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Fターム[4F205HC17]の内容

Fターム[4F205HC17]に分類される特許

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【課題】軽量かつ高強度な繊維強化複合材接合構造体を製造する方法および繊維強化複合材接合構造体を提供する
【解決手段】繊維強化複合材料からなる第一の部材と、繊維強化複合材料からなる第二の部材の端面を接するように配置し、接合部補強用強化繊維積層体を第一の部材と第二の部材に跨がせるように配置する第一の工程と、前記第一の部材と前記接合部補強用強化繊維積層体間の第一の接着面および前記第二の部材と前記接合部補強用強化繊維積層体間の第二の接着面のそれぞれの接着面の少なくとも一ヶ所に前記各部材と前記接合部補強用強化繊維積層体の双方に強化繊維束製の杭材を刺入させる第二の工程と、前記接合部補強用強化繊維積層体および前記強化繊維束製の杭材に同時に樹脂を含浸させて硬化させる第三の工程を有することを特徴とする繊維強化複合材接合構造体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】フープ層用プリプレグを巻回する際における巻き始め端部の跳ね上がりを抑制するとともに、長さ方向に反りや曲がりの少ない繊維強化樹脂製管状体を製造する。
【解決手段】マンドレル10の軸方向にプラスの角度に強化繊維が配向したプラス層用プリプレグ11と、マイナスに配向したマイナス層用プリプレグ12と、約90°に配向したフープ層用プリプレグ13とを積層して、プリプレグ積層体14Aを調製し、これをマンドレル10に巻回する。この際、例えば、プリプレグ積層体14Aをマンドレル10に巻回した際には、プラス層用プリプレグ11が最外層となるように積層する。また、マイナス層用プリプレグ12とフープ層用プリプレグ13の各巻き始め端部12a、13aが、プラス層用プリプレグ11の巻き始め端部11aよりも後方に位置し、かつ、互いにずれるように配置する。 (もっと読む)


【課題】容易に脱気が可能で、ボイドの少ない大面積の繊維強化複合材料を生産性良く製造することが可能な、部分含浸プリプレグを提供すること。
【解決手段】25℃での粘度が100Pa・S以上である液状エポキシ樹脂(A)と、25℃で固体であるエポキシ樹脂(B)と、ジシアンジアミド硬化剤(C)とを必須成分として含むエポキシ樹脂組成物であって、樹脂組成物の25℃での粘度が5×10Pa・S以上であり、樹脂組成物の硬化開始温度が100〜120℃の範囲にあり、且つ、その時の粘度(最低粘度)が0.1〜2Pa・Sの範囲にあるエポキシ樹脂組成物を、強化繊維基材に部分的に含浸せしめてなる部分含浸プリプレグ。 (もっと読む)


【課題】高い捩り強度、共振周波数仕様のプロペラシャフト用FRP筒体において、毛羽発生や糸切れ発生を防止し、設計通りの共振周波数、捩り強度を発現する層構成としたプロペラシャフトとその製造方法を提供する。
【解決手段】引張弾性率230〜280Gpaの強化繊維を含む層(a)と、引張弾性率280〜900Gpaで、かつ引張弾性率が前記層(a)の強化繊維の引張弾性率より少なくとも50Gpa高い強化繊維を含む層(b)を少なくとも含むFRP筒体に継手要素を結合したことを特徴とするプロペラシャフト。 (もっと読む)


【課題】マンドレルの外周面に仮止めされたプリプレグの巻き始め端部における強化繊維の配向状態の乱れを防ぐ方法の提供。
【解決手段】強化繊維とマトリックス樹脂を含む繊維強化樹脂からなる管状体の製造方法であって、マンドレル10の外周面に、マンドレル10の軸方向に対して斜めに強化繊維が引き揃えられたプリプレグの巻き始め端部12を配置する配置工程と、配置された巻き始め端部12に直に加熱板を摺動させて、該巻き始め端部12を外周面に熱圧着し、仮止めする仮止め工程と、仮止めされたプリプレグを外周面に巻回する巻回工程とを有する方法であり、仮止め工程では、巻き始め端部12における強化繊維の引き揃え方向に沿って加熱板を摺動させる。 (もっと読む)


