられるメタルシール材が、多孔質メタル層から成る表面層と下部層を含み、該表面層の気孔率が、該下部層の気孔率よりも小さいこと。前記表面層の気孔率が60%以上かつ65%未満であり、前記下部層の気孔率が65%以上かつ75%以下であること。多孔質メタル層は、厚さが0.3〜3.0mmで、MをNi又はCoとするところのMCrAlY合金を主成分とし、固体潤滑材のh-BNを含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】回転部と固定部の間のシール性能を向上できるとともに蒸気タービンのスムーズな立ち上げが可能で、回転部が長時間連続して回転しても回転部の温度上昇を抑制できるシール構造とその制御方法を提供することを課題とする。
【解決手段】シール基板61側のシールフィン62とロータ2a側の通気性スペーサ4bが対向するとともに、シール基板61側の通気性スペーサ4aとロータ2a側のシールフィン2a1が対向するように構成されるシール構造であって、シール基板61は、ロータ2aに対して近接・離反する方向に移動可能に備わっている。蒸気Stの圧力が低いと、シールフィン62と通気性スペーサ4b及びシールフィン2a1と通気性スペーサ4aは非接触状態になり、蒸気Stの圧力が高くなると、シールフィン62と通気性スペーサ4b及びシールフィン2a1と通気性スペーサ4aが接触状態になる。 (もっと読む)


【課題】蒸気タービン、蒸気タービンシステム及びその運転方法に関し、より具体的には、圧力低下制限シールを有しかつ中間パッキン及び/又は端部パッキン漏洩の減少を示す高圧−中圧(HPIP)蒸気タービン構成に関する。
【解決手段】複合高圧−中圧(HPIP)蒸気タービン200を提供し、本複合HPIP蒸気タービンは、高圧セクション210と、高圧セクションと共通ロータ234を共有する中圧セクション250と、ロータの長さに沿ってかつ高圧セクション及び中圧セクション間に配置された少なくとも1つのパッキンリング240A−Cと、パッキンリング240Cに隣接して配置された第1の端部264A及び高圧セクションの蒸気通路段212Eに隣接して配置された第2の端部264Bを有する少なくとも1つの導管264とを含む。 (もっと読む)


【課題】タービン機械回転部材を囲む固定部材に対して該回転部材をシールするためのブラシシール組立体(146)及び方法を提供する。
【解決手段】本シール組立体(146)は、回転部材の表面(142)と摩擦接触状態で固定部材の半径方向内側領域に配置された第1のコンプライアントシール部品(136)を含む。本シール組立体(146)はまた、第1のコンプライアントシール部品のキャリヤ(154)と一体形に形成されかつ該第1のコンプライアントシール部品から指定の軸方向距離に設置された1以上の硬質シール要素(162)を含む。 (もっと読む)


【課題】ブラシシールを効率的に製造する方法及びシステムを提供すること。
【解決手段】ブラシシールアセンブリの製造方法は、第1の板状部材を螺旋形に曲げる段階と、第2の板状部材を螺旋形に曲げる段階と、第1の板状部材をドラム202に固定する段階と、ドラム202及び第1の板状部材の回りにワイヤ材料を巻き付ける段階と、第2の板状部材をドラム202に固定する段階と、第2の板状部材及び第1の板状部材をワイヤに取り付ける段階と、ワイヤを切断してブリストル長を規定する段階とを含む。 (もっと読む)


【課題】コンプライアントプレートシールの製造方法を提供する。
【解決手段】本方法は、複数のコンプライアントプレート(16)及び複数のスペーサシム(21)を溶接治具(100)に取り付けて、前端及び後端並びに側部及び湾曲部(205)を有するリーフパック(140)を形成する段階と、溶接治具(100)上でリーフパック(140)の側部をフックプレート(110)に溶接する段階と、溶接治具(100)の一部を除去する段階と、フックプレート(110)の一部を除去する段階と、半径方向流れプレート(17)をリーフパック(140)に施工する段階とを含む。 (もっと読む)


【課題】熱負荷状態での稼働間隙を改善したステータケーシングを提供する。
【解決手段】タービン発電システムは、シュラウドを備えるステータ(18)と、該シュラウド内に配置されたロータ(28)を備える。シュラウドは、その内側表面(26)が熱負荷に曝されたときに、内側表面(26)の内側直径を小さくするように構成されている。内側表面(26)の内側直径を小さくすることは過渡運転中よりむしろ定常運転中にブレード−ケイシング間隙を最小にし、エンジンが冷える運転停止状態においてブレード−ケイシング間隙が最大となる。 (もっと読む)


【課題】コンプライアントな回転シールを可能にするシステム及び方法を提供すること。
【解決手段】コンプライアント回転シール(100)を提供するシステムは、半径方向に延びる複数の歯(104)を有する回転部分(102)と、半径方向に延びる複数のブリストル(108)を有する静止部分(106)と、を含む。複数の歯(104)が、複数のブリストル(108)を回転可能に係合して、これらの間に、そこを通ってガス又は流体が漏出するのを抑制する蛇行経路を生成する。 (もっと読む)


1 - 20 / 96