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Fターム[4F205HL14]の内容

Fターム[4F205HL14]に分類される特許

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【課題】タンク形状に応じた適切なフープ巻き層とヘリカル巻き層の積層構造として、外力の作用によりタンクに発生した応力をより確実に低減させる。
【解決手段】設計ライナの形状及び大きさと設計繊維強化樹脂層群3の全体厚さTとを決定する。衝撃力が作用したときに設計ライナに発生する歪を解析する。周方向歪みεbよりも軸方向歪みεaの方が大きい場合は、設計ライナを備えた高圧タンクがタンク形状を保持しうるヘリカル巻き層の全体厚さの下限値たるTh下限値を算出する。設計繊維強化樹脂層群におけるフープ巻き層の全体厚さTfとヘリカル巻き層の全体厚さThとの比であるTf/Th設計値を求める。このとき、Tf/Th設計値におけるThをTh下限値とする。 (もっと読む)


【課題】高圧ガスタンクの十分な強度を確保する。
【解決手段】径の同じ筒状の胴部2aと、当該胴部2aの両端に接続され当該胴部2aから離れるにつれて縮径するドーム部2bとを有する高圧ガスタンク2において、樹脂ライナ20の表面には、フィラメントワイディング法によるフープ巻きとヘリカル巻きにより、FRP層21が形成される。FRP層21の表面には、保護層22が形成される。保護層22は、FRP層21の最薄部Kを含むドーム部2bの胴部2a側の領域Rから胴部2aに亘り形成されている。保護層22は、ドーム部2bの胴部2a側の領域Rに折り返し部が位置するヘリカル巻きにより形成されている。 (もっと読む)


【課題】繊維強化部材を構成する繊維糸にうねりを生じさせることなく、しかも、多様な線形でかつ多様な断面形状のマンドレルに対して、該マンドレル周面に形成された繊維糸の配列姿勢の崩れを防止しながら繊維糸の層を形成することのできる糸層形成装置と糸層形成方法、繊維強化部材の製造方法を提供する。
【解決手段】糸層形成装置100は、ブレーダー糸S3を供給する環状のブレーダー30と、第1の糸S1を供給する環状の第1の供給手段10と、第2の糸S2を供給する環状の第2の供給手段20と、マンドレルMを移動させる移動手段40と、を具備し、少なくとも第1の供給手段および第2の供給手段のいずれか一方が回転自在となっており、マンドレルMの周面に、少なくとも、第1、第2の回転手段によるそれぞれの糸配列層と、ブレーダーによる織物層と、からなる糸層の積層構造を形成するものである。 (もっと読む)


【課題】フランジのエリアにおいて均一かつ規定の繊維構造と、フランジの壁厚みの柔軟な設定とを備えた繊維複合材製の一体フランジを有する中空シャフトを簡単かつコスト効率良く製造する。
【解決手段】繊維複合材製の一体的なフランジ12を有する中空シャフトの製造方法において、繊維材料で作られた複数の交差巻回部13が、シャフト部11の内側のコア20に適用される。コア20は半径方向の拡張リング22を有し、巻回部13は、それぞれの拡張リング22の外周部23上に固定される。繊維材料製の1つ以上のインサート15が、巻回部13間の拡張リング22のエリアに挿入される。次に、巻回部13の部分は、ストリッパ30を用いてエッジ25上の拡張リング22の外周部から剥がされ、拡張リング22の軸受面24上に載置されて、フランジ12の一部分を形成する。 (もっと読む)


【課題】生産効率の向上および低コスト化を可能とする。
【解決手段】マンドレルMの周面に繊維束Rをヘリカル巻きに巻き付けるヘリカル巻装置4を備えているフィラメントワインディング装置において、
前記ヘリカル巻装置は、基台に立設される固定フレーム20と、前記固定フレームで支持されるヘリカル巻ヘッド21とを含み、
前記ヘリカル巻ヘッドは、前記マンドレルの軸心に沿って隣接配置されて、周方向へ相対回転自在に連結される複数個のガイドリング27、28と、各ガイドリングの周方向に沿って等間隔おきに配置される一群の糸道ガイド筒31とを含むものからなり、
前記糸道ガイド筒が、該糸道ガイド筒内を通過する平状繊維束の平状状態を維持する平状状態維持手段Cmを有するものからなることを特徴とするフィラメントワインディング装置。 (もっと読む)


【課題】ヘリカル巻を行う間に、フープ巻の後にカッタ等で繊維束を切断する必要がなく、また、無駄な繊維束(無駄糸)が繰り出されることのなく、優れた経済性かつ生産性を可能とする。
【解決手段】フィラメントワインディング装置を制御する制御部6と、マンドレルMを回転する回転機構111と、フープ巻で巻き付けるためのフープ巻ヘッド12と、ヘリカル巻で巻き付けるためのヘリカル巻ヘッドとを備え、フープ巻ヘッド12は、マンドレルMに繊維束Rを繰り出すボビン12bと、ボビン12bをマンドレルMの周りに旋回する旋回機構120とを備え、制御部6は、ヘリカル巻を行う間、マンドレルM及びボビン12bが同一方向で回転及び旋回するように、回転機構111及び旋回機構120を制御する。 (もっと読む)


