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Fターム[4K001AA39]の内容

金属の製造又は精製 (22,607) | 目的金属 (6,463) | 希土類 (155)

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【課題】高価な薬剤や溶媒等を使用することなく、効率的にかつ高い回収率で希土類元素を回収することができる希土類元素の回収方法を提供する。
【解決手段】希土類元素を含有する水溶液に硫酸イオン以外の水溶性塩類を共存させ、次いで、アルカリ金属硫酸塩を添加して希土類元素の硫酸複塩沈殿を生成させる。水溶性塩類は、水和して上記希土類元素を含有する水溶液中の自由水を低減させることが可能な塩類であり、塩化物、過塩素酸塩、塩素酸塩、臭素酸塩、臭化物、過ヨウ素酸塩、ヨウ素酸塩、ヨウ化物、硝酸塩から選択される1種以上で、2価の陽イオンを有する塩類で、塩化ニッケルであることが好ましく、その陰イオン濃度として4〜10mol/lで共存させる。アルカリ金属硫酸塩は、硫酸ナトリウムであることが好ましく、添加することにより水溶液中の硫酸イオン濃度を50g/l以上とする。 (もっと読む)


【課題】廃棄されたリチウムイオン二次電池の正極などに用いられているリチウム含有金属酸化物より、効率よくリチウムが回収できるようにする。
【解決手段】第1工程S101で、遷移金属の酸化物とリチウムとが化合しているリチウム含有金属酸化物を、希硫酸および希硝酸より選択した酸水溶液に混合して選択的にリチウムが浸出した混合液を作製する。次に、第2工程S102で、上述した混合液を濾過して濾液を得る。次いで、第3工程S103で、濾液のpHを4.5以上に調整して調整濾液を作製する。次に、第4工程S104で、キレート吸着樹脂を用いて調整濾液より遷移金属を除去して除去濾液を作製する。次に第5工程S105で、除去濾液に炭酸イオンを供給して除去濾液より炭酸リチウムを沈殿させて回収する。 (もっと読む)


【課題】目的物質(例えば希土類元素等)を含む製品(例えば希土類磁石等)等から当該目的物質を低エネルギー及び低コストで分離・回収する方法及び当該方法を実施するための分離・回収システムを提供する。
【解決手段】少なくとも一種の目的物質と、他種物質とを含有する固体状物RMから、目的物質を固体状で分離・回収する方法であって、減圧加熱炉2を用いて、減圧雰囲気下で固体状物の一の面から、加熱手段22を用い加熱し、固体状物中の目的物質を選択的に蒸発させる減圧加熱工程と、減圧加熱工程により蒸発した目的物質を、捕集板23により固体状で捕集する捕集工程とを含み、減圧加熱工程において、固体状物の加熱面の温度が、目的物質の蒸気圧が他種物質の蒸気圧よりも高くなる温度であって、目的物質は蒸発するが、他種物質は実質的に蒸発しない温度になるように加熱する。捕集物は、ハロゲン化処理部3、脱ハロゲン化処理部6を経て、回収される。 (もっと読む)


【課題】目的物質(例えば希土類元素等)を含む製品(例えば希土類磁石等)等から当該目的物質を低エネルギー及び低コストで分離・回収する方法及び当該方法を実施するための分離・回収システムを提供する。
【解決手段】少なくとも一種の目的物質と、他種物質とを含有する固体状物RMから、目的物質を分離し、回収する方法であって、低酸素雰囲気下で固体状物を当該固体状物の一の面側から、加熱手段22を用いて加熱して固液共存物とする加熱工程と、加熱工程後に固液共存物が固化してなる固化物の一の面側に析出した目的物質を回収する回収工程とを含む。析出した酸化物を物をハロゲン化処理部3にてハロゲン化し、さらに脱ハロゲン化処理部6にて脱ハロゲン化処理し、回収される。加熱工程においては、固体状物RMから蒸発した前記目的物質を、捕集板23を用いて固体状で捕集する捕集工程を有する。 (もっと読む)


【課題】溶液中で紅藻を培養することにより、溶液に含まれる金属(金属イオン)を高効率で回収または除去する方法、および、脂質または色素を生産する方法を提供する。
【解決手段】シアニディウム目の紅藻をその細胞濃度を106〜1010個/mlの範囲内で調整した溶液中で培養し、溶液に含まれる金属イオンを紅藻に吸収させて回収することを特徴とする金属の回収方法である。この場合、紅藻を溶液中で培養する際に、Cl濃度の5mM未満への調整および/または酢酸の添加を行った溶液を用いるのが好ましい。また、溶液に含まれる金属イオンの一部または全部を、溶液に固体として含まれる金属から溶出した金属イオンとすることができ、すなわち、バイオリーチングにより溶液に固体として含まれる金属を溶出させて金属イオンとし、さらに溶出した金属イオンを回収することができる。 (もっと読む)


