説明

Fターム[3J044BC01]の内容

Fターム[3J044BC01]の下位に属するFターム

Fターム[3J044BC01]に分類される特許

61 - 80 / 111


【課題】ピストン冷却空洞内に下方から冷却オイルを噴射する噴射ノズルまたは取入口が冷却空洞の円周方向に対して傾いて設置されている場合でも、ピストンが上下に移動しても、常に冷却オイルが冷却空洞内に均等に分流されてピストン頂部の温度を効率良く冷却する。
【解決手段】内燃機関用エンジンのピストン頂部の外周壁部に環状の冷却空洞が形成された冷却装置を有する内燃機関用ピストンにおいて、該冷却装置が、冷却空洞に向かって噴射ノズルによってピストンの垂直方向に対して傾斜した方向に噴射された冷却オイルを取入れる冷却オイル用取入口を有し、該冷却オイル用取入口は、ピストン外周壁部に垂直方向に対して傾斜して設けられ、前記冷却空洞の冷却オイル用取入口との連結部に、噴射された冷却オイルが略直角に当る分配壁が設けられており、前記冷却オイルが前記冷却オイル用取入口から前記冷却空洞内を流れることを特徴とする内燃機関用ピストン。 (もっと読む)


【課題】ピストンピンの潤滑のために充分量の潤滑油の安定的な供給が可能なピストンを提供する。
【解決手段】ピストンピンが挿入されるピストンピン孔31hを画定するブッシュ30と、ブッシュ30が圧入される圧入孔11の一部を画定するように設けられ、潤滑油を浸透保持する多孔質材20と、を備え、ブッシュ30は、多孔質材20に浸透保持された潤滑油をピストンピン孔31hへ導く油孔30hを備えている、構成とした。 (もっと読む)


【課題】 ドロップレット粒子による影響を低減させ、潤滑油中で摺動する摺動面の摩擦係数を低減しつつ、耐磨耗性及び耐焼付き性を両立させた低摩擦摺動を行わせることができる摺動構造を提供する。
【解決手段】 硬化処理層23を形成したピストン5の外表面に、PVD法等によって、水素含有量が10at%以下であるDLC膜20を形成する。シリンダボア12の摺動面14を銅合金にて構成する。硬化処理層23における表面粗さを、中心線平均粗さRaで0.1μm以下に形成し、DLC膜20を、1.0μm以下の厚さに形成する。また、DLC膜20の表面粗さを、中心線平均粗さRaで0.05μm以下とし、最大高さRmaxで0.5μm以下にする。そして、摺動面に被覆したDLC膜20における粗さ曲線の中心線又は平均線35から突出するドロップレットの高さを、0.4μm以下に抑えておく。
(もっと読む)


【課題】 軽量化可能なピストンを提供する。
【解決手段】CCコンポジットによって形成された部分であるCC部分と、CCコンポジット以外の材料によって形成された部分である他材質部分と、を備えてなる、内燃機関又は空気圧縮機に用いられるピストンである。シリンダ内部に内嵌され往復動するとき、該シリンダの内面に面する側面部分の全部がCC部分により形成されており、ピストンリング溝を有さないものであってもよい。 (もっと読む)


