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Fターム[4D056AB04]の内容

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Fターム[4D056AB04]に分類される特許

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【課題】白金族金属を含む原料から高純度の白金族金属を効率よく回収する方法を提供する。
【解決手段】白金族金属を含有する溶液からパラジウムを溶媒抽出した後に、抽出残液にヒドラジンを添加して還元滓を生成させ、該還元滓を回収し、該還元滓に含まれる白金族金属を塩化溶出し、この溶解液に酸化剤を加えてルテニウムを蒸留させて回収し、この蒸留残液から他の白金族金属を回収することを特徴とする白金族金属の回収方法であり、例えば、金の抽出残液からパラジウムを溶媒抽出し、抽出残液をヒドラジン還元し、その還元滓の塩化溶解液からルテニウムを酸化蒸留し、その蒸留残液から白金を溶媒抽出し、その残液からルテニウムを回収する。 (もっと読む)


【課題】貴金属イオンを含む溶液からの貴金属の回収方法、それに用いる抽出剤若しくは吸着剤、及び逆抽出剤若しくは脱着剤を提供する。
【解決手段】貴金属イオンを抽出又は吸着した抽出剤又は吸着剤を、下記一般式(1)


(上記式(1)中、Rはメチル基、エチル基、ビニル基、炭素数3〜8の直鎖、分岐若しくは環状の炭化水素基、又は炭素数6〜14の芳香族炭化水素基を表し、Rは各々独立して、水素原子、メチル基、エチル基、ビニル基、炭素数3〜8の直鎖、分岐若しくは環状の炭化水素基、又は炭素数6〜14の芳香族炭化水素基を表し、nは0又は1を表す。)で表される含硫黄アミノ酸誘導体を含む逆抽出剤又は脱着剤と接触させて貴金属を得る。 (もっと読む)


【課題】硝酸溶液からの白金族金属分離回収方法を提供する。
【解決手段】下記の一般式で示されるアミン化合物及び硫黄含有アミド化合物を有効成分とすることを特徴とする白金族金属分離剤。


(式中、R〜Rのうち少なくとも1つが、炭素数が1〜18の分岐してもよい鎖式炭化水素基、炭素数が1〜10の脂環式炭化水素基、及び炭素数が1〜14の芳香族炭化水素基を表し、該炭化水素基以外のR〜Rは水素原子またはアミド基を表す。または、式中、R〜Rの全てが該アミド基を表す。)


または、
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【課題】パラジウム、白金、及びジルコニウムの少なくともいずれかを選択的に高効率で抽出できる金属抽出剤の提供。
【解決手段】下記式で表される化合物である。


前記式において、Rは、炭素数1〜10の炭化水素基であり、Zは、スルフィド基、スルフィニル基、及びスルホニル基のいずれかであり、nは、4〜8の整数である。 (もっと読む)


【課題】2種類以上の白金族元素を含む白金族含有物から白金族元素を容易に抽出でき、さらに各成分を連続的に相互分離して回収できる、白金族元素の工業的分離方法を提供する。
【解決手段】白金族元素を含む2種類以上の金属のβ-ジケトナト錯体含有溶液を、充填剤が充填されたカラム11a−hを用いて順相クロマト分離する白金族元素の分離回収方法であって、白金族元素を含む2種類以上の金属のβ-ジケトナト錯体含有溶液が、Pt(白金)、Pd(パラジウム)、Rh(ロジウム)のうちの2種類以上を含むアセチルアセトナト錯体含有溶液であり、順相クロマト溶離液が、炭素数3以下のアルコールおよび/またはアセチルアセトンを合計0.01〜50容量%含有し、かつ前記充填剤が、(a)ジオール基、シアノ基及びセルロースエステル誘導体基からなる群から選ばれる1種により表面修飾されたシリカゲル、または(b)メタクリル酸エステル樹脂である。 (もっと読む)


【課題】パラジウム及びジルコニウムを選択的に抽出可能な金属抽出剤、並びに、この金属抽出剤を用いたパラジウム及びジルコニウムの抽出方法を提供する。
【解決手段】金属抽出剤は、下記一般式(1)で表される環状硫化物誘導体を含有する。抽出方法は、パラジウム及びジルコニウムを含む水溶液の25℃におけるpHを調節した後、前記金属抽出剤を含有する有機層と接触させる。
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【課題】塩素系酸溶液中のロジウムの抽出分離に関して、ロジウムに対して高抽出率が得られる新規分離試薬及びこれを用いる白金族金属の分離回収方法、さらにアミド含有3級アミン化合物の提供。
【解決手段】下記の構造式で示されるアミド含有3級アミン分離試薬からなる有機相と白金族金属を含有する酸溶液を接触させ、ロジウム、白金及びパラジウムを前記有機相により抽出し、有機相により抽出した金属を、高濃度塩酸溶液により、ロジウムを選択的に水溶液に逆抽出し、高濃度硝酸溶液によりパラジウム及び白金を逆抽出する。


