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Fターム[4D076EA15]の内容

Fターム[4D076EA15]に分類される特許

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【課題】
液体濃縮システムにおいて、液体を効率よく均一に短時間で加熱して濃縮効率を高める。
【解決手段】
液体濃縮システム1は、減圧環境下で原料液体を加熱し、液面から揮発成分を蒸発させて原料液体を濃縮する。そのため、液体濃縮システムは、原料液体を濃縮する液体濃縮器10と、この液体濃縮器に連通する真空ポンプ100と、液体濃縮器で原料液体を加熱する加熱源となる温水循環装置94とを有する。液体濃縮器で蒸発した揮発成分を液体濃縮器外に蒸気ライン82が導く。液体濃縮器で蒸発せずに濃縮された濃縮液を液体濃縮器外に濃縮液ライン81が導く。濃縮液ラインに濃縮ライン調整バルブを介在させ、濃縮ラインに加熱手段を取り付ける。加熱手段および濃縮ライン調整バルブを制御部200が制御する。 (もっと読む)


【課題】被処理液から回収成分のみを分離する。
【解決手段】被被処理液を減圧下で蒸留するための減圧蒸留槽と、前記減圧蒸留槽に設けられ、前記被処理液をこれに含まれる回収成分の沸点に加熱する加熱手段と、前記回収成分を回収する回収液を貯溜する溢流槽と、前記溢流槽の回収液を吸い込んで当該溢流槽に還流する循環路と、前記溢流槽内の回収液を冷却する冷却手段と、前記循環路に介設され、前記貯溜槽の回収液が作動流体として通流されたとき、前記減圧蒸留室の凝縮部から前記減圧蒸留室内の回収成分の雰囲気及び凝縮液を吸引してこれを前記作動流体に合流させて作動流体中に回収するエゼクタと、前記加熱手段の加熱により前記被処理液を前記沸点に加熱する際及び加熱後に、前記被処理液の温度と前記溢流槽の回収液の温度とを比較して、得られる差が予め前記回収成分の沸点に基づいて定められる所定値に合致するように前記冷却手段により前記回収液を冷却させる温度制御手段とを、備える。
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【課題】
本発明の課題は、光学異性体化と熱分解が少ないラクチド等の環式縮合物を得られ、高品質のポリ乳酸等のポリマーを得ることである。
【解決手段】
遠心薄膜蒸発装置において、原料液の供給口42は反応槽38の一端側に、排気口43は他端側の胴体頂部に設置され、反応槽38の胴体底部に溜まる原料液を、翼39によりかき上げ、遠心力により反応槽38胴体内壁面に沿って液膜を形成させ、翼39の後部の堰40により液膜からの漏洩を抑制し、液膜厚計36により液膜の厚さを計測して、設定された液膜厚さとなるよう原料液の供給量が制御し、液膜からの蒸気は反応槽38の中央部空間、堰40の内側を通り、排気口43から排気されるように構成した。 (もっと読む)


【課題】排気ガスから回収された凝縮水の水分を従来よりも効率良く蒸発させ、確実な油水分離を行うことができる凝縮水の油水分離装置の提供にある。
【解決手段】内燃機関の排気ガスに含まれる凝縮水を貯留する貯留槽22と、貯留槽22における凝縮水CWの液面高さ以上の高さで貯留槽22内を横断する排気ガス管21と、貯留槽22上部と外部空間との間に設けたドレンフィルタ23とを有し、排気ガス管21と貯留槽22の底部付近とを結ぶ吸水機能を有する吸水部材が備えられ、吸水部材は排気ガス管21の表面と接触する管接触面と、貯留槽の空間に露出される露出面を有し、管接触面は排気ガス管21の排気ガス熱を吸水部材へ伝達する伝熱面であり、露出面は吸水部材に含まれる水分が蒸発する蒸発面である。
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【課題】異常運転時において、減圧システムの圧力が急上昇することにより減圧容器の運転温度が上昇して取り扱い物質が熱劣化することを防止し、またシステムへの大気や酸素含有ガスの吸い込みによる爆発混合気体の生成を防止することができるという、特に工業的実施の観点に優れる減圧システムを提供する。
【解決手段】減圧容器に液を供給する配管に液柱を有し、液の流れについての液柱の上流側に気相と液相が存在する設備が設置され、液柱高さが下記式(1)を満足する減圧システム。
H≧(P1−P2)/ρ (1)
H:液柱高さ[m]
1:気相が存在する設備の圧力[kg/m2
2:減圧設備の圧力[kg/m2
ρ:見かけの液の比重[kg/m3(もっと読む)