【課題】 断面コの字状のピストンリングが嵌め込まれるトップランド部の機械的強度が熱によって低下することを抑制し、これによりトップランド部、さらにはピストン全体の機械的強度の向上を図ることが可能な内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】 断面コの字状のピストンリングであるコの字状リング2が嵌め込まれるトップランド部Tが形成された内燃機関のピストン1Aであって、トップランド部TにクーリングチャンネルC1が形成されている。クーリングチャンネルC1は具体的にはトップランド部Tの対向面S1、S2間に形成されている。またクーリングチャンネルC1は具体的にはさらにトップランド部Tからトップランド部Tの付け根N1、N2よりもピストン中心側の部分に亘って形成されている。さらにクーリングチャンネルC1は具体的にはトップランド部Tに沿って環状に形成されている。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム合金製ピストンのリング溝に装着され、長期に亘りアルミニウム凝着を防止することができるピストンリングを提供する。
【解決手段】ピストンリングの上下側面の少なくとも一方に、複層の樹脂系皮膜を施し、その樹脂系皮膜の最表面層は層全体の体積に対して、0.5〜20%のカーボンブラック粒子を含有する樹脂層とし、最表面層の下層は層全体の体積に対して、3〜30%の固体潤滑材粒子を含有する樹脂層とする。カーボンブラック粒子としては、黒鉛化ブラック粒子又は複合グラファイトブラックの少なくとも一方を含むのが好ましい。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関に用いられるピストン(10)であって、ピストンヘッド(11)とピストンスカート(16)とが設けられており、該ピストンスカート(16)が、ピストンボス(17)を備えており、該ピストンボス(17)が、それぞれピストンピンを収容するためのボス孔(18)を備えており、ピストンボス(17)が、台形支持部の形状を有しているかまたは段状の支持部の形状を有しており、ピストンボス(17)の内面(19)が、ピストン中心軸線(M)に対して鋭角(α)を成している形式のものに関する。本発明によれば、各ボス孔(18)が、成形孔として形成されており、該成形孔が、少なくともその内側の領域で拡幅されており、拡幅が、ボス孔(18)の内側の端部(18’’)の方向に、ボス孔(18)の周面(18’)にファセット(120,220)を形成して増加させられており、該ファセット(120,220)が、ピストン中心軸線(M)に対して鋭角(α,β)を成していることが提案されている。
(もっと読む)


【課題】温度条件に影響されず、安定した自己潤滑性をもった長期間無給油で使用可能な空気シリンダー用ピストンパッキンを提供することである。
【解決手段】弾性材料1bにより外周面および内周面が円錐形とされ、その小径端に閉塞端を有する円錐台状部を成形し、その円錐台状部の上面外周部から円錐形外周面および下面外周部にかけて自己潤滑性材料1aにより連続して形成する。円錐台状部の上面外周部と円錐形外周面との交差部および円錐形外周面と下面外周部との交差部に丸みを設け、上記円錐形外周面と下面外周部の交差部に設けられた丸みをシリンダーの内面に接触させるようにして、自己潤滑性材料1aの剥離を防止する。 (もっと読む)


【課題】摩擦係数が極めて小さくなる低摩擦摺動機構及びこれを用いた摺動システムを提供すること。
【解決手段】摺動部材がなす2面間に相対滑りが発生し、摺動面はイオン性液体の存在により潤滑になっており、摺動部材のいずれか一方又は両方にDLCやダイヤモンドが被覆されている低摩擦摺動機構である。イオン性液体がカチオン成分とアニオン成分と極性物質とを含有して成り、該カチオン成分は、イミダゾリウム誘導体カチオン、ピリジニウム誘導体カチオン、ピロリジニウム誘導体カチオン、アンモニウム誘導体カチオンなどであり、該アニオン成分は、四フッ化ホウ素アニオン、トリフルオロメタンサルフォネートアニオン、フッ化水素アニオン、硫酸一水素アニオン、リン酸二水素アニオンなどである。
上記低摩擦摺動機構を適用した自動車用内燃機関、自動車用変速機である。 (もっと読む)


【課題】自動車エンジン用セラミックシリンダー構成品の提供。
【解決手段】本発明は一種の自動車エンジン用セラミックシリンダー構成品に関わるものである。主にシリンダーの壁面、ピストン表面または両者を同時に、電気メッキ処理技術により、一層のセラミック部材をメッキ加工する。これにより、シリンダーとピストンの摩擦面の耐磨耗性、放熱性、潤滑性を向上し、ピストンとシリンダーとの往復運動ときの密着性を強化することにより、黒排煙を防止し、環境性、省燃費性のほか、伝動力を向上し、使用寿命を延長する長所がある。 (もっと読む)


