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Fターム[4D061FA02]の内容

Fターム[4D061FA02]に分類される特許

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【課題】
原発1基で100万kWの電力を得るためには1日東京ドーム5杯分の海水を7℃上昇させて海洋放棄する。この大量の高温水が魚貝類や気象に与える影響は計り知れないし、豊富な蓄熱された媒体を利用しないのも非経済的である。そこで、冷却効果は維持しながら、廃水海水に蓄熱されたエネルギーを利用して、化石燃料の代替エネルギーと成る金属ナトリウムの製造を行うことが、本発明が解決しようとする課題である。
【解決手段】
冷却海水が貫流する復水器の中の細管を上部と下部の2系統に分け、上部細管中を流れる塩水の速度を遅くして海水への蓄熱量を多くして高温海水を作り蒸留水と濃縮塩水とを効率良く回収する。他方、下部細管では流れる海水の速度を早くして循環排水量を多くして効率の良い冷却を行い海洋放棄する。これにより復水器の役目と資源回収の役目を同時に満たすことができる。
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【課題】濃縮工程の前段で中和液中の金属イオン濃度を数ppm以下に低減するとともにSS濃度(浮遊物質濃度)を低減する酸洗廃液の処理方法及び装置の提供。
【解決手段】鋼帯の硝フッ酸酸洗処理で発生した酸洗廃液から遊離酸を回収すると共に脱遊離酸液を得る第1工程と、前記脱遊離酸液をアルカリ溶液で中和処理して、前記脱遊離酸液から有価金属を回収すると共に中和液を得る第2工程と、前記中和液を逆浸透膜にて濃縮して塩溶液を得る第3工程と、前記塩溶液をバイポーラ膜電気透析装置により分離して酸溶液とアルカリ溶液とを得ると共に、残余の塩溶液を前記中和液と混合する第4工程と、前記酸溶液を減圧蒸留して前記鋼帯の酸洗処理に利用可能な濃度まで前記酸溶液を濃縮する第5工程とを含む酸洗廃液の処理方法及び装置において、第2工程と第3工程の間で、前記中和液をpH10〜11に調整し、孔径0.1μm以下の精密ろ過膜にて精密ろ過する。 (もっと読む)


【課題】かん水等のLi資源から効率よく、高回収率にてLi塩を回収することができる方法を提供すること。
【解決手段】少なくともLiを含む水を、イオン交換膜電気透析装置にて処理してLiを濃縮する工程を含む、Li塩の回収方法であって、前記水は天日晶析法によりLi以外の1価イオンを低減させ、Li含有率を高めた水であり、かつ前記天日晶析法は、該水の相平衡を操作し、Li以外の塩の析出を促進するため溶解度の高いイオンが添加される、Li塩の回収方法。 (もっと読む)


【課題】安定して操業することができる無排水化を図る排ガス処理システム及び排ガス処理方法を提供する。
【解決手段】燃料Fを燃焼させるボイラ11と、前記ボイラ11からの排ガス18の熱を回収するエアヒータ13と、熱回収後の排ガス18中の煤塵を除去する第1の集塵機14と、除塵後の排ガス18中に含まれる硫黄酸化物を吸収液20で除去する脱硫装置15と、前記脱硫装置15から排出される脱硫排水30から石膏31を除去する脱水機32と、前記脱水機32からの脱水濾液33を噴霧する噴霧手段を備えた噴霧乾燥機34と、前記噴霧乾燥機34に排ガス18の一部を導入する排ガス導入ラインL11とを具備する。 (もっと読む)


【課題】電気分解の際に発生するガスのより十分な有効利用ができる電解処理方法を提供しようとするもの。
【解決手段】被電解水を電気分解する際、陽極で揮発する塩素ガスと水素ガスとを反応させて塩化水素ガス(塩酸ガス)を生成せしめる塩化水素ガス生成工程を具備し、前記塩化水素ガスの反応生成熱をエネルギーとして利用するようにした。塩化水素ガスの反応生成熱(92.3kJ/モル)をエネルギーとして利用するようにしたので、従前は意識されていなかった揮発ガス(塩素ガス、水素ガス)を反応させる工程(塩化水素ガスが生成する工程)を新たに設けることによって、この塩化水素ガス生成工程に於いて放出される熱量をエネルギーとして活用することができる。 (もっと読む)


