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Fターム[4J128AC05]の内容

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少なくとも一つのジオールのエステルタイプの電子供与体化合物(a)、及び、少なくとも一つのジエーテルタイプの電子供与体化合物(b)が含まれ、特に、(a)の(b)に対するモル比が0.55〜50の範囲内である、オレフィン重合のための触媒組成物を開示する。また、特に、低灰分含有量のポリプロピレンの製造に用いることができる触媒を用いた、触媒組成物の製造方法、触媒組成物を含む触媒、及び、オレフィン重合の方法も開示する。 (もっと読む)


オレフィン重合のための触媒組成物は、以下の組成の反応生成物を含み((1)球状の担体、(2)チタン化合物、及び、任意で、(3)電子供与体)、上記の球状の担体は、少なくとも以下の組成物の反応生成物を含む((a)MgX2−nの一般化学式で表されるハロゲン化マグネシウム(Xは独立してCl又はBr、Rは独立してC−C14アルキル基、C−C14アリル基、C−C14アルコキシ基、又は、C−C14アリルオキシ基、且つ、nは0又は1である)、(b)アルコール化合物、及び、(c)以下の一般化学式(I)で表されるエポキシ化合物(R及びRは独立して水素、C−C直鎖アルキル基若しくは分枝鎖アルキル基、又は、C−C直鎖ハロアルキル基若しくは分枝鎖ハロアルキル基である))。本発明に係る触媒は、オレフィン重合(特に、プロピレンの重合)に用いられ、以下の望まれる効果のうち少なくとも一つが達成される(触媒の高い重合活性、触媒の高い立体特異性、触媒の良好な水素反応性、高いメルト・インデックスを有する重合体の立体規則性、及び、ポリマーファインの低含有量)。
【化1】

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球状のマグネシウム化合物は、少なくとも以下の組成物の反応生成物を含む:(a)MgX2−nの一般化学式で表されるハロゲン化マグネシウム(Xは独立してCl又はBr、Rは独立してC−C14アルキル基、C−C14アリル基、C−C14アルコキシ基、又は、C−C14アリルオキシ基、且つ、nは0又は1である)、(b)アルコール化合物、及び、(c)以下の一般化学式(I)で表されるエポキシ化合物(R及びRは独立して水素、C−C直鎖アルキル基若しくは分枝鎖アルキル基、又は、C−C直鎖ハロアルキル基若しくは分枝鎖ハロアルキル基である)。このマグネシウム化合物は、特徴的なDSC曲線及びX線回析像を有しており、オレフィン重合触媒のための担体として用いられ得る。
【化1】

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【課題】製造工程におけるNOxガスによる影響を抑制し、充分に安定化されたポリオレフィン繊維を提供することができるポリオレフィンパウダーおよびそれを用いたポリオレフィン繊維を提供する。
【解決手段】オレフィンモノマーを重合することにより得られるポリオレフィン樹脂組成物からなるポリオレフィンパウダーであって、
オレフィンモノマー100質量部に対して、
下記一般式(1)、


(式中、R及びRは、各々独立して、水素原子、水素原子等を表し、Rは分岐を有してもよい炭素原子数1〜30のアルキル基等を表す。)で表されるフェノール系酸化防止剤を有機アルミニウム化合物でマスキング処理したもの0.001〜0.5質量部、および、リン系酸化防止剤0.001〜0.5質量部を、オレフィンモノマーの重合前又は重合中に触媒系又は重合系に添加してなることを特徴とするポリオレフィンパウダーである。 (もっと読む)


【課題】立体規則性や触媒活性或いは重合体粒子性状などの触媒性能の全てにおいて充分な性能を示す触媒及びその触媒を用いるα−オレフィン重合体の製造方法の提供。
【解決手段】下記の成分(A1)〜(A4)を接触してなることを特徴とするα−オレフィン重合用固体触媒成分(A)。成分(A1):チタン、マグネシウム及びハロゲンを必須成分として含有する固体成分、成分(A2):下記一般式で表されるアルケニル基を有するケイ素化合物、成分(A3):有機ケイ素化合物、成分(A4):有機アルミニウム化合物


