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Fターム[4H006AD12]の内容

Fターム[4H006AD12]に分類される特許

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【課題】水に溶解している物質を、晶析することができ、しかも、その際にスケーリングを起こさずに晶析する方法を提供する。
【解決手段】晶析対象となる物質及び水を含む水溶液を調製する水溶液調製工程と、上記物質を溶解せず、水と混和せず、かつ水と共沸可能な有機溶媒、及び、上記水溶液調製工程で得られた水溶液を混合する混合溶液調製工程と、上記混合溶液調製工程で得られた混合溶液から、水及び上記有機溶媒を共沸蒸留させて上記物質を晶析させる晶析工程とを含み、上記晶析工程では、晶析装置1における晶析槽2中に、少なくとも表面が親水性を有し、かつ、水に対して不溶性を有する粒子の存在下で、水及び上記有機溶媒を上記混合溶液から共沸蒸留させる。 (もっと読む)


【課題】PASの製造において、重合溶媒の抽出回収物を分離精製するに当たり、p−ジクロロベンゼンの蒸留分離を効率化する。
【解決手段】水(A)と、水と共沸混合物を形成し比重が1.0未満の疎水性有機溶媒(B)と、水と共沸混合物を形成し比重が1.0以上の疎水性有機溶媒(C)と、前記(A)(B)(C)の何れとも溶解性を示してかつ、(B)、(C)何れよりも沸点が5℃以上高い極性溶媒(D)の混合液を分離精製するに当たり、2段以上の理論段数を有する蒸留塔を用いて蒸留し、(A)(B)(C)の混合物を留出させ、冷却凝縮により、水相(a)と比重が1.0未満の油相(b)に分離し、油相(b)を間欠的に蒸留塔塔頂部へ戻して留出液組成を変化させ、比重が1.0以上の油相(c)を生成させて、比重差により油相(c)を回収して、油相(c)から効率的に(C)を蒸留分離する。 (もっと読む)


【課題】新規な成分濃縮プラントを提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明の成分濃縮プラントは、共沸混合物を形成しうる複数の成分からなる混合物を原料とし、前記原料のうち特定成分を濃縮する濃縮装置と、濃縮された前記特定成分を溶媒に選択的に移動させる相間物質移動装置と、溶媒に移動した前記特定成分を前記溶媒から分離する分離装置とを有する。ここで、原料がエチルアルコール−水の混合物であることが好ましい。また、濃縮装置が蒸留塔であることが好ましい。また、相間物質移動装置が抽出塔であることが好ましい。また、相間物質移動装置が吸収塔であることが好ましい。また、分離装置がフラッシュ蒸発缶であることが好ましい。 (もっと読む)


ジクロロヒドリン、水、ジクロロヒドリンのエステル、モノクロロヒドリン及び/若しくはこれらのエステル並びに多ヒドロキシル化脂肪族炭化水素化合物及び/若しくはこれらのエステルから選択された1種又はそれ以上の化合物並びに、任意的に、塩素化剤、触媒及び/又は触媒のエステルを含む1種又はそれ以上の物質を含む混合物からジクロロヒドリンを回収する方法及び装置を開示する。この混合物を蒸留又は分別して、この混合物からジクロロヒドリン(類)及び水を分離しながら、液体水相を蒸留塔にリサイクルする。利点には、所定の蒸留塔についてのジクロロヒドリンの一層効率的な回収、重質副生物の生成に至る条件を回避することによるより少ない廃物及び回収装置に於ける減少した資本投資が含まれる。 (もっと読む)


ポリヒドロキシ脂肪族炭化水素化合物および/またはそのエステルをクロロヒドリンおよび/またはそのエステルに転化する方法を開示する。この方法においては、ポリヒドロキシ脂肪族炭化水素化合物および/またはそのエステルおよび/またはモノクロロヒドリンおよび/またはそのエステルの1種以上を、少なくとも1種の塩素化剤および塩化水素処理条件下で最も低い沸点を有するクロロヒドリン生成物の沸点より低い沸点を有する少なくとも1種の不純物を含む少なくとも1種の塩素化剤供給原料流れと、所望により、水、1種以上の触媒および/または1種以上の重質副生成物の存在下に、反応容器の中で、塩化水素処理条件下で接触させる。液相反応混合物は塩化水素処理条件下で最も低い沸点を有するクロロヒドリン生成物の沸点より低くかつ前記少なくとも1種の不純物の沸点より高い温度に維持され、そして前記少なくとも1種の不純物を含む蒸気相ガス抜き流れが液相反応混合物から除去される。開示した方法を行なうのに適した装置は図1に示される。その方法および装置は転化率を改善しおよび/またはより少ない運転経費での塩素化剤の回収を提供する。 (もっと読む)


