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Fターム[4D076AA16]の内容

Fターム[4D076AA16]に分類される特許

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【課題】高温では成分に分解が生じたり、あるいは、析出して再利用できなくなってしまうような溶液であっても、濃縮し、再利用可能とすることができる溶液の蒸発濃縮装置を提供する。
【解決手段】外部に対して閉鎖され、内部で気流が循環する気流循環経路と、気流循環経路内に気流を循環させる気流循環手段とを有し、かつ、気流循環経路に、
気流に対して要濃縮処理溶液を接触させ、溶液中の水分を蒸発させて濃縮された溶液を回収する水分蒸発手段、水分蒸発手段からの水蒸気を含む気流中の溶液ミストを気流から分離し回収する溶液ミスト分離手段、ミスト分離手段からの溶液ミストが分離された水蒸気を含む気流を冷却して水蒸気を液化して取り除く冷却手段、及び、冷却手段からの冷却された気流中の水分ミストを気流から分離し回収する水分ミスト分離手段をこの順に備えた溶液の蒸発濃縮装置 (もっと読む)


ポリエステル製造プラントにおける廃水の低減方法は、化学反応器の少なくとも1つからのエチレングリコール含有組成物を水分離カラムに供給する工程を含む。水分離カラムは、水分離カラム中に存在する全てのアセトアルデヒドを実質的に蒸気の状態に保持するように所定の温度範囲内に保つ。1種又はそれ以上の有機化合物を含む廃棄物−蒸気混合物はその後に水分離カラムから除去し、燃焼する。ポリエステル製造プラントは任意的に、熱交換器を有するスプレー凝縮器システムを含み、熱交換器が清浄を必要とする場合には熱交換器を水分離カラムに由来する高温エチレングリコール組成物と接触させるようにする。ポリエステル製造プラント中に存在するいかなる化学物質によっても雨水が汚染されないように、ポリエステル製造プラントは屋根及び壁で囲むことができる。
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【課題】類似の沸点を有する異性体混合物を分離する方法の提供。
【解決手段】それぞれ沸点が近い化合物を分離する方法であって、上記化合物の炭化水素混合物を、高沸点希釈液及びゼオライトのような固形の吸着剤の存在下に蒸留することを含む吸着式異性体蒸留の方法である。高沸点希釈剤は、蒸留塔の底部から抜き出され、塔にリサイクルされる。この方法は、例えばメチルシクロヘキサンからn−へプタンの分離、ナフサ留分中のベンゼンをトルエンから分離する方法に適している。 (もっと読む)


【課題】
本発明の課題は、光学異性体化と熱分解が少ないラクチド等の環式縮合物を得られ、高品質のポリ乳酸等のポリマーを得ることである。
【解決手段】
遠心薄膜蒸発装置において、原料液の供給口42は反応槽38の一端側に、排気口43は他端側の胴体頂部に設置され、反応槽38の胴体底部に溜まる原料液を、翼39によりかき上げ、遠心力により反応槽38胴体内壁面に沿って液膜を形成させ、翼39の後部の堰40により液膜からの漏洩を抑制し、液膜厚計36により液膜の厚さを計測して、設定された液膜厚さとなるよう原料液の供給量が制御し、液膜からの蒸気は反応槽38の中央部空間、堰40の内側を通り、排気口43から排気されるように構成した。 (もっと読む)


【課題】 多価アルコールと多価カルボン酸を重縮合させて得られるポリエステルポリオールから、多価アルコールと多価カルボン酸が1:1から成る環状エステルを除去し、加熱時に発生するアウトガス量が少ないポリウレタン素材を提供する。
【解決手段】 多価アルコールと多価カルボン酸とを重縮合することにより得られるポリエステルポリオール(イ)と、前記多価アルコールと前記多価カルボン酸との1:1環状エステル(ロ)との混合物から前記環状エステル(ロ)を除去してポリエステルポリオールを精製する方法であって、前記混合物をスチームと向流接触させる精留塔内に導入し、スチームストリッピングにより前記多価アルコールと多価カルボン酸の1:1環状エステル(ロ)を除去し、前記環状エステル(ロ)が0.08重量%以下のポリエステルポリオールを得ることを特徴とするポリエステルポリオールの精製方法及びポリウレタンエラストマーに関する。 (もっと読む)


