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Fターム[4F205HL13]の内容

Fターム[4F205HL13]に分類される特許

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【課題】耐食層のピンホールやクラックの発生を抑え、管状繊維強化複合材料の耐食性能と耐圧力性能とを向上させることと、かつ生産効率の高い製造方法を可能とする管状繊維強化複合材料を提供する。
【解決手段】強化繊維およびマトリックス樹脂で構成され、その内部において、強化繊維およびマトリックス樹脂を共に含む強化層Aと耐食層Eとを形成しており、耐食層Aと強化層Aとの境界面に管状体の周方向に沿った強化繊維層を有することを特徴とする管状繊維強化複合材料である。 (もっと読む)


【課題】高強度、高剛性で、しかも外観に優れるFRP筒体を提供する。
【解決手段】プルワインド法において、マンドレルの先端部から繊維軸が筒軸方向の強化繊維層と、繊維軸が筒軸方法に対し+θ°及び−θ°をなす強化繊維層との少なくとも3層の強化層を連続的に成形しながら他端に引き抜いていく中で、比較的粘度の低いシクロオレフィンモノマーと重合触媒とを含んでなる成形用組成物を含浸させ、硬化して得ることができるFRP筒体。 (もっと読む)


【課題】樹脂成形体である被締結部材に形成された締結用の貫通孔に繊維強化複合材である補強部材が配置される場合において、貫通孔周囲のクリープ変形を抑制することができる。
【解決手段】炭素繊維である芯糸2及び組糸3は組紐状組織に形成されている。繊維強化複合材である補強部材1は、貫通孔4に固定可能な円筒状の円筒部5及び、円筒部5の上端、下端から貫通孔4の半径方向外方に形成された円環状の第1フランジ部6及び第2フランジ部7からなる。繊維強化複合材である被締結部材10と金属材12はボルト8により締結されている。ボルトの頭部8aは第1フランジ部6に当接している。貫通孔4の内周面において、ボルト8と接触する領域に円筒部5が隙間なく配置されている。円筒部5において芯糸2は貫通孔4の軸4a方向に向きかつ少なくとも貫通孔4の一方の開口部から他方の開口部に亘って配向されている。 (もっと読む)


繊維強化樹脂(FRP)ボルトおよびこれを製造するための方法が開示される。FRPボルトは、電気絶縁、耐腐食性、断熱、非磁性を有するボルトを必要とする産業分野に用いて好適である。前記FRPボルトの製造方法は、ボルトの軸方向に沿って一方向に引揃えられた第1の強化繊維および前記第1の強化繊維に含浸された合成樹脂を含む芯材の表面の周縁に、第2の強化繊維および前記第2の強化繊維に含浸された熱硬化性樹脂を含むプリプレグを巻回するステップと、前記プリプレグを熱硬化させて繊維強化樹脂丸棒を製造するステップと、前記繊維強化樹脂丸棒の表面にネジ山を形成するステップと、を含む。
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【課題】ガスタンクを重量化することなく、ガスタンクの強度を確保する。
【解決手段】高圧ガスタンク2は、円筒状の胴部2aと、胴部2aの両側に接続され先端側が縮径するドーム部2bを有し、外周面に複数層からなるFRP層21が形成されている。胴部2aとドーム部2bとの境界部Rには、FRP層21を貫通するピン30が設けられている。ピン30は、境界部RのFRP層21の表面を覆う弾性体の台座31に固定されている。 (もっと読む)


【課題】ドーム状の側部のバースト強度と胴部のバースト強度との双方を両立させるFRPタンク及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ライナ(20)と、ライナ(20)の外周に繊維(F)が巻回されて形成されたフープ層(24)及びヘリカル層(22、23)からなるFRP層(21)と、を備え、FRP層(21)の内側層(210)は、ヘリカル層(22、23)のみで構成されているFRPタンク(1)を構成する。 (もっと読む)


【課題】繊維強化プラスチック層の内層の高Vf化を抑制できるFRP成形体の製造方法及びそれに用いられる加熱装置を提供する。
【解決手段】FRP成形体の製造方法は、マンドレル10の周囲に樹脂含浸繊維層11を形成する工程(a)と、該樹脂含浸繊維層の厚さ方向に、外層側が高温で内層側が低温となる温度勾配を生じさせた状態で、樹脂含浸繊維層11を昇温させる工程(b)とを備える。また、加熱装置は、加熱炉30と、周囲に樹脂含浸繊維層11が形成されたマンドレル10を加熱炉内において支持する支持部32と、加熱炉内を加熱するヒータ31と、加熱炉内に配置されるマンドレル内に冷媒を循環させる冷媒循環機34とを備える。 (もっと読む)