(式中、R、R及びRのうち1つ又は全てが、所定のアミド基であり、該アミド基以外のR〜Rは、炭素数が1〜18の分岐してもよい鎖式炭化水素基、炭素数が3〜10の脂環式炭化水素基、及び炭素数が6〜14の芳香族炭化水素基から選ばれる基である。) (もっと読む)


【課題】酸性又はアンモニア性水溶液から有価金属を抽出する方法を提供する。
【解決手段】溶媒抽出用組成物は、一つ又はそれ以上のオルトヒドロキシアリールアルドキシム或いはオルトヒドロキシアリールケトキシム及び一つ又はそれ以上の、ヒドロキシル基で置換されたエステル、並びに好ましくは水非混和性有機溶媒を含む。オルトヒドロキシアリールアルドキシム又はオルトヒドロキシアリールケトキシムは、一般的に以下の式(1):


を有し、式中、R1は水素又はヒドロカルビル基であり、そしてR2はオルト−ヒドロキシアリール基である。 (もっと読む)


【課題】レアメタル、中でも、パラジウムを高効率で抽出できる新規なレアメタル抽出剤を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)で表される環状フェノール硫化物誘導体を含有するレアメタル抽出剤。
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【課題】金属イオンを含有する水溶液から、金属イオンを高選択的に抽出するための抽出剤および抽出法の提供。
【解決手段】アルキルピラゾールを有効成分とする、金属イオンを高選択的に抽出するための抽出剤 (もっと読む)


【課題】廃電子材料や廃電子機器に含まれる金、パラジウム、白金等の貴金属、特に金を高選択的に回収することができる抽出剤及び、使用済み液晶パネルや亜鉛精錬残渣等に含まれるインジウム及びガリウムを効率的に回収もしくは相互分離することができる抽出剤を提供する。
【解決手段】抽出剤は、式(I)


(式中、Rは炭素数6〜18の直鎖状又は分岐状の脂肪族炭化水素基である)で表されるプロリン誘導体又はその塩を含む。Rは、炭素数10〜18の直鎖状アルキル基であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】従来知られている抽出剤であるDHSを用いる場合と比較して抽出速度を向上させることができ、かつアンモニア溶液による逆抽出が可能である新規なパラジウム抽出剤及びこれを用いるパラジウムの分離回収方法を提供する。
【解決手段】下記構造式(I)で示されるスルフィド含有モノアミド化合物を有効成分とする抽出剤からなる有機相を接触させ、パラジウムを前記有機相により抽出し、有機相により抽出したパラジウムを、アンモニア溶液により逆抽出して、パラジウムを含む水溶液を得る。


(式中、R、R、Rは、分岐していてもよい炭素数1〜18の鎖式炭化水素基、炭素数1〜10の脂環式炭化水素基、及び炭素数1〜14の芳香族炭化水素基から選ばれる基を表す。また、nは、1〜4の整数を表す。) (もっと読む)


【課題】塩化物浴から銅を溶媒抽出する際に、銅の抽出能力の向上を図る。
【解決手段】銅の塩化物と、アルカリ及び/又はアルカリ土類金属の塩化物とを含有する酸性水溶液から、陽イオン交換型抽出剤を用いて溶媒抽出により銅を回収する方法で、溶媒抽出を硫酸イオンの存在下で行う。硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、硫酸カルシウム、硫酸カリウム及び硫酸アンモニウムよりなる群から選択される硫酸化合物を該酸性水溶液に添加し、硫酸イオンの含有量を10〜100g/Lの範囲とする。さらに、酸性水溶液中の塩素イオン濃度と臭素イオン濃度を所定範囲し、陽イオン交換型抽出剤として酸性キレート抽出剤を用いることができる。銅の抽出能力が上昇し、前段階で実施する銅の浸出工程で取り扱う溶液量を少なくでき、設備コスト、操業コスト等を少なくできる。 (もっと読む)


【課題】逆ミセル法と液-液抽出法の両方の利点を合わせ持ち、かつ目的金属のみを選択的にナノ粒子化できる、新しい金属ナノ粒子の製造方法を提供することにある。
【解決手段】例えば、金ナノ粒子を製造する方法は、金イオンを含む金属水溶液である水相と、界面活性剤としてAOTおよび有機配位子としてTODGAを含む不活性溶媒である有機相とを充分に混合し、金イオンを逆ミセルに濃集させた後、逆ミセルを含む前記有機相を分取し、分取された前記有機相に還元剤としてヒドラジンを加え、一定時間反応させて金ナノ粒子を生成するステップから成る。ナノ粒子化したい金属イオンの濃度が希薄で多くの不純物が共存する水溶液から目的金属イオンのみを高選択的に抽出するとともに、逆ミセルのナノ反応場を利用して高品質なナノ粒子を製造できる。 (もっと読む)


