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Fターム[3J059GA08]の内容

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Fターム[3J059GA08]に分類される特許

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【課題】引張強度が1900MPa以上と高強度であり、かつ高い延性を有するばね用材料およびその製造方法を提供する。
【解決手段】所定成分を含有する鉄系合金からなり、任意の断面における内部組織の面積比率で、焼戻しマルテンサイトが30〜80%、下部ベイナイトが5〜70%、残留オーステナイトが8〜15%であり、残留オーステナイト中の平均炭素濃度が1.0〜2.0wt%であるばね用材料であり、その製造方法は、Ac3点を超え(Ac3点+250℃)以下の温度でオーステナイト化する工程と、20℃/秒以上の速度で冷却し、(Ms−200℃)以上Ms点以下の温度で10〜60秒間保持する焼入れ工程と、10℃/秒以上の速度で加熱し、Ms点を超え(Ms点+70℃)以下の温度で90〜3600秒間保持する等温変態工程と、室温まで冷却する冷却工程とを順に行い製造する。 (もっと読む)


【課題】材料コストの低減や製造工程の簡略化を図るとともに、耐疲労性を向上させた高圧縮残留応力層を有するばねおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.5〜0.7%、Si:1.0〜2.0%、Mn:0.1〜1.0%、Cr:0.1〜1.0%、P:0.035%以下、S:0.035%以下、残部が鉄及び不可避不純物からなる成分を有する鋼材に対し、ばね形状に成形する成形工程と、Ac3点〜(Ac3点+250℃)の温度でオーステナイト化後、20℃/秒以上の速度で冷却し、(Ms点−20℃)〜(Ms点+60℃)の温度で400秒以上等温保持し、次いで20℃/秒以上の冷却速度で室温まで冷却する熱処理工程と、永久ひずみを与えるセッチング工程と、ショットを投射するショットピーニング工程とを順番に行う。 (もっと読む)


【課題】材料コストの低減や製造工程の簡略化を図るとともに、耐疲労性に優れたばねおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.5〜0.7%、Si:1.0〜2.0%、Mn:0.1〜1.0%、Cr:0.1〜1.0%、P:0.035%以下、S:0.035%以下、残部が鉄及び不可避不純物からなる組成を有し、ばね素線の任意の横断面において、面積比率で焼戻しマルテンサイト組織が95%以上であり、任意の横断面の円相当直径をD(mm)としたときに、圧縮残留応力層が表面から0.35mm〜D/4の範囲まで形成され、その最大圧縮残留応力が800〜2000MPaであり、前記横断面の中心のビッカース硬さが550〜700HVであり、表面から深さ0.05〜0.3mmの範囲に、前記中心硬さより50〜500HV大きい高硬度層が形成されていることを特徴とするばね。 (もっと読む)


【課題】治具を用いてキャップ部材を回動不能に支持することにより、キャップ部材に対するオープンエンドのコイルばねの組付けを容易にするばね組付ユニットを提供すること。
【解決手段】オープンエンドのコイルばねと、前記コイルばねの端部を支持するキャップ部材と、前記キャップ部材に前記コイルばねの端部を支持する際に用いられる治具と、を有するばね組付ユニットであって、前記キャップ部材は、平坦部と、前記コイルばねの端部を支持する螺旋突起部と、多角形の貫通孔とを有し、前記治具は、前記平坦部を支持する台座部と、前記貫通孔に挿入する多角柱体部を有し、前記貫通孔を前記多角柱体部に挿入し、前記平坦部を前記台座部に支持した状態で、前記コイルばねの端部と前記キャップ部材の組付けが行われる構成。 (もっと読む)


