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Fターム[3G013BD32]の内容

内燃機関の潤滑 (8,837) | 潤滑油通路 (2,216) | ピストン (57)

Fターム[3G013BD32]に分類される特許

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【課題】ピストンの摺動抵抗の低減とオイル消費量の低減とを両立し、潤滑性能と冷却性能を高めるオイル供給装置を提供する。
【解決手段】ピストン10のオイル供給装置1において、ピストン10は、ピンボス部13の吸気側端部からそれら端部に対向する吸気側スカート部12の方へ膨出させた1対の膨出部13と、これら膨出部13の下端に夫々開口した1対のオイル導入穴18と、これらオイル導入穴18とオイルリング溝17とセカンドリング溝16の間のランド部14とを連通する給油路19a〜19cを有し、オイル導入穴18の開口部18aに対して潤滑用オイルを噴射する第1オイル噴射ノズル22と、排気側スカート部12側のピストンクラウン部11の裏面11bに対して冷却用オイルを噴射する第2オイル噴射ノズル32と、ピストン10が上昇過程のときのみ、オイル導入穴18の開口部18aに対して潤滑用オイルを供給可能なバッフル部材7を備える。 (もっと読む)


【課題】コンロッドの小端部の軸孔の内周とピストンピンの外周との間に潤滑油膜を好適に形成できるようにする。
【解決手段】コンロッド1とピストン3とを連結する全浮動型のピストンピン2の潤滑構造において、コンロッド1に小端部に向けて延伸し小端部の軸孔12内に連通する潤滑油路13を設け、この油路13の出口132をコンロッド1の中心軸Lから軸孔12の周方向に沿って偏倚した箇所に開口させるとともに、ピストンピン2の外周面における前記出口132に臨む部位に凹部21を成形することとした。これにより、ピストンピン2が、潤滑油路13を通じて小端部の軸孔12に到達した潤滑油の油圧を凹部21で受けて、軸孔12内で恒常的に回動する状態となる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、内燃機関のピストンを冷却するシステムにおいて、トップリングの温度変化幅を小さくすることを課題とする。
【解決手段】本発明のピストンの冷却システムは、ピストンに埋設される環状のオイル通路であってトップリング溝に隣接するように配置されたクーリングチャネルと、クーリングチャネルへオイルを供給するオイルジェットと、を備え、燃焼室で発生する熱量が多いときは少ないときに比べオイルジェットからクーリングチャネルへ供給されるオイル量を多くするようにした。 (もっと読む)


【課題】信頼性や耐久性を低下させることなくピストンの重心を可変にすることによりスラップ音を好適に抑制することができる内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】スラスト側のピストン内部に設けられるオイル室2と、オイル室内にオイルを導入する導入路3と、オイル室内のオイルを排出する排出路4と、導入路3を開閉する入口弁30と、排出路4を開閉する出口弁40と、を備え、入口弁30及び出口弁40はともに弁体302、402及び該弁体を付勢するばね303、403を含み、それぞれの弁体の振幅がそれぞれの閾値以上の場合に該弁体が導入路3又は排出路4を開放する位置を通過するよう構成され、入口弁30の弁体302の振幅は、中回転数域で閾値以上となり、高回転数域で閾値より小さくなり、出口弁40の弁体402の振幅は、中回転数域で閾値より小さくなり、高回転数域で閾値以上となるように、設定されている。 (もっと読む)


【課題】ピストン外周面に付着している潤滑油が掃気孔から噴き出されることを抑制することができるディーゼルエンジンを提供する。
【解決手段】シリンダボア2内を摺動するピストン3と、該シリンダボア2の周囲に設けられ、圧縮空気が供給される掃気室10と、前記シリンダボア2の壁面を周方向に貫通して複数並べて設けられ、前記ピストン3が下死点に向けて移動する爆発行程にあるときに燃焼室と前記掃気室10とを連通させる掃気孔11と、該複数の掃気孔11間にそれぞれ配された掃気リブ21と、前記シリンダボア2の壁面に開口して設けられ、前記ピストン3の摺動性を高めるための潤滑油を前記シリンダボア2内に供給するための注油口と、前記爆発行程の終期に、少なくとも前記掃気リブ21に覆われる前記ピストン3の外周面の部位に、前記潤滑油を保持するための保持溝22を備えた。 (もっと読む)