ジクロロヒドリンと、ジクロロヒドリンのエステル、モノクロロヒドリンおよび/またはそのエステルならびにポリヒドロキシ脂肪族炭化水素化合物および/またはそのエステルから選択される1種以上の化合物と、所望により水、塩素化剤、触媒および/または触媒のエステルを含む1種以上の物質とを含む混合物からジクロロヒドリンを回収する方法および装置を開示する。該混合物は、1工程で該混合物からジクロロヒドリンを含む低沸点留分を分離するために該混合物を蒸留または分留する間にジクロロヒドリンを回収するためにストリッピングされる。利点としては、所与の蒸留塔についてのジクロロヒドリンのより効率的な回収、重質副生成物の形成を助長する条件の回避による廃物の減少、および回収装置における低下された資本投資の低減が挙げられる。 (もっと読む)


【課題】アクリロニトリル製造時の副生成物として得られた粗製アセトニトリ
ルから、HPLCグレードのアセトニトリルを生成すること。
【解決手段】還流条件下での複数の蒸留工程に続いて、酸性イオン交換樹脂に
よる処理を行い、アセトニトリルから実質的に全ての不純物を除くことを包含す
る、HPLCグレードのアセトニトリル(UVカットオフ<190)を生成するプロセスが提供される。蒸留回収/イオン交換樹脂処理プロセスによるアセトニトリルの精製が提供される。 (もっと読む)


【課題】既知の工程を最適化し、そして単純化することにより、フタル酸塩非含有シクロヘキサンポリカルボン酸エステル可塑剤を調製する方法を改良すること。
【解決手段】効果的に反応時間を短くする利点を有する、特にフタル酸塩非含有シクロヘキサンポリカルボン酸エステルを含む一種の可塑剤を調製するための方法であって、反応器中に同時に一緒に添加されたシクロヘキサンポリカルボン酸又はその誘導体、モノ−アルコール並びにスズ及びチタニウムの金属触媒又は無機酸を、200〜250℃の高温で一段階のエステル化にかけることを含む方法、及びシクロヘキサンポリカルボン酸エステルの反応混合物は、フタル酸を含まず生物及び環境に対して危険を有さない可塑剤として適切に用いられる方法により得られる。 (もっと読む)


a)気相と接触する、水を含有する液体反応媒体中で、グリセロールが0.2絶対バールより大きい気相での塩化水素の分圧下に塩化水素と反応させられ、b)工程a)からの液体反応媒体の少なくとも一部および場合により気相の一部が少なくとも1つの分離操作にかけられ、かつ、前記分離操作の前に、工程a)からの液体反応媒体の前記一部分および気相の部分が、bi)分離操作の全圧での2成分共沸塩化水素/水組成物中の塩化水素と水との重量比以下の比を達成するために液体反応媒体の前記一部分中の塩化水素と水との重量比を低下させるための少なくとも1つの処理、および/またはbii)分離操作の全圧での3成分系の水/ジクロロプロパノール/塩化水素共沸混合物中の水とジクロロプロパノールとの重量比以下の比を達成するために液体反応媒体の前記一部分中の水とジクロロプロパノールとの重量比を低下させるための少なくとも1つの処理にかけられるジクロロプロパノールの製造方法。 (もっと読む)