(式中、0≦m≦5、3≦n≦7である。) (もっと読む)


【課題】溶融時の成形性が高く、成形して得られるフィルムのフィッシュアイが少ない、エチレン−α−オレフィン共重合体を与える、予備重合触媒成分、および該予備重合触媒を用いるオレフィン重合体の製造方法を提供する。
【解決手段】固体触媒成分の存在下、オレフィンを予備重合して得られるエチレン−α−オレフィン共重合用予備重合触媒成分であって、前記オレフィンを予備重合して得られる予備重合体が、以下の(a)〜(d)の要件を全て満たすエチレン−α−オレフィン共重合用予備重合触媒成分。
(a)極限粘度が1dl/g以上5dl/g以下
(b)炭素原子1000個当りの短鎖分岐(SCB)の値が、5以上30以下
(c)Mw/Mnが7以上15以下
(d)Mz/Mwが5以上15以下 (もっと読む)


【課題】添加剤の流動性の悪さや沈殿の問題を回避し、添加剤の経時における濃度の不均一化が小さく、品質が一定した安定化されたオレフィン重合体の製造方法を提供する。
【解決手段】オレフィンモノマーの重合時に添加剤および助触媒成分をオレフィンモノマーに供給する、安定化されたオレフィン重合体の製造方法において、
スラリー状の添加剤を、ポンプ輸送して助触媒成分と配管内で混合した後にオレフィンモノマーの重合槽に移送する工程を含むことを特徴とする安定化されたオレフィン重合体の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】重合時に、有機アルミニウム化合物によりマスキングされたフェノール系酸化防止剤を供給してオレフィンモノマーを重合するにあたり、オレフィン重合体に含まれる有機アルミニウムでマスキングされたフェノール系酸化防止剤を工業的に簡便かつ効果的にフェノール体に再生することを可能とし、安定化されたオレフィン重合体を製造する方法を提供する。
【解決手段】重合時に、有機アルミニウム化合物によりマスキングされたフェノール系酸化防止剤を供給してオレフィンモノマーを重合するオレフィン重合体の製造方法において、得られたオレフィン重合体を押出機で溶融混練する際に、スチーム、又は水分を含んだ窒素ガスを押出機内に圧入することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、特に射出成型および押出し成型分野において、成型加工時に変色がし難く、なおかつ熱安定性に優れたポリエチレン樹脂組成物を提供することである。
【解決手段】下記の要件を満たすことを特徴とする、ポリエチレン樹脂組成物。
(A)MFRが1.0以上50以下である。
(B)密度が940kg/m以上967kg/m以下である。
(C)Mw/Mnが5.0以上7.0以下である。
(D)ポリエチレン樹脂組成物のチタン含有量が1.0重量ppm以上6.0重量ppm以下である。
(E)ポリエチレン樹脂組成物の塩素含有量が5.0重量ppm以上25.0重量ppm以下である。
(F)末端ビニル含有量が0.02個/1000C以上0.15個/1000C以下である。 (もっと読む)


分枝ポリエチレンを形成するために、エチレンと一連のα−オレフィン類とを共重合させる重合方法では、一連のα−オレフィン類が、エチレンオリゴマー化触媒によりインサイチュで生成されるが、この方法は、オリゴマー化触媒が約0.30〜約0.55のSchulz−Flory定数を有する場合に改善される。このことにより、高分子量のα−オレフィン類は殆ど製造されず、ポリオレフィン生成物から未重合α−オレフィン類を容易に除去することが可能になる。 (もっと読む)