【課題】部材内での層間剥離などの欠陥が発生しない、強度や弾性率などの機械特性に優れ、軽量で平滑な表面を有する繊維強化プラスチック部材を提供する。
【解決手段】次の構成要素[A]、[B]、[C]、[D]を含み、構成要素[A]の少なくとも片面に構成要素[B]、構成要素[C]、構成要素[D]がこの順に配設されていることを特徴とする繊維強化プラスチック部材。
構成要素[A]:繊維強化プラスチック
構成要素[B]:引張弾性率が0.1MPa〜500MPaである層
構成要素[C]:接着層
構成要素[D]:引張弾性率が1000〜30000MPaである熱可塑性樹脂層または熱硬化性樹脂層 (もっと読む)


【課題】成形材料全体としての熱伝導性が極めて高く、しかも機械特性に優れる炭素繊維強化材料の開発。
【解決手段】平均直径が1〜20μmの範囲、繊維長が1〜100μm、アスペクト比が1乃至100であるピッチ系炭素繊維Aと、繊維平均直径が2〜40μmの範囲、平均繊維長が0.1〜150mmの炭素繊維Bとを、繊維A対繊維Bとの重量比が1対99乃至99対1の比率となるように混合して得られる炭素繊維集合体であって、該炭素繊維集合体におけるピッチ系炭素繊維Aの六角網面成長方向の微結晶サイズが5nm以上であり、該炭素繊維集合体はその厚さが0.05〜5mmであって、その空隙率が50〜95体積%であるピッチ系炭素繊維を含む集合体を平面状に成形してなる炭素繊維集合体。 (もっと読む)


【課題】本発明は、厚みのある成形体へも適用可能な機械強度の高い炭素繊維強化樹脂成形体およびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】(b工程)硬化剤含有熱硬化性樹脂組成物(A)で表面が被覆された炭素繊維に、該炭素繊維の長手方向に張力を負荷し、該炭素繊維を硬化剤含有熱硬化性樹脂組成物(B)中に浸漬する工程と、(c工程)b工程の後に、硬化剤含有熱硬化性樹脂組成物(A)で表面が被覆され、かつ張力を負荷された炭素繊維が浸漬された状態で、硬化剤含有熱硬化性樹脂組成物(B)を硬化させる工程と、(d工程)c工程の後に、前記炭素繊維に負荷されていた張力を除去する工程とを有することを特徴とする炭素繊維強化樹脂成形体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】6角形セルの形状精度が良く、セル相互が強固に接着した繊維強化樹脂製の高強度ハニカムを、プリプレグから直接製造する手段を提供する。
【解決手段】中空セルの位置に多数の成形チューブを挿入したプリプレグ積層体を外型枠で挟み、成形チューブを気体圧で加圧してプリプレグをハニカム形状に変形させ、プリプレグの樹脂を硬化させてハニカム形状にする。また、成形チューブをその内部に充填した発泡物質で膨脹させて、プリプレグをハニカム形状に成形するとともに、発泡物質が充満した成形チューブをハニカムセルの中空部に残して高強度ハニカムを製造する。 (もっと読む)


【課題】 環状ガスタービンエンジン部品のフランジ角部の高樹脂密度領域を低減もしくはなくす方法の提供。
【解決手段】 ガスタービンエンジン部品及びガスタービンエンジンの複合材部品の製造方法は、互いにある角度で配置された第1及び第2の表面を有するツール(100)を準備する段階を含む。第1の表面と第2の表面との角部近傍で終端する端部を有する繊維セグメント(302)を第1の表面に取り付ける。繊維セグメント(302)及び第2の表面に繊維プリフォーム(301)を配置する。次いで、繊維プリフォーム(301)又は繊維セグメント(302)の1以上にマトリックス材料を加える。繊維セグメント(302)の端部を膨らませることができる十分な温度に繊維セグメント(302)及び繊維プリフォーム(301)を加熱する。次いでマトリックス材料を硬化して角部分の繊維分布が実質的に均一な複合材物品を形成する。 (もっと読む)