【課題】磁石は、構成元素およびその組成により特性が大きく異なるが、従来の磁石のリサイクル方法では組成による選別が行われていなかった。そのため、回収された磁石には種々の組成の、特性の異なった磁石が混在しており、個々の元素の酸化物のような粗原料まで精製してから新たな再生磁石を製造する必要があった。
【解決手段】磁石を搭載した使用済み製品について、搭載されている磁石がネオジム磁石か否かを選別し、更にネオジム磁石中のDy組成によりネオジム磁石を選別、回収することにより、品質が良好で安定した磁石のリサイクル原料を効率よく製造する方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】汎用性のある試薬を用いてSc3+とSc3+以外の金属イオンとを含む水溶液からSc3+を分離する技術を提供する。
【解決手段】Sc3+とSc3+以外の金属イオンとを含む水溶液からSc3+を分離するための方法は、Sc3+とSc3+以外の金属イオンとを含む水溶液に、有機溶媒と、Sc3+を有機溶媒中で錯形成させるための第1のキレート剤とを加える工程と、水溶液と有機溶媒とを混合して混合液を形成させ、Sc3+と第1のキレート剤とを錯形成させる工程と、混合液を有機相と水相とに相分離する工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】分離対象物から分離回収した希土類磁石の純度を向上させることができる希土類磁石の分離回収方法、希土類磁石の製造方法、及び回転電機の製造方法を得る。
【解決手段】回転子鉄心2と回転子鉄心2に接着剤4を介して固定された永久磁石(希土類磁石)3とを含む回転子(分離対象物)1から希土類磁石3を分離回収する希土類磁石の分離回収方法では、まず、水素分圧が1Pa以下の真空又は非酸化性ガス中で回転子1を昇温させる(昇温工程)。この後、水素分圧が1Pa以上で15Pa以下の真空又は非酸化性ガス中で、900℃以上で1000℃以下の温度に回転子1の温度を維持する(所定温度域工程)。この後、水素分圧が1Pa以下の真空又は非酸化性ガス中で回転子1を降温させる(降温工程)。 (もっと読む)


【課題】原料溶液中から不純物を除去する工程を設け、溶液組成に対するロバスト性の高いレアメタルの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】レアメタルの製造方法において、第1残渣液を回収する工程(S11〜S14)と、ReO4-を抽出する工程(S15,S16)と、第1溶離液に逆抽出する工程(S17)と、電解して陰電極にReを採取する工程(S18,S19)と、第2残渣液を回収する工程(S20)と、水素イオン指数をpH3以上pH5未満に調整する工程(S21,S22)と、希土類金属イオン(RE3+)を抽出する工程(S23,S24)と、第2溶離液に逆抽出する工程(S25)と、(COOH)2を添加してRE2(C24)3を沈殿させる工程(S26)と、希土類金属酸化物(RE23)に転換させる工程(S27,S28)と、溶融塩電解して陰電極に希土類金属(RE)を採取する工程(S29,S30)と、を経る。 (もっと読む)


【課題】家電製品、特に小型家電製品から効率的にプリント配線板などの実装基板を回収し、レアメタル等の有価金属を回収する方法を提供する。
【解決手段】本発明の有価金属回収方法は、家電製品に衝撃を加えて破砕する破砕工程と、破砕した家電製品を篩にかけて分別する篩工程と、篩上の破砕した家電製品を磁力で磁着物と非磁着物とに選別する磁力選別工程と、前記非磁着物を渦電流選別し、金属物と非金属物とに選別する渦電流選別工程と、前記金属物と前記非金属物とをそれぞれ色彩選別し、実装基板を選別する色彩選別工程と、色彩選別工程で選別した実装基板を実装部品と基板とに分離選別し、実装部品から有価金属を回収する有価金属回収工程と、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】強酸や強アルカリでの処理などの、複雑な処理を必要とせずに、温和な条件で、簡易な処理により、レアアースを含む金属含有物から、効率的にレアアースを回収する方法を提供する。
【解決手段】レアアースを含む金属含有溶液に、嫌気培養または好気培養した鉄還元細菌を用いて処理し、レアアースを鉄還元菌細胞に収着後、酸処理してレアアースを脱離して回収する。鉄還元細菌として、シワネラアルゲを用い、酸処理のpHは前記金属含有溶液のpHより小さくすることが条件が好ましい。回収されるレアアースは、高濃度に濃縮され、工業的に再利用するのが容易となる。 (もっと読む)