本発明は、補強材(5、7)をその軸方向延長部(XX)に含むマンドレル(3)の上に繊維状材料のロービングを編組することによってプリフォームを形成する繊維構造体(9)を製造するステップと、プリフォームに有機樹脂を含浸させるステップと、この樹脂を硬化させるステップとを含み、前記補強材が、連結部材を収容するために軸(XX)に直角の軸を備えるボア(5’、V)を有する前記カバーを形成する、有機マトリックス複合材から作られる構造部品を製造する方法に関する。方法は、突出する複数突刺(30)が、前記ボア(5’、7’)の両側にあるそれの表面の少なくとも一部を覆って補強材(5、7)の中に組み込まれ、ロービングが前記突刺を取り巻いて少なくとも部分的に交差するように、編組が、突刺を取り巻いて行われることを特徴とする。
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本発明は、エアロゲル、キセロゲルもしくはクリオゲルを含浸したファイバーマトリックスから形成されるマット(1)であって、第1の主要面(2)と、第1の主要面(2)とは反対側の第2の主要面(3)と、長手方向を画成する第1の縁部(4)と、第1の縁部(4)に対して実質的に平行な第2の縁部(5)と、長手方向に対して実質的に直交する横方向を画成する第3の縁部(6)と、第3の縁部(6)に対して実質的に平行な第4の縁部(7)とを有するマット(1)を提供する工程;第1の主要面に対して接着剤(8)をつける工程;マットをマンドレル(13)の回りに巻回することで、内側の円周を画成する内側面(11)と、外側の円周を画成する外側面(12)と、内側および外側の円周の平面に対して実質的に直交する長手軸であって、マットの横方向に対して実質的に平行である長手軸とを有するマットを提供する工程;および、巻回されたマットを、外側面と内側面との間において実質的に半径方向に切り分けて、長手軸に対して実質的に平行な方向に伸びる切れ目を提供する工程;を含む、パイプ状の部品を製造する方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】ロッドボディが軽量構造でありつつ良好な座屈抵抗および耐損傷性を備えさらに向上された耐火性を備える支柱を創出する。
【解決手段】航空機胴体1中に配置される中間デッキ2を支持するための支柱であって、繊維強化材料を含む中空円筒形のロッドボディ3を含み、そのロッドボディ3の2つの端部が航空機胴体1に、または中間デッキ2に着脱可能に取り付けるための取り付け部として設計される、支柱に関し、ロッドボディ3は、45°の位置合わせで、または90°の位置合わせで同じ数の縦糸および横糸を用いた炭素繊維布から製作される少なくとも1つの第1の補強層10aと、0°の位置合わせで横糸より多くの数の縦糸を含む炭素繊維布から製作される少なくとも1つの第2の補強層10b、10cと、ガラス繊維を含む最終層とを含み、それらは、人工樹脂と共に、コンパクトな繊維強化材料を形成する。 (もっと読む)


【課題】樹脂含浸繊維の損傷を極力少なくしつつ、樹脂含浸繊維の巻き付け時の滑りを抑制するFRP成形体の製造装置を提供する。
【解決手段】樹脂含浸繊維を回転体に複数層巻き付ける巻付部と、回転体の2層目以降の被巻付面のうち、樹脂含浸繊維が巻き付けられる直前の部位に気体を吐出する吐出部とを備える繊維強化プラスチック成形体の製造装置を提供する。吐出部は、回転体への樹脂含浸繊維の巻付状況に応じて、吐出する気体の温度、吐出量または吐出圧を調整するようになっている。 (もっと読む)


【課題】繊維強化樹脂シェルの白濁化と滞留ガスの放出音の発生を防止するガス容器製造方法、ガス容器製造装置、及びガス容器を提供する。
【解決手段】ガス容器4の樹脂ライナ2の外面に樹脂を含浸させた強化繊維である含浸繊維Fbを巻き付けて下巻き層を形成し、その下巻き層の上に樹脂が含浸されていない強化繊維である未含浸繊維Faを巻き付けて上巻き層を形成する。そして、巻き付けにより下巻き層の含浸繊維Fbから染み出した樹脂を上巻き層の未含浸繊維Faに含浸させて、その後に、下巻き層と上巻き層の樹脂を硬化させて繊維強化樹脂シェル3を形成する。これにより、繊維強化樹脂シェル3の最外層に形成される樹脂層の厚さを薄くして、繊維強化樹脂シェル3のガス透過性を向上させる。 (もっと読む)