【課題】連続繊維を含んだ繊維強化プラスチックの型成形を可能にするとともに、脱型後の製品の変形を防止する。
【解決手段】ワークWとして、連続繊維強化プラスチック製の原反6,7の間に樹脂シート8を介装したものを用いる。樹脂シート8は原反6,7のマトリクス樹脂よりも熱硬化が速い。まず、ワークWと金型1を予備加熱するとともに、ワークホルダ10によってワークWの周縁部を挟持する。そして、ワークWの粘度が型成形可能な値まで低下した段階で金型1によるワークWのプレスを開始する。その際、ワークWはワークホルダ10から金型1側へ引き込まれながらプレスされる。最後に、型成形されたプリフォームPを加熱して固化させる。 (もっと読む)


【課題】 脱型が困難な円筒状の成形品を、簡易な構成の成形型によって容易に成形し、成形品形状の制約を受けることなく、寸法精度が高く、強度に優れた成形品を得ることを可能にする繊維強化樹脂製円筒成形品の製造方法を提供する。
【解決手段】 抜き勾配を有しない円筒成形型1の外周面に、その肉厚方向の弾性を備えて成形品からの脱型性を高める脱型用緩衝材2を巻回しておき、この脱型用緩衝材2の外周に、成形品5と脱型用緩衝材2との離型性を高める離型シート3を巻回し、この離型シート3の外周に樹脂を含浸させた強化繊維基材を巻き付けて強化繊維基材層4を形成する。そして、硬化した円筒成形品5から円筒成形型1を脱型用緩衝材2の弾性を利用して脱型し、脱型後の円筒成形品5の内周の脱型用緩衝材2および離型シート3を除去することにより円筒成形品5を得る。 (もっと読む)


2層以上の強化材の層を現場で(in-situ)成長させること、及び、各層を次の層を成長させる前にマトリックスで含浸することを含む、複合材の製造方法。強化材の層は化学蒸着法によって形成されうる。この方法は、所望の形状及び物性を有する部品を形成するためのアディティブ層製造技術として使用できる。
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【課題】高真円度を有し、反りねじれに優れ、安価で軽量のシャフト製品を製造することができる引抜成形品の製造方法を提供する。
【解決手段】複数本の繊維糸に熱硬化性樹脂組成物を含浸させ、金型を通過させながら硬化させる引抜成形により得られる引抜成形品の製造方法であって、金型が、熱硬化性樹脂組成物を含浸された繊維糸を引き込む第1の金型1、該第1の金型1に続く第2の金型2及び引抜成形品が引き出される第3の金型3を含む複数個の金型を組み合わせて一体に構成され、かつ、第1及び第2の金型が筒型であり、第3の金型が割型であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】熱硬化性樹脂を含浸したプリプレグ材を未硬化状態で連続的に予備成形する方法を提供する。
【解決手段】プリプレグ材のシートをローラーから引き出して積層し、湾曲装置で所定の断面形状に折り曲げる。ヒーターを備えた金型で連続的に長尺の製品に成形する。金型でプリプレグ材に加える温度と圧力は、常温または熱硬化性樹脂がゲル化をしない加熱温度で、かつ、プリプレグ材か成形された状態を維持する圧力範囲を選択する。 (もっと読む)


