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Fターム[4F401EA65]の内容

プラスチック廃棄物の分離、回収、処理 (20,047) | 処理剤 (2,280) | 有機 (855) | 酸素含有化合物 (415) | 有機酸、その塩 (66) | カルボン酸,酸無水物 (34)

Fターム[4F401EA65]に分類される特許

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【課題】PVC層と、PVCを除く極性高分子材料で形成される層(以下「余極性高分子層」)とが溶着乃至接着されてなる高分子積層体の処理に際して、物理的層剥離が容易となり、各層の分別回収の生産性を格段に向上させることができる高分子積層体の処理方法を提供すること。
【解決手段】熱可塑性で異種の極性高分子材料からなる内装シート等の高分子積層体11を、物理的層剥離により各層に分離後、分別して、適宜、再生処理をする高分子積層体の処理方法。高分子積層体が、可塑剤入りのPVC層13と余極性高分子層15との溶着体である。ラッカーシンナー等の非極性溶剤を主体とする有機溶剤に、高分子積層体11を浸漬させて、PVC層13から、PVC層13のPVCを実質的に溶解させずに可塑剤を溶出させた後に、物理的層剥離を行なって、PVC層13と余極性高分子層15とに分別する。 (もっと読む)


【課題】ポリプロピレン系樹脂成形体の物性を低下させずにポリプロピレン系樹脂製自動車用外装部材を再生することができ、しかも、溶剤系塗料により塗装されたポリプロピレン系樹脂製自動車用外装部材と水性塗料により塗装されたポリプロピレン系樹脂製自動車用外装部材とが混在している場合でも、これらを分別することなく再生することが可能な方法を提供すること。
【解決手段】ポリプロピレン系樹脂成形体と樹脂塗膜とを備える自動車用外装部材の破砕物と、d−リモネンおよびベンジルアルコールのうちの少なくとも1種、ブチルセロソルブならびにギ酸を含有する塗膜剥離剤とを接触させて、前記破砕物から樹脂塗膜を除去する工程と、塗膜除去後の破砕物を回収してポリプロピレン系樹脂ペレットを作製する工程と、前記ポリプロピレン系樹脂ペレットを用いてポリプロピレン系樹脂成形体を作製する工程とを含む再生ポリプロピレン系樹脂成形体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】本発明が解決しようとする課題はテレフタル酸ジメチルの製造において、エステル交換反応に用いるエネルギー負荷が小さく、かつ収率良くテレフタル酸ジメチルを製造する方法を提供することである。
【解決手段】上記課題は、アルキレンテレフタレート単位を有するポリエステルをアルキレングリコールによって解重合反応を行い、ビス(ω−ヒドロキシアルキル)テレフタレートを含む解重合液を得た後、該解重合反応液中に含まれるビス(ω−ヒドロキシアルキル)テレフタレートをメタノールとエステル交換反応させるに際し、解重合反応に用いたアルキレンテレフタレート単位を有するポリエステルに対して重量比で0.01重量%〜10重量%のカルシウムを含む触媒を用い、エステル交換反応の反応温度が35℃以上90℃以下であることを特徴とするテレフタル酸ジメチルの製造方法によって解決することができる。 (もっと読む)


【課題】複数種類のポリマーが含まれる混合物を加水分解して、所望の複数種類の分解物を分別して得ることができる多段階抽出方法の提供。
【解決手段】複数種類のポリマーが含まれる混合物を加水分解して複数種類の分解物を得る多段階抽出方法であって、前記混合物と水系溶媒とを接触させ、低温域で加熱処理および加圧処理して、前記複数種類のポリマーのうち、一部の種類のポリマーを加水分解する第一の分解処理を行い、得られた処理物から第一の加水分解物を抽出する第一の工程の後、前記処理物に含まれる別の種類のポリマーと水系溶媒とを接触させ、高温域で加熱処理および加圧処理して、該別の種類のポリマーを加水分解する第二の分解処理を行い、得られた処理物から第二の加水分解物を抽出する第二の工程を行うことを特徴とする多段階抽出方法。 (もっと読む)


