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Fターム[4F213WA25]の内容

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【課題】粒体を用いた造形時において粒体の飛散を抑制することが可能な造形用スラリー
を提供するとともに、この造形用スラリーを用いた造形方法を提供する。
【解決手段】
造形物を粒体で形成するための造形用スラリーは、水系溶媒である水、造形物を構成する
疎水性粒体である樹脂の粒体、造形物を構成するとともに溶媒に溶解される両親媒性固体
ポリマーであって、主鎖である炭化水素鎖と側鎖であるヒドロキシル基とを含むポリビニ
ルアルコール、及び水系溶媒の発泡を抑制する消泡剤を混合したものである。これら構成
材料のうち、消泡剤としては、ポリビニルアルコールよりもHBL値が低く、且つ非イオ
ン系の消泡剤が好ましい。また、フッ素を含有する消泡剤を選択することによって、造形
用スラリーに撥液性を付与することができる。 (もっと読む)


【課題】層状構造体が積層されてなる立体の形状の精度を高めることが可能な造形方法を提供する。
【解決手段】硬化性を有した液状層を第1基板の描画領域に描画する描画工程と、液状層に第2基板を接触させた状態で該液状層を硬化させる硬化工程と、第1基板と第2基板との間隔を広げることによって液状層の硬化物である層状構造体を第2基板に転写する転写工程とを含み、当該層状構造体を有する立体を造形する造形方法であって、描画工程では、液状層を描画する液状層描画工程(ステップS25)の前に、硬化性を有した複数の液点を互いに離れるように描画領域に描画する液点描画工程(ステップS21)と該複数の液点を硬化させる液点硬化工程(ステップS22)とによって、層状構造体に対する親和性が第1基板に対する親和性よりも高くなるような複数の点状構造体を形成し、転写工程では、複数の点状構造体共々、層状構造体を第2基板に転写する (もっと読む)


【課題】粒体を用いた造形時において粒体の飛散を抑制することが可能な造形用スラリー
を提供するとともに、この造形用スラリーを用いた造形方法を提供する。
【解決手段】
造形物用スラリーは、造形物を構成する疎水性粒体と、造形物を構成するとともに疎水性
粒体と同系であるモノマー及びオリゴマーの少なくとも一方からなる疎水性液状体とを混
合してなる。同系とは、疎水性粒体を構成する繰り返し単位構造の主骨格と、疎水性液状
体の単位構造の主骨格とが同一であること、該単位構造における側鎖官能基や該単位構造
における主骨格の一部が異なるものの、疎水性液状体と疎水性粒体との相互作用が疎水性
粒体間の相互作用と略同じになる程度に、該単位構造の主骨格同士が一部重複することを
意味している。それゆえに、疎水性粒体及び疎水性液状体がそれぞれ共重合体である場合
には、これらに含まれる原子の組成比が一致していないものも同系であるとする。 (もっと読む)


【課題】造形物の形状に係る精度の低下を抑制することが可能な造形用スラリーを用いた
造形方法を提供する。
【解決手段】
造形物の形成においては、まず、疎水性粒体である樹脂の粒体と、水系溶媒である水と、
該水系溶媒に溶解された両親媒性固体ポリマーであるポリビニルアルコールとを含むスラ
リーからなるスラリー層21aを基板に形成する。次いで、スラリー層21aをフッ素系
溶液S中に浸すことによってスラリー層21aに撥液性を付与する。そして、UVインク
をスラリー層21aの一部に浸透させた後にUVインクを硬化することによって、スラリ
ー層21aに含まれる疎水性粒子及び両親媒性ポリマーを結着する。最後に、スラリー層
21aに水を流すことによって、サポート部をスラリー層から取り除く。 (もっと読む)