【課題】異常運転時において、減圧システムの圧力が急上昇することにより減圧容器の運転温度が上昇して取り扱い物質が熱劣化することを防止し、またシステムへの大気や酸素含有ガスの吸い込みによる爆発混合気体の生成を防止することができるという、特に工業的実施の観点に優れる減圧システムを提供する。
【解決手段】減圧容器に液を供給する配管に液柱を有し、液の流れについての液柱の上流側に気相と液相が存在する設備が設置され、液柱高さが下記式(1)を満足する減圧システム。
H≧(P1−P2)/ρ (1)
H:液柱高さ[m]
1:気相が存在する設備の圧力[kg/m2
2:減圧設備の圧力[kg/m2
ρ:見かけの液の比重[kg/m3(もっと読む)


【課題】市販有機酸クロライドを精製して高純度品を得る製造方法を開発する。
【解決手段】式1で示される分子内に不飽和基を有する有機酸クロライドに、有機アミンを加えて蒸留することにより分子内に不飽和基を有する高純度有機酸クロライドを製造することができる。有機アミンとしてはヘキサメチレンテトラミンを好適に用いることができ、また本方法はメタクリル酸クロライドやアクリル酸クロライドに特に好適に適用できる。分子内に不飽和基を有する有機酸クロライドと有機アミンを混合して後、直ちに、又はしばらく室温から80℃に加温して反応させてから、酸クロライドの沸点に合わせて常圧、及び、減圧蒸留すると好適な結果が得られる。 (もっと読む)


【課題】同位体濃縮等に用いられる複数の蒸留塔を直列に接続したカスケードプロセスの蒸留装置において、前段の蒸留塔への液の返送を、コンデンサで液化された液の液頭圧を利用して行う場合に、返送に十分な液頭圧を確実に得る。
【解決手段】コンデンサとリボイラを備えた蒸留塔12が複数基カスケード接続された蒸留塔群と、蒸留塔間の圧力差を利用してガスを蒸留塔から次段の蒸留塔へ供給する供給ガス経路11と、蒸留塔12からこの蒸留塔に付設されたコンデンサ14にガスを送るガス経路13と、コンデンサ14からの凝縮液を取出す液経路16と、液経路16からの凝縮液の一部を蒸留塔に戻すための還流液経路18と、液経路16からの凝縮液の残部を前段の蒸留塔12へ返送するための返送液経路17と、返送液経路17とガス経路13とを接続するバイパス経路20とを備える。 (もっと読む)


【課題】高融点添加剤の除去方法等を提供する。
【解決手段】低下剤除去ライン51は、熱交換器100と空気供給ライン101と洗浄液供給ライン102とを有する。洗浄液供給ライン102は洗浄液321を第1通過室111に供給する。空気供給ライン101は、高融点添加剤を含む乾燥処理後空気301と低融点添加剤を含む添加剤含有空気401とからなる混合空気402を第1通過室111に供給する。混合空気402と熱交換素子114との接触により、混合空気402から高融点添加剤を含む混合物が析出する。混合割合Mの調節により、混合空気402における高融点添加剤の融点MP1を洗浄液よりも低い温度に調節することが可能になるため、混合空気402中で混合物と洗浄液321とが接触すると、洗浄液321は析出物を溶解し、洗浄廃水320となる。低下剤除去ライン51は乾燥処理後空気301から高融点添加剤を容易に除去することができる。 (もっと読む)


【課題】安全且つ低コストで、低濃度PCB含有絶縁油を処理するために、PCBの抽出・分離・回収方法とその装置を提供すること。
【解決手段】低濃度のPCBを含有する絶縁油からPCBを分離・回収するに際し、(1)PCBを含有する絶縁油と非プロトン性有機極性溶媒を混合し、絶縁油と、PCBの非プロトン性有機極性溶媒溶液とを分離し、(2)該PCBの非プロトン性有機極性溶媒溶液に水と炭化水素溶媒を添加混合し、水と非プロトン性有機極性溶媒の溶液とPCBの炭化水素溶媒溶液に分離し、次いで(3)該PCBの炭化水素溶媒溶液からの炭化水素溶媒を回収すると共にPCBを分離・回収する方法、及びそれに用いられる装置。 (もっと読む)


