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Fターム[4D076DA22]の内容

Fターム[4D076DA22]に分類される特許

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【課題】濃縮された処理溶液を効率よく排出できる電気蒸発槽の操業方法を提供する。
【解決手段】黒鉛電極棒13が挿入され、側壁に排出口14が設けられた電気蒸発槽10の操業方法であって、電気蒸発槽10に処理溶液Lを供給し、処理溶液Lを黒鉛電極棒13による通電により加熱して水分を蒸発させて濃縮し、黒鉛電極棒13の処理溶液Lへの挿入量を急増させて、処理溶液を急加熱するとともに液面を上昇させることにより、排出口14から該処理溶液を排出する。処理溶液の対流が起こり電気蒸発槽の底に堆積した高濃度の処理溶液を攪拌することができる。液面を上昇させることにより、攪拌された処理溶液Lを排出口14から排出できる。 (もっと読む)


【課題】物品の表面を短時間で殺菌できる方法を提供する。
【解決手段】殺菌剤と、殺菌剤よりも低い沸点を有する溶媒からなる溶液から微細に分割され溶質および溶媒を含む液滴をガス中に浮遊させて含むネブラントを形成させ、溶媒を気化させるためのエネルギーを印加して気化させた溶媒をガス流から除去することによりネブラント粒子における殺菌剤の濃度を高め、さらに必要であればネブラントを70℃未満に冷却し、この殺菌剤が濃縮されたネブラントに、殺菌対象とする表面を暴露する、物品表面の殺菌方法。 (もっと読む)


【課題】海水淡水化装置の約60%は蒸留法が適用され、また、その多くが省エネルギーを目的に減圧蒸留法を採用している。減圧蒸留法では減圧実現手段として真空ポンプに替へ液柱を用いた減圧蒸留法を提案することで、更なる省エネルギーを実現する。
【解決手段】減圧沸騰形海水淡水化装置は、海水中に立設される海水塔11(液柱)と、淡水中に立設さる淡水塔12(液柱)と、これらを連通する連通管13と、海水加熱手段19と、冷却手段14とで構成され、海水塔11の上部空間と淡水塔12の上部空間はトリチェリ真空に維持される。このため、淡水化装置稼働時には真空ポンプは不要で、通常の減圧蒸留装置に比べランニングコストを更に低減できる。 (もっと読む)


【課題】核燃料の溶融によって原子炉建屋から周辺の水系に放出された放射性物質を、濾過材や吸着剤を用いずに分離濃縮して固体化する物理的手段。さらに固化体から水によってイオン化された塩類などを分離し、不溶性の放射性物質を分離回収する装置。
【解決手段】汚染水タンクの底部から大気を含む不活性気体を気泡として吹き込み、汚染水の水分を水蒸気として分離する。水蒸気は煙道4に設置したフィルターを通じて大気中に放出されるが、汚染水に含まれた不揮発物質(イオンおよび塩類を含む)はタンク内で濃縮される。濃縮された不揮発物質に中空管から送風を続けることで閉鎖的な空間において風乾を達成し、塩類と放射性物質を含む固化体を得る装置。さらに固化体の構造を凝固材によって安定化し、再び水に浸漬することで脱塩を達成する汚染水処理装置。 (もっと読む)


【課題】混合液体から所望の液体を損失少なく効率よく分離して回収する。
【解決手段】混合液体Bを霧状にして噴出する噴出ノズル14、および噴出ノズルから混合液体が内部に噴出される容器体15を備えるとともに、噴出ノズルから容器体内に噴出された混合液体を加熱することで、被回収液体Aを液状のまま低沸点液体Cを気化する加熱分離器11と、低沸点液体の気化ガスを容器体内から吸い出す吸出手段13と、吸出手段による吸引力に抗して自重により落下する被回収液体を回収する第1回収部12と、を備え、噴出ノズルは、混合液体を鉛直方向に交差する横方向若しくは鉛直方向の上方に向けて噴出するように配設され、吸出手段は、容器体において噴出ノズルよりも鉛直方向の上方に位置する上方部分15aに接続通路25を介して接続され、第1回収部は、容器体において噴出ノズルよりも鉛直方向の下方に位置する下方部分に接続されている。 (もっと読む)


【課題】廃液の容量を減少させることが出来る廃液処理装置と、廃液処理装置の製造コストを抑えることが出来る廃液処理装置の製造方法を提供する。
【解決手段】廃液を加熱することにより、廃液の液体成分を蒸発させて濃縮又は固化を行う廃液処理装置1において、廃液を収容する加熱鍋30と、加熱鍋30を密閉する蓋26と、加熱鍋30を外側から加熱する電気式加熱手段32と、加熱鍋の温度を検知する温度センサ34と、温度センサ34が所定温度を検知するまで廃液を加熱して、廃液を濃縮する濃縮工程と、この濃縮工程の後、廃液の温度低下と所定温度までの再加熱を繰り返す乾燥工程が実行されるように加熱手段32を制御する制御部38と、を備える。 (もっと読む)