【解決課題】高強度中空ばね用シームレス鋼管の製造時にその内面表層部における粗大な内面疵の発生を抑制し、高品質のシームレス鋼管用素管の製造方法を提供すること。
【解決手段】
C:0.2〜0.7質量%、Si:0.5〜3質量%、Mn:0.1〜2質量%、Al:0.1質量%以下(0%を含まない)、P:0.02質量%以下(0%を含まない)、S:0.02質量%以下(0%を含まない)及びN: 0.02質量%以下(0%を含まない)を含有する鋼からなり、且つ、その内面表層部における鋼組織の平均結晶粒径が15μm以下に調整された中空ビレットを用いて熱間押出加工を行い、中空シームレス鋼管用の素管を製造することを特徴とする高強度中空ばね用シームレス鋼管用素管の製造方法。 (もっと読む)


【課題】コイルばねを効率よく製造できるコイルばね製造装置を提供する。
【解決手段】コイル用線材を湾曲させ、複数分のコイルばねを連続して備えたコイルばね基材を形成するコイリング手段と、コイルばね基材を、コイルばね基材のコイル軸41を搬送方向に沿わせて搬送する搬送路と、搬送路に沿って配置され、コイルばね基材に各処理を行う処理手段と、搬送路の下流に設けられ、コイルばね基材を、コイルばね基材のコイル軸41に対して垂直な面で切断する切断手段と、からコイルばね製造装置を構成した。 (もっと読む)


【課題】オイルテンパー線と遜色ない耐へたり性や疲労強度を有する硬引き線及びその製造方法並びにばねを提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.50〜0.70%、Si:1.00〜2.50%、Mn:0.50〜1.00%、Cr:0.50〜2.00%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる硬引き線である。この硬引き線は、その横断面の伸線後ブロック径の最大値が円相当径で2.0μm以下である。さらに硬引き線の化学成分として、質量%で、V:0.05〜0.50%、Co:0.02〜1.00%、Ni:0.02〜1.00%、及びMo:0.05〜0.50%よりなる群から選択された少なくとも一種を含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】疲労強度及び耐へたり性に優れ、例えば自動車用エンジンの弁ばねやトランスミッション用ばねとして好適な高強度コイルばねと、このようなコイルばねの製造方法を提供すること。
【解決手段】質量比で、0.5%を超え0.9%以下のC、0.8〜3.5%のSi、0.3〜3.0%のMn、0.5〜3.5%のCr、必要に応じて、さらに0.05〜1.5%のNiと共に、0.05〜1.5%のMo、0.05〜0.5%のV及び0.01〜0.5%のNbから成る群から選ばれた少なくとも1種の元素を含有し、残部がFeと不可避的不純物である鋼を用い、浸炭処理によって、深さ0.05〜1.00mmの浸炭硬化層を形成すると共に、表面から0.02mmの位置における硬さを650〜1000Hvとなるようにする。 (もっと読む)


【課題】高強度で高靭性なばね用鋼線及びその製造方法、耐疲労性や耐へたり性に優れるばねを提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.5%〜0.8%、Si:1.0%〜2.5%、Mn:0.20%〜1.0%、Cr:0.5%〜2.5%、V:0.05%〜0.50%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなるばね用鋼線であり、400℃〜450℃×20分の低温焼鈍を施したとき、この低温焼鈍後の降伏応力が、当該低温焼鈍前と比較して300MPa以上高い。このばね用鋼線は、ばね加工前において降伏応力が低いことで加工性に優れ、ばねを容易に形成できる。また、このばね用鋼線は、ばね加工後の歪取り熱処理を想定した上記低温焼鈍後の降伏応力が高いことで、耐疲労性や耐へたり性に優れるばねが得られる。このばね用鋼線は、焼き入れ焼戻し後の線素材に特定の減面率の伸線加工を施すことで製造できる。 (もっと読む)


【課題】従来の技術と比較して、より高強度のばねを提供する技術を提供する。
【解決手段】 本願の高強度ばね2は、鋼材層12と、鋼材層12の表面に形成された窒化物の化合物層14とを有する。鋼材層12は、質量%で、C:0.55〜0.75、Si:1.50〜2.50、Mn:0.30〜1.00、Cr:0.80〜2.00、W:0.05〜0.30、残部が鉄および不可避的不純物を含有する。そして、鋼材層12中に析出している炭化物16の平均長さが0.12μm以下で平均幅が0.04μm以下となっている。 (もっと読む)


