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Fターム[4F205HC17]の内容

Fターム[4F205HC17]に分類される特許

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【課題】 複雑形状に賦型するときにシワが発生する問題や、強化繊維の目曲がりを誘発する問題を解決し、優れた取扱性・樹脂含浸性・賦型性を有し、力学特性および品位の優れたFRPを生産性よく得ることができる多軸成形材料、プリフォーム、およびそれらを用いたFRP、ならびにそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】 多数本の強化繊維糸条が並行に配列されたシートが、少なくとも2枚、該強化繊維糸条が交差するように積層されて積層体を構成し、該積層体が一体化された多軸成形材料であって、各シートにおける強化繊維糸条の目付が50〜350g/mの範囲内であり、少なくともシート間に、FRPのマトリックスを構成する樹脂から構成された不織布が15〜250g/mの範囲内で配置されており、かつ、前記積層体は、前記不織布の局所的な融着により一体化されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高い共振周波数仕様のFRP筒体で構成されたプロペラシャフトにおいて、毛羽発生や糸切れ発生を防止し、設計通りの共振周波数、捩り強度を発現する層構成としたプロペラシャフトおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】内径が50〜100mmで、筒軸方向に対して0°、45°、90°の層とを有し、少なくとも引張弾性率230〜900Gpaの強化繊維を含み、中央部の厚みが1.5〜5mmであるFRP筒体に継手要素が結合されてなることを特徴とするプロペラシャフト。 (もっと読む)


【課題】 エネルギー吸収性能を向上したFRP構造体を提供する。
【解決手段】 FRP構造体10は、固化されたマトリックス樹脂17と、マトリックス樹脂により形状維持された第1強化繊維基材15と、マトリックス樹脂に接合され、引張り力の増大に応じてマトリックス樹脂から剥離した本数が増加する複数の第2繊維16と、で構成されている。第2繊維16は、複数の異なる繊維長さを有する複数種類の第2繊維16A,16B,16C,16Dを含んでいるため、引張り力の増大に応じてマトリックス樹脂から剥離した本数が増加する。 (もっと読む)


【課題】 FRP構造体において、金属製インサートとFRP製インサートとの間で剥離が生じても、強固な締結状態が損なわれることを防止可能とする。
【解決手段】 繊維強化プラスチック構造体10は、コア部材12と、コア部材を覆う繊維強化プラスチック製の外皮部材18と、コア部材の外部から内部まで延設された棒状の部材であって、外部に露出した一端には、取付対象物に締結するための締結部が形成され、外部から内部に進むほど、軸線に垂直な断面積が拡大する抜け止め部が形成されている、金属製の第1インサート部材14と、第1インサート部材の抜け止め部と係合する係合部が形成されている、繊維強化プラスチック製の第2インサート部材16と、を備える。 (もっと読む)


【課題】軽量で、荷重を適切に担うことができ、従来の金属部品に替えて使用することができるような繊維複合部品を、効率的に、低コストで製造することができるようにする。
【解決手段】繊維複合部品(1)が、凹面として形成された少なくとも1つの端面(4、5)を有するコア材(2)を備えており、その端面に貫通開口(12又は13)が近接配置されており、前記コア材(2)の両側の横側面(6、7)または両側の縦側面(8、9)と、前記貫通開口(12、13)の外周のうちの前記コア材(2)に接していない側の外周とを、編組により形成された繊維複合材(18)がループ状に囲繞している。 (もっと読む)


【課題】
賦型性と取扱性とを両立し、かつ、FRPの生産性に優れた多層基材、それを用いたプリフォームおよびその製造方法を提供すること。
【解決手段】
少なくとも2組の2軸ステッチ基材が積層されて係合材料にて一体化された多層基材であって、2軸ステッチ基材は、多数本の強化繊維糸条が並行に配列されたシート複数枚を強化繊維糸条が2方向に配向するように積層してステッチ糸Aにて縫合してなり、係合材料の融点Tmcが80〜200℃の範囲内にあり、かつ、ステッチ糸A融点Tmaが(Tmc+10)〜(Tmc+120)℃の範囲内にある多層基材とする。 (もっと読む)