【課題】結晶化速度が速いため高速成形が可能で、十分な剛性を保持しながら薄肉化できる高い剛性を持ち、なおかつ耐衝撃性に優れたポリエチレン樹脂組成物を提供する。
【解決手段】下記の要件を満ポリエチレン樹脂組成物:(a)JIS K7210のMFRが100〜350g/10分の範囲にあるエチレン単独重合体からなる低分子量成分(A)の割合が60〜40wt%と、エチレンと炭素数が3〜20のα−オレフィンとの共重合体からなる高分子量成分(B)の割合が40〜60wt%を含み;(b)MFRが0.1〜2.0g/10分;(c)密度が955〜970kg/m;(d)IR法により測定した末端ビニル量が1000炭素原子あたり0.2個以下;(e)樹脂中のチタン残渣量が0.5ppm以上1.5ppm以下;及び(f)融点(Tm)より11℃低い温度での結晶化開始時間が1.5分以下。 (もっと読む)


(a)実質的に+4の酸化状態であるTi原子、Mg、Cl、及び場合によってはOR基、並びに内部ドナーを含み、RはC〜C20炭化水素基であり、OR/Tiのモル比は0.35以下であり、内部ドナー/Tiの比は1より低い固体触媒成分、(b)アルミニウムアルキル化合物、及び(c)特定の式のアルコキシベンゼンから選択される化合物を含む触媒系の存在下で行う、35より低いF/E比を有することを特徴とする狭いMWDを有するエチレンポリマーの製造方法。 (もっと読む)


【課題】分子量分布の狹いオレフィンホモポリマー又はインターポリマーの重合方法の提供。
【解決手段】比較的狹い分子量分布を有する重合生成物を生成する特定の化合物の存在下において、少なくとも1種のオレフィンを、チーグラー・ナッタ型触媒と接触させることによって、分子量分布の狹いポリオレフィンを製造する。 (もっと読む)


固体チタン触媒および2個の外部電子供与体を含有する、オレフィンを重合するための触媒系、およびそれを使用する方法を開示する。アミノシランおよびアルキルシランを外部電子供与体として使用することにより、高水素反応、高アイソタクティシティ、および高活性を提供する。 (もっと読む)


以下の製造工程、(a)式 Mg(OR)(OR) の化合物であるマグネシウムアルコラートを四塩化チタンと反応させること、ここでR とR は同じものであるかまたは異なっていて、これらはそれぞれ1〜10個の炭素原子を有するアルキル基であり、この反応は50〜100℃の温度において炭化水素中で行われる、(b)(a)において得られた反応混合物を110℃〜200℃の温度において3〜25時間の範囲の時間にわたって熱処理に供すること、(c)(b)において得られた固体を炭化水素を用いて単離させ、そして洗浄すること、を含む方法による生成物を含む固体触媒成分であって、このとき前記固体触媒成分は2.5よりも大きなCl/Tiモル比を有する。 (もっと読む)


【課題】剛性と耐衝撃性のバランスがよく、かつ、高い伸びを有するプロピレン系重合体組成物を提供する。
【解決手段】以下の成分(A)及び(B)を含有し、極限粘度(135℃、テトラリン)が1.5〜10dL/gである常温パラキシレン可溶性プロピレン系重合体を、前記成分(A)及び(B)の合計量に対し0.1〜4重量%含有することを特徴とするプロピレン系重合体組成物。
(A)結晶性プロピレン系重合体50〜95重量%と、エチレンと、1種類以上の炭素数3〜20のα−オレフィンからなるエチレン/α−オレフィン共重合体ゴム5〜50重量%と、からなるプロピレン系重合体:70〜98重量%
(B)極限粘度(135℃、テトラリン)が1.5〜10dL/gである常温パラキシレン可溶性プロピレン系重合体(B−1)を5〜90重量%含有する低立体規則性プロピレン系重合体:2〜30重量% (もっと読む)