【課題】蒸留運転中に使用者が電源をオフして釜蓋を開けようとした場合の安全性を高める。
【解決手段】蒸留運転の実行中に使用者により電源がオフされると(S11)、電源回路により供給電力が確保されている短時間の間に、蒸留釜の釜蓋が開かないようにロックする機構を作動させ(S12)、蒸留釜に接続されている流路上のバルブを閉鎖することで蒸留釜内を密閉して直前の真空状態を維持する(S13)。これにより、釜蓋が開けられないように二重の安全対策が施される。さらに、EEPROMなどの溶剤残検知メモリに溶剤残有りを書き込む(S14)。これにより、次に電源オンされたときに蒸留釜内に溶剤が残っていることを認識し、溶剤を追加しない蒸留運転を最初に実行して残留している溶剤を蒸留し、蒸留釜内を空にした後に次の運転を実行することができる。 (もっと読む)


【課題】 簡単かつ安定的に純度制御を行うことができる蒸留塔の純度制御方法を提供する。
【解決手段】 貯槽の液面レベル(L)を検出し、貯槽から次工程に送られる抜き出し成分の純度(X)を検出し、液面レベル(L)を一定に保つように、貯槽からの流出量(R+D)を線形モデルから決定し、検出された純度(X)及び求められた流出量(R+D)から還元量(R)と送出量(D)との比(R/D)を純度(X)の非線形モデルから決定し、線形モデル及び非線形モデルから還元量(R)及び送出量(D)を決定し、非線形モデルを用いて純度(X)の予測値(Xm)を求めて予測値(Xm)と純度(X)の実測値(Xp)との位相差を一致させ、予測値(Xm)と実測値(Xp)とを比較し、両者の差(Xp−Xm)をフィードバックし、差(Xp−Xm)が予め設定された許容値の範囲内であるときにこの差をキャンセルする方法である。 (もっと読む)


【課題】循環型液体又は超臨界二酸化炭素反応/処理装置を提供する。
【解決手段】加圧条件下で液体二酸化炭素を貯留する貯槽又は容器において、液体二酸化炭素の液面レベルを検知する手段として、差圧発信機を設置し、貯槽又は容器の下部から液体側接続配管が差圧発信機へ、上部から気体側接続配管が差圧発信機へそれぞれ個別に接続され、液体側接続配管は、差圧発信機の上部へ貫通流路を形成し、貫通後の配管は貯槽や容器の最大高さを超過する高さを有し、かつ気体側接続配管に連結されている、ことを特徴とする液面レベル検知装置、当該検知装置を設置した循環型液体又は超臨界二酸化炭素反応/処理装置。 (もっと読む)


【課題】 比較的簡素な構造を採用可能であるとともに、水分除去効率が高い水分蒸発タンク並びに該水分蒸発タンクを備える水分蒸発システムの提供。
【解決手段】 タンク外殻体と、タンク外殻体を気密に閉塞する蓋体からなるタンク本体と、液体が流入する流入口と、液体が排出される排出口と、タンク本体内の空気を排出する排気口と、タンク外殻体外周面に接続する導波管と、導波管を介してタンク外殻体外周面と接続する少なくとも1つのマグネトロンと、タンク本体内に配される反射板を備え、導波管とタンク外殻体外周面との接続位置は、タンク本体内の液体の液面より下方に位置し、反射板は、導波管とタンク外周面との接続位置よりも下方に位置し、タンク本体内部の液体の液面に対して平行に広がる面を備えるとともに、液面に対して平行な面上に複数の開口部が形成されることを特徴とする水分蒸発タンクである。 (もっと読む)