【課題】商業的に入手可能な出発物質を基礎として、従来の技術方法に比べ、より高い収率を供し、一層経済的であるフルオロメチル2,2,2−トリフルオロ−1−(トリフルオロメチル)エチルエーテルの調製方法の提供。
【解決手段】1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロパノールとホルムアルデヒド及びフッ化水素とのA)蒸留条件下又はB)選択的にセボフルランを抽出できる溶媒の存在に於いて又は2次的な添加により反応させることで、フルオロメチル2,2,2−トリフルオロ−1−(トリフルオロメチル)エチルエーテル(セボフルラン)を調製する為の改良した工程である。 (もっと読む)


本発明は、メタクリル酸アルキルエステルの製造方法であって、工程として、前述の方法に従ってアセトンシアンヒドリンを調製する工程;該アセトンシアンヒドリンを無機酸と接触させて、メタクリルアミドを得る工程;該メタクリルアミドをアルコールと無機酸の存在下で反応器内で接触させて、メタクリル酸アルキルエステルを得る工程;該反応器からのメタクリル酸アルキルエステルの少なくとも一部を排出蒸気流として蒸留塔中に連続的に排出し、前記排出を、水蒸気を含む排出物流を反応器中に供給することによって行う工程を含む製造方法、メタクリル酸アルキルエステルを製造する装置、少なくとも部分的にメタクリル酸アルキルエステルを基礎とするポリマーの製造方法、本発明による方法により得られたメタクリル酸アルキルエステルを、化学製品において用いる使用並びに本発明による方法により得られたメタクリル酸アルキルエステルを基礎とする化学製品に関する。 (もっと読む)


ジエチレングリコール(DEG)とアンモニアとの反応により得られた、モルホリン(MO)、モノアミノジグリコール(ADG)、アンモニア及び水を含有する混合物を、連続的に蒸留により分離するための方法において、第一の蒸留塔K10において、アンモニアを塔頂を介して分離し、K10の塔底搬出物を第二の蒸留塔K20に供給し、K20において、水及び有機生成物を、塔頂を介して45〜198℃の範囲内の塔頂温度で、0.1〜15バールの範囲内の圧力で分離し、K20の塔底搬出物を第三の蒸留塔K30に供給し、その際、塔K30が隔壁塔(TK)であり、該隔壁塔(TK)は、塔の長さ方向に、上方の共通の塔領域(1)、下方の共通の塔領域(6)、濃縮部(2)とストリッピング部(4)とを有する供給部(2、4)、並びに濃縮部(3)とストリッピング部(5)とを有する排出部(3、5)の形成下に隔壁(T)を有し、その際、K20の塔底搬出物の供給を、供給部(2、4)の理論分離段数に対して供給部(2、4)の上側又は中央三分の一で行い、ADG及び190℃を上回る(1.013バール)沸点を有する有機生成物の排出を塔底を介して行い、128℃以下(1.013バール)の沸点を有する有機生成物の排出を塔頂を介して行い、かつMOの排出を、排出部(3、5)(側方抜出部)の理論分離段数に対して、排出部(3、5)の中央又は下側三分の一から行うことを特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】トランス−2,2−ジメチル−3−ホルミルシクロプロパンカルボン酸エステルの工業的に有利な製造方法を提供すること。
【解決手段】2,2−ジメチル−3−(アシルオキシメチル)シクロプロパンカルボン酸エステルのトランス体またはトランス体とシス体の混合物を、アルカリ金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩およびアルカリ金属アルコラートからなる群から選ばれる少なくとも一種のアルカリ金属化合物と反応させ、得られる反応混合物を酸化反応に付し、次いで、得られる反応混合物をアルカリ金属亜硫酸水素塩の水溶液で処理し、得られる水層を酸、塩基または水溶性アルデヒドで処理することによるトランス−2,2−ジメチル−3−ホルミルシクロプロパンカルボン酸エステルの製造方法。 (もっと読む)