【課題】異なる揮発性を有する二つ以上の成分を、それら成分を含む液体混合物から分離するための蒸留プロセスを提供する。
【解決手段】蒸留を実現するためにマイクロチャネル技術を使用し、エタンのエチレンからの分離など、個々の成分が互いに非常に近い揮発性を有することを特徴とする、困難な分離を実施するのに特に適する。 (もっと読む)


【課題】熱交換効率に優れ且つメンテナンスが容易な熱交換器及びこれを備えた水処理装置を提供する。
【解決手段】原水を淡水化もしくは浄水化する水処理装置に用いられる熱交換器40は、円弧状に曲げられた複数の中空円管42を垂直方向に隣接させて形成されるプレート状の円管プレート44を複数備え、中空円管42の内部を原水の流通経路として接続する接続部材50,54が円管プレート44の端部に取付けられる。これにより、円管プレート44の外部に流通する流体を円管プレート44に当接させやすくして熱交換効率を高くすることができると共に、接続部材50,54を円管プレート44から取り外すことで容易に複数の中空円管42の内部を掃除することができる。 (もっと読む)


【課題】
海水の淡水化にも、野菜や果実に含有している水分の淡水化にも使え、かつ濃縮物の回収もできる脱水法は蒸発法である。雰囲気の気圧を下げ、水蒸気蒸発が起こる現象を利用して海水を蒸発させることが第1処理であり、水蒸気を真水に還元することが第2処理である。この第1処理を低温化で行い、従来の熱エネルギーの必要性を無くし、第2処理では結露のために冷凍行程を無くすことが、本発明が解決しようとする課題である。
【解決手段】
空気中の水蒸気を飽和に達しさせないために、第1処理では、航空機の翼の上下を逆に取り付けた翼に高速空気を大量に流し、含水物に接する面の雰囲気気圧を下げ、含水物からの水分を蒸発させ、この水蒸気と空気とが混合した不飽和湿り空気を発生させる。そして、第2処理では凝縮室の気圧を上げ、不飽和湿り空気を飽和させ、親水性に表面改質した結露板に水蒸気を凝縮させて蒸留水を回収する。 (もっと読む)


【課題】大量且つ安価に入手可能な植物材料や廃棄物を簡単に確実にしかも低コストで精製すること。
【解決手段】精製装置10は、溶液が収容される溶液収容パン12と、溶液中に下部が浸漬される中空状のドラム14と、ドラム14を回転させる回転駆動手段16と、ドラム14の内部から前記ドラム14の外周面14Aを加熱する加熱手段18と、外周面14Aから蒸発する蒸発物を取り出す取り出し手段20と、ドラム14の外周面14Aに接触することでドラム14上に付着する溶液を前記ドラム14の回転に伴って掻き取るヘラ22と、ヘラ22により掻き取られた溶液を、フィルター34により溶液中の残渣を取り除いて収容する収容部24とを備える。 (もっと読む)


【課題】風力エネルギーを熱エネルギーに変換し、その熱を利用して造水する新規な造水システムを提供する。
【解決手段】造水システムD1は、風力により回転する風車1と、エネルギー変換装置2と、導管3と、造水装置4と、を備える。エネルギー変換装置2は、風車1の回転エネルギーを熱エネルギーに変換し、熱媒体を加熱する。導管3は、エネルギー変換装置2により加熱した熱媒体を輸送する。造水装置4は、導管3に接続され、輸送された熱媒体の熱を利用して造水する。この造水装置4は、熱交換器41と、取水管42と、排水管43と、蒸気管44と、復水器45とを有する。そして、加熱した熱媒体と取水した原水(例、海水)とが熱交換器41に送られ、熱媒体の熱によって原水を加熱して蒸発させ、発生した水蒸気を蒸気管44を通して復水器45に送り、冷却する。冷却して得られた真水(例、淡水)は、貯水槽47に送られ、蓄えられる。 (もっと読む)


汚染溶媒溶液から溶媒をリサイクルするためのアセンブリであって、リサイクラーモジュールに接続された貯留モジュールを含むアセンブリを提供する。この貯留モジュールは、実装された貯留容器を含み、この貯留容器は、内部容積および取り外し可能な蓋を含む。この蓋は、内部容積を減少させるとともに、アクセスポートを含む。このリサイクラーモジュールは、蒸留アセンブリおよび空気処理アセンブリを含む。この蒸留アセンブリは、蒸留器と、復水器および点検窓を含む管路とを含む。この空気処理アセンブリは、吸気ポート、排気ポートおよび空気流供給源を有する導管を含む。復水器は導管内に配設され、点検窓は導管の外部に配設されている。