【課題】ストレート層用プリプレグおよび/またはバイアス層用プリプレグと、補強層用プリプレグとをマンドレルに巻回してゴルフクラブシャフトなどの繊維強化樹脂製管状体を製造する際に、ボイドが少なく一定の性能のものを生産性よく製造する。
【解決手段】強化繊維とマトリックス樹脂を含む繊維強化樹脂からなる管状体の製造方法であって、ストレート層を形成するストレート層用プリプレグ14,17および/またはバイアス層を形成するバイアス層用プリプレグ11と、補強層を形成する補強層用プリプレグ12,13,15,16,18とをマンドレルに巻回する巻回工程の前に、ストレート層用プリプレグ14,17およびバイアス層用プリプレグ11のうちの少なくとも1つに、補強層用プリプレグ12,13,15,16,18を予めラミネートしておく。 (もっと読む)


【課題】鋼鉄製のドライブシャフトに比べて振動特性が優れ、出力が向上する優れた性能の複合材料により構成されたドライブシャフトの製作方法を提示する
【解決手段】本発明は、一方向繊維強化複合材料を使用して内部シャフトを製作する段階、織物型繊維強化複合材料を前記内部シャフトの外部に積層してシャフト中間部を形成する段階、織物型炭素繊維複合材料を前記シャフト中間部の外部に積層してシャフト外部を形成する段階、及び、前記各層別複合材料を相互接合する段階、を含み、前記内部シャフトは、平板の周囲に一方向繊維強化複合材料をフィラメントワインディング法を利用して巻いた後、これを硬化させ、次に、サイズに合わせて切断して複合材料ブロック体を製作した後、旋盤作業を通して円形シャフト形態に加工して製作することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】FRP成形物を船殻に使用しても、水流抵抗の増加や美観の悪化を回避できるようにする。
【解決手段】心材2を中にしてその両外側に繊維強化材3a,3bを積層し、この積層物の継手部となる端縁部に、この継手部の第1の心材となる金属板4の一端側4aをその板厚中心面が積層物の板厚中心面と一致するように埋め込み、樹脂含浸させてこれらが一体化されたFRP成形物1を、金属板4を介して隣接FRP成形物間で連結接合する際に、互いの金属板4,4の露出部4b,4bの先端を突合せ溶接するとともに、これら金属板4,4の前記埋込部を、それぞれボルト・ナット6,7により両FRP成形物1,1の本体側に補助的に固定し、更にこれら補助的固定部および突合せ溶接部8を含む継手部全域に両FRP成形物1,1の本体部の表面と面一となるように第2の心材9を付加し、外側より繊維強化材11a,11bで挟み、樹脂含浸して一体化する。 (もっと読む)


【課題】FRPの成形において、成形中の液状体の含浸状況を経時的に正確にモニタリングし、未含浸部が残存せず厚さが均一な良好な成形体を得ること。
【解決手段】成形型内に配置した板状の強化繊維基材への液状体の含浸過程において、前記強化繊維基材の第1の面の側から周波数400〜600kHzの音波を送信し該強化繊維基材の第2の面の側で、前記音波を受信し、受信する音波強度の変化により該液状体の含浸状況を検出し、かつ、受信する音波の送信から受信までに要した時間から該液状体が含浸した前記強化繊維基材の厚さを測定することを特徴とする、繊維強化プラスチックの成形状況モニタリング方法。 (もっと読む)


少なくとも一支持手段(3)が供給されるステップと、予備含浸された繊維半製品からなるメイン材料(6)および/または第2の材料(7)が、少なくとも二成形ブランクエリア(1,10)を形成すべく、該成形ブランクエリア(1,10)の少なくとも一方は前記メイン材料を有し、前記成形ブランクエリア(1,10)の少なくとも一方は前記第2の材料を有するようにして前記少なくとも一支持手段(3)に被着されるステップと、前記成形ブランクエリア(1,10)が、被加工ブランク(14)を形成すべく、前記少なくとも一支持手段(3)が前記被加工ブランク(14)の表面に配されるようにして互いに圧着されるステップと、前記少なくとも一支持手段(3)と前記第2の材料(7)とが、前記被加工材(15)を形成すべく、前記被加工ブランク(14)から取り除かれるステップとを含む繊維複合材料からなる被加工材(15)の製造方法に関する。
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