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Fターム[4F205GA07]の内容

Fターム[4F205GA07]に分類される特許

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【課題】溶液製膜でプレートアウトを発生させずにフィルム製造する。
【解決手段】TAC41を溶媒42に溶解したドープをサンプリングする。サンプリングしたドープについて、分子量が500以上1000以下の範囲であり、分子量のうち少なくとも80%をメチレン基が占める脂肪酸エステルの質量割合を測定する。この質量割合が0.01%を超える場合には、再びドープをサンプリングする。サンプリングしたドープについてpHを求め、3以上5以下の範囲でない場合には、3以上5以下の範囲となるように調節する。このpH調節は、溶媒42に対する酢酸もしくは酢酸ナトリウムの添加により行う。pHを調節したドープを加熱して80℃以上90℃以下の範囲に温度を保持する。 (もっと読む)


【課題】熱可塑性樹脂を主成分とする高品位なシームレスベルトを低コストで製造可能にする。
【解決手段】
筒状金型4と把持部材7を、互いに対向する端部同士の間に間隙20が生じるように配置する。プランジャ3による溶融体30の加圧と開口幅変化機構による吐出口2cの開口幅の縮小とを開始し、環状ダイ2の吐出口2cから間隙20へ溶融体30を吐出する。間隙20に吐出された溶融体30を筒状金型4と把持部材7との端部で挟持し、筒状金型4の内部と把持部材7の内部との間を遮断する。吐出口2cの開口幅の縮小を停止する。溶融体30を挟持した状態で筒状金型4及び把持部材7を軸方向に移動させながら、筒状金型4の内壁へ溶融体30を吐出して筒状の層1を形成する。筒状の層1と筒状金型4と把持部材7とで仕切られた内部空間50に気体を充填し筒状の層1を筒状金型4の内壁に密着させ、固化させる。 (もっと読む)


【課題】熱可塑性樹脂を主成分とする、高品位かつ低コストのシームレスベルトの製造方法を提供する。
【解決手段】第1の円筒7及び第2の円筒4の互いに対向する端部の間隙に環状ダイ2の吐出口2bから熔融体を押し出す工程と、第1及び第2の円筒7、4の端部で熔融体を挟持する工程と、第1の円筒7または第2の円筒4の内壁に熔融体を塗布して筒状の層1を形成するときに、熔融体の厚みが吐出口2bの上端から下端までの長さよりも厚い場合に環状ダイ2と第1の円筒7および第2の円筒4の相対移動の速度を上げ、熔融体の厚みが吐出口2bの長さよりも薄い場合、熔融体の上面が吐出口2bの上端よりも軸方向の上側に位置しているときに空間50に注入される気体の圧力を上げ、熔融体の下面が吐出口2bの下端よりも軸方向の下側に位置しているときに気体の圧力を下げる工程と、筒状の層を固化させる工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】セルロースアシレート製膜の流延支持体の汚れを、より短時間でより確実に除去する洗浄液及び洗浄方法を提供する。
【解決手段】洗浄液として良溶媒である液体と一般式(1)の化合物とを含む。
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【課題】溶液流延法において、減圧チャンバで同伴風を吸引し排除する対策に代わる、同伴風の流延リボンへの影響を抑制する対策を提供する。
【解決手段】移動する支持体上にダイスから樹脂溶液を流延させて流延膜を形成させる工程を有する光学フィルムの製造方法において、ダイスよりも支持体の移動方向の上流側に、支持体の移動方向と反対方向に移動する移動体を備え、この移動体の表面と支持体の表面との間の最狭間隔をTとしたときに、0mm<T≦2mmであり、前記工程中は前記移動体を移動させる。 (もっと読む)


【課題】従来よりも幅が広い光学フィルムを効率よく製造する。
【解決手段】ローラ131の回転によりバンド91は長手方向へ循環移動する。測距センサ180はバンド19との浮き量Cxを検知する。制御部198は、測距センサ180から浮き量Cxを読み取る。その後、制御部198は、読み取った間隔Cxから、幅方向におけるバンド91とローラ131との浮き量CLを算出する。制御部198は、浮き量CLに基づいて、幅方向における流延エリアA1の臨界位置Prを決める。臨界位置Prに基づいて、幅方向における流出口131aの長さL0を調節する。流出口131aの長さL0が調節された流延ダイを用いて、ドープをバンド91へ流出する。 (もっと読む)


【課題】位相差フィルムを効率よく製造する。
【解決手段】流延ダイ56は、エンドレスバンド39に向けてドープ12を流出する。ドープ12からなる流延膜21がエンドレスバンド39に形成される。第1乾燥ユニット61は、流延膜21の表面に第1乾燥風69をあてる。流延膜21の表面に、乾燥層が形成される。第2乾燥ユニット62は上方ユニット75と下方ユニット76とを有する。上方ユニット75は、流延膜21に第2上方乾燥風82をあてる。下方ユニット76は、流延膜21を支持するエンドレスバンド39に下方乾燥風88をあてる。こうして、第2乾燥ユニット62は、流延膜21の表面とエンドレスバンド39の裏面39bとの温度差が小さくなるようにして、流延膜21から溶剤を蒸発させる。 (もっと読む)