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【課題】不純物の混入を可及的に防止でき、高純度の精製物を筒状体を切断する必要なく容易に且つコスト安に収率良く得ることが可能な極めて実用性に秀れた昇華精製装置の提供。
【解決手段】加熱部1が周囲に配設された外筒体2内に加熱気化せしめた有機材料を流通させることで所望の化合物を精製する昇華精製装置であって、前記外筒体2内に複数の内筒体3を軸方向に連設状態に設けて、この内筒体3内を前記有機材料が流通する材料流通部4に設定し、この材料流通部4に、この材料流通部4を開口部6を残して閉塞することで前記有機材料の流通を調整する整流板5を前記軸方向に複数設けて、前記内筒体3と前記整流板5とで前記有機材料の流通路を形成する。 (もっと読む)


【課題】低コストで製造することができるとともに、従来に比べ、エネルギーロスが少なく、海水や汚染水等の原水から効率のよく蒸留水を得ることができる淡水化装置を提供することを目的としている。
【解決手段】蒸発缶2aの内部を、伝熱板22を介して上下方向に仕切ることによって2つの蒸留室20a,20bを形成し、下段の蒸留室20aに供給された水W1を加熱する加熱手段3を設け、上段の蒸留室20bにこの蒸留室20b内の水蒸気を凝縮させる冷却手段4を設けるとともに、下段の蒸留室20aで発生した水蒸気を下段の蒸留室20aの天井面を構成する伝熱板22の下面で凝縮させて回収するとともに、水蒸気の凝縮によって発生した凝縮熱が伝熱板22を介して上段の伝熱板20b上で受けられた水W1に伝わるようにした (もっと読む)


【課題】回転可能ハウジングを備えた液体リングポンプを含む蒸気圧縮蒸留による液体の浄化システムを提供する。
【解決手段】a)未処理液体を受け入れる流入部と、b)液体を蒸気に変えるために該流入部に結合された蒸発器と、c)蒸発器からの蒸気を集めるためのヘッドチャンバと、d)蒸気を圧縮するための蒸気ポンプであって、i)内部駆動軸と、ii)回転可能ハウジング付き偏心回転子と、を有する蒸気ポンプと、e)圧縮された蒸気を蒸留液体製品に変えるために該蒸気ポンプに連絡している凝縮器と、を備える、液体蒸留システム。 (もっと読む)


【課題】複数成分からなる洗浄液を効率よく再生することができ、しかも簡易かつ小型の洗浄液再生装置およびこれを用いてなる循環洗浄装置を提供する。
【解決手段】使用済洗浄液30を減圧状態で加熱蒸発させることによって、洗浄液蒸気を生成するとともに、当該洗浄液蒸気を凝縮して、再生洗浄液15とするための生成部13と、再生洗浄液15を連続的に回収するための回収部13と、を備えた洗浄液再生装置10等であって、生成部13は、加熱するための蒸発部31と、洗浄液蒸気を凝縮して、再生洗浄液15とするための冷却部41と、蒸発部および冷却部をつなぐ連結部と、を備えており、連結部の開口面積をA(mm2)とし、蒸発部を加熱するためのヒータ容量をB(kW)としたときに、下式で定義される洗浄液蒸気の移動係数Cを100〜30,000mm2/kWの範囲内の値とする。洗浄液蒸気の移動係数(C)=開口面積(A)/ヒータ容量(B) (もっと読む)


昇華可能な有価生成物、それに比べてより昇華し易い成分とより昇華し難い成分とを含有する固体混合物を高温壁管状炉(1)内での分別昇華/逆昇華によって連続的に精製する方法であって、高温壁管状炉(1)の一方の端部で、固体混合物を不活性ガス流と一緒に、該不活性ガス流中に固体混合物を分散機(2)によって分散させて供給し、− 分散された固体混合物を、高温壁管状炉(1)内で、有価生成物が昇華する温度で加熱して、有価生成物より昇華し難い成分を固体粒子として含有するガス混合物を得て、− 有価生成物より昇華し難い成分を固体粒子として含有するガス混合物を、有価生成物より昇華し難い固体粒子を回収するために、適した孔径を有する高温ガスフィルター(3)に通し、− 有価生成物より昇華し難い成分が分離されたガス混合物を、有価生成物が逆昇華し、かつ有価生成物より昇華し易い成分が依然として逆昇華しない温度に冷却して、粒状の有価生成物を含有するガス混合物を得て、かつ− 精製された粒状の有価生成物を、冷却されたガス混合物から分離することによる、固体混合物を高温壁管状炉(1)内での分別昇華/逆昇華によって連続的に精製する方法が提案される。
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冷却器(6)を有する回転式蒸発装置(1)において、冷却器(6)内への、冷却媒体の入口(14)及び出口(16)に複数の温度センサ(15,17)が配置されていて、冷却器(6)を貫流する冷却媒体の流量が決定される。複数の温度センサ(15,17)における温度差(X)の増加及び減少から、冷却器(6)内における凝縮の開始若しくは終了が導き出される。前記温度(X)差から、凝縮された留出物(10)の量が決定され、留出量の調整が行われる。ヒータ(11)の加熱出力及び/又はシステム内の圧力を調整することによって、冷却器(6)の負荷が、前記温度差(X)に関連して調整される。
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