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Fターム[3K161HA53]の内容

廃棄物のガス化・溶融 (10,700) | 炉の細部構造、周辺機器 (1,627) | 空気等供給手段 (495) | 供給位置 (204) | 天井面、頂壁面部 (21)

Fターム[3K161HA53]に分類される特許

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【課題】一次空気の調節のみによって、著しいコストアップを伴うことなく、NOxの発生の抑制と溶融炉でのスラグ詰まりの防止の双方を図ることができるガス化溶融炉の燃焼制御装置及び燃焼制御方法を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、ガス化炉102へのガス化用空気の供給量、溶融炉106への一次空気の供給量、及び二次燃焼室110への二次燃焼空気の供給量、並びに二次燃焼室110からの排ガスの酸素濃度から、溶融炉106における一次空気の供給後の空気比である溶融炉空気比を求め、NOxの発生を抑えるのに適した第1の値から溶融炉106内の温度を上昇させるのに適し第1の値よりも大きな第2の値までの間の範囲で溶融炉106内の温度が低いほど高い値を溶融炉空気比の目標値として設定し、この目標値に溶融炉空気比の値を近づけるように一次空気の供給量を調節することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ガス化溶融設備が備える溶融炉において、熱分解ガスが導入される炉内入口又は近傍で、熱分解ガスに着火するための安定した火炎を発生させる技術を提供する。
【解決手段】廃棄物のガス化により発生した熱分解ガスが、炉壁又は炉頂に設けられた炉内入口22aより導入されるようにしたガス化溶融設備16の溶融炉18において、溶融炉18の炉内入口22a又はその近傍へ500℃以上の高温空気を吹き込む1以上のノズル55を備える。ノズル55からの高温空気の吹き込み流速は、10m/s以上50m/s以下とする。また、ノズル55からの前記高温空気の吹き込み量は、1ノズルあたり30mN/h以上100mN/h以下とする。 (もっと読む)


【課題】ファン等の動力を用いずに実施でき、廃油、廃タイヤ等の処理物の完全燃焼処理が可能であり、小工場、一般家庭等の自家設備用として、また、農業用ハウスの補助暖房として、更には災害時の緊急設備として実施するのに好適な、自然燃焼式の廃油・廃タイヤ等処理方法を提供することを課題とする。
【解決手段】処理物を燃焼室1に投入する工程と、処理物を燃焼させる工程と、燃焼ガスを多数の空気取り入れ用小孔を有する上昇筒2を通して渦流を起こさせつつ渦流室4に導入する工程と、渦流室4内において燃焼ガスaを、比較的比重の小さい完全燃焼ガスcと比較的比重の大きい不完全燃焼ガスbとにそれらの比重差を利用して自然分離させる工程と、分離された完全燃焼ガスcを大気放出すると共に不完全燃焼ガスbを下降筒3を通して渦流室4内の室内圧によって燃焼室1内に戻す工程と、燃焼室1内に戻した不完全燃焼ガスbを再燃焼する工程とから成る。 (もっと読む)


【課題】簡易堅牢な構造をもち、比較的小規模の設備で実現でき、家畜排泄物を含む廃棄物を効率よく安定して燃焼させることのできる旋回式燃焼炉を提供する。
【解決手段】上部に燃料供給口6を形成した円筒形の炉本体2を備え、炉本体2の天板3に燃焼ガスGの排出口11を設け、炉本体2の天板3から排気口11を囲むとともに内側に燃焼室12を形成した円筒形の内筒13を垂下し、内筒13と炉本体2の周面との間に燃料供給口6から供給した燃料Mを一次空気Kの旋回流により燃焼室12の下部入口14まで旋回しながら案内する旋回案内路15を設ける。 (もっと読む)


【課題】天井部への被処理物の付着を防止できる表面溶融炉を提供する。
【解決手段】天井部1及びその天井部1に立設した内壁2からなる内側炉壁部3と、内壁2の外方に位置する外壁4およびその外壁4の下端部に連設する底板5とからなる外側炉壁部6とを備え、天井部1の下方に燃焼室7が形成されると共に、内壁2と外壁4との間に被処理物12を燃焼室7に供給する供給路8を形成し、供給路8の下端が燃焼室7に連通し、燃焼室7内の燃焼排ガスと溶融スラグとの排出口9を底板5に形成し、バーナー11を天井部1に設けてあって、燃焼排ガスの一部を燃焼室7の外方に引き抜く排ガス引抜部10を、平面視でバーナー11よりも排出口側で天井部1に設けてある。 (もっと読む)