【課題】 以下の効果を奏する複合材料製移送管の製造方法を提供する。
1)送管内流体の圧力上昇に対し十分な耐性を示す。
2)高温高濃度などの腐食に対し十分な耐久性を示す。
3)十分な伝熱性能が得られる。
【解決手段】 フィルム状の、溶剤成分を含まないフェノール樹脂組成物と、フィラメント数3000本以下の炭素繊維トウをたて糸、よこ糸ともに1インチ当り10〜20本の打ち込み本数で製織してなる炭素繊維織布とを重ね合わせて加熱加圧して、前記フェノール樹脂組成物が前記炭素繊維織布に含浸したプリプレグを得、前記プリプレグを芯金上に巻回して積層し、さらにその外周に前記フェノール樹脂組成物を硬化する際の熱により長手方向に収縮する熱収縮テープを巻回したのち、加熱硬化して前記フェノール樹脂組成物を硬化し、その後芯金を抜くと共に前記熱収縮テープを剥がし取る、複合材料製移送管の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】コンピュータ−制御によるロボットアーム型のガン装置を用いるプリフォームの成形方法を利用して、直接、FRP成形品を得る方法を提供すること。
【解決手段】ロボットアームの先端部に設けられたガン装置を用いて、噴射流体の作用により、強化繊維とマトリックス樹脂を成形型に吹付けて供給しFRP成形品を成形するに際し、(1)強化繊維として長さが3〜300mmの短繊維を用い、(2)マトリックス樹脂として熱可塑性樹脂を、成形品中の樹脂含量として50〜80重量%の範囲で用い、(3)噴射流体として前記熱可塑性樹脂の軟化点以上の熱風を用いて成形型に吹付けて供給し、(4)前記成形型で賦形し、次いで(5)成形型を冷却してマトリックス樹脂を固化させ、その後(6)成形品を脱型することからなるFRP成形品の成形方法。 (もっと読む)


【課題】
複雑な形状を有するFRP製中空部材、特に、角部を有する様な中空部材を、内圧成形法で容易に一体的に成形する方法を提供すること。
【解決手段】
角部を有するFRP製中空部材の成形方法であって、成形型のキャビティ内表面にプリプレグを積層・敷設し、このプリプレグで形成される中空部分に圧力バッグを挿入し、内圧成形法により一体成形する方法において、前記積層・敷設されたプリプレグの層間で且つ成形型のキャビティ内表面の角部に対応する部分に、プリプレグで被覆された樹脂ブロックを配置して成形する成形方法。 (もっと読む)


【課題】 高い切り欠き強度を有するFRP製部材を提供する。
【解決手段】 少なくとも一つ以上の切り欠きを有する繊維強化複合材料(FRP)製部材であって、引張破断伸度が異なる2種以上の補強繊維を含み、応力集中領域において、弾性主軸方向に配向されている全補強繊維体積に占める、弾性主軸方向に配向されている補強繊維Aの体積割合VA1が、応力集中領域外において、弾性主軸方向に配向されている全補強繊維体積に占める、弾性主軸方向に配向されている補強繊維Aの体積割合VA2よりも高く、かつ、VA2が0.1以下であるFRP製部材。
補強繊維A:FRP製部材に含まれる補強繊維の中で最も引張破断伸度の高い補強繊維
応力集中領域:切り欠き端部より弾性主軸と直行する方向に(式1)で定義される距離d(mm)以内の領域
【数1】


V0:FRP製部材中の全補強繊維体積に占める、弾性主軸方向に配向されている補強繊維の体積割合 (もっと読む)


【課題】縫い糸を有する3次元織物で強化された3次元繊維強化樹脂複合材における縫い糸周辺に生じるクラックの発生を抑える。
【解決手段】縫い糸として有機繊維を用いる。縫い糸としては、弾性率が300〔GPa〕以下、引張強度が20〔MPa〕以上、1000デニール以下の太さのもの、ポリアリレート繊維又はポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)繊維が適する。
【効果】繊維の粗密と樹脂溜まりが減少し、クラックの発生が抑えられた。 (もっと読む)


【課題】 一系統群の航空機の翼を元の翼のモデルに基づいて製造するための方法およびシステムを提供する。
【解決手段】 航空機の複合翼および他の構造を製造するための方法およびシステムをここに開示する。この発明の一実施例に従った複合積層体を製造する際に使用するツールアセンブリは、可動支持システムによって担持されたツールプレートを含む。ツールプレートは、繊維強化樹脂材料を支持し、繊維強化樹脂材料の外側モールド線(OML)を規定するよう構成されたツール表面を含む。可動支持システムは、コントローラからの信号に応答してツール表面の形状を自動的に変更し、完成部品のOMLを変えて、特定の用途に適合するよう構成されている。一実施例では、可動支持システムは、ツールプレートに動作可能に結合された複数のテレスコープ式作動装置を含み得る。 (もっと読む)