【課題】応力の分散状態をより良好としつつより有利な設計を可能とする。
【解決手段】コイル形状に巻かれるばね素線3の断面外周基礎形状を円形形状としたコイルばね1において、ばね素線3における断面外周形状のコイル内外径側部分5,7間に、コイル軸線4方向に隣接するコイル部分が当接して安定可能な扁平面9,11を設け、扁平面9,11を有した断面外周形状につきコイル軸線方向の扁平率T/Wを、断面外周基礎形状を円形形状としたコイルばねの応力比と同等以下の応力比となるように設定したため、扁平面9,11により密着状態で負荷を安定して受けさせると共に、密着長をより短くし、ストロークのより長い低剛性のばねを設計する上でより有利となり、且つ断面外周形状の周方向でのより良好な応力分散により応力分布の均一性をより向上させることができることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】内周面や外周面での脱炭の発生を極力低減し、ばね製造時の焼き入れ段階で、外周面および内周面で表層部が十分硬化でき、成形されるばねにおいて十分な疲労強度を確保できるような高強度ばね用中空シームレスパイプを提供する。
【解決手段】C:0.2〜0.7%、Si:0.5〜3%、Mn:0.1〜2%、Al:0.1%以下(0%を含まない)、P:0.02%以下(0%を含まない)、S:0.02%以下(0%を含まない)およびN: 0.02%以下(0%を含まない)を夫々含有する鋼材からなり、内周面および外周面におけるC含有量が0.10%以上であると共に、前記内周面および外周面の夫々における全脱炭層の厚みが200μm以下である。 (もっと読む)


【課題】振動の減衰機能を高める。
【解決手段】組合せスプリングS1は、アウタスプリングO1とこのアウタスプリングO1の内側へほぼ同軸で挿通されたインナスプリングI1とを備え、それぞれは圧縮コイルばねにより形成されている。インナスプリングI1とアウタスプリングO1は同一巻き方向にて形成され、かつ両スプリングO1,I1は、常には、インナスプリングI1における少なくとも有効巻部分での素線の位置が、軸方向に関しては、アウタスプリングO1の素線ピッチ間に位置し、かつ径方向に関しては、その外周縁がアウタスプリングO1の素線内周縁よりも径方向外側に位置している。 (もっと読む)


【課題】スプリング座面部を構成する部材の摩耗を抑制することができるスプリング座面部構造を提供する。
【解決手段】バルブリフト可変機構14の入力アーム17に回動方向への付勢力を付与する付勢機構20において、ハウジング71のシート座面に回収溝を形成する。ハウジング71のシート座面とスプリングシート72とが摺動することでシート座面が摩耗して発生する摩耗粉を回収溝に回収し、シート座面とスプリングシート71との間に摩耗粉が残留しないようにすることで、この摩耗粉が研磨剤として機能してしまうことを回避し、これによって摩耗の促進を抑制する。また、回収溝は、放射状に延びる第1回収溝と、この第1回収溝の外周端に連続する円環状の第2回収溝とを有している。 (もっと読む)


【課題】高Si鋼において、疲労特性に優れたばねの製造に有用な高清浄度ばね用鋼を提供する。
【解決手段】C:1.2%(質量%の意味、以下同じ)以下(0%を含まない)、Si:1.8〜4%、Mn:0.1〜2.0%、total Al:0.01%以下(0%を含まない)を含み、残部鉄および不可避不純物からなり、上記Si量と鋼中の固溶(SIMS)Ca量が、下記式(1)の関係を満たすことを特徴とする疲労特性に優れた高清浄度ばね用鋼。
Si×10−7 ≦ 固溶(SIMS)Ca ≦Si×5×10−7 …(1)
[式中、固溶(SIMS)Ca、Siは、鋼中におけるそれぞれの含有量(質量%)を示す] (もっと読む)