【課題】ピストンピンとピンボス部との間の摺動部に潤滑油を良好に行き渡らせて焼付きを確実に防止し得るようにしたピストン支持部の潤滑構造を提供する。
【解決手段】ピストン2の裏面に形成されたピンボス部7により両端部を回動自在に軸支されたピストンピン3を介し前記ピストン2をコンロッド4の小端部4aで揺動自在に支持したピストン支持部の潤滑構造に関し、前記ピンボス部7の内周部における適宜位置に、前記各ピンボス部7の軸心方向に延びる油溜りポケット9を形成すると共に、前記コンロッド4の小端部4aを挟んで対峙する各ピンボス部7の対向端に、前記各油溜りポケット9の開口位置で前記ピンボス部7の軸心方向外側に切れ込んでから該ピンボス部7の円周方向下側に延びる切欠部10を形成する。 (もっと読む)


【課題】一部樹脂製として製造性に優れ、かつ軽量化を図ることができ、しかも耐久性に優れたオイルジェットを提供する。
【解決手段】本体部1が、日本工業規格で規定されている多目的試験片A型に1.8MPaの荷重を掛けて温度を変化させた場合のたわみが一定になる荷重たわみ温度が250℃〜400℃で、かつ160℃での曲げ弾性率が8000MPa〜15000MPaで、ノッチ付きシャルピー衝撃強さが5.0kJ/m〜15.0kJ/mとなるナイロンとポリフェニレンサルファイドとポリエーテルエーテルケトンとポリイミドとのいずれかの樹脂によって形成されている。 (もっと読む)


【課題】内燃機関のピストンの過度の温度上昇を的確に抑制しつつ、内燃機関の燃料消費量の不要な増大を抑制することができる。
【解決手段】機関駆動式のオイルポンプから吐出されて内燃機関のピストンに噴射供給されるオイルの圧力段を低圧段と高圧段とで切り換える。機関回転速度NEが所定値NEth以上、又は燃料噴射量Qが所定値Qth以上においてオイルの圧力段を高圧段とする。また、電子制御装置は、水温センサにより検出される冷却水温THWについて3つの温度領域(T1≦THW<T2、T2≦THW<T3、T3≦THW<T5)を設けるとともに、これら複数の温度領域毎に上記所定値NEth、Qthを設定する。そして、冷却水温THWが含まれる温度領域に対して設定される所定値NEth、Qthを、冷却水通路における冷却水の流通が許容されているときには禁止されているときに比して大きくする。 (もっと読む)


【課題】伸縮によって発生した潤滑油の圧力変動を抑制することができる油供給管、クロスヘッドピン、これを備えたクロスヘッド型ディーゼル機関およびこれを備えた船舶を提供することを目的とする。
【解決手段】上下に伸び、潤滑油が流入する固定管8と、固定管8の軸線上を往復動し、固定管8に流入した潤滑油をクロスヘッドピンに供給する可動管と、を備え、潤滑油の圧力に応じて固定管8または可動管の油路の断面積が変化することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】オイルクーラの突出を抑えることができるパワーユニットの冷却装置を提供する。
【解決手段】パワーユニットであるエンジン20に供給されるオイルが通過する油路108と、該油路108を通過するオイルを冷却するクーラ冷却機構(109)とを有するオイルクーラ105を備え、このオイルクーラ105は、シリンダ軸線L1方向に延伸し、シリンダブロック22Aの側方に位置する板状に形成されるようにした。 (もっと読む)