【課題】層状構造体が積層されてなる立体の形状の精度を高めることが可能な造形方法を提供する。
【解決手段】硬化性を有した液状体からなる液状層を第1基板の描画領域に描画する描画工程と、液状層に第2基板を被せた状態で液状層を硬化させる硬化工程と、第1基板と第2基板との間隔を広げることによって液状層の硬化物たる層状構造体を第2基板に転写する転写工程とを含み、描画工程、硬化工程、転写工程を繰り返すことにより層状構造体が積層された態様の立体を第2基板に造形する造形方法である。液状体として、第1基板の描画領域に対する接触角が層状構造体に対する接触角よりも大きく、かつそれら接触角の差が31.0°以内であるとともに、第1基板の描画領域に対する接触角が60°以上90°以下の角度を成し、かつ層状構造体に対する接触角が、50.2°以上80°以下の角度を成す液状体を用いる。 (もっと読む)


【課題】薄層間の内部応力を低く維持しつつ、造形及びブレークアウトに要する時間を短縮することができる粉末焼結造形方法を提供するものである。
【解決手段】粉末材料の薄層8aを焼結し、積層して3次元造形物を作製する粉末焼結造形方法であって、一つの前記薄層8aごとに選択的に加熱して焼結し、該焼結した一層の薄層8bごとに、或いは該焼結した複数の薄層8bごとに、該焼結した薄層8bの上に新たな粉末材料の薄層8aを形成する前に、冷却する。 (もっと読む)


【課題】
簡易かつ迅速に高強度の立体を造形することができる積層造形方法及び積層造形装置を提供する。
【解決手段】
外部との圧力差が0.05MPa以上となるように減圧用排気を行いつつ材料粉末を押圧して形成した複数枚の平板状材料部材711〜71Nを準備した後、ベース板43と透明部材80とにより形成される閉空間内において、減圧用排気を行いつつ、平板状材料部材における設計断面形状に応じた領域に照射光(レーザ光)Lを照射し、溶融させた後に凝固させて断面要素を形成させるとともに、既に造形された部分と一体化させる。そして、閉空間の形成を解除した後、当初断面要素の表面を平坦化する。かかる平板状材料部材の積層、積層断面要素形成及び積層表面平坦化を順次繰り返す。 (もっと読む)


【課題】インクジェットヘッドを用いて立体造形物を所望の形状通りに造形することができる立体造形物の製造方法、立体造形物、および立体造形装置を提供する。
【解決手段】立体造形装置は、水溶性ポリマーを含有した立体造形粉体を載置ベルト上に供給する(S2)。立体造形装置は、インクジェットヘッドから立体造形粉体に造形液を吐出することで、立体造形粉体が造形液に溶解することによって生じる生成物を有する層を生成する(S3)。層を積み重ねることで、所望の形状の立体造形物が造形される。造形液は、水の蒸発を抑制すると共に造形液を増粘させる増粘湿潤剤と、界面活性剤とを含有し、pH値が7以上9以下である。 (もっと読む)


【課題】造形した固形物の層間が剥離しにくい立体造形物を造形することができる立体造形物の製造方法、立体造形物、立体造形粉体、および立体造形装置を提供する。
【解決手段】立体造形装置は、水溶性ポリマーを含有した立体造形粉体を載置ベルト上に供給する(S2)。立体造形粉体の水溶性ポリマーは、部分けん化型ポリビニルアルコールを含有している。立体造形装置は、インクジェットヘッドから立体造形粉体に造形液を吐出することで、造形液と立体造形粉体とを混合させる。その結果、立体造形粉体に含まれる部分けん化型ポリビニルアルコールが造形液に溶融することによって生じる生成物を有する固形物の層が生成される(S3)。層を積み重ねることで、作業者が所望する形状の立体造形物が造形される。 (もっと読む)


【課題】3次元構造物の造形と着色とを行う際に、複雑な吐出制御が不要な3次元造形装置、3次元造形方法、及び3次元造形プログラムを提供する。
【解決手段】ヘッドがX軸方向に距離ΔXずつ順次相対移動される。シアン領域CYと、クリア領域CLとが格子状に配列されるように設定された座標データ、及び色データに基づいて粉末材料の造形対象領域RG上に造形液が吐出される。造形対象領域RGの異なる区分領域に対しシアン造形液とクリア造形液とが交互に吐出される。シアン造形液とクリア造形液とが交互に吐出されることで、シアン造形液が吐出された区分領域であるシアン領域CYと、クリア造形液が吐出された区分領域であるクリア領域CLとが格子状に配列される。 (もっと読む)