【課題】余剰水槽内の処理水を曝気して強制的に蒸発させ大気に放散することでメンテナンスを軽減する。
【解決手段】循環式トイレ100は、便器1の下方に複数の生物処理槽(3〜7)と余剰水槽16とからなる汚水処理槽2を配設し、この汚水処理槽2によって汚水を浄化して該浄化後の処理水を循環させ、洗浄水として便器1に供給するものであり、複数の生物処理槽(3〜7)の下流側に、複数の生物処理槽(3〜7)から溢れた処理水を貯留する余剰水槽16を配置している。そして、余剰水槽16の処理水を曝気して蒸発させるべく、この余剰水槽16に浮かして配置された曝気蒸発手段25と、この曝気蒸発手段25に空気を送り込むブロワ20とを備えている。 (もっと読む)


【課題】フラッシュ濃縮法において、凝縮分離した溶媒へのドープ混入を防止する。
【解決手段】容器50の下部にフラッシュ部54を、上部に濃縮部55を設ける。フラッシュ部54にフラッシュノズル45を設け、濃縮ドープ56内にノズル本体45bを位置させる。フラッシュノズル45を、分岐部45aにより8個のノズル本体45bに分岐させる。8個のノズル本体45bとすることにより、ノズル本体45bの1個当たりの前記溶液の流速を2000mol/(m2 ・s)以下にする。ノズル本体45bからのフラッシュ蒸発量が規制されることにより、フラッシュ蒸発の際の飛沫が抑制され、凝縮部55へのドープ混入が抑制される。 (もっと読む)


【課題】溶剤より低沸点の不純物や発泡性のある不純物を多く含んだ溶剤から高品質な溶剤を回収再生する装置を提供すること。
【解決手段】内部に熱媒体が循環する伝熱管を配設した蒸気発生器1と、蒸気発生器1で蒸発させた溶剤を凝縮させる凝縮器3と、不純物を含有する溶剤を予熱する液予熱器8とを有する溶剤連続回収再生装置において、廃溶剤を予備加熱し間歇的に供給する制御システムを有することを特徴とする溶剤連続回収再生装置。 (もっと読む)


【課題】少ない損失熱量で小型の簡易な装置により確実に発泡を防止する。
【解決手段】蒸発濃縮装置は、蒸発部1、その下方に形成された液溜部2、この中の液を取り出して蒸発部1に循環液として供給するように形成された循環系3、循環液の一部分が分岐液として流される分岐系4、ノズル6、原液供給系7、必要に応じて設けられる冷却系17、等で構成されている。原液の注入と冷却系17とにより分岐系4の循環水の温度を下げて消泡用液としてノズルから液溜部の液面Sに放出することにより、液面から発生した泡を機械的に消滅させることができる。 (もっと読む)


【課題】広大な設置面積を必要とせず、かつエネルギー消費量が少ない濃塩水生成装置を得る。
【解決手段】原水ポンプ12を稼動して濃塩水タンク24に海水90を貯留した後、循環ポンプ34及び熱源40を稼動して濃塩水タンク24の海水90を加熱すると共に濃塩水タンク24と膜蒸留膜モジュール18との間で循環させる。これと共に加熱していない海水90を膜蒸留膜モジュール18内を通過させることにより、膜蒸留膜モジュール18では上記循環されている海水から淡水のみを抽出して排出し、上記循環されている海水は塩分濃度が徐々に高くなるので、該塩分濃度が15%に達した時点で上記循環を停止する。その後、濃塩水タンク24に貯留されている濃塩水を蒸発タンク42に移した後に熱源44を稼動させて塩分濃度約18%の濃塩水を生成する。そして、加圧ポンプ50を稼動することによって吹付器52を介して岩塩ルーム54の内壁に濃塩水を吹き付ける。 (もっと読む)


【課題】半導体分野、液晶分野での半導体基板表面あるいは液晶基板表面への酸化膜形成工程に係る分野であって、酸化膜形成と酸化膜形成に使用される超高純度薬剤の再生方法とを提供する。
【解決手段】半導体基板表面への酸化膜形成工程あるいは液晶基板表面への酸化膜形成工程とそれに使用する超高純度薬剤の硝酸の前記酸化膜形成工程での使用済み硝酸の再生工程とにおいて、前記使用済み硝酸に溶解・溶出した基板成分の除去処理と再使用する超高純度硝酸の精製処理とを含む気化・冷却方式の蒸留工程を備え、酸化膜形成工程と使用薬剤を再生する工程とが一体のクローズドシステムで使用済み薬剤の連続精製回収することで、薬剤の消費軽減と持続的な酸化膜形成とを一体的に行い、高性能な化学酸化膜の形成に寄与すると同時に、環境課題の削減ないしは解消をも可能にする。 (もっと読む)