【課題】本発明は、ピストンとシリンダライナとの間の摩擦増大を回避することのできる簡易な構造のリングレスピストンを提供することを課題とする。
【解決手段】リングレスピストン(1)は、ピストン本体(4)の側周部に、弾性によってシリンダライナ(3a)へ押し付けられる締り嵌め部(5)が設けられている。締り嵌め部(5)は、ピストン本体(4)の周側壁をバレル形状とすることによって薄肉であるスカート部(6)に設けられている。このようなリングレスピストン(1)は、締り嵌め部(5)を押し縮めてシリンダブロック内に収容、装着される。締り嵌め部(5)とシリンダライナとの間には油膜が形成され、この油膜に生じる油圧によって気体シール機能が発揮される。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関用の鋼製ピストンであって、燃焼キャビティ(11)及び環状壁(5)を設けられた少なくとも1つのピストン上側部分(12)と、コネクティングロッド軸受(8)を設けられたピストン下側部分(13)とを備える鋼製ピストンに関する。鋼製ピストンは、低圧鋳造法によって、低密度合金鋼又は特別な合金鋼から単一構成要素として同一材料で鋳造される。
(もっと読む)


内燃機関に用いられるピストン(1)であって、ピストンヘッド(5)の近傍でかつ半径方向外側に配置された環状チャンネル(4)が設けられていて、該環状チャンネル(4)が、ピストンヘッド側に環状の開口(21)を有しており、該開口(21)の断面が、ピストンヘッドとは反対の方向に向かって円錐状に先細りになった辺を有する台形の形状を有しており、前記開口(21)が、環状の閉鎖エレメント(3)によって閉じられており、該閉鎖エレメント(3)の断面が、前記開口(21)と同じ台形形状を有していて、閉鎖エレメント(3)が、前記開口(21)内に摩擦溶接法を用いて固定可能であるピストン(1)が提案される。
(もっと読む)


内燃機関に用いられる、複数部分から成る冷却されるピストン(1)であって、ピストン上側部分(2)と、ピストン下側部分(6)とから成っているピストン(1)が提案される。ピストン下側部分(6)が、ピストン上側部分(2)と一緒に、環状の内側のクーリングチャンネル(11)とを形成しており、この内側のクーリングチャンネル(11)は、ピストン下側部分(6)の上部の領域(31)により覆われている。この領域(31)が、肉薄に形成されているので、この領域(31)は皿ばね状に変形可能である。ピストン上側部分(2)をピストン下側部分(6)に簡単に迅速に組み付け、両ピストン部分の固い確実なねじ締結を得るためには、ピストン上側部分(2)の下面に、雌ねじ山(28)を有する、同心的でかつピストン軸線(25)に対して同軸的に配置された盲孔(26)が設けられており、ピストン下側部分(6)の上部の領域(31)に、雄ねじ山(30)を有する、同心的でかつピストン軸線(25)に対して同軸的に配置されかつ上方に向けられたねじ山付きピン(29)が設けられていて、前記雌ねじ山(28)が前記雄ねじ山(30)に適合するので、ピストン上側部分(2)が、盲孔(26)およびねじ山付きピン(29)を介して、ピストン下側部分(6)と螺合可能なようにされている。
(もっと読む)


【課題】潤滑油の存在下で相対的に摺動する、ピストン及びシリンダなどの内燃機関用の摺動部材における、摺動面間に生じる摩擦及び摩耗を低減し得る低摩擦摺動部材を提供する。
【解決手段】潤滑油の存在下で相対的に摺動する内燃機関用の摺動部材の少なくとも一方の摺動部材の摺動面に多数の微細凹部を形成した低摩擦摺動部材であって、前記微細凹部は、多数の第1微細凹部間の摺動面に、摺動方向の幅及び深さが前記第1微細凹部より小さな値の第2微細凹部を形成したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 緩衝器用樹脂被膜ピストン製造装置において、製造装置の簡素化と製造時間の短縮を図ること。
【解決手段】 緩衝器用樹脂皮膜ピストン製造装置100において、ピストン素材1の樹脂シート係止用環状溝1Dに樹脂シート2が係止されるまで樹脂シート2に対してピストン素材1を押圧する手段50が、セット型10の中心軸上を往復動可能に設けられ、該セット型10のピストンセット孔11にセットされたピストン素材1の内径に嵌合し得る心出しガイド52を備え、樹脂シート2に対してピストン素材1を押圧してピストン素材1の樹脂シート係止用環状溝1Dに樹脂シート2を係止させるとともに、該樹脂シート2が係止されたピストン素材1を加熱及び冷却用シリンダ装置60に押入れ可能にするもの。 (もっと読む)