【課題】 活性アルミナ及び二酸化ケイ素を主成分とする無機セラミック系の吸着剤で、フッ素を含有する排水・廃液からフッ素を吸着処理し、吸着処理後の吸着剤を用いてフッ酸を生成する場合において、フッ酸の生成効率を高めるとともに、吸着剤の劣化を抑制することを課題とする。
【解決手段】 フッ素イオンを含有するフッ素化合物またはフッ素混合物からフッ素イオンを、活性アルミナおよび二酸化ケイ素を主成分とするセラミック系の吸着剤で吸着処理し、吸着処理後の吸着剤を用いてフッ酸を生成するフッ酸生成装置において、前記吸着剤と強アルカリまたは強酸とを反応させるとともに、結晶性二酸化ケイ素を加えてヘキサフルオロケイ酸ガスを発生させる蒸留手段と、前記蒸留手段により発生したヘキサフルオロケイ酸ガスを冷却し、加水分解してフッ酸を生成する冷却手段とを備える。 (もっと読む)


【課題】有機性廃液などから放流可能な蒸留水を連続式に取り出す有機性廃液の処理装置および処理方法を提供すること。
【解決手段】アンモニアなどを含む所定の処理液に対して所定の処理を施す液処理部と乾燥部とを有し、液処理部は、処理液を蒸発させる第1蒸発器18と、そこで蒸発しなかった残渣を蒸発させる第2蒸発器20と、第1、第2蒸発器で蒸発した蒸気をそれぞれ2段階で凝縮する第1分縮器19あるいは第2分縮器とを有し、第1、第2分縮器で凝縮した所定の蒸留水を第1蒸発器18へ還流させるようにしたものであり、乾燥部は、第2蒸発器20で蒸発しなかった濃縮液が供給される乾燥機本体51と、その乾燥機本体内に濃縮液を噴霧させる噴霧機52と、熱風を供給する熱風供給機構54〜56と、乾燥機本体内の空気を排気する排気機構57〜59とを有する有機性廃液の処理装置。 (もっと読む)


【課題】 装置を大型化することなく、含水有機化合物の脱水処理能力を向上させることができる含水有機化合物の脱水方法を提供する。
【解決手段】 含水有機化合物を蒸留塔に導き、蒸留塔頂から得られた、濃縮された含水有機化合物蒸気を吸着手段によって、高度に濃縮された有機化合物を取出す含水有機化合物の脱水方法において、前記蒸留塔と吸着手段の間に膜分離手段を介在させ、前記蒸留塔の還流比及び/又は前記膜分離手段における膜面積を可変とすることにより、前記蒸留塔頂で濃縮された含水有機化合物蒸気を所定の割合で膜分離手段ついで吸着手段へ供給し、高度に濃縮された有機化合物蒸気として取出すことを特徴とする、含水有機化合物の脱水方法である。 (もっと読む)


【課題】高純度のビス−(2−ヒドロキシエチル)テレフタレート(以下「BHET」)を簡便に製造し得るビス−(2−ヒドロキシエチル)テレフタレートの製造方法、および品質の高いポリエチレンテレフタレート(以下「PET」)を製造し得るポリエチレンテレフタレートの製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明のBHETの製造方法は、PETを含む原料と、触媒とを、エチレングリコールに混合して、混合液を調製する工程1と、混合液中において、触媒の作用によりPETを解重合させてBHETを得る工程2と、混合液中からBHETを回収する工程4、5と、回収されたBHETを加熱した水に溶解して水溶液を調整する工程6と、水溶液中においてBHETを晶析する工程8と、結晶化したBHETを水溶液から分離する工程9とを有している。 (もっと読む)