【課題】接着剤を介して繊維強化プラスチック製シャフトと金属継ぎ手要素を接合した場合でも、大きなトルクが作用したときに接合部が滑らない表面多角形構造を有するとともに、製造が簡単で、コストの低いトルク伝達軸、および、それに用いられる繊維強化プラスチック製シャフトの製造装置を提供するものである。
【解決手段】連続的に引き出された強化繊維に含浸させる樹脂を貯蔵した樹脂含浸バスと、樹脂を含浸させた強化繊維を軸方向に対し所定の角度で巻き付けることができるように構成されたマンドレルとを有する繊維強化プラスチック製シャフトの製造装置であって、前記マンドレルの両端部には前記樹脂を含浸させた強化繊維を係止するための繊維折り返し治具を有し、前記繊維折り返し治具の係止部が前記マンドレルの径方向に突出した7〜15本の針形状の部材で構成されている繊維強化プラスチック製シャフトの製造装置。 (もっと読む)


【課題】FRP製ロボットハンドの曲げ剛性向上と機械加工性の向上との両立を可能とするFRP管状体を提供する。
【解決手段】繊維強化プラスチックからなる管状体において、外表面が、管軸方向に対し−5〜+5°の範囲内で一方向に引き揃えられた炭素繊維を強化繊維とするCFRP層[A]と、織物および/または不織布を強化繊維として厚みが0.01〜0.2mmの範囲内のFRP層[B]とからなり、外表面の全面積に占める[A]の面積が30〜98%の範囲内であり、かつ管状体を形成するFRPの厚み方向への貫通穴の外周がFRP層[B]に接していることを特徴とするFRP管状体。 (もっと読む)


【課題】重量の増加を抑えつつ、耐衝撃性が向上された圧力容器。
【解決手段】筒状の胴部(10)を有する高圧タンク(1)であって、胴部(10)は、繊維強化樹脂層(4)と、繊維強化樹脂層(4)の外周面上に形成された格子状補強層(5)と、を備える。格子状補強層(5)は、胴部(10)の周方向に所定ピッチで巻かれた帯状部(51a)からなる第1補強層(51)と、軸方向に所定ピッチで巻かれた帯状部(52a)からなる巻かれた第2補強層(52)と、を交差させてなる。 (もっと読む)


【課題】高い捩り強度、共振周波数仕様のプロペラシャフト用FRP筒体において、毛羽発生や糸切れ発生を防止し、設計通りの共振周波数、捩り強度を発現する層構成としたプロペラシャフトとその製造方法を提供する。
【解決手段】引張弾性率230〜280Gpaの強化繊維を含む層(a)と、引張弾性率280〜900Gpaで、かつ引張弾性率が前記層(a)の強化繊維の引張弾性率より少なくとも50Gpa高い強化繊維を含む層(b)を少なくとも含むFRP筒体に継手要素を結合したことを特徴とするプロペラシャフト。 (もっと読む)


【課題】バースト強度の向上と薄肉化とを図ることができるタンク
【解決手段】ドーム部(11)と、ドーム部(11)に連続する胴部(10)と、を有するタンク(1)であって、胴部(10)の位置で巻かれてなるフープ層(21)と、ドーム部(11)及び胴部(10)の両者の位置で巻かれてなるヘリカル層(31)と、を有する補強繊維層(4)を備える。ヘリカル層(31)のうち少なくとも胴部(10)における樹脂は、フープ層(21)の樹脂よりも弾性を有する。フープ層(21)の樹脂は、ガラス転移温度がタンク(1)の使用温度帯域よりも高い一方、ヘリカル層(31)の樹脂は、ガラス転移温度がタンクの使用温度帯域よりも低い樹脂を含むことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】優れた強度を有しながらも安価で作業性に優れた繊維強化合成樹脂パイプの提供を課題としている。
【解決手段】筒形状を有し、繊維と該繊維に含浸されている合成樹脂とが用いられて形成されている繊維強化樹脂層を前記筒形状の周方向に積層させて複数有する繊維強化合成樹脂パイプであって、前記繊維強化樹脂層として、ガラス繊維と該ガラス繊維に含浸されている合成樹脂とが用いられて形成されているガラス繊維強化樹脂層と、有機材料が用いられてなる有機不織布と該有機不織布に含浸されている合成樹脂とが用いられて形成されている有機不織布層とを有し、該有機不織布層が繊維強化合成樹脂パイプの最内周側の層に備えられていることを特徴とする繊維強化合成樹脂パイプを提供する。 (もっと読む)