【課題】三次元造形製品の製造装置において、基板を載置しているヒーティング装置又はクーリング装置の熱伝導により、散逸を減少することができる構成を提供すること。
【解決手段】造形タンク1内にて、テーブル2及び基板3上において粉末12を順次焼結する三次元造形製品の製造装置において、前記テーブル2に対し上下方向の空隙を形成するか、又は当該空隙を形成したうえで当該形成領域に断熱材を充填した状態にて、前記焼結層を支える基板3を載置しているヒーティング装置又はクーリング装置8を固着し、前記課題を達成している三次元造形製品の製造装置。 (もっと読む)


【課題】粉末及び造形物を積載している基板をテーブル面上に上下方向空間を形成した状態にて容易に設置することができる三次元造形製品の製造装置の構成を提供すること。
【解決手段】粉末12及び造形物13を基板3上に積載する三次元造形製品の製造装置において、テーブル2上に枠体7を立設し、当該枠体7から水平方向に突接した支柱及び/又は当該枠体7におけるテーブル2の内側方向を低部とする段差部位の上に、基板3を載置すると共に、当該載置が行われる前記支柱及び/又は前記段差部位の領域内における3個の位置による三角形又は4個の位置による四角形の内側に基板3の重心が存在するような配置状態による支持が可能である一方、支柱の上側方向に突出している突部及び/又は枠体7の内壁を基板3の水平方向周囲部に3個以上の位置から当接させることによって、前記課題を達成し得る三次元造形製品の製造装置。 (もっと読む)


【課題】 泡の混入が少なく透明度が高い造形物が得られる光造形装置を提供する。
【解決手段】 リコータ18が消泡手段46,48を備えている。消泡手段は、超音波振動子46と振動板48で構成され、振動板48の下端の高さはリコータブレード36,38の下端の高さに等しい。泡は、走行方向の後側の振動板48の垂直部の下端に接触してはじけとび、泡が消える。硬化層の表面に導入された未硬化の光硬化性液状樹から泡が除去される。透明度に優れたモデルを造形することができる。 (もっと読む)


【課題】粉末及び造形物を積載している基板をテーブル面上に上下方向空間を形成した状態にて容易に設置することができる三次元造形製品の製造装置の構成を提供すること。
【解決手段】粉末12及び造形物13を基板3上に積載する三次元造形製品の製造装置において、テーブル2上に枠体7を立設し、当該枠体7から突接した支柱4及び/又は当該枠体7の頂部に備えた突条8によって基板3を支持する際に、基板3の重心が存在するような配置状態による支持が可能とする一方、基板3の裏面に設けた凹状30を2本以上の交差し合う前記支柱4及び/又は突条8に嵌合させるか、又は2本以上の凹状30を前記支柱4及び/又は突条8に嵌合させ、かつ前記凹状30のうちの少なくとも1本の長手方向両側にて、支柱4に備えた突部5及び/又は枠体7の壁部を基板3の水平方向周囲部に当接させることによって、前記課題を達成し得る三次元造形製品の製造装置。 (もっと読む)


【課題】吐出不良が生じた場合においても、3次元構造物の色抜けや構造欠陥が生じる可能性を低減した3次元造形装置、3次元造形方法、及び3次元造形プログラムを提供する。
【解決手段】図17の(A)に示すように、吐出部HDが、X軸方向に座標位置X1から座標位置X2へ相対移動される。ヘッドHDが、X軸方向だけでなく、Y軸方向にも相対移動される。よって、複数の吐出口PNのうちの吐出口ERに吐出不良が発生したとしても、二点鎖線矢印に示すように、座標位置X1の次の座標位置X2においては、他の吐出口OPにより着色または造形がなされる。従って、吐出部HDがX軸方向のみに相対移動される場合と比較して、吐出不良が発生した吐出口ERにより正常に着色、及び造形されなかった部分がX軸方向に連続しない。従って、3次元構造物の色抜けや構造欠陥が生じる可能性を低減できる。 (もっと読む)