【課題】汎用性に富む蒸気ボイラで未燃物が少なく燃焼効率の高い燃料として利用でき、飛躍的に熱効率を向上でき、省エネルギー化を図れて地球温暖化を抑制することができる、廃タイヤの燃料化によるサーマルリサイクル方法を提供する。
【解決手段】廃タイヤをチップ状に破砕してチップ状廃タイヤAとし、ガス化・炭化炉2内に投入し、1次空気を導入しかつ水分を加えて部分燃焼させるとともに、前記チップ状廃タイヤに含有された炭素および炭化水素成分の水性ガス化反応等を同時に行わせることにより可燃性ガスGを生成する。未燃カーボンは炭化物Bとして副生し、含有されている鉄類を除去したのち、粉砕して微粉化し、水または油と混合・撹拌してスラリー化し、可燃性ガスGおよびスラリー状微粉炭化物C’をそれぞれ蒸気ボイラ5の燃焼室5a内に送り込んで2次空気を導入して完全燃焼させ、蒸気ボイラ5内の水を水蒸気化して熱源にする。 (もっと読む)


【課題】投入量の操作範囲を広くし得る融点降下剤を用いることにより耐火材の損傷を防止し得る灰溶融炉を提供する。
【解決手段】廃プラスチックを細片化してなるフラフを燃料とする加熱用バーナ4が設けられるとともに、当該加熱用バーナにより灰を溶融する溶融室13が設けられた灰溶融炉において、溶融室内に融点降下剤を供給する融点降下剤供給装置5を具備させるとともに、融点降下剤としてスラグを用いるとともに、このスラグを空気輸送管31を介して溶融室内に供給するようにしたものである。 (もっと読む)


【課題】 耐火物の交換を短時間で容易におこなうことができ、この交換に伴う炉の操業停止時間が短くて済み、交換炉体部分は小型で取扱いやすく部材費も低コストで済む廃棄物溶融炉を提供する。
【解決手段】 炉体3へ供給した廃棄物を加熱手段(酸素バーナ4)により溶融する廃棄物溶融炉1において、炉体3を、前記加熱手段をそなえた上部炉体5と、溶融物貯留部6をそなえた下部炉体10とに分割し、下部炉体10を、溶融物貯留部6を有する内側炉体11と、この内側炉体11を間隙12をおいて包囲する外側炉体13と、間隙12に充填したバックアップ材14とで構成するとともに、内側炉体11を吊上げるための吊上げ具を、間隙12部に設けた。 (もっと読む)


【課題】溶融炉の一次燃焼室の上部内壁へのクリンカの付着を防止できるガス化溶融設備及びガス化溶融設備の溶融炉燃焼用空気供給方法を提供すること。
【解決手段】ガス化溶融設備10は、ガス化炉20と、その生成ガス中の熱分解ガスを燃焼させるとともに灰分を溶融スラグ化する溶融炉30と、ガス化炉20内の生成ガスを溶融炉30の生成ガス導入口に導くガスダクト40とを備える。溶融炉30の生成ガス導入口はその一次燃焼室31の上部側壁に設けられる。該生成ガス導入口の近傍においてガスダクト40に、溶融炉30の一次燃焼室用の燃焼用空気全量の70%以上の燃焼用空気を供給する第1の燃焼用空気供給ノズル41a〜41c,42a〜42cが設けられる。 (もっと読む)


【課題】生産性低下や処理コストの高騰をもたらすことのない、エネルギー効率の良い廃棄物溶融処理方法と処理設備を提供する。
【解決手段】アスベストなどの廃棄物を溶融処理する設備において、溶融処理炉では未燃分が残るように燃料と酸化剤を供給するとともに、溶融炉の後段で廃棄物溶融に用いられた未燃分を含むガスに空気を供給し未燃分を完全燃焼させ、可燃分の無くなった排ガスの顕熱を回収し、高温空気を生成させて廃棄物溶融処理のための燃料燃焼用酸化剤として用いる。 (もっと読む)