【課題】テープを材料に用いた炭素繊維強化熱可塑性樹脂(CFRTP)成型物が高い曲げ強度を示す広幅扁平形状の炭素繊維強化熱可塑性樹脂テープを製造する方法を提供する。
【解決手段】内部を走行する炭素繊維4が溶融熱可塑性樹脂で含浸される溶融樹脂含浸装置6と、溶融熱可塑性樹脂中を通過して溶融樹脂が含浸された炭素繊維4を引き抜く下流側スリットノズル12とを備え、前記樹脂含浸装置6の下流側端部にはノズル上部部材20及びノズル下部部材26が所定間隔離間して取り付けられると共に、前記ノズル上部部材20とノズル下部部材26との間隙を130μm以下にし、下流側スリットノズル12の下流にテープ冷却手段64、66を設けた構成の装置を用いて製造する。
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【課題】高品質のプリプレグ及び最終製品たる繊維複合部材を安定的に得ることを可能とする。
【解決手段】複数本の繊維14aからなるシート状の繊維基材14に粉体樹脂20を付着させた後、粉体樹脂20の付着した繊維基材14を加熱し、強化繊維14aと半硬化状態の樹脂20とからなるプリプレグ28を製造する方法であって、導電シート10を繊維基材14の一方の面側に配置し、帯電した粉体樹脂20を、繊維基材14の他方の面側から繊維基材14に向けて吹き付けることで、静電気力を利用して繊維基材14の繊維14a間に粉体樹脂20を充填させながら繊維基材14に粉体樹脂20を付着させる。 (もっと読む)


【課題】
従来のRTM成形用プリフォームの製造方法では、プリフォーム成形後にRTM成形型のキャビティに合わせてカッター等でトリミングを行っているが、キャビティに対し、大小のズレが大きくRTM成形の精度を落としている。
【解決手段】
賦形面が凹形状および/または凸形状を有する下型に層間固着剤を有する複数枚の強化繊維基材の積層シートを載置し、上型との間ではさむことにより型に沿わせると同時にまたは直後に外周部を挟持し、かかる挟持状態の下で外周部をトリミングすることを特徴とするFRPのプリフォームの製造方法 (もっと読む)


【課題】
多方向に強化繊維糸条が配向しながら曲面追従性に優れた多軸ステッチ基材からなるプリフォームおよびそのプリフォームの製造方法を提供すること。
【解決手段】
本発明のプリフォームは、多数本の強化繊維糸条が並行にシート状に配列して構成された層の少なくとも2層以上が交差積層されてステッチ糸にて一体化された多軸ステッチ基材が、1ないし複数枚積層されて二次曲面を有する形状に賦型されたプリフォームであって、少なくとも二次曲面に賦型された箇所においてステッチ糸の少なくとも一部が切断されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】軽量化すると共に、装飾のムラや欠けを防止し、装飾性に優れた管状体を提供すること。
【解決手段】強化繊維20に合成樹脂22を含浸した繊維強化プリプレグを巻回して管状体の本体12を形成し、この本体12の最外側に配置される繊維強化プリプレグの外表面側樹脂に装飾粒子30を埋め込んで形成した管状体10であって、最外側の繊維強化プリプレグの外表面側樹脂層22aの平均厚さLを、この最外側の繊維強化プリプレグの強化繊維20の平均径Dよりも小さく形成すると共に、装飾粒子30の平均厚さtを外表面側樹脂層22aの平均厚さL以下に形成した管状体。 (もっと読む)


【課題】 熱可塑性樹脂テープ製造時、毛羽蓄積に伴う樹脂含浸装置内部での炭素繊維の切断、テープの変形等のトラブルを防止する炭素繊維強化熱可塑性樹脂テープの製造装置を提供する。
【解決手段】 内部を走行する炭素繊維4が溶融熱可塑性樹脂で含浸される溶融樹脂含浸装置6と、溶融熱可塑性樹脂中を通過して溶融樹脂が含浸された炭素繊維4を引き抜く下流側スリットノズル12とを備え、前記樹脂含浸装置6の下流側端部にはノズル上部部材20及びノズル下部部材26が所定間隔離間して取り付けられると共に、前記ノズル上部部材20とノズル下部部材26との間隙を互いに縮める方向にノズル上部部材20とノズル下部部材26の少なくとも一方を付勢する手段36を設けた構成の製造装置にする。
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【課題】断面が角形のFRP製の中空部材である角パイプを、プリプレグを用いて容易に、且つ正確な角を有する成形体として得る方法を提供すること。
【解決手段】上下2分割型の金型又は成形型とバギングフィルムを用いてFRP製角パイプを成形するに際し、断面が角形のマンドレルに複数回巻回したプリプレグの最外層の内側で、下型又は成形型の角部に対応する部分に、一方向配列繊維強化材からなるプリプレグをその繊維軸方向がマンドレルの軸方向に一致するように配置し、次いで金型を型締めし又は成形型とバギングフィルムを密封し、圧縮成形することからなるFRP製角パイプの成形方法。 (もっと読む)


【課題】軽量化を図り、かつ、安定した形状の中空断面構造の繊維強化樹脂製コイルバネ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】繊維強化樹脂製のコイル素線を螺旋状に巻回した繊維強化樹脂製のコイルバネであって、該繊維強化樹脂製のコイルバネは、その断面に中空部を有し、該中空部の中空率が、前記繊維強化樹脂製コイルバネの断面積の20%以上80%以下であることを特徴する。 (もっと読む)


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