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Fターム[4F205AD03]の内容

Fターム[4F205AD03]に分類される特許

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【課題】工数を増加させることなく、タンクを構成する繊維強化樹脂層のボイドを低減することができるとともに、繊維含有率を高められて強度を向上させることができるタンク及びタンクの製造方法を提供する。
【解決手段】タンク1は、略円筒状の貯蔵部2と、貯蔵部2の両端にそれぞれ設けられた口金部3とを有する形状に形成されている。そして、貯蔵部2は、最も内側に位置するとともにガスバリア性を有するライナ4と、ライナ4の外面を被覆する繊維強化樹脂層5と、繊維強化樹脂層5の外面5aを被覆する熱収縮チューブ6とからなる。繊維強化樹脂層5は、複数層の繊維束層の樹脂を硬化して構成されている。熱収縮チューブ6は、繊維強化樹脂層5の外表面に沿った形状に形成されるとともに、その熱収縮温度が繊維束層に含浸されている樹脂の硬化温度より低く、かつ、樹脂のプリキュア温度の範囲内である。 (もっと読む)


【課題】FRP容器の外径が大きくなることを抑制し、多層FRP層の繊維体積含有率をコントロールすることができるFRP容器の製造方法を提供する。
【解決手段】フィラメントワインディング法により、ライナー30に熱硬化性樹脂24を含浸させた繊維を巻き付けて多層FRP層を形成する多層FRP層形成工程と、前記多層FRP層を加熱硬化する硬化工程とを含むFRP容器の製造方法であって、前記多層FRP層形成工程において、前記多層FRP層の単層又は複数層毎に前記熱硬化性樹脂の含浸量を変化させた繊維を用いる。 (もっと読む)


【課題】高圧タンクにおける省スペース化と疲労耐久性の向上を両立させる。
【解決手段】中空のライナに対し、非硬化状態にある熱硬化性樹脂が含浸された繊維径の大きな炭素繊維束を巻回し、1〜3層をフィラメントワインディング成形(FW成形)する(S12)。続いて、繊維径が中程度の炭素繊維繊束を巻回して4〜24層をFW成形し(S14)、さらに、繊維径が小さな繊維強化複合材を巻回して25〜36層をFW成形する(S16)。一般に、繊維径が大きな炭素繊維束では、繊維密度が小さいため、巻き締めによる内層の繊維体積含有率の上昇を抑制することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、傷をつけることなく、ゴルフクラブ用シャフトからマンドレルを引き抜くことができるゴルフクラブ用シャフトの製造方法を目的とする。
【解決手段】本発明は、以下の(1)〜(6)を行うゴルフクラブ用シャフトの製造方法である。(1)プリプレグをマンドレルの太径側端部が露出するようにマンドレルに巻きつけて積層してプリプレグ積層体を得る、(2)プリプレグ積層体の末端部とマンドレルにテープ状プリプレグを巻きつけて補強部3を形成する、(3)加熱硬化して、マンドレル上に補強部3の付いたシャフトを得る、(4)マンドレルの太径側端部を通すが補強部3を通さない穴を設けた部材4を、マンドレルの太径側端部から入れ、補強部3に装着する、(5)穴を設けた部材4を支持し、前記マンドレルをシャフト1から引き抜く、(6)補強部3を含むシャフト1の末端部分を切断する。 (もっと読む)


【課題】繊維強化樹脂製容器の製造方法および繊維強化樹脂製容器製造装置において、繊維強化樹脂製容器の寸法を過度に大きくすることなく繊維強化樹脂製容器の疲労耐久性能を高くすることである。
【解決手段】カーボン繊維24にエポキシ樹脂を含浸させ、樹脂含浸繊維26として供給するレジンバス28と、樹脂含浸繊維26を巻き付けるためライナー12を回転させるライナー回転装置とを備える。レジンバス28とライナー12との間に温度調節装置30を設ける。樹脂含浸繊維26の、ライナー12周囲の内層を構成する部分を、温度低下させた温度調節装置30に通過させることにより、冷却する。樹脂含浸繊維26の、ライナー12周囲の外層を構成する部分を、温度上昇させた温度調節装置30に通過させることにより、温度上昇させる。 (もっと読む)