【課題】被処理物から生じたガス中に含まれる燃え残り物が、上部に設けた接続管に固着し、接続管を閉塞してしまうことを防止できる被処理物の処理方法を提供する。
【解決手段】下部の溶融炉部2において、被処理物に含まれる有機質成分及び無機質成分をガス化及び溶融する。上部の改質炉部3において、溶融炉部2で生じて上昇してくるガスの改質を行う。改質したガスを接続管4を介して次工程へ送る。改質炉部3に酸素を供給することにより、上昇してくるガスを改質炉部3の側壁面5側へ導いて当該側壁面5に沿って上方へ流し、ガスに含まれる燃え残り物を側壁面5に溶融物として付着させ、その溶融物を側壁面5から溶融炉部2に落とす。 (もっと読む)


【課題】設備の簡素化と処理費用の低廉化をはかりながら、溶融スラグのSiO濃度を増加させること。
【解決手段】本発明は、廃棄物を熱分解して生じる熱分解ガスと熱分解残渣の燃焼成分とを燃焼溶融炉に導いて燃焼させるとともに溶融した不燃成分を冷却固化させる溶融スラグの製造方法であって、燃焼溶融炉に粉砕ガラスを添加して、熱分解ガスと燃焼成分とを1200℃〜1350℃の温度範囲で燃焼させることを特徴としている。これにより、粉砕ガラスは、燃焼溶融炉において不燃成分が溶融する通常の加熱温度の範囲で容易に溶融されるため、既設の燃焼溶融炉に粉砕ガラスを添加するだけで、溶融スラグのSiO濃度を増加させることができる。 (もっと読む)


【課題】NaClやKClの塩化物により、炉壁(耐火物)が剥離するのを抑制し、炉壁の長寿命化を図り得る焼却残渣の溶融炉を提供する。
【解決手段】焼却残渣の溶融室1を有する炉本体3の溶融スラグを貯溜する貯溜本体部3aの内壁面に、内側から順番に、第1耐火材4および第2耐火材5を設けるとともに、炉本体3と第2耐火材5との間を吸引し得る吸引用ノズル11を設け、上記第1耐火材4として、炭化物(SiC)を略80%(質量%)含有し、残部を炭素(C)および酸化アルミニウム(Al)としたものであり、保守作業時に、吸引用ノズル11にて第1耐火材4の外周面を減圧させて、第1耐火材4に滲み込んだ塩化物を均一に拡散させ得るようにしたもの。 (もっと読む)


粒子サイズが1cm以下であり固体含有量が20%〜100%であるバイオマススラッジのガス化装置は、主チャンバと、ヒューム移送ベントと、主チャンバからのヒュームを受ける混合チャンバと、混合チャンバと流体連通されるアフターバーナーチャンバとを有する。補助バーナーは、アフターバーナーチャンバの垂直部分内に初期加熱火炎を発生する。熱伝達チャンバは、アフターバーナーチャンバと流体連通する。アフターバーナーチャンバからの加熱されたガスは、熱伝達チャンバを加熱する。主チャンバは、熱伝達チャンバ上に重ねて設けた熱伝導床を備え、主チャンバの伝導及び対流加熱が生じるようにされる。少なくとも一つの主オーガーは、第1の端部をスラッジ供給ホッパーと第2の端部を灰ホッパーとの間で主チャンバ内に交差して配置される。熱伝達チャンバは、灰オーガーの端部の近くで主オーガーの下方に位置している。 (もっと読む)


【課題】含水率及び/又は揮発分率が高い粉状物を含有するPCB汚染物を、処理効率を高くするように熱分解炉へ供給するPCB汚染物の熱分解処理方法及びその処理装置を提供する。
【解決手段】PCB汚染物pの投入口3と熱分解炉2の供給口6を連通する供給路に開閉可能な遮断弁7、8を2段に備え、供給路に投入口3側から第1遮断弁7、穿孔を有する開閉可能な隔壁9及び第2遮断弁8を互いに間隔を開けて配置し、第1遮断弁と隔壁の間に形成された圧密室4にPCB汚染物を圧密する圧密手段10を有し、第2遮断弁と熱分解炉の供給口の間に形成された供給導入路5の外周に揮発分排出孔12及び加熱手段11を有し、圧密手段により得られた固形化処理物sを、圧密室から供給導入路へ及び/又は供給導入路から熱分解炉へ移送する移送手段を有することを特徴とするPCB汚染物の熱分解処理方法及びその処理装置である。 (もっと読む)