【課題】溶剤回収装置において、凝縮した添加剤の洗浄作業に要する時間の短縮化を図る。
【解決手段】排気再生装置35は、添加剤凝縮ダクト45と溶剤凝縮ダクト46とを有する。添加剤凝縮ダクト45は垂直方向に延設され、排気40aの入口45iを上端に有する。添加剤凝縮ダクト45の下方側面には、溶剤凝縮ダクト46の入口である貫通孔55が開口する。添加剤凝縮ダクト45において、テンタ室22からの排気40aは、入口45iから貫通孔55に向かって流れる。添加剤凝縮ダクト45には、添加剤凝縮機47cが設けられる。溶剤凝縮ダクト46には、溶剤凝縮機49が設けられる。 (もっと読む)


【課題】 フィルムカス等の欠陥の少ない多層ポリイミド系フィルムを安定的に生産する手法を提供することにある。
【解決手段】 ポリイミドを含有する樹脂層を複数有するポリイミド系多層フィルムの製造方法であって、(1)ポリイミドまたはその前駆体を含有する樹脂溶液を複数種類用いて、支持体上に、多層共押出ダイを用いて各樹脂溶液からなる液膜を積層してなる多層液膜を形成する多層液膜形成工程と、(2)得られた多層液膜を、自己支持性を有する多層ゲルフィルムとするゲルフィルム形成工程とを含み、上記ポリイミド系多層フィルムを構成する複数の液膜のうち支持体に接する最外層の液膜にはイミド化触媒が含有されており、化学脱水剤は含まれておらず、支持体上に形成された多層ゲルフィルムと支持体との密着強度が0.2kg/20cm〜2.4kg/20cmであることを特徴とするポリイミド系多層フィルムの製造方法により、上記課題を解決し得る。 (もっと読む)


【課題】厚みムラを防止しつつ、現状のエンドレスバンドの幅一杯に流延膜を形成する。
【解決手段】エンドレスバンド26は、Y方向におけるローラ中央部24bcに巻きかけられ、Y方向におけるロール端部24beは露出する。減圧チャンバ47は箱状のチャンバ本体50と外シール部材とからなる。チャンバ本体50は、ビードのX方向上流側を囲い、流延面26aと近接するように設けられる。外シール部材は、チャンバ本体50内のシーリング性を高めるためのものであり、外幅シール64とからなる。外サイドシール65は、側方遮風板54のX方向全域にわたって、ロール端部24beの周面に近接するように側方遮風板54から突出する。 (もっと読む)


【課題】溶液製膜方法において、フィルムの厚みムラを防止する。
【解決手段】流延装置15は、ケーシング23を有する。ケーシング23内には流延バンド26が移動自在に設けられる。シール部材31〜33により、ケーシング23内は、移動方向上流側から下流側にかけて順次、流延室23a、乾燥室23b及び剥取室23cに分けられる。流延室23aには流延ダイ40が設けられる。流延ダイ40はドープを流延バンド26に向けて流出する。流出したドープは、流延ダイ40から流延バンド26にかけてビード42を形成し、流延バンド26上にて流延膜43を形成する。流延室23aにおいて、ビード42よりも下流側にサイドブランチ型消音器50が設けられる。 (もっと読む)


【課題】ソリを抑えながら幅広化のダイヘッド本体にDLC層を設ける。
【解決手段】ドープが流通する流路が設けられた流延ダイは、ダイ本体を備える。ダイ本体の上部には流路の入口が開口する。ダイ本体の下方先端部には流路の出口が開口する。ダイ本体は1対の側板と1対のリップ板とを有する。流路は1対の側板と1対のリップ板とによって囲まれてなる。リップ板は、流路の入口の構成部材であるリップ板本体と、出口の構成部材であるダイヘッド82とからなる。ダイヘッド82はボルトによりリップ板本体と締結可能である。ダイヘッド82は、楔形のダイヘッド本体85とダイヘッド本体85の表面全体に設けられたDLC膜86からなる。DLC膜86は、イオン蒸着法によりダイヘッド本体85に設けられる。 (もっと読む)


【課題】溶液製膜での製造効率を上げるために流延膜の乾燥速度の向上を図りつつも、流延膜の発泡を防止する。
【解決手段】溶液製膜設備の流延装置は、バンドの流延面側に、上流側から順に、第1〜第3の流延面側給排気ユニットを備える。流延装置はさらに、バンド30の非流延面側に、上流側から順に、第1〜第3の非流延面側給排気ユニットを備える。各給排気ユニットは、給気部61と1対の遮風板62とを有する。各給気部は、給気ダクトノズル67から、流延膜36に対して気体を吹き付ける。各遮風板62,54,55は、流延膜36の側縁の通過ラインよりも幅方向の内側に配してある。バンドの非流延面側に、上流側から順に配した遮風板87,101〜103は、遮風板62,54,55よりも中央寄りに配され、この順で下流に向かうほど、対を成す遮風板同士の間隔を狭めてある。 (もっと読む)