【課題】優れた紫外線吸収特性を有し、100%リサイクルが可能なリサイクル用紫外線吸収性熱可塑性樹脂組成物及び成形品と、そのリサイクル方法を提供する。
【解決手段】スチレン系樹脂に、Ni、Mn、Mg及びCoよりなる群から選ばれる少なくとも1種の金属元素を含む異種金属含有酸化亜鉛微粒子とヒンダードアミン系光安定剤を配合してなる熱可塑性樹脂組成物よりなるリサイクル用紫外線吸収性熱可塑性樹脂組成物。スチレン系樹脂に、無機紫外線吸収剤であるCo含有酸化亜鉛微粒子等の異種金属含有酸化亜鉛微粒子を配合すると共に、ヒンダードアミン系光安定剤を配合することにより、異種金属含有酸化亜鉛微粒子により優れた紫外線吸収特性が付与されると共に、ヒンダードアミン系光安定剤により、リサイクル時のスチレン系樹脂の分解、劣化が防止され、良好なリサイクル性が付与される。 (もっと読む)


【課題】ポリウレタンフォームから再生ポリオールを製造し、再びポリウレタンフォームの製造に使用できるようにしてポリウレタンフォームのリサイクル性を向上させる。
【解決手段】ポリオール、ポリイソシアネート、発泡剤、アミン触媒、50℃〜250℃の温度でポリウレタンフォームの分解触媒として作用する遅延触媒を含むポリウレタン原料からリサイクル可能なポリウレタンフォームを製造する。また、リサイクル可能なポリウレタンフォームを、グリコール又はグリセリンの一方又は両方との存在下、100℃〜250℃の温度で加熱することにより再生ポリオールを製造し、ポリウレタンフォームの原料として再利用する。 (もっと読む)


【課題】精製工程が不要で製造工程簡略にでき、しかも再生ポリウレタンフォームの原料として使用可能な再生ポリオールの製造方法の提供を目的とする。
【解決手段】硬質又は軟質ポリウレタンフォームを、ポリウレタンフォームの分解触媒として50℃〜250℃の温度で作用するアミンの塩からなる遅延触媒と、グリコール又はグリセリンの一方又は両方との存在下、100℃〜250℃の温度で所定時間加熱してポリウレタンフォームを分解し、再生ポリウレタンフォームの原料として使用可能な再生ポリオールとする。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、酸化分解剤を含む生分解性樹脂成型体の分解を促進することにより、当該生分解性樹脂成型体の自然界での生分解速度を向上させる技術を提供することである。
【解決手段】酸化分解剤を含む生分解性樹脂成型体の廃棄処理時に、当該生分解性樹脂成型体と塩化物塩と共存させた状態にすることにより、当該生分解性樹脂成型体の分解速度が顕著に高めることができる。 (もっと読む)


【課題】反応温度が低くエネルギー効率性が高いだけでなく、反応速度の速さにも、分解反応物のリサイクル回収性にも優れた、加硫ゴムの分解回収方法を提供する。
【解決手段】本発明の加硫ゴムの分解回収方法は、反応開始剤として二価の鉄イオンを使用し、リノール酸などの脂質過酸化反応によって充填剤を含む加硫ゴムを分解し、分解されたゴム成分を有機溶媒に溶解し、アルカリを添加したアルコール中でゴム成分を再沈することにより脂質を除去し、ゴム分を回収する方法である。 (もっと読む)