【課題】 移動相の濃縮装置を有するクロマトグラフィー装置に用いられたときに、蒸発装置への移動相の供給が途絶えた場合でも安定した運転を実現することができる濃縮装置を提供する。
【解決手段】 無端状の流路13と、第一及び第二の排出用流路16、17とを有する擬似移動床式クロマトグラフィー装置において、蒸発装置18〜20に移動相を供給するための第一の排出用流路16に、第一の排出用流路16における移動相の流量の増減に応じて蒸発装置18〜20からの留出液を供給し、同様に、蒸発装置27〜29に移動相を供給するための第二の排出用流路17に、第二の排出用流路17における移動相の流量の増減に応じて蒸発装置27〜29からの留出液を供給する。 (もっと読む)


【課題】 排気ガス中の洗浄液成分の高い回収率を発揮し小型化された回収装置、およびガス中の洗浄液成分の高回収率を実現することができる洗浄液成分の回収方法の提供。
【解決手段】
冷却コイルを備える第一と第二の冷却槽11a、11bと、自由膨張空間として機能する膨張槽16と、を備える膨張冷却部10を中心的に備える回収装置である。この装置において、内部が減圧化されている第一冷却槽11aおよび第二冷却槽11bで排気ガスが膨張および強制冷却されるので、排気ガスが効果的に冷却されて洗浄液成分が確実に回収される。 (もっと読む)


【課題】 濃縮率が高く、濃縮倍率を任意に制御でき、溶液に与える熱的ストレスが少なく、連続的に溶液を濃縮できる連続式の濃縮装置を提供する。
【解決手段】 濃縮装置は、鉛直方向に向けて配置された少なくとも一つの加熱管(27)と、加熱管(27)にその下端開口(29)から溶液(2)を供給する供給部(3)と、加熱管(27)の上部を囲み、加熱管(27)の上端開口(28)上に位置する液滴分離室(43)と、加熱管の上端開口を囲む濃縮液回収室(39)を形成する容器(37)と、濃縮液回収室(39)と加熱管(27)の下端開口(29)を接続する濃縮液返送管(46)と、液滴分離室(43)に配置され、蒸気中に含まれる液滴を分離して濃縮液回収室(39)に落下供給する液滴分離器(45)を備えている。 (もっと読む)


【課題】蒸留にかかるランニングコストを削減し、且つ、蒸気釜の内圧をコントロールすることによって所望の品質の蒸留酒を製造することのできる蒸留装置を提供する。
【解決手段】蒸留装置10は、混合液13を加熱して蒸発させる蒸留釜12と、蒸留釜12からの蒸気を吸引して圧縮する圧縮機16と、圧縮機16で圧縮された蒸気が供給されることによって混合液13を加熱する加熱コイル22と、蒸留釜12の内圧を上昇させるための加熱コイル40と、蒸留釜12の内圧を測定するセンサ15と、センサ15の測定値に基づいて加熱コイル40を制御する制御装置18と、を備える。 (もっと読む)


【課題】被処理液の加熱温度の管理を容易とし、被処理液に適した安定条件下で減圧蒸留を実施すること。
【解決手段】加熱媒体として耐熱オイルを用いた加熱機構4を有する蒸留釜1で、汚れ成分を含む非水系溶剤等を減圧下で加熱・蒸発させる。非水系溶剤の蒸気は、コンデンサ19で凝縮液化される。凝縮液化した留出液は、水分分離器31を介して循環させる。蒸留釜1内は、留出液の循環系に介挿したエゼクタ34により減圧し、所定の減圧状態とする。蒸留釜1内に残留する残留物は、開閉バルブ53が介挿された廃液パイプ21を介して蒸留釜1に接続され、かつ蒸留釜1内と同程度の減圧度となるように導通管54を介して接続された貯液タンク22内に排出し、冷却器48で冷却する。 (もっと読む)


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