【課題】 低コストで簡易なリサイクルシステムとして実用化が可能な、少なくとも希土類元素と鉄族元素を含む処理対象物から希土類元素を回収する方法を提供すること。
【解決手段】 処理対象物を酸化性雰囲気中において600℃以上の温度で加熱して含有金属元素を酸化物に転換した後、塩酸溶液を加えて溶液のpHを2.0未満とするとともに加熱状態を形成し、さらにアルカリを加えることなくpH2.0未満での加熱状態を保持することで、希土類元素を溶液に溶出させ、希土類元素とともに溶液に溶出した鉄族元素を沈殿させた後、処理対象物の未溶解物と鉄族元素を含む沈殿物から希土類元素が溶解した溶液を分離し、希土類元素が溶解した溶液に沈殿剤を加えて希土類元素を沈殿させて回収することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】効率的にかつ高い回収率で重希土類元素を回収することができる重希土類元素の回収方法を提供する。
【解決手段】重希土類元素と軽希土類元素とを含有する溶液に、アルカリ金属硫酸塩を硫酸イオン濃度として27g/l以上となるように添加し、重希土類元素を軽希土類元素の硫酸複塩に共沈させて回収する。溶液の温度は55℃以上100℃以下とすることが好ましく、またアルカリ金属硫酸塩を添加した後20分以上攪拌することが好ましい。さらに、溶液に含有される軽希土類元素の重希土類元素に対するモル比率が3以上となるように溶液を調整することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】ネオジム磁石が組み込まれた製品からネオジムを低コストで回収することのできる方法を提供する。
【解決方法】本発明は、ネオジム磁石が組み込まれた製品からネオジムを回収する方法であって、前記製品を破砕する破砕工程と、酸及び塩化第二鉄のうち少なくとも一方を含む溶解液中に前記破砕工程で得られた破砕物を浸漬させる浸漬工程と、を有することを特徴とする。前記溶解液は、塩酸を含むことが好ましい。前記製品は、パソコンのハードディスクであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】希土類金属、放射性物質、鉄やアルミニウム等を含むスズスラグから、希土類金属を容易かつ確実に選択的に回収することができる希土類金属回収方法を提供する。
【解決手段】スズ精錬において排出されたスズスラグを水砕または機械粉砕して無機酸により溶解する無機酸浸出工程2と、このスズスラグの溶解液に酸化剤および中和剤を加えて、放射性物質が沈澱し、かつ希土類金属および鉄が沈澱しない第1の条件に調整して放射性物質を沈澱・除去する第1の酸化・中和工程3およびろ過工程4と、これから排出された中和液に酸化剤および中和剤を加えて、鉄が沈澱し、かつ希土類金属が沈澱しない第2の条件に調整して沈澱した鉄をろ過して除去する第2の酸化・中和およびろ過工程5、6と、ろ過された中和液中の希土類金属を回収するための有機溶媒抽出工程7、ストリップ工程8、沈澱工程9、沈澱洗浄工程10および乾燥/焼成工程11を備える。 (もっと読む)


【課題】メカノケミカル反応を利用し、稀少金属を効率よく、回収することができる実用化可能な方法を提供する。
【解決手段】大気圧雰囲気下で、稀少金属酸化物粉末を、ランタノイド元素の粉末とメカノケミカル反応させて、稀少金属を得る。ランタノイド元素粉末としては、セリウムが好ましい。稀少金属としては、インジウム、錫及びアンチモン等の回収が可能で、前記メカノケミカル反応は、機械的に攪拌処理しながら実施されるのが好ましく、この方法は、廃液晶パネル等から稀少金属を回収するのにも有用である。 (もっと読む)


【課題】希土類元素を効率よく安価に取り出す材料及びその方法を提供する。
【解決手段】希土類元素を含む酸性溶液にフッ素イオンを添加してフッ化希土類として固体化させ、固体化させたフッ化希土類を液相から分離する。さらに、前記固体化させたフッ化希土類を溶解させた被抽出溶液に、希土類元素の中から選ばれた目的金属と吸着できる吸着材を接触させ、前記溶液中の目的金属を前記吸着材に吸着させる吸着工程と、前記吸着工程を経て、目的金属を吸着した吸着材を逆抽出液に接触させ、前記吸着材に吸着した目的金属を逆抽出液に移動させる目的金属分離工程と
を含む。 (もっと読む)


【課題】従来技術よりも更に高収率で希土類元素の分離回収が可能な方法を提供する。
【解決手段】本発明は、複数種の希土類元素を分離回収する方法であって、前記複数種の希土類元素のハロゲン化物を含む混合物に対して酸素源の存在下で化学反応させることにより、または前記複数種の希土類元素の酸化物を含む混合物に対してハロゲン源の存在下で化学反応させることにより第1群の希土類元素の希土類ハロゲン化物と第2群の希土類元素の希土類オキシハライドとを化学平衡状態に到達させる工程と、前記希土類ハロゲン化物と前記希土類オキシハライドとを水中に投入することにより前記希土類ハロゲン化物を選択的に水に溶解させて液相中に抽出し、前記希土類オキシハライドを固相として残存させる工程と、前記希土類ハロゲン化物が抽出された液相と残存した前記希土類オキシハライドの固相とを固液分離することによって前記第1群の希土類元素と前記第2群の希土類元素とを分離する工程とを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】加圧浸出、直接電解採取および溶媒/溶液抽出を用いる、銅含有物質からの銅回収のための方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、一般的には、銅および他の金属分を金属含有鉱石、濃縮物、またはその他金属物質から、加圧浸出および直接電解採取を用いて回収する工程に関する。より具体的には、本発明は、加圧浸出および直接電解採取を、浸出、溶媒/溶液抽出、および電解採取操作と組み合わせて用い、黄銅鉱含有鉱石から銅を回収するための実質的な酸の自己生産工程に関する。前記操作の一つの局面によれば、加圧浸出操作からの残留物の少なくとも一部は、ヒープ浸出、ストックパイル浸出、または他の浸出操作に向けられる。 (もっと読む)


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