【課題】フルフラールの留出を抑制できるもろみの蒸留方法および装置を提供する。
【解決手段】前記蒸留部は、仕込み液の仕込み部と前記仕込み部と連通する凝縮液貯留部とを有し、かつ前記蒸留部には、前記凝縮液貯留部内の蒸気および/または凝縮液を前記仕込み部に逆流させない逆流防止機構を有することを特徴とする、蒸留装置である。凝縮液貯留部で発生した凝縮液や蒸気が前記仕込み部に逆流しないため、仕込み部の仕込み液が短時間で減少し、加熱時間を短縮でき、これによってフルフラールの発生を抑制することができる。 (もっと読む)


a)炭化水素質接触分解生成物流を入口から垂直分留塔に通す工程、b)分留塔に入れる際、該生成物流の一部の向きを邪魔板を用いて分留塔に向け直す工程、c)該生成物流を1つ以上の炭化水素質フラクションに分離する工程、及びd)該フラクションを分留塔から排出する工程、
を含む炭化水素質接触分解生成物流の分留方法。
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【課題】酸を添加せず消化液からアンモニア濃縮蒸留液と清浄蒸留液と消化液濃縮液を分離して回収する。
【解決手段】濃縮装置2は、蒸留タンク3と、冷却部4と、減圧ポンプ5と、この減圧ポンプ5と冷却部4との間に通路10を介して設けられた切替弁6と、この切替弁6を介して冷却部4にそれぞれ連通する第1および第2の受液タンク7、8と、蒸留タンク3に設けられたヒータ9とを備えている。バッチ処理で蒸留タンク3から濃度の高いアンモニア凝縮液L−NHを第1の受液タンク7に導き、アンモニア濃度が低下すると切替弁6を切り替え、アンモニア濃度の低下した凝縮液を第2の受液タンク8に導き、蒸留タンク3から消化液の濃縮液Lcを、第1の受液タンク7からアンモニア濃縮蒸留液L−NHを、第2の受液タンク8から清浄蒸留液L−Wをそれぞれ回収するようにしている。 (もっと読む)


【課題】人体に有害な物質を含む薬剤により防腐・防虫処理された廃棄木材をリサイクルするに際し、前記廃棄木材を劣化させたり、タール等の副生成物やダイオキシン類等を発生させたりすることなく、前記人体に有害な物質を廃棄木材から除去する。
【解決手段】薬剤を塗布・含浸することにより防腐・防虫処理された廃棄木材を真空加熱装置内に収容し、前記廃棄木材を所定圧力下において所定温度で所定時間保持することにより、前記廃棄木材から該廃棄木材に塗布・含浸された薬剤中に含まれる人体に有害な物質を蒸発・除去するとともに、前記廃棄木材から蒸発・除去した人体に有害な物質を、前記真空加熱装置の後段に配設した凝縮器において所定温度に保持された冷媒と接触させることにより冷却・液化させて回収するように構成した。 (もっと読む)


【課題】本発明は、切花等を鮮度良く保持でき、切花の寿命を延長し、取り扱いが簡便、安全であり、環境にやさしく、衛生的な水質保持材を提供する。
【解決手段】本発明は、親水性のエポキシ樹脂硬化物多孔体を含んでなり、三次元網目状骨格構造及び連通する空隙を有する水質保持材に関する。 (もっと読む)


本発明は、アルキル化された芳香族化合物を製造するためのプロセスに関する。このプロセスは、オレフィンおよび芳香族化合物を、アルキル化ユニットの少なくとも第1および第2の縦方向に空間を空けた触媒的反応帯へアルキル化反応条件下で導入して、アルキル化された生成物を得るステップを含み、前記第2の触媒的反応帯は前記第1の触媒的反応帯の上に配置されており、前記少なくとも第1および第2の触媒的反応帯の各々からの芳香族化合物は、前記アルキル化プロセスの発熱的な反応熱により気化された前記芳香族化合物の少なくとも一部を再液化するために冷却手段と接触し、前記オレフィンは、それぞれ第1および第2のオレフィン供給流れを経由して、約10%未満だけ変化する少なくとも第1および第2の触媒的反応帯への入口でのオレフィン分圧を維持するようなそれぞれのオレフィン供給速度で少なくとも前記第1および第2の触媒的反応帯に導入されることを特徴とする。本発明はさらに、本発明のアルキル化プロセスを実施するための装置に関する。 (もっと読む)


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