【課題】本発明は溶融炉,溶融炉の冷却方法及び発電システムに関し、灰が流路縮小部に付着しても剥離させることが可能な簡易な構造を提供することを本発明の目的とする。
【解決手段】本発明は、燃料が燃焼し、燃料内の灰分を溶融させる燃焼室と、この燃焼室の上部に位置し、燃焼ガスを排出する燃焼ガス排出部とを備え、燃焼ガス排出部の流路が縮小する流路縮小部を有した溶融炉であって、流路縮小部を構成する下部内壁に耐火材を設け、上部内壁に水冷管を設けたことを特徴とする。
【効果】本発明によれば、灰が流路縮小部に付着しても剥離させることが可能な簡易な構造を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】 アスベスト含有廃棄物を廃棄物焼却処理施設の灰溶融炉で溶融処理できるようにする。
【解決手段】 アスベスト含有廃棄物36のSiOとMgOの組成を調査する(ステップ1:S1)。廃棄物1の焼却灰3のAl、CaO、SiOの組成を計測する(ステップ2:S2)。アスベスト含有廃棄物36と焼却灰3の混合物37に含まれるAl、CaO、MgO、SiOの量の比が、Al−CaO−MgO−SiO系の組成物の溶融温度が1400℃以下となるときの組成と同じ比率となるように混合割合を定める(ステップ3:S3)。定めた混合割合でアスベスト含有廃棄物36と焼却灰3とを混合して混合物37を形成した後(ステップ4:S4)、アスベスト含有廃棄物36を含む混合物37を1400℃程度の炉内温度条件の灰溶融炉4で溶融処理して溶融スラグ化させる(ステップ5:S5)。 (もっと読む)


【課題】燃焼炉の損耗を防止すると共に、NOxの排出抑制を行う。
【解決手段】カーシュレッダーダストfを熱分解ドラム10で熱分解して熱分解ガスaと、主として不揮発性成分から成る熱分解残渣dとを生成する。前記熱分解ガスaを燃焼炉14の燃焼バーナ19に供給して熱分解ガスa中の可燃分を燃焼させ、かつ、前記燃焼炉14内に燃焼空気h,i,jを導入して炉内温度を調整するようにしたカーシュレッダーダスト処理装置である。前記燃焼空気h,i,jに、該燃焼空気中の酸素濃度を調整する蒸気fを供給する。 (もっと読む)


【課題】 この発明の実施形態は、一般的に灰残留物及びガス排気を活用するために、農業廃棄物生成物を制御した形でガス化することに関する。
【解決手段】 この発明の実施形態は、速度が異なる複数の蒸気流内のガス化を支援する空気の流入を調節して、ガス化残留物が半径方向に対して外側に収集ゾーンに移動して、そこから残留物が、排出ダクトに入ることを促す回転する攪拌アームによって掻き払って、床内の粒子状供給物の液体化を促進することによって、農業廃棄生成物のガス化による残留物の炭素転換率及びガス排気のフライアッシュ含有量を制御するガス化プロセスを有する。粒子状供給物は、最大速度の流入蒸気と一緒に、ガス化室内の床の上の場所に落とされる。 (もっと読む)


本発明は、複数の処理チャンバから排出される排出ガスを燃焼するための装置に関する。本発明による装置は、燃焼チャンバ(24)に接続された複数の排出ガス用燃焼ノズル(22)を有する。各燃焼ノズル(22)は、それぞれの排出ガス(26)を受入れると共に、燃焼火炎を燃焼チャンバ内に形成するのに用いられる燃料(40)及び酸化剤(30)を受入れるための手段を有する。コントローラが、各燃焼ノズル(22)に供給される排出ガスの化学的性質を指示するデータを受取り、受取ったデータに応答して、各燃焼ノズル(22)に供給される燃料(40)及び酸化剤(30)の相対的な量を調整する。これにより、燃焼火炎によって分解すべき排出ガスの性質に応じて、各燃焼火炎の性質を選択的に変化させ、それにより、排出ガスの分解速度効率を向上させると共に、燃料消費を最適化する。
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