【課題】生分解性樹脂を迅速に分解させることが可能となると共に、水分と接触したときの生分解性樹脂の分解が有効に抑制され、容器等の成形体の形態での使用が可能な生分解性樹脂組成物を提供する。
【解決手段】ポリ乳酸に、エステル分解促進剤としてポリエチレンオキサレートまたはポリグリコール酸と、メチルエステル基を有するエステル分解抑制剤とを含有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】工業的に有利にポリブチレンテレフタレートからテレフタル酸とテトラヒドロフランを得ることを可能とする新規ポリブチレンテレフタレート分解方法を提供する。
【解決手段】高温水を利用した環境調和型のポリブチレンテレフタレートの分解方法であって、該高温水を含む反応系内に、ポリブチレンテレフタレートの構成モノマーであるテレフタル酸を添加することによって、従来技術よりも、高効率で、テレフタル酸と、テトラヒドロフランに分解する環境調和型のポリブチレンテレフタレートの分解方法、及び得られたモノマーを原材料として用いて、ポリブチレンテレフタレート製品を再生産するポリブチレンテレフタレート製品のケミカルリサイクル方法。
【効果】ポリブチレンテレフタレートを、高温水のみで効率的にテレフタル酸とテトラヒドロフランへ分解することを可能とする環境調和型のリサイクル技術を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】ポリ乳酸またはポリ乳酸を含有する熱可塑性樹脂を熱分解させて発生するラクチドのラセミ化を抑制することにより、ラクチドの回収量を増大させる。
【解決手段】シリンダー1内に2本のスクリュが配備された二軸スクリュ押出機Eに、供給口2が設けられた上流側からダイ21が設けられた下流側へ向かって順次、可塑化ゾーン4、第1分解ゾーン6a、第1シール部5a、第1減圧ゾーン7a、第2シール部5b、第2分解ゾーン6b、第2減圧ゾーン7b、第3シール部5c、第3分解ゾーン6c、第3減圧ゾーン7cを配備する。第1減圧ゾーン7aの第1ベント口17a、第2減圧ゾーン7bの第2ベント口17bおよび第3減圧ゾーン7cの第3ベント口17cは配管8を介して冷却トラップ9に通じており、真空ポンプ13により減圧状態にできる。第1分解ゾーン6aの長さはスクリュの公称径の3倍以上10倍未満にする。 (もっと読む)


【課題】 少なくともポリスチレン系樹脂を含む混合廃プラスチックをプラスチック組成物毎に高い純度で分別可能な分別装置及び分別方法を提供する。
【解決手段】ポリスチレン系樹脂を溶解するスチレン溶解剤(30)を入れるための攪拌槽(10)と、この底部にあってスチレン溶解剤(30)の一部を落下させて取り出すための取出口(12)と、スチレン溶解剤(30)を加温するための加熱手段(26)と、攪拌槽(10)内にあってその深さ方向に沿って互いに離間して配置された水平面内で回転する少なくとも2つ以上の攪拌プロペラ(20)とを有する。この攪拌プロペラ(20)は、スチレン溶解剤(30)の深さ方向の対流を減じるようにして、液面と平行な対流を与える。また、制御手段(19、28)は、スチレン溶解剤(30)の粘度を上昇させないように加熱手段(26)の出力及び攪拌プロペラ(20)の回転を制御する。 (もっと読む)


【課題】 少なくともポリスチレン系樹脂を含む混合廃プラスチックをプラスチック組成物毎に高い純度で分別可能な分別装置及び分別方法を提供する。
【解決手段】ポリスチレン系樹脂を溶解するスチレン溶解剤(30)を入れるための攪拌槽(10)と、この底部にあってスチレン溶解剤(30)の一部を落下させて取り出すための取出口(12)と、スチレン溶解剤(30)を加温するための加熱手段(26)と、攪拌槽(10)内にあってその深さ方向に沿って互いに離間して配置された水平面内で回転する少なくとも2つ以上の攪拌プロペラ(20)とを有する。この攪拌プロペラ(20)は、スチレン溶解剤(30)の深さ方向の対流を減じるようにして、液面と平行な対流を与える。また、制御手段(19、28)は、スチレン溶解剤(30)の粘度を上昇させないように加熱手段(26)の出力及び攪拌プロペラ(20)の回転を制御する。 (もっと読む)