【課題】小径のシャフトであっても共振周波数特性が高くて(曲げ剛性の高い)かつ、所定の捩り強度、円環剛性を確保し、さらに価格の高騰を抑えたプロペラシャフトおよびその製造方法を提供することにある。
【解決手段】内径が50〜100mmで、筒軸方向に対して5°〜60°の螺旋巻の層と筒軸方向に対して75°〜90°の周方向巻の層を有し、少なくとも引張弾性率400〜900Gpaの強化繊維を含み、中央部の厚みが1.5〜5mmであるFRP筒体に継手要素が結合されてなることを特徴とするプロペラシャフト。 (もっと読む)


【課題】シートワインディング成形法によって強化プラスチック管を形成する場合に、強化繊維の配置方向を管軸方向に沿って並行にする。
【解決手段】ロール状に巻き取られた強化繊維の織布を、芯材の周囲にヘリカル状に巻回し、その織布に樹脂を含浸させて硬化させることにより筒状に成形するシートワインディング成形法による強化プラスチック管の成形方法において、そのロール状に巻き取られた織布の強化繊維の向きを、そのロールの幅方向に対して斜め方向に配置し、上記巻回の際のヘリカルのピッチ角を、前記ロールの幅方向と前記斜め方向の強化繊維との成す角度と同一としたのである。このようにすれば、芯材周囲に織布を巻回した後の強化繊維の向きは、前記強化プラスチック管の管軸方向に沿って並行となる。強化繊維の向きが、強化プラスチック管の管軸方向に沿って並行となれば、その強度、剛性を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】フィーリングに優れた釣竿、ゴルフ用シャフトを与え、同時に良好な力学特性を備えたマトリックス樹脂となる炭素繊維強化複合材料用エポキシ樹脂組成物、およびこれを用いたプリプレグ、さらにこれを用いて得られる各種特性に優れた炭素繊維強化複合材料製管状体を提供すること。
【解決手段】エポキシ樹脂および硬化剤を含むエポキシ樹脂組成物であって、100℃〜140℃で硬化させたときのガラス転移温度Tgが100℃以上であり、100℃で2時間硬化させた樹脂硬化物の曲げ弾性率E(100℃)と、140℃で2時間硬化させた樹脂硬化物の曲げ弾性率E(140℃)が下記式(1)を満たすことを特徴とするエポキシ樹脂組成物。
E(100℃)−E(140℃)≧0.3[GPa] ・・・(1) (もっと読む)


【課題】 特に斜め方向に炭素繊維糸を配列したプリプレグを巻回積層して管状体を成形する場合において、従来よりも裁断作業量・材料ロスを軽減し、簡便で正確な角度設定を可能とする、炭素繊維強化プラスチック製管状体及びその製造方法の提供。
【解決手段】 複数の炭素繊維強化プラスチック層を積層してなる管状体であって、管状体軸方向に対して+α°、−α°、及び0°の配向角度で引き揃えた炭素繊維糸を、それぞれ上下に交錯させることなく積層して形成した多層積層プリプレグを含んで構成する。 (もっと読む)


【課題】
フィラメントワインディングにより製造されたプロペラシャフト用FRP筒体において、補強層部と本体筒部の間のテーパー形状の部分へのボイドを発生防止し、設計どおりの捩り強度を発現する層構成とその製法を提供する。
【解決手段】
構成要素(A)周方向巻層からなる少なくとも一箇所のテーパー部を有する部分補強部、構成要素(B)螺旋巻層を含み筒軸方向に全長に渡って延在する本体筒部、を含み、最表層に、構成要素(C)周方向巻層からなる筒軸方向に全長に渡って延在する表面保護部、を有するFRP筒体であって、少なくとも構成要素(A)のテーパー部の外周上では、構成要素(C)中の材料のバンド幅Lと隣り合うバンドとの幅方向の重なりPの関係が、L/P=1.5〜4.0であることを特徴とするFRP筒体。 (もっと読む)


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