【課題】製造工程中において樹脂含有率を低下させうる管状体の製造方法の提供。
【解決手段】本発明は、FRP管状体の製造方法に関する。この製造方法は、マンドレル2に繊維とマトリクス樹脂とを含む繊維強化樹脂部材4を巻回して中間成形体6を得る工程、上記中間成形体6の外周面に張力を付与しつつ織物テープ8を巻き付けるテープ巻き付け工程、上記織物テープ8が巻き付けられた上記中間成形体6において上記マトリクス樹脂を硬化させる硬化工程及び上記硬化工程の後に上記マンドレル2の引き抜き及び上記織物テープ8の除去を行って硬化管状体を得る工程を含む。好ましくは、上記テープ巻き付け工程において織物テープ8に付与される引張応力T1は、5(Mpa)以上150(Mpa)以下とされる。この製造方法では、巻き付け工程後の工程においてマトリクス樹脂が効果的に抜き出されうる。 (もっと読む)


【課題】 複合体風力タービンタワー(104)、複合体風力タービンタワー(104)を製造する方法、および複合体風力タービンタワー(104)を形成する装置を提供する。
【解決手段】 タワー(104)は、各々がマトリックス材料と、該マトリックス材料内に配置された複数の強化用繊維(401)を有する第1層(501)および第2層(701)を備える。タワー(104)は、第1層(501)と第2層(701)の中間に配置されたコア層(601)をさらに備える。タワー(104)は、現場で部分的または完全に製造することができる。 (もっと読む)


【課題】樹脂製容器の外周部に繊維強化樹脂を巻き付けてなる高圧ガスタンクにおいて、高圧ガスが高圧ガスタンクを透過する際の異音の発生を抑制する。
【解決手段】高圧水素タンクの製造工程において、(a)樹脂製容器を用意する工程と、(b)熱硬化性樹脂が含浸された繊維強化樹脂層を、樹脂製容器の外周部に形成する繊維強化樹脂層形成工程と、(c)繊維強化樹脂層形成工程によって形成された繊維強化樹脂層の最外周部に形成された熱硬化性樹脂層を、溶剤によって溶かす工程と、(d)繊維強化樹脂層を熱硬化する工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】繊維終端部を樹脂繊維層内に織り込む処置を行わずに、繊維終端部を樹脂繊維層に固着する。
【解決手段】タンク2の製造方法であって、熱硬化性の樹脂を含浸させた樹脂繊維Fをライナ3の外周面に巻き付けて、ライナ3の外層に樹脂繊維層Aを形成する工程と、樹脂終端部Faを、樹脂の熱硬化温度Tよりも高い融点を有するクリップ30により樹脂繊維層Aに固定する工程と、その後、クリップ30が融解しない熱硬化温度Tで、樹脂繊維層A中の樹脂を熱硬化させる工程と、その後、クリップ30を融解させる工程と、その後、クリップ30を固化させる工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】十分な強度を確保しつつ高濃度のガスの短時間での流出を抑制することが可能な
ガスタンクを提供する。
【解決手段】口金部材16が取り付けられたライナー12の外周側を繊維強化樹脂層13
で覆ったガスタンク11であって、繊維強化樹脂層13の内層部分に、含有する繊維間に
生じた軸方向に連通する微細な空隙を有する通気層31が設けられている。 (もっと読む)


【課題】繊維の巻き付け工程を簡略化できるタンクの製造方法を提供する。
【解決手段】タンク1の製造方法において、口金部3、4が取り付けられたライナ2の外周面に繊維Fを巻き付けて、ライナ2の外層に繊維強化樹脂層を形成する工程を有する。前記繊維強化樹脂層を形成する工程では、繊維Fの巻き始めの先端部Faを、口金部3の外周面に設けられた金属端子3aに固定し、その後ライナ2の外周面に繊維Fを巻き付ける。 (もっと読む)


【課題】複雑な機構を用いずに簡便に繊維巻替処理を行えるFRP成形体の製造方法を提供する。
【解決手段】繊維供給部から樹脂含浸繊維を第1の回転体に供給する供給工程と、前記第1の回転体を回転させて前記繊維を所定分巻着する第1の巻着工程と、前記繊維供給部と前記第1の回転体との間に第2の回転体を配置し、前記繊維供給部から前記第1の回転体へ延びる前記繊維を前記2の回転体に掛着する掛着工程と、前記第1の回転体と前記第2の回転体との間で前記繊維を切断する切断工程と、を備える繊維強化プラスチック成形体の製造方法を提供する。 (もっと読む)


エラストマー材料及び織物補強材を包含し、その際、該織物補強材が、本質的に、脂肪族ポリアミドの群から選択された繊維から成るホースにおいて、該繊維の熱風収縮率が2.5%より小さいことを特徴とするホース。 (もっと読む)


【課題】
複合圧力容器のプラグ部分の突出量を抑制し、又複合圧力容器をプラグを装着したままで落下させたとしても、プラグ部分から局部的な衝撃力が伝達されない様にし、落下によりライナが損傷することを防止する。
【解決手段】
両端部にボス部4,5が形成された金属製のライナ2と、該ライナの外層に繊維強化プラスチック層3が形成され、一方のボス部5がプラグ8によって封止される複合圧力容器1であって、前記プラグの頭の外径が前記ボス部の外径と同じ又は略同じであり、前記ボス部の周囲に形成される前記繊維強化プラスチック層の厚みが前記プラグの頭の高さと同じ又は前記プラグの頭の高さより所要量高くなっている。
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