【課題】完成した物体が良好な機械的特性を有するだけでなく、反りが小さく、表面品質の高い粉末混合物を提供すること。
【解決手段】粉末状造形材料を固化して三次元物体を積層製造するのに好適な粉末混合物。粉末混合物は、第1ポリアミド12粉末と第2ポリアミド12粉末の混合物から成り、第1ポリアミド12粉末は窒素環境下で溶融温度より10℃低い温度に20時間曝露した時、ISO307により判定される粘度数の上昇率が10%より低く、第2ポリアミド12粉末は、窒素環境下で溶融温度より10℃低い温度に20時間曝露した時、ISO307により判定される粘度数の上昇率が15%以上である。特に、良好な機械的特性を有し、反りは小さくかつ高い表面品質を示す完成物体を獲得するためには、混合物における第1ポリアミド12粉末の割合を10重量パーセントから30重量パーセントの間とする必要がある。 (もっと読む)


【課題】従来の造形方法では、造形物の強度を高めることが困難である。
【解決手段】造形対象である立体を複数の断面要素に分割し、前記断面要素ごとに、第1液状体の塗布を受けて硬化する性質を有する粉末を用いて層を形成する層形成工程S521と、前記層に前記第1液状体を塗布することによって、前記層に前記第1液状体で前記断面要素を第1断面パターンとして描画する第1描画工程S522と、紫外光の照射を受けることによって硬化する性質を有する第2液状体を、前記第1断面パターンに重ねて塗布することによって、前記断面要素を第2断面パターンとして描画する第2描画工程S523と、前記第2断面パターンに紫外光を照射する露光工程S524と、を前記複数の断面要素にわたって順次に実施する造形工程S52を含む、ことを特徴とする造形方法。 (もっと読む)


【課題】従来の造形方法では、造形装置の信頼性を維持することが困難である。
【解決手段】造形対象である立体を複数の断面要素に分割し、前記断面要素ごとに、石膏175を樹脂177で束ねた構成を有する石膏カプセル173を層状に敷くことによって、石膏カプセル173で層を形成する層形成工程と、前記層に液状体を塗布することによって、前記層に前記液状体で前記断面要素を断面パターンとして描画する描画工程と、を前記複数の断面要素にわたって順次に実施する造形工程を含み、樹脂177は、前記液状体に対して可溶性を有しており、石膏175は、前記液状体の塗布を受けて硬化する性質を有している、ことを特徴とする造形方法。 (もっと読む)


【課題】従来の造形方法では、造形物の精度を高めることが困難である。
【解決手段】立体を複数の断面要素に分割し、活性エネルギーを受けることによって硬化が促進する液状体で、描画面を有する基板Wの前記描画面に、前記断面要素を断面パターンとして描画する描画工程と、前記断面パターンを基板Wと造形台との間に挟持した状態で、前記断面パターンを構成する前記液状体に前記活性エネルギーを付与するエネルギー付与工程と、前記断面パターンを基板Wから剥離して、前記断面パターンを前記造形台側に転写する剥離工程と、を含み、前記描画工程では、前記液状体に対する撥液性を示す領域である撥液領域171と、撥液領域171内で島状に独立し、前記液状体に対して撥液領域171よりも親液性を示す領域である親液領域173と、を有する基板Wに前記断面パターンを描画する、ことを特徴とする造形方法。 (もっと読む)


【課題】従来の造形方法では、造形物の品位を高めることが困難である。
【解決手段】造形対象である立体を複数の断面要素に分割し、水溶性シート175から、前記断面要素の外縁に沿って前記断面要素を囲む土手163を形成する土手形成工程と、前記土手形成工程の後に、土手163によって囲まれた領域内に、紫外光177の照射を受けることによって硬化が促進する硬化性機能液57を塗布する塗布工程と、前記塗布工程の後に、土手163によって囲まれた領域内の硬化性機能液57に、紫外光177を照射する露光工程と、を断面要素ごとに、複数の断面要素にわたって順次に重ねて実施する造形工程と、前記造形工程の後に、土手163を、水を含む液体で溶かす溶解工程と、を含む、ことを特徴とする造形方法。 (もっと読む)


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