【課題】比較的簡素な構成にて適正且つ効率的なピストン冷却作用を発揮し、エンジン性能の向上に有効に寄与するエンジンのオイルジェット装置を提供する。
【解決手段】シリンダ11内のピストン40に対してエンジンオイルを噴射する。シリンダ11内で往復動するピストン40に対して常時、ピストンクラウンの略中央付近を指向するオイルジェットDを形成する位置にオイル噴射口47を設ける。 (もっと読む)


【課題】内燃機関の潤滑油制御装置において、内燃機関を自動的に停止させた最中にオイルヒータに滞留した潤滑油が過剰に加熱されることを回避しつつ、早期に潤滑油を温める技術を提供する。
【解決手段】アイドルストップ制御を搭載した車両において、オイルパン2の潤滑油を内燃機関1の各潤滑部4へ供給し、当該各潤滑部4から潤滑油をオイルパン2へ回収する潤滑油路3と、潤滑油路3の途中に設けられ、オイルパン2の潤滑油を汲み上げて潤滑油を潤滑油路内で循環させる電動オイルポンプ5と、潤滑油路3の途中に設けられ、潤滑油を温めるオイルヒータ7と、を備え、潤滑油温が所定温度TAよりも低い時にアイドルストップさせた最中は、電動オイルポンプ5を駆動して潤滑油を循環させると共に、オイルヒータ7で潤滑油を温める。また、油路切替弁9を開弁して潤滑油をバイパス油路8へ流す。 (もっと読む)


【課題】低い潤滑割合でできるだけ効率よく単純に、ピストン又は大型エンジンのシリンダの潤滑を可能にする潤滑装置及び方法の提供。
【解決手段】潤滑剤を受けるための貯蔵空間5を有するピストン本体34を備える、大型エンジンのシリンダ用のピストン。ピストン本体34はピストン側壁16によって周囲を画定される。貯蔵空間5が、潤滑剤通路10を介してピストン側壁16に接続され、潤滑剤源2に着脱可能に接続されるように構成された送り込み部7が設けられ、送り込み部7が貯蔵空間5に開口し、潤滑剤通路10が潤滑剤収集要素14に開口する。さらに、潤滑装置及び潤滑方法が提案される。 (もっと読む)


【課題】エンジンのピストンクーリング装置において、シリンダブロックの大幅な変更を不要とし、潤滑オイル配分を低減しつつ十分な冷却性能を確保し、部品点数の削減、軽量・小型化、燃費向上、音振低減、低コストとし、しかも、異音振動対策効果を高くすることにある。
【解決手段】オイルポンプケース(46)とバランサユニットケース(16)とを連結してクランクケース(4)の複数のクランクジャーナル受部(9)に架橋させて固設し、オイルポンプケース(46)とバランサユニットケース(16)との一つ以上にクランク軸方向(X)に延出するピストンクーリング用潤滑オイル通路ボス(64)を設け、このピストンクーリング用潤滑オイル通路ボス(64)には複数のピストン(14)に夫々臨ませた複数のオイルジェット(66)をクランク軸方向(X)に離間させて設けている。 (もっと読む)


【課題】面圧上昇部における潤滑油の導入及び保持特性を良好に維持すると共に、耐スカッフ性及び耐摩耗性を向上させてフリクションの低減を図ることができる内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】スカート部20の少なくともスラスト方向外周面に軸方向に直交する方向の溝状条痕30が形成され、溝状条痕30が形成された外周面上に樹脂皮膜層40が形成されると共に、樹脂皮膜層40に、スカート部のスラスト方向中央部分の上部に少なくとも最外周の半円弧が重なる形態で、複数の半円弧52のパターン溝からなる溝パターン50が形成されている。 (もっと読む)