【課題】コード供給装置の切替え時に複数本のコードを均等に引っ張ることが容易にでき、作業を簡易化して作業労力を軽減し作業時間の短縮を図ることができるゴム被覆コード部材の製造方法および製造装置を供する。
【解決手段】 コード供給装置から引き出された複数本のコードを押出機のインシュレーションヘッド15に通し、突出した複数本のコード1を引き出して先端部分を割溝付きローラ30の割溝に係止し、押出機を稼動しながら割溝付きローラ30を回転して複数本のコード1にゴムを被覆し、ゴム被覆部の先端部分を切断し、切断した残りのゴム被覆コード部材2の先端を前回形成されたゴム被覆コード部材2の切断した後端に接合し、前回形成されたゴム被覆コード部材2の引き出しに従って押出機を稼動して複数本のコード2にゴムを連続的に被覆して1本のゴム被覆コード部材を製造するゴム被覆コード部材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】繊維強化複合材で補強された圧力容器の耐久性を高める。
【解決手段】ライナ102と、繊維強化複合材を巻き付けた複数の複合材層と複数の複合材層に挟まれた耐熱性シートを含む外殻部106と、を備える圧力容器とする。 (もっと読む)


【課題】FRP成形体において、内層の繊維体積含有率が高くなるのを抑制する。
【解決手段】ライナ10と、該ライナの外層に形成された、繊維及び熱硬化性樹脂を含む複数の樹脂含浸繊維層20と、ライナ10の外層に形成された、繊維とエラストマー状熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂とを含む複数のブロック層30とを備え、樹脂含浸繊維層20とブロック層30とが交互に積層されている。 (もっと読む)


部材(12,14)の表面相互間を封止すると共に(或いは)このような部材表面に付着する構造用取付けインサートが開示される。このインサートは、補強材(20)(例えばワイヤメッシュ)及び基材周りに設けられた活性化可能材料(22)を有する。
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【課題】重量の増加を抑えつつ、耐衝撃性が向上された圧力容器。
【解決手段】筒状の胴部(10)を有する高圧タンク(1)であって、胴部(10)は、繊維強化樹脂層(4)と、繊維強化樹脂層(4)の外周面上に形成された格子状補強層(5)と、を備える。格子状補強層(5)は、胴部(10)の周方向に所定ピッチで巻かれた帯状部(51a)からなる第1補強層(51)と、軸方向に所定ピッチで巻かれた帯状部(52a)からなる巻かれた第2補強層(52)と、を交差させてなる。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維を主材とする複合材料の成形方法の改良を図る。
【解決手段】炭素繊維の布にエポキシ樹脂を含浸させたプリプレグ材料を使用するH型の構造部材は、曲率を有する部材に成形することが難しい。そこで、曲げることができる2つの構成部材110、120に分割して部材110、120に曲率を与え、両者を接合して曲率を有する構造部材100を製造する。 (もっと読む)


【課題】FRP成形物を船殻に使用しても、水流抵抗の増加や美観の悪化を回避できるようにする。
【解決手段】心材2を中にしてその両外側に繊維強化材3a,3bを積層し、この積層物の継手部となる端縁部に、この継手部の第1の心材となる金属板4の一端側4aをその板厚中心面が積層物の板厚中心面と一致するように埋め込み、樹脂含浸させてこれらが一体化されたFRP成形物1を、金属板4を介して隣接FRP成形物間で連結接合する際に、互いの金属板4,4の露出部4b,4bの先端を突合せ溶接するとともに、これら金属板4,4の前記埋込部を、それぞれボルト・ナット6,7により両FRP成形物1,1の本体側に補助的に固定し、更にこれら補助的固定部および突合せ溶接部8を含む継手部全域に両FRP成形物1,1の本体部の表面と面一となるように第2の心材9を付加し、外側より繊維強化材11a,11bで挟み、樹脂含浸して一体化する。 (もっと読む)


【課題】釣竿やゴルフクラブシャフトやテニスのラケットや野球の木製バットや陸上競技の棒高飛びのバーやヨットのマスト等の長物製品の強度や反発力を更に増す方法の提供。
【解決手段】本体1に巻付け物2を巻付けた後に繊維を巻付けた場合は、巻付けた繊維の上から樹脂類を塗って沁み込ませ乾燥させる。次に、縦方向断面に見るように、巻付け物2と巻付け物2との間に谷が生じるのでその谷を埋めるべく樹脂類を流し込み3の谷を埋める(山を頂点にして)その円周方向を滑らかにして次の巻付けを円滑にする。また本体に針金やワイヤーを巻付ける場合は3の谷を埋める(山を越して)には適宜の量のプラスチック類を流し込み滑らかに円周方向を成型し、適宜の回数巻付けて必要な強度と反発力を得る。 (もっと読む)