1−ブテンホモポリマー又は1−ブテン/αオレフィンコポリマーの製造法であって、ここで、α−オレフィンは、エチレン、プロピレン又は式CH=CHZ(式中、ZはC−C20アルキル基である)から選択され、前記製造法は、重合条件下触媒系の共存下で、1−ブテン又は1ブテン及び1種以上のαオレフィンを接触させることを含み、前記触媒系は、(a)MgClに担持されたTi化合物及び内部供与体化合物を含む固体触媒成分;(b)アルキルアルミニウム助触媒;及び(c)外部供与体として、式(I)の化合物:


(式中、R、R、R、R及びRは、水素原子又はC−C20炭化水素基、又は2個のR、R、R及びRが結合して、C−C20飽和若しくは不飽和環を形成できる)を含む、前記1−ブテンホモポリマー又は1−ブテン/αオレフィンコポリマーの製造法。
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式(I)で表わされるハロゲン化マグネシウムの付加物を開示する。
MgX・mROH・nE・pHO (I)
(ただし、Xは、塩素、臭素、炭素数が1〜12のアルコキシ、炭素数が3〜10のシクロアルコキシ、または、炭素数が6〜10のアリールオキシであるが、少なくとも1つのXは塩素または臭素であって、Rは、炭素数が1〜12のアルキル、炭素数が3〜10のシクロアルキル、または、炭素数が6〜10のアリールであって、Eは式(II)で表わされるo−アルコキシ安息香酸エステル化合物であり、
【化1】


ただし、R基およびR基は互いに独立して、炭素数が1〜12の直鎖状または分岐鎖状アルキル基、炭素数が3〜10のシクロアルキル基、炭素数が6〜10のアリール基、炭素数が7〜10のアルカリル基、または、炭素数が7〜10のアラルキル基であって、R基およびR基はR基と同一または異なり、mは1.0〜5.0の範囲にあって、nは0.001〜0.5の範囲にあって、pは0〜0.8の範囲にある。)
(1)上記ハロゲン化マグネシウムの付加物と、(2)チタン化合物と、任意に(3)電子供与体化合物との反応生成物を含有する、オレフィン重合において有用な触媒成分も開示する。
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【課題】分子量が10,000以下の末端にビニル基を有する直鎖状のα−オレフィン(オリゴマー)又は分子量が10,000を超えるポリオレフィンを効率的かつ安価に製造することが出来る触媒を提供すること。
【解決手段】(a)粘土、粘土鉱物又はイオン交換性層状化合物、(b)アミン化合物、そのブレンステッド酸付加体又は四級アンモニウム塩および(c)有機シラン化合物を接触させて得られるビニル化合物重合用助触媒成分と(d)周期律表第4〜6族の遷移金属錯体又は周期律表第8〜10族の遷移金属錯体を含有するビニル化合物重合用触媒である。 (もっと読む)


(a)15〜80μmの範囲の平均粒径を有していて、ハロゲン化マグネシウム;少なくともTi−ハロゲン結合を有するチタン化合物;および、一方がコハク酸エステルから選択されて、供与体の総量を基準として50〜90モル%の量にて存在し、他方が1,3−ジエーテルから選択される、少なくとも2種の電子供与体化合物;を含む固体触媒成分、(b)アルキルアルミニウム、および(c)必要に応じて外部の電子供与体化合物、を含む触媒システムの存在下で行われ、(i)触媒成分(a)、(b)、および必要に応じて(c)を接触させる工程;(ii)固体触媒成分(a)の1グラム当たり約0.1gから最大で約1000gまでのポリマー量が形成されるまで予備重合させる工程;(iii)プロピレンを重合させて、少なくとも85重量%が25℃にてキシレンに不溶であるプロピレン(コ)ポリマーを得る工程;および(iv)気相で行われる後続の工程において、エチレンとα−オレフィンCH=CHR(式中、Rは1〜10個の炭素原子を有する炭化水素基である)との混合物を重合させて、該エチレンコポリマーを得る工程;を含む、プロピレンポリマー組成物の製造方法。 (もっと読む)


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