本開示は、フッ化水素とフルオロオレフィンとを含む混合物からフルオロオレフィンを分離する方法であって、エントレーナーを用いる場合と用いない場合との両方の共沸蒸留を含む方法に関する。詳しくは、HFC−1225ye、HFC−1234ze、HFC−1234yfまたはHFC−1243zfのいずれかをHFから分離する方法が開示されている。
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【課題】新規な、アクリル酸の調製方法、アクリル酸の重合によるポリマー、好ましくは水吸収性ポリマーの調製方法、このプロセスによって得られる水吸収性ポリマー、少なくとも部分的に中和されたアクリル酸25重量%をベースとする水吸収性ポリマー、コンポジット、コンポジットの調製方法、このプロセス(水吸収性ポリマー構造の製造のためのアクリル酸の使用)によって得られるコンポジット、アクリル酸の調製用の装置、アクリル酸の調製方法、及びこのプロセスによって得られるアクリル酸の提供。
【解決手段】少なくとも次の工程を有してなるアクリル酸の調製方法:グリセリンを脱水反応してアクロレイン含有脱水反応生成物を得るステップと、上記脱水反応生成物を気相酸化してアクリル酸含有モノマーガスを得るステップと、上記モノマーガスをクエンチ剤と接触させてアクリル酸含有クエンチ相を得るステップと、上記クエンチ相を精製し、アクリル酸含有モノマー相を得るステップ。 (もっと読む)


CFCF=CHおよびCFCH=CHFの製造方法が開示される。本方法は、CFCHFCHFを脱フッ化水素触媒の存在下に脱フッ化水素してCFCF=CHおよびCFCH=CHFを含む製品混合物を生み出す工程と、前記CFCF=CHおよびCFCH=CHFを生成混合物から回収する工程とを含む。本発明はまた、(a)CFCH=CHFのZ−異性体および(b)HFを含む組成物であって、HFがZ−CFCH=CHFと共沸組合せを形成するのに有効な量で存在する組成物を提供する。 (もっと読む)


【課題】より安全性が高く、高極性反応原料等にも適用できるイミン化合物及びエナミン化合物の製造方法を提供する。
【解決手段】テトラヒドロピラン溶媒中、カルボニル化合物と1級アミン化合物とを反応させるイミン化合物の製造方法及びカルボニル化合物と2級アミン化合物とを反応させるエナミン化合物の製造方法。毒性が低いテトラヒドロピランを反応溶媒として使用することにより、より安全性の高いイミン化合物及びエナミン化合物の製造が可能となり、高極性反応原料に対しても広く適用できる。 (もっと読む)


【課題】無触媒条件下、カルボン酸無水物とヘテロ水素化物からN−アシル化合物を短時間、連続的に高収率・高選択率で合成する方法及びその反応組成物を提供する。
【解決手段】発熱反応の場合、常温流体、吸熱反応の場合、温度100〜400℃、圧力0.1〜40MPaの亜臨界流体、超臨界流体を反応溶媒として使用し、無触媒条件で、発熱反応の場合、流通式常温高圧反応装置、吸熱反応の場合、流通式高温高圧装置に、基質及び反応溶媒を導入し、温度、カルボン酸無水物量の諸条件を変化させることにより、カルボン酸無水物及びヘテロ水素化物からN−アシル化合物を高収率、高選択率、高速・連続的に合成するN−アシル化合物の製造方法、その反応組成物、及びその装置。
【効果】生体適合性を有するN−アシル化合物組成物を、一段階かつ短時間で、連続的に製造することができる。 (もっと読む)


【課題】無触媒条件下、カルボン酸無水物とポリヘテロ水素化物からポリアシル化合物を短時間、連続的に高収率・高選択率で合成する方法及びその反応組成物を提供する。
【解決手段】発熱反応の場合、常温流体、吸熱反応の場合、温度100〜400℃、圧力0.1〜40MPaの亜臨界流体、超臨界流体を反応溶媒として使用し、無触媒条件で、発熱反応の場合、流通式常温高圧反応装置、吸熱反応の場合、流通式高温高圧装置に、基質及び反応溶媒を導入し、温度、カルボン酸無水物量の諸条件を変化させることにより、カルボン酸無水物及びヘテロ水素化物からN−アシル化後、O−アシル化し、選択的に逐次ポリアシル化合物を高収率、高選択率、高速・連続的に合成するポリアシル化合物の製造方法、その反応組成物、及びその装置。 (もっと読む)


【課題】高沸点化合物含有量の少ないジクロロプロパノールを得る。
【解決手段】本質的にジクロロプロパノール、塩素化水素及び水からなる、擬似共沸組成物を用いる。 (もっと読む)


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