【課題】Fr方向側およびRr方向側に肉抜き部が設けられている内燃機関用ピストンにおいて、部材点数の削減やオイルポンプの負荷の軽減を図りながら、肉抜き部の周辺部分の冷却を十分に行う。
【解決手段】内燃機関用ピストン10は、最上部に設けられるヘッド部11と、このヘッド部11の周縁に設けられるランド部12と、このランド部12の下側に設けられるスカート部13と、そのヘッド部11の下方に設けられる一対のピンボス部14,14とを備えている。ヘッド部11の裏面側には肉抜き空間24が形成されている。各ピンボス部14の上部外側には鋳抜き部20が形成されている。各ピンボス部14には、ヘッド部11の裏面側の肉抜き空間24と鋳抜き部20とを連通する貫通孔21が形成されている。 (もっと読む)


【課題】ピストン頂面の断熱化と高熱伝導化という、背反する両性能を同時に満足させることのできるピストンを提供する。
【解決手段】頂面1a付近に空洞部3を有するピストン本体4と、空洞部3に内蔵された、ピストン本体4の材料よりも熱伝導率の高い材料よりなる機能体5と、を備えている。燃焼室2の温度が内燃機関の始動直後における燃焼室温度を含む低温域にあるときは、機能体5の少なくとも頂面1a側の面5aとピストン本体4との間に所定の隙間が形成され、燃焼室2の温度が内燃機関の運行中における燃焼室温度を含む高温域にあるときは、前記隙間の少なくとも一部が消滅するように機能体5の熱変形(熱膨張)により機能体5の少なくとも頂面1a側の面5aとピストン本体4とが接触するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】腐食性の液体を供給するためのポンプに用いることができ、しかも耐久性、ポンプの定流量性能、定量性能、液置換性能を向上することができ、またポンプ圧力室の洗浄時間を短縮することができるピストンとそのピストンの製造方法及びそのピストンを備えたポンプを提供する。
【解決手段】シリンダ11内に移動自在に支持され往復駆動されるピストン1は、腐食性の液体によって劣化しないようフッ素樹脂で形成される。該ピストン1のローリング部2は1mm以下の厚さで、可撓性を有し、略180度の折返し部3を経て開放端部にフランジ部7を有し、該フランジ部7がシリンダ11に取付けられ、ピストン支持体15の外周面とシリンダ11の内周面に密着しながら、この2面間の隙間で撓みや折曲りを生じることなく円滑にローリングする。 (もっと読む)


【課題】ピストンを冷却するためのダブルクーリングチャネル構造を採用したものに対し、ピストン冷却効率の更なる向上を図ることができる内燃機関のピストン冷却構造を提供する。
【解決手段】ダブルクーリングチャネルで成るピストン冷却構造に対し、オイル導入口73を共通化する。オイル導入口73の上面に、オイル噴射ノズル8から噴射されたオイルを第1クーリングチャネル71に向けて案内する第1傾斜部77aと第2クーリングチャネル72に向けて案内する第2傾斜部77bとを有する断面山形形状の突起77を設け、ピストン2が上死点側にある場合には第1クーリングチャネル71のみに、下死点側にある場合には第2クーリングチャネル72のみにオイルを流通させる。 (もっと読む)


61 - 80 / 111