【課題】トッピング時のコードの目飛びを抑え、コードプライを高品質で形成する。
【解決手段】カレンダ手段6の入口側に、コード配列体3の各コード3Aを案内するガイド溝12を凹設したガイドローラ4を具える。ガイド溝12は、ローラ外周面4Sにおける開口部13と溝底面14の最深部との間に溝巾が最大となる最大巾部15を有するとともに、前記開口部13の開口溝巾Weと、ローラ外周面4Sから前記溝底面14の最深部までの半径方向の溝高さHgと、前記最大巾部15の最大溝巾Wmと、前記コードのコード直径Dcとにおいて、Dc<We<Wm、かつ Dc<Hg しかも、ガイド溝12の内面Siを平滑面とした断面壺状をなす。 (もっと読む)


【課題】耐薬品性等に優れ、かつ漏れ等が生じにくい緻密性の高い仕切板が設けられた中空成形体を回転成形法で製造する。
【解決手段】内部空間A1,A2,A3を仕切る仕切板3,4が設けられた中空成形体1を回転成形法により製造する方法であって、少なくとも表面全体に樹脂層3b,4bが設けられた仕切部材3,4を金型内に設置してその位置を固定した後、該金型を加熱して金型内に投入した粉末状の熱可塑性樹脂を加熱溶融させるとともに金型を回転させて、金型の内壁面に溶融した樹脂を付着させ、中空成形体の壁部2を形成するとともに、仕切部材表面の樹脂層と溶融した樹脂とを一体化させ、仕切部材からなる仕切板3,4と中空成形体の壁部2とを一体的に形成して内部に仕切板3,4が設けられた中空成形体1を成形することを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】内部に埋め込まれているコードに切断箇所のないタイヤ補強用ゴムシートを一連の連続工程により製造する。
【解決手段】ねじり加工工程100と、このねじり加工工程で撚り合わされたコードを一平面上で所定の幅でジグザグ状あるいはコ字状に折り曲げて平面状のコード体を形成する型付け工程200と、このコード体を上下のシート状ゴム体で挟み込んでゴムシートを構成するゴムシート製造工程300とを連続配置することにより、コードに切断箇所のないタイヤ補強用ゴムシートを一連の連続工程により製造する。 (もっと読む)


【課題】カレンダー稼動初期におけるゴムコーティング反の対角の浮き上がりが現象を抑制する。
【解決手段】未加硫ゴム26を被覆するカレンダー22の上流側に、スチールコード12を挟持するブレーキロール20を配置し、ブレーキロール20の上流側近傍にコード回転抑制装置18を配置して複数のロール24にスチールコード12を巻き掛けて曲げを与える。スチールコード12が挟持搬送されると、ブレーキロール20を通過する前のスチールコード12には、撚りに沿って回転しようとする力が加わり、これらロールを通過した後には撚りの締まる方向の力を受けるが、カレンダー稼動初期において、コード回転抑制装置18によってブレーキロール20の下流側のスチールコード12の回転が抑えられると、ブレーキロール20を通過後のスチールコード12に発生する締まる方向の力の増加が抑えられ、ゴムコーティング反28の対角の浮き上がり現象が抑えられる。 (もっと読む)


【課題】タイヤのショルダー部やプライのターンアップエンド部でのゴムの剥離問題を解決したタイヤ構成材としてのゴムシートの製造方法および製造装置を提供する。
【解決手段】送り出し装置から送り出された予め撚り合わされたスチールコードあるいは単線のフィラメントの1本を、折り曲げ装置により一平面上でジグザグ状に折り返して平面状のコード体を形成し、これをゴムシート製造装置にてシート状ゴム体に挟み込んでタイヤ構成用ゴムシート(短冊体)を製造する。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、耐熱性に優れ、150℃を超える温度下で使用しても力学的物性の低下が極めて少ないプロペラシャフトを提供せんとするものである。
【解決手段】
本発明のプロペラシャフトは、本体筒と、この本体筒の両端部に装着された継手とを有するプロペラシャフトにおいて、前記本体筒が、熱硬化性樹脂を補強繊維で強化してなる繊維強化プラスチックからなり、かつ、該繊維強化プラスチックの25℃環境下での静的ねじり強度をT1、150℃環境下での静的ねじり強度をT2としたとき、T2/T1≧0.83であることを特徴とするものである。
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【課題】 FRP構造体において、金属製インサートとFRP製インサートとの間で剥離が生じても、強固な締結状態が損なわれることを防止可能とする。
【解決手段】 繊維強化プラスチック構造体10は、コア部材12と、コア部材を覆う繊維強化プラスチック製の外皮部材18と、コア部材の外部から内部まで延設された棒状の部材であって、外部に露出した一端には、取付対象物に締結するための締結部が形成され、外部から内部に進むほど、軸線に垂直な断面積が拡大する抜け止め部が形成されている、金属製の第1インサート部材14と、第1インサート部材の抜け止め部と係合する係合部が形成されている、繊維強化プラスチック製の第2インサート部材16と、を備える。 (もっと読む)


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