【課題】シリンダ壁部との摺動負荷の大きなスカート部への冷却と潤滑性能を向上させることのできるピストンを提供する。
【解決手段】冠部20の外周に有するオイルリング溝29と、該オイルリング溝の第1スカート部21(スラスト側)と第2スカート部22(反スラスト側)に冠部の内側とオイルリング溝とを連通する連通路30,31と、を備えている。冠部裏面20cに凸部34を設け、ピストンの上死点側と下死点側の移動位置では、噴射されたオイルが第1ガイド溝35から第1スリット32などを介してスラスト側のオイルリング溝29へ強制的に供給され、一方、ピストンの中間移動位置では、第2ガイド溝36から反スラスト側のオイルリング溝へ強制的に供給される。 (もっと読む)


【課題】
シリンダー或いはシリンダーライナーとピストン及びその周辺部材の焼き付きが生じにくく、混合燃料における潤滑油の割合を低減できるエンジン及びシリンダー或いはシリンダーライナーとの摺動面に潤滑油を積極的に供給することができるピストンを提供すること。
【解決手段】
潤滑油を使用するエンジンにおいて、シリンダー或いはシリンダーライナーの内壁とピストンの筒部及びピストンリング部、ピストンリング溝部との間に前記潤滑油が供給される供給手段が設けられ、前記供給手段として前記シリンダー或いはシリンダーライナーの内壁面との間に潤滑油を供給する供給経路を有し、その供給経路は、前記ピストンの表面に設けられた潤滑油溝部であり、その潤滑油溝部は前記ピストンの最下部に至り、かつ、前記ピストンリング溝部に直結されるよう構成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】往復ピストン燃焼エンジン、特に、低速運転二行程大型ディーゼル・エンジンのシリンダ4のシリンダ壁3の滑り面2の潤滑用の改良されたシリンダ潤滑システム1の提供。
【解決手段】ピストン5が、軸線方向Aに下死点位置UTと上死点位置OTとの間でシリンダ4の滑り面2に沿って往復移動可能であるように構成される。この点において、掃気スロット7が、運転モードにおいて、外気71が掃気スロット7を通じてシリンダ4の燃焼空間8へ供給され得るようにシリンダ4の入口領域6に設けられる。本発明によれば、潤滑油10がシリンダ4の外へ導かれ得るように、出口開口部9が、掃気スロット7と上死点位置OTとの間の領域にシリンダ壁3に設けられる。更に、本発明は、本発明によるシリンダ潤滑システム1を備えた往復ピストン燃焼エンジンにも関する。 (もっと読む)


【課題】この発明は、ピストン式バランサを備える内燃機関に関し、バランサピストンの往復動による空気抵抗やクランクケースの内圧変動を低減できるピストン式バランサを備える内燃機関を提供することを目的とする。
【解決手段】ピストン式バランサを備える内燃機関であって、内燃機関の気筒内に配置される気筒内ピストンと対向して上下動するバランサピストン40を有する、またバランサピストンの頂面40aと反対面40bとを貫通する通気孔52を備える。さらに、バランサピストン40の頂面40aの全長はバランサピストン40の高さよりも大きく構成される。 (もっと読む)


【課題】ピストンのオイルリング上方の空間内のオイル量を適切にコントロールして摺動抵抗の低減とオイル消費量の低減とを両立させる。
【解決手段】ピストン2のオイルリング溝13上方のランド部16にピストン内方に連通する連通孔17を設け、該連通孔17が開口しオイルジェット15から噴射されたオイルを導入可能な開口部18を有するオイル溜め部19をピストン2内部に設け、ピストン2の頂部裏面に、オイルを開口部18へ誘導するオイル誘導斜面23とオイルを開口部18から逸らせるオイル制限斜面24とを有するピストン側凸部22を設け、コネクティングロッド7の小端部8にコンロッド側凸部25を設け、ピストン上昇時にオイルジェット15から噴射されたオイルがオイル溜め部19に入り、ピストン下降時には同オイルがオイル溜め部19に入らないようにする。 (もっと読む)


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