【課題】耐熱性、透明性や熱や有機溶剤に対する寸法安定性が求められる製品又は一部材を形成するためのフィルム材料として有用な透明ポリイミドフィルムを提供することを目的とする。
【解決手段】特定の芳香族酸二無水物とジアミンを特定の作成方法で作成することにより、耐熱性、透明性及び有機溶剤に対して寸法安定性の高い透明ポリイミドフィルムが得られる。 (もっと読む)


【課題】厚みムラを防ぎつつ、光学特性が安定した薄手のポリマーフィルムをつくる。
【解決手段】流延ダイ51は、Z方向に貫通するスロット69を有するブロック状の流延ダイ本体からなる。スロット69には、入口69iから出口69oに向かって順次、拡幅前スロット部76と、第1拡幅スロット部77と、第2拡幅スロット部78と、拡幅後スロット部79とが設けられる。スロット69のうち第1拡幅スロット部77から出口69oにかけて、X方向両端にはインナーディッケル板80が設けられる。インナーディッケル板80の接液面81は第1接液平面81aと第2接液平面81bとからなる。第1接液平面81aはX方向と直交するように形成され、第1拡幅スロット部77から拡幅後スロット部79の中途まで延びる。第2接液平面81bは、第1接液平面81aの下端部から出口69oまで、拡幅後スロット部79のX方向中央側に向かって延びる。 (もっと読む)


【課題】厚みムラを防ぎつつ、光学特性が安定した薄手のポリマーフィルムをつくる。
【解決手段】フィードブロック本体51aには、第1〜第3ドープ45a〜45c、緩衝液45x、45yが流れる流路61a〜61c、61x、61yと、合流部61j、61kとが設けられる。第2ドープに含まれる第2ポリマーは第1、3ドープに含まれる第1ポリマーに比べ低粘度及び低弾性率である。また、液の粘度は、第2ドープ45b、第1ドープ45a、緩衝液45xの順に低い。合流部61jでは、第2ドープと、第2ドープの両側を流れる緩衝液45x、45yとからなる第1複層ドープ91vがつくられる。合流部61kでは、第1複層ドープ91vの緩衝液45x、45y側からドープ45a、45cが合流し、第2複層ドープ91wがつくられる。 (もっと読む)


【課題】支持体フィルムとしてプラスチックフィルムを用いる溶液キャスト法において、該プラスチックフィルムの裏面に存在する異物やキズによる該プラスチックフィルムの変形を抑制し、均一な膜厚、表面性を有する光学フィルムを提供する。
【解決手段】熱可塑性樹脂組成物を支持体フィルム上で溶液キャスト法によりフィルム化する光学フィルムの製造方法であって、該支持体フィルムの裏面に樹脂組成物のコーティングを施し、JISB0601−1982に基づいて測定される粗度Ryの関係が、キャスト面>裏面、である支持体フィルムを用いることを特徴とする光学フィルムの製造方法により達成される。 (もっと読む)


【課題】シームレスベルト表面に気泡が形成されるのを抑制することができるシームレスベルト成形方法およびシームレスベルト成形装置を提供する。
【解決手段】複数のローラに架設した型ベルト1にテンションを加え、上記型ベルト1を回転駆動させながらシームレスベルトの樹脂材料を塗布して皮膜10を形成する。次に、上記型ベルト1を回転駆動させながら型ベルト1を加熱して、上記型ベルト1上の皮膜10を加熱固化する。次に、テンションを除去して、固化した皮膜を型ベルト1から剥離することで、シームレスベルトを成形する。 (もっと読む)


【課題】光学フィルム等に利用できる樹脂フィルムの新規な製造方法、前記製造方法によって得られた樹脂フィルム、前記樹脂フィルムを透明保護フィルムとして用いた偏光板、及び前記偏光板を備えた液晶表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】透明性樹脂を溶媒に溶解させた樹脂溶液を、走行する支持体上に流延ダイから流延して流延膜を形成する流延工程と、前記流延膜を前記支持体から剥離する剥離工程と、剥離した流延膜を乾燥させる乾燥工程とを備え、前記流延工程において、支持体裏面に接するローラ表面または支持体裏面のいずれかに絶縁膜を形成し、支持体表面から静電電圧を印加して支持体表面を帯電させることを特徴とする、樹脂フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】ハードコートの密着力を向上したハードコートフィルムを従来よりも効率よく製造する。
【解決手段】第1ドープ41が第2ドープ42の上に重なる流延膜46が形成されるように、第1ドープ41と第2ドープ42とを共流延する。第1ドープ41は第1セルロースアシレートと硬化性化合物と硬化剤とを含む。第1ドープ41での硬化性化合物の濃度は7質量%以上28質量%以下の範囲とする。第2ドープ42は第2セルロースアシレートを含む。流延膜46を剥ぎ取って湿潤フィルム47とし、乾燥して乾燥フィルム51にする。硬化装置55で乾燥フィルム51に紫外線を照射して硬化させる。得られるハードコートフィルム10は、ハードコートとフィルムベースと混在層とを備える。ハードコート及び混在層の厚みの和は全厚みの10%以上である。 (もっと読む)


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