合わせガラスからリサイクルポリビニルブチラール(PVB)を得てこれを次に粉砕し、ポリビニルブチラール(PVB)を分離することをベースとするポリビニルブチラールのリサイクル方法。得られるシートを断片に切断し、次に汚れおよび異物を除去する表面洗浄プロセスを進める。この洗浄プロセスは、試薬を用いる化学処理による第1のポリビニルブチラール(PVB)精製段階;次の、試薬を用いる上記第1段階を補足する最終化学処理段階を包含し、精製処理がポリビニルブチラール(PVB)に対して固体状態で行われ、合わせガラスの製造に再度使用される準備ができている完全に精製されたポリビニルブチラールを得る。
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【課題】6,6’−(エチレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸成分を有する芳香族ポリエステル樹脂廃棄物から、6,6’−(エチレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸ジメチルおよび精製芳香族ジカルボン酸ジメチルを回収する方法を提供すること。
【解決手段】6,6’−(エチレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸成分100〜1モル%およびベンゼンジカルボン酸もしくはナフタレンジカルボン酸成分0〜99モル%と、アルキレングリコール成分とからなる芳香族ポリエステル樹脂の廃棄物から有価物を回収するに際し、下記(a)〜(d)の各工程を逐次的に通過させて、精製6,6’−(エチレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸ジメチルと精製芳香族ジカルボン酸ジメチルとを回収する。
(a)ポリエステル廃棄物を、アルキレングリコールを用いて解重合する工程
(b)得られた解重合物を、メタノールを用いて置換エステル反応する工程
(c)得られた混合物を結晶化処理し、結晶成分を分離する工程
(d)結晶成分を蒸留精製して、精製芳香族ジカルボン酸ジメチルと精製6,6’−(エチレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸ジメチルとを回収する工程 (もっと読む)


【課題】ポリ乳酸の品質低下を防止し、取扱い容易な触媒を使用するポリ乳酸を解重合し、品質の良好な乳酸メチルを製造する方法を提供することにある。
【解決手段】本発明の課題は、有機カルボン酸亜鉛及び/又は炭酸亜鉛からなる亜鉛化合物の触媒存在下、メタノールを用いて60〜100℃でポリ乳酸をアルコール分解するポリ乳酸の解重合方法により解決する事ができる。 (もっと読む)


【課題】低コストで収率よく得ることができる、スチレンに可溶なプラスチック用低収縮材とそれを用いたプラスチック成形品、およびプラスチック用低収縮材の製造方法、並びにプラスチックの回収・再利用方法を提供する。
【解決手段】スチレン−フマル酸共重合体のフマル酸構造部を脱炭酸させて得られる変性スチレン−フマル酸共重合体を含有することとする。 (もっと読む)


【課題】大量に生産される製造工場に於いて又施工時に生ずる端物更には住宅等のリホ−ムに伴い廃棄されるプラスチック壁紙は、基材である紙とプラスチックが完全に密着した状態であるため、リサイクル(資源再利用)が極めて困難であった。此等の困難を排除し、壁紙のリサイクルを可能とする分離処理方法を提供する。
【解決手段】繊維改質酵素或いは繊維素分解酵素等の名目で市販されている酵素を使用し、プラスチック壁紙の基材である紙の部分を分離分解し、プラスチックと分離することで、壁紙のリサイクルを可能とする。 (もっと読む)


【課題】金属等の種類に応じた溶剤を用いて、接着剤で接着された金属とゴムとの複合体を品質良く、金属とゴムとに分離して、特に金属の再生を可能とする金属とゴムとの分離方法を提供すること。
【解決手段】ステンレスとゴムとの複合体を剥離するのに適するようにメタクレンと蟻酸とを含めた溶剤2中に浸漬することにより、ステンレスとゴムとを剥離して両者を分離する。即ち、金属部分がステンレス材料で、ゴム部分が合成ゴムである塩化ゴム材料で構成され、両者を加硫接着剤で接着した複合体をステンレスと塩化ゴムに分離するが、このときの溶剤2は、メタクレンと蟻酸との重量配合比が、2:8から8:2との範囲内での好ましい5:5とし、溶剤2の温度を10℃以上38℃以下の範囲として、前記溶剤2中に前記複合体を浸漬する。 (もっと読む)


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