【課題】 鉄と銅が混在する強酸性領域の系において、効率的に鉄と銅を分離して、銅を効率よく回収する方法を提供する。
【解決手段】 銅と鉄を含む強酸性領域の塩化物水溶液に、抽出剤としてカリックスアレーンをアルコール類又はアルコール類と脂肪族炭化水素で希釈した有機溶媒を接触させ、塩化物水溶液中の銅を有機溶媒に抽出する。抽出剤であるカリックスアレーンの種類により、アルコール類と脂肪族炭化水素の合計に対するアルコール類の比率を10〜100体積%の範囲で変えることが好ましい。また、硫黄を含む有機リン系化合物を有機溶媒に添加すれば、銅の抽出選択性がより一層向上する。 (もっと読む)


【課題】従来のレアメタル、白金系金属抽出剤にない全く新しい構造を有し、優れた抽出性能を有するレアメタル、白金系金属抽出剤及びそれを用いたレアメタル、白金系金属抽出方法を提供することにある。
【解決手段】本発明におけるレアメタル、白金系金属抽出剤は、化1の一般式(1)
【化1】


の環状フェノール硫化物を溶解させた溶液に数種のレアメタル、白金系金属が溶解した溶液を接触させることにより、レアメタル、白金系金属が環状フェノール硫化物溶液に移行し、レアメタル、白金系金属が抽出される。 (もっと読む)


【課題】湿式銅製錬法において、溶媒抽出法により銅と鉄を分離する際に、トリブチルフォスフェイトを含む抽出剤により、還元後の塩化物水溶液から1価の銅イオンを選択的に抽出し、次いで逆抽出することにより形成される抽出剤中の残留銅濃度を極力低くし、それによって抽出工程で逆抽出後抽出剤を繰り返し使用する際に、銅抽出率を上昇させるとともに、抽出残液中の銅濃度をその後の銅除去の負荷が低くなるように極力低下させることができる溶媒抽出方法を提供する。
【解決手段】トリブチルフォスフェイトを含む抽出剤を用いて、還元後の塩化物水溶液から1価の銅イオンを選択的に抽出し、次いで逆抽出することにより形成される抽出剤を、再生始液として用いる塩素イオンを含む水溶液と接触させて再生抽出剤を得ることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ヒ素とクロムが溶けている水溶液からヒ素を分離する技術の提供
【解決手段】本発明の分離方法は、水素化したR型二酸化マンガン二次粒子を前記水溶液に接触させて前記ヒ素を前記水素化した二次粒子に吸着させる工程を含むヒ素及びクロムが溶存する水溶液からヒ素を分離する分離方法である。前記水素化したR型二酸化マンガン二次粒子は、R型二酸化マンガンナノ粒子が凝集して形成したR型二酸化マンガン二次粒子を酸処理して得ることができる。本発明は、例えば、CCAなどの防腐処理木材の無害化に有用である。 (もっと読む)


【課題】 石油精製などに使用されるワッカー触媒のように、有機物が付着している触媒から、湿式処理によって貴金属を回収する際に、発泡を抑えて高温で処理することができ、高い回収率で貴金属を回収する方法を提供する。
【解決手段】 有機物が付着しているワッカー触媒のような使用済み触媒を、2重量%以下の分散剤と3〜9重量%の水系洗剤が添加された王水に投入し、45〜95℃に加熱して、触媒に含まれるパラジウムなどの貴金属を溶解抽出した後、得られた抽出液から貴金属を回収する。 (もっと読む)


【課題】 低環境負荷であるCHON型抽出剤(炭素、水素、酸素、窒素のみから構成される完全焼却処分が可能な抽出剤)であって、より低濃度までの広い硝酸濃度において抽出能を有し、さらにまた、安価である、新しいパラジウム抽出剤とこれを用いた抽出方法を提供する。
【解決手段】 次式[1]:
【化1】


(ただし、Rは炭素数1〜4、Rは炭素数4〜13であり、かつ、Rの炭素数とRの炭素数の合計が7以上であるアルキル基)
で表されるケトン類を抽出剤として、有機溶媒中に溶解させて、パラジウム含有硝酸水溶液と接触させることで、硝酸酸性溶液中のパラジウムを有機溶媒中へ抽出する。 (もっと読む)


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