【課題】全体を板金により形成したにも拘らず、高い剛性や疲労強度を有するようにし、もって、可能な限り軽量化を図れるようにしたスプリングリテーナを提供する。
【解決手段】スプリングリテーナ1の筒部2とばね受けフランジ3とを板金により一体成形するとともに、ばね受けフランジ3おけるバルブスプリングの上端が当接する外周部側を、基部内周側よりも上位となるように水平を保って上向きに折曲することにより、ばね受けフランジ3の中間部に、上向きに立ち上がる環状のガイド部8を形成し、かつ筒部2とばね受けフランジ3と連設部9の肉厚を、筒部2の肉厚よりも大とするとともに、連設部9の隅部外周面10を、ほぼ円弧状曲面とする。 (もっと読む)


【課題】サージングを抑制することができ、しかも軸線方向の長さを短くすることができる弁ばね装置を提供する。
【解決手段】シリンダヘッド10のポート11に設けられたバルブ15を閉弁方向に付勢する弁ばね装置16Aであって、互いに直列に組合わされた第1のコイルばね41と第2のコイルばね42とを備えている。第2のコイルばね42の内径(コイル内径)は、第1のコイルばね41の外径(コイル外径)よりも大きい。第1のコイルばね41の端部41cを含む軸線X方向の一部が、第2のコイルばね42の内側に挿入されることにより、「入れ子」状の組合わせばねが構成されている。第1のコイルばね41の端部41cと第2のコイルばね42の端部42bとが接続部材43によって接続されている。第1のコイルばね41と第2のコイルばね42は、軸線X方向に圧縮された状態で、シリンダヘッド10とリテーナ22との間に直列に配置されている。コイルばね41,42の内側にバルブ15の軸部20が挿通している。 (もっと読む)


【課題】
ポペット弁の弁ばねとして、旧来の単コイル構造が持っていた、バウンスやジャンプを発生し易い特性を、最新の複コイル構造に劣らない程度に改良すること、弁が開閉する過程で、荷重変位の増加に伴って、荷重が急増する、いわゆる、非線形の荷重特性を与えることが求められている。
【解決手段】
弁ばねの固定部側が比較的大径に捲回され、可動部側が比較的小径に捲回されていて、かつ、固定部側と可動部側との間が、可動部側が小径となる略円錐形に捲回されていることを最も主要な特徴とし、弁ばねのピッチ円径が固定側から可動部側へ向けて小さくなっているために、固定側のばね定数が小さく、可動部側のそれが大きくなる。すなわち、ばね定数が固定側から可動部側へと高くなっていく非線形のばね特性を得る。 (もっと読む)


【課題】介在物の全体を低融点化して変形し易くすることで、疲労特性に優れたばねを得るためのSiキルド鋼線材、およびこの鋼線材から得られる疲労特性に優れたばねを提供する。
【解決手段】本発明のSiキルド鋼線材は、Ba:0.03〜30ppm(「質量ppm」の意味、以下同じ)、Al:1〜30ppmおよびSi:0.2〜4%(「質量%」の意味、以下同じ)を夫々含有する他、Mgおよび/またはCaを合計で0.5〜30ppmの範囲で含むものであり、こうした鋼線材からばねを成形することによって、疲労特性に優れたばねが得られる。 (もっと読む)


【課題】コイルばね、特に弁ばねを誘電加熱して、次いで急冷による硬化を行うための方法および装置を改良する。
【解決手段】コイルばねを、個別に位置固定し、回動駆動して電磁的な交番磁界を通して案内するようにして、さらに、コイルばねのために非磁性の個別のホルダ(29)が設けられており、該ホルダ(29)が、回動駆動可能であり、インダクタアッセンブリの電磁的な交番磁界を連続して通過可能であるようにした。 (もっと読む)


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