【課題】イオン交換膜電気透析装置における海水の濃縮効率を良好とするとともに、海水を昇温させるために要する電力消費を抑制することができる製塩装置及び製塩方法を提供することを目的とする。
【解決手段】製塩装置1は、供給経路を介して供給された海水を濃縮するイオン交換膜電気透析装置と、濃縮した海水の水分を蒸発させて塩を結晶化させる蒸発結晶化装置9と、前記イオン交換膜電気透析装置の前段で、海水を前記供給経路からタービン用復水器に冷媒として使用可能に導く第1経路6と、前記タービン用復水器11で冷媒として使用された海水を、前記第1経路6よりも下流側の前記供給経路に導く第2経路7と、を備える。 (もっと読む)


【課題】 コンパクトな構成により酸回収率を高めることができる無機酸の回収装置を提供する。
【解決手段】 無機酸廃液の中和液から電気透析により酸溶液とアルカリ溶液とを分離する第1の電気透析装置20と、酸溶液を電気透析により濃縮酸液と希薄酸液とに分離する第2の電気透析装置30と、濃縮酸液を蒸発濃縮して回収酸液を生成すると共に酸含有排出物を排出する蒸発濃縮装置40とを備え、蒸発濃縮装置40から排出された酸含有排出物の少なくとも一部を、第2の電気透析装置30に供給される酸溶液に混合するように構成した無機酸の回収装置。 (もっと読む)


【課題】アルカリ電解水の水蒸気取り出し方法
【解決の手段】水の不純物に電気を供給し分子を振動させることによりにより加熱し、水蒸気化し取り出す (もっと読む)


【課題】チオ尿素含有水の脱塩処理設備の容量を低減しつつ、有価物であるチオ尿素をチオ尿素含有水から高純度で回収する。
【解決手段】チオ尿素が透過しない逆浸透膜によってチオ尿素含有水を濃縮し、チオ尿素が透過しない逆浸透膜によって濃縮された後のチオ尿素含有水を脱塩処理することにより、チオ尿素含有水に含まれるチオ尿素以外のイオン性物質を除去すると共に、チオ尿素含有水に含まれるチオ尿素を回収する。あるいは、蒸発濃縮装置によってチオ尿素含有水を濃縮し、蒸発濃縮装置によって濃縮された後のチオ尿素含有水を脱塩処理することにより、チオ尿素含有水に含まれるチオ尿素以外のイオン性物質を除去すると共に、チオ尿素含有水に含まれるチオ尿素を回収する。 (もっと読む)


【課題】イオン透過膜を用いて水和性アニオンを回収し、該水和性アニオンを脱水して水を得ることで、浄化対象水への脱水和アニオンの漏れ出し及び塩の析出を防止でき、浄化水を効率よく回収することができる水浄化装置等の提供。
【解決手段】浄化対象水と、脱水和して揮発性となる水和性アニオン及び非揮発性カチオンを含むイオン含有水溶液とを半透過膜を介して接触させ、半透過膜により浄化対象水から分離された水でイオン含有水溶液を希釈する希釈手段と、希釈手段により希釈されたイオン含有水溶液から、イオン交換膜を介して水和性アニオンと非揮発性カチオンを分離する分離手段と、分離された水和性アニオンを脱水和し、揮発することにより、脱水和アニオンが除去回収された浄化水を得る揮発手段と、揮発手段により回収除去された脱水和アニオンを、少なくとも非揮発性カチオンを含む水溶液に溶解させる溶解手段とを有する水浄化装置である。 (もっと読む)


【課題】スケールの付着を効果的に抑制できる加湿器を提供すること。
【解決手段】導電性セラミックスから形成され且つ表面の少なくとも一部に露出する導電部をもち、表面に水を保持可能である保水部材と、前記保水部材の表面に空気を接触させる送風手段と、前記保水部材の一部を収納できる開口部が形成され、その収納された部分に前記保水部材の表面に接触可能に水が貯留できる水保持部材と、少なくとも前記保水部材、送風手段、前記水保持部材を内部に収納する筐体と、前記水保持部材に脱着可能に接続されて水を補給する補給部を持ち、前記筐体から脱着可能な水タンクと、前記水保持部材内に貯留される水と前記導電部との間に前記導電部が貴電位になるように電圧を印加する電圧印加手段と、前記水保持部材及び前記筐体における、前記補給部が脱着される部位の近傍を接地する接地手段とを有する。保水部材の表面に貴電位を印加することでスケールの析出を抑制する。接地を行うことで使用者に不快感を覚えさせることもない。 (もっと読む)


【課題】電解処理により被処理水中の硬度成分を除去する軟水化装置において、電極で生じたスケールを円滑に除去することができる軟水化装置と、この軟水化装置を備えた飲料製造装置を提供する。
【解決手段】被処理水の流路中に配置された通水性の少なくとも一対の電極105、106と、両電極105、106に電圧を供給する制御装置C(制御手段)と、被処理水の流入部102及び流出部103と、電極106の下流側に位置し、陰極となる一方の電極に生じたスケールを排出するためのスケール排出部112と、流入部102から流出部103への被処理水の流通を許容した状態で、スケールの流通を阻止可能な遮蔽部材140とを備えた。 (もっと読む)


【課題】廃液からヨウ化水素酸を容易に回収できるヨウ化水素酸の製造方法を提供する。
【解決手段】電気透析槽1の第1の陰イオン交換膜Aと第1の陽イオン交換膜Kとの間の原液室6に、ヨウ素およびヨウ素化合物の少なくとも一方を使用した工程にて生成したヨウ素イオンを含む廃液としての原液Dを供給する。陽イオン交換膜Kと第1の陰イオン交換膜Aとの間の濃縮室5に濃縮液Cを供給する。電気透析槽1の電極2a,2b間に電流を供給すると、電気透析槽1内の水素イオンとヨウ素イオンとが濃縮室5内へ透過する。濃縮液C中のヨウ化水素酸の濃度が上昇し、ヨウ化水素酸が濃縮分離される。また、このヨウ化水素酸をヨウ化水素酸濃縮液として回収し、このヨウ化水素酸濃縮液を蒸留精製してもよい。 (もっと読む)


【課題】原子力発電所や火力発電所の復水脱塩装置の再生時に排出されるモノエタノールアミン含有希塩酸廃液等の窒素化合物含有酸性液を効率的かつ経済的に処理する。
【解決手段】アニオン交換膜21によって原水室22とアルカリ溶液室23とに隔てられた中和透析装置2の原水室22に窒素化合物含有酸性液を通水すると共に、アルカリ溶液室23にアルカリ溶液を通水して該酸性液を中和および脱塩した後、中和脱塩処理液中の窒素化合物を電気脱イオン装置4で濃縮する。アニオン交換膜21およびアルカリ溶液を用いた中和透析処理で、窒素化合物含有酸性液の中和と脱塩を行うことができ、得られた中和脱塩処理液から窒素化合物を効率的に分離濃縮することができる。 (もっと読む)


【課題】粒子の粒径や成分の分子量を従来よりも微細化・均一化することができる液体の処理方法を提供しようとするもの。
【解決手段】粒径の異なる粒子が混在する液体を電気分解する電解工程を有し、前記粒子が分解していき所望の略均一化した粒径に収束するように電解条件を制御するようにした。また、分子量の異なる成分が混在する液体を電気分解する電解工程を有し、前記成分が分解していき所望の略均一化した分子量に収束するように電解条件を制御するようにした。 (もっと読む)


【課題】
低コストであり商業化に適した食品加工残液の資源化方法及び資源化システムを提供すること。
【解決手段】
食品加工残液を固液分離して、含水率が80%以下の固体分と、粒径が1μm以上の固体分が除去された液体分とに分離する前処理工程と、該前処理工程で得られた液体分を脱水濃縮して、濃縮有価物と処理水とに分離する膜濃縮工程とを有する食品加工残液の資源化方法、及び、食品加工残液を固液分離して、含水率が80%以下の固体分と、粒径が1μm以上の固体分が除去された液体分とに分離する前処理手段と、該前処理手段で得られた液体分を脱水濃縮して、濃縮有価物と処理水とに分離する膜濃縮手段とを有する食品加工残液の資源化システム。 (もっと読む)


本発明は、抗レトロウイルス薬の製造中に発生する製薬工業廃水中に存在するジメチルスルホキシド(DMSO)溶媒の回収のための、衝撃感受性であり有害なアジ化ナトリウム(NaN3)塩ならびに塩化アンモニウム(NH4Cl)の除去に関するものである。下水はNaN3
存在下では爆発を引き起こし得るので、DMSO回収のために直接蒸留できない。さらにDMSOの廃棄は、廃水処理プラント(ETP)に対する化学的酸素要求量(COD)負荷を上昇させる。開発されたプロセスは、コロイド状不純物および懸濁固体の除去のための廃水の前処理と、これに続く塩濃度をppmレベルまで低減するために交互に重ねられたカチオンおよび
アニオン交換膜を使用する電気透析を含む。脱塩された液体は次に、純DMSO溶媒を回収する2つの真空蒸留ステップを受ける。 (もっと読む)


【課題】揮発性イオン源として二酸化炭素とアンモニアを用いた場合であっても、二酸化炭素の溶解効率が高く、短時間で浄水化処理が可能であると共に、揮発性アニオン及び揮発性カチオンが気化分離する際に塩が析出することがない水浄化装置及び水浄化方法の提供。
【解決手段】浄化対象水と、揮発性アニオン及び揮発性カチオンを含む揮発性イオン含有水溶液とを半透過膜を介して接触させ、該半透過膜により前記浄化対象水から分離された水で前記揮発性イオン含有水溶液を希釈する希釈手段と、希釈された揮発性イオン含有水溶液から、少なくとも前記揮発性アニオンと前記揮発性カチオンを個別に分離して、浄化水を得る個別分離手段と、分離された前記揮発性アニオン及び前記揮発性カチオンを、前記希釈された揮発性イオン含有水溶液に個別に戻し、溶解させる個別溶解手段とを有する水浄化装置である。 (もっと読む)


【課題】長期保存が利かず、海外生産されている水酸化リチウムを国内備蓄の可能なリチウム源から安定に必要時に確保するのに有効な経済性の高い製造方法が求められていた。
【解決手段】陽極と陰極との間にカチオン交換膜とアニオン交換膜とが交互に配列され、陽極とカチオン膜とで区画した陽極室に続いて酸室、塩室、アルカリ室、水電解室からなる組がひとつ以上配列されていて最も陰極側のアニオン膜とで構成される水電解室をカチオン膜の代わりに陰極で区画して陰極室とする構造の電気透析装置を使用して塩室に炭酸リチウム溶液を供給して酸室から繰り返して炭酸リチウムの溶解のために使用できる炭酸水を取り出し、アルカリ室から水酸化リチウム水溶液を取り出すことを特徴とする水酸化リチウムの製造方法。更には高純度化する精製工程を付与した製造方法とする。日本国内に備蓄しておける炭酸リチウムから必要時に水酸化リチウムをクリーンに簡便に製造できて利便性と汎用性の高い水酸化リチウムの製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】塩と水を安定して併産する塩及び淡水の併産装置及び方法を提供する。
【解決手段】前処理水13を電気透析する電気透析装置14と、電気透析装置で透析された濃縮かん水15を蒸発する蒸発器16と、蒸発器から供給される凝縮水17を乾燥して塩18とする乾燥器19と、酸が添加された希薄かん水から塩分を除去して透過水24である淡水を得るRO膜25aを有する逆浸透膜装置25と、塩分が濃縮された膜分離濃縮水26の一部を前処理装置12の後流側に戻すリサイクルラインと、残りの濃縮水を海域へ排水する排水ラインと、海域へ排出する排出膜分離濃縮水の排出量と、供給海水の供給量との割合を調整する制御を行う制御装置31とを具備してなり、酸21の添加によりpHを7.3以下とし、乾燥器19から塩18を得ると共に、蒸発器16からの蒸発水28と逆浸透膜装置25からの透過水24とを併合して製造水(淡水